JP2920595B2 - 原稿装着角度測定装置及びその測定方法 - Google Patents

原稿装着角度測定装置及びその測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査面への原稿装着角
度を測定するための原稿装着角度測定装置及びその測定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像を走査して読み取るドラム型
或は平面型画像走査装置では、通常、操作者が原稿を走
査面に装着するようになっている。この場合、レイアウ
ト台紙に貼り付けた画像(原稿の画像と相似形の画像が
形成されている)の傾き角度に合わせて、原稿を走査面
に装着することによって、読み取った原稿画像のデータ
処理が簡単となり、作業能率を向上させることができ
る。
【0003】具体的には、レイアウト台紙上の基準線
(例えば、レイアウト台紙上の2つのレジスタマークを
結ぶ直線)に対するレイアウト台紙上の画像の傾き角度
と、原稿の基準線(例えば原稿フィルムの辺)に対する
原稿上の画像の傾き角度との差、即ち原稿装着角度を求
めておき、原稿の基準線と走査面の基準線とがなす角度
が、求めた原稿装着角度と一致するように原稿を走査面
に装着する。
【0004】この原稿装着角度を測定する方法として
は、例えば、デジタイザーをTVカメラ又は投影機と組
み合わせた装置を使って測定することもできるが、装置
が高価になることや、レイアウト台紙の画像と原稿画像
を装置の画面上で重ね合わせる必要があるために、画像
の回転や拡大・縮小等の操作をしなければならないとい
う欠点がある。
【0005】これに対して、高価な装置を使わずに簡単
な装置で測定する方法としては、分度器を使って測定す
る方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分度器
で測定する場合には、例えば、原稿の2つの特徴点を結
ぶ線を引き、原稿の基準線とのなす角度を分度器で測定
する一方、レイアウト台紙の方も2つの特徴点を結ぶ線
を引き、基準線とのなす角度を分度器で測定し、測定し
た両角度の差を求めるという手順で行うため、線を引く
操作や、分度器を基準線に合わせて読み取る操作、そし
て計算という多くの操作を行わなくてはならない。
【0007】つまり、分度器による場合は、原稿または
レイアウト台紙上における特徴点を結ぶ線と基準辺とが
為す角度をそのまま他方上に移すことができないので、
原稿上で画像の傾き角度を測定し、レイアウト台紙上で
も画像の傾き角度を測定し、それらの差を求めることに
より原稿装着角度を求める必要があった。このように工
程数が多いため、作業者の負担が大きかった。
【0008】また、レイアウト台紙上で画像の傾き角度
を求めることは、画像が基準辺から離れて位置するとき
には特に難しい。また、実際には原稿上に線を引くこと
ができない場合が多く、線を引かずに分度器で角度を測
定しようとすると、更に作業者の負担が大きくなってし
まう。本発明はかかる現状に鑑み、装置コストが安価で
あり、かつ簡単な操作で原稿装着角度を測定することが
可能な原稿装着角度測定装置と、その測定方法を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の原稿装着角度測定装置は、走査面に
対する原稿の装着角度を測定する装置であって、原稿と
レイアウト台紙を、各々の基準線が互いに平行な状態に
配置することのできる基板と、円環状に角度目盛が形成
された第1の部材と、第1の部材を円環状の角度目盛の
中心を軸に回動可能に保持し、かつ保持した第1の部材
を基板上で平行移動させることが可能な第2の部材と、
第1の部材と回動中心を同じくして、第1の部材に対し
て相対回動可能であり、且つ回動中心を通る直線上に形
成された標線を有し、標線が、レイアウト台紙上の特徴
点を結ぶ直線及び原稿上の特徴点を結ぶ直線と合致する
ように操作可能な第3の部材と、を備えていることを特
徴としている。
【0010】また、請求項2記載の原稿装着角度測定装
置は、請求項1記載の原稿装着角度測定装置に対して、
第2の部材は、基板上にて、原稿の基準辺及び/又はレ
イアウト台紙の基準辺を当接させることのできる基準板
であり、第3の部材は、標線が形成された透明の板であ
り、第1の部材は、第3の部材が摺動可能な円環状の部
材であることを特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の原稿装着角度測定方
法は、原稿の走査面に対する装着角度を測定する方法で
あって、原稿とレイアウト台紙とを、各々の基準線が互
いに平行となる状態で基板上に配置する第1のステップ
と、原稿及びレイアウト台紙のいずれか一方における2
つの特徴点を結ぶ直線に、角度測定用の標線が合致する
よう操作する第2のステップと、原稿及びレイアウト台
紙の他の一方における2つの特徴点を結ぶ直線に標線が
合致するよう操作する第3のステップと、第2のステッ
プから第3のステップの操作によって、標線が回動した
角度を測定する第4のステップと、を備えていることを
特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の原稿装着角度測定装置にお
いて、操作者は、基板に原稿とレイアウト台紙を各々の
基準線が互いに平行な状態に配置する。次に操作者は、
第1の部材を平行移動しつつ第3の部材を回動させて、
配置された原稿及びレイアウト台紙のいずれか一方にお
ける2つの特徴点を結ぶ直線に標線を合致させる。次に
操作者は、第2の部材に対して第1の部材を固定しなが
ら、第1の部材を平行移動しつつ第3の部材を回動させ
て、原稿及びレイアウト台紙の他の一方における2つの
特徴点を結ぶ直線に標線が合致するよう操作する。この
回動した角度が原稿装着角度となる。また最初に標線と
角度目盛りの零点を合わせておけば、回動した角度の読
み取りが容易になる。
【0013】このように、原稿またはレイアウト台紙上
における特徴点を結ぶ線と基準辺とが為す角度(状態)
をそのまま他方上に移動させることができるので、原稿
装着角度を求める過程で、原稿上の画像の傾き角度とレ
イアウト台紙上の画像の傾き角度を求めそれらの差を求
める必要がない。また、上記請求項2記載の原稿装着角
度測定装置において、操作者は、基準板に原稿の基準辺
及び/又はレイアウト台紙の基準辺を当接させることに
より、原稿及び/又はレイアウト台紙を各々の基準線が
互いに平行な状態に基板上に配置する。従って、原稿及
び/又はレイアウト台紙の配置が容易である。
【0014】また、第1の部材は、第3の部材が摺動可
能な円環状の部材であり、第3の部材は、直線状の標線
が形成された透明の板である。従って、原稿或はレイア
ウト台紙上を第3の部材で覆ったときに、第1の部材又
は第3の部材によって原稿或はレイアウト台紙が隠され
ることがなく、レイアウト台紙上の特徴点を結ぶ直線及
び原稿上の特徴点を結ぶ直線と合致するよう容易に標線
を操作することができる。
【0015】また、上記請求項3記載の原稿装着角度測
定方法においては、第1のステップで、原稿とレイアウ
ト台紙とを各々基準線が互いに平行となる状態で基板上
に配置し、第2のステップで、原稿及びレイアウト台紙
のいずれか一方における2つの特徴点を結ぶ直線に角度
測定用の標線が合致するよう操作し、第3のステップ
で、原稿及びレイアウト台紙の他の一方における2つの
特徴点を結ぶ直線に標線が合致するよう操作し、第4の
ステップで、第2のステップから第3のステップの操作
によって標線が回動した角度を測定する。
【0016】従って、簡単な操作で原稿装着角度を測定
することができ、原稿やレイアウト台紙に線を引く必要
はない。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の原稿装着角度測
定装置及びその測定方法の実施例について具体的に説明
する。図1は、本発明の実施例に係る原稿装着角度測定
装置の斜視図であり、図2は、その要部の分解図であ
る。図に示すように、本実施例の原稿装着角度測定装置
は、原稿100及びレイアウト台紙200を配置する長
方形状の上面1aを有するテーブル1と、テーブル1の
上面1aにおいて互いに平行に設置された一対のレール
2a,2bと、レール2a,2bに両端部を摺動自在に
取り付けられ、両矢印X方向に平行移動が可能である平
板状の移動基準板10と、移動基準板10に摺動自在に
取付けられテーブル1上を両矢印Y方向に平行移動可能
である平行移動部材20と、平行移動部材20を保持部
材として回動自在に保持され、円環状目盛りを刻した円
環目盛部材30と、円環目盛部材30と回動中心を同じ
くし、円環目盛部材30の内側周面に係合されて回動自
在となし、更にその回動中心を通る標線41を形成した
円板状の標線部材40とから構成されている。
【0018】なお説明上、両矢印Xで示すレール2a,
2bに沿う方向を縦方向といい、両矢印Yで示すテーブ
ル1の上面1aに沿ってレール2a,2bと直交する方
向を横方向といい、テーブル1の上面1aと直交する方
向を上下方向ということとする。レール2a,2bは、
テーブル1の上面1aにおいて、原稿100及びレイア
ウト台紙200を配置するのに十分な間隔を開けて、互
いに平行に設置されている。
【0019】移動基準板10は、レール2a,2b間に
またがる横長の長方形状の板材から形成されている。そ
して、その左右両端部にはレール2a,2bと係合する
溝11a,11bが形成され、板面をテーブル1の上面
1aに対して平行に保ちながら、上面1aと若干の間隙
を保ちつつ、レール2a,2bに沿って縦方向に平行移
動することができるようになっている。この移動基準板
10と上面1aとの間隙は、操作者が移動基準板10を
移動させるときに、テーブル1の上面1aに配置した原
稿100或はレイアウト台紙200にひっかからないた
めに設けられているが、操作者が移動基準板10を上か
ら押えるときには、移動基準板10がたわむことによっ
てこの間隙が小さくなり、原稿100或はレイアウト台
紙200の辺を移動基準板10の横辺12に当接させる
ことができるようになっている。
【0020】また、平行移動部材20は、図2に示すよ
うに長方形状の板材の中央部に、円環目盛部材30をは
め込むための円形の窓21が大きく開設されたプラスチ
ック板から形成され、その片側面には移動基準板10に
係合する溝22が形成されている。そして、溝22が移
動基準板10に係合することにより、平行移動部材20
はその板面をテーブル1の上面1aに対して平行に保ち
ながら、上面1aと若干の間隙を保ちつつ移動基準板1
0に沿って横方向に平行移動することができるように保
持されている。
【0021】従って、操作者は、移動基準板10をテー
ブル1の上面1aに沿って縦方向に平行移動させること
ができ、かつ平行移動部材20をテーブル1の上面1a
に沿って縦横いずれの方向にも平行移動することができ
る。このとき、移動基準板10及び平行移動部材20
と、テーブル1の上面1aとの間には、若干の間隙が保
たれているので、テーブル1の上面1aに配置した原稿
100或はレイアウト台紙200にひっかかることなく
平行移動できる。
【0022】窓21は、上部23と下部24とからな
り、窓21の上部23は円環目盛部材30が丁度その中
にはまり込むよう、円環目盛部材30とほぼ同じ直径で
形成されている。また窓21の下部24は、円環目盛部
材30よりも若干小さい径で形成されており、上部23
と下部24との間には、円環状の段25が形成されてい
る。従って、窓21にはめ込まれた円環目盛部材30
は、円環状の段25上に載った状態で回動可能に保持さ
れている。そして、操作者は平行移動部材20上で、円
環目盛部材30をテーブル1と平行に保ちながら回動さ
せることができる。
【0023】また、円環目盛部材30は、円形状の中央
部に、標線部材40をはめ込むための同心円状の窓31
が開設されたプラスチック板から成り、円環目盛部材3
0の上面には、窓31に沿って円環状の角度目盛り32
が形成されている。窓31も窓21と同様の構造であっ
て、標線部材40が丁度その中にはまり込む上部33
と、標線部材40よりも若干小さい径で形成された下部
34とから成り、窓31にはめ込まれた標線部材40
は、円環状の段35上に載った状態で、回動可能に保持
されている。
【0024】従って、操作者は、円環目盛部材30上に
おいて、標線部材40をテーブル1の上面1aと平行に
保ちながら、円環目盛部材30と同軸で回動させること
ができる。また、標線部材40は、円形状の透明のプラ
スチック板から成り、その上面には円の中心を通る直線
状の標線41が、標線部材40の一直径方向にわたって
形成されている。
【0025】従って、標線部材40を円環目盛部材30
に対して回動させるとき、標線41もテーブル1の上面
1aと平行な面に沿って、円環目盛部材30と同軸で回
動する。またこのとき、円環目盛部材30に対して標線
41が回動した角度は、標線41の回動の前後におい
て、標線41が指している円環状の角度目盛り32の値
を読み取り、両角度の差を求めることによって得ること
ができる。
【0026】次に、このような構成の原稿装着角度測定
装置を用いて、原稿装着角度を測定する方法について説
明する。ここでは、画像101が形成された原稿100
と、画像101と相似形の画像201が形成されたレイ
アウト台紙200を用いて測定する例について説明す
る。図1に示すように、原稿100は長方形状のフィル
ムであって、その一辺が基準辺(基準線)102となっ
ている。また、レイアウト台紙200は同じく長方形状
の台紙であって、その4隅には、位置決めのためのレジ
スタマーク202a,202b,202c,202dが
付けられており、画像201を有する紙が貼付けられて
いる。このレイアウト台紙200においては、レジスタ
マーク202aと202bを結ぶ直線が基準線となって
いる。
【0027】図3は、原稿装着角度測定装置と原稿10
0とレイアウト台紙200とを用いて原稿装着角度を測
定する方法を説明するための図である。操作者は、以下
に示すステップS1〜S5に従って操作を行う。ステッ
プS1:原稿画像101及びレイアウト台紙200上の
画像201の中において、各々特徴点P1,Q1及びこれ
に対応する特徴点P2,Q2を定める。この特徴点P1,
Q1及び特徴点P2,Q2を定めるときは、画像101及
び画像201中において、識別が容易であり、かつ標線
41を重ね合わせやすいよう互いに適度の距離を隔てた
点を特徴点P1,Q1、及び特徴点P2,Q2として定め
る。
【0028】ステップS2:原稿100及びレイアウト
台紙200をテーブル1の上面1aに配置する。配置時
には、原稿100の基準辺102を移動基準板10の横
辺12に当接させながら原稿100を配置し、図3
(a)に示すようにレイアウト台紙200のレジスタマ
ーク202aと202bを横辺12に合致させながらレ
イアウト台紙200を配置する。
【0029】ここで、移動基準板10はテーブル1上を
平行移動するよう設置されているので、横辺12に合致
させて配置された原稿100とレイアウト台紙200と
は、互いの基準線(基準辺102と、レジスタマーク2
02a,202bを結ぶ直線)を平行に保ちながら配置
される。またここで操作者は、基準辺102を横辺12
に当接させながら原稿100を配置することができるの
で、容易に原稿100を配置することができる。
【0030】ステップS3:図3(a)に示すように、
標線部材40を円環目盛部材30に対して相対的に回動
させ、標線41を角度目盛り32の零点に合わせる。ス
テップS4:図3(b)に示すように、平行移動部材2
0を原稿100の上に平行移動させ、標線部材40を円
環目盛部材30に対して固定した状態(標線41を角度
目盛り32の零点に合わせた状態)で、円環目盛部材3
0を回動させて、画像101の特徴点P1,Q1に標線4
1を合致させる。
【0031】ステップS5:図3(c)に示すように、
円環目盛部材30を平行移動部材20に対して固定した
状態で、平行移動部材20をレイアウト台紙200の上
に平行移動させ、標線部材40を回動させて、画像20
1の特徴点P2,Q2に標線41を合致させる。このと
き、標線41が指す角度目盛り32の値が求める原稿装
着角度である。
【0032】なお、上記実施例において、上記ステップ
S1〜S3の各操作は、互いに順番が入れ替わってもよ
い。また、ステップS4でレイアウト台紙200の画像
201の特徴点P2,Q2に標線41を合致させ、ステッ
プS5で原稿100の画像101の特徴点P1,Q1に標
線41を合致させてもよい。また、上記実施例において
は、標線部材40は円形の透明板に標線41が形成され
たものであるが、透明板に限らず例えば、図4に示すよ
うに円環状の部材43の直径方向にわたって標線となる
針金42を設けることにより標線部材を形成することも
できる。
【0033】また、上記実施例においては、円環目盛部
材30は窓31を有する円環形状であり、窓31に標線
部材40をはめ込んで回動可能に支持しているが、円環
目盛部材30及び標線部材40の形状や支持方法はこれ
に限定されない。例えば、図4(b)に示すように、標
線部材40と、円形の透明板に円環状の角度目盛りが形
成された円環目盛部材36とを、平行移動部材26に設
置された上方に突出する軸27により、各々の中心おい
て回動可能に支持するようにすることもできる。
【0034】また、上記実施例においては、テーブル1
の上面1aにレイアウト台紙200を配置するとき、そ
のレジスタマーク202a,202bを移動基準板10
の横辺12に合致させながら配置する例を示したが、レ
イアウト台紙200が基準辺を持つ場合には、レイアウ
ト台紙200も移動基準板10の横辺12に当接させな
がら配置すればよいので、その配置操作がより容易とな
る。
【0035】また、上記実施例においては、テーブル1
の上面1aに原稿100及びレイアウト台紙200の基
準線を、移動基準板10の横辺12に合致させて配置す
る例を示したが、この他にも例えば、テーブル1の上面
1aに互いに平行な複数本の線を引いておいて、その線
に原稿100及びレイアウト台紙200の基準線を合致
させて配置するようにしたり、また例えば、テーブル1
の上面1aに直線状の当接部を形成しておいて、この当
接部に原稿100及びレイアウト台紙200の基準辺を
当接させて配置するようにすることも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の原稿装着角度測定装置及びその
角度測定方法によれば、高価な装置を使うことなく原稿
装着角度を測定することができる。また、その操作も簡
単であるため、作業上の負担を軽減することができる。
この結果、安価で作業性のよい原稿装着角度測定装置及
びその測定方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る原稿装着角度測定装置の
斜視図である。
【図2】図1に示した原稿装着角度測定装置の要部の分
解図である。
【図3】実施例に係る原稿装着角度を測定する方法を説
明するための図である。
【図4】実施例に係る原稿装着角度測定装置の変形例を
示す図である。
【符合の説明】
1 テーブル 10 移動基準板 20 平行移動部材 30 円環目盛部材 40 標線部材 41 標線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査面に対する原稿の装着角度を測定す
    る装置であって、 原稿とレイアウト台紙を、各々の基準線が互いに平行な
    状態に配置することのできる基板と、 円環状に角度目盛が形成された第1の部材と、 前記第1の部材を前記円環状の角度目盛の中心を軸に回
    動可能に保持し、かつ保持した第1の部材を基板上で平
    行移動させることが可能な第2の部材と、 前記第1の部材と回動中心を同じくして、第1の部材に
    対して相対回動可能であり、且つ回動中心を通る直線上
    に形成された標線を有し、該標線が、レイアウト台紙上
    の特徴点を結ぶ直線及び原稿上の特徴点を結ぶ直線と合
    致するように操作可能な第3の部材と、 を備えていることを特徴とする原稿装着角度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿装着角度測定装置において、 前記第2の部材は、前記基板上にて、原稿の基準辺及び
    /又はレイアウト台紙の基準辺を当接させることのでき
    る基準板であり、 前記第3の部材は、前記標線が形成された透明の板であ
    り、 前記第1の部材は、前記第3の部材が摺動可能な円環状
    の部材であることを特徴とする請求項1記載の原稿装着
    角度測定装置。
  3. 【請求項3】 原稿の走査面に対する装着角度を測定す
    る方法であって、 原稿とレイアウト台紙とを、各々の基準線が互いに平行
    となる状態で基板上に配置する第1のステップと、 原稿及びレイアウト台紙のいずれか一方における2つの
    特徴点を結ぶ直線に角度測定用の標線が合致するよう操
    作する第2のステップと、 原稿及びレイアウト台紙の他の一方における2つの特徴
    点を結ぶ直線に前記標線が合致するよう操作する第3の
    ステップと、 第2のステップから第3のステップの操作によって、前
    記標線が回動した角度を測定する第4のステップと、 を備えていることを特徴とする原稿装着角度測定方法。
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