JP2922835B2 - ワーフラダー付舷梯装置 - Google Patents

ワーフラダー付舷梯装置

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JP2922835B2
JP2922835B2 JP7339599A JP33959995A JP2922835B2 JP 2922835 B2 JP2922835 B2 JP 2922835B2 JP 7339599 A JP7339599 A JP 7339599A JP 33959995 A JP33959995 A JP 33959995A JP 2922835 B2 JP2922835 B2 JP 2922835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーフラダー(Wh
arf ladder)を取付けた新規なワーフラダー付舷梯装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶の舷梯の下端部には下部プラットフ
ォームが設けられている。この下部プラットフォームは
舷梯使用時に水平状態に姿勢保持されて、舷梯への乗降
性を向上するものである。舷梯は、不使用時、即ち船舶
の航行時には格納されるが、その際の格納スペースを小
さくし、通路等を広く確保するために、通常、下部プラ
ットフォームは横軸回り回動調節可能に舷梯本体に取付
けられ、舷梯本体に沿うように姿勢変更可能とされてい
る。
【0003】かかる従来の舷梯では、船舶が岸壁に停泊
する際には、舷梯を降ろすとともに、舷梯とは別体のワ
ーフラダー装置(俗に「ギャングボード」ともいう)を
舷梯の下部プラットフォームと岸壁との間に掛け渡し
て、乗降の容易性、利便性を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の舷梯で
は、ワーフラダー装置が別体であったため、海上でワー
フラダー装置を掛け渡す作業は煩雑である。従って、常
時、舷梯側にワーフラダーを装着しておいて必要に応じ
て岸壁側へ振り出すことができるようにすることが好ま
しいが、下部プラットフォームの回動調節を阻害するこ
となく、ワーフラダーをコンパクトに格納可能とする必
要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、舷梯本体の下
端部に横軸回り回動調節自在に下部プラットフォームを
設け、該下部プラットフォームの上部に縦軸回り旋回可
能なターンテーブルを設け、該ターンテーブルに、ワー
フラダーを前記舷梯本体に重合状に格納し得るように横
軸回り上下揺動可能に取付け、格納時におけるワーフラ
ダーの横軸と前記下部プラットフォームの横軸とを略同
一軸線上に配置することによって、上記の課題を解決し
ている。
【0006】即ち、ワーフラダーの格納時に下部プラッ
トフォームの回動調節を行う場合、ワーフラダーの横軸
と下部プラットフォームの横軸とが略同一軸線上に配置
されているので、下部プラットフォームに伴ってターン
テーブルも回動され、よって、下部プラットフォームの
回動調節は阻害されない。また、ワーフラダーは舷梯本
体上に重合状に格納されるものであるから、格納スペー
スがコンパクトになる。
【0007】ワーフラダーを使用する際には、例えば、
ターンテーブルに設けたウインチによってワーフラダー
をワイヤーロープを介して若干引き上げ、その状態でタ
ーンテーブルを旋回させてワーフラダーを岸壁側に振り
出し、ワイヤーロープを繰り出してワーフラダーを下降
させて、岸壁上に設置する。この一連の作業は、ワーフ
ラダーが予め舷梯側に取付けられているものであるか
ら、容易かつ迅速に行える。
【0008】なお、本発明において、下部プラットフォ
ームは、ターンテーブルを支持し得るものであればどの
ような構成、形状のものでもよい。また、「略同一軸線
上」とは、2つの軸線が完全に一致するものを含み、ワ
ーフラダーの格納状態において、ターンテーブルとワー
フラダーとが一体的に回動し得る範囲でこれらの横軸の
軸線がずれていても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を説明する。舷梯本体は左右一対の支柱部を有し、該左
右の支柱部に係止レールを設け、ワーフラダーの左右側
部に、係止レールに係合するフックを設けたものとすれ
ば、ワーフラダーを舷梯本体に重合状に格納するとき、
フックを係止レールに係合しておくことでワーフラダー
の位置ずれが阻止される。また、左右の係止レール間に
張架したラッシングロープによりワーフラダーを舷梯本
体に固定しておくこともできる。係止レールは、舷梯本
体の長手方向略全長にわたって形成しておいてもよく、
また、フックに対応する部位にのみ設けておくこともで
きる。
【0010】また、ターンテーブルに、ワーフラダーを
ロープにより引き上げることで上下揺動させるウインチ
を設ければ、ワーフラダーを岸壁側に振り出したり、舷
梯本体上に格納する作業を行う際に、ウインチを操作し
てロープを巻き上げたり繰り出しだりすることで、ター
ンテーブルを容易に上下揺動させることができ、設置作
業の一層の容易化、迅速化が図られる。ウインチとして
は、手動式のものを採用すると構造の簡素化、コスト低
減を図ることができるが、モータ等による駆動式のもの
を採用することもできる。また、ロープとしては、ワイ
ヤーロープを採用するのが耐久性、強度確保の点からは
好ましい。
【0011】前記ワーフラダーをターンテーブルに着脱
自在に取付けるようにすれば、例えば、船舶が海上で停
泊して、本発明の舷梯装置を使用して小型ボートへ乗降
する場合等には、ワーフラダーをターンテーブルから取
り外して、かかるワーフラダーを舷梯本体の手すり等に
立て掛けて固定することで、舷梯本体が使用可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1〜図9は、本発明の一実施例に係る舷梯装
置1を示している。この舷梯装置1は、階段状の舷梯本
体2を備えている。舷梯本体2は、左右一対の支柱部3
と、この左右の支柱部3間に架設された複数のステップ
4とを備えている。この舷梯本体2は、一般的には、不
使用時(即ち、航行時)には船舶内に格納されるもので
ある。また、使用時(即ち、停泊時)には、斜め下方に
傾斜状に設置固定されて、船舶内への乗降のために使用
される。
【0013】舷梯本体2の左右支柱部3の外側面には、
長手方向の複数箇所に手すり取付部5が設けられてお
り、手すり6を舷梯本体2の左右側部に着脱自在に取付
可能とされている。この手すり6は、舷梯本体2の格納
時には取り外される。また、舷梯本体2の上端部には船
舶の側方に張出して設置される上部プラットフォーム
(図示せず)が設けられており、下端部には平面視略方
形状の下部プラットフォーム7が設けられている。
【0014】舷梯本体2の左右支柱部3の下端部には、
取付ブラケット8がそれぞれ固定されている。各取付ブ
ラケット8は、支柱部3に溶接固定される台座9と、こ
の台座9上に一体に設けられた左右一対の支持板10
(支持部材)とからなる。支持板10は略斜め上方に延
出されているとともに、支柱部3よりも左右外方に位置
しており、この支持板10の先端部に左右方向の通孔1
1が形成されている。この通孔11には支持ピン12
(横軸)が挿通されて固定されている。
【0015】この支持ピン12に、下部プラットフォー
ム7に固定された調整板13(調整部材)が回動自在に
取付けられている。この調整板13は、略扇形状であっ
て、その外周縁部近傍には、周方向に複数の通孔14が
並設されている。調整板13は、舷梯本体2の左右支柱
部3の外側面側に位置しており、支柱部3に形成した固
定孔15と、前記複数の通孔14のうちいずれか一つと
を連通させて固定ピン16(固定部材)を挿通すること
で、舷梯本体2に対する下部プラットフォーム7の回動
が規制される。なお、固定ピン16はチェーン17を介
して下部プラットフォーム7に取付けられており、紛失
防止が図られている。
【0016】このようにして舷梯本体2に取付けられた
下部プラットフォーム7は、舷梯本体2の使用時には、
図2に二点鎖線で示すように、水平状態で固定される。
また、舷梯本体2の格納時には、図2に実線で示すよう
に舷梯本体2の長手方向に延在する状態で固定され、格
納スペースをコンパクト化し得るようになっている。な
お、下部プラットフォーム7には、左右の支柱部3間に
位置する延長ステップ18が一体に設けられている。ま
た、下部プラットフォーム7の構造、形状は図示実施例
のものに限定されるものではなく、後述するターンテー
ブル19を支持し得るものであればどのような形状、構
造であってもよい。
【0017】下部プラットフォーム7の上部には、平面
視略方形状のターンテーブル19が縦軸回り旋回可能に
設けられている。かかる取付構造を説明すると、図6に
示すように、下部プラットフォーム7の略中央部には上
下方向の通孔を有するボス部20が設けられており、タ
ーンテーブル19の略中央部に取付けた旋回軸21(縦
軸)をボス部20に挿通して、その先端部にナット22
等からなる抜け止め部材が取着されている。
【0018】また、ターンテーブル19の下面側には、
下部プラットフォーム7の上面を転動するローラ23が
複数(図示実施例では3つ)取着されている。該ローラ
23は、旋回軸21を中心として周方向に転動するよう
に配設されており、ターンテーブル19の旋回動作を円
滑化するものである。なお、ターンテーブル18のコー
ナー部には、図6に示すように支柱取付部24が設けら
れており、該取付部24に装着された支柱25間に握り
索(manrope)26が張設される。これら支柱25及び握
り索26は、舷梯本体2の格納時には取り外されるもの
である。
【0019】ターンテーブル18には、図1及び図6に
示すように、ワーフラダー27が舷梯本体2に重合状に
格納し得るように横軸28回り上下揺動可能に取付けら
れている。かかる取付構造を説明すると、ターンテーブ
ル18には、図6に示すように、一側面に左右一対の軸
支持部29が設けられている。この軸支持部29は板状
部材であって、その中央部には上方開放状の軸受け孔3
0が形成されている。一方、ワーフラダー27の長手方
向一端部には、左右一対の板状の軸保持部31が設けら
れており、この軸保持部31に長尺棒状の横軸28が挿
通保持されている。この横軸28は、軸保持部31より
も左右外方に突出されており、かかる突出部分が上記軸
支持部29の軸受け孔30に上方から嵌着され、トグル
ピン32を軸支持部29の上部に設けた一対の突片33
に装着することにより、該トグルピン32によって軸受
け孔30の上部開口を塞ぎ、横軸28の軸受け孔30か
らの抜け止めをしている。なお、トグルピン32は、そ
の先端部に抜け止めピン34を装着することによって、
突片33からの抜けが阻止されている。
【0020】ワーフラダー27は長尺板状であって、格
納時には舷梯本体2の上部に載置され、使用時にはター
ンテーブル18を旋回することで岸壁側に向けて振り出
される。なお、使用時においては、図4に示すように、
ワーフラダー27の左右側部における長手方向複数箇所
に設けた支柱支持部50に支柱51を立設し、これら支
柱51間に握り索52を張設する。これら支柱51及び
握り索52は格納時には取り外される。
【0021】また、図1に示すように、ワーフラダー2
7の格納時におけるワーフラダー27の横軸28と前記
下部プラットフォーム7の支持ピン12(横軸)とは、
略同一軸線上に配置されており、ワーフラダー27の格
納状態で下部プラットフォーム7とターンテーブル19
とが一体的に回動可能とされている。また、ワーフラダ
ー27の格納時の位置ずれや持ち上がりを防止するため
に、図2及び図7に示すように、舷梯本体2の支柱部3
の上部には、長手方向に複数箇所に門形の係止レール3
5が取付けられ、該係止レール35に上方及び左右外側
方から係合する鉤状のフック36がワーフラダー27の
左右側部に設けられている。
【0022】また、ワーフラダー27を図1に示す格納
位置と図3に示す使用位置とに位置変更する際にワーフ
ラダー27を持ち上げるために、ターンテーブル18に
はウインチ37が設けられている。このウインチ37
は、図8に示すように、ワーフラダー27の取付部の対
辺側(反対側)に取付基部38を設け、該基部38上に
ウインチスタンド39を脱着可能に取付け、該スタンド
39上端部に巻取リール40を回転自在に取付けること
で構成されている。巻取リール40にはワイヤロープ4
1が繰り出し・巻取自在に取付けられており、該ロープ
41の先端部は二又状とされてワーフラダー27の左右
側部に設けたロープ取付部42に着脱自在に取付けられ
る。なお、格納時においては、ウインチスタンド39は
基部38から取り外される。
【0023】図示実施例では、操作レバー43を回転操
作することでリール40を回転させてロープ41を巻き
取る手動式のウインチ37を例示したが、電動モータ等
の原動機によりリール40を回転させるように構成する
こともできる。なお、ワーフラダー27の揺動先端寄り
部分の左右側部には、ワーフラダー27を岸壁側に振り
出したり舷梯本体2側に引き戻すための引張ロープ45
の取付部46が設けられている。
【0024】本実施例の舷梯装置1では、ワーフラダー
27は舷梯本体2上に重合状に格納されるので、格納ス
ペースのコンパクト化を図ることができる。かかる格納
状態では、図1にも示すように、左右の係止レール35
間にラッシングロープ47を張設して、ワーフラダー2
7を梯子本体2に縛り付けておくのが良い。また、下部
プラットフォーム7及びターンテーブル19に連通孔4
9を形成しておき、これら連通孔49に旋回規制ピン4
9aを挿通することでターンテーブル19の旋回を規制
しておくのが好ましい。
【0025】船舶が岸壁に停泊してワーフラダー27を
使用するときには、まず、ウインチスタンド39を取付
基部38に取付けることでウインチ37をターンテーブ
ル19に装着するとともに、ウインチ37の巻取リール
40からワイヤーロープ41を繰り出し、その先端部を
ワーフラダー27の左右のロープ取付部42に取付け
る。そして、係止レール35間に張設したラッシングロ
ープ47を取り外して、固定ピン16を抜き、ウインチ
37を操作することでワイヤーロープ41を介してワー
フラダー27を舷梯本体2から上方に持ち上げる。
【0026】かかる持ち上げにより舷梯本体2に対する
ワーフラダー27の旋回が許容されるので、ターンテー
ブル19の旋回軸21回りにワーフラダー27を岸壁側
に振り出し、所要位置でウインチ37を操作することに
よりワーフラダー27を下方揺動させ、その先端部に設
けた接地ローラ48を岸壁上に接地させ、この状態で固
定する。
【0027】そして、舷梯本体2に手すり6を取付ける
とともに、ターンテーブル19及びワーフラダー27に
支柱25,51を取付け、これら支柱間の所望箇所に握
り索26,52を張設する。ワーフラダー27を格納す
るには、上記と逆の作業を行えばよい。また、船舶が海
上で停泊して、上記実施例の舷梯装置1を使用して小型
ボートへ乗降する場合等には、図9に示すように、トグ
ルピン32を外して、ワーフラダー27側に一体的に設
けた横軸28を軸受け孔30から離脱させることでワー
フラダー27をターンテーブル19から取り外す。そし
て、かかるワーフラダー27を舷梯本体2の手すり6に
立て掛けてラッシングロープ47で手すり6に締結固定
することで、容易かつ迅速にワーフラダー27を邪魔に
ならない姿勢に保持することができる。この際、ワーフ
ラダー27の下部に位置することとなるフック36を係
止レール35に引っ掛けておくのが好ましい。
【0028】本発明は、上記実施例の構成に限定される
ものではなく、適宜設計変更することができる。例え
ば、舷梯本体が船舶の側壁に固定されていても構わな
い。また、ワーフラダーとして、上記実施例の舷梯本体
と同様の梯子状のものを採用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下部プラットフォームの回動調節を阻害することなく、
舷梯本体に重合状に格納可能にワーフラダーを予め取付
けておくことができ、ワーフラダーの設置作業の容易
化、迅速化を図ることができるとともに、格納時のコン
パクト化を図ることができる。
【0030】また、舷梯本体の左右の支柱部に係止レー
ルを設け、ワーフラダーの左右側部にフックを設けたも
のでは、舷梯本体上に格納されたワーフラダーが位置ず
れすることを防止できるとともに、ワーフラダーを格納
する際の舷梯本体に対する位置決めが容易となる。ま
た、係止レール間にラッシングロープを張設することも
でき、ワーフラダーを舷梯本体に容易に締結できる。
【0031】また、ターンテーブルにウインチを設けて
おけば、ワーフラダーを使用位置と格納位置との間で位
置変更する際に、ウインチによりワーフラダーを容易か
つ迅速に所要角度まで上昇させることができ、ワーフラ
ダーの設置作業及び収納作業の迅速化を図ることができ
る。また、ワーフラダーがターンテーブルに着脱自在に
取付けられたものでは、舷梯本体のみを使用してワーフ
ラダーが不要の場合には、ワーフラダーをターンテーブ
ルから取り外して、このワーフラダーを舷梯本体の手す
りに立て掛けておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワーフラダー付舷梯装
置のワーフラダーを格納した状態を示す平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同装置のワーフラダーの使用状態を示す平面図
である。
【図4】同側面図である。
【図5】下部プラットフォームの取付構造を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図6】ターンテーブルとワーフラダーの取付構造を示
し、(a)は平面図、(b)は一部断面側面図である。
【図7】係止レールとフックとの係合状態を示し、
(a)は側面断面図、(b)は正面図である。
【図8】(a)はウインチの取付構造を示す正面図、
(b)はその取付台を示す側面図である。
【図9】ターンテーブルから取り外したワーフラダーを
舷梯本体の手すりに立て掛けて固定した状態を示す側面
図である。
【符号の説明】 1 舷梯装置 2 舷梯本体 3 支柱部 7 下部プラットフォーム 12 支持ピン(下部プラットフォームの横軸) 19 ターンテーブル 21 旋回軸(ターンテーブルの縦軸) 27 ワーフラダー 28 ワーフラダーの横軸 36 フック 37 ウインチ 41 ロープ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舷梯本体(2)の下端部に横軸(12)
    回り回動調節自在に下部プラットフォーム(7)を設
    け、該下部プラットフォーム(7)の上部に縦軸(2
    1)回り旋回可能なターンテーブル(19)を設け、該
    ターンテーブル(19)に、ワーフラダー(27)を前
    記舷梯本体(2)に重合状に格納し得るように横軸(2
    8)回り上下揺動可能に取付け、格納時におけるワーフ
    ラダー(27)の横軸(28)と前記下部プラットフォ
    ーム(7)の横軸(12)とを略同一軸線上に配置した
    ことを特徴とするワーフラダー付舷梯装置。
  2. 【請求項2】 舷梯本体(2)は左右一対の支柱部
    (3)を有し、該左右の支柱部(3)に係止レール(3
    5)を設け、ワーフラダー(27)の左右側部に、前記
    係止レール(35)に係合するフック(36)を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のワーフラダー付舷梯
    装置。
  3. 【請求項3】 ターンテーブル(19)に、ワーフラダ
    ー(27)をロープ(41)により引き上げることで上
    下揺動させるウインチ(37)を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のワーフラダー付舷梯装置。
  4. 【請求項4】 ワーフラダー(27)がターンテーブル
    (19)に着脱自在に取付けられていることを特徴とす
    る請求項1,2又は3に記載のワーフラダー付舷梯装
    置。
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