JP2921268B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

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敏弘 堀内
雅篤 井上
伸二 宮内
雅文 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯機風呂装置などの
遠隔制御部と本体制御部の間を2線信号伝送方式にて信
号を伝達する機器に関するもので、2線間の短絡保護に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油やガス、電気等をエネルギー
とする給湯機は、本体が屋外に置かれ、一方、運転指示
や温度調節の操作を台所等の屋内で行いたいといった要
望から、本体と有線で接続された操作表示部(以後リモ
コンと称する)にその操作部を設ける構成がとられてき
た。ところが、運転指示や温度調節、また、運転表示と
いった複数の情報を伝送するには、多線のリモコンケー
ブルによって本体とリモコンを接続することが必要で、
そのためにメーカが準備した専用のリモコンケーブルを
必要な長さに応じて手配し、それを用いて接続工事を行
うという方式がとられてきた。また、工事性を向上する
目的で、本体とリモコンを2線ケーブルで接続できる制
御方式も開発され、最近の給湯機ではそのほとんどがこ
の方式を採用している。この2線リモコン方式の主流
は、本体とリモコンの両方にマイクロコンピュータを搭
載し、両方の間でシリアルな信号伝送を行う方式であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方式では、まず多線式のリモコンケーブルにおいて
は、実際に設置現場に行かないと必要なリモコンケーブ
ルの長さがわからないため、リモコンケーブルの手配が
遅れ、それが設置工事の遅れにつながるといった課題が
あった。また、多線式のリモコンケーブルは、その外径
も太くなるため、設置後の見栄えも悪く、壁内の埋め込
み工事もやりにくいものであった。
【0004】また、2線ケーブルにおいては、従来、簡
単な回路構成であったリモコンにもマイクロコンピュー
タを搭載することが必要となり、従って、浴槽への自動
給湯機能を有するような、高機能の商品であって、リモ
コンとの伝送情報量が多いシステムには最適であるが、
単機能の給湯機で、簡単で低価格が望まれる商品には、
リモコンに要するコストが比較的大きくなるため、全体
のコストの点で負担となっていた。このような課題から
シンプルな回路構成の2線リモコンが供給されてきてい
る。
【0005】しかしこのような2線リモコンでも施工時
のリモコンケーブルの配線時に本体制御部に接続されて
いるリモコン接続端子間を短絡させ、給湯機を動作させ
る前にリモコン及び本体制御部の制御回路を故障・破損
してしまう危険性を有していた。また、リモコン及び本
体制御部の制御回路に半導体素子などを用いている場合
はリモコン接続端子の短絡時には破損しなくても正規の
動作をしなくなる可能性があり、また時間経過により短
絡時には発熱・発火等の危険性もある。
【0006】従来の機器にもリモコン接続端子保護とし
てヒューズ等を用いているが短絡時にはヒューズが溶断
し、短絡復帰時には給湯機を動作させるためにヒューズ
の交換などの処理が必要であり手間がかかるなどの課題
もあった。
【0007】本発明は施工時の操作表示部(リモコン)
接続端子の短絡への配慮及び、短絡復帰後の制御素子交
換等を不要とする操作表示部を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の遠隔制御装置は、操作手段と表示手段を有す
る操作表示部と、前記操作表示部と2線で結ばれる本体
制御部とから構成され、前記本体制御部には前記操作表
示部の操作手段による設定状態を検出する電圧検出手段
と、前記操作表示部の接続端子間の電圧が一定値以下に
なったことを検出する短絡検出手段と、前記操作表示部
に印加する電圧を通常の印加電圧より低い電圧に切り換
える電圧制限手段を有し、前記短絡検出手段より信号が
発せられた時は、前記電圧制限手段により切り換えられ
た低電圧を前記操作表示部に印加し、前記短絡検出手段
からの信号がなくなった時は、前記操作表示部への印加
電圧を通常の印加電圧に自動的に復帰するように構成し
ている。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、施工時に本体制
御部に接続されている操作表示部の接続端子間が短絡し
ても、本体を動作させる前に操作表示部及び本体制御部
の制御回路を故障・破損してしまうことがない。
【0010】また、操作表示部の接続端子を短絡させた
ときに操作表示部印加電圧を低電圧に切り換えることで
故障・破損を回避し、また短絡状態においても低電圧を
印加していることで短絡復帰時にはその状態を検出する
ことができ、自動的に短絡以前の正規の状態に復帰して
動作を継続することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例の電圧制御装置を用いた石
油給湯機の制御ブロック図である。図2〜図4と同一番
号のものは同一物であり、従って説明を省略する。
【0012】1は操作表示部で2線信号線2を介して本
体制御部3、電圧検出部4、短絡検出部5と信号の伝達
を行う。短絡検出部5は前記操作表示部1からの電圧が
一定値以下となったことを検出し、この信号によって前
記操作表示部1が故障・破損しないように6の電圧制限
回路にて低電圧を印加する。7はバーナ、ポンプ等石油
給湯機を構成する負荷である。
【0013】図3は前記操作表示部1の外観図でスイッ
チ8や表示手段9を備えている。スイッチ8は機械式の
スイッチで操作する度にオンやオフに切り替える。たと
えばスイッチAは運転スイッチで操作の度に運転オン/
オフが切り替わる。スイッチBは給湯温度設定スイッチ
で操作の度に高温設定/低温設定が切り替わる。そして
9の表示手段AはスイッチA(運転スイッチ)がオン時
に点灯し、オフ時に消灯する。表示手段BはスイッチB
(給湯温度設定スイッチ)がオン(高温設定)時に点灯
し、オフ(低温設定)時に消灯する。電圧検出部4は前
記操作表示部1のスイッチ8の状態による電流変化から
スイッチ8の状態を検出する。
【0014】本体制御部3は時分割に印加電圧を切り替
えて操作表示部1の表示手段9を点灯/消灯する。(操
作表示部1の電気回路図は図示しない。)電圧検出部4
にて検出されたスイッチ8の状態から本体制御部3にて
負荷7を制御する。
【0015】図4は操作表示部1と本体制御部3、電圧
検出部4、短絡検出部5を接続する2線信号線2、2線
信号線2を接続固定するリモコン端子22、ビス10の
外観図である。操作表示部1の信号線は2本あり、リモ
コン端子22、ビス10はそれぞれ2つある。設置工事
の際にリモコン端子22を短絡して操作表示部1または
電圧検出部4等の制御回路を破損することが多い。
【0016】図2は前記電圧制御部5の電気回路図を示
す。本給湯機は前記操作表示部1に時分割に印加電圧を
切り替えることで信号を伝送している。11は電源供給
用の抵抗、12は時分割に印加電圧を切り替える際の高
電圧側の電源用ツェナーダイオード、14は低電圧側電
源ツェナーダイオード13に切り換える為のトランジス
タでベースは本体制御部3(マイコン)に接続されてい
る。
【0017】本体制御部3にてLo出力時はトランジス
タ14はオフしトランジスタ15のベースにはツェナー
ダイオード12にて生成された電圧が、Hi出力時はト
ランジスタ14がオンしてツェナーダイオード13にて
生成された電圧が印加される。15はリモコン端子22
へ12または13のツェナーダイオードにて生成された
電圧を供給するトランジスタである。
【0018】図5にリモコン端子22が開放されている
ときの電圧波形を示す。電圧制御部5のツェナーダイオ
ード12にて生成された高圧時をHiフェーズ、ツェナ
ーダイオード13にて生成された低圧時をLoフェーズ
とすると、電流切替手段のスイッチ8の運転スイッチA
がオン状態でかつ印加電圧がHiフェーズ時は表示手段
9のAを点灯し、運転スイッチAがオン状態でかつスイ
ッチBがオン状態でかつLoフェーズ時は表示手段Bを
点灯する。
【0019】以上の構成にてリモコン端子22が短絡し
た場合は一方のリモコン端子にツェナーダイオード1
2、13にて生成された電圧が印加され電圧検出部4が
破損してしまう。
【0020】以上の構成に更にツェナーダイオード1
6、トランジスタ17、18、20、抵抗19、21か
ら構成される短絡検出部5及び電圧制限回路6を追加し
たときの動作を以下に述べる。
【0021】リモコン端子22が開放されているときは
トランジスタ20はオンし、抵抗21を介してトランジ
スタ18はオンする。トランジスタ17のベースにベー
ス電流が供給されないためトランジスタ17はオフとな
る。よってトランジスタ15のベースにかかる電圧はツ
ェナーダイオード12または13にて生成された電圧が
印加され、スイッチ8の状態検出や表示手段9の出力を
行う。
【0022】リモコン端子22が短絡されたときの動作
を以下に示す。リモコン端子22短絡時の電圧波形を図
6に示す。リモコン端子22が開放されているときは前
述のようにリモコン端子22間にはツェナーダイオード
12及びツェナーダイオード13により生成されたパル
ス電圧が印加されている。リモコン端子22が短絡され
る、即ちリモコン端子とが同電位となるとトランジ
スタ20、18がオフとなり抵抗19を介してトランジ
スタ17にベース電流が流れトランジスタ17がオンす
る。ツェナーダイオード16の定数はツェナーダイオー
ド12、13よりも小さくし、電圧検出部4に印加して
も破損しない程度の低電圧の定数とする。トランジスタ
17がオンするとツェナーダイオード16にて生成され
た電圧がトランジスタ15、リモコン端子、を介し
電圧検出部4にかかる。ツェナーダイオード16にて生
成された電圧は電圧検出部4を破損しない低電圧の定数
としているので回路の故障・破損等は起こらない。
【0023】さらにリモコン端子22を開放し、短絡か
ら解除されたときの動作を以下に示す。短絡解除時はリ
モコン端子、が同電位ではなくなるためトランジス
タ20がオンし、抵抗21を介してトランジスタ18が
オンする。トランジスタ18がオンすることで短絡時抵
抗19を介して供給されていたトランジスタ17のベー
ス電流が短絡解除時は供給されなくなり、トランジスタ
17はオフする。よってトランジスタ15のベースには
ツェナーダイオード12、13より生成された電圧が印
加され、スイッチ8の状態検出や表示手段9の出力を行
うことが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の遠隔制御装置によれば、次の効果が得られる。 (1)操作表示部の接続端子の短絡保護を施しているた
め設置工事時の操作表示部接続端子短絡にも回路の破損
がなく、工事時の配慮が不要となる。 (2)操作表示部接続端子の短絡復帰後も制御回路等の
故障・破損がなく部品を交換する必要がない。 (3)回路構成素子の故障による短絡時にも他の回路構
成素子等に影響を及ぼすことがない。(4)低電圧を印加する方法で短絡保護をするようにし
ているため、短絡復帰検出が可能になるとともに、短絡
復帰時は自動的に印加電圧を正規の電圧に回復させるこ
とで、結露等の水滴により短絡状態になった場合等は、
水滴がなくなった時点で自動的に正規の状態に復帰する
ため、使い勝手の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の石油給湯機の制御ブロック
【図2】同石油給湯機の電圧制御回路における電気回路
【図3】同実施例の石油給湯機の操作表示部の外観図
【図4】同実施例の石油給湯機の操作表示部(リモコ
ン)端子、ビス、信号用リード線の外観図
【図5】同実施例の石油給湯機の操作表示部(リモコ
ン)端子短絡時の電圧制御部電圧波形
【図6】同実施例の石油給湯機の操作表示部(リモコ
ン)端子開放時の電圧制御部電圧波形
【符号の説明】
1 操作表示部 2 2線信号線 3 本体制御部 4 電圧検出部 5 短絡検出部 6 電圧制限回路 8 電流切替手段(スイッチ) 9 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 伸二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 橋本 雅文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 奈須 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−309120(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/24 F23N 5/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作手段と表示手段を有する操作表示部
    と、前記操作表示部と2線で結ばれる本体制御部とから
    構成され、前記本体制御部には前記操作表示部の操作手
    段による設定状態を検出する電圧検出手段と、前記操作
    表示部の接続端子間の電圧が一定値以下になったことを
    検出する短絡検出手段と、前記操作表示部に印加する電
    圧を通常の印加電圧より低い電圧に切り換える電圧制限
    手段を有し、前記短絡検出手段より信号が発せられた時
    は、前記電圧制限手段により切り換えられた低電圧を前
    記操作表示部に印加し、前記短絡検出手段からの信号が
    なくなった時は、前記操作表示部への印加電圧を通常の
    印加電圧に自動的に復帰するようにした遠隔制御装置。
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