JP2920766B1 - 薬剤の自動包装装置 - Google Patents

薬剤の自動包装装置

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Abstract

【要約】 【課題】 検査コンベアに検査員がいなくても分包シー
トに異物が混入しているかどうかを正確に検査できる自
動包装装置を提供する。 【解決手段】 検査コンベア21上の案内板25を摺動
する分包シート15の位置をロータリエンコーダ28を
通して判別し、分包シート15がイメージセンサ33の
ほぼ真下に達したときLED31を発光させて画信号を
入力し、画信号に基づいて分包シート15の画像データ
を生成する画像処理装置35と、画像処理装置35によ
って処理された分包シート15の画像データに基づいて
薬剤収納のシール部及びシール部外周のシール噛込部の
濃淡レベルをそれぞれ判別し、かつ、シール部の濃淡レ
ベルが第1の許容範囲外のとき、また、シール噛込部の
濃淡レベルが第2の許容範囲外のときその分包シート1
5を案内板25に設けられた第1ダンパ26から排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末や顆粒等の薬
剤が充填された分包シート内の異物を自動的に検知する
薬剤の自動包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉末や顆粒等の薬剤を包装する装置とし
て、四方を熱溶着して封止する四方シールタイプの包装
方式がある。図9はその四方シール機の概要を示す側面
図であり、薬剤を包装する場合は、まず、大ホッパ1に
装入された薬剤2を給粒器3の凹溝4で取り込んで小ホ
ッパ5に送り込む。次いで、テーブル6を矢印a方向に
摺動させて充填穴7を小ホッパ5の真下に配置し、小ホ
ッパ5内の薬剤2を充填穴7に落とし込んで充填する。
そして、テーブル6を矢印b方向に摺動させ、充填穴7
の下部を閉塞しているシャッタ8を切り離して開放し、
充填穴7内の薬剤2をコレクトシュート9に落とし込
む。その後は、コレクトシュート9のシャッタ10を開
放し、薬剤2を一対の加熱ローラ13上のフィルム12
の間にシュート11を介して落下させる。この時、薬剤
2は、加熱ローラ13の凹部14内でフィルム12間に
収容され、その周囲が熱溶着されて内部に封止され、反
対側から製品15(分包シート)として送り出される。
【0003】このように包装された分包シート15は、
図示していないが、ウェイトチェッカで計量され、所定
範囲にあるものだけが次の検査コンベアに送られて異物
混入の有無等が検査され、これに合格したものが二次包
装室に送り出され、集積機で複数包が積み重ねられてバ
ンド機に搬送され、帯等により緊縛されて出荷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の自動包
装装置では、検査コンベアにおいて分包シートの検査が
なされているが、これは、例えば検査コンベアの両側に
配置された検査員によって行われており、このため、人
件費等が嵩んで運転費に多額の費用を要し製品のコスト
アップにつながっていた。また、検査は長時間に亘って
行われているため、検査員にとっては心身共に大きな負
担となり、検査に正確性が欠けるものがあった。
【0005】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、少なくとも検査コンベアに検査員がいな
くても分包シートに異物が混入しているかどうかを正確
に検査できる薬剤の自動包装装置を提供すること目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薬剤の自動
包装装置は、薬剤が充填された分包シートを所定間隔で
案内板上を摺動させる第1の搬送部と、該第1の搬送部
によって摺動される分包シートを所定間隔で取り込んで
案内板上を摺動させ、集積機側に搬送する第2の搬送部
と、該第2の搬送部の案内板に介在して設けられ、一方
を軸として下方に開放可能なダンパと、前記第1及び第
2の搬送部により案内板上を摺動する分包シートの位置
を検出する位置検出部と、分包シートに光を照射するた
めの光源部と、該光源部の反射光を偏光し、かつ、その
光の光量に応じて画信号を生成する光電変換素子を有す
るイメージセンサと、前記第1の搬送部上の分包シート
の位置を前記位置検出部を通して判別し、該分包シート
が前記イメージセンサのほぼ真下に達したとき前記光源
部を発光させて画信号を入力し、該画信号に基づいて前
記分包シートの画像を生成し、かつ、その画像データを
出力する画像処理装置と、該画像処理装置によって処理
された分包シートの画像データに基づいて分包シートの
薬剤収納のシール部の濃淡レベル及びシール部外周のシ
ール噛込部の濃淡レベルをそれぞれ判別し、かつ、シー
ル部の濃淡レベルが予め設定された第1の許容範囲内に
あるかどうかを判定し、その濃淡レベルが第1の許容範
囲外のときは不良品の分包シートとし、また、前記シー
ル噛込部の濃淡レベルが予め設定された第2の許容範囲
内にあるかどうかを判定し、その濃淡レベルが第2の許
容範囲外のときは不良品の分包シートとする分包シート
検査部と、分包シートの摺動位置を前記位置検出部を通
して判別し、前記分包シート検査部によって不良品の分
包シートが検知されたときは、当該分包シートが所定位
置に達したときに前記ダンパを下方に開放させるダンパ
制御部とを備えたものである。
【0007】前記分包シート検査部は、薬剤収納のシー
ル部を検査する際、シール部上に印刷された文字を除く
部分を分割して各濃淡レベルが第1の許容範囲内にある
かどうかを判定し、また、シール噛込部を検査する際
は、該シール噛込部を分割して各濃淡レベルが第2の許
容範囲内にあるかどうかを判定するようにしたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示すブ
ロック図、図2は1包目の分包シートの検知タイミング
を示す側面図、図3は2包目の分包シートの検知タイミ
ングを示す側面図、図4は本実施形態における検査コン
ベアの正面図、図5はオーバヘッドコンベアの正面図、
図6は分包シートの位置ずれの補正説明図、図7は分包
シートの検査対象の領域を示す図、図8は本実施形態に
係る自動包装装置の外観を示す側面図である。なお、図
9で説明した従来と同一又は相当部分には同じ符号を付
し説明を省略する。
【0009】図において、21は検査コンベア、22は
検査アタッチメントで、検査コンベア21の駆動方向に
所定間隔に取り付けられていると共に、査コンベア21
の幅方向に例えば11本づつ配列され(図4参照)、検
査コンベア21駆動持には、後述する案内板に載置され
た2連の分包シート15を後方より押して摺動させる。
【0010】23はオーバヘッドコンベア、24はオー
バヘッドコンベア23に取り付けられたオーバヘッドア
タッチメントで、検査アタッチメント22の間隔より長
い間隔で取り付けられ、かつ、検査アタッチメント22
の本数に対応してオーバヘッドコンベア23の幅方向に
11本づつ配列され(図5参照)、検査アタッチメント
22によってオーバヘッドコンベア23側に摺動された
分包シート15を取り込んで集積機側に搬送する(図8
参照)。なお、前述した検査コンベア21とオーバヘッ
ドコンベア23は、伝達手段を介して1台の電動機と連
結されており、検査コンベア21側にはロータリエンコ
ーダ28が取り付けられている。
【0011】25は検査コンベア21の上方及びオーバ
ヘッドコンベア23の下方に連続して敷設された案内板
で、図4及び図5に示すように、断面ほぼU字状の案内
溝25aが各コンベア21、23の幅方向に隣接して形
成されていると共に、各案内溝25aの底部にアタッチ
メント22、24を案内する長孔25bがそれぞれ形成
されている。また、オーバヘッドコンベア23側の案内
板25には、案内溝25a毎に一対の第1及び第2ダン
パ26、27がそれぞれ取り付けられている。
【0012】29は例えばシリンダを備え、第1ダンパ
26を下方に開放したり復帰させたりする第1ダンパ駆
動部、30は第2ダンパ27を駆動するための第2ダン
パ駆動部で、これら第1及び第2ダンパ駆動部29、3
0は、各ダンパ26、27に対応して設けられ、後述す
るシーケンサの制御に基づいて駆動し、そのうち、第2
ダンパ駆動部30は、各案内溝25aを摺動する分包シ
ート15がコンベアの幅方向において揃っていないとき
に駆動して第2ダンパ27を下方に開放し、その列の分
包シート15を排出するようになっている。
【0013】31は各案内溝25aの上方にそれぞれ設
けられ、各分包シート15の有無をそれぞれ検出する第
1センサ、32は各案内溝25aの上方にそれぞれ設け
られた例えば一対のLEDで、検査アタッチメント22
によって摺動される案内溝25a上の分包シート15に
光を照射するためのものである。33は各案内溝25a
の上方にそれぞれ設けられたイメージセンサで、一対の
LED32の反射光を偏光する偏光レンズ及び偏光レン
ズを介した光の光量に応じて画信号を生成する光電変換
素子を備えている。34は各案内溝25aに対応して設
けられ、不良品の分包シート15を検出するための第2
センサである。
【0014】35は画像処理装置で、第1センサ31に
よって検出された2連の分包シート15の位置をロータ
リエンコーダ28からの信号に基づいて判別し、そのう
ち一包目の分包シート15がイメージセンサ33のほぼ
真下に達したとき(図2参照)、LED32を発光させ
て画信号を入力し、かつ、その画信号に基づいて一包目
の分包シート15の画像を生成し、位置ずれの有無の検
査に入る。この位置ずれの検査は、図6に示すように分
包シート15のシール噛込部15bに印字された一対の
マーク15cのうち一方のマーク15cが、予め設定さ
れた一対のA部及びB部に囲まれた領域内に入っている
かどうかを判定し、そのマーク15cが入っていないと
きはその領域内に入るように位置ずれを補正すると共
に、もう一方のマーク15cがB部の長手方向の範囲内
に位置するよう補正し、この位置ずれ終了時にはその画
像データを出力する。次いで、二包目の分包シート15
の位置を判別し、イメージセンサ33のほぼ真下に達し
たことを確認したとき(図3参照)、前記と同様の処理
に入る。
【0015】36はシーケンサで、本発明の分包シート
検査部及びダンパ制御部を備え、例えば、第1センサ3
1を通して案内溝25a上の分包シート15を検知する
と、ロータリエンコーダ28の信号を入力すると共に、
リレースイッチ36をオンしてその信号を画像処理装置
35に取り込ませ、かつ、ロータリエンコーダ28の信
号に基づいて分包シート15の位置を判別する。
【0016】そして、画像処理装置35によって処理さ
れた分包シート15の画像データが入力されたときは、
その画像データに基づいて分包シート15の薬剤収納の
シール部15aの濃淡レベル及びシール部15a外周の
シール噛込部15bの濃淡レベルをそれぞれ判別し、ま
ず、シール部15aの濃淡レベルが予め設定された第1
の許容範囲内にあるかどうかを判定する。シール部15
aを検査する際、図7に示すようにシール部15a上に
印刷された文字印字部分15dを除く部分を分割(例え
ば8分割)し、それを番号順に読み込んでそれぞれの濃
淡レベルが第1の許容範囲内にあるかどうかを判定す
る。濃淡レベルが第1の許容範囲外のときは異物混入と
判断する。次いで、シール噛込部15bの濃淡レベルが
予め設定された第2の許容範囲内にあるかどうかを判定
する。シール噛込部15bを検査する際は、同図に示す
ようにシール噛込部15bを例えば10分割して各濃淡
レベルが第2の許容範囲内にあるかどうかを判定する。
濃淡レベルが第2の許容範囲外のときは異物挟持と判断
する。
【0017】異物混入及び異物挟持のうちいずれか一
方、或いは両方を検知したときは、該当する分包シート
15を不良品として摺動位置を判別し、その分包シート
15が予め設定された位置、即ち第1ダンパ26の近傍
に達したとき第1ダンパ駆動部29を駆動して第1ダン
パ26を下方に開放し、不良品の分包シート15を排出
する。この時、不良品の画像データをパソコン等(図示
せず)の装置に保存し、外部操作によってプリントアウ
トの指示を受けたときはその不良品の画像データをプリ
ンタ39に出力し、表示の指示を受けたときは表示部3
8に表示するようになっている。
【0018】また、不良品の分包シート15を第2セン
サ34を通して検知したときは、不良品の排出失敗と判
断して検査コンベア21及びオーバヘッドコンベア23
の駆動を停止すると共に、その旨をブザー等を鳴動させ
て知らせる。また、検査コンベア21の幅方向において
全ての第1センサ31が分包シート15を検出しなかっ
たときは、その列において分包シート15が揃っていな
いと判断して、第2ダンパ駆動部30を駆動して第2ダ
ンパ27を開放し、それぞれの横列の分包シート15を
検査することなく排出する。
【0019】なお、本実施形態の自動包装装置には図8
に示すように各イメージセンサ33の撮像感度を調整す
るためのビデオモニタが設けられており、各画像処理装
置35にそれぞれ接続されている。
【0020】次に、2連の分包シート検査時の動作を説
明する。なお、動作説明の便宜上、検査コンベア21上
の案内板25の各案内溝25aに2連の分包シート15
が検査アタッチメント22によって摺動されているもの
とする。この検査アタッチメント22の移動により第1
センサ31が分包シート15を検出すると、シーケンサ
36は、案内溝25a毎に設けられた全ての第1センサ
31がそれぞれ分包シート15を検出したかどうか判別
し、全ての第1センサ31が分包シート15を検出して
いないときはリレースイッチ37のオフ状態を保持し
て、その列の2連の分包シート15の摺動位置をロータ
リエンコーダ28を通して判別する。そして、その2連
の分包シート15が第2ダンパ27の近傍に達したこと
を確認したとき、それぞれの第2ダンパ駆動部30を駆
動して各第2ダンパ27を下方に開放し、先に検知した
列の分包シート15をそれぞれ排出する。また、第1セ
ンサ31を通して各案内溝25aに分包シート15の存
在を検知したときは、リレースイッチ37をオンすると
共に、ロータリエンコーダ28を通して2連の分包シー
ト15の摺動位置の判別に入る。
【0021】リレースイッチ37がオンすると、画像処
理装置35は、その2連の分包シート15の摺動位置を
ロータリエンコーダ28を通して判別し、2連の分包シ
ート15のうち1包目の分包シート15がイメージセン
サ33のほぼ真下に達したとき一対のLED32を発光
させて1包目の分包シート15に照射させる。この時、
イメージセンサ33が分包シート15からの反射光の光
量に応じた画信号を出力するので、その画信号に基づい
て一包目の分包シート15の画像を生成し、位置ずれの
有無の検査に入る。この場合、分包シート15のシール
噛込部15bに印字された一対のマーク15cのうち一
方のマーク15cが、予め設定された一対のA部及びB
部に囲まれた領域内に入っているかどうかを判定し、一
方のマーク15cが入っていないときはその領域内に入
るよう位置ずれを補正すると共に、もう一方のマーク1
5cがB部の長手方向の範囲内に位置するよう補正し、
この位置ずれ終了時に、補正した分包シート15の画像
データをシーケンサ36に出力する。次いで、二包目の
分包シート15の位置を判別し、イメージセンサ33の
ほぼ真下に達したことを確認したときに前記と同様の処
理に入る。
【0022】一方、シーケンサ36は、画像処理装置3
5からの画像データが入力されると、その画像データの
うちシール部15aを図7に示すように8分割して、そ
れぞれの濃淡レベルが予め設定された第1の許容範囲内
にあるかどうかを番号順に判定する。濃淡レベルが第1
の許容範囲内のときは異物が入っていないと判断し、濃
淡レベルが第1の許容範囲外のときは異物混入と判断す
る。次いで、シール部15a外周のシール噛込部15b
を同図に示すように10分割して、それぞれの濃淡レベ
ルが予め設定された第2の許容範囲内にあるかどうかを
番号順に判定する。濃淡レベルが第2の許容範囲内のと
きは異物が挟まっていないと判断し、濃淡レベルが第2
の許容範囲外のときは異物挟持と判断する。
【0023】前述したように異物混入及び異物挟持のう
ちいずれか一方、或いは両方を検知したときは、該当す
る分包シート15を不良品として摺動位置を判別し、そ
の分包シート15が予め設定された位置、即ち第1ダン
パ26の近傍に達したことを確認したとき第1ダンパ駆
動部29を駆動して第1ダンパ26を下方に開放し、不
良品の分包シート15を排出する。また、不良品の分包
シート15を第2センサ34を通して検知したときは、
不良品の排出失敗と判断して検査コンベア21及びオー
バヘッドコンベア23の駆動を停止すると共に警報を出
してその旨を知らせる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像処理
装置によって処理された分包シートの画像データに基づ
いて薬剤収納のシール部及びシール部外周のシール噛込
部の濃淡レベルをそれぞれ判別し、かつ、シール部の濃
淡レベルが第1の許容範囲外のとき、また、シール噛込
部の濃淡レベルが第2の許容範囲外のとき、その分包シ
ートを案内板に設けられたダンパから排出するようにし
たので、検査員が不要になり、このため、運転費を削減
でき製品のコストアップを抑えることが可能になるとい
う効果がある。
【0025】さらに、薬剤収納のシール部を検査する
際、シール部上に印刷された文字を除く部分を分割して
各濃淡レベルが第1の許容範囲内にあるかどうかを判定
し、また、シール噛込部を検査する際は、シール噛込部
を分割して各濃淡レベルが第2の許容範囲内にあるかど
うかを判定するようにしたので、分包シートの検査を正
確に実施できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】1包目の分包シートの検知タイミングを示す側
面図である。
【図3】2包目の分包シートの検知タイミングを示す側
面図である。
【図4】本実施形態における検査コンベアの正面図であ
る。
【図5】オーバヘッドコンベアの正面図である。
【図6】分包シートの位置ずれの補正説明図である。
【図7】分包シートの検査対象の領域を示す図である。
【図8】本実施形態に係る自動包装装置の外観を示す側
面図である。
【図9】自動包装装置の四方シール機の概要を示す側面
図である。
【符号の説明】
21 検査コンベア、22 検査アタッチメント、23
オーバヘッドコンベア、24 オーバヘッドアタッチ
メント、25 案内板、26 第1ダンパ、27 第2
ダンパ、 28 ロータリエンコーダ、 29 第1ダ
ンパ駆動部、30 第2ダンパ駆動部、31 第1セン
サ、32 LED、33 イメージセンサ、34 第2
センサ、35 画像処理装置、36 シーケンサ、37
リレースイッチ、38 表示部、39 プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 1/30 B65B 51/10 B65B 57/00 - 57/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤が充填された分包シートを所定間隔
    で案内板上を摺動させる第1の搬送部と、 該第1の搬送部によって摺動される分包シートを所定間
    隔で取り込んで案内板上を摺動させ、集積機側に搬送す
    る第2の搬送部と、 該第2の搬送部の案内板に介在して設けられ、一方を軸
    として下方に開放可能なダンパと、 前記第1及び第2の搬送部により案内板上を摺動する分
    包シートの位置を検出する位置検出部と、 分包シートに光を照射するための光源部と、 該光源部の反射光を偏光し、かつ、その光の光量に応じ
    て画信号を生成する光電変換素子を有するイメージセン
    サと、 前記第1の搬送部上の分包シートの位置を前記位置検出
    部を通して判別し、該分包シートが前記イメージセンサ
    のほぼ真下に達したとき前記光源部を発光させて画信号
    を入力し、該画信号に基づいて前記分包シートの画像を
    生成し、かつ、その画像データを出力する画像処理装置
    と、 該画像処理装置によって処理された分包シートの画像デ
    ータに基づいて分包シートの薬剤収納のシール部の濃淡
    レベル及びシール部外周のシール噛込部の濃淡レベルを
    それぞれ判別し、かつ、シール部の濃淡レベルが予め設
    定された第1の許容範囲内にあるかどうかを判定し、そ
    の濃淡レベルが第1の許容範囲外のときは不良品の分包
    シートとし、また、前記シール噛込部の濃淡レベルが予
    め設定された第2の許容範囲内にあるかどうかを判定
    し、その濃淡レベルが第2の許容範囲外のときは不良品
    の分包シートとする分包シート検査部と、 分包シートの摺動位置を前記位置検出部を通して判別
    し、前記分包シート検査部によって不良品の分包シート
    が検知されたときは、当該分包シートが所定位置に達し
    たときに前記ダンパを下方に開放させるダンパ制御部と
    を備えたことを特徴とする薬剤の自動包装装置。
  2. 【請求項2】 前記分包シート検査部は、薬剤収納のシ
    ール部を検査する際、シール部上に印刷された文字を除
    く部分を分割して各濃淡レベルが第1の許容範囲内にあ
    るかどうかを判定し、また、シール噛込部を検査する際
    は、該シール噛込部を分割して各濃淡レベルが第2の許
    容範囲内にあるかどうかを判定することを特徴とする請
    求項1記載の薬剤の自動包装装置。
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CN105173144A (zh) * 2015-09-28 2015-12-23 攀枝花钢城集团有限公司 可对铁氧体预烧料进行大小包切换的简易打包系统及方法
CN105173144B (zh) * 2015-09-28 2018-02-23 攀枝花钢城集团有限公司 可对铁氧体预烧料进行大小包切换的简易打包系统及方法

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