JP2922897B1 - 電気検層法および電気検層装置 - Google Patents

電気検層法および電気検層装置

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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 電気検層法および電気検層装置において、泥
水を用いなくても調査孔の崩壊を防いで測定すること。 【解決手段】 地中に掘削した調査孔1に電気検層器2
を入れて地質および地下水の特性を測定する電気検層法
であって、調査孔1を掘削するとともにその孔壁を支持
する筒状のケーシング4を挿入する調査孔形成工程と、
調査孔形成工程後に、連結部材5を上部に取り付けた電
気検層器をケーシング内へ降下させ調査孔の孔底に着底
させるとともに、ケーシングを上方に引き上げて連結部
材より下部の電気検層器だけがケーシング下部から露出
するように設定する検層器挿入工程と、検層器挿入工程
後に、連結部材によってケーシングに電気検層器を固定
する検層器固定工程と、検層器固定工程後に、ケーシン
グを引き上げながら電気検層器で地質および地下水の特
性を測定する測定工程とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下の物性値(地
質)や地下水の有無等を調べる電気検層法および電気検
層装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下(地盤)の物性値や地下水の有無等
を調べる電気検層(比抵抗法・自然電位法)は、油田開
発をルーツに持つ地層解析技術であり、現在では一般化
した技術である。従来の電気検層は、調査孔のボーリン
グ削孔時に、孔内の孔壁保護と削孔時の送水泥水の逸水
防止のため、主にベントナイト泥水や粘土材泥水を用い
て掘進して行い、検層ゾンデを孔内に挿入して電気的測
定を行っている。また、上記泥水を用いる別の理由は、
電気検層自体の測定においても、測定する位置での検層
ゾンデが泥水または水で飽和されていないと電流が流れ
ないためである。
【0003】すなわち、従来は、泥水掘進および掘止め
を行った後に、ケーブルにつないだ電気検層ゾンデを孔
底に降下させ、その状態で電気検層ゾンデおよびケーブ
ルに張力をかけて、上昇させながら連続測定を実施して
電気検層を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気検層手
段では、以下のような課題が残されていた。すなわち、
従来は、上述した泥水を孔内に満たさなければならない
が、地下水汚染調査(特に、有機塩素溶剤)では泥水を
用いることができず、清水を用いて掘削し電気検層する
方法が要望されている。しかしながら、清水掘削の場
合、粘性土地盤は自立性が高いため孔壁崩壊が生じにく
いが(但し、地下水以下や深度が深くなると孔壁維持は
難しい)、砂層や砂礫層(場合によっては断層破砕層、
粒状火山土等)等の未固結土砂層は、崩壊性が高く、清
水掘削ではまず孔壁保護ができず、孔内維持が不可能で
あった。そこで、孔の崩壊防止のためボーリング孔内に
筒状のケーシングを挿入しつつ削孔し、削孔終了後にケ
ーシングを引き抜いて、その後に検層ゾンデを挿入して
測定を行う方法もあるが、この場合、崩壊防止のケーシ
ングを引き抜いた後に孔壁が崩壊して孔内が埋まってし
まうため、検層ゾンデの挿入が困難となって測定ができ
ないという不都合があった。さらに、検層は、孔内水を
介して地層中に電流を流入させる方法のため、測定を行
うには孔内水の存在が不可避である。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、泥水を用いなくても調査孔の崩壊を防ぐことがで
きる電気検層法および電気検層装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の電気検層法では、地中に掘削した調査孔に電気
検層器を入れて地質および地下水の特性を測定する電気
検層法であって、前記調査孔を掘削するとともにその孔
壁を支持する筒状のケーシングを挿入する調査孔形成工
程と、該調査孔形成工程後に、連結部材を上部に取り付
けた前記電気検層器を前記ケーシング内へ降下させ前記
調査孔の孔底に着底させるとともに、ケーシングを上方
に引き上げて連結部材より下部の電気検層器だけがケー
シング下部から露出するように設定する検層器挿入工程
と、該検層器挿入工程後に、前記連結部材によって前記
ケーシングに前記電気検層器を固定する検層器固定工程
と、該検層器固定工程後に、前記ケーシングを引き上げ
ながら前記電気検層器で地質および地下水の特性を測定
する測定工程とを備えている技術が採用される。
【0007】また、請求項4記載の電気検層装置では、
地中に掘削した調査孔における地質および地下水の特性
を電気的に測定する電気検層装置であって、前記調査孔
の孔壁を支持する筒状のケーシングと、該ケーシングに
挿入されてケーシング下部から前記調査孔内に露出状態
に設置される電気検層器と、該電気検層器の上部に取り
付けられ前記ケーシングの下部に電気検層器を固定可能
な連結部材とを備えている技術が採用される。
【0008】これらの電気検層法および電気検層装置で
は、連結部材より下部の電気検層器だけがケーシング下
部から露出するように挿入設定し、連結部材によってケ
ーシングに電気検層器を固定するので、ケーシングを引
き上げながら電気検層器で地質および地下水の特性を測
定することにより、泥水を注入しなくてもケーシングに
よって電気検層器より上方の調査孔内壁が保護されると
ともに、ケーシングより下方の調査孔内には電気検層器
が露出した状態で引き上げられ、ケーシングの電気的影
響を受け難く良好な測定が可能となる。
【0009】請求項2記載の電気検層法では、請求項1
記載の電気検層法において、前記連結部材は、内部に空
洞を有する可撓性材料で形成され、前記検層器固定工程
は、前記連結部材の空洞に流体を加圧注入して膨らませ
連結部材で前記ケーシング内周面を押圧して前記電気検
層器を固定する技術が採用される。
【0010】また、請求項5記載の電気検層装置では、
請求項4記載の電気検層装置において、前記連結部材に
流体を加圧注入する流体注入手段を備え、前記連結部材
は、内部に前記流体注入手段に接続された空洞を有し流
体が注入され膨らんだ状態で前記ケーシング内周面を押
圧可能な可撓性材料で形成されている技術が採用され
る。
【0011】これらの電気検層法および電気検層装置で
は、連結部材が内部に空洞を有する可撓性材料で形成さ
れ、連結部材の空洞に流体を加圧注入して膨らませ連結
部材でケーシング内周面を押圧して電気検層器を固定す
るので、連結部材に流体を注入せずに萎ませた状態にす
れば電気検層器と共に容易に連結部材をケーシング内に
挿入させることができ、挿入後、流体を加圧流入するだ
けでケーシングと電気検層器とを容易に固定することが
できる。
【0012】請求項3記載の電気検層法では、請求項1
または2記載の電気検層法において、前記連結部材は、
その上部から下部に清水が流通可能に形成され、前記測
定工程は、前記調査孔の上方から清水を注入しながら行
う技術が採用される。
【0013】また、請求項6記載の電気検層装置では、
請求項4または5記載の電気検層装置において、前記連
結部材は、その上部から下部に清水が流通可能に形成さ
れた貫通孔を備えている技術が採用される。
【0014】これらの電気検層法および電気検層装置で
は、連結部材がその上部から下部に清水が流通可能に形
成されており、地下水が無い場合や逸水した場合でも、
調査孔の上方から清水を注入しながら測定を行うことに
より、連結部材下方の電気検層器周囲の調査孔内に清水
が充填され飽和状態とされ、測定が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気検層法お
よび電気検層装置の第1実施形態を、図1を参照しなが
ら説明する。これらの図にあっては、符号1は調査孔、
2は検層ゾンデ、3はインナーロッド、4はアウターケ
ーシングを示している。
【0016】本実施形態における電気検層法および電気
検層装置は、図1および図2に示すように、地中に掘削
した調査孔1に検層ゾンデ(電気検層器)2を入れて地
質および地下水の特性を測定するものである。 〔調査孔形成工程〕まず、図1の(a)に示すように、
削孔ビット3aを先端に備えたインナーロッド3によっ
て、清水を注入しながら地中に調査孔1を所定深さボー
リング掘削する。このとき、調査孔1に、その孔壁を支
持する鋼管であるアウターケーシング(ケーシング)4
を挿入していく。
【0017】〔検層器挿入工程〕次に、図1の(b)に
示すように、インナーロッド3を引き上げ、その後に、
図1の(c)に示すように、パッカー(連結部材)5を
上部に取り付けた検層ゾンデ2を、アウターケーシング
4内へ降下させ調査孔1の孔底に着底させるとともに、
アウターケーシング4を検層ゾンデ2の長さだけ抜管し
て、該検層ゾンデ2を調査孔1の裸孔部1aに露出状態
にする。すなわち、パッカー5より下部の検層ゾンデ2
だけがアウターケーシング4下部から露出するように設
定する。なお、検層ゾンデ2は、電気コード6で吊り下
げられた状態でアウターケーシング4内に降下させられ
る。
【0018】前記パッカー5は、アウターケーシング4
の下部に検層ゾンデ2を固定可能にするものであって、
地上に設けられパッカー5内に水(流体)を加圧注入す
る注入用ポンプ(流体注入手段)7と注入用パイプ8で
接続されている。また、パッカー5は、図3に示すよう
に、内部に注入用ポンプ7に接続された空洞5aを有し
水が注入されて膨らむゴム等の可撓性材料で形成されて
いる。したがって、検層ゾンデ2を挿入する際にパッカ
ー5は、水が注入されておらず萎んだ状態とされてい
る。
【0019】〔検層器固定工程〕上記の状態で、図2の
(a)および図3に示すように、パッカー5によってア
ウターケーシング4に検層ゾンデ2を固定する。すなわ
ち、注入用ポンプ7からパッカー5の空洞5a内に注入
用パイプ8を介して水を加圧注入し、パッカー5を円盤
状に膨らませる。このとき、パッカー5は、その外周面
でアウターケーシング4内周面を押圧するとともに、検
層ゾンデ2をアウターケーシング4に固定する。なお、
検層ゾンデ2は、パッカー5の中心に吊り下げられた状
態で固定される。
【0020】〔測定工程〕この状態で、アウターケーシ
ング4を引き上げながら検層ゾンデ2で地質および地下
水の特性(例えば、地盤の比抵抗)を測定する。このと
き、検層ゾンデ2で得られた測定値は、電気コード6を
介して地上の図示しない記録装置等に送られる。なお、
地上面まで検層ゾンデ2を引き上げた時点で測定が完了
する。なお、検層ゾンデ2は、堅牢な棒状の形態をなし
ており、孔内崩壊によって検層ゾンデ2が抑留されて
も、アウターケーシング4の抜管と同時に離脱可能とな
っている。
【0021】この電気検層装置および電気検層方法で
は、パッカー5より下部の検層ゾンデ2だけがアウター
ケーシング4下部から露出するように挿入設定し、パッ
カー5によってアウターケーシング4に検層ゾンデ2を
固定するので、アウターケーシング4を引き上げながら
検層ゾンデ2で地質および地下水の特性を測定すること
により、泥水を注入しなくてもアウターケーシング4に
よって検層ゾンデ2より上方の調査孔1内壁が保護され
るとともに、アウターケーシング4より下方の調査孔1
内には検層ゾンデ2が露出した状態で引き上げられ、ア
ウターケーシング4の電気的影響を受け難く良好な測定
が可能となる。
【0022】また、パッカー5が内部に空洞5aを有す
る可撓性材料で形成され、パッカー5の空洞5aに水を
加圧注入して膨らませパッカー5でアウターケーシング
4内周面を押圧して検層ゾンデ2を固定するので、パッ
カー5に水を注入せずに萎ませた状態にすれば検層ゾン
デ2と共に容易にパッカー5をアウターケーシング4内
に挿入させることができ、挿入後、水を加圧流入するだ
けでアウターケーシング4と検層ゾンデ2とを容易に固
定することができる。
【0023】次に、本発明に係る電気検層法および電気
検層装置の第2実施形態を、図4および図5を参照しな
がら説明する。
【0024】第2実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態のパッカー5が、円盤状に膨らむ形状
とされているのに対し、第2実施形態のパッカー10
は、図4に示すように、リング状(円環状)に膨らむ形
状とされ、内側を清水が流通可能に設定されている点で
異なっている。
【0025】すなわち、第2実施形態のパッカー10
は、内部が空洞10aとされた可撓性材料で形成された
中空のリング部10bと、該リング部10bの中心に配
された検層ゾンデ2とリング部10bとを固定する放射
状に設けられた4つの固定用バー10cとから構成され
ている。なお、リング部10bは、その空洞10aと地
上の注入用ポンプ7とが注入用パイプ8を介して接続さ
れている。
【0026】この電気検層方法および電気検層装置で
は、パッカー10がリング状に形成されており、図4に
示すように、その上部から下部に清水が流通可能である
ので、地下水が無い場合や逸水した場合でも、図5に示
すように、調査孔1の上方から清水Wを送水しながら測
定を行うことにより、人工的に地下水帯が形成され、パ
ッカー10下方の検層ゾンデ2周囲の調査孔1内に清水
Wが充填され飽和状態とされ、測定が可能となる。
【0027】なお、本発明は、次のような実施形態をも
含むものである。 (1)上記各実施形態では、パッカー5、10内に加圧
注入する流体として水を用い、水圧でパッカー5、10
を膨らませたが、他の流体を採用しても構わない。例え
ば、気体や油等を採用してガス圧や油圧等でパッカーを
膨らませてもよい。
【0028】(2)上記各実施形態では、パッカー5、
10でアウターケーシング4に検層ゾンデ2を固定する
手段として、パッカー5、10を膨らませる手段を用い
たが、他の手段で固定しても構わない。例えば、パッカ
ー及び検層ゾンデを挿入した後、パッカーとアウターケ
ーシングとをネジ等で互いに固定してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 (1)請求項1記載の電気検層法および請求項4記載の
電気検層装置では、連結部材より下部の電気検層器だけ
がケーシング下部から露出するように挿入設定し、連結
部材によってケーシングに電気検層器を固定するので、
ケーシングを引き上げながら電気検層器で地質および地
下水の特性を測定することにより、泥水ではなく清水に
よる掘削においても、調査孔内壁を保護しつつ、ケーシ
ングの影響を避けて良好に測定を行うことができる。
【0030】(2)請求項2記載の電気検層法および請
求項5記載の電気検層装置では、連結部材が内部に空洞
を有する可撓性材料で形成され、連結部材の空洞に流体
を加圧注入して膨らませ連結部材でケーシング内周面を
押圧して電気検層器を固定するので、連結部材を萎ませ
れば容易に挿入可能となるとともに、流体の加圧流入で
膨らませれば容易にケーシングと電気検層器とを遠隔的
に固定することができる。
【0031】(3)請求項3記載の電気検層法および請
求項6記載の電気検層装置では、連結部材がその上部か
ら下部に清水が流通可能に形成されており、地下水が無
い場合や逸水した場合でも、調査孔の上方から清水を注
入すれば、連結部材下方にも清水が充填され、容易に測
定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気検層法の第1実施形態にお
ける調査孔形成工程および検層器挿入工程を示す側断面
図である。
【図2】 本発明に係る電気検層法の第1実施形態にお
ける検層器固定工程および測定工程を示す側断面図であ
る。
【図3】 本発明に係る電気検層法の第1実施形態にお
けるパッカーを示す側断面図および平面図である。
【図4】 本発明に係る電気検層法の第2実施形態にお
けるパッカーを示す側断面図および平面図である。
【図5】 本発明に係る電気検層法の第1実施形態にお
ける測定工程を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 調査孔 2 検層ゾンデ(電気検層器) 4 アウターケーシング(ケーシング) 5、10 パッカー(連結部材) 5a、10a 空洞 7 注入用ポンプ(流体注入手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−145926(JP,A) 特開 昭63−315978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01V 3/18 E02D 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に掘削した調査孔に電気検層器を入
    れて地質および地下水の特性を測定する電気検層法であ
    って、 前記調査孔を掘削するとともにその孔壁を支持する筒状
    のケーシングを挿入する調査孔形成工程と、 該調査孔形成工程後に、連結部材を上部に取り付けた前
    記電気検層器を前記ケーシング内へ降下させ前記調査孔
    の孔底に着底させるとともに、ケーシングを上方に引き
    上げて連結部材より下部の電気検層器だけがケーシング
    下部から露出するように設定する検層器挿入工程と、 該検層器挿入工程後に、前記連結部材によって前記ケー
    シングに前記電気検層器を固定する検層器固定工程と、 該検層器固定工程後に、前記ケーシングを引き上げなが
    ら前記電気検層器で地質および地下水の特性を測定する
    測定工程とを備えていることを特徴とする電気検層法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気検層法において、 前記連結部材は、内部に空洞を有する可撓性材料で形成
    され、 前記検層器固定工程は、前記連結部材の空洞に流体を加
    圧注入して膨らませ連結部材で前記ケーシング内周面を
    押圧して前記電気検層器を固定することを特徴とする電
    気検層法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電気検層法にお
    いて、 前記連結部材は、その上部から下部に清水が流通可能に
    形成され、 前記測定工程は、前記調査孔の上方から清水を注入しな
    がら行うことを特徴とする電気検層法。
  4. 【請求項4】 地中に掘削した調査孔における地質およ
    び地下水の特性を電気的に測定する電気検層装置であっ
    て、 前記調査孔の孔壁を支持する筒状のケーシングと、 該ケーシングに挿入されてケーシング下部から前記調査
    孔内に露出状態に設置される電気検層器と、 該電気検層器の上部に取り付けられ前記ケーシングの下
    部に電気検層器を固定可能な連結部材とを備えているこ
    とを特徴とする電気検層装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電気検層装置において、 前記連結部材に流体を加圧注入する流体注入手段を備
    え、 前記連結部材は、内部に前記流体注入手段に接続された
    空洞を有し流体が注入され膨らんだ状態で前記ケーシン
    グ内周面を押圧して前記電気検層器を固定する可撓性材
    料で形成されていることを特徴とする電気検層装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の電気検層装置に
    おいて、 前記連結部材は、その上部から下部に清水が流通可能に
    形成された貫通孔を備えていることを特徴とする電気検
    層装置。
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