JP2921604B2 - 記憶媒体にサーボ・パターンを書き込む方法およびシステム - Google Patents
記憶媒体にサーボ・パターンを書き込む方法およびシステムInfo
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
部センサを使用しない記憶媒体へのサーボ・パターンの
書込みに係わる。
磁気ディスクなどの記憶媒体に記憶される。ディスクを
製造する際、一般にはいくつかの内部ヘッドを有するデ
ィスク・ドライブをサーボライタと呼ばれるマスタリン
グ機構に取り付ける。サーボライタは、書込みヘッドに
結合されたディスク表面上に磁気情報のパターンを書き
込めるように、少なくとも1つのヘッドの半径方向およ
び円周方向の位置を見つけ出す、ディスク・ドライブの
外側に配置されたセンサを有する。このパターンは、通
常の動作中にディスク・ドライブがデータ記憶のために
トラックとセクタを探し出すために使用するマスタ基準
となる。
けなければならないため、マスタリング機構上でサーボ
書込みを行うプロセスは高くつく。さらに、センサはア
クチュエータとディスク・スピンドル・モータとにアク
セスすることができなければならないため、ディスクの
機械的境界条件が変更される。これには機械クランピン
グとファイルの分解が必要な場合がある。
83年11月8日に発行され、ノーザン・テレコム社に譲渡
された「Embedded Servo Track Following System and
Method for Writing Servo Tracks」という名称の米国
特許第4414589号に記載されている。米国特許第4414589
号では、移動する読み書きヘッドを磁気記憶ディスクに
対して位置決めするサーボ・トラック追従システムが記
載されている。半径方向の位置または情報トラックを識
別するためにディスク上のセクタに複数のサーボ・トラ
ックを記録する。固定クロック・トラック・ヘッドに1
つのパルスを書込み、移動するヘッド上に書き込まれた
中間クロック・トラックに位相ロック・ループし、次に
固定クロック・トラック・ヘッドに書き込まれた最終ク
ロック・トラックに位相ロック・ループすることによっ
て、クロック・トラックを書き込む。次にヘッドを境界
停止位置まで移動し、基準トラックを書き込むことによ
って、半径方向のトラック密度を決定する。その後、最
終的な平均トラック密度に関係する所定の割合だけ基準
トラックの振幅を縮小するのに十分な量だけヘッドをず
らす。次に、別の基準トラックを書込み、再び所定の割
合だけその第2の基準トラックの振幅を縮小するのに十
分な量だけヘッドを再び第2の基準トラックからずら
す。ディスクが基準トラックでいっぱいになるまでこれ
を続ける。このようにして得られた平均トラック密度が
不満足な場合は縮小数値を調整し、このプロセスを繰り
返す。
発行され、パイオニア・リサーチ社に譲渡された「Serv
owriter System for Magnetic Disk Drives」という名
称の米国特許第4531167号に記載されている。米国特許
第4531167号では、ディスクにサーボ・トラックを書き
込む前に、まず、ディスクに動作全体のタイミング基準
の役割を果たすマスター・クロック・トラックを別個の
ヘッドで書き込む必要がある。次にディスクの表面全体
にEVENサーボ情報を書き込むことによってディスクにサ
ーボ・バーストを書き込む。これは、まず、アームを外
側にクラッシュ・ストップまで移動し、次にディスク1
回転ごとにアームを半径方向にデータ・トラック幅より
少ない距離だけ移動させることによって行う。その後、
アームを再び外側クラッシュ・ストップに接する位置ま
で駆動し、ヘッドによってディスク・ドライブのいくつ
かのセクタにODDサーボ情報が書き込まれるようにす
る。ODDサーボ情報の書込みに使用したアームがディス
クの内径に達したら、アームが外側クラッシュ・ストッ
プから内側クラッシュ・ストップまで進むのに要するス
テップ数、ディスク上に実際に必要なトラック数と比較
する。実際のステップ数が実際に必要なトラック数と異
なる場合、次の操作でステップ数がディスク上の必要ト
ラック数と正確に等しくなるように、マイクロプロセッ
サによって求めた特定の偏り量を適用する。
使用するタイミング・パターンを書き込むために、外部
タイミング・センサを必要とする。さらに、外部センサ
が必要なために、クリーン・ルーム環境が必要である。
さらに、後でサーボ・パターンの書込みに使用するトラ
ック・ピッチを求めるために、ディスク全体の情報を書
き込む。これは時間がかかり、高くつく。したがって、
クリーン・ルーム環境が不要な、ディスク上にサーボ・
パターンを書き込む技法が必要である。さらに、外部セ
ンサが不要なサーボ・パターンの書込み技法が必要であ
る。さらに、どのヘッドが記録装置で最も幅の広いトラ
ックを書き込むかを判断する方法が必要である。また、
ディスク全体の情報を書き込まずに記録装置のトラック
・ピッチを判断する方法が必要である。さらに、外部ク
ロック源をなくし、それによってサーボ・パターンを書
き込むヘッドとクロック源との間の相対的な移動から生
じる誤差の可能性を少なくするタイミング情報の書込み
技法が必要である。
ステップを有し、トラックの間隔を初期半径方向位置決
め値によって決定する、記録装置の記憶媒体に書き込む
トラックの所望のトラック・ピッチを求める技法が記載
されている。
媒体上にサーボ・パターンを書き込む方法を提供するこ
とによって、従来の技術の欠点を克服し、追加の利点が
得られる。内部記録ヘッドを使用して記憶媒体上にタイ
ミング・パターンを生成し、内部記録ヘッドを半径方向
に位置決めするために使用する半径位置決め値を求め
る。生成されたタイミング・パターンと半径位置決め値
とによって求めた場所にサーボ・パターンを書き込む。
タイミング・パターンを生成するために、複数のトラッ
クのうちの最初のトラックに複数の遷移を書き込み、複
数の遷移の各対の間の時間間隔を求め、求めた各時間間
隔と所定の名目間隔との間の偏差を求め、複数のトラッ
クのうちの2のトラックに複数の遷移を書き込む。複数
の遷移の各第1の部分を第1の所定の時間遅延時に書き
込み、複数の遷移の各第2の部分を第2の所定の時間遅
延時に書き込む。
有する記録装置のトラック・ピッチを求める。複数のN
個のトラックのうちのいつくかに遷移を書き込み、書き
込んだ各遷移に付随するリードバック信号を得て、その
リードバック信号を比較してトラック・ピッチを判断す
る。
ちのどのヘッドが最も幅広いトラックを書き込むかを判
断する。複数の記録ヘッドのそれぞれによって第1の遷
移を書き込み、複数の記録ヘッドの1つによって第2の
遷移書き込む。第2の遷移は、第2の遷移と同じ記録ヘ
ッドで書き込まれた第1の遷移から所定の距離に書き込
む。各記録ヘッドを第2の遷移を利用して位置決めし、
第1の遷移のそれぞれに付随する振幅信号を読取り、位
置決めされた記録ヘッドと比較する。この比較から、最
も広く書き込む記録ヘッドを判断する。
装置内にある複数の記憶媒体のうちの1つの記憶媒体上
にタイミング・パターンを生成する。複数の記憶媒体そ
れぞれに、複数の内部記録ヘッドのうちの少なくとも1
つが付随している。タイミング・パターンを表す第1の
複数の遷移を、複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内
部記録ヘッドで書き込む。複数の内部記録ヘッドのうち
の第1および第2の内部記録ヘッドを位置決めする。位
置決めされた第1の記録ヘッドで第1の複数の遷移を読
み取り、位置決めされた第2のヘッドで第2の複数の遷
移を書き込む。第1と第2の記録ヘッドを位置決めし直
し、位置決めし直した第2の記録ヘッドで第2の複数の
遷移を読み取り、位置決めし直した第1の記録ヘッドで
第3の複数の遷移を書き込む。
にサーボ・パターンを書き込むシステムを提供する。こ
のシステムは、内部記録ヘッドを使用して記憶媒体上に
タイミング・パターンを生成する手段と、内部記録ヘッ
ドを半径方向に位置決めするために使用する半径位置決
め値を判断する手段と、内部記録ヘッドを使用して記憶
媒体上にサーボ・パターンを書き込む手段とを備える。
サーボ・パターンはタイミング・パターンと半径方向位
置決め値とによって判断された場所に書き込まれる。
録装置は、記録装置内に位置決めされた記憶媒体と、記
憶媒体上にタイミング情報とサーボ・パターンを書き込
むための記録装置内の内部記録ヘッドとを備える。一実
施例では、この記録装置を密封する。
環境を必要とせずに記録媒体上にボ・パターンを書き込
むことができる。さらに、全ディスクの情報の書き込み
を必要とせずに記録装置のトラック・ピッチを判断する
技法を提供する。さらに、外部クロック源を必要とせず
にタイミング・パターンを書き込む。本発明の技法によ
り、以前よりも容易に、しかもより正確にタイミング情
報とサーボ・パターンを書き込むことができる。
る請求の範囲で個々に示し、明確に請求する。本発明の
上記およびその他の目的、特徴、および利点は、添付図
面を参照しながら以下の詳細な説明を読めば明らかにな
ろう。
み込むディスク・ドライブの一実施例を示す図である。
を有するディスク・ドライブの側面の一例を示す図であ
る。
随する論理の一例を示す図である。
書き込むヘッドを判断する技法に付随する論理の一例を
示す図である。
区分に分割されたディスク表面の一例を示す図である。
ドのオフトラック位置との関係を示すグラフの一例を示
す図である。
判断する技法に付随する論理の一実施例を示す図であ
る。
た4つのバーストを持つN個の円周方向パイ区分に分割
されたディスク表面の一例を示す図である。
幅と正しいトラック・ピッチがある記録ヘッドの半径方
向の位置との関係を示すグラフの一例を示す図である。
幅と不適切なトラック・ピッチがある記録ヘッドの半径
方向の位置との関係を示すグラフの一例を示す図であ
る。
ドライブ内に位置決めされたディスク上へのタイミング
・パターンの書込みに付随する論理の一実施例を示す図
である。
スペクトル密度のグラフの一例を示す図である。
間間隔との関係のグラフの一例を示す図である。
プ番号との関係を示すグラフの一例を示す図である。
ら偶数番号の遷移を生成する際に名目時間間隔にはした
を加えない半径方向のタイミング・マーク軌跡を示す図
である。
ら偶数番号の遷移を生成する際に名目時間間隔にはした
1を加えた半径方向のタイミング・マーク軌跡を示す図
である。
ら偶数番号の遷移を生成する際に名目時間間隔にはした
1/2を加えた半径方向のタイミング・マーク軌跡を示す
図である。
グ・マークに沿った位置決めの誤差とステップ番号との
関係を図示するグラフの一例を示す図である。
へのサーボ・パターンの書込みに付随する論理の一例を
示す図である。
ターンを他のディスク面に伝播させる操作に付随する論
理の一例を示す図である。
してディスク表面上にタイミング情報を書き込む操作に
付随する論理の一実施例を示す図である。
を書き込む方法および装置を提供する。一実施例では、
ディスク・ドライブなどの記憶装置内にある1つまたは
複数の磁気ディスク上にサーボ・パターンを書き込む。
第1a図および第1b図を参照すると、一実施例ではディス
ク・ドライブ10は1つまたは複数の磁気ディスク12a〜1
2b(まとめて磁気ディスク12と呼ぶ)と、1つまたは複
数の内部記録ヘッド14a〜14d(まとめて記録ヘッド14と
呼ぶ)と、サスペンション機構16と、アクチュエータ18
と、アクチュエータ取付け部品20と、1つまたは複数の
クラッシュ・ストップ22と、アクチュエータ駆動機構24
と、読み書きコントローラ26と、コンピュータ28と、プ
ログラマブル遅延発生機構30と、時間間隔測定システム
32とを備える。これらの構成要素のそれぞれについては
以下で詳述する。
きる2つの面を有し、各面は複数のトラック13を有す
る。本発明の原理によると、内部記録ヘッド14を使用し
て磁気ディスク12の1つまたは複数の面上にタイミング
情報やサーボ・パターンなどの情報を書き込む。ディス
ク12の内径にスピンドル・モータ5(第1b図)があり、
当技術分野で周知のように、磁気ディスク12を回転させ
るために使用する。第1a図に示すように、記録ヘッド14
はサスペンション機構16に取り付けられている。
動することができるようにし、アクチュエータ18に接続
されている。アクチュエータ18は、たとえば、ボイス・
コイル・モータ23に接続されたボール・ベアリング19を
備えた標準の可動コイル・アクチュエータである。第1b
図に示すように、モータ23は1つまたは複数の磁石21を
備える。ボール・ベアリング19の各側に、クラッシュ・
ストップ22があり、アクチュエータの可動範囲を制限す
るために使用される。アクチュエータ18はアクチュエー
タ取付け部品20を介してベース・プレート25に取り付け
られている。一実施例では、アクチュエータ取付け部品
20は1本または複数のねじを使用してアクチュエータを
ベース・プレートに取り付ける。
アクチュエータ駆動機構24は、ボイス・コイル・モータ
23に電流を供給するパワー・トランジスタなどの電子回
路を備える。
コントローラ26も結合されており、後述するように本発
明の原理によりディスク上の磁気遷移の読み書きを行う
ために使用される。
にはそれぞれバス29aおよび29bを介してコンピュータ28
が結合されている。コンピュータ28にはたとえば、情報
を保管する記憶装置を有する標準のパーソナル・コンピ
ュータが含まれる。
ル遅延発生機構30が結合されている。プログラマブル遅
延発生機構30は、たとえばヒューレット・パッカードの
HP8118Aであり、以下で詳述するように所与の遷移が書
き込まれる時点を制御するために使用される。
システム32も結合され、本発明の原理により、必要な時
間間隔を測定するために使用される。一実施例では、時
間間隔測定システム32はヒューレット・パッカードを提
供するHP5372Aタイム・アナライザを含む。
ライブには多くの変形があり得ることがわかるであろ
う。たとえば、ディスク・ドライブはただ1つの磁気デ
ィスクとただ1つの記録ヘッドを有することもできる。
して磁気ディスク12のうちの1つまたは複数の磁気ディ
スク上にサーボ・パターンを書き込む。サーボ・パター
ンは1つまたは複数のディスク面上の特定の場所に書き
込まれ、したがって、サーボ・パターンを書き込む前
に、サーボ・パターンの書込みに使用する記録ヘッドの
半径方向の位置決め情報と円周方向の位置決め情報
(θ)を判断する。サーボ・パターンを書込む際に使用
する技法の一実施例について以下に詳述する。
イブ10のどの記録ヘッドが最も広いトラックを書き込む
かを判断する(ステップ50「最も広いヘッドを見つけ
る」)。この実施例では、以下で詳述するように、最も
広いトラックを書き込むヘッドがタイミング・パターン
とサーボ・パターンの書込みに使用する望ましいヘッド
である。記録ヘッドが1つしかない場合は、そのヘッド
が最も広いトラックを書き込むヘッドである。最も広い
ヘッドを判断する方法について、第3図を参照しながら
詳述する。
・ドライブまたはその他の記憶装置のどの記録ヘッドが
最も広いトラックを書き込むかを判断するために、ディ
スク・ドライブ内にある各ディスク面をN個の円周方向
区分に分割する(ステップ52「各ディスク面をN個の円
周方向区分に分割する」)。一実施例では、Nは16に設
定され、したがってディスク面は第4図に示すように16
個の円周方向区分に分割される。当技術分野で周知のよ
うに、ディスク面を分割するために、索引を使用して最
初のセクタを識別する。その後に、互いに所定の距離だ
け離れた位置にパターンを書き込むことによって任意の
数のセクタを画定することができる。
タに分割した後、1セクタおきにAセクタとラベル付け
し、残りのセクタにBセクタとラベル付けする(ステッ
プ54「1セクタおきに“A"とラベル付けし、残りのセク
タに“B"とラベル付けする」)。その後、アクチュエー
タ18をクラッシュ・ストップ22に接して保持しながら、
各記録ヘッド14を使用してそれぞれのディスク面に振幅
バースト(すなわち1つまたは複数の磁気遷移)を書き
込む。具体的には、本発明の原理により、ディスク面の
最初のトラックの各Aセクタに振幅バーストを書き込む
(ステップ56「トラック#1のAセクタにすべてのヘッ
ドを使用して振幅バーストを書き込む」)。
所定の距離だけ移動させる(ステップ58「アクチュエー
タを所定の量だけ移動する」)。一実施例では、この所
定の距離はヘッド14aなどの記録ヘッドの信号振幅とヘ
ッドのオフトラック位置との関係に基づく。振幅とオフ
トラック位置とのほぼ線形の関係の一例を、第5図に示
す。第5図に示すように、振幅が最大値のとき、記録ヘ
ッドはそのトラックの真上(すなわち30ミクロン)にあ
り、記録ヘッドがその最大振幅の半分の位置(すなわち
約0.5)にあるとき、記録ヘッドはそのトラックからほ
ぼ半分(すなわち15ミクロン)の位置にある。1つの事
例では、ヘッド14aからのリードバック信号がその最大
振幅の半分(すなわちトラックから半分)の位置になる
までアクチュエータを移動する。半分の振幅位置で、修
正されたヘッド信号をサンプリングすることによって行
われるサーボ制御を行いながら、ヘッド14aに対応する
ディスク面の第2のトラック上のBセクタにヘッド14a
で振幅バーストを書き込む(ステップ60「トラック#2
のBセクタにヘッド1で振幅バーストを書き込む」)。
て、Bバーストを使用して位置情報を供給することがで
きる。たとえば、特定の間隔(振幅バースト)中にヘッ
ドをゲート制御してBバーストに対応する磁気遷移から
信号を読み取ることができる。サンプル・ホールド回路
を使用して、バースト間の間隔中にリードバック信号の
振幅に対応する電圧を一定に保持する。これによって、
適切な位置信号がサーボ・ループに入力され、アクチュ
エータが位置決めされる。一実施例では、リードバック
信号の所与の振幅をサーボ制御するときに、低帯域幅に
よるサーボ制御ループを使用する。そうすると、ヘッド
位置は磁気サーボ信号の反復的変化に従うのではなく、
全セクタ・バーストの平均になる。Bバーストの振幅を
サーボ・システムの位置信号(すなわちサーボ・オン)
として使用して、ディスク・ドライブのすべての記録ヘ
ッドの下でAバーストからの振幅信号を読み取って比較
する(ステップ62「Aバーストからの信号を比較す
る」)。一実施例では、電圧計やディジタル・オシロス
コープなどの標準測定手段を使用してAバーストからの
信号の読み取りと比較を行う。信号が1つのヘッドを除
くすべてのヘッドから失われた点で、そのヘッドが最も
広いトラックを読み書きするヘッドであると判断され
る。
を使用するが、1つのAバーストと1つのBバーストの
みを使用することも可能である。
トラックを書き込むヘッド(以下ヘッドWと呼ぶ)を判
断した後、本発明の原理に従ってそのヘッドを使用して
ディスク・ドライブのトラック・ピッチを求める(ステ
ップ64「トラック・ピッチを求める」)。
ィスク・ドライブのトラック・ピッチを求めるために、
ヘッドWに対応するディスク面をN個の円周方向のパイ
区分に分割する(ステップ70「ディスク面を分割す
る」)。第7図に示すように、一実施例ではディスク面
を16個の区分68に分割し、各区分68は複数のトラック71
を有する。典型的には、ディスク面は1インチ当たり約
4000トラックのトラック密度(すなわちデータ・トラッ
クの幅がトラックの幅の2倍であって、1つのデータ・
トラックが他のデータ・トラックに重ならない2000本の
データ・トラック)を有する。
アクチュエータ18をクラッシュ・ストップに接して保持
し、ヘッドWを使用して各区分の最初のトラックに振幅
バースト(Aバーストと呼ぶ)を書き込む(ステップ72
「ヘッドWでトラック#1にAバーストを書き込む」)
(第7図参照)。(他の実施例では、最も広いトラック
を書き込むヘッド以外のヘッドを使用して最初のトラッ
クにAバーストを書き込むこともできる。さらに、最初
のトラック以外のトラックにバーストを書き込むことも
できる。)振幅バーストを書き込んだ後、たとえば最も
広いトラックを書き込むヘッドからの振幅が最大振幅の
半分になるか、またはトラック間に適切な間隔ができる
と推測される振幅になるように、アクチュエータ18を所
定の距離だけ移動させる(ステップ74「アクチュエータ
を位置決めする」)。
その位置に保持し、各区分の第2のトラックにBバース
トを書き込む(ステップ76「ヘッドWを使用してトラッ
ク#2にBバーストを書き込む」)。同様に、Bバース
トをサーボ・オンにすることによって各区分の第3のト
ラックにCバーストを書き込み(ステップ78「ヘッドW
を使用してトラック#3にCバーストを書き込む」)、
Cバーストをサーボ・オンにして各区分の第4のトラッ
クにDバーストを書き込む(ステップ80「ヘッドWを使
用してトラック#4にDバーストを書き込む」)。
クに4つバースト(A、B、C、およびDバースト)を
書き込んだ後各バーストからのリード・バック信号を比
較することによってトラック・ピッチを求めることがで
きる(ステップ82「バーストA、B、C、Dからのリー
ド・バック信号を比較する」)。トラック・ピッチが所
望のレベルの場合、ヘッドWが第2のトラック上の中心
にあるときに、Bバーストからのリード・バック信号が
最大値であり、第4のトラックからの振幅信号はない。
すなわち、トラック・ピッチがヘッド幅と等しい場合、
Dバーストからの振幅は、オントラック振幅より−40dB
下のように、ゼロに近くなるように設定されたしきい値
より下になる。さらに、AバーストとCバーストの両方
からの信号は、第2のトラックを書き込んだときにサー
ボされた振幅と等しい。上述の例を第8図に示す。第8
図では参照番号83の位置でBバーストの振幅が最大であ
り、Dバーストの振幅がゼロに近く、バーストAとバー
ストCの振幅が等しい。
ック・ピッチは適切か?」)、このプロセスは終了し、
バーストBを書き込んだときにサーボされたバーストA
からの振幅の値(Q1と呼ぶ)を後述のように使用して、
サーボ・パターンを書き込む(ステップ85「終了」)。
しかし、リードバック信号が第9図に示すようである場
合は、トラック・ピッチは大きすぎ、後述のようにAバ
ーストの新しい振幅を求める(ステップ86「Aバースト
の新しい振幅を求める」)。
書き込まれたときにサーボされたバーストAからの振幅
を示す。その位置(R1)で、バーストDからの信号はま
だゼロに近くない。バーストAからの信号がQ2に等しい
新しい位置R2にサーボすることによって、バーストDか
らの信号がゼロに近い事前定義されたしきい値まで下が
る。この位置で、バーストCからの信号はQ3に等しい。
したがって、トラック・ピッが大きすぎる場合は常に、
Q2>Q1>Q3という結果になる。同様に、トラック・ピッ
チが小さすぎる場合は、Q2<Q1<Q3となる。
バーストの新しい振幅Q1newを求める。一実施例では、
振幅がQ1である領域リードバック信号が線形の場合、A
バーストの新しい振幅を求めるために、以下の式を使用
することができる。
はステップ72「ヘッドWを使用してトラック#1にAバ
ーストを書き込む」に移る。(本明細書ではQ1またはQ1
newを半径方向位置決め値と呼ぶ。)Aバーストを書き
込んだ後、最も広いトラックを書き込むヘッドからの振
幅がQ1newに等しい値になるようにアクチュエータを位
置決めする(ステップ74「アクチュエータを位置決めす
る」)。この位置で、最も広いトラックを書き込むヘッ
ドを使用して第2のトラックにBバーストを書き込む。
その後、流れは前述のように続く。
ックについて名目上一定している場合であっても、事前
選定したトラック数ごとにQ1またはQ1newの値を更新す
る。
すQ1またはQ1newの値を使用してサーボ・パターンを書
き込む。しかし、第2図に戻って参照すると、サーボ・
パターンを書き込む前に、パターンを配置する円周方向
の位置を示すタイミング・マークを生成する(ステップ
90「タイミング・マークを生成する」)。一実施例で
は、タイミング・パターンは本発明の原理により生成さ
れる磁気遷移の1組の等間隔の半径方向のタイミング・
マークから成る。タイミング・パターンと後述するサー
ボ・パターンは、密閉されたディスク・ドライブ内の内
部記録ヘッドを使用して書き込むことができる。外部セ
ンサは不要である。
ターンを書き込む一技法が詳述されている。一実施例で
は、タイミング・パターンを書き込むために使用する内
部記録ヘッドは最も広いトラックを書き込むヘッドであ
る。最初に、ヘッドWに付随するディスク(以下ディス
クWと呼ぶ)の最も内側のトラック位置でデリミタ(す
なわちクラッシュ・ストップ22)に接してヘッドWを配
置する(ステップ92「ヘッドをデリミタに接して配置す
る」)。ヘッドをこの場所に配置した状態で、ディスク
の完全な1回転にわたる等時間間隔でディスク面上に一
連の遷移または遷移の一連のバースト(たとえば磁気遷
移)を書き込む(ステップ94「ディスクのトラック#1
に遷移を書き込む」)。一実施例では、ディスクは60rp
mで回転し、92.56マイクロ秒の時間間隔を選定してディ
スクWの1トラックに180バーストの遷移が書き込まれ
るようにする。これらの180バーストの遷移は、各対が
それぞれ奇数番号の遷移と偶数番号の遷移を含む遷移の
対と考えることができる。たとえば、1対の遷移のバー
ストは、バースト1と2を含む。他の対はバースト3と
4を含み、以下同様である。
転時に、各奇数番号と偶数番号のバーストの遷移(1−
2、3−4など)の間の時間間隔を測定する(ステップ
96「奇数番号と偶数番号の遷移の間の時間間隔を測定す
る」)。一実施例では、この時間間隔を測定するため
に、時間間隔測定システム32を使用する。各時間間隔を
測定した後、コンピュータ28を使用して名目間隔(たと
えば92.56マイクロ秒)からの各時間間隔の偏差を求め
る。具体的には、コンピュータ28は偏差を求めるために
名目間隔から各時間間隔を引き、それらの偏差をコンピ
ュータ28の記憶装置内に記憶する(ステップ98「名目間
隔からの各時間間隔の偏差を記憶する」)。
特別な名目値を求める(ステップ100「最後の遷移と最
初の遷移の間の間隔を測定する」)。この特別名目間隔
を作成するのは、遷移180と遷移1が92.56マイクロ秒の
名目間隔からの偏差が比較的大きい(すなわち数ナノ秒
ではなくマイクロ秒単位である)ためである。これは、
遷移180と遷移1が、92.56マイクロ秒の間隔ではなく1
6.67ミイ秒の間隔において書き込まれることによる。特
別名目値を求めた後、それを遷移180と遷移1との間の
間隔として使用するために、コンピュータの記憶装置に
記憶する(ステップ102「間隔を特別名目値として記憶
する」)。
では一連の遷移)を書き込み、偏差を求めて記憶した
後、ヘッドWを最初のトラックから半径方向に所定の値
だけ移動する(ステップ104「ヘッドを所定の値だけ移
動する」)。一実施例では、この所定の値はトラックの
約半分に等しい。ヘッドをトラックの約半分だけ移動し
た後、既存の奇数番号の遷移をトリガ点として使用して
ヘッドWで新しい1組の偶数番号の遷移を書き込む(ス
テップ106「奇数番号の遷移を使用して次のトラックに
情報を書き込む」)。所与の偶数番号の遷移を書き込む
時点は、プログラマブル遅延発生機構30(第1図)によ
って制御される。プログラマブル遅延発生機構30は、名
目間隔にその遷移の対の記憶測定偏差の半分などのはし
たを足した値に設定されている。偶数番号の遷移を書き
込んだ後、偶数番号の遷移をトリガ点として使用して新
しい1組の奇数番号の遷移を生成する(ステップ108
「偶数番号の遷移を使用して次のトラックに情報を書き
込む」)。偶数番号の遷移の書き込みと同様に、プログ
ラマブル遅延発生機構によって制御された時点で所与の
奇数番号の遷移を書き込む。この場合、所与の遷移の対
の遅延発生機構はその対の名目間隔に等しい値に設定さ
れている。前記に加えて、遷移180から遷移1を生成
し、第2のトラックに書き込む。この場合、プログラマ
ブル遅延発生機構は、前述のようにして算出した特別名
目値に、その遷移の対のために記憶装置に記憶されてい
る測定偏差の半分を足した値に設定する。この偏差は第
2のトラックの場合はゼロであるが、それ以降のトラッ
クの場合はゼロではない。
数−偶数の遷移の各対の時間間隔を測定し、名目時間間
隔(または特別名目間隔)からの各偏差をコンピュータ
28内にある記憶装置に記憶する(ステップ110「間隔を
測定し、偏差を記憶する」)。
トラックがまだほかにあるかどうかを判断する(問い合
わせ112「それ以上トラックがあるか?」)。ディスク
上にタイミング情報を受け入れるトラックがそれ以上な
い場合、ディスク面にタイミング・パターンを配置する
プロセスは完了する(ステップ114「終了」)。しか
し、ディスクの追加のトラックにタイミング・パターン
を書き込む場合、流れはステップ104「ヘッドを所定の
値だけ移動する」に戻り、このプロセスを繰り返す。
ミング・マークを設け、それらをサーボ・パターンの生
成のためのトリガ点として使用することができる。一実
施例では、サーボ・パターン情報は、半径方向のタイミ
ング・マーク間の領域に書き込む。サーボ・パターンを
書き込んだ後、半径方向のタイミング・マークを消去す
ることができる。さらに、すべての半径方向のタイミン
グ・マークを使用しなくてもサーボ・パターンを書き込
むことができる。
にするため、サーボ・パターンは半径方向のタイミング
・マークの後、可能な限りただちに開始することが望ま
しい。この可能最小時間は、ヘッドを読み取りから書き
込みに切り換えるのに要する時間によって求められ、典
型的には1マイクロ秒未満である。記録遷移間のタイミ
ング・ジッタは、回転速度の変化、記録ヘッドの変化、
電子部品雑音、および媒体雑音から生じることがある。
(良好な媒体の媒体雑音は典型的には1ナノ秒rms未満
であり、サーボ書き込みに関しては無視することができ
る。)ジッタの詳細な作用は、ディスクの特定の機械設
計とディスク速度制御機構の品質とによって異なる。典
型的なローエンドのディスク・ドライブの場合に予測さ
れるジッタの大きさとスペクトルを示す標識として、ハ
ードカード・ディスク・ドライブのパフォーマンスを測
定した。HP5372Aタイム・アナライザを使用して10KHzの
記録パターンについて4096の時間間隔の連続したシーケ
ンスをキャプチャした。速度対時間の関係の記録を得る
ために、各時間間隔の逆を求めた。その後、そのデータ
を個々の回転別にまとめ、平均をとって変動の繰り返し
部分を求めた。この変動の繰り返し部分をデータから引
き、フーリエ変換をとることによって非繰り返し速度変
動を求めた。このハードカードの非繰り返し速度ジッタ
・スペクトル密度を第11図に示す。このグラフに示すよ
うに、変動の大部分はかなり低い周波数で発生し、恐ら
くモータ速度の変動によるものである。より高い周波数
(1900Hzおよび2800Hz)でいくつかの急峻なピークが見
られ、これらはサスペンション機構の共振またはボール
・ベアリングの瑕疵である。
め、時間間隔ジッタは、約30ミリ秒より短い時間では時
間間隔に従って線形に変化する。この線形の関係を第12
図に示す。この図は、長いシーケンスの記録における間
隔のいくつかのグループの合計を出し、より長い間隔の
rms変動を計算することによって求めた、ナノ秒単位のr
msジッタ対ミリ秒単位の時間間隔の関係のプロットを図
示したものである。一例として、92.56マイクロ秒の間
隔では、ジッタは4.9ナノ秒rmsであることがわかる。こ
の値は、この特定のディスク・ドライブの場合はゼロ間
隔における極限ジッタを約3ナノ秒に制限する電子雑音
による線形射影よりもやや高い。上記の実験から得られ
たデータは、完全な半径方向のタイミング・マーク・パ
ターンをトリガすることによってサーボ・フィールド・
グレイ・コードや位相バーストなどのサーボ・パターン
情報を数ナノ秒内に揃えることができることを照明して
いる。
プロセスのどのサイクルにも適用される。一般に、この
ようなプロセスは、正味誤差がサイクル数の平方根とし
て増大する「ランダム・ウォーク」を構成する。2000サ
イクルを要し、1サイクル当たり4.9ナノ秒の誤差があ
るプロセスでは、パターン誤差は219ナノ秒になる。グ
レイ・コードまたは位相バーストにおける典型的な磁気
パターン期間は約200ナノ秒であるため、この誤差は全
く受け入れられない。本発明の原理によるタイミング・
パターンの書き込みに上述の手続きを使用すると、各半
径方向のタイミング・マークに沿ったパターン誤差は、
サイクル数に関係なく1サイクル当たりの最小誤差の約
2倍である。(半径方向のタイミング・マークの絶対位
置における誤差はサイクル数には依存せず、4乗根とし
てのみ増大する。これらの誤差はグレイ・コードや位相
バーストの配置には影響を与えない。)したがって、1
サイクル当たり4.9ナノ秒の誤差によって、約10ナノ秒
のパターン誤差が生じ、これは磁気パターン期間の5%
に過ぎず、取るに足らない量である。上記に加えて、タ
イミングが別個のクロック・ヘッドまたは回転エンコー
ダによって与えられるサーボ書込みの既存の方法に優
る、パターン精度向上の可能性が提供される。そのよう
な既存のシステムでは、クロック源と書込みヘッドとの
間の相対的な物理的移動の結果、タイミング誤差が生じ
る。この移動は、ヘッドを保持する構造体の震動または
スピンドルにおける非反復的な振れから生じることがあ
る。3600RPMで回転するディスク上の1インチの半径に
あるヘッドの場合、3.7マイクロインチの相対移動によ
り10ナノ秒のタイミング誤差が生じる。
ーンを書き込む際には、所定の値のタイミング遅延を使
用する。一実施例では、この所定の値は名目値に測定偏
差のはした(Fと呼ぶ)を加えた値である。好ましい一
実施例では、このはしたは、以下の3つの場合の比較に
基づき、2分の1である。
180本の半径方向の線の場所におけるrmsジッタ対ステッ
プ番号の関係をグラフにして示す。第13図に示すよう
に、たとえば1000ステップあり、各ステップが半トラッ
クに対応する。グラフに図示されているデータは、8つ
の異なるモンテカルロ・ランの平均値である。(モンテ
カルロ技法は、ランダムな事象によって左右されるプロ
セスを評価するために使用されるコンピュータ・シミュ
レーションであり、当業者には周知である。)最初のト
ラック(たとえばトラック番号1)を、4.9ナノ秒の標
準偏差を有するガウス分布から選択した誤差を使用して
生成し、92.56マイクロ秒間隔での測定ハードカード・
ジッタに対応させる。新しい偶数番号の遷移の生成に
は、測定プロセスによる追加の影響を計算に入れるため
にナノ秒オーダの標準偏差を持つ誤差の追加が必要であ
る。偶数番号の遷移から奇数番号の遷移を生成するに
は、4.9ナノ秒の誤差を使用する。このログ−ログ・グ
ラフから、F=0または1とF=0.5とについて、明確
に異なる力の法則が誤差の伝播を制御していることがわ
かる。
ライン移動することによって渦巻を形成する完全に独立
したランダム・ウォークから成る明確な伝播経路がある
(第14a図参照)。このようなプロセスの場合、rms誤差
はステップ数の平方根として増大する。F=1の場合、
誤差は独立した半径方向の経路に沿って伝播し、この場
合もステップ数の平方根として増大する(第14b図参
照)。しかし、F=0.5の場合は、誤差は渦巻状の経路
と半径方向の経路との間で連続的に混じり合い(第14c
図参照)、その結果、ステップ数の4乗根として増大す
る性質的に異なるタイプのランダム・ウォークとなる。
第14a図ないし第14c図では、最大半径は200ステップに
相当し、角偏差が200倍に増大して可視になっている。
差は、隣接するグレイ・コード遷移または位相バースト
に直接影響を与え、大きい場合には半径方向のタイミン
グ・マーク自体のリードバック振幅を劣化させる。性質
的には、このタイプの誤差は第14a図ないし第14c図に示
すように個々のラインのぎざぎざとして現れる。F=0
の場合、(たとえばF=1およびF=0.5などの)誤差
測定および修正を利用するどちらの手法の場合よりもこ
のタイプの誤差ははるかに大きくなることがわかる。こ
れを第15図に量的に示す。この図では、半径方向のタイ
ミング・マークに沿った隣接するステップ間の位置決め
のrms誤差をステップ番号との関係でグラフにしてあ
る。前記のように、これらは8つの異なるランの平均値
である。F=0の場合、渦巻状の伝播経路の結果、トラ
ックの周囲の絶対位置誤差よりもさらに大きいステップ
間誤差が生じる。F=1とF=0.5の場合は両方とも、
(ステップ数には関係なく)ステップ間誤差は一定して
おり、4.9ナノ秒の入本間隔雑音の2倍にほぼ等しい。
隔におけるジッタと正比例することに留意されたい。こ
れは、モータ速度制御機構を改善し、より良好なリッド
バック信号調整を使用することによって大幅に減らすこ
とができる。半径方向のタイミング・マーク・パターン
に分離された遷移ではなく、遷移のバーストを使用する
ことによって、ジッタの電子成分をさらに減らすことも
できる。半径方向のタイミング・マーク間の基本間隔を
さらに短くすれば、電子部品の影響がさらに低減するこ
とになる。
・パターンの生成に要する合計時間は、1000トラック
(2000ステップ)から成るパターンの場合で約2分と見
積もられる。これは、各伝播ステップを行うのに4回転
かかるという前提に基づいている。半トラックのヘッド
移動と、偶数番号の遷移の書込みと、奇数番号の遷移の
書込みと、奇数から偶数への間隔の測定のためにそれぞ
れ1回転ずつである。
の手続きのいくつかの変形が可能であることがわかるで
あろう。一例として、2分の1以外の誤差修正(すなわ
ち測定偏差のはした)を使用することもできる。他の可
能性として、偶数番号の遷移から奇数番号の遷移の生成
における部分誤差修正を使用することもできる。実験中
に、これはトラックの周囲の絶対位置誤差には全く影響
を与えないことがわかったが、ラインに沿ったステップ
間位置決め誤差はわずかに少なくなる。
ディスク面上にクロック・トラック情報を書き込む技法
について説明した。第2図に戻って参照すると、タイミ
ング・パターンを生成した後、サーボ・パターンを書き
込む(ステップ120「1つの面にサーボ・パターンを書
き込む」)。
ッドと、そのヘッドの半径方向の位置決めを行うオント
ラック振幅のはした(すなわちQ1またはQ1new)とを使
用してサーボ・パターンを書き込む一技法が詳述されて
いる。具体的には、最も広いトラックを書き込むヘッド
(ヘッドW)を、ヘッドWに付随するディスク面(すな
わち面W)の最も内側のトラックでクラッシュ・ストッ
プに戻す(ステップ122「ヘッドをデリミタまで移動す
る」)。
4「バーストAを書き込む」)。3タイミング・マーク
ごとに(タイミング・マーク1、4、7など)トリガさ
れて、30マイクロ秒の名目遅延と10マイクロ秒の幅で振
幅バーストAが書き込まれる。すなわち、振幅バースト
Aはタイミング・マークの30マイクロ秒後に10マイクロ
秒間書き込まれる。当業者なら、バーストはタイミング
・マークごとに書き込むこともその他の任意の所望の間
隔で書き込むこともでき、3タイミング・マークごとと
いうのは一例に過ぎないことがわかるであろう。
後、前述のようにヘッドWをQ1またはQ1newで表された
半径位置にある最初のAバーストでヘッドWをサーボす
る(ステップ126「ヘッドをサーボする」)。ヘッドW
をこの半径位置に位置決めした状態で、3つ目ごとのタ
イミング・マーク(2、5、8など)によって表される
円周方向の位置に振幅バーストBを書き込む(ステップ
128「バーストBを書き込む」)。3つ目ごとのタイミ
ング・マークの後に1マイクロ秒の名目遅延の10マイク
ロ秒の幅で各Bバーストを書き込む。
ミング・マークごとに(1、4、7など)トリガされる
セクタ・ヘッダを書き込む(ステップ130「セクタ・ヘ
ッダを書き込む」)。セクタ・ヘッダは、サーボ識別フ
ィールドとグレイ・コード情報を含み、1マイクロ秒の
名目遅延と29マイクロ秒未満の合計存続時間で書き込ま
れる。
はQ1newの信号レベル比までヘッドWを振幅バーストB
でサーボする(ステップ132「ヘッドをサーボす
る」)。ヘッドWをこの半径位置に置いたまま、3つ目
のタイミング・マーク(1、4、7など)ごとにトリガ
される振幅バーストCを40マイクロ秒の名目遅延と10マ
イクロ秒の幅で書き込む(ステップ134「バーストCを
書き込む」)。
号レベル比までサーボし(ステップ136「ヘッドをサー
ボする」)、3つ目のタイミング・マーク(2、5、8
など)ごとにトリガされる振幅バーストDを10マイクロ
秒の名目遅延と10マイクロ秒の幅で書き込む(ステップ
138「バーストDを書き込む」)。
を書き込む(ステップ140「セクタ・ヘッダを書き込
む」)。ステップ130でセクタ・ヘッダを書き込んだの
と同様に、サーボ識別フィールドとグレイ・コード情報
を含むセクタ・ヘッダを3つ目のタイミング・マーク
(1、4、7など)の後に書き込み、1マイクロ秒の名
目遅延と29マイクロ秒未満の合計存続期間とで書き込
む。
ッドWをQ1またはQ1newの信号レベル比までサーボする
(ステップ142「ヘッドをサーボする」)。この位置
で、バーストを30マイクロ秒の名目遅延と10マイクロ秒
の幅で書き込む(ステップ144「バーストAを書き込
む」)。前と同様に、バーストAの書き込みは3つ目の
タイミング・マーク(1、4、7など)ごとにトリガさ
れる。
ちの他の部分にさらにサーボ・パターンを生成したい場
合(問い合わせ146「書き込む情報がそれ以上あるか
?」)、流れはステップ126に戻り、このプロセスを繰
り返す。それ以外の場合は、本発明の原理により1つの
ディスク面にサーボ・パターンを書き込むプロセスは完
了する(ステップ148「終了」)。
ボ・パターンを生成することができる(ステップ160
「他の面にサーボ・パターンを生成する」)(第2
図)、これは、以下に述べるように、前に書き込んだサ
ーボ・パターンからの情報を使用して行う。
ーンを生成する一技法が説明されている。最初に、最も
広いトラックを書き込むヘッドを面WのBバーストでQ1
またはQ1newの信号レベルまでサーボする(ステップ162
「Bバーストで1つのヘッドをサーボする」)。次にヘ
ッドWは面W上の3つ目ごとのタイミング・マーク(す
なわちタイミング・マーク1、4、7など)を読み取り
(ステップ164「タイミング・マークを読み取る」)、
第2の面上で第2のヘッドの書き込み操作をトリガす
る。これはディスク・ドライブ内のどのヘッドでもよ
く、それに対応するどの面でもよい。第2のヘッドは20
マイクロ秒の名目遅延でCバーストを書き込む(ステッ
プ166「第2のヘッドでCバーストを書き込む」)。
wの信号比にサーボする(ステップ168「1つのヘッドを
Dバーストでサーボする」)。ヘッドWをこの半径方向
の位置に位置決めした状態で、ヘッドWは面W上の3つ
目ごとのタイミング・マーク(たとえば1、4、7な
ど)を読み取り(ステップ170「タイミング・マークを
読み取る」)、第2のヘッドをトリガして書き込み操作
を行わせる。第2のヘッドは第2の面に30マイクロ秒の
名目遅延で振幅バーストAを書き込む(ステップ172
「第2のヘッドでAバーストを書き込む」)。
ーボ・パターンがそれ以上ある場合(問い合わせ174
「それ以上情報があるか?」)、流れはステップ162に
戻り、このプロセスを繰り返す。以上は、サーボ・パタ
ーンがBバーストとDバーストではなくAバーストとC
バーストで構成されていることを仮定しており、これら
は一時的なものに過ぎず、サーボ点として使用される。
BバーストとDバーストは、データ・トラックが配置さ
れることになる場所を表し、したがってBバーストとD
バーストは上書きされる。
第2の面にセクタ・ヘッド情報を配置する。第2の面上
にあるCバーストで第2のヘッドをQ1またはQ1newの信
号レベル比までサーボする(ステップ176「第2のヘッ
ドをCバーストでサーボする」)。この位置でサーボし
ている間に、面W上の3つ目ごとのタイミング・マーク
(たとえば1、4、7など)でヘッドWをトリガし、第
2のヘッドで1マイクロ秒の名目遅延と29マイクロ秒未
満の合計存続時間でセクタ・ヘッダを書き込む(ステッ
プ178「セクタ・ヘッダを書き込む」)。
でQ1またはQ1newの信号レベル比にサーボする(ステッ
プ180「第2のヘッドをAバーストでサーボする」)。
面W上で3つ目ごとのタイミング・マーク(たとえば
1、4、7など)でヘッドWをもう一度トリガし、第2
のヘッダを書き込む(ステップ182「セクタ・ヘッダを
書き込む」)。前と同様に、セクタ・ヘッダはサーボ識
別フィールドとグレイ・コード情報を含み、1マイクロ
秒の名目遅延と29マイクロ秒未満の合計遅延で書き込ま
れる。
184「それ以上セクタ情報があるか?」)、流れはステ
ップ176に移り、このプロセスを繰り返す。それ以外の
場合は、すべてのセクタ情報が書き込まれ、もう1つの
ディスク面上にサーボ・パターンを生成するプロセスは
完了する(ステップ186「終了」)。以上のプロセスを
使用して所望の数のディスク面にサーボ・パターンを生
成することができることは明らかであろう。第2図に戻
って参照すると、サーボ・パターンが他の面に伝播した
後、このプロセスは完了する(ステップ190「終
了」)。
振幅バースト・パターンが書き込まれる。位相符号化パ
ターンが必要であるとすれば、振幅バーストが半径方向
の情報に使用されることになり、ヘッドはタイミング・
マークから入手可能なタイミング情報を使用して位相符
号化パターンを書き込む。当業者なら本発明の技法を使
用して3つ以上のバーストを使用してサーボ・パターン
を書き込むことができ、2つのバーストは一例に過ぎな
いことがわかるであろう。
実施例について説明した。以下では、第2図と第18図を
参照しながら、サーボ・パターンを書き込む他の実施例
について説明する。第2図を参照すると、この第2の実
施例では、上記で詳述したようにして最も広いヘッド
と、トラック・ピッチとを判断する。しかし、タイミン
グ・パターンの生成は上記のプロセスとは異なり、これ
について第18図を参照しながら詳述する。
・パターンを書き込むために選択するヘッドは最も広い
トラックを書き込まないヘッドのうちの1つである。こ
こではこの選択されたヘッドをヘッド1と呼ぶが、これ
はディスク・ドライブ内の最も広いトラックを書き込む
ヘッド以外のどのヘッドでもよいことに留意されたい。
しかし他の実施例では、このヘッドは最も広いトラック
を書き込むヘッドとすることもできる。第18図を参照す
ると、選択されたヘッド(ヘッド1)を使用して、ヘッ
ド1に対応するディスク面の第1のトラックにタイミン
グ・パターンを表す磁気遷移を書き込む。ここではこの
面を面1と呼ぶ(ステップ200「1つのヘッドでクロッ
ク・トラックを書き込む」)。一実施例では、クロック
・トラックはディスク面上に約2.5MHzで書き込まれ、デ
ィスク面上のすべての半径方向の位置に書き込まれる。
後、アクチュエータ18を所定の距離だけ移動する(ステ
ップ202「アクチュエータを所定の距離だけ移動す
る」)。一実施例では、リードバック信号の振幅がオン
トラック信号のほぼ半分になるまでアクチュエータを移
動する。アクチュエータは修正されたヘッド信号をサン
プリングすることによってこの2分の1振幅位置にサー
ボ位置決めされる。アクチュエータをこのように位置決
めする間に、ヘッド1は前に第1の面に書き込まれたパ
ターンを読み取り、第2のヘッド(ヘッド2と呼ぶ)は
第1のヘッドによってパターン読み取りに位相ロックさ
れた第2の面(面2)にパターンを書き込み、それによ
って異なるディスク面に新しいクロック・トラックがで
きる(ステップ204「ヘッド1からパターンを読み取
り、ヘッド2でパターンを書き込む」)。ヘッド1と同
様に、ヘッド2は必ずしもディスク・ドライブの2番目
のヘッドである必要はなく、ディスク・ドライブ内のど
のヘッドでもよい。
第2のヘッドを位置決めする(ステップ206「ヘッド2
を位置決めする」)。具体的には、第2のヘッドは書き
込みモードから読み取りモードに切り換えられて、前に
書き込まれた遷移を読み取る。この信号は振幅信号に変
換され、アクチュエータがQ1またはQ1newの振幅信号レ
ベルに位置決めされる。この位置で、第2のヘッドは第
2の面上のクロック情報を読み取り、ヘッド1によって
第1の面上の第1のクロック・トラックに隣接して第2
のクロック・トラックが書き込まれる(ステップ208
「ヘッド2からパターンを読み取り、ヘッド1でパター
ンを書き込む」)。
たい場合(問い合わせ210「それ以上の情報があるか
?」)、流れはステップ202に戻る。一実施例では、デ
ィスク面全体(すなわち半径方向のすべての位置)にタ
イミング情報を配置することが望ましい。全ディスク面
にクロック・トラックが書き込まれるまでこのプロセス
を繰り返すことによって、アクチュエータのどの半径方
向の位置でもヘッドの円周方向の位置がわかる。このプ
ロセス中の半径方向の位置の精度は、リード・バック信
号が位相ロックされ、コヒーレントに増加する限り、そ
れほど重要ではない。
面に書き込む技法について説明した。上記の例では、2
つの記録ヘッドが異なるディスク面に書き込むが、これ
は不可欠のことではない。2つのヘッドが同じ面に書き
込むことも可能である。ディスク面を1ステップずつ横
切ることによって専用クロック面ができるまで、一方の
ヘッドがパターンを読み取り、他方のヘッドがパターン
を書き込む。
れた後、上記で詳述したように最も広いトラックを書き
込むヘッドを使用してディスク面の1つにサーボ・パタ
ーンを書き込む。その後、サーボ・パターンをクロック
情報が入ったディスク面を除くすべてのディスク面に伝
播させる。
面にサーボ・パターンを書き込むこともできる。これを
実現するために、第2の面(すなわち元のクロック面以
外の面)の半径方向のセクタ情報の間にクロック情報を
書き込む。第2の面の半径方向のセクタを第1のクロッ
ク面に対して円周方向にシフトすると、すべてのシータ
位置でクロック情報を入手することができる。第2の面
上のクロック情報を使用して元のクロック面にサーボ・
パターンを書き込む。
き込む技法について説明した。本明細書では好ましい実
施例を図示し、詳述したが、当業者なら、本明細書の精
神から逸脱することなく様々な修正、追加、代用、およ
び同様のものを加えることができることがわかるであろ
う。したがって、それらは請求の範囲で規定されている
本発明の範囲内に入るものとみなされる。
Claims (55)
- 【請求項1】記録装置の記憶媒体に書き込むトラックの
所望のトラック・ピッチを求める方法であって、 複数のトラックの間隔が初期半径方向位置決め値によっ
て決定される複数のトラックに遷移を書き込むステップ
と、 前記複数のトラックのそれぞれに書き込まれた前記遷移
に付随するリード・バック信号を入手するステップと、 前記リード・バック信号の振幅に基づいてトラック・ピ
ッチが適切か否かを判断し、適切でない場合にはその後
のトラックを書き込むための第2の半径方向位置決め値
を求めるステップとを含む方法において、 前記書き込むステップが、 (a)前記記録装置の記録ヘッドをデリミタに接して配
置するステップと、 (b)前記位置決めされた記録ヘッドを使用して、前記
トラックの1つに遷移を書き込むステップと、 (c)前記記録ヘッドを前記トラックのうちの他の1つ
のトラックにある所定の場所に位置決めし直すステップ
と、 (d)前記位置決めし直された記録ヘッドを使用して、
前記トラックのうちの前記他の1つのトラックに遷移を
書き込むステップと、 (e)前記複数のトラックのそれぞれに情報が書き込ま
れるまでステップ(c)と(d)を繰り返すステップと
を含み、 前記位置決めし直すステップ(c)の所定の場所が、 前記記録ヘッドからの前記リード・バック信号が前記記
録ヘッドの最大振幅の約半分である位置を含むことを特
徴とする、方法。 - 【請求項2】内部記録ヘッドを有する記録装置内にある
記憶媒体上にサーボ・パターンを書き込む方法であっ
て、 前記内部記録ヘッドを使用して前記記憶媒体上にタイミ
ング・パターンを生成するステップと、 請求項1に記載の方法を使用して記憶媒体上に書き込む
トラックの所望のトラック・ピッチを求めるステップ
と、 前記内部記録ヘッドを使用して前記記憶媒体上の、前記
タイミング・パターンと前記半径方向の位置決め値とに
よって求められた場所にサーボ・パターンを書き込むス
テップとを含む方法。 - 【請求項3】前記記録装置が複数の内部記録ヘッドを含
み、前記方法が前記複数の記録ヘッドのうちのどの記録
ヘッドが最も広く書き込むかを判断するステップをさら
に含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】記録装置が複数の記憶媒体を含み、前記複
数の記憶媒体のそれぞれがそれに付随する前記複数の内
部記録ヘッドのうちの少なくとも1つの内部記録ヘッド
を有し、前記複数の内部記録ヘッドのうちのどの内部記
録ヘッドが最も広く書き込むかを判断する前記ステップ
が、 前記複数の内部記録ヘッドのそれぞれによって第1の遷
移を書き込むステップと、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの1つによって書き込
まれた前記第1の遷移から半径方向の所定の距離に、前
記複数の内部記録ヘッドのうちの前記1つによって第2
の遷移を書き込むステップと、 前記第2の遷移を使用して前記複数の内部記録ヘッドを
位置決めするステップと、 前記位置決めされた記録ヘッドによって、前記第1の遷
移のそれぞれに付随する振幅信号を読み取って比較し、
前記複数の内部記録ヘッドのうちのどの内部記録ヘッド
が最も広く書き込むかを判断するステップとを含むこと
を特徴とする、請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】前記所定の半径方向の距離が、前記第2の
遷移を書き込むために使用される前記内部記録ヘッドの
うちの前記1つの内部記録ヘッドのリード・バック信号
がその最大振幅の約半分になる位置であることを特徴と
する、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】最も広く書き込むと判断された前記内部記
録ヘッドを使用して前記タイミング・パターンを生成す
ることを特徴とする、請求項3に記載の方法。 - 【請求項7】最も広く書き込むと判断された前記内部記
録ヘッドを使用して前記サーボ・パターンを書き込むこ
とを特徴とする、請求項3に記載の方法。 - 【請求項8】前記生成するステップが、 前記記憶媒体の複数のトラックのうちの第1のトラック
に第1の複数の遷移を書き込むステップと、 第2の複数の遷移の第1の部分のそれぞれを対応する第
1の時間遅延で書き込み、前記第2の複数の遷移の第2
の部分のそれぞれを対応する第2の時間遅延で書き込
む、前記記憶媒体の前記複数のトラックの第2のトラッ
クに前記第2の複数の遷移を書き込むステップとを含む
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。 - 【請求項9】前記第1の複数の遷移の各対の間の時間間
隔を求めるステップと、 求められた各時間間隔と所定の名目間隔との間の偏差の
量を求めて前記第1の複数の遷移の各対が対応する所定
の偏差の量を有するようにするステップとをさらに含
む、請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】前記第1の時間遅延のそれぞれが前記所
定の名目間隔と前記第1の複数の遷移の対に関係する偏
差の量との関数に基づいて求められ、前記第2の複数の
遷移の前記第1の部分のそれぞれが前記第1の複数の遷
移の前記対のうちの1対に対応することを特徴とする、
請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】前記第1の時間遅延のそれぞれが前記所
定の名目間隔に前記第1の複数の遷移の対に関係する偏
差の量の一部を加えた値を含み、前記第2の複数の遷移
の前記第1の部分のそれぞれが前記第1の複数の遷移の
前記対のうちの1対に対応することを特徴とする、請求
項9に記載の方法。 - 【請求項12】前記複数の遷移の前記対が奇数番号の遷
移と偶数番号の遷移とを含むことを特徴とする、請求項
9に記載の方法。 - 【請求項13】前記記録装置が複数の内部記録ヘッドと
複数の記録媒体を含み、各前記複数の記録媒体のそれぞ
れがそれに付随する前記複数の内部記録ヘッドのうちの
少なくとも1つを有し、前記生成するステップが、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内部記録ヘッ
ドを使用してタイミング・パターンを表す第1の複数の
遷移を書き込むステップと、 前記複数の内部記憶ヘッドのうちの前記第1の内部記録
ヘッドと前記複数の内部記録ヘッドのうちの第2の内部
記録ヘッドとを位置決めするステップと、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決めされた
第1の内部記録ヘッドを使用して前記第1の複数の遷移
を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位
置決めされた第2の記録ヘッドを使用してタイミング・
パターンを表す第2の複数の遷移を書き込むステップ
と、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1と第2の内部記
録ヘッドを位置決めし直すステップと、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決めし直さ
れた第2の内部記録ヘッドを使用して前記第2の複数の
遷移を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのうちの前
記位置決めし直された第1の内部記録ヘッドを使用して
第3の複数の遷移を書き込むステップとをさらに含むこ
とを特徴とする、請求項2に記載の方法。 - 【請求項14】複数のトラックを有する記憶媒体上にタ
イミング・パターンを生成する方法であって、 前記記憶媒体上の第1の半径方向位置に第1の複数の遷
移を書き込むステップと、 前記第1の複数の遷移の選択された対の間の時間間隔を
求めるステップと、 求められた各時間間隔と所定の名目間隔との間の偏差の
量を求め、前記第1の複数の遷移の選択された各対が対
応する求められた偏差の量を有するようにするステップ
と、 第2の複数の遷移のそれぞれが前記第1の複数の遷移の
うちの先行する1つに続く対応する時間遅延で書き込ま
れ、前記対応する時間遅延が前記名目時間間隔と前記対
応する求められた偏差の量の関数とによって求められ、
その結果、前記第1の複数の遷移の書き込みに付随する
ランダムな誤差の伝播が前記第2の複数の遷移の書き込
みにおいて低減され、それによって前記第2の複数の遷
移を前記第1の複数の遷移のそれぞれと整列させる際の
ランダムな誤差が低減される、前記記憶媒体上の第2の
半径方向位置に前記第2の複数の遷移を書き込むステッ
プとを含む方法。 - 【請求項15】時間間隔を求める時間ステップと、偏差
の量を求める前記ステップと、前記複数のトラックのそ
れぞれについて第2の複数の遷移を書き込む前記ステッ
プとを繰り返すステップをさらに含む、請求項14に記載
の方法。 - 【請求項16】前記第2の複数の遷移が、各第1の部分
が対応する第1の時間遅延で書き込まれる遷移の第1の
部分と、各第2の部分が対応する第2の時間遅延で書き
込まれる遷移の第2の部分とを含むことを特徴とする、
請求項14に記載の方法。 - 【請求項17】前記第1の時間遅延のそれぞれが前記所
定の名目間隔に前記第1の複数の遷移の対に関係する偏
差の量の一部を加えた値を含み、前記第2の複数の遷移
の前記第1の部分が前記第1の複数の遷移の前記対のう
ちの1対に対応することを特徴とする、請求項16に記載
の方法。 - 【請求項18】前記第1の複数の遷移の対が奇数番号の
遷移と偶数番号の遷移とを含むことを特徴する、請求項
16に記載の方法。 - 【請求項19】前記第2の複数の遷移の前記第2の部分
が複数の奇数番号の遷移を表し、前記第2の時間遅延の
それぞれが所定の名目間隔を含むことを特徴とする、請
求項18に記載の方法。 - 【請求項20】前記第1の半径方向位置に書き込まれた
前記偶数番号の遷移をトリガ点として使用して、前記複
数の奇数番号の遷移が書き込まれることを特徴とする、
請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】前記第2の複数の遷移の前記第1の部分
が複数の偶数番号の遷移を表し、前記第1の時間遅延の
それぞれが前記所定の名目間隔に前記第1の複数の遷移
の対に関係する偏差の量の一部を加えた値を含み、前記
第2の複数の遷移の前記第1の部分のそれぞれが前記第
1の複数の遷移の前記対のうちの1対に対応することを
特徴とする、請求項16に記載の方法。 - 【請求項22】前記第1の半径方向位置に書き込まれた
前記奇数番号の遷移をトリガ点として使用して、前記複
数の偶数番号の遷移が書き込まれることを特徴とする、
請求項21に記載の方法。 - 【請求項23】各記憶媒体がそれに付随する複数の内部
記録ヘッドのうちの少なくとも1つの記録ヘッドを有す
る、複数の内部記録ヘッドを有する記録装置内にある複
数の記憶媒体の1つにタイミング・パターンを生成する
方法であって、 (a)前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内部記
録ヘッドを使用して、タイミング・パターンを表す第1
の複数の遷移を書き込むステップと、 (b)前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内部記
録ヘッドと前記複数の内部記録ヘッドのうちの第2の内
部記録ヘッドを位置決めするステップと、 (c)前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決め
された第1の内部記録ヘッドを使用して前記第1の複数
の遷移を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのうちの
前記位置決めされた第2の内部記録ヘッドを使用して第
2の複数の遷移を書き込むステップと、 (d)前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記第1と第
2の内部記録ヘッドを位置決めし直すステップと、 (e)前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決め
し直された第2の内部記録ヘッドを使用して前記第2の
複数の遷移を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのう
ちの前記位置決めし直された第1の内部記録ヘッドを使
用して第3の複数の遷移を書き込むステップとを含む方
法。 - 【請求項24】前記複数の記憶媒体のうちの前記1つの
表面全体に前記タイミング・パターンが生成されるまで
ステップ(b)ないし(e)を繰り返すステップをさら
に含む、請求項23に記載の方法。 - 【請求項25】前記位置決めし直すステップが、前記複
数の内部記録ヘッドのうちの前記第1と第2の内部記録
ヘッドを、前記第1の複数の遷移に付随する振幅信号が
その最大値の約半分である場所に移動するステップを含
むことを特徴とする、請求項23に記載の方法。 - 【請求項26】各記憶媒体がそれに付随する複数の記録
ヘッドのうちの少なくとも1つの記録ヘッドを有する、
複数の記憶媒体を有する記録装置の内の複数の記録ヘッ
ドのうちのどの記録ヘッドが最も広く書き込むかを判断
する方法であって、 前記複数の記録ヘッドのそれぞれを使用して第1の遷移
を書き込むステップと、 前記複数の記録ヘッドの1つを使用して、前記複数の記
録ヘッドのうちの前記1つの記録ヘッドを使用して書き
込まれた第1の遷移から所定の距離に第2の遷移を書き
込むステップと、 前記第2の遷移を使用して前記複数の記録ヘッドのそれ
ぞれを位置決めするステップと、 前記位置決めされた記録ヘッドを使用して前記第1の遷
移のそれぞれに付随する振幅信号を読み取って比較し、
それによって前記複数の記録ヘッドのうちのどの記録ヘ
ッドが最も広く書き込むかを判断するステップとを含む
方法。 - 【請求項27】前記位置決めするステップが、前記第2
の遷移を振幅信号に変換するステップを含むことを特徴
とする、請求項26記載の方法。 - 【請求項28】記録装置の記憶媒体上に書き込むトラッ
クの所望のトラック・ピッチを求めるシステムであっ
て、 複数のトラックの間隔が初期半径方向位置決め値によっ
て決定される、複数のトラック上に遷移を書き込む手段
と、 前記複数のトラックのそれぞれに書き込まれる前記遷移
に付随するリード・バック信号を入手する手段と、 前記リード・バック信号の振幅に基づいてトラック・ピ
ッチが適切か否かを判断し、適切でない場合はその後の
トラックを書き込む第2の半径方向位置決め値を求める
手段とを含むシステムにおいて、 前記書き込む手段が、 (a)前記記録装置の記録ヘッドをデリミタに接して位
置決めする手段と、 (b)前記位置決めされた記録ヘッドを使用して、前記
トラックのうちの前記複数のトラックの1つのトラック
に遷移を書き込む手段と、 (c)前記記録ヘッドを前記トラックのうちの他の1つ
のトラック上の所定の場所に位置決めし直す手段と、 (d)前記位置決めし直された記録ヘッドを使用して、
前記トラックのうちの前記他の1つのトラックに遷移を
書き込む手段と、 (e)前記複数のトラックのそれぞれに情報が書き込ま
れるまで、前記手段(c)および(d)の操作を繰り返
す手段とを含み、 前記位置決めし直す手段(c)の所定の場所が、 前記記録ヘッドからの前記リード・バック信号が前記記
録ヘッドの最大振幅の約半分である位置を含むことを特
徴とする、システム。 - 【請求項29】内部記録ヘッドを有する記録装置内にあ
る記憶媒体上にサーボ・パターンを書き込むシステムで
あって、 前記内部記録ヘッドを使用して前記記憶媒体上にタイミ
ング・パターンを生成する手段と、 請求項28に記載のシステムを使用して記憶媒体上に書き
込むトラックの所望のトラック・ピッチを求める手段
と、 前記内部記録ヘッドを使用して前記記憶媒体上の、前記
タイミング・パターンと前記半径方向位置決め値とによ
って求められた場所にサーボ・パターンを書き込む手段
とを含むシステム。 - 【請求項30】前記記録装置が複数の内部記録ヘッドを
含み、前記システムが前記複数の記録ヘッドのうちのど
の記録ヘッドが最も広く書き込むかを判断する手段をさ
らに含むことを特徴とする、請求項29に記載のシステ
ム。 - 【請求項31】記録装置が複数の記憶媒体を含み、前記
複数の記憶媒体のそれぞれがそれに付随する前記複数の
内部記録ヘッドのうちの少なくとも1つの内部記録ヘッ
ドを有し、前記複数の内部記録ヘッドのうちのどの内部
記録ヘッドが最も広く書き込むかを判断する前記手段
が、 前記複数の内部記録ヘッドのそれぞれによって第1の遷
移を書き込む手段と、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの1つによって書き込
まれた前記第1の遷移から半径方向の所定の距離に、前
記複数の内部記録ヘッドのうちの前記1つによって第2
の遷移を書き込む手段と、 前記第2の遷移を使用して前記複数の内部記録ヘッドを
位置決めする手段と、 前記位置決めされた記録ヘッドによって、前記第1の遷
移のそれぞれに付随する振幅信号を読み取って比較し、
前記複数の内部記録ヘッドのうちのどの内部記録ヘッド
が最も広く書き込むかを判断する手段とを含むことを特
徴とする、請求項30に記載のシステム。 - 【請求項32】前記所定の半径方向の距離が、前記第2
の遷移を書き込むために使用される前記内部記録ヘッド
のうちの前記1つの内部記録ヘッドのリード・バック信
号がその最大振幅の約半分になる位置であることを特徴
とする、請求項31に記載のシステム。 - 【請求項33】最も広く書き込むと判断された前記内部
記録ヘッドを使用して前記タイミング・パターンを生成
することを特徴とする、請求項30に記載のシステム。 - 【請求項34】最も広く書き込むと判断された前記内部
記録ヘッドを使用して前記サーボ・パターンを書き込む
ことを特徴とする、請求項30に記載のシステム。 - 【請求項35】前記生成する手段が、 前記記憶媒体の複数のトラックのうちの第1のトラック
に第1の複数の遷移を書き込む手段と、 第2の複数の遷移の第1の部分のそれぞれが対応する第
1の時間遅延で書き込まれ、前記第2の複数の遷移の第
2の部分のそれぞれが対応する第2の時間遅延で書き込
まれる、前記記憶媒体の前記複数のトラックの第2のト
ラックに前記第2の複数の遷移を書き込む手段とを含む
ことを特徴とする、請求項29に記載のシステム。 - 【請求項36】前記第1の複数の遷移の各対の間の時間
間隔を求める手段と、 求められた各時間間隔と所定の名目間隔との間の偏差の
量を求めて、前記第1の複数の遷移の各対が対応する求
められた偏差の量を有するようにする手段とをさらに含
む、請求項35に記載のシステム。 - 【請求項37】前記第1の時間遅延のそれぞれが前記所
定の名目間隔と前記第1の複数の遷移の対に関係する偏
差の量との関係に基づいて求められ、前記第2の複数の
遷移の前記第1の部分のそれぞれが前記第1の複数の遷
移の前記対のうちの1つに対応することを特徴とする、
請求項36に記載のシステム。 - 【請求項38】前記第1の時間遅延のそれぞれが前記所
定の名目間隔に前記第1の複数の遷移の対に関係する偏
差の量の一部を加えた値を含み、前記第2の複数の遷移
の前記第1の部分が前記第1の複数の遷移の前記対のう
ちの1対に対応することを特徴とする、請求項36に記載
のシステム。 - 【請求項39】前記複数の遷移の前記対が奇数番号の遷
移と偶数番号の遷移を含むことを特徴とする、請求項36
に記載のシステム。 - 【請求項40】前記記録装置が複数の内部記録ヘッドと
複数の記録媒体を含み、各前記複数の記録媒体のそれぞ
れがそれに付随する前記複数の内部記録ヘッドのうちの
少なくとも1つを有し、前記生成する手段が、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内部記録ヘッ
ドを有してタイミング・パターンを表す第1の複数の遷
移を書き込む手段と、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記第1の内部記録
ヘッドと前記複数の内部記録ヘッドのうちの第2の内部
記録ヘッドとを位置決めする手段と、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決めされた
第1の内部記録ヘッドを使用して前記第1の複数の遷移
を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位
置決めされた第2の記録ヘッドを使用してタイミング・
パターンを表す第2の複数の遷移を書き込む手段と、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1と第2の内部記
録ヘッドを位置決めし直す手段と、 前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決めし直さ
れた第2の内部記録ヘッドを使用して前記第2の複数の
遷移を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのうちの前
記位置決めし直された第1の内部記録ヘッドを使用して
第3の複数の遷移を書き込む手段とをさらに含むことを
特徴とする、請求項29に記載のシステム。 - 【請求項41】複数のトラックを有する記憶媒体上にタ
イミング・パターンを生成するシステムであって、 前記記憶媒体上の第1の半径方向位置に第1の複数の遷
移を書き込む手段と、 前記第1の複数の遷移の選択された対の間の時間間隔を
求める手段と、 求められた各時間間隔と所定の名目間隔との間の偏差の
量を求め、前記第1の複数の遷移の選択された各対が対
応する求められた偏差の量を有するようにする手段と、 第2の複数の遷移のそれぞれが前記第1の複数の遷移の
うちの先行する1つに続く対応する時間遅延で書き込ま
れ、前記対応する時間遅延が前記名目時間間隔と前記対
応する求められた偏差の量の関数とによって求められ、
その結果、前記第1の複数の遷移の書き込みに付随する
ランダムな誤差の伝播が前記第2の複数の遷移の書き込
みにおいて低減され、それによって前記第2の複数の遷
移を前記第1の複数の遷移のそれぞれと整列させる際の
ランダムな誤差が低減される、前記記憶媒体上の第2の
半径方向位置に前記第2の複数の遷移を書き込む手段と
を含むシステム。 - 【請求項42】時間間隔を求める前記手段の操作と、偏
差の量を求める前記手段と、前記複数のトラックのそれ
ぞれについて第2の複数の遷移を書き込む前記手段とを
繰り返す手段をさらに含む、請求項41に記載のシステ
ム。 - 【請求項43】前記第2の複数の遷移が、各第1の部分
が対応する第1の時間遅延で書き込まれる遷移の第1の
部分と、各第2の部分が対応する第2の時間遅延で書き
込まれる遷移の第2の部分とを含むことを特徴とする、
請求項41に記載のシステム。 - 【請求項44】前記第1の時間遅延のそれぞれが前記所
定の名目間隔と前記第1の複数の遷移の対に関係する偏
差の量との関係に基づいて求められ、前記第2の複数の
遷移の前記第1の部分のそれぞれが前記第1の複数の遷
移の前記対のうちの1つに対応することを特徴とする、
請求項43に記載のシステム。 - 【請求項45】前記第1の複数の遷移の対が奇数番号の
遷移と偶数番号の遷移とを含むことを特徴とする、請求
項43に記載のシステム。 - 【請求項46】前記第2の複数の遷移の前記第2の部分
が複数の奇数番号の遷移を表し、前記第2の時間遅延の
それぞれが所定の名目間隔を含むことを特徴とする、請
求項45に記載のシステム。 - 【請求項47】前記第1の半径方向位置に書き込まれた
前記偶数番号の遷移をトリガ点として使用して、前記複
数の奇数番号の遷移が書き込まれることを特徴とする、
請求項46に記載のシステム。 - 【請求項48】前記第2の複数の遷移の前記第1の部分
が複数の偶数番号の遷移を表し、前記第1の時間遅延の
それぞれが前記所定の名目間隔に前記第1の複数の遷移
の対に関係する偏差の量の一部を加えた値を含み、前記
第2の複数の遷移の前記第1の部分のそれぞれが前記第
1の複数の遷移の前記対のうちの1対に対応することを
特徴とする、請求項43に記載のシステム。 - 【請求項49】前記第1の半径方向位置に書き込まれた
前記奇数番号の遷移をトリガ点として使用して、前記複
数の偶数番号の遷移が書き込まれることを特徴とする、
請求項48に記載のシステム。 - 【請求項50】各記憶媒体がそれに付随する複数の内部
記録ヘッドのうちの少なくとも1つの記録ヘッドを有す
る、複数の内部記録ヘッドを有する記録装置内にある複
数の記憶媒体の1つにタイミング・パターンを生成する
システムであって、 (a)前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内部記
録ヘッドを使用して、タイミング・パターンを表す第1
の複数の遷移を書き込む手段と、 (b)前記複数の内部記録ヘッドのうちの第1の内部記
録ヘッドと前記複数の内部記録ヘッドのうちの第2の内
部記録ヘッドを位置決めする手段と、 (c)前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決め
された第1の内部記録ヘッドを使用して前記第1の複数
の遷移を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのうちの
前記位置決めされた第2の内部記録ヘッドを使用して第
2の複数の遷移を書き込む手段と、 (d)前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記第1と第
2の内部記憶ヘッドを位置決めし直す手段と、 (e)前記複数の内部記録ヘッドのうちの前記位置決め
し直された第2の内部記録ヘッドを使用して前記第2の
複数の遷移を読み取り、前記複数の内部記録ヘッドのう
ちの前記位置決めし直された第1の内部記録ヘッドを使
用して第3の複数の遷移を書き込む手段とを含むシステ
ム。 - 【請求項51】前記複数の記憶媒体のうちの前記1つの
表面全体に前記タイミング・パターンが生成されるまで
ステップ(b)ないし(e)を繰り返す手段をさらに含
む、請求項50に記載のシステム。 - 【請求項52】前記位置決めし直す手段が、前記複数の
内部記録ヘッドのうちの前記第1と第2の内部記録ヘッ
ドを、前記第1の複数の遷移に付随する振幅信号がその
最大値の約半分である場所に移動する手段を含むことを
特徴とする、請求項50に記載のシステム。 - 【請求項53】各記憶媒体がそれに付随する複数の記録
ヘッドのうちの少なくとも1つの記録ヘッドを有する、
複数の記憶媒体を有する記録装置の内の複数の記録ヘッ
ドのうちのどの記録ヘッドが最も広く書き込むかを判断
するシステムであって、 前記複数の記録ヘッドのそれぞれを使用して第1の遷移
を書き込む手段と、 前記複数の記録ヘッドの1つを使用して、前記複数の記
録ヘッドのうちの前記1つの記録ヘッドを使用して書き
込まれた第1の遷移から所定の距離に第2の遷移を書き
込む手段と、 前記第2の遷移を使用して前記複数の記録ヘッドのそれ
ぞれを位置決めする手段と、 前記位置決めされた記録ヘッドを使用して前記第1の遷
移のそれぞれに付随する振幅信号を読み取って比較し、
それによって前記複数の記録ヘッドのうちのどの記録ヘ
ッドが最も広く書き込むかを判断する手段とを含むシス
テム。 - 【請求項54】前記位置決めする手段が、前記第2の遷
移を振幅信号に変換する手段を含むことを特徴とする、
請求項53に記載のシステム。 - 【請求項55】記録装置内にある記憶媒体と、 前記記憶媒体上にタイミング・パターンを生成し、前記
内部記録ヘッドを半径方向に位置決めするために使用す
る半径方向位置決め値を求めるためのパターンを生成
し、前記記憶媒体上にサーボ・パターンを書き込む、前
記記録装置内の内部記録ヘッドとを含み、 前記記録装置は請求項28に記載のシステムをさらに含む
ことを特徴とする記録装置。
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