JP2923438B2 - クッション装置 - Google Patents

クッション装置

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JP2923438B2 JP27344294A JP27344294A JP2923438B2 JP 2923438 B2 JP2923438 B2 JP 2923438B2 JP 27344294 A JP27344294 A JP 27344294A JP 27344294 A JP27344294 A JP 27344294A JP 2923438 B2 JP2923438 B2 JP 2923438B2
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は振動体を内蔵したクッ
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ベッドに用いられるマットレ
スなどのクッション装置はスプリングユニットを主体と
して構成されている。このようなクッション装置におい
ては、その付加価値を高めるために、上記スプリングユ
ニットに振動体を内蔵し、利用者にマッサ−ジ作用を与
えることができるようにしたものがある。
【0003】利用者がマッサ−ジを受ける場合、身体の
一部に部分的にマッサ−ジを受けるよりも、たとえば下
半身全体というように、広い範囲にわたってマッサ−ジ
を受けた方がマッサ−ジ効果を高めることができる。
【0004】そこで、上記スプリングユニットに複数の
振動体を内蔵し、スプリングユニットの複数箇所で振動
を発生るさせるということが考えられている。しかしな
がら、スプリングユニットに複数の振動体を内蔵し、そ
れら振動体を単に振動させたのでは、スプリングユニッ
トは振動体が内蔵された部分だけが強く振動し、他の部
分はあまり強く振動しないということがある。そのた
め、利用者の身体は、各振動体に対応する部分だけが強
いマッサ−ジ作用を受け、他の部分に強いマッサ−ジ作
用を受けることができないということがある。
【0005】スプリングユニットに内蔵される振動体の
数を増やせば、その数に応じて利用者が強い振動を受け
ることができる部分も増大する。しかしながら、スプリ
ングユニットに振動体を設けるためには、そのスプリン
グユニットの柔らかな感触を犠牲にしなければならない
から、その感触の低下を押えるためには上記振動体の数
はできるだけ少ないほうがよいという、相矛盾すること
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、スプリン
グユニットに振動体を設け、その振動体を単に振動させ
たのでは、スプリングユニットには振動体が設けられた
箇所にしか強い振動が発生しないため、振動体の数を増
やさずに利用者に与えるマッサ−ジ作用を高めることが
できないということがある。
【0007】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、振動体が設けられていな
い部分にも、強い振動を発生させることができるように
したクッション装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、スプリングユニットを有するクッ
ション装置において、上記スプリングユニットに所定の
間隔で離間して設けられた第1の振動体および第2の振
動体と、上記第1の振動体と第2の振動体とを駆動する
ためのパルス信号を発信する発振器と、この発振器から
発信されたパルス信号のパルス幅を変調して上記第1の
振動体と第2の振動体とに印加しこれら振動体の振動量
を制御するパルス幅変調手段とを具備したことを特徴と
する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記パルス幅変調手段は、上記第1の振動体と第2
の振動体とにパルス信号を逆位相で印加する構成である
ことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1の発明
において、上記第1の振動体と第2の振動体との振動の
周期を変調する周期変調手段を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、それぞれの振動体が
作動することで、各振動体で発生する振動がスプリング
ユニットを伝播する。2つの振動体から同位相の振動が
スプリングユニットを伝播することで、その上面に干渉
がおこり、各振動体の周辺部に振動の干渉縞が分布す
る。このとき、最も大きい振動量の部位が各振動体の振
幅が一致する中間付近に発生するとともに、その発生位
置は各振動体の振動量を制御することで変えられる。
【0011】したがって、利用者は身体の各振動体に対
応する部分だけでなく、各振動体の振動が干渉する部位
に対応する部分もマッサ−ジされ、さらに振動量を制御
することで、スプリングユニット上における振動の干渉
位置を調節することができる。
【0012】請求項2の発明によれば、第1の振動体と
第2の振動体との振動の位相が逆になることで位相差に
よるうねりが生じ、位相が同じ場合に比べて利用者に与
えるマッサ−ジの感覚を異なるものにすることができ
る。請求項3の発明によれば、第1の振動体と第2の振
動体との振動の周期を変調することで、利用者に与える
マッサ−ジの強度を調節することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図4はクッション装置としてのマットレス装
置1を示し、このマットレス装置1は図5に示すように
高密度で配置された多数のスプリング2の上下端をヘリ
カル線3によって一体的に結合してなるスプリングユニ
ット4を備えている。このスプリングユニット4の長手
方向一端部と中央部分とには上記スプリング2の一部を
除去した取付部5が開口形成されている。上記スプリン
グユニット4の上下面にはフェルト6と詰め物7とが順
次積層され、これらの積層体は袋状に縫製された外装地
8によって被覆されている。
【0014】上記スプリングユニット4に形成された一
方の取付部5には第1の振動体11が設けられ、他方の
取付部5には第2の振動体12が設けられている。各振
動体11、12は振動板13を有する。この振動板13
の下面にはモ−タ(図5においては14で示し、図1に
は14A、14Bで示す。)が取付けられている。この
モ−タ14の回転軸にはおもり15が偏心して取付けら
れ、このおもり15が上記モ−タ14によって偏心回転
させられる。それによって、上記振動板13が振動する
ようになっている。
【0015】上記振動板13は下面周辺部を上記取付部
5の周辺部に位置するスプリング2の上端に接合させて
設けられ、上記モ−タ14は上記取付部5に落とし込ま
れている。したがって、上記モ−タ14が作動して上記
振動板13が振動すれば、その振動がヘリカル線3によ
って結合されたスプリング2を媒体として周辺部に伝播
される。なお、振動板13の下面側には、その振動板1
3とスプリング2とがぶつかり合って騒音を発生するの
を防止するフェルトなどの消音シ−ト16aが介装さ
れ、上記取付部5の底部にはモ−タ14が底付きするの
を防止するクッション材16bが設けられている。
【0016】上記第1、第2の振動体11、12の第
1、第2のモ−タ14A、14Bはコントロ−ラ21
(図3と図4に示す)に設けられた制御回路22(図2
に示す)によって駆動制御されるようになっている。上
記コントロ−ラ21はジャックボックス23を介してD
Cアダプタ24から直流電圧が供給されるようになって
いる。
【0017】上記DCアダプタ24からの直流電圧は、
上記コントロ−ラ21に設けられた定電圧回路25を経
て制御部26に入力する。この制御部26はCR発振器
27を有する。このCR発振器27は定電圧回路25か
らの所定の直流電圧が入力することで方形のパルス信号
を発信する。
【0018】上記CR発振器27からのパルス信号はパ
ルス幅変調バランサ回路28に入力する。このパルス幅
変調バランサ回路28からはパルス変調された第1のパ
ルス信号aと第2のパルス信号bとが出力される。これ
らのパルス信号a、bは上記パルス幅変調バランサ回路
28に設けられた可変抵抗からなるバランサ29によっ
てパルス幅が変調されるようになっている。つまり、各
モ−タによる変位、速度、振動力などの振動量を調節で
きるようになっている。
【0019】上記第1のパルス信号aは上記第1のモ−
タ14Aのア−ス側に接続された第1のトランジスタ3
1のベ−ス31aに第1の抵抗30aを介して入力さ
れ、上記第2のパルス信号bは上記第2のモ−タ14B
のア−ス側に接続された第2のトランジスタ32のベ−
ス32aに第2の抵抗30bを介して入力される。
【0020】上記第1、第2のモ−タ14A、14Bの
プラス側は調節部33を介して上記DCアダプタ24の
出力側に接続されている。上記調節部33は上記DCア
ダプタ24から各モ−タ14A、14Bに印加される電
圧の大きさを調節できるようになっている。各モ−タ1
4A、14Bに印加される電圧を調節すれば、これらモ
−タの回転数が制御される。それによって、各モ−タに
よる振動の周期、つまりマサ−ジ作用の強度が調節でき
るようになっている。
【0021】なお、この実施例では第1、第2のモ−タ
14A、14Bは同じ周期で振動するようになっている
が、各モ−タに調節部33を別々に設け、これらモ−タ
に印加される電圧を別々に設定することで、それぞれの
モ−タの回転数を変えるようにしてもよい。
【0022】上記CR発振器27にはタイマ34と、切
換スイッチ35とが接続されている。上記タイマ34は
CR発振器27の動作を、始動後自動的に一定時間で停
止させるようになっており、たとえばその時間は15分
に設定されている。上記切換スイッチ35は図1にA、
M、Oで示すようにAUTO、MANUAL、OFF の3つのモ−ド
を有する。
【0023】上記切換スイッチ35をAUTOモ−ドに設定
すると、第1のモ−タ14Aと第2のモ−タ14Bとを
一定の周期で交互に作動させることができ、そのときに
バランサ29を回せば各モ−タ14A、14Bの周期
(回転速度)を調整できるようになっている。
【0024】第1のモ−タ14Aと第2のモ−タ14B
とが交互に作動する周期は、上記パルス幅変調バランサ
回路28に図示しない調整トリマを設けることで、0.2
〜0.5 Hz、好ましくは0.3 Hzに設定される。この範
囲の周期は、呼吸する速さとほぼ同じで、デルタ波に相
当する。呼吸する速さと、2つの振動体11、12が交
互に運転される周期とがほぼ一致すると、利用者がマッ
トレス装置上に仰臥して就寝する際、呼吸するリズムが
振動の周期によって補助されるため、入眠しやすくな
る。
【0025】したがって、切換スイッチ35をAUTOモ−
ドに設定し、調節部33によって各モ−タ14A、14
Bの回転数が最小となるよう設定すれば、各振動体1
1、12が呼吸する速さとほぼ同じ周期で運転されるこ
とと相俟って、利用者のリラクゼ−ションや誘眠効果が
生じる。
【0026】上記切換スイッチ35をMANUALポジション
に設定すると、パルス幅変調バランサ回路28からは第
1のパルス信号aと第2のパルス信号bとが所定の振幅
で、しかも逆位相で出力される。そのときの各パルス信
号のパルス幅は上記バランサ29によって調整できるよ
うになっている。
【0027】図2(a)〜(c)は逆位相で出力される
第1のパルス信号aと第2のパルス信号bとのパルス幅
をバランサ29によって種々変化させた場合の説明図で
ある。同図(a)は第1のパルス信号aのパルス幅t11
を小さくし、第2のパルス信号bのパルス幅t12を大き
くした場合であり、同図(b)は第1、第2のパルス信
号a、bの振幅t21、t22を同じにした場合である。さ
らに、同図(c)は第1のパルス信号aの振幅t31第2
のパルス信号bの振幅t32りも大きくした場合である。
なお、図2(a)〜(c)は、調節部33を“強”に設
定した場合と、“弱”に設定した場合とのパルス信号を
示している。
【0028】各モ−タ14A、14Bに印加されるパル
ス信号a、bのパルス幅が大きければ、そのパルス幅に
応じてそれぞれの振動体11、12の作動時間が長くな
る。したがって、図2(a)の場合には第1の振動体1
1よりも第2の振動体12の方が作動時間が長くなり、
図2(b)の場合には第1、第2の振動体11、12が
同じ時間で作動し、さらに図2(c)の場合には第1の
振動体11が第2の振動体12よりも長く作動すること
になる。つまり、バランサ29によって各振動体11、
12の作動時間を変えれば、各振動体11、12の振動
波形を変えることができる。
【0029】つぎに、上記構成のマットレス装置の作用
について説明する。マットレス装置上に仰臥した利用者
がマッサ−ジを受けたい場合、コントロ−ラ21に設け
られた切換スイッチ35によってAUTOモ−ドあるいはMA
NUALモ−ドのいずれかを選択する。AUTOモ−ドを選択す
ると、第1のモ−タ14Aと第2のモ−タ14Bとが交
互に所定時間ずつ駆動されるから、それに応じて第1の
振動体11と第2の振動体12とが交互に振動する。
【0030】したがって、利用者は第1の振動体11に
対応する足部と、第2の振動体12に対応する腰部とが
交互にマッサ−ジされることになる。第1の振動体11
と第2の振動体12との作動時間は、コントロ−ラ21
に設けられたバランサ29を足部側あるいは腰部側へ回
せば、回した方向の第1あるいは第2の振動体の作動時
間を長くすることができる。
【0031】また、各振動体11、12が交互に作動す
る周期は呼吸の速さに近い周期に設定されている。その
ため、マットレス装置上に仰臥した利用者が就寝する場
合、調節部33によって各振動体11、12のモ−タ1
4A、14Bの回転数、つまり振動の強さを最小に設定
すれば、呼吸するリズムが2つの振動体11、12の振
動の周期によって補助されるため、利用者をリラックさ
せたり、誘眠の効果がある。
【0032】上記切換スイッチ35をMANUALモ−ドに設
定すると、パルス幅変調バランサ回路26からは所定の
振幅の第1のパルス信号aと第2のパルス信号bとが図
2(a)〜(c)に示すように逆位相で出力される。そ
れによって、第1のモ−タ14Aと第2のモ−タ14B
とが、これらモ−タに入力される各パルス信号のパルス
幅に応じた時間で振動するから、各振動体11、12に
対応位置する利用者の足部と腰部とがマッサ−ジされる
ことになる。
【0033】上記第1の振動体11と第2の振動体12
とで発生する振動はスプリングユニット4を振動させて
その表面を伝播する。スプリングユニット4の表面を伝
播する第1の振動体11からの振動波と、第2の振動体
12からの振動波はスプリングユニット4の上面の第1
の振動体11と第2の振動体12との間の部分で干渉
し、その干渉による強い振動の干渉縞が分布する。
【0034】このとき、最も大きい振動の部位が一対の
振動体11、12の間の部位に発生する。つまり、スプ
リングユニット4には、第1の振動体11と第2の振動
体12との部分だけでなく、これら振動体の間の部分に
も強く振動する部分が発生するから、利用者は足部と腰
部だけでなく、その間の部分にも強いマッサ−ジを受け
ることができる。
【0035】第1の振動体11からの振動波と、第2の
振動体12からの振動波とが干渉して強い振動を発生す
る部位は、バランサ29によって第1の振動体11の振
動量と第2の振動体12の振動量とを調節することで変
えられる。すなわち、各振動体11、12の振動量を変
え、振動波形を変化させれば、各振動波が最も強く干渉
する位置も変化することになる。
【0036】たとえば、調節部33によって各モ−タ1
4A、14Bに印加する電圧を強に設定した状態で、バ
ランサ29を腰部側に回し、図2(a)に示すように第
2の振動体12の振幅t12(第2のパルス信号b)を第
1の振動体11の振幅t21(第1のパルス信号a)より
も大きくすれば、干渉によって強い振動が発生する部位
は2つの振動体の中間位置よりも第2の振動体12側で
ある、腰部側となり、図2(b)に示すように各振動体
11、12の振幅t21、t22を同じにすればほぼ中間の
位置で強い縦振動が発生する。さらに、図2(c)に示
すように第1の振動体11の振幅t31を第2の振動体1
2の振幅t32よりも大きくすれば、脚部側で強い振動が
発生することになる。
【0037】すなわち、各振動体11、12で発生する
振動量を制御することで、各振動体からの振動波が干渉
して強い振動が発生する位置を変えることができる。そ
のため、利用者は、各振動体11、12に対応する足部
と腰部以外の部分にも強い振動でマッサ−ジを受けるこ
とができ、しかも干渉により振動が強くなる位置はバラ
ンサ29によって変えることができるから、利用者はマ
ットレス装置上で身体を動かすことなく、好みの位置に
強い振動を受けることができる。
【0038】一方、上記第1の振動体11と第2の振動
体12とには第1、第2のパルス信号a、bが逆位相で
印加される。パルス信号a、bの位相が逆であれば、第
1の振動体11と第2の振動体12との振動方向が逆に
なるから、位相差によるうねりが生じ、一対の振動体が
位相を同じにして振動する場合に比べて利用者を異なる
振動でマッサ−ジすることができる。
【0039】また、第1の振動体11と第2の振動体1
2とに印加する電圧を調節部33によって調節すれば、
各振動体11、12のモ−タ14A、14Bの回転数を
変えることができるから、それによって各振動体の振動
数、つまり利用者に与える振動の強さを調節することが
できる。また、運転のモ−ドがAUTOの場合、第1の振動
体11と第2の振動体12との振動の強さを最小とする
ことで、各振動体11、12が呼吸の速さにほぼ等しい
周期で運転されることと相俟って、利用者のリラクゼ−
ションや入眠の効果が現れる。
【0040】なお、上記一実施例ではクッション装置と
してマットレス装置を挙げたが、マットレス装置以外
の、たとえばソファ−ベッドなどのクッション装置にも
この発明を適用できること、勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ス
プリングユニットに所定の間隔で離間して第1の振動体
と第2の振動体とを設け、これら振動体を発振器から発
信出力されるパルス信号によって駆動するとともに、各
振動体を駆動する上記パルス信号のパルス幅を変調でき
るようにした。
【0042】そのため、スプリングユニットには、2つ
の振動体の箇所だけでなく、各振動体で発生してスプリ
ングユニットの上面を伝播する振動波が干渉する部位に
も強い振動を発生させることができるから、利用者は振
動体の数に比べて強い振動が発生する部位を増加させる
ことができる。
【0043】しかも、各振動体に印加されるパルス信号
の振幅を制御することで、2つの振動体で発生する振動
の波形を変え、各振動体で発生する振動が干渉して強い
振動を発生する位置を変化させることができる。したが
って、利用者は身体を動かすことなく、所望する位置に
強い振動のマッサ−ジを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す制御回路図。
【図2】同じく第1のパルス信号と第2のパルス信号と
の出力波形図。
【図3】同じくコントロ−ラの斜視図。
【図4】同じくマットレス装置の斜視図。
【図5】同じくマットレス装置の一部分の断面図。
【符号の説明】
4…スプリングユニット、11…第1の振動体、12…
第2の振動体、27…CR発振器、28…パルス幅変調
バランサ回路(パルス幅変調手段)、29…バランサ
(周期変調手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北沢 朝幸 東京都昭島市中神町1148番地 フランス ベッド株式会社東京工場内 (72)発明者 原島 崇正 東京都昭島市中神町1148番地 フランス ベッド株式会社東京工場内 (56)参考文献 特開 平7−100177(JP,A) 特公 平5−34018(JP,B2) 実公 平3−3323(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 27/04 A61H 23/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリングユニットを有するクッション
    装置において、 上記スプリングユニットに所定の間隔で離間して設けら
    れた第1の振動体および第2の振動体と、上記第1の振
    動体と第2の振動体とを駆動するためのパルス信号を発
    信する発振器と、この発振器から発信されたパルス信号
    のパルス幅を変調して上記第1の振動体と第2の振動体
    とに印加しこれら振動体の振動量を制御するパルス幅変
    調手段とを具備したことを特徴とするクッション装置。
  2. 【請求項2】 上記パルス幅変調手段は、上記第1の振
    動体と第2の振動体とにパルス信号を逆位相で印加する
    構成であることを特徴とする請求項1記載のクッション
    装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の振動体と第2の振動体との振
    動の周期を変調する周期変調手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のクッション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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