JP2926598B2 - 生体の硬組織代替物の製造方法 - Google Patents
生体の硬組織代替物の製造方法Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/28—Bones
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体の硬組織、例えば歯自体や骨自体の代
替物(人工物)の製造する方法に関するものである。
替物(人工物)の製造する方法に関するものである。
従来、生体の硬組織の代替物を製造する方法として
は、歯などの小さい代替物の場合、ロストワックス法が
用いられており、これはロウで目的とする代替物の形を
作ってこのロウをもとに鋳造を行ない、目的とする代替
物を製造する方法である。また、骨などの大きな代替物
は、代替物の三次元形状をマシニングセンターなどで削
り出す加工法が用いられている。
は、歯などの小さい代替物の場合、ロストワックス法が
用いられており、これはロウで目的とする代替物の形を
作ってこのロウをもとに鋳造を行ない、目的とする代替
物を製造する方法である。また、骨などの大きな代替物
は、代替物の三次元形状をマシニングセンターなどで削
り出す加工法が用いられている。
前述のロストワックス法における鋳造は、全ての工程
が手作業であるため製造に時間がかかり、作業者の熟練
も必要とし、さらに加工工程が多いために、加工誤差が
大きくなる等の問題点があった。また削り出し加工法
は、三次元形状を加工するNCプログラムの作成が大変難
しい等の問題点があった。
が手作業であるため製造に時間がかかり、作業者の熟練
も必要とし、さらに加工工程が多いために、加工誤差が
大きくなる等の問題点があった。また削り出し加工法
は、三次元形状を加工するNCプログラムの作成が大変難
しい等の問題点があった。
本発明は、この様な従来の問題点を解決し、生体の硬
組織の代替物を精度よく効率的に製造するという方法を
提供する。
組織の代替物を精度よく効率的に製造するという方法を
提供する。
上記問題点の解決の為に本発明は、生体の硬組織をス
ライスした各部分と同形状の薄片を作り、これらの薄片
を積層するという方法で硬組織の代替物を製造した。
尚、薄片の材料は、例えば金属、セラミック、高分子材
料などを用いても良い。
ライスした各部分と同形状の薄片を作り、これらの薄片
を積層するという方法で硬組織の代替物を製造した。
尚、薄片の材料は、例えば金属、セラミック、高分子材
料などを用いても良い。
本発明では、生体の硬組織代替物のような複雑な三次
元形状を二次元形状の積み重ねとして製造することにな
り、従来の複雑な工程も単純に済むことができる。
元形状を二次元形状の積み重ねとして製造することにな
り、従来の複雑な工程も単純に済むことができる。
前記硬組織をスライスした各部分と同形状の薄片の製
造方法は、レーザー加工、切削加工、研削加工やカッタ
ー加工などを用いた。
造方法は、レーザー加工、切削加工、研削加工やカッタ
ー加工などを用いた。
以下、歯自体の代替物の製造に使用した本発明の実施
例を図面により説明する。
例を図面により説明する。
第1図は歯自体をスライスした各部分と同形状の薄片
の一つを示す平面図である。この薄片1aに位置決め穴
2、3があけられており、この位置決め穴2、3に、第
2図に示す位置決めピン4、5を植設し、第3図示の各
薄片1b、1cの位置決め穴を上記ピン4、5に嵌合させて
多数の薄片を積層接合し、最後に第4図に示す最上部の
薄片1dの位置決め穴を、決めピン4、5に嵌合して積層
接合させることにより歯の代替物として完成される。こ
の後に、周面の仕上げを行ない、代替物の製造を完了し
た。尚、上述の如く積層接合の方法は拡散接合、接着、
焼結などを用いた。
の一つを示す平面図である。この薄片1aに位置決め穴
2、3があけられており、この位置決め穴2、3に、第
2図に示す位置決めピン4、5を植設し、第3図示の各
薄片1b、1cの位置決め穴を上記ピン4、5に嵌合させて
多数の薄片を積層接合し、最後に第4図に示す最上部の
薄片1dの位置決め穴を、決めピン4、5に嵌合して積層
接合させることにより歯の代替物として完成される。こ
の後に、周面の仕上げを行ない、代替物の製造を完了し
た。尚、上述の如く積層接合の方法は拡散接合、接着、
焼結などを用いた。
第5図は、骨自体の代替物の製造に使用した別の実施
例を示し、前述した歯の代替物と同じように、骨をスラ
イスした各部分の同形状の薄片を積層接合することによ
り、骨自体の代替物が作成される。
例を示し、前述した歯の代替物と同じように、骨をスラ
イスした各部分の同形状の薄片を積層接合することによ
り、骨自体の代替物が作成される。
以上の実施例によれば、歯の代替物を作成するとき、
鋳造の工程がないために、鋳造による材料の制約がなく
なり、また作業者の熟練を必要とすることはなく、加工
誤差を小さく抑えることもできる。また骨の代替物は、
従来のように削り出し加工法により三次元形状を加工す
るNCプログラムの作成をなくしても良く簡略することが
できる。
鋳造の工程がないために、鋳造による材料の制約がなく
なり、また作業者の熟練を必要とすることはなく、加工
誤差を小さく抑えることもできる。また骨の代替物は、
従来のように削り出し加工法により三次元形状を加工す
るNCプログラムの作成をなくしても良く簡略することが
できる。
以上の構成によれば、複雑な三次元形状をした生体の
硬組織を、単純な二次元形状の積み重ねで作成でき、そ
のために生体の硬組織代替物を効率良く製造することが
できる。また、工程も従来に比べて少ないために、手間
を省けることができ、精度のよい代替物を短時間に製造
することが可能となる。
硬組織を、単純な二次元形状の積み重ねで作成でき、そ
のために生体の硬組織代替物を効率良く製造することが
できる。また、工程も従来に比べて少ないために、手間
を省けることができ、精度のよい代替物を短時間に製造
することが可能となる。
第1図は、歯自体をスライスした各部分と同形状の薄片
の一つを示す平面図である。 第2図は、第1図示の薄片1aの位置決め穴2、3に位置
決めピン4、5を植設したときの状態を示す斜視図であ
る。 第3図は、位置決めピン4、5を通して三枚積層接合し
た薄片の斜視図である。 第4図は、第1図乃至第3図を経て多数の積層接合によ
り完成された歯の代替物を示す図である。 第5図は、骨自体の代替物に使用した別の実施例を示す
図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1a〜1c……生体の組織をスライスした各部分と同形状の
薄片 2、3……位置決め穴 4、5……位置決めピン
の一つを示す平面図である。 第2図は、第1図示の薄片1aの位置決め穴2、3に位置
決めピン4、5を植設したときの状態を示す斜視図であ
る。 第3図は、位置決めピン4、5を通して三枚積層接合し
た薄片の斜視図である。 第4図は、第1図乃至第3図を経て多数の積層接合によ
り完成された歯の代替物を示す図である。 第5図は、骨自体の代替物に使用した別の実施例を示す
図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1a〜1c……生体の組織をスライスした各部分と同形状の
薄片 2、3……位置決め穴 4、5……位置決めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 2/28 A61C 5/10 A61C 13/08
Claims (2)
- 【請求項1】金属、セラミック又は高分子材料から成
り、且つ目的とする生体の硬組織をスライスした各部分
と同じ形状を有し、尚且つ位置決め穴を有する複数の薄
片の作製段階、前記複数の薄片の一枚の位置決め穴に位
置決めピンを植設する段階、前記複数の薄片の残りを前
記位置決めピンに嵌合させて多数の薄片を積層接合する
段階、を有することを特徴とする生体の硬組織代替物の
製造方法。 - 【請求項2】前記生体の硬組織代替物が歯であることを
特徴とする請求項1記載の生体の硬組織代替物の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24852189A JP2926598B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 生体の硬組織代替物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24852189A JP2926598B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 生体の硬組織代替物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111042A JPH03111042A (ja) | 1991-05-10 |
JP2926598B2 true JP2926598B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17179423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24852189A Expired - Lifetime JP2926598B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 生体の硬組織代替物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926598B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10383713B2 (en) | 2012-05-10 | 2019-08-20 | Renishaw Plc | Method of manufacturing an article |
CN104363856B (zh) | 2012-05-10 | 2016-11-16 | 瑞尼斯豪公司 | 制造物品的方法 |
GB201210120D0 (en) * | 2012-05-10 | 2012-07-25 | Renishaw Plc | Laser sintered part and method of manufacture |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5064439A (en) * | 1987-01-20 | 1991-11-12 | Richards Medical Company | Orthopedic device of biocompatible polymer with oriented fiber reinforcement |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP24852189A patent/JP2926598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03111042A (ja) | 1991-05-10 |
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Legal Events
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