JP2922314B2 - マルチプロセッサ式電子交換機の並列試験制御方式 - Google Patents

マルチプロセッサ式電子交換機の並列試験制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチプロセッサ式電子
交換機の並列試験処理方式に関し,詳しくは該マルチプ
ロセッサ式電子交換機に収容された多数の加入者回路の
並列試験制御する方式に関する。
【0002】多数の加入者を収容する電子交換機は,一
定数の加入者回路を集線する処理を行うラインプロセッ
サ(Line Processor: LPRと称する),発着信の呼処
理を行ってスイッチングネットワークを制御するコール
プロセッサ(Call Processor): CPRと称する)及び複
数のコールプロセッサを管理するメインプロセッサ(Mai
n Processor:MPRと称する)等で構成されている。こ
のようなマルチプロセッサ式の電子交換機において各加
入者回路の正常性を確認するために定期的に試験が行わ
れており, 従来の方法では時間がかかるためその改善が
望まれている。
【0003】
【従来の技術】図4は従来例の構成と処理フローを示す
図,図5は従来例の試験方式の説明図である。図4の
A.は従来のマルチプロセッサ式電子交換機のシステム
構成が示され,図においてネットワーク(NW)には,
多数の集線装置(LC)と接続するハイウェイが収容さ
れ,各LCには多数の加入者回路が収容されている。そ
して,各集線装置LCは各加入者回路について監視,処
理を行うためのラインプロセッサ(LPR)が設けら
れ,これらの複数のLPRに対して各加入者に対する呼
処理を行うと共にネットワークの制御を行うコールプロ
セッサ(CPR)が各ネットワークに対応して設けら
れ,更に複数のCPRを管理及び制御するメインプロセ
ッサ(MPR)が各CPRに接続されている。各NW
(CPR)には,LCに収容されている複数の加入者回
路の正常性を確認するため,加入者回路の電気的特性
(絶縁,抵抗等)や,機能を試験(ライン試験という)
するためのライン試験装置(LTE:Line Test Equipm
ent)が設けられている。
【0004】従来のライン試験の処理フローは図4の
B.に示されている。この処理フローによる試験実行の
様子を図5を用いて説明する。図5のA.は従来例の試
験を行うための動作の様子を示し,B.はタイミングチ
ャートである。図5の50はメインプロセッサMPR,
51はMPR内の試験制御部,52はコールプロセッサ
CPR,53はCPR内の試験実行制御部,54はライ
ンプロセッサLPR,55はLPR内の試験実行部,5
6は各CPRに対し1乃至複数台設けられ,各LPRに
より共用されるライン試験装置である。
【0005】最初にMPR50の試験制御部51から試
験を開始する指令が発生すると,各CPR52の試験実
行制御部53が起動する。すると,図4のB.に示す処
理が起動され,1つのLPR54の試験実行部55をコ
ールする。CPR52の試験実行制御部53によりコー
ルされたLPR54の試験実行部55は,図4のB.に
示すように,CPR内の空きLTE56を捕捉する(L
TEが1台の場合は,そのLTEが空きの時捕捉す
る)。
【0006】次に捕捉されたLTE56を使用して,各
加入者回路について定められた試験を行い,終了する
と,試験実行制御部53の制御に復帰する。試験実行制
御部53は,同じCPR52の制御下にある次の順番の
LPR54の試験実行部55をコールして,上記と同様
に試験を実行し,以下順番に同じCPR52の制御下に
ある全てのLPR54に対して試験を実行する。上記の
動作のタイミングチャートを図5のB.に示す。この図
により複数のCPR1〜CPRiが,それぞれ一斉に起
動して,それぞれLPR1から試験が開始され,LPR
jまで順番に試験が実行されることが分かる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマルチ
プロセッサ式電子交換機における加入者回路の試験方式
によれば,CPR単位で試験を制御していたので,CP
Rに収容されるLPRの処理能力が向上するに従って,
CPRに収容可能な加入者数も大幅に増加し,1つのL
PRに2000加入者を収容する場合もある。このた
め,加入者を直接収容する装置の規模が増大し,1つの
CPRに収容された全ての加入者回路の試験にかかる時
間が増大するという問題があった(図5のB.参照)。
さらに,試験時間がかかると,障害の発見と修復に要す
る時間が増大化するという問題が発生する。
【0008】本発明はライン試験に要する時間を短縮化
できるマルチプロセッサ式電子交換機における並列試験
制御方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。図において,1は各コールプロセッサを管理
するメインプロセッサ(MPR),2はMPR1に備え
られた試験制御部,3はラインプロセッサと接続されネ
ットワーク(図示せず)の制御を行うと共に呼処理を行
うコールプロセッサ(CPR),4はCPR3に備えら
れた試験実行制御部,5は複数の加入者が収容された集
線装置を制御し各加入者回路の監視・制御を行うライン
プロセッサ(LPR),6はLPR5内に設けられた試
験実行部,7はライン試験装置(LTE)である。
【0010】本発明は多数の加入者が収容された集線装
置対応にライン試験装置を設け,コールプロセッサが制
御下の複数のラインプロセッサに対してほぼ同時に試験
実行を指示すると各ラインプロセッサは並行してそれぞ
れの集線装置内の加入者回路の試験をラインプロセッサ
対応に設けられたライン試験装置により試験を実行する
ものである。
【0011】
【作用】MPR1の試験制御部2から試験開始の指示が
各CPR3に送出されると,各CPR3の試験実行制御
部4が起動する。これにより試験実行制御部4はそれぞ
れの制御下にある複数のLPR5に対し,順次ライン試
験を実行開始する指令が送出される。各LPR5の試験
実行部6はこの指令を受けると,それぞれの集線装置に
設けられたライン試験装置7を同じ集線装置に収容され
た各加入者回路に接続して,順次決められた試験を実行
する。各LPR5において,それぞれ収容された全ての
加入者回路についてのライン試験を終了すると,ライン
試験装置7を解放する。このように,複数のLPR5に
おいてほぼ一斉にライン試験が実行されるので試験時間
を短縮することができる。
【0012】
【実施例】図2は実施例のマルチプロセッサ式電子交換
機のハードウェア構成図,図3は実施例の処理フローと
タイミングチャートである。図2において,1はメイン
プロセッサMPR,3はコールプロセッサCPR,5は
ラインプロセッサLPR,7は各集線装置に対応して設
けられたライン試験装置LTEを表すことは上記図1と
同様であり,8は集線装置LC,9は加入者回路,10
はネットワークNWを表す。
【0013】図2に示すハードウェア構成を用いて,本
発明による試験制御方式を図3に示す処理フローを用い
て説明する。最初に保守コンソールからの指示またはプ
ログラムによりMPR1から各CPR3に対してライン
試験開始を指示する指令が送出される。これを受け取っ
た各CPR3は,それぞれに備えたプログラムで構成す
る試験実行制御部が起動される。その試験実行制御部の
処理フローは図3のA.に示され,起動すると,このC
PR3に制御されるNW10に収容された複数の集線装
置8のLPR5内の試験実行部の1つをコールする指令
を発生する。この試験実行部をコールする動作は,順次
各LPR5に対して実行され,このCPRの制御下にあ
る全てのLPR5に対して実行されると,このCPR3
の処理は終了する。
【0014】一方,各LPR5にはプログラムで構成す
る試験実行部が備えられ,CPR3からコールされると
起動し,図3のA.に示すようにLC8内の空きLTE
を捕捉し,ライン試験を実行する。このライン試験は,
図2に示す構成において,LTE7と試験の対象となる
1つの加入者回路9とを接続するスイッチをオンにした
上で実行され,1つの加入者回路9について試験が終了
すると,次の加入者回路9が選択されて同様にLTE7
と接続されて試験が行われ,同じLC8に収容された全
ての加入者回路9の試験が終了することにより,このL
PR5における試験実行部の処理が終了する。
【0015】図3のB.には,上記の実施例の試験にお
けるタイミングチャートが示され,図に示すにように,
各CPR1〜CPRiにおける試験動作は,各CPR内
のLPRによる試験時間により決まり,従来例の図5の
B.と比べて試験時間が大幅に短縮されることが明らか
である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば一回の試験時間が1つの
ラインプロセッサに収容される試験対象装置の数で決ま
り,何千という装置の試験も短時間で実行でき,電子交
換機のサービス性および信頼性の向上を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の実施例のハードウェア構成図である。
【図3】実施例の処理フロー図である。
【図4】従来例の構成と処理フローを示す図である。
【図5】図5は従来例の試験方式の説明図である。
【符号の説明】
1 メインプロセッサ(MPR) 2 試験制御部 3 コールプロセッサ(CPR) 4 試験実行制御部 5 ラインプロセッサ(LPR) 6 試験実行部 7 ライン試験装置(LTE)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤川 洋延 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目9番 18号 富士通コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/26 H04Q 3/545

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコールプロセッサが対応するネッ
    トワークを制御し,各コールプロセッサにより制御され
    る複数のラインプロセッサがそれぞれ多数の加入者回路
    を収容する集線装置を制御するマルチプロセッサ式電子
    交換機において,各集線装置に対応してライン試験装置
    を設け,各コールプロセッサは,それぞれ試験開始の指
    示により制御下にある複数のラインプロセッサに対して
    一斉にライン試験の起動を指示し,各ラインプロセッサ
    はこれに応じ,前記ライン試験装置を集線装置に収容さ
    れた各加入者回路に接続して試験することを特徴とする
    マルチプロセッサ式電子交換機の並列試験制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において,複数のコールプロセ
    ッサを制御するメインプロセッサを備え,該メインプロ
    セッサからの指示により各プロセッサはライン試験の起
    動を指示することを特徴とするマルチプロセッサ式電子
    交換機の並列試験制御方式。
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