JP2922126B2 - Tfe系ポリマーの微細加工方法及び微細加工した部材 - Google Patents

Tfe系ポリマーの微細加工方法及び微細加工した部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(FEP)、及びテトラフ
ルオロエチレン−ペルフルオロビニルエーテル共重合体
(PFA)からなる群より選ばれた1つの材料(本明細
書において、これらの材料を総称して「TFE系ポリマ
ー」と記す。)の微細加工に関する。TFE系ポリマー
は、耐熱性、耐腐食性が高く、表面摩擦が少ないため、
生化学的なマイクロマシン用材料に適している。このた
め、TFE系ポリマーを微細加工する技術が望まれてい
る。
【0002】
【従来の技術】TFE系ポリマーは、融点以上に加熱し
てもゲル化するだけであり、微細成型に必要な流動性が
得られにくい。TFE系ポリマーを溶かす有機溶剤もな
い。従って、リソグラフィ及び電気沈着により鋳型を成
型し、この鋳型を使用して微細構造体を作製するいわゆ
るLIGAプロセスによってはTFE系ポリマーを微細
加工することはできない。また、TFE系ポリマーは導
体ではないため、放電加工もできない。
【0003】TFE系ポリマーを加工する技術として
は、波長157nmまたは160nmの真空紫外レーザ
や超短パルスレーザを使用したアブレーションによる加
工技術が知られている(Kuper et al.Ap
pl.Phys.Lett.54(1989)及び W
ada et al.Appl.Phys.Lett.
62(1993))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レーザで加工する場合
には、集光光学系によりレーザビームを局部に集光する
ため、レーザビームの側面は円錐形状になる。加工され
た凹部の側面はこの円錐形状にほぼ沿うため、高いアス
ペクト比を得ることは困難である。ここで、アスペクト
比とは、実際に加工されたパターンの最小幅に対する凹
部の深さの比をいう。
【0005】また、レーザによる加工では、レーザビー
ムの非均一性と干渉性により、加工された表面は不均一
なものになる。さらに、レーザビームを一点に集光する
ため、大面積の加工には適さない。
【0006】本発明の目的は、アスペクト比が高くかつ
大面積の加工が容易なTFE系ポリマーの微細加工技術
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、放射光を、ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(FEP)、及びテトラフルオロエチレン
−ペルフルオロビニルエーテル共重合体(PFA)から
なる群より選ばれた1つの加工対象材料の加工方法であ
って、前記加工対象材料で形成された部分を含む加工対
象物を準備する工程と、前記放射光を実質的に透過させ
る領域と、実質的に透過させない領域がパターニングさ
れたマスクを準備する工程と、少なくとも波長160n
mの紫外線を含む放射光を、前記マスクを介して前記加
工対象物の表面に照射し、該放射光の照射された領域に
凹部もしくは貫通孔を形成する工程とを含む加工方法が
提供される。
【0008】前記放射光を照射する工程で、前記加工対
象物の表面で光子密度が3×1015フォトン/s・mm
2 以上となる放射光を照射することが好ましい。本発明
のテフロン部材は、平坦面に最小幅が20〜50μmの
平面形状を有する微細加工部が形成されたテフロン領域
を含む部材であって、前記平坦面の法線方向に関する該
微細加工部の寸法は50μm以上であり、該微細加工部
の前記平坦面に平行な断面は、形状及び大きさが前記平
坦面の法線方向の位置によらずほぼ等しい。
【0009】
【作用】TFE系ポリマーの大きい単光子吸収は、16
0nm近傍で鋭いピークを示す。つまり、波長160n
mの紫外線を含む放射光をTFE系ポリマーに照射する
と、アブレーションが生じる。従って、この放射光をマ
スクを介してTFE系ポリマーに照射することにより、
マスクに予め形成されたパターンに応じて微細加工する
ことができる。
【0010】なめらかな加工表面を得るためには、放射
光の加工部における光子密度が3×1015フォトン/
s・mm必要である。放射光の加工部における光子密
度が3×1015フォトン/s・mm以上であり、1
60nm近傍の波長の紫外線を含む放射光をTFE系ポ
リマーに照射することにより、集光光学系を用いること
なく最小幅20〜50μm、深さ50μm以上の微細パ
ターンを形成することができる。また、集光光学系を使
用して放射光を集光しないため、加工部近傍における放
射光はほぼ平行光と考えることができる。従って、形成
された凹部の開口面と底面もしくは凸部の先端面と底部
断面は、形状及び大きさがほぼ等しくなる。
【0011】
【実施例】図1を参照して、本発明の実施例によるTF
E系ポリマーの加工方法を説明する。図1は、実施例に
よるTFE系ポリマー加工時の放射光、マスク及び加工
対象物の相対位置関係を示す斜視図である。シンクロト
ロンに蓄積された電子の軌道1から光軸5に沿ってシン
クロトロン放射光(SR光)2が放射される。光軸5に
沿った光源からの距離Lの位置にTFE系ポリマー製の
加工対象物4が配置されている。加工対象物4の前方に
は、間隔Gだけ離してマスク3が配置されている。電子
軌道1、加工対象物4及びマスク3は同一の真空容器内
に配置されている。
【0012】マスク3には、SR光を実質的に透過させ
る領域と透過させない領域がパターニングされている。
本実施例で使用したマスクは、マイクロ部品のパターン
を有し、厚さ10〜500μmの銅板である。なお、銅
以外の金属を用いてもよい。
【0013】SR光2は、マスク3を介して加工対象物
4の表面に照射される。加工対象物4の表面でSR光に
よるアブレーションが生じ、SR光が照射された部分が
剥離される。マスク3に微細なパターンを形成しておく
ことにより、加工対象物4の表面を微細に加工すること
ができる。
【0014】次に、TFE系ポリマー加工に適する放射
光の波長について考察する。図2は、PTFEの光吸収
スペクトルを示す。図2(A)に示すように、放射光の
エネルギが増加すると、吸収は減少する傾向にある。さ
らに、10eV(波長0.1nm)の吸収は10
Vの吸収の10倍少ないので、0.1nm以下の波長
の放射光はPTFE加工に効果がない。
【0015】図2(B)に示すように、真空紫外線域の
吸収はエネルギ7.7eV(波長160nm)近傍で大
きなピークがあるので、TFE系ポリマー加工用の放射
光には波長160の紫外線を含んでいることが好まし
い。
【0016】次に、図1に示す加工方法でTFE系ポリ
マーの微細加工を行った結果について説明する。赤外領
域からX線領域までの連続した波長分布を持つSR光を
用い、厚さ1.5mmのシート状のPTFEを加工し
た。加工対象物4と光源との距離Lは3mである。
【0017】表面を研磨したPTFEシートをメタノー
ルで洗浄し、真空容器内のSR光の光軸上に配置する。
微細パターンが形成されたマスク3を加工対象物4の前
方に約0.5mmの間陽をおいて配置する。使用したマ
スクパターンの幅は100μm以下である。
【0018】マスク3及び加工対象物4を配置した後、
真空容器内を7×10-7Paになるまで排気する。SR
光を加工対象物4に照射する。SR光の強度は、加工対
象物表面における光子密度が3×1015フォトン/s・
mm2 になるようにした。
【0019】図3は、上記条件で加工したPTFEのシ
ートの加工部の拡大写真である。図3(A)は、パター
ンの最小幅が20μm、深さが220μmの加工部品を
斜め方向から見た写真のスケッチである。図3(A)に
示すように滑らかな側面の加工ができる。図3(B)
は、深さ100μmの凹部を上方から見た写真のスケッ
チである。図の下半分がPTFEの表面であり、上半分
が凹部の底面である。図3(B)に示すように、滑らか
な底面を有する凹部を形成することができる。
【0020】このように、光子密度が3×1015フォト
ン/s・mm2 以上とすることにより、滑らかな加工面
を得ることができる。なお、光子密度を高くすれば加工
速度は速くなり、加工面もより滑らかになる。
【0021】また、SR光は加工部近傍でほぼ平行光と
考えられるため、凹部の側面はPTFE表面に対してほ
ぼ垂直になる。このため、凹部の底面の形状及び大きさ
は開口面のそれとほぼ等しくなる。なお、マスクの明暗
を反転させると凸部を形成することができる。このとき
も、凸部の底部断面の平面形状及び大きさは、先端面の
それとほぼ等しくなる。
【0022】図3(A)は、パターンの最小幅が20μ
m、深さが220μmの場合を示したが、パターン幅2
0〜50μm、深さ220μm以上の微細パターンを形
成することもできる。
【0023】PTFEシート表面における光子密度を3
×1015フォトン/s・mmとして約10分間SR
光を照射すると、厚さ1.5mmのPTFEシートに径
375μmの貫通孔を形成することができた。貫通孔の
側面はほぼ円筒状形状であり、高いアスペクト比を得る
ことが可能であった。ここで、アスペクト比は以下のよ
うに定義した。
【0024】図4を参照して、アスペクト比の定義を説
明する。加工対象物20に凹部21が形成されている。
凹部21の幅は深くなるほど狭くなっている。これは、
例えば光学系で集光されたレーザビームの側面に対応し
ている。凹部21の開口部の幅をw、深さをdとする
と、アスペクト比はd/wで定義される。レーザビーム
で加工すると、凹部21の側面が傾斜するため、深さd
を大きくすると、幅wもそれに従って大きくなる。この
ため、大きなアスペクト比を得ることが困難である。こ
れに対し、SR光で加工すると、凹部21の側面がほぼ
垂直になるため、深さdを大きくしても幅wはほとんど
大きくならない。このため、容易に大きなアスペクト比
を得ることができる。
【0025】上記実施例では、集光光学系を使用しない
ため、点光源からの距離が離れていればSR光はほぼ平
行光と近似できる。このため、図3(A)に示すように
穴の内壁が表面に対してほぼ垂直になるように加工する
ことができる。従って、アスペクト比1以上の凹部を容
易に形成することが可能になる。特に、パターンの最小
幅が20〜50μm、深さが50μm以上、アスペクト
比が10以上の微細加工を行う場合に有効である。
【0026】図5は、図3(A)の加工条件のうちSR
光の光子密度のみを小さくして加工したときの写真のス
ケッチである。図5に示すように、凹部の側面に多数の
凹凸が発生している。このことから、滑らかな側面を有
する孔を形成するためには、加工部における光子密度を
3×1015フォトン/s・mm2 以上にすることが好ま
しいと考えられる。
【0027】上記実施例では、加工対象物4とマスク3
との間隔Gを0.5mmとした場合について説明した
が、間隔Gはその他の大きさとしてもよい。ただし、間
隔Gが大きすぎると、SR光の回折により加工対象物上
の像がぼける。このため、微細なパターンを形成するこ
とができなくなる。一方、間隔Gが小さすぎると、加工
部からマスクへ熱が伝達し易くなり、マスクに加工汚れ
が付着し易くなる。各種実験結果から、加工対象物4と
マスク3との間隔Gは0.3〜0.5mmの範囲が好ま
しいと考えられる。
【0028】加工によって発生したガスが電子軌道内に
回り込まないように、加工部近傍の空間から差動排気す
ることが好ましい。また、発生するガス量に応じて、ガ
スが電子軌道内に回り込まない程度の排気量とすること
が好ましい。
【0029】SR光の光軸に垂直な断面は水平方向に長
い形状を有する。例えば、本実施例で使用したシンクロ
トロンでは、光源から3mの位置におけるビームサイズ
は、縦方向が約3mm、横方向が約30mmである。こ
のため、横方向に比較的広い範囲を同時に加工すること
ができる。縦方向に広い範囲を加工するためには、加工
対象物4とマスク3を同時に縦方向(図1のZ方向)に
移動すればよい。
【0030】図6は、加工対象物4とマスク3のZ方向
移動機構を示す。ステージ14は、その試料保持面がS
R光2の光軸(Y方向)に対してほぼ垂直になるように
駆動機構10に取り付けられている。ステージ14の試
料保持面に加工対象物4が取り付けられており、加工対
象物4の表面から間隔Gを隔ててマクス3が取り付けら
れている。
【0031】駆動機構10には、ハンドル11、12及
び13が取り付けられている。ハンドル11を回転すれ
ば、ステージ14が図の上下方向(Z方向)に移動す
る。ハンドル11をステッピングモータで回転すること
により、ステージを所望の一定速度でZ方向に移動する
ことができる。
【0032】また、ハンドル12、13を回転すれば、
ステージ14はそれぞれ紙面に垂直な方向(X方向)及
びY方向に移動する。ハンドル12、13によりステー
ジ14のX及びY方向の位置を微調整することができ
る。
【0033】SR光2を加工対象物4に照射しつつステ
ッピングモータでハンドル11を回転すると、加工対象
物4がZ方向に移動し、比較的大きな面積を容易に加工
することができる。光子密度が3×1015フォトン/s
・mm2 のとき、Z方向の移動速度を5×10-2mm/
s程度とすることにより良好に微細加工することができ
た。
【0034】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
TFE系ポリマーを微細に加工することができる。ま
た、大面積の加工、アスペクト比の大きな凹部の形成も
容易に行うことができる。微細加工したTFE系ポリマ
ーを使用して、生化学用のマイクロマシンを作製するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によりTFE系ポリマーを加工
する時の、放射光、マスク及び加工対象物の配置を示す
斜視図である。
【図2】放射光のエネルギに関するPTFEの吸収係数
を示すグラフである。
【図3】実施例による方法でPTFEを加工したときの
加工部の拡大写真をスケッチした図である。
【図4】アスペクト比の定義を説明するための加工部の
断面図である。
【図5】放射光の光子密度を低くしてPTFEを加工し
たときの加工部の拡大写真をスケッチした図である。
【図6】加工対象物を移動させる駆動機構の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 電子軌道 2 SR光 3 マスク 4 加工対象物 5 光軸 10 駆動機構 11、12、13 ハンドル 14 ステージ 20 加工対象物 21 凹部 22 仮想的な凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−182758(JP,A) 特開 平5−148369(JP,A) 特開 平3−269024(JP,A) 特開 平7−247377(JP,A) 「岩波理化学辞典 第3版」(昭46− 12−5)、岩波書店 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 59/00 - 59/18 C08J 7/00 - 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射光を、ポリテトラフルオロエチレン
    (PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
    ロプロピレン共重合体(FEP)、及びテトラフルオロ
    エチレン−ペルフルオロビニルエーテル共重合体(PF
    A)からなる群より選ばれた1つの加工対象材料の加工
    方法であって、 前記加工対象材料で形成された部分を含む加工対象物を
    準備する工程と、 前記放射光を実質的に透過させる領域と、実質的に透過
    させない領域がパターニングされたマスクを準備する工
    程と、 少なくとも波長160nmの紫外線を含む放射光を、前
    記マスクを介して前記加工対象物の表面に照射し、該放
    射光の照射された領域に凹部もしくは貫通孔を形成する
    工程とを含む加工方法。
  2. 【請求項2】 前記放射光を照射する工程は、前記加工
    対象物の表面で光子密度が3×1015フォトン/s・
    mm以上となる放射光を照射する請求項1記載の加工
    方法。
  3. 【請求項3】 前記放射光を照射する工程は、前記マス
    クと前記加工対象物の表面との間に厚さ0.3〜0.5
    mmの間隙ができるように前記マスクを配置して放射光
    を照射する請求項1または2記載の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記放射光の光軸に垂直な断面は、一方
    向に長く、 前記放射光を照射する工程は、前記加工対象物に放射光
    を照射しつつ、前記加工対象物及び前記マスクをその相
    対位置を保ったまま、前記放射光の光軸に垂直でかつ前
    記一方向と交わる方向に移動する請求項1〜3のいずれ
    かに記載の加工方法。
  5. 【請求項5】 平坦面に最小幅が20〜50μmの平面
    形状を有する微細加工部が形成され、ポリテトラフルオ
    ロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘ
    キサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、及びテト
    ラフルオロエチレン−ペルフルオロビニルエーテル共重
    合体(PFA)からなる群より選ばれた1つの材料から
    なる領域を含む部材であって、 前記平坦面の法線方向に関する該微細加工部の寸法は5
    0μm以上であり、該微細加工部の前記平坦面に平行な
    断面は、形状及び大きさが前記平坦面の法線方向の位置
    によらずほぼ等しい部材。
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