JP2924193B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2924193B2
JP2924193B2 JP3003199A JP319991A JP2924193B2 JP 2924193 B2 JP2924193 B2 JP 2924193B2 JP 3003199 A JP3003199 A JP 3003199A JP 319991 A JP319991 A JP 319991A JP 2924193 B2 JP2924193 B2 JP 2924193B2
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芳和 影山
昌子 沢田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等、磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTR(ビデオテープレコーダ)に記録
された番組を再生する際、その番組がどのぐらいの時間
で見終わるかを知りたい場合がよくある。例えば、見た
いTV放送まで30分空いているが、その時間を利用し
て以前録画して途中まで見たビデオを見ようと思うが、
空き時間より長くビデオを見過ぎてTV放送を見過ごし
たくない。
【0003】このような場合、従来行う方法は、再生し
た番組から経験的に番組全体の時間がわかるので、番組
の頭から再生位置までの時間を測定したり、以前再生し
たときの時間を覚えていて、残りの時間を計算し空き時
間で見終えるか、どの位見られるのかを判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方法では、以前再生した際の時間を覚えていな
ければならない煩わしさとか、覚えていなければ番組の
頭からの時間を測定しなければならず、その間に空き時
間が少なくなってしまうといった問題点を有していた。
ビデオのカウンタを利用して判断する方法もあるが、電
源を切った場合とか他のテープと入れ換えた場合とかに
はカウンタの値は異なった値になってしまい利用できな
い。また、番組の最後までの時間が分からずに再生し、
番組に熱中するあまり、次にするべきことが遅れてしま
ったという問題点も有していた。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、ど
のようなテープ位置からでも、いつでも、その番組の再
生が終了する時刻を知らせることができる磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、録画終了時刻を設定で
きるタイマ手段を備え、録画終了時刻を設定した録画時
にタイマ手段より現在時刻と録画している番組の終了時
刻を入力しその番組録画における残り時間が分かるデー
タをテープ上に周期的に記録するデータ記録手段と、再
生時にテープ上に記録された前記データを読み取るデー
タ再生手段と、データ再生手段で読み取られたデータと
タイマ手段からの現在時刻よりその番組の再生が終わる
時刻を計算する番組終了時刻計算手段と、番組終了時刻
計算手段の結果を表示する表示手段とを備えたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、テープ上のい
かなる位置でもその番組が終わる時刻がすぐに確認でき
るものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置
について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の実施例のブロック図を示す
ものである。図において、1はタイマ回路、2はVTR
の各回路・モータ等を制御するシステムコントロール回
路、3は録画残量時間計算回路、4はデータ記録回路、
5はコントロールヘッド、6はテープ、7はデータ再生
回路、8は番組終了時刻計算回路、9は表示制御回路、
10は表示部である。
【0010】次に以上のような構成要素からなる磁気記
録再生装置について、図1,図2および図3を用いてそ
の各構成要素相互の関係と動作を説明する。
【0011】図2は、図1の録画残量時間計算回路3、
データ記録回路4、データ再生回路7、番組終了時刻計
算回路8および表示制御回路9をマイクロコンピュータ
11で構成した場合の動作を示すフローチャート図であ
る。
【0012】まず、録画残量時間計算回路3はステップ
31でタイマ回路1からの情報によりタイマ録画かどう
か判断し、タイマ録画ならステップ32で現在時刻とタ
イマ録画終了時刻とをタイマ回路1から入力し、その差
より録画残量時間を計算する。そして、データ記録回路
4は計算された録画残量時間をステップ33,34でコ
ントロールヘッド5を介しテープ6にデータ記録する。
この方法は、例えばVHSフォーマットのVTRの規格
にあるコントロール信号コーディング方式を使って簡単
に実施できる。これは、コントロール信号のデューティ
比を変えることにより、コントロールトラックに情報を
記録する規格で、その中のタイムコード記録のユーザー
データを使えば2秒置きにデータの記録が可能である。
この方法を使って、ステップ33,34で2秒間で記録
し、その後ステップ31に戻り、再度現在時刻を入力し
直しそのときの録画残量時間を記録する。これを記録終
了まで繰り返すことにより記録したテープ上に周期的に
番組が終了するまでの時間データが記録される。
【0013】次に、そのテープが再生された場合につい
て説明する。データ再生回路7はシステムコントロール
回路2からの情報でステップ35で再生かどうかを判断
し、再生ならコントロールヘッド5で再生されるテープ
6上のコントロール信号からステップ36,37で記録
されている残量時間を読み取る。そして、番組終了時刻
計算回路8はステップ38でその残量時間とタイマ回路
1からの現在時刻とから番組が終了する時刻を計算し、
表示制御回路9に送る。その後、ステップ39で再生さ
れている番組の終了時刻が表示部10で表示される。本
実施例においては、表示部10は番組終了時刻を映像信
号にスーパーインポーズで表示するよう構成されている
(構成図は省略する。)。
【0014】図3は、本発明を用いたときのテレビジョ
ン受像機の画面の一例を示す図であり、50はテレビジ
ョン受像機の画面、51は画面上にスーパーインポーズ
で表示された文字である。この画面のように、再生時に
見ている画面に番組終了時刻をスーパーインポーズで表
示することで、その番組が何時に終わるのか一目で知る
ことができる。
【0015】以上のように本実施例によれば、タイマ記
録する際現在時刻と録画終了時刻とからその番組の終了
までの時間を周期的にテープ上に記録しておき、再生時
テープ上のデータと現在時刻とから番組終了時刻を表示
するように配してあるのでテープ上のその位置から再生
しても即座に番組終了の時刻を知ることができる。ま
た、再生している途中で早送りをした場合でも、その都
度計算するのでその時の正確な終了時刻が分かる。
【0016】なお、本実施例ではコントロール信号を使
ってデータ記録をしたが、映像信号の垂直帰線消去期間
等を利用してデータ記録してもよい。
【0017】また、記録するデータは番組の残量時間と
したが、現在時刻と番組終了時刻を記録しておき、再生
時に残量時間を計算する構成にしてもよい。
【0018】また、表示は画面にスーパーインポーズす
る例を示したが、蛍光表示管、液晶表示等でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、いつでも、記録されたテープ上のどの位置か
ら再生しても、即座に番組が終了する時刻を表示するこ
とができ、空き時間に見終わるかがすぐ判断でき、また
次にすることが遅れたりしないという磁気記録再生装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置のブロッ
ク図
【図2】同動作を示すフローチャート
【図3】本発明を用いたときのテレビジョン受像機の画
面の一例を示す説明図
【符号の説明】
1 タイマ回路 2 システムコントロール回路 3 録画残量時間計算回路 4 データ記録回路 5 コントロールヘッド 6 テープ 7 データ再生回路 8 番組終了時刻計算回路 9 表示制御回路 10 表示部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 録画終了時刻を設定できるタイマ手段を
    備えた磁気記録再生装置であって、録画終了時刻を設定
    した録画時に前記タイマ手段より現在時刻と録画してい
    る番組の終了時刻を入力しその番組録画における残り時
    間が分かるデータをテープ上に周期的に記録するデータ
    記録手段と、再生時にテープ上に記録された前記データ
    を読み取るデータ再生手段と、前記データ再生手段で読
    み取られたデータと前記タイマ手段からの現在時刻より
    その番組の再生が終わる時刻を計算する番組終了時刻計
    算手段と、前記番組終了時刻計算手段の結果を表示する
    表示手段とを備えてなる磁気記録再生装置。
JP3003199A 1991-01-16 1991-01-16 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP2924193B2 (ja)

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