JP2919383B2 - 瞬間作動防止型ガス放出防止器 - Google Patents

瞬間作動防止型ガス放出防止器

Info

Publication number
JP2919383B2
JP2919383B2 JP23948596A JP23948596A JP2919383B2 JP 2919383 B2 JP2919383 B2 JP 2919383B2 JP 23948596 A JP23948596 A JP 23948596A JP 23948596 A JP23948596 A JP 23948596A JP 2919383 B2 JP2919383 B2 JP 2919383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
main valve
gas flow
flow hole
instantaneous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23948596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1089508A (ja
Inventor
安貞 境
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKEI KK
Original Assignee
NITSUKEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUKEI KK filed Critical NITSUKEI KK
Priority to JP23948596A priority Critical patent/JP2919383B2/ja
Publication of JPH1089508A publication Critical patent/JPH1089508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919383B2 publication Critical patent/JP2919383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LPガス等のガス
ボンベのバルブ出口に取り付けられ、大規模地震や豪
雪、台風によるガス容器の転倒をはじめとする種々の衝
撃などによってガス供給設備の破損事故が発生した場合
に、そのガス流路を遮断し、ガス容器からのガス放出を
阻止して災害を防止するものであって、特に自動切換調
節器の異常な流れやバイブレーション等の発生に対して
好適な瞬間作動防止型ガス放出防止器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のガス放出防止器としては、ガス
供給設備の破損事故に伴うガスの異常な流出により生ず
る負圧により、ガス放出防止器の内部に設けられた主弁
を移動させて主弁に取り付けられたシール部材(例えば
Oリング)をガス流通孔内壁に密着させてガス流通孔を
遮断して、ガスの異常流出を防止するものがある(実願
平1−54050号参照)。
【0003】このガス放出防止器は、図5に示すように
ガス供給設備に設置されて使用される。すなわち、図5
に示すように、ガスボンベ1a〜1fが配管2a〜2f
により接続されており、前記配管2a〜2cは配管2g
に集合され、前記配管2d〜2fは配管2hに集合さ
れ、この配管2hと配管2gとは自動切換調整器3を介
してガス供給配管4に接続されている。そして、前記配
管2a〜2fにガス放出防止器5a〜5fが介装されて
いる。なお、前記ガスボンベ1d〜1fは供給側ガスボ
ンベを構成し、前記ガスボンベ1a〜1cは予備側ガス
ボンベを構成し、供給側ガスボンベ内の容量が少なくな
ると、前記予備側ガスボンベに切り換えてガスを配管4
に供給するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス放出防止器では、ガスの流量が所定値を越えると主
弁が移動してガス流通孔を遮断するようになっているの
で、例えば供給側ガスボンベから予備側ガスボンベに切
り換えた際に、ガスの流量が瞬間的に前記所定値を越え
る場合があり、この場合には主弁が瞬間的にガス流通孔
を遮断し、配管4へのガスの供給が瞬間的に遮断される
ことがある。この場合において、配管4に接続されたガ
ス機器(例えば、図5ではガスコンロ6)が消火してし
まうといった問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ガスの異常流出時にはガスの流出を遮断する機構を
有しつつ、なんらかの理由でガス流量が瞬間的に主弁の
作動する流量に達しても、直ちにガス流通孔を遮断する
ことがない瞬間作動防止型ガス放出防止器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
瞬間作動防止型ガス放出防止器は、ガスを流入口から流
出口に流通させるガス流通孔を形成した防止器本体と、
ガス流通孔内でこの軸線方向に摺動可能に設けてガス流
通孔を遮断する主弁と、ガス流通孔内に装着して主弁を
流入口側に付勢する付勢部材とを備える瞬間作動防止型
ガス放出防止器であって、前記主弁は、ガスの異常な流
入が一定時間持続したときのみに前記ガス流通孔内壁に
密着してガス流通孔を遮断するシール部材が取り付けら
れた主弁体と、ガスの異常な流入が生じたときに前記主
弁体のシール部材が前記ガス流通孔を遮断する前に、該
ガス流通孔の流路断面積を拡大する瞬間感知部とを備え
ている技術が採用される。
【0007】この瞬間作動防止型ガス放出防止器では、
前記主弁の主弁体が、ガスの異常な流入が一定時間持続
した場合にのみシール部材でガス流通孔を遮断するの
で、例えば、ガスボンベの切換時に、ガスの流量が主弁
作動流量になるような異常な流入が一瞬生じただけでは
主弁体は作動せず、異常な流入が続いた場合にのみ遮断
処理が行われる。そして、主弁が瞬間感知部を備えてい
るので、ガスの異常な流入が一瞬生じた場合には、主弁
体が遮断処理をする前に瞬間感知部がガス流通孔の流路
断面積を拡大することによって、異常流入によって生じ
たガス流通路内の圧力を瞬間的に低減し緩和する。ま
た、瞬間感知部によって圧力が低減されてもガスの異常
な流入がさらに継続した場合には、続いて主弁体が作動
し、ガス流通孔がシール部材によって遮断される。
【0008】
【0009】
【0010】請求項記載の瞬間作動防止型ガス放出防
止器では、請求項記載の瞬間作動防止型ガス放出防止
器において、前記防止器本体のガスの流入口側に、有底
筒状のシリンダ部材を取り付けるとともに、前記主弁体
の基端部を前記シリンダ部材の筒部内に気密的に嵌合し
た技術が採用される。
【0011】この瞬間作動防止型ガス放出防止器では、
主弁体の基端部がシリンダ部材の筒内に気密的に嵌合し
ているので、ガスの異常な流入が一瞬生じただけでは、
前記基端部とシリンダ部材との負圧状態が解除されず、
主弁体がガス流通孔を移動してシール部材でガス流通孔
を遮断するまでに至らない。しかしながら、ガスの異常
な流入が一定時間持続した際には、前記基端部とシリン
ダ部材との気密が次第に破れ、負圧状態が解放されるこ
とによって、主弁体はその拘束が解かれてガス流通孔内
を移動しシール部材でガス流通孔を遮断する。
【0012】請求項記載の瞬間作動防止型ガス放出防
止器では、請求項または記載の瞬間作動防止型ガス
放出防止器において、前記瞬間感知部は、外周面に貫通
孔が形成された筒状部材とされ、前記ガス流通孔に沿っ
て軸線を配した状態で前記主弁体と前記付勢部材との間
に主弁体と分離可能に配されている技術が採用される。
【0013】この瞬間作動防止型ガス放出防止器では、
瞬間感知部が主弁体と付勢部材との間に配されていると
ともに前記貫通孔を有する筒状部材であるので、ガスが
正常に流入している場合には、瞬間感知部の流入口側の
開口端が主弁体によって閉塞状態であるため、主に前記
貫通孔を介してガスが流通しているが、ガスの異常な流
入が一瞬生じたときには、流出口側の負圧によって瞬間
感知部を流出口側へ引き込む力が加わり、瞬間感知部が
付勢部材の付勢力に打ち勝って流出口側に移動する。こ
のとき、一瞬の異常なガス流入では主弁体が作動しない
ので、前記瞬間感知部が主弁体と離間して前記開口端が
開口状態となることから、ガスが前記貫通孔に加えて前
記開口端を介して流入する。したがって、瞬間感知部に
おけるガス流通孔の流路断面積が大幅に増加し、ガス流
通孔内の圧力が減少する。さらに、ガスの異常流入が一
瞬であり、すぐに正常な流入に戻った場合、瞬間感知部
は、付勢部材によって再び主弁体へと移動され、付勢部
材と主弁体とに挟持状態とされるので、流入口側の開口
端が主弁体によって閉塞状態とされガス流通孔の流路断
面積が元の状態に戻る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の一形態の瞬間作動防止型ガス放出防止器につい
て説明する。
【0015】本実施の一形態の瞬間作動防止型ガス放出
防止器10は、ガスを流入口11から流出口12に流通
させるガス流通孔13を形成した防止器本体14と、ガ
ス流通孔13内でこの軸線方向に摺動可能に設けてガス
流通孔13を遮断する主弁15と、ガス流通孔13内に
装着して主弁15を流入口11側に付勢する付勢部材
(例えば、コイルスプリング)16とを備えて概略構成
される。
【0016】前記主弁15は、ガスが流通する貫通孔1
7が形成された瞬間感知部18と、前記ガス流通孔13
の内壁19に密着してガス流通孔13を遮断するシール
部材20が取り付けられた主弁体22とに中間位置で分
割されて構成される。前記瞬間感知部18は、円筒状に
形成され、流出口12側の端部がガス流通孔13の内壁
19に気密状態で摺動するフランジ状に形成されてい
る。
【0017】前記防止器本体14の流入口11側には、
筒状のニップル部23が形成されており、このニップル
部23の開口先端側の内周面には、雌ネジ24が形成さ
れている。前記ニップル部23の中空部には、有底筒状
のシリンダ部材25が挿入されており、このシリンダ部
材25の基端部付近に形成された雄ネジ26を前記雌ネ
ジ24に螺合することにより、シリンダ部材25は前記
ニップル部23に固定されている。
【0018】前記シリンダ部材25には、流入口11か
ら流入したガスが流通する貫通孔27が形成されてい
る。この貫通孔27は、図1に示すように、シリンダ部
材25の軸線方向に対して流出口12側に向けて斜めに
形成されており、当該貫通孔27からのガスが円滑に流
れ出るようにしてある。また、前記シリンダ部材25の
筒部28内に前記主弁体22の基端部が気密的に嵌合さ
れている。この気密性は、前記主弁体22の外径及び前
記シリンダ部材25の筒部内径の寸法公差、面粗さによ
り得られるものである。
【0019】前記瞬間感知部18の前記流出口12側に
は、軸線方向に移動可能に円筒状のカラー29が挿入さ
れている。このカラー29の先端は前記瞬間感知部18
の端面に当接されている。また、カラー29の内周面に
は他端側に向けて段部30が形成されており、該段部3
0に前記付勢部材16の先端が係止状態に接触してい
る。さらに、カラー29の外周面には、他端側に一定幅
で赤色に塗られた赤色表示部31が形成されている。前
記付勢部材16の他端が臨む部分には、調整ネジ32が
螺合されている。この調整ネジ32の螺合量を調整する
ことにより、前記付勢部材16による主弁15の付勢力
を調整することができるようになっている。
【0020】前記カラー29及び付勢部材16の外側に
は、軸線方向に移動可能にカラー33が取り付けられて
いる。このカラー33の一端にはフランジ部34が形成
されている。前記防止器本体14にはリセットボタン3
5が取り付けられ、このリセットボタン35には一体に
楔部材36が形成されている。この楔部材36の楔部3
7が前記カラー33のフランジ部34に当接している。
なお、図中符号38はリセットボタン35の復帰用のス
プリング、符号39はカラー33を前記楔部材36に押
圧付勢するコイルスプリングである。
【0021】前記防止器本体14において前記リセット
ボタン35の反対側には、カラー29の軸方向の位置を
外部から目視で確認可能なのぞき窓部40が形成されて
いる。該のぞき窓部40は、防止器本体14の外周面か
らガス流通孔13の所定位置に貫通状態に形成されたの
ぞき孔41に、アクリル製の透明板42が気密にはめ込
まれて形成されている。
【0022】次に本実施の一形態の瞬間作動防止型ガス
放出防止器10の作用について説明する。
【0023】図1は、ガスが正常に流れている状態を示
す。
【0024】すなわち、ガスは流入口11から流入し、
貫通孔27から流出し、シリンダ部材25の外周面に沿
って流れ、貫通孔12から瞬間感知部18の内側に流入
し、ガス流通孔13を通って流出口12から流出する。
このとき、カラー29は移動せず、赤色表示部31はの
ぞき孔41に達していないので、正常にガスが流れてい
ることがのぞき窓部40から目視で確認できる。
【0025】図2は、ガスの流量が瞬間的に主弁15を
作動させる所定値を越えた状態を示す。この状態は、例
えば、供給側ガスボンベから予備側ガスボンベに切換時
に、バイブレーションが起き、一瞬に急激なガスの流入
があったとき瞬間感知部18のみが移動し、主弁体22
は動かない状態を示す。
【0026】すなわち、流入口11から流入したガスの
流量が主弁15を作動させる流量に達すると、瞬間感知
部18の下流側に負圧が生じ、瞬間感知部18が下流側
に向かって移動する。これに伴って、主弁体22も下流
側に向かって移動しようとするが、主弁体22と、シリ
ンダ部材25とは気密的に嵌合しているので、主弁体2
2とシリンダ部材25の筒部28との間の空間が負圧状
態となり、主弁体22の移動が拘束される。この結果、
瞬間感知部18のみが移動して、図2に示す状態とな
る。この状態では、主弁体22に設けられたシール部材
20は内壁19とは離れており接触していないので、ガ
スの供給が遮断されることはない。そして、瞬間的なガ
スの流れが無くなり定常状態となると、瞬間感知部18
は元の位置に復帰する。
【0027】図3は、ガスが異常流出して主弁15がガ
ス流通孔13を閉塞した状態を示す。
【0028】すなわち、ガス供給設備の破損等によりガ
スが異常な流量で流出すると、流入口11、貫通孔27
から流出したガスは、貫通孔17を通って勢いよく流出
する。すると、ガスの異常な流出により瞬間感知部18
の下流側に大きな負圧が生じ、瞬間感知部18が下流側
に向かって移動する。これに伴って、主弁体22も下流
側に向かって移動しようとする。
【0029】この際、主弁体22と、シリンダ部材25
とは気密的に嵌合しているので、主弁体22とシリンダ
部材25の筒部28との間の空間が負圧状態となり、主
弁体22の移動を拘束するが、主弁体22の移動に伴っ
て主弁体22とシリンダ部材25の筒部28との間の空
間にこれらの接触面から空気が侵入して負圧状態が解除
され、主弁体22が除々に流出口12側に移動する。そ
して、図3に示す状態となる。
【0030】この結果、主弁体22に設けられたシール
部材20がガス流通孔13の内壁19に密着してガス流
通孔13が遮断され、ガスの流出が停止させられる。こ
のとき、カラー29は瞬間感知部18および主弁体22
に押されて他端側に移動し、赤色表示部31がのぞき孔
41に達するので、ガスが異常な流量で流出したことが
のぞき窓部40から目視で確認できる。
【0031】図4は、主弁15が図3に示す状態となっ
た場合に、図1に示す状態に復帰させる操作を示す図で
ある。
【0032】すなわち、リセットボタン35を押すと、
楔部材36が内方に押圧移動させられ、楔部材36の楔
部37がカラー33を流入口11側に押圧移動させる。
このカラー33の端部は主弁15の瞬間感知部18と当
接しているので、前記カラー33の移動に伴って、前記
瞬間感知部18及び主弁体22とが流入口11側に移動
させられる。この結果、主弁体22に設けられたシール
部材20が内壁19から離れて、ガス流通孔13の遮断
が解除される。このとき、カラー29は流入口11側に
移動し、赤色表示部31がのぞき孔41から離間するの
で、ガス流通孔13の遮断が解除されたことがのぞき窓
部40から目視で確認できる。
【0033】このように、本実施の一実施の形態の瞬間
作動防止型ガス放出防止器によれば、例えば供給側ガス
ボンベから予備側ガスボンベに切り替わったときなど
に、瞬間的にガスの流量が主弁作動流量になった場合で
も、ガス流通孔13の遮断は行われず、ガスの供給が遮
断されることが少ない。
【0034】なお、前記調整ネジ32の螺合量を調整す
ることにより、前記付勢部材16による主弁15の付勢
力を調整することができるようになっており、これによ
り、主弁15が作動する流量を調節することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 (1)請求項1記載の瞬間作動防止型ガス放出防止器に
よれば、主弁の主弁体が、ガスの異常な流入が一定時間
持続した場合にのみシール部材でガス流通孔を遮断する
ので、自動切換調整器特性の理由でガス流量が瞬間的に
主弁の作動する流量に達しても、直ちにガス流通孔を遮
断することがなく、ガスの連続供給を確保することがで
きる。また、主弁が瞬間感知部を備えているので、ガス
の異常な流入が一瞬生じた場合には、主弁体が遮断処理
をする前に瞬間感知部がガス流通孔の流路断面積を拡大
しガス流通路内の圧力を瞬間的に低減し緩和することが
できる。
【0036】
【0037】()請求項記載の瞬間作動防止型ガス
放出防止器によれば、主弁体の基端部がシリンダ部材の
筒内に気密的に嵌合しているので、ガスの異常な流入が
一瞬生じただけでは、前記基端部とシリンダ部材との負
圧状態が解除されず、ガス流通孔を遮断するまでに至ら
ないとともに、ガスの異常な流入が一定時間持続した際
には、前記基端部とシリンダ部材との負圧状態が解放さ
れることによって、ガス流通孔を遮断することができ
る。
【0038】()請求項記載の瞬間作動防止型ガス
放出防止器によれば、瞬間感知部が主弁体と付勢部材と
の間に配されているとともに前記貫通孔を有する筒状部
材であるので、ガスの異常な流入が一瞬生じたときに、
瞬間感知部が流出口側に移動し、主弁体と離間して開口
端が開口状態となることから、ガス流通孔の流路断面積
が大幅に増加し、ガス流通孔内の圧力を瞬間的に減少さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態の瞬間作動防止型ガス
放出防止器においてガスが正常に流れている状態を示す
図である。
【図2】 本発明の実施の一形態の瞬間作動防止型ガス
放出防止器においてガスの流量が瞬間的に主弁を作動さ
せる所定値を越えた状態を示す図である。
【図3】 本発明の実施の一形態の瞬間作動防止型ガス
放出防止器においてガスが異常流出して主弁がガス流通
孔を閉塞した状態を示す図である。
【図4】 本発明の実施の一形態の瞬間作動防止型ガス
放出防止器において主弁が図3の状態から図1の状態に
復帰させる操作を示す図である。
【図5】 従来のガス供給設備を示す図である。
【符号の説明】
10 瞬間作動防止型ガス放出防止器 11 流入口 12 流出口 13 ガス流通孔 14 防止器本体 15 主弁 16 付勢部材 17 貫通孔 18 瞬間感知部 20 シール部材 22 主弁体 25 シリンダ部材 27 貫通孔 28 筒部 29 カラー 32 調整ネジ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを流入口から流出口に流通させるガ
    ス流通孔を形成した防止器本体と、ガス流通孔内でこの
    軸線方向に摺動可能に設けてガス流通孔を遮断する主弁
    と、ガス流通孔内に装着して主弁を流入口側に付勢する
    付勢部材とを備える瞬間作動防止型ガス放出防止器であ
    って、 前記主弁は、ガスの異常な流入が一定時間持続したとき
    のみに前記ガス流通孔内壁に密着してガス流通孔を遮断
    するシール部材が取り付けられた主弁体と、 ガスの異常な流入が生じたときに前記主弁体のシール部
    材が前記ガス流通孔を遮断する前に、該ガス流通孔の流
    路断面積を拡大する瞬間感知部と を備えていることを特
    徴とする瞬間作動防止型ガス放出防止器。
  2. 【請求項2】 請求項記載の瞬間作動防止型ガス放出
    防止器において、 前記防止器本体のガスの流入口側に、有底筒状のシリン
    ダ部材を取り付けるとともに、前記主弁体の基端部を前
    記シリンダ部材の筒部内に気密的に嵌合したことを特徴
    とする瞬間作動防止型ガス放出防止器。
  3. 【請求項3】 請求項または記載の瞬間作動防止型
    ガス放出防止器において、 前記瞬間感知部は、外周面に貫通孔が形成された筒状部
    材とされ、前記ガス流通孔に沿って軸線を配した状態で
    前記主弁体と前記付勢部材との間に主弁体と分離可能に
    配されていることを特徴とする瞬間作動防止型ガス放出
    防止器。
JP23948596A 1996-09-10 1996-09-10 瞬間作動防止型ガス放出防止器 Expired - Lifetime JP2919383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23948596A JP2919383B2 (ja) 1996-09-10 1996-09-10 瞬間作動防止型ガス放出防止器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23948596A JP2919383B2 (ja) 1996-09-10 1996-09-10 瞬間作動防止型ガス放出防止器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1089508A JPH1089508A (ja) 1998-04-10
JP2919383B2 true JP2919383B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=17045486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23948596A Expired - Lifetime JP2919383B2 (ja) 1996-09-10 1996-09-10 瞬間作動防止型ガス放出防止器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919383B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7010614B2 (ja) * 2017-07-20 2022-01-26 矢崎エナジーシステム株式会社 ガス放出防止器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1089508A (ja) 1998-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU217292B (hu) Biztonsági zárókészülék
WO1999059678A2 (en) Actuator for check valve
US11268657B2 (en) Device for filling and withdrawing gas
US7416030B2 (en) Adjustable time delay for fire suppression system
US6886593B2 (en) Safety valve with pressure indicator
US20240036592A1 (en) Pressure reducing valve with an integral venturi
RU2054137C1 (ru) Универсальный регулирующий клапан
JP2919383B2 (ja) 瞬間作動防止型ガス放出防止器
US5709239A (en) Automatic shut-off safety device
US5983935A (en) LP gas container valve against disasters
JP2653974B2 (ja) 流量制御弁
US11215323B2 (en) Pressure regulator with inbuilt safety valve to relieve pressure in the event of an overpressure downstream
JP3298669B2 (ja) 特にガス膨張ステーションにおける安全と自動遮断のための装置
US20030107021A1 (en) Normally closed on-off valve for ultra-high-pressure applications
JP3563139B2 (ja) ガス放出防止器
US6321768B1 (en) Fluid flow shutdown and pressure relief valve with a fusable element
JP3194178B2 (ja) スプール型噴出防止弁
JP2908308B2 (ja) 遮断装置
JPH0799209B2 (ja) 安全弁装置
KR100258306B1 (ko) 소방설비의 셀렉션 밸브용 기밀링 훼손방지 방법 및 그 장치
JPH0217280Y2 (ja)
JP3934978B2 (ja) スプリンクラ消火設備
JP3170469B2 (ja) 自動水栓ユニット
KR200165230Y1 (ko) 자동안전밸브
KR200231082Y1 (ko) 가스미터 및 배관 내장형 과류차단장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990323

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term