JP2921702B2 - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JP2921702B2
JP2921702B2 JP2132534A JP13253490A JP2921702B2 JP 2921702 B2 JP2921702 B2 JP 2921702B2 JP 2132534 A JP2132534 A JP 2132534A JP 13253490 A JP13253490 A JP 13253490A JP 2921702 B2 JP2921702 B2 JP 2921702B2
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laser light
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浩之 外山
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、目標物に照準光及びレーザ光を導光するハ
ンドピースを有するレーザ装置に関する。
従来の技術 従来のハンドピースを有するレーザ装置、特に高出力
のレーザ光を照射するレーザ装置において、操作者を含
めた周りにいる人は、強烈な閃光を放つレーザ光から眼
を守るために、そのレーザ光を遮断するための保護メガ
ネをかけてハンドピースを操作している。
しかし、上記のようなレーザ装置では、保護メガネを
かけることで照射している部位が見えにくくなる虞があ
り、また保護メガネをかけるのが面倒であることから、
実際には保護メガネを使用せずに作業が行われている。
このように保護メガネをかけない場合でもレーザ光か
ら眼を守るために、金属やゴム等のレーザ光を通さない
材料で構成された中空部材を先端部分に配設したハンド
ピースを有するレーザ装置が知られている。
本発明が解決しようとする課題 ところが、前述した例では、保護メガネを使用せずに
レーザ光を操作すると、照射用のレーザ光の反射光及び
散乱光により眼を害することがあり、たいへんに危険で
ある。操作者はレーザ光の発光に合わせて、どうにかし
て眼を保護するように苦労を強いられている。
また、後述した例では、レーザ光は外部に漏れない
が、レーザ光の照射している部位がわからないので、照
射部位を誤る可能性がある。特に形成外科用の治療用レ
ーザ装置の場合、治療部位が広範囲に亘っているので、
過照射の虞がある。
発明の目的 この発明は上述の課題を解決するために、レーザ光が
外部に漏れず、過照射、誤照射を防ぐことができるレー
ザ装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 そこで、上記課題を解決するために、中空部材3が目
標物である治療部位Oに標準光及びレーザ光Lを導光す
るためのハンドピース2の先端部分に配設される。中空
部位3の先端部分に害中空部材3と接する部分の形状に
倣うような弾性部材4を設ける。この中空部材3はレー
ザ光を遮断し標準光を透過させるのである。
作 用 ハンドピース2の先端部分にある中空部材3が、レー
ザ光Lを遮断しかつ標準光を透過させるので、操作者又
は技術者は照射部位Oを常に中空部材3の外から目視に
より確かめることができる。
また、中空部材3の先端部分に該中空部材3と接する
部分の形状に倣うような弾性部材4を設けるので、患者
Pの治療部位Oの近傍の形状が凹凸している場合に直に
密着し、レーザ光Lを外部に漏らすことがなく、患者P
に負担を掛けずに治療部位Oに優しく接触することがで
きる。
以下、まず、参考例を説明し、そのあと、本発明のレ
ーザ装置を、例えば、あざ治療用のルビーレーザ装置に
適用した実施例1〜2を示す。
参考例 第1図を参照する。レーザ発振器10から発振されたレ
ーザ光L1はファイバー1によりハンドピース2に導光さ
れる。標準光光源は、ハンドピース2に内蔵されている
かハンドピースの外部にある。中空部材3はハンドピー
ス2の先端部分20、すなわち治療部位Oに対面させる側
に備える。操作者はハンドピース2を手で保持して、患
者Pの治療部位Oの近傍に中空部材3の先端30を付着さ
せる。
患者Pの治療部位Oに対して治療用レーザ光L1と標準
光のいっしょになった光L2が照射される。
この中空部材3はたとえばガラス又はプラスチックで
作られている。中空部材3の内側又は外側には、治療部
位Oを照準する照準光の波長のみを透過しかつ治療用レ
ーザ光を遮断する蒸着膜が形成されている。もしくは中
空部材3が同様の効果を持つ色付きフィルターで作られ
ている。この標準光の波長は0.63μmで、色は赤であ
る。またレーザ光の波長は0.69μmで色は赤である。蒸
着膜はたとえば多層膜でMgF2やZnSにより作られてお
り、厚みは透過特性により決定される。
標準光で治療部位Oを標準している際に、操作者は標
準している箇所が患者Pの治療部位Oであるかどうかを
中空部材3を通して外から目視で確認でき、誤ること無
く治療用のレーザ光を照射できる。また過照射も防げ
る。操作者やその周囲にいる人は治療用のレーザ光の強
烈な輝きにより眼を痛めることなく、安心して治療に専
念できる。
実施例1 第2図を参照する。前述の参考例と同一な要素には同
一の番号を付し、説明を省略する。
第2図において、筒状の中空部材3の先端部分30に患
者Pの治療部位O近傍の形状に合うような部材として、
例えば、プラスチックやゴムのような弾性部材4を配置
する。
この弾性部材4は、患者Pの治療部位Oの近傍の形状
が凹凸している場合に直に密着するので、治療用のレー
ザ光L1を外部に漏らすことがない。中空部位3は、光L2
のうちの照準光を透過し治療用のレーザ光L1を遮断する
ので、参考例と同様の効果を有する。
実施例2 第3図を参照する。前述の参考例と同一の要素には同
一の番号を付し、説明を省略する。
第3図において、筒状の中空部材3をハンドピース2
を装着する際、ノブ5を設ける。
このノブ5により、ハンドピース2の先端20に所定の
長さだけネジ6が切ってあるので、患者Pの治療部位O
の近傍の形状に合わせて、中空部材3を光L2の光軸方向
に移動できる。実施例1と同様に治療部位Oの近傍に密
着するので、実施例1と同様の効果を奏する。
また中空部材3は、光L2のうちの照準光を透過し治療
用のレーザ光を遮断するので、参考例と同様の効果を有
する。
実施例2のネジ6を設ける代わりに、第4図のように
固定ビス100を用いて中空部材130をハンドピース120に
対して固定してもよい。この場合も固定ビス100をゆる
めれば、中空部材130を軸方向に移動できる。
また、実施例2の中空部材の先端にも第2図に示すよ
うな弾性部材を設ける。弾性部材は着脱自在にするとよ
い。
なお、本願発明は上記実施例1〜2に限定されるもの
でなく、レーザ光を導光するハンドピースを有するレー
ザ装置であれば、容易に実施することが可能である。中
空部材はラッパ状のものに限らない。照射光の光源はハ
ンドピース以外のところに設けて光ファイバーでハンド
ピースに送ってもよい。
発明の効果 以上説明したように、照射光を透過し治療用のレーザ
光の反射光や散乱光を遮断する中空部材を設け、中空部
材の先端部分に該中空部材と接する部分の形状に倣うよ
うな弾性部材を設けることで、治療用のレーザ光を外部
に漏らすこと無く、操作者やその周囲にいる人の眼を痛
めることがない。また照準光の標準している部位が正確
な照準部位かどうかを確認でき、誤照射や過照射を防
ぎ、安全かつ確実に治療を行うことができる。さらに、
患者の治療部位に弾性部材が優しく接触するので、患者
に負担を掛けることがなく、患者に安心感を与えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明範囲に入らないレーザ装置の参考例を
示す図、第2図、第3図および第4図は、それぞれ本発
明のレーザ装置の実施例1、2および3を示す図であ
る。 1……ファイバー 2……ハンドピース 3……中空部材 10……レーザ発振器 L1……レーザ光 L2……レーザ光と照準光がいっしょになった光

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標物に照準光及びレーザ光を導光するハ
    ンドピースを有し、その目標物に対してレーザ光を照射
    するレーザ装置において、 上記レーザ光を遮断し上記照準光を透過させる筒状の中
    空部材を上記ハンドピースの先端部分に配設し、上記中
    空部材の先端部分に該中空部材と接する部分の形状に倣
    うような弾性部材を設けたことを特徴とするレーザ装
    置。
  2. 【請求項2】上記中空部材を上記ハンドピースに脱着可
    能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のレーザ
    装置。
JP2132534A 1990-05-24 1990-05-24 レーザ装置 Expired - Lifetime JP2921702B2 (ja)

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