JP2920705B2 - トランスポンダ装置及びその受信機 - Google Patents
トランスポンダ装置及びその受信機Info
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- JP2920705B2 JP2920705B2 JP3137401A JP13740191A JP2920705B2 JP 2920705 B2 JP2920705 B2 JP 2920705B2 JP 3137401 A JP3137401 A JP 3137401A JP 13740191 A JP13740191 A JP 13740191A JP 2920705 B2 JP2920705 B2 JP 2920705B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陸上又は海上の固定物
標からの応答電波とその応答電波を受信するトランスポ
ンダ装置及びその受信機に関する。
標からの応答電波とその応答電波を受信するトランスポ
ンダ装置及びその受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は電波標識編集委員
会「電波標識(下巻)」(昭50−5−30)鶴巻書房
P204〜P213に開示されているように、レーダー
を装備した船舶を対象にしたマイクロ波無線標識であ
り、船舶レーダーから発射された電波をトランスポンダ
装置(トランスポンダ局)が受信し、この受信した信号
をトリガとして上記船舶レーダーから発射された電波と
同一周波数帯の電波を海上で運行上の船舶に対して一方
向から発射し、船舶はその一方向から発射された電波を
レーダーで受信してレーダー表示装置のPPI面上に地
形の映像と重ねて表示するものである。従って、船舶は
トランスポンダ局が設置されている特定地点の標識(マ
ーカー)を確認することができ、その標識を地形の映像
と合わせて湾岸上に於ける船舶の運行を判断することが
できるものである。
会「電波標識(下巻)」(昭50−5−30)鶴巻書房
P204〜P213に開示されているように、レーダー
を装備した船舶を対象にしたマイクロ波無線標識であ
り、船舶レーダーから発射された電波をトランスポンダ
装置(トランスポンダ局)が受信し、この受信した信号
をトリガとして上記船舶レーダーから発射された電波と
同一周波数帯の電波を海上で運行上の船舶に対して一方
向から発射し、船舶はその一方向から発射された電波を
レーダーで受信してレーダー表示装置のPPI面上に地
形の映像と重ねて表示するものである。従って、船舶は
トランスポンダ局が設置されている特定地点の標識(マ
ーカー)を確認することができ、その標識を地形の映像
と合わせて湾岸上に於ける船舶の運行を判断することが
できるものである。
【0003】図7は従来のトランスポンダ局の機器構成
図、図8は図7のトランポンダ送受信機の系統図であ
る。図に於いて、100,101はトランスポンダ送受
信機1及びトランスポンダ送受信機2であり、切換器1
02により受信空中線105側に切り換えた際、受信空
中線105で受信した船舶レーダーからの受信周波数
(9375±30MHz)をトリガとして直ちに応答パ
ルス(9375MHz±40MHz)を切換器102に
よって送信空中線106から出力する。尚、トランスホ
ンダ送受信機は現用と予備の2重装備からなり、現用機
が故障すると自動的に予備機に切り換えるようになって
いる。103はトランスポンダ局内に電源を供給する電
源部である。104は乾燥空気重点装置で、切換器10
2より空中線に接続される導波管(図示せず)内に湿気
が入って発錆したり、水滴が付着しないように乾燥した
空気を送り込んでいる。
図、図8は図7のトランポンダ送受信機の系統図であ
る。図に於いて、100,101はトランスポンダ送受
信機1及びトランスポンダ送受信機2であり、切換器1
02により受信空中線105側に切り換えた際、受信空
中線105で受信した船舶レーダーからの受信周波数
(9375±30MHz)をトリガとして直ちに応答パ
ルス(9375MHz±40MHz)を切換器102に
よって送信空中線106から出力する。尚、トランスホ
ンダ送受信機は現用と予備の2重装備からなり、現用機
が故障すると自動的に予備機に切り換えるようになって
いる。103はトランスポンダ局内に電源を供給する電
源部である。104は乾燥空気重点装置で、切換器10
2より空中線に接続される導波管(図示せず)内に湿気
が入って発錆したり、水滴が付着しないように乾燥した
空気を送り込んでいる。
【0004】107は検波器で、受信空中線105で受
信した船舶レーダーからパルス(9375±40MH
z)を検波する。108はビデオ増幅回路で、検波器1
07で検波したパルス信号を広帯域に増幅してトリガ信
号として出力する。109は符号パルス発生回路で、ビ
デオ増幅回路108からのトリガ信号に基づいて数個の
炬形波パルスを発生する。110は変調回路で、符号パ
ルス発生回路109から炬形波パルスを増幅して出力す
る。111は発振回路で、変調回路110から炬形波パ
ルスを増幅して出力する。111は発振回路で、変調回
路110で増幅された炬形波パルスに基づいてパルス発
振する。発振回路111は変調回路110で作られた1
0Hzの掃引用鋸歯状波によって293±1.25MH
zの発振周波数の幅で掃引されている。112は発振回
路111からの発振周波数を非可逆的(1→2,2→
3)に循環して出力するサーキュレータである。
信した船舶レーダーからパルス(9375±40MH
z)を検波する。108はビデオ増幅回路で、検波器1
07で検波したパルス信号を広帯域に増幅してトリガ信
号として出力する。109は符号パルス発生回路で、ビ
デオ増幅回路108からのトリガ信号に基づいて数個の
炬形波パルスを発生する。110は変調回路で、符号パ
ルス発生回路109から炬形波パルスを増幅して出力す
る。111は発振回路で、変調回路110から炬形波パ
ルスを増幅して出力する。111は発振回路で、変調回
路110で増幅された炬形波パルスに基づいてパルス発
振する。発振回路111は変調回路110で作られた1
0Hzの掃引用鋸歯状波によって293±1.25MH
zの発振周波数の幅で掃引されている。112は発振回
路111からの発振周波数を非可逆的(1→2,2→
3)に循環して出力するサーキュレータである。
【0005】113は周波数逓倍回路、114,117
は伝送線路中の反射波による伝送歪みの除去、インピー
ダンス整合及び増幅を行うアイソレータ、115は周波
数逓倍回路で、周波数逓倍回路113,115のバラク
タ・ダイオードにより32逓倍され、9375±40M
Hzの送信周波数を出力する。116はフィルタで、3
2逓倍された送信周波数に含まれた帯域以外の周波数を
除去する。118は方向性結合器で、フィルタ116に
より所望の送信周波数を送信空中線106を介して空中
線に出力すると共に、一部をAFC(Automamt
icFrequency Control)側に出力す
る119,120は空洞共振器で、方向性結合器118
から取り出された周波数を異なる2つの空洞により共振
周波数を出力する。121,122は検波器で、空洞共
振器118で導かれた異なる共振周波数をそれぞれ検波
する。123はAFC増幅下位で、検波器121,12
2でそれぞそれ検波された信号が加えられると共に変調
回路110からも掃引パルスが加えられ、この掃引パル
スで検波回路121,122からの信号をサンプリング
し、このサンプリングされた2つの信号の差をとること
により誤差信号AFC増幅回路123で検出し、掃引朱
記内の一定時刻に於いて発振周波数を一定の値に維持す
るようにAFC動作をさせいてる。124は方向性結合
器で、32逓倍された送信周波数の一部を取り出して出
力する。125は検波器で、方向性結合器124からの
信号を所望の信号に出力するように検波する。126は
監視回路で、検波貴25からの検波された信号、AFC
増幅回路123からのバルス信号及び符号パルス発生回
路109からの受信パルス信号のうち、受信パルス信
号、AFCパルス信号及び送信パルス信号のいずれかが
1つ以上欠けた場合は故障と判断して外部に通知する。
127はDC−DCコンバータである。
は伝送線路中の反射波による伝送歪みの除去、インピー
ダンス整合及び増幅を行うアイソレータ、115は周波
数逓倍回路で、周波数逓倍回路113,115のバラク
タ・ダイオードにより32逓倍され、9375±40M
Hzの送信周波数を出力する。116はフィルタで、3
2逓倍された送信周波数に含まれた帯域以外の周波数を
除去する。118は方向性結合器で、フィルタ116に
より所望の送信周波数を送信空中線106を介して空中
線に出力すると共に、一部をAFC(Automamt
icFrequency Control)側に出力す
る119,120は空洞共振器で、方向性結合器118
から取り出された周波数を異なる2つの空洞により共振
周波数を出力する。121,122は検波器で、空洞共
振器118で導かれた異なる共振周波数をそれぞれ検波
する。123はAFC増幅下位で、検波器121,12
2でそれぞそれ検波された信号が加えられると共に変調
回路110からも掃引パルスが加えられ、この掃引パル
スで検波回路121,122からの信号をサンプリング
し、このサンプリングされた2つの信号の差をとること
により誤差信号AFC増幅回路123で検出し、掃引朱
記内の一定時刻に於いて発振周波数を一定の値に維持す
るようにAFC動作をさせいてる。124は方向性結合
器で、32逓倍された送信周波数の一部を取り出して出
力する。125は検波器で、方向性結合器124からの
信号を所望の信号に出力するように検波する。126は
監視回路で、検波貴25からの検波された信号、AFC
増幅回路123からのバルス信号及び符号パルス発生回
路109からの受信パルス信号のうち、受信パルス信
号、AFCパルス信号及び送信パルス信号のいずれかが
1つ以上欠けた場合は故障と判断して外部に通知する。
127はDC−DCコンバータである。
【0006】従来のトランスポンダ装置は上記のように
構成されており、図9は船舶レーダーのPPI面上に表
示されたトランスポンダ信号を示す説明図であり、船舶
側からレーダーにより発射された送信周波数をトランス
ポンダ局が受信し、この受信した信号に基づいて装置内
部で船舶用レーダーのすべてに受信できるトランスポン
ダ信号a(9375±40MHz)を作り、そのトラン
スポンダ信号aを直ぐに外部の空中線に送出させてい
る。そして、船舶側のレーダーは受信する地形情報(陸
地映像b)とトランスポンダ局からの位置情報(トラン
スポンダ信号a)により湾岸上での船舶の位置cか把握
される。
構成されており、図9は船舶レーダーのPPI面上に表
示されたトランスポンダ信号を示す説明図であり、船舶
側からレーダーにより発射された送信周波数をトランス
ポンダ局が受信し、この受信した信号に基づいて装置内
部で船舶用レーダーのすべてに受信できるトランスポン
ダ信号a(9375±40MHz)を作り、そのトラン
スポンダ信号aを直ぐに外部の空中線に送出させてい
る。そして、船舶側のレーダーは受信する地形情報(陸
地映像b)とトランスポンダ局からの位置情報(トラン
スポンダ信号a)により湾岸上での船舶の位置cか把握
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のト
ランスポンダ装置では、トランスポンダ局から送出され
るトランスポンダ信号によりトランスポンダ局の位置の
みが船舶側で確認できるだけでその位置情報以外の情報
を知ることができないという問題があった。又、そのト
ランスポンダ信号に位置情報以外の情報を付加して送出
されてもその情報を船舶のレーダーのPPI面上で観測
しずらいという問題があった。
ランスポンダ装置では、トランスポンダ局から送出され
るトランスポンダ信号によりトランスポンダ局の位置の
みが船舶側で確認できるだけでその位置情報以外の情報
を知ることができないという問題があった。又、そのト
ランスポンダ信号に位置情報以外の情報を付加して送出
されてもその情報を船舶のレーダーのPPI面上で観測
しずらいという問題があった。
【0008】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、位置情報であるトランスポンダ信号と位
置情報以外の付加情報の信号をトランスポンダ装置から
送出させ、そのトランスポンダ信号をレーダーのPPI
面上で観測させると共にその位置情報以外の付加情報を
受信して表示させるトランスポンダ装置とその受信機を
得ることを目的とする。
されたもので、位置情報であるトランスポンダ信号と位
置情報以外の付加情報の信号をトランスポンダ装置から
送出させ、そのトランスポンダ信号をレーダーのPPI
面上で観測させると共にその位置情報以外の付加情報を
受信して表示させるトランスポンダ装置とその受信機を
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトランスポ
ンダ装置は、陸上又は海上の固定物標に配置され、特定
のレーダー電波を受信してそのレーダー電波に対応した
応答電波を送出するトランポンダとそのトランスポンダ
に特定のレーダー電波を発射してそのトランポンダから
の応答電波を受信するレーダー送受信機に於いて、上記
レーダー送受信機から発射された特定レーダー電波を検
出し、その検出されたレーダー電波に基づいてアドレス
信号を出力するレーダー情報処理手段と、上記特定のレ
ーダー電波に対応する識別符号情報が格納され、上記レ
ーダー情報処理手段からのアドレス信号によりその識別
信号に対応した識別符号情報を出力する識別符号情報発
生手段と、上記特定のレーダー電波に対応して上記識別
符号情報以外の符号情報が格納され、上記レーダー情報
処理手段からのアドレス信号によりその符号情報に対応
した符号信号を出力する符号発生手段と、上記識別符号
発生手段からの識別符号信号及び上記符号発生手段から
の符号信号に対して上記識別符号信号を先に出力して上
記符号信号を後に出力するコード分離送出手段と、その
コード分離送出手段から順次に入力される上記識別符号
信号及び上記符号信号をそれぞれ駆動制御して応答電波
として送出する送信手段とを有するものである。又、受
信機は、上記トランポンダ装置の送信手段で駆動制御さ
れた符号信号の応答電波を検出し、その検出された応答
電波に基づいてアドレス信号と表示制御信号とを出力す
る符号情報処理手段と、上記符号情報に対応した数字・
文字情報が予め格納され、上記符号情報処理手段からの
アドレス信号によりその数字・文字情報に対応した数字
・文字信号を出力する数字文字情報発生手段と、上記符
号情報処理手段からの表示制御信号により上記数字文字
情報発生手段からの数字・文字信号とに基づいて表示部
に数字及び文字を表示させる表示制御手段とを有するも
のである。
ンダ装置は、陸上又は海上の固定物標に配置され、特定
のレーダー電波を受信してそのレーダー電波に対応した
応答電波を送出するトランポンダとそのトランスポンダ
に特定のレーダー電波を発射してそのトランポンダから
の応答電波を受信するレーダー送受信機に於いて、上記
レーダー送受信機から発射された特定レーダー電波を検
出し、その検出されたレーダー電波に基づいてアドレス
信号を出力するレーダー情報処理手段と、上記特定のレ
ーダー電波に対応する識別符号情報が格納され、上記レ
ーダー情報処理手段からのアドレス信号によりその識別
信号に対応した識別符号情報を出力する識別符号情報発
生手段と、上記特定のレーダー電波に対応して上記識別
符号情報以外の符号情報が格納され、上記レーダー情報
処理手段からのアドレス信号によりその符号情報に対応
した符号信号を出力する符号発生手段と、上記識別符号
発生手段からの識別符号信号及び上記符号発生手段から
の符号信号に対して上記識別符号信号を先に出力して上
記符号信号を後に出力するコード分離送出手段と、その
コード分離送出手段から順次に入力される上記識別符号
信号及び上記符号信号をそれぞれ駆動制御して応答電波
として送出する送信手段とを有するものである。又、受
信機は、上記トランポンダ装置の送信手段で駆動制御さ
れた符号信号の応答電波を検出し、その検出された応答
電波に基づいてアドレス信号と表示制御信号とを出力す
る符号情報処理手段と、上記符号情報に対応した数字・
文字情報が予め格納され、上記符号情報処理手段からの
アドレス信号によりその数字・文字情報に対応した数字
・文字信号を出力する数字文字情報発生手段と、上記符
号情報処理手段からの表示制御信号により上記数字文字
情報発生手段からの数字・文字信号とに基づいて表示部
に数字及び文字を表示させる表示制御手段とを有するも
のである。
【0010】
【作用】本発明に於いては、レーダー送受信機からトラ
ンスポンダ装置に特定のレーダー電波を送出すると、ト
ランスポンダ装置はレーダー情報処理手段によりそのレ
ーダー電波を検出し、その検出されたレーダー電波に基
づいてアドレス信号を識別符号発生手段に出力する。識
別符号発生手段はそのアドレス信号に基づいて識別符号
情報に対応した識別符号信号をコード分離送出手段に出
力すると共に、符号発生手段は上記レーダー情報処理手
段からのアドレスに基づいて符号情報に対応した符号信
号をコード分離送出手段に出力する。コード分離送出手
段は先に識別符号信号を送信手段に出力し、後に符号信
号を送信手段にする。送信手段は順次に入力される上記
識別符号信号及び上記符号信号をそれぞれ駆動制御して
応答電波として空中線に送出する。符号情報処理手段
は、空中線に送出された応答電波のうち符号信号の電波
を検出し、その検出された応答電波に基づいてアドレス
信号を数字文字情報発生手段に、表示制御信号を表示制
御手段にそれぞれ出力する。数字文字情報発生手段は上
記アドレス信号に基づいて数字・文字情報に対応した数
字・文字信号を上記表示制御手段に出力し、表示制御手
段は上記符号情報処理手段からの表示制御信号及び数字
文字情報発生手段からの数字・文字信号に基づいて表示
部に数字及び文字を表示させる。
ンスポンダ装置に特定のレーダー電波を送出すると、ト
ランスポンダ装置はレーダー情報処理手段によりそのレ
ーダー電波を検出し、その検出されたレーダー電波に基
づいてアドレス信号を識別符号発生手段に出力する。識
別符号発生手段はそのアドレス信号に基づいて識別符号
情報に対応した識別符号信号をコード分離送出手段に出
力すると共に、符号発生手段は上記レーダー情報処理手
段からのアドレスに基づいて符号情報に対応した符号信
号をコード分離送出手段に出力する。コード分離送出手
段は先に識別符号信号を送信手段に出力し、後に符号信
号を送信手段にする。送信手段は順次に入力される上記
識別符号信号及び上記符号信号をそれぞれ駆動制御して
応答電波として空中線に送出する。符号情報処理手段
は、空中線に送出された応答電波のうち符号信号の電波
を検出し、その検出された応答電波に基づいてアドレス
信号を数字文字情報発生手段に、表示制御信号を表示制
御手段にそれぞれ出力する。数字文字情報発生手段は上
記アドレス信号に基づいて数字・文字情報に対応した数
字・文字信号を上記表示制御手段に出力し、表示制御手
段は上記符号情報処理手段からの表示制御信号及び数字
文字情報発生手段からの数字・文字信号に基づいて表示
部に数字及び文字を表示させる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例のトランスポンダ装
置を示すブロック回路図、図2は本発明の一実施例の受
信装置を示すブロック回路図であり、107は従来と同
じものである。図に於いて、1は船舶レーダーから発射
され、受信アンテナ及び検波器107を介して入力した
パルスを対数増幅するビデオアンプ、2はCPU、メモ
リ及びレーダー情報検出部等からなる制御部で、ビデオ
アンプ1で対数増幅された入力パルスの周波数(937
5±30MHz)にレーダー情報検出部が検出し、メモ
リに格納された制御プログラムに基づいて、それぞれア
ドレス信号2a,2bを識別符号発生部(後述説明)及
び情報符号発生部(後述説明)に出力する。又、時系列
に出力制御するコード分離制御信号2cをコード分離送
出部(後述説明)に出力する。3はROM等からなる識
別符号発生部で、船舶レーダーに対して応答するための
識別符号情報が予め格納されており、制御部2からのア
ドレス信号2aにより識別符号データ3aを出力する。
4はROM等からなる情報符号発生部で、上記識別符号
助方に対応して付加された文字等の情報が予め格納され
ており、制御部2からのアドレス信号2bにより情報符
号データ4aを出力する。
置を示すブロック回路図、図2は本発明の一実施例の受
信装置を示すブロック回路図であり、107は従来と同
じものである。図に於いて、1は船舶レーダーから発射
され、受信アンテナ及び検波器107を介して入力した
パルスを対数増幅するビデオアンプ、2はCPU、メモ
リ及びレーダー情報検出部等からなる制御部で、ビデオ
アンプ1で対数増幅された入力パルスの周波数(937
5±30MHz)にレーダー情報検出部が検出し、メモ
リに格納された制御プログラムに基づいて、それぞれア
ドレス信号2a,2bを識別符号発生部(後述説明)及
び情報符号発生部(後述説明)に出力する。又、時系列
に出力制御するコード分離制御信号2cをコード分離送
出部(後述説明)に出力する。3はROM等からなる識
別符号発生部で、船舶レーダーに対して応答するための
識別符号情報が予め格納されており、制御部2からのア
ドレス信号2aにより識別符号データ3aを出力する。
4はROM等からなる情報符号発生部で、上記識別符号
助方に対応して付加された文字等の情報が予め格納され
ており、制御部2からのアドレス信号2bにより情報符
号データ4aを出力する。
【0012】5はP/S変換回路及びバッファ等からな
る識別符号生成部で、識別符号発生部3からの識別符号
データ3aをP/S変換し、P/S変換された識別符号
パルス5aをバッファを介して出力する。6はP/S変
換回路及びバッファ等からなる情報符号生成部で、情報
符号発生部4からの情報符号データ4aをP/S変換
し、P/S変換された情報符号パルス6aをバッファを
介して出力する。
る識別符号生成部で、識別符号発生部3からの識別符号
データ3aをP/S変換し、P/S変換された識別符号
パルス5aをバッファを介して出力する。6はP/S変
換回路及びバッファ等からなる情報符号生成部で、情報
符号発生部4からの情報符号データ4aをP/S変換
し、P/S変換された情報符号パルス6aをバッファを
介して出力する。
【0013】7はレジスタ等からなるコード分離送出部
で、識別符号生成部5からの識別符号パルス5a及び情
報符号生成部6からの情報符号パルス6aをレジスタに
格納すると共に、制御部2からのコード分離制御信号2
cにより、先ず、レジスタに格納された識別符号パルス
5aを変調回路(後述説明)に出力し、その後、レジス
タに格納された情報符号パルス5bを変調回路(後述説
明)に出力する。8は変調回路(MOD1)で、コード
分離送出部7からの識別符号パルス5aに基づいて発振
部1(後述説明)を駆動制御する。9は変調回路(MO
D2)で、コード分離送出部7からの情報符号パルス6
aに基づいて発振部2(後述説明)を駆動制御する。1
0は掃引発生部で、非同期方式の自励発振する発振信号
を発振部1に出力する。11は発振回路、サーキュレー
タ、逓倍器、アイソレータ、方向性結合器、検波器及び
AFC増幅回路からなる発振部(OSC1)で、掃引発
生部10からの発振信号と変調回路8からの駆動制御信
号に基づいて発振部をパルス発振させ、その発振したパ
ルスを逓倍して所望の送信周波数(9375±40MH
z)を送出する。12は発振回路、サーキュレータ、逓
倍器、アイソレータ及び方向性結合器からなる発振部
(OSC2)で、変調回路9からの情報符号による駆動
制御信号に基づいて発振回路をパルス発振させ、その発
振したパルスを逓倍して所望の付加情報による送信周波
数(付加信号)を送出する13は船舶側に設けられ、ト
ランスポンダ装置からの発射された文字等の情報を有す
る付加信号を受信する受信アンテナ、14は分波器及び
フィルター等からなる周波数分離部で、受信アンテナ1
3を介して受信された付加信号だけを取り出す。15,
16は検波器及び対数増幅器等からなる受信機1(RX
1)及び受信機2(RX2)で、通常受信機1が使用さ
れ、受信機2は予備用に用いられ、周波数分離部14で
取り出された付加信号を対数増幅して出力すると共に、
割り込み信号を出力する。
で、識別符号生成部5からの識別符号パルス5a及び情
報符号生成部6からの情報符号パルス6aをレジスタに
格納すると共に、制御部2からのコード分離制御信号2
cにより、先ず、レジスタに格納された識別符号パルス
5aを変調回路(後述説明)に出力し、その後、レジス
タに格納された情報符号パルス5bを変調回路(後述説
明)に出力する。8は変調回路(MOD1)で、コード
分離送出部7からの識別符号パルス5aに基づいて発振
部1(後述説明)を駆動制御する。9は変調回路(MO
D2)で、コード分離送出部7からの情報符号パルス6
aに基づいて発振部2(後述説明)を駆動制御する。1
0は掃引発生部で、非同期方式の自励発振する発振信号
を発振部1に出力する。11は発振回路、サーキュレー
タ、逓倍器、アイソレータ、方向性結合器、検波器及び
AFC増幅回路からなる発振部(OSC1)で、掃引発
生部10からの発振信号と変調回路8からの駆動制御信
号に基づいて発振部をパルス発振させ、その発振したパ
ルスを逓倍して所望の送信周波数(9375±40MH
z)を送出する。12は発振回路、サーキュレータ、逓
倍器、アイソレータ及び方向性結合器からなる発振部
(OSC2)で、変調回路9からの情報符号による駆動
制御信号に基づいて発振回路をパルス発振させ、その発
振したパルスを逓倍して所望の付加情報による送信周波
数(付加信号)を送出する13は船舶側に設けられ、ト
ランスポンダ装置からの発射された文字等の情報を有す
る付加信号を受信する受信アンテナ、14は分波器及び
フィルター等からなる周波数分離部で、受信アンテナ1
3を介して受信された付加信号だけを取り出す。15,
16は検波器及び対数増幅器等からなる受信機1(RX
1)及び受信機2(RX2)で、通常受信機1が使用さ
れ、受信機2は予備用に用いられ、周波数分離部14で
取り出された付加信号を対数増幅して出力すると共に、
割り込み信号を出力する。
【0014】17は制御部17a、文字情報変換部17
b、文字情報記憶部17c及び表示制御部17dからな
るデコード部である。制御17aはCPU、A/D変換
及びROM(変換テーブル)等からなり、受信機15で
付加情報が受信され、受信機15からの割り込み信号に
基づいてその付加信号をA/D変換し、そのA/D変換
された付加情報を変換テーブル(アドレス変換)に出力
し、変換テーブルからその付加情報に対応したアドレス
aが出力される。文字情報変換部17bはROM(デー
タ変換)等からなり、制御部17aからのアドレスaに
基づいて付加信号に対応する文字・数字情報を文字情報
記憶部17cに出力する。文字情報記憶部17cはバッ
ファ等からなり、文字情報変換部17bからの文字・数
字情報を一時的に記憶して表示制御部17dに出力す
る。表示制御部17dは表示制御回路等からなり、制御
部17aからの制御信号に基づいて表示制御部17dが
文字情報記憶部17cからの文字・数字情報をビデオ信
号に変換してCRT等からなる表示部(図示せず)に表
示させる。
b、文字情報記憶部17c及び表示制御部17dからな
るデコード部である。制御17aはCPU、A/D変換
及びROM(変換テーブル)等からなり、受信機15で
付加情報が受信され、受信機15からの割り込み信号に
基づいてその付加信号をA/D変換し、そのA/D変換
された付加情報を変換テーブル(アドレス変換)に出力
し、変換テーブルからその付加情報に対応したアドレス
aが出力される。文字情報変換部17bはROM(デー
タ変換)等からなり、制御部17aからのアドレスaに
基づいて付加信号に対応する文字・数字情報を文字情報
記憶部17cに出力する。文字情報記憶部17cはバッ
ファ等からなり、文字情報変換部17bからの文字・数
字情報を一時的に記憶して表示制御部17dに出力す
る。表示制御部17dは表示制御回路等からなり、制御
部17aからの制御信号に基づいて表示制御部17dが
文字情報記憶部17cからの文字・数字情報をビデオ信
号に変換してCRT等からなる表示部(図示せず)に表
示させる。
【0015】本発明のトランスポンダ装置及びその受信
機は上記のように構成されており、図4は図1の識別符
号発生部及び情報符号発生部に格納されたデータの構成
を示す説明図であり、初めに、トランスポンダ装置の動
作を説明する。先ず、船舶に搭載されたレーダーから発
射された電波をトランスポンダ装置の受信アンテナで受
信し、検波器107及びビデオアンプを介して制御部2
に入力すると制御部2内のレーダー情報検出部によりト
ランスポンダ信号(9375±40MHz)を検出し、
その検出された信号に基づいて識別符号発生部3に格納
された識別符号データに対応するアドレス2aを出力す
る。続いて、制御部2はそのトランスポンダ信号に基づ
いて予め情報符号発生部4に格納された付加情報である
情報符号データに対応するアドレス2bを出力する。
機は上記のように構成されており、図4は図1の識別符
号発生部及び情報符号発生部に格納されたデータの構成
を示す説明図であり、初めに、トランスポンダ装置の動
作を説明する。先ず、船舶に搭載されたレーダーから発
射された電波をトランスポンダ装置の受信アンテナで受
信し、検波器107及びビデオアンプを介して制御部2
に入力すると制御部2内のレーダー情報検出部によりト
ランスポンダ信号(9375±40MHz)を検出し、
その検出された信号に基づいて識別符号発生部3に格納
された識別符号データに対応するアドレス2aを出力す
る。続いて、制御部2はそのトランスポンダ信号に基づ
いて予め情報符号発生部4に格納された付加情報である
情報符号データに対応するアドレス2bを出力する。
【0016】すると、識別符号発生部3及び情報符号発
生部4からそれぞれ識別符号データ3a及び情報符号デ
ータ4aが出力され、その出力された識別符号データ3
aが識別符号生成部5に、情報符号データ4aが情報符
号生成部6に出力され、識別符号生成部5から識別符号
パルス5aがコード分離送出部7に出力されると共に、
情報符号生成部6から情報符号パルス6aがコード分離
送出部7に出力される。一方、制御部2はトランスポン
ダ信号を検出してアドレス2a,2bを送出後、コード
分離送出部7にコード分離制御信号2cを出力する。コ
ード分離送出部7は制御部2からのコード分離制御信号
に基づいてそれぞれ入力した識別符号パルス5a及び情
報符号パルス6aを分離して先ず初めに識別符号パルス
5aを変調部8に出力してから、次に、分離された情報
符号パルス6aを変調部9に出力する。変調部8は識別
符号パルス5aに基づいて発振部11を船舶レーダーと
同一の周波数帯のトランスポンダ信号fosc(937
5±40MHz)を駆動するように制御する。そして、
発振部11はそのトランスポンダ信号fosc1を送信
アンテナを介して一方向に空中線に送出する。次に、変
調部9は情報符号パルス6aに基づいて発振部12をト
ランスポンダ信号と異なる付加信号fosc2を駆動す
るように制御する。そして、発振部12はその付加信号
fosc2を送信アンテナを介して一方向に空中線に送
出する。
生部4からそれぞれ識別符号データ3a及び情報符号デ
ータ4aが出力され、その出力された識別符号データ3
aが識別符号生成部5に、情報符号データ4aが情報符
号生成部6に出力され、識別符号生成部5から識別符号
パルス5aがコード分離送出部7に出力されると共に、
情報符号生成部6から情報符号パルス6aがコード分離
送出部7に出力される。一方、制御部2はトランスポン
ダ信号を検出してアドレス2a,2bを送出後、コード
分離送出部7にコード分離制御信号2cを出力する。コ
ード分離送出部7は制御部2からのコード分離制御信号
に基づいてそれぞれ入力した識別符号パルス5a及び情
報符号パルス6aを分離して先ず初めに識別符号パルス
5aを変調部8に出力してから、次に、分離された情報
符号パルス6aを変調部9に出力する。変調部8は識別
符号パルス5aに基づいて発振部11を船舶レーダーと
同一の周波数帯のトランスポンダ信号fosc(937
5±40MHz)を駆動するように制御する。そして、
発振部11はそのトランスポンダ信号fosc1を送信
アンテナを介して一方向に空中線に送出する。次に、変
調部9は情報符号パルス6aに基づいて発振部12をト
ランスポンダ信号と異なる付加信号fosc2を駆動す
るように制御する。そして、発振部12はその付加信号
fosc2を送信アンテナを介して一方向に空中線に送
出する。
【0017】次に、船舶に搭載された受信機の動作を説
明する。トランスポンダ装置から時系列に送出された付
加信号fosc2を受信機の受信アンテナ13を介して
周波数分離部14で取り出される。そして、周波数分離
部14で取り出された付加信号fosc2を受信機15
で対数増幅すると共に割り込み信号を出力する。する
と、制御部17aはその割り込み信号に基づいてその付
加信号をA/D変換し、そのA/D変換された付加信号
を変換テーブル(アドレス変換)に出力し、その変換テ
ーブルでその付加信号に対応したアドレス信号aを文字
情報変換部17bに出力する。文字情報変換部17bは
そのアドレス信号aに対応した文字・数字情報(表示用
文字数字情報)に変換して文字情報記憶部17cに出力
する。文字情報記憶部17cは表示用文字数字情報を一
時的に格納して表示制御部17dに出力する。一方、制
御部17aは文字情報変換部17bにアドレス信号aを
出力した後、表示制御部17dに対して表示制御信号を
出力する。表示制御部17dは制御部17aからの表示
制御信号に基づいて文字情報記憶部17cからの文字・
数字情報をビデオ信号に変換して表示部に付加情報を表
示させる。
明する。トランスポンダ装置から時系列に送出された付
加信号fosc2を受信機の受信アンテナ13を介して
周波数分離部14で取り出される。そして、周波数分離
部14で取り出された付加信号fosc2を受信機15
で対数増幅すると共に割り込み信号を出力する。する
と、制御部17aはその割り込み信号に基づいてその付
加信号をA/D変換し、そのA/D変換された付加信号
を変換テーブル(アドレス変換)に出力し、その変換テ
ーブルでその付加信号に対応したアドレス信号aを文字
情報変換部17bに出力する。文字情報変換部17bは
そのアドレス信号aに対応した文字・数字情報(表示用
文字数字情報)に変換して文字情報記憶部17cに出力
する。文字情報記憶部17cは表示用文字数字情報を一
時的に格納して表示制御部17dに出力する。一方、制
御部17aは文字情報変換部17bにアドレス信号aを
出力した後、表示制御部17dに対して表示制御信号を
出力する。表示制御部17dは制御部17aからの表示
制御信号に基づいて文字情報記憶部17cからの文字・
数字情報をビデオ信号に変換して表示部に付加情報を表
示させる。
【0018】この様に、トランスポンダ装置に電波を送
出した船舶側のレーダー装置は、トランスポンダ装置か
らトランスポンダ信号fosc1及び付加信号fosc
2をそれぞれ受信して、従来と同様にレーダー装置PP
Iスコープ面上にトランスポンダのマーカーを表示させ
ると共に、船舶に搭載された受信機によりそのトランス
ポンダ情報に対応する付加情報を得ることができる。
出した船舶側のレーダー装置は、トランスポンダ装置か
らトランスポンダ信号fosc1及び付加信号fosc
2をそれぞれ受信して、従来と同様にレーダー装置PP
Iスコープ面上にトランスポンダのマーカーを表示させ
ると共に、船舶に搭載された受信機によりそのトランス
ポンダ情報に対応する付加情報を得ることができる。
【0019】図5は他の実施例のトランスポンダ装置を
示すブロック回路図、図6は他の実施例の受信装置をブ
ロック回路であり、1〜12,15〜18は従来と同じ
ものである。図に於いて、19,20は受信機15,1
6にそれぞれ独立して設けられた受信アンテナ、21,
22は発振部11,12からの出力をそれぞれ個別に設
けた送信出力栓である。送信出力栓21,22から送信
アンテナ(図示せず)がそれぞれ設けられている。
示すブロック回路図、図6は他の実施例の受信装置をブ
ロック回路であり、1〜12,15〜18は従来と同じ
ものである。図に於いて、19,20は受信機15,1
6にそれぞれ独立して設けられた受信アンテナ、21,
22は発振部11,12からの出力をそれぞれ個別に設
けた送信出力栓である。送信出力栓21,22から送信
アンテナ(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0020】他の実施例のトランスポンダ装置から出力
されるトランスポンダ信号fosc1及び付加信号fo
sc2がそれぞれ独立して送信出力栓21,22を介し
て送信アンテナから送出されるので混変調をおこす危険
性がなくなり、又、受信装置もそれぞれ受信アンテナ1
9,20を設けて単独に付加信号を受信できるので片方
のアンテナに支障をおこしても何ら影響を受けることが
ない。
されるトランスポンダ信号fosc1及び付加信号fo
sc2がそれぞれ独立して送信出力栓21,22を介し
て送信アンテナから送出されるので混変調をおこす危険
性がなくなり、又、受信装置もそれぞれ受信アンテナ1
9,20を設けて単独に付加信号を受信できるので片方
のアンテナに支障をおこしても何ら影響を受けることが
ない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特定のレ
ーダ電波を受信してそのレーダ電波に対応した応答電波
を送出するトランスポンダ装置から位置情報であるトラ
ンスポンダ信号以外に付加情報を出力させ、その付加情
報をレーダー送受信機側で受信して別に設けられた表示
部に表示させるようにしたので、その位置情報以外に周
辺の情報を容易に視覚的に認識することができ、船舶の
安全航行を支援することができる。
ーダ電波を受信してそのレーダ電波に対応した応答電波
を送出するトランスポンダ装置から位置情報であるトラ
ンスポンダ信号以外に付加情報を出力させ、その付加情
報をレーダー送受信機側で受信して別に設けられた表示
部に表示させるようにしたので、その位置情報以外に周
辺の情報を容易に視覚的に認識することができ、船舶の
安全航行を支援することができる。
【図1】本発明の一実施例のトランスポンダ装置を示す
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図2】本発明の一実施例の受信機を示すブロック回路
図である。
図である。
【図3】図2のデコード部の構成図である。
【図4】識別符号発生部及び情報符号発生部に格納され
たデータを示す説明図である。
たデータを示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例のトランスポンダ装置を示
すブロック回路図である。
すブロック回路図である。
【図6】本発明の他の実施例の受信機を示すブロック回
路図である。
路図である。
【図7】従来のトランスポンダ局の機器構成図である。
【図8】図7のトランスポンダ送受信機の系統図であ
る。
る。
【図9】船舶レーダーのPPI面上に表示されたトラン
スポンダ信号を示す説明図である。
スポンダ信号を示す説明図である。
1 ビデオアンプ 2 制御部 3 識別符号発生部 4 情報符号発生部 5 識別符号生成部 6 情報符号生成部 7 コード分離送出部 8 変調部1 9 変調部2 10 掃引発生部 11 発振部1 12 発振部2 13 受信アンテナ 14 周波数分離部 15,16 受信機1,受信機2 17 デコード部 18 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−145591(JP,A) 特開 平1−153991(JP,A) 特開 平2−269543(JP,A) 特開 平1−155287(JP,A) 特開 平2−100526(JP,A) 特開 平1−259478(JP,A) 特開 昭62−123380(JP,A) 特開 平1−210888(JP,A) 特開 平3−200089(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95
Claims (4)
- 【請求項1】 陸上又は海上の固定物標に配置され、特
定のレーダ電波を受信してそのレーダ電波に対応した応
答電波を送出するトランスポンダとそのトランスポンダ
に特定のレーダ電波を発射してそのトランスポンダから
の応答電波を受信するレーダー送受信機に於いて、前記
レーダ送受信機から発射された特定のレーダー電波を検
出し、その検出されたレーダー電波に基づいてアドレス
信号を出力するレーダー情報処理手段と、前記特定のレ
ーダー電波に対応する識別符号情報が格納され、前記レ
ーダー情報処理手段からのアドレス信号によりその識別
符号情報に対応した識別符号信号を出力する識別符号発
生手段と、前記特定のレーダー電波に対応して前記識別
符号情報以外の符号情報が格納され、前記レーダー情報
処理手段からのアドレスによりその符号情報に対応した
符号信号を出力する符号発生手段と、前記識別符号発生
手段からの識別符号信号及び前記符号発生手段からの符
号信号に対して前記識別符号信号を先に出力して前記符
号信号を後に出力するコード分離送出手段と、該コード
分離送出手段から順次に入力される前記識別符号信号及
び前記符号信号をそれぞれ駆動制御して応答電波として
送出する送信手段とを有することを特徴とするトランス
ポンダ装置。 - 【請求項2】 前記送信手段から出力する識別符号信号
及び符号信号を一つの送信アンテナから送信出力するこ
とを特徴とする請求項1記載のトランスポンダ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の前記トランスポンダ装置
の送信手段で駆動制御された符号信号の応答電波を検出
し、その検出された応答電波に基づいてアドレス信号と
表示制御信号とを出力する符号情報処理手段と、前記符
号情報に対応した数字・文字情報が予め格納され、前記
符号情報処理手段からのアドレス信号によりその数字・
文字情報に対応した数字・文字信号を出力する数字文字
情報発生手段と、前記符号情報処理手段からの表示制御
信号と前記数字文字情報発生手段からの数字・文字信号
とに基づいて表示部に数字及び文字を表示させる表示制
御手段とを有することを特徴とする受信機。 - 【請求項4】 前記トランスポンダ装置からの付加情報
を二つの受信アンテナで受信することを特徴とする請求
項3記載の受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137401A JP2920705B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | トランスポンダ装置及びその受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137401A JP2920705B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | トランスポンダ装置及びその受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361188A JPH04361188A (ja) | 1992-12-14 |
JP2920705B2 true JP2920705B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=15197790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3137401A Expired - Fee Related JP2920705B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | トランスポンダ装置及びその受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2920705B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6014328B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2016-10-25 | 古野電気株式会社 | レーダシステム、トランスポンダ装置、レーダ処理方法及びレーダ処理プログラム |
WO2015198753A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 古野電気株式会社 | 信号処理装置、トランスポンダ装置、レーダ装置、および、信号処理方法 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3137401A patent/JP2920705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04361188A (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |