JP2918685B2 - ダストカバー - Google Patents
ダストカバーInfo
- Publication number
- JP2918685B2 JP2918685B2 JP2502325A JP50232590A JP2918685B2 JP 2918685 B2 JP2918685 B2 JP 2918685B2 JP 2502325 A JP2502325 A JP 2502325A JP 50232590 A JP50232590 A JP 50232590A JP 2918685 B2 JP2918685 B2 JP 2918685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- dust cover
- bush
- torus
- pleated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
- F16D55/225—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
- F16D55/226—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
- F16D55/2265—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing
- F16D55/22655—Constructional details of guide pins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D66/00—Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
- F16D66/02—Apparatus for indicating wear
- F16D66/021—Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/56—Other sealings for reciprocating rods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、請求項1の前提部分に記載の円筒部用のダ
ストカバーに関するものである。
ストカバーに関するものである。
[背景技術] ダンピングブッシュは、ドイツ公開公報第3412543号
により知られている。このダンピングブッシュは、2つ
の部分、即ち弾性ダンピングないしガイド部と、これに
一体に接続されたストップ部とから構成されている。弾
性ガイド部は、複数の突起を有する円筒状本体で、これ
ら突起の間にストップ部が設けられている。ガイド部に
はガイドピンが嵌められ、キャリパのボアに嵌められて
いる。そして、ガイド部の軸方向の長い延長部がキャリ
パのボアの一側から突出し、ボアの他側には、軸方向に
短いアタッチメントが設けられている。この短いアタッ
チメントのところで、ダストが、ダンピングブッシュと
ガイドピンとの間のボアに入り込む。
により知られている。このダンピングブッシュは、2つ
の部分、即ち弾性ダンピングないしガイド部と、これに
一体に接続されたストップ部とから構成されている。弾
性ガイド部は、複数の突起を有する円筒状本体で、これ
ら突起の間にストップ部が設けられている。ガイド部に
はガイドピンが嵌められ、キャリパのボアに嵌められて
いる。そして、ガイド部の軸方向の長い延長部がキャリ
パのボアの一側から突出し、ボアの他側には、軸方向に
短いアタッチメントが設けられている。この短いアタッ
チメントのところで、ダストが、ダンピングブッシュと
ガイドピンとの間のボアに入り込む。
ダストカバーを備えたガイドピンが、ドイツ公開公報
第3514497号により知られており、その端部はU形の金
属リングにより支持されている。このリングとカップ
は、手動により接続されている。
第3514497号により知られており、その端部はU形の金
属リングにより支持されている。このリングとカップ
は、手動により接続されている。
[発明の開示] 本発明は、その端部を改善し、ピンの上に位置するリ
ングへの組立て、固定が簡便にできるようにしたダスト
カバーを提供することを目的とするものである。他の目
的は、ダストがボア及びダンピングブッシュとガイドピ
ンとの間に入らないようにしたダンピングブッシュに改
善することである。この際、ダンピングブッシュの形状
は簡単であることである。
ングへの組立て、固定が簡便にできるようにしたダスト
カバーを提供することを目的とするものである。他の目
的は、ダストがボア及びダンピングブッシュとガイドピ
ンとの間に入らないようにしたダンピングブッシュに改
善することである。この際、ダンピングブッシュの形状
は簡単であることである。
上記目的は、請求項1の特徴部分の記載によって達成
される。本発明では、第2端部には、そのリング側に、
リング状のトーラスが設けられている。このトーラスに
は、大きな曲率半径部が軸方向外側に向き、また小さな
曲率半径部が軸方向内側に向いて形成されている。カッ
プは、カム状断面を有するトーラスを備えており、この
トーラスはこのカム状部により、T形リングの半径方向
外側に延びるウエブを乗り越え、その小さな曲率半径部
が、上記ウエブの後に、係脱可能に係合する。
される。本発明では、第2端部には、そのリング側に、
リング状のトーラスが設けられている。このトーラスに
は、大きな曲率半径部が軸方向外側に向き、また小さな
曲率半径部が軸方向内側に向いて形成されている。カッ
プは、カム状断面を有するトーラスを備えており、この
トーラスはこのカム状部により、T形リングの半径方向
外側に延びるウエブを乗り越え、その小さな曲率半径部
が、上記ウエブの後に、係脱可能に係合する。
都合よく、トーラスは広がり、且つ延びるので、プリ
ーツを有するプリーツカップが第2端部を押圧し、又ハ
ウジングが、トーラスの大きな曲率半径部を半径方向外
側に延びるウエブに押圧する。この際、トーラスは、半
径方向外側に延びるウエブを乗り越え、上記ウエブの後
に、係脱可能に係合する。ハウジングが、リングから後
ろ向きに動くと、カム状部がリング内でねじれ、小さな
曲率半径部が、半径方向外側に延びるウエブとハウジン
グとにより形成されたコーナ部で、半径方向外側に延び
るウエブ及びハウジングに当接する。
ーツを有するプリーツカップが第2端部を押圧し、又ハ
ウジングが、トーラスの大きな曲率半径部を半径方向外
側に延びるウエブに押圧する。この際、トーラスは、半
径方向外側に延びるウエブを乗り越え、上記ウエブの後
に、係脱可能に係合する。ハウジングが、リングから後
ろ向きに動くと、カム状部がリング内でねじれ、小さな
曲率半径部が、半径方向外側に延びるウエブとハウジン
グとにより形成されたコーナ部で、半径方向外側に延び
るウエブ及びハウジングに当接する。
半径方向外側に延びるウエブには、好ましくは、ラン
プとして作用するコーン部が形成され、これがトーラス
を拡げるので、トーラスは容易にコーン部を乗り越え、
ウエブの後側に係合する。
プとして作用するコーン部が形成され、これがトーラス
を拡げるので、トーラスは容易にコーン部を乗り越え、
ウエブの後側に係合する。
好ましくは、カップには、半径方向に向く複数のプリ
ーツが形成され、その内の端に一番近いものの外径は、
それに続くものの外径より小さくなっている。それ故、
プリーツカップのプリーツは軸方向に圧縮れたときに、
膨らみ、軸方向外側のプリーツカップが、軸方向ピン端
のプリーツを越えて突出することがない。こうして、プ
リーツカップの剪断、破損が防止される。
ーツが形成され、その内の端に一番近いものの外径は、
それに続くものの外径より小さくなっている。それ故、
プリーツカップのプリーツは軸方向に圧縮れたときに、
膨らみ、軸方向外側のプリーツカップが、軸方向ピン端
のプリーツを越えて突出することがない。こうして、プ
リーツカップの剪断、破損が防止される。
組立を容易にするために、プリーツの、トーラスに軸
方向に押圧される、グランドには、リング状の環状エッ
ジが形成されている。このエッジは、第2ランプとして
作用し、トーラスの下側をキャッチする。それ故、トー
ラスは半径方向外側に延びるアタッチメントを越えて動
き、ロックされる。
方向に押圧される、グランドには、リング状の環状エッ
ジが形成されている。このエッジは、第2ランプとして
作用し、トーラスの下側をキャッチする。それ故、トー
ラスは半径方向外側に延びるアタッチメントを越えて動
き、ロックされる。
プリーツカップは、好ましくは、ピンガイドブッシュ
の一部をなして形成されている。それ故、1つの部材
が、保護カップ並びにハウジングとブレーキキャリヤと
の間のダンプ心合せ手段として作用する。
の一部をなして形成されている。それ故、1つの部材
が、保護カップ並びにハウジングとブレーキキャリヤと
の間のダンプ心合せ手段として作用する。
好ましくは、ディスクが、ピンガイドのねじ側、即ち
ブレーキがステアリングナックルにねじ込まれるとこ
ろ、に設けられている。そして、このディスクが、金属
リング及びピンガイドの大径部に当接する。
ブレーキがステアリングナックルにねじ込まれるとこ
ろ、に設けられている。そして、このディスクが、金属
リング及びピンガイドの大径部に当接する。
若し、リングが第2の半径方向に延びるウエブを有す
るH形になっているときは、カップは、ブレーキディス
クからの熱から保護され、またブレーキキヤリヤとブレ
ーキハウジングとの組立部の事故から保護される。
るH形になっているときは、カップは、ブレーキディス
クからの熱から保護され、またブレーキキヤリヤとブレ
ーキハウジングとの組立部の事故から保護される。
好ましくは、ダンピングブッシュは、ブレーキキヤリ
ヤないしステアリングナックルに向く面、即ち軸方向に
僅かに突出するアタッチメントに、プリーツカップを一
体に備えている。
ヤないしステアリングナックルに向く面、即ち軸方向に
僅かに突出するアタッチメントに、プリーツカップを一
体に備えている。
好ましくは、プリーツカップは自由端は、ガイドピン
のリング状の、好ましくは溝形の凹部にシール係合する
ようになっている。この構成により、ダストが、ガイド
ピンとダンピングブッシュとの間に進入するのを防止す
ることができる。この際、好ましくは、ダンピングブッ
シュは一体形成され、これにより製造コストを低減す
る。
のリング状の、好ましくは溝形の凹部にシール係合する
ようになっている。この構成により、ダストが、ガイド
ピンとダンピングブッシュとの間に進入するのを防止す
ることができる。この際、好ましくは、ダンピングブッ
シュは一体形成され、これにより製造コストを低減す
る。
ダンピングブッシュがガイドピンとの間で動き得るよ
うに、プリーツカップは複数の半径方向に向くプリーツ
を有することが、好ましい。こうして、プリーツカップ
の端部は、ガイドピンがカップに対して動いたときに
も、溝にしっかり係合する。
うに、プリーツカップは複数の半径方向に向くプリーツ
を有することが、好ましい。こうして、プリーツカップ
の端部は、ガイドピンがカップに対して動いたときに
も、溝にしっかり係合する。
本発明の簡単なデザインの例では、上記端部は、断面
円形のバルジになっている。この円形断面部は、ダンピ
ングブッシュがゴムから作られたときに、好適に形成さ
れる。
円形のバルジになっている。この円形断面部は、ダンピ
ングブッシュがゴムから作られたときに、好適に形成さ
れる。
プリーツカップは、半径方向内向き部から始まること
が望ましい。これにより、若しピンとキヤリパハウジン
グとの間に動きがあっても、半径方向シール突起のハウ
ジングへの当接部は、ハウジングから離れること無く、
ダストの進入を防止できる。
が望ましい。これにより、若しピンとキヤリパハウジン
グとの間に動きがあっても、半径方向シール突起のハウ
ジングへの当接部は、ハウジングから離れること無く、
ダストの進入を防止できる。
ダンピングブッシュには外周に、キャリパないしブレ
ーキキャリヤに係合する溝が形成されている。ダンピン
グないしガイド部の上記溝を画する側面は、都合よく、
キャリパないしブレーキキャリヤにシール係合して、ダ
ストの進入を防止する。
ーキキャリヤに係合する溝が形成されている。ダンピン
グないしガイド部の上記溝を画する側面は、都合よく、
キャリパないしブレーキキャリヤにシール係合して、ダ
ストの進入を防止する。
ブレーキキャリヤは、ステアリングナックルの一部と
して形成されることが好ましく、かくて、ステアリング
ナックルは一体成形品となる。
して形成されることが好ましく、かくて、ステアリング
ナックルは一体成形品となる。
ピンガイドブッシュないしダンピングブッシュの作用
は、ストップ部のギャップに位置するところの、ダンピ
ングないしガイド部の壁厚を、延長部の半径方向の高さ
に等しいか、小さくすること及びストップ部の内径を、
ダンピングないしガイド部の上記ストップ部に隣接する
ところの内径より大きくすることにより向上される。換
言すれば、ストップ部の突起の間に配設されたダンピン
グないしガイド部は、上記突起部を越えて半径方向に突
出しないこと、それ故、上記突起部は、この範囲で、ボ
アの内壁に、邪魔されること無く、直接当接する。ピン
とスストップ部の内径との間に、例えば0.3mm程度の遊
びが残る。この結果、キャリヤ本体は、弾性ダンピング
ないしガイド部に無関係に、且つ影響されること無く、
半径方向の支持力を好適に吸収することができる。一
方、ダンピングないしガイド部は、ストップ部に無関係
に且つその影響を受けること無く、半径方向のダンプ又
はシールを行うことができる。こうして、弾性ダンピン
グないしガイド部の全肉厚を、ダンピング作用に利用す
ることができる。
は、ストップ部のギャップに位置するところの、ダンピ
ングないしガイド部の壁厚を、延長部の半径方向の高さ
に等しいか、小さくすること及びストップ部の内径を、
ダンピングないしガイド部の上記ストップ部に隣接する
ところの内径より大きくすることにより向上される。換
言すれば、ストップ部の突起の間に配設されたダンピン
グないしガイド部は、上記突起部を越えて半径方向に突
出しないこと、それ故、上記突起部は、この範囲で、ボ
アの内壁に、邪魔されること無く、直接当接する。ピン
とスストップ部の内径との間に、例えば0.3mm程度の遊
びが残る。この結果、キャリヤ本体は、弾性ダンピング
ないしガイド部に無関係に、且つ影響されること無く、
半径方向の支持力を好適に吸収することができる。一
方、ダンピングないしガイド部は、ストップ部に無関係
に且つその影響を受けること無く、半径方向のダンプ又
はシールを行うことができる。こうして、弾性ダンピン
グないしガイド部の全肉厚を、ダンピング作用に利用す
ることができる。
好ましい実施例では、ストップ部の本体は、軸方向
は、突起部より長くなっている。こうして、環状肩が周
方向に形成され、これがストップ部を、ダンピング部に
対して、全周に亘って半径方向に支持する。他の実施例
では、ダンピングないしガイド部の、ギャップ部の軸方
向外側に位置して、ギャップ部に位置する断面の外表面
を越えた突起が設けられている。これら突起は、リング
状をなしていることが好ましく、ギャップ部の両側に、
軸方向に間隔を存して設けられている。これら突起によ
り、ダンピングブッシュ及びピンは、キャリパハウジン
グに対して、好適にダンプ芯合せされる。
は、突起部より長くなっている。こうして、環状肩が周
方向に形成され、これがストップ部を、ダンピング部に
対して、全周に亘って半径方向に支持する。他の実施例
では、ダンピングないしガイド部の、ギャップ部の軸方
向外側に位置して、ギャップ部に位置する断面の外表面
を越えた突起が設けられている。これら突起は、リング
状をなしていることが好ましく、ギャップ部の両側に、
軸方向に間隔を存して設けられている。これら突起によ
り、ダンピングブッシュ及びピンは、キャリパハウジン
グに対して、好適にダンプ芯合せされる。
[図面の簡単な説明] 第1図は、フローティングキャリパ・スポットタイプ
・ディスクブレーキのキャリヤピンを含む断面の断面
図、 第2図は、同じフローティングキャリパ・スポットタ
イプ・ディスクブレーキの側面をガイドピンと共に示す
側面図、 第3図は、ダンピングブッシュの縦断面図、 第4図は、ダンピングブッシュの横断面図、 第5図は、カム状端部を有するダンピングブッシュの
プリーツカップの図、 第6図は、U形リングの図、 第7図は、プリーツカップがリングに装入される組立
て状況の説明図、 第8図は、プリーツカップを有するスポットタイプ・
ディスクブレーキの説明図である。
・ディスクブレーキのキャリヤピンを含む断面の断面
図、 第2図は、同じフローティングキャリパ・スポットタ
イプ・ディスクブレーキの側面をガイドピンと共に示す
側面図、 第3図は、ダンピングブッシュの縦断面図、 第4図は、ダンピングブッシュの横断面図、 第5図は、カム状端部を有するダンピングブッシュの
プリーツカップの図、 第6図は、U形リングの図、 第7図は、プリーツカップがリングに装入される組立
て状況の説明図、 第8図は、プリーツカップを有するスポットタイプ・
ディスクブレーキの説明図である。
[実施例] 図面で、同じ又は対応する部分には、明確にするため
に、同じ符号が付けられている。
に、同じ符号が付けられている。
第1及び2図は、キャリパハウジング2を備えた、ス
ポットタイプ・ディスクブレーキ1を示す。キャリパハ
ウジング2は、外側ウエブ3、内側ウエブ4及び連結部
5から構成されている。ガイド6内で、キャリヤプレー
ト9、10と、摩擦ライニング11、12とからなるブレーキ
シュー7、8が案内される。ブレーキシュー7、8は、
2つのピン13上を軸方向に動くようになっている。内側
ウエブ4に、ピストン13とシリンダ14とからなる駆動ユ
ニットが設けられている。この駆動ユニットは、内側ブ
レーキシュー7を直接に、又外側ブレーキシュー8を、
外側ウエブ3を介して、ブレーキディスクに対して動か
す。その端部が、摩擦ライニング11、12のところに達し
ている2つの導電体15、16が、摩擦ライニングの磨耗状
態を示すようになっている。シュー7、8は、ガイド6
内に、パッドばね17により、がたがたしないように保持
されている。ブレーキ作動時に、キャリパハウジング2
は、キャリヤブッシュ19とねじ20とからなる、キャリヤ
ピン18上をスライドする。ねじ20は、図示しないステア
リングナックルないしブレーキキャリヤにねじ込まれて
いる。ガイドピン21は、キャリヤピン18から周方向に離
れた位置にある。キャリヤピン18は特に周方向の力を吸
収し、ガイドピン21はキャリヤピン18回りの回転及び傾
きを防止する。ガイドピン21は、第2キャリヤブッシュ
22と第2ねじ23とから構成されている。ダンピングブッ
シュとも呼ばれているダストカバー24は、筒状のキャリ
ヤブッシュ22を囲み、キャリパ2のボア25内に配置され
ている。ねじ23は、ステアリングナックルないしブレー
キキャリヤにしっかりねじ込まれ、頭28によりキャリヤ
ブッシュ22をステアリングナックルないしブレーキキャ
リヤに押圧する。ダストフード26が、ダンピングブッシ
ュ24の軸方向の延長部27に設けられ、ダンピングブッシ
ュ24のねじ頭28側をシールする。ダンピングブッシュ24
のプリーツカップ50が、キャリヤブッシュ22の溝56に係
合している。
ポットタイプ・ディスクブレーキ1を示す。キャリパハ
ウジング2は、外側ウエブ3、内側ウエブ4及び連結部
5から構成されている。ガイド6内で、キャリヤプレー
ト9、10と、摩擦ライニング11、12とからなるブレーキ
シュー7、8が案内される。ブレーキシュー7、8は、
2つのピン13上を軸方向に動くようになっている。内側
ウエブ4に、ピストン13とシリンダ14とからなる駆動ユ
ニットが設けられている。この駆動ユニットは、内側ブ
レーキシュー7を直接に、又外側ブレーキシュー8を、
外側ウエブ3を介して、ブレーキディスクに対して動か
す。その端部が、摩擦ライニング11、12のところに達し
ている2つの導電体15、16が、摩擦ライニングの磨耗状
態を示すようになっている。シュー7、8は、ガイド6
内に、パッドばね17により、がたがたしないように保持
されている。ブレーキ作動時に、キャリパハウジング2
は、キャリヤブッシュ19とねじ20とからなる、キャリヤ
ピン18上をスライドする。ねじ20は、図示しないステア
リングナックルないしブレーキキャリヤにねじ込まれて
いる。ガイドピン21は、キャリヤピン18から周方向に離
れた位置にある。キャリヤピン18は特に周方向の力を吸
収し、ガイドピン21はキャリヤピン18回りの回転及び傾
きを防止する。ガイドピン21は、第2キャリヤブッシュ
22と第2ねじ23とから構成されている。ダンピングブッ
シュとも呼ばれているダストカバー24は、筒状のキャリ
ヤブッシュ22を囲み、キャリパ2のボア25内に配置され
ている。ねじ23は、ステアリングナックルないしブレー
キキャリヤにしっかりねじ込まれ、頭28によりキャリヤ
ブッシュ22をステアリングナックルないしブレーキキャ
リヤに押圧する。ダストフード26が、ダンピングブッシ
ュ24の軸方向の延長部27に設けられ、ダンピングブッシ
ュ24のねじ頭28側をシールする。ダンピングブッシュ24
のプリーツカップ50が、キャリヤブッシュ22の溝56に係
合している。
第3及び第4図は、ダンピングブッシュ24を示す。ピ
ンガイドないしダンピングブッシュ24は、2つの部分か
ら構成されている。即ち、弾性ダンピングないしガイド
部29と、このガイド部29にロック係合されたストップ部
30と、から構成されている。弾性ダンピングないしガイ
ド部29は、円筒状の本体31の前後に、軸方向延長部27と
アタッチメント31′とを有して構成されている。軸方向
延長部27とアタッチメント31′には、それぞれ半径方向
突起32、33が形成されている。本体31の外側に、2つの
半径方向に延出する円周突起32、33が、互いに離間して
形成されている。しかし、これらの突起は、その間の部
分の直径より、例えば0.15mmと、極めて僅か突出してい
るにすぎない。ピンガイドないしダンピングブッシュ24
は、これら突起32、33を介して、キャリパ2のボア25を
画する面34,35に当接している。一方、延長部27の内側
には、半径方向で内向きの円周リップ36、37、及び38が
形成されている。これらリップの内、リップ36、37は、
組立てた状態で、ボア25を貫通するピン21に当接する。
ンガイドないしダンピングブッシュ24は、2つの部分か
ら構成されている。即ち、弾性ダンピングないしガイド
部29と、このガイド部29にロック係合されたストップ部
30と、から構成されている。弾性ダンピングないしガイ
ド部29は、円筒状の本体31の前後に、軸方向延長部27と
アタッチメント31′とを有して構成されている。軸方向
延長部27とアタッチメント31′には、それぞれ半径方向
突起32、33が形成されている。本体31の外側に、2つの
半径方向に延出する円周突起32、33が、互いに離間して
形成されている。しかし、これらの突起は、その間の部
分の直径より、例えば0.15mmと、極めて僅か突出してい
るにすぎない。ピンガイドないしダンピングブッシュ24
は、これら突起32、33を介して、キャリパ2のボア25を
画する面34,35に当接している。一方、延長部27の内側
には、半径方向で内向きの円周リップ36、37、及び38が
形成されている。これらリップの内、リップ36、37は、
組立てた状態で、ボア25を貫通するピン21に当接する。
弾性ダンピングないしガイド部29の突起32と33との間
の領域に、ストップ部30が配設されている。このストッ
プ部30もまた円筒状の第2本体39で、半径方向外側に延
出する長さのある複数の突起を備えており、図にはその
1つが符号40で示されている。突起40の数および大きさ
は、複数のリブに負荷が掛かっている場合に、大した変
形なしに負荷を吸収できるように、またダンピングブッ
シュ全体として十分な剛性を得るために、弾性材である
ダンピングないしガイド部の突起の間に十分なスペース
が残るように、定められている。ストップ部30の円筒状
本体39の内径は、その中に配されるガイドピンとの間に
僅かな遊びがある大きさになっている。例えば、ピンの
直径が13mmの場合、半径方向の遊びは0.3mmである。こ
うして、通常状態では、ガイド部29だけが、ガイドピン
に接触することを確保できる。弾性ダンピングないしガ
イド部29には、突起32、33の間の領域で、突起40の数対
応する数の凹部41が設けられている。ストップ部30の突
起40は、上記凹部41に嵌まり込む。このために、凹部41
は、突起40の形状に対応した形状になっており、突起40
は弾性ダンピングないしガイド部29によりしっかり囲ま
れる。ストップ部30の円筒本体39は、軸方向で突起40よ
り僅かに長くなっており、本体39と突起40との移行部に
肩42、43が形成されている。肩42、43に対応して、ダン
プピング部29の凹部41の端部に肩44、45が形成されてい
る。こうして、ストップ部の肩42、43は、組立てた状態
で、ダンピング部29の肩44、45に当接する。ダンピング
ないしガイド部29の、ストップ部30のところの肉厚は、
突起の半径方向の高さに等しいか、僅かに小さくなって
いる。換言すれば、弾性ダンピングないしガイド部29
は、突起40の範囲では、突起40を半径方向に越えていな
い。また、直径が等しいか、僅かに小さくなっている範
囲は、突起の範囲より軸方向に僅かに越えている。リン
グ状の半径方向突起46、47が、ダンピング部29の上記範
囲の両側に設けられている。これら半径方向突起46、47
は、突起26の間の直径より僅かに大きくなっている。例
えば、ダンピング部29の直径が20mmのとき、0.3mm大き
くなっている。キャリパハウジング2が、ストップ部30
に接触すること無く、上記突起46、47の上に載ってい
る。ストップ部30は、硝子繊維で補強された、強度の高
い、耐熱性のある熱可塑材で作られることが望ましい。
しかし、突起40を含む、ストップ部30の周縁層には、硝
子繊維は入っていない。ストップ部30をダンプ部29でコ
ートして作られる。
の領域に、ストップ部30が配設されている。このストッ
プ部30もまた円筒状の第2本体39で、半径方向外側に延
出する長さのある複数の突起を備えており、図にはその
1つが符号40で示されている。突起40の数および大きさ
は、複数のリブに負荷が掛かっている場合に、大した変
形なしに負荷を吸収できるように、またダンピングブッ
シュ全体として十分な剛性を得るために、弾性材である
ダンピングないしガイド部の突起の間に十分なスペース
が残るように、定められている。ストップ部30の円筒状
本体39の内径は、その中に配されるガイドピンとの間に
僅かな遊びがある大きさになっている。例えば、ピンの
直径が13mmの場合、半径方向の遊びは0.3mmである。こ
うして、通常状態では、ガイド部29だけが、ガイドピン
に接触することを確保できる。弾性ダンピングないしガ
イド部29には、突起32、33の間の領域で、突起40の数対
応する数の凹部41が設けられている。ストップ部30の突
起40は、上記凹部41に嵌まり込む。このために、凹部41
は、突起40の形状に対応した形状になっており、突起40
は弾性ダンピングないしガイド部29によりしっかり囲ま
れる。ストップ部30の円筒本体39は、軸方向で突起40よ
り僅かに長くなっており、本体39と突起40との移行部に
肩42、43が形成されている。肩42、43に対応して、ダン
プピング部29の凹部41の端部に肩44、45が形成されてい
る。こうして、ストップ部の肩42、43は、組立てた状態
で、ダンピング部29の肩44、45に当接する。ダンピング
ないしガイド部29の、ストップ部30のところの肉厚は、
突起の半径方向の高さに等しいか、僅かに小さくなって
いる。換言すれば、弾性ダンピングないしガイド部29
は、突起40の範囲では、突起40を半径方向に越えていな
い。また、直径が等しいか、僅かに小さくなっている範
囲は、突起の範囲より軸方向に僅かに越えている。リン
グ状の半径方向突起46、47が、ダンピング部29の上記範
囲の両側に設けられている。これら半径方向突起46、47
は、突起26の間の直径より僅かに大きくなっている。例
えば、ダンピング部29の直径が20mmのとき、0.3mm大き
くなっている。キャリパハウジング2が、ストップ部30
に接触すること無く、上記突起46、47の上に載ってい
る。ストップ部30は、硝子繊維で補強された、強度の高
い、耐熱性のある熱可塑材で作られることが望ましい。
しかし、突起40を含む、ストップ部30の周縁層には、硝
子繊維は入っていない。ストップ部30をダンプ部29でコ
ートして作られる。
ガイド部29の内側には、円筒面48′及び49′を備えた
半径方向内向きの突起48、49並びにリング状の円周リッ
プ36、37が設けられ、これらがピン21に接し、芯合せダ
ンプするようになっている。延長部27のリップ38は、ダ
ストフード26を軸方向に固定する。ダンピングブッシュ
29の、ブレーキキャリヤないしステアリングナックルに
向く面には、プリーツカップ50が一体に形成されてい
る。このカップ50の端部には、リング状の環状バルジ55
が形成され、ピン21のリング状環状溝56にシール係合す
る。プリーツカップ50には、特に3つの、半径方向に向
くプリーツ51、52及び53が形成されている。円筒本体31
に一番近いプリーツ53は、内側部57から半径方向内向き
に始まり、エッジ57′を形成している。プリーツカップ
50の端部54のバルジ55は、断面円形になっている。プリ
ーツ51〜53のそれぞれは、内径60と、外径61を有してい
る。そして、内径60は突起48の内径58より大きく、また
外径61は突起32の外径59より小さくなっている。こうし
て、静止状態で、プリーツカップ50のプリーツグランド
62がピンを擦ることなく、一方プリーツピーク63がキャ
リパー2を擦ることが無いようになっている。
半径方向内向きの突起48、49並びにリング状の円周リッ
プ36、37が設けられ、これらがピン21に接し、芯合せダ
ンプするようになっている。延長部27のリップ38は、ダ
ストフード26を軸方向に固定する。ダンピングブッシュ
29の、ブレーキキャリヤないしステアリングナックルに
向く面には、プリーツカップ50が一体に形成されてい
る。このカップ50の端部には、リング状の環状バルジ55
が形成され、ピン21のリング状環状溝56にシール係合す
る。プリーツカップ50には、特に3つの、半径方向に向
くプリーツ51、52及び53が形成されている。円筒本体31
に一番近いプリーツ53は、内側部57から半径方向内向き
に始まり、エッジ57′を形成している。プリーツカップ
50の端部54のバルジ55は、断面円形になっている。プリ
ーツ51〜53のそれぞれは、内径60と、外径61を有してい
る。そして、内径60は突起48の内径58より大きく、また
外径61は突起32の外径59より小さくなっている。こうし
て、静止状態で、プリーツカップ50のプリーツグランド
62がピンを擦ることなく、一方プリーツピーク63がキャ
リパー2を擦ることが無いようになっている。
第5図は、ダストカバー24の、プリーツ51、52、53を
有するプリーツカップ50を示す。プリーツ51、52、53の
それぞれは、2つの半径方向に向くプリーツ壁64,65、6
6、67及び68、69を有している。プリーツ51、52の壁6
5、66の間のリング状環状プリーツグランド70には、リ
ング状環状エッジ71が形成され、その表面の角度72は約
70°になっている。ピークを有するエッジ71の、ダンピ
ングブッシュ24の中心線94に対する第2角度73は約35°
になっている。こうして、プリーツカップ50の一部をな
す、カム状断面を有するリング状環状トーラス74の下で
キャッチ出来るようになっている。トーラス74の、壁65
に対向する第1部74の曲率半径75′は約0.2mmに、中心
線94に向く第2部76の曲率半径76′は約0.7mmに、また
壁65から離れて外側に向く第3部77の曲率半径77′は約
1.1mmになっている。プリーツ52、53のプリーツピーク6
3は、突起32と同じ直径61になっている。軸方向外側の
プリーツ51のプリーツピーク63の直径59は、直径61より
小さくなっている。プリーツカップ50を備えたダストカ
バー24の第1端部はダンプ部29として形成され、また第
2端部51、62、53、74はプリーツ51、52、53及びトーラ
ス74として形成されている。
有するプリーツカップ50を示す。プリーツ51、52、53の
それぞれは、2つの半径方向に向くプリーツ壁64,65、6
6、67及び68、69を有している。プリーツ51、52の壁6
5、66の間のリング状環状プリーツグランド70には、リ
ング状環状エッジ71が形成され、その表面の角度72は約
70°になっている。ピークを有するエッジ71の、ダンピ
ングブッシュ24の中心線94に対する第2角度73は約35°
になっている。こうして、プリーツカップ50の一部をな
す、カム状断面を有するリング状環状トーラス74の下で
キャッチ出来るようになっている。トーラス74の、壁65
に対向する第1部74の曲率半径75′は約0.2mmに、中心
線94に向く第2部76の曲率半径76′は約0.7mmに、また
壁65から離れて外側に向く第3部77の曲率半径77′は約
1.1mmになっている。プリーツ52、53のプリーツピーク6
3は、突起32と同じ直径61になっている。軸方向外側の
プリーツ51のプリーツピーク63の直径59は、直径61より
小さくなっている。プリーツカップ50を備えたダストカ
バー24の第1端部はダンプ部29として形成され、また第
2端部51、62、53、74はプリーツ51、52、53及びトーラ
ス74として形成されている。
第6図は、T形金属リング78を示す。このリングは、
Tの第1ウエブを形成する、半径方向外向きの突起81
(以下、アタッチメントという)と、Tの第2ウエブを
形成する、ブッシュ状部79(以下、ブッシュという)
と、を有している。金属リング78は、これもウエブと呼
ばれる、半径方向外向きのアタッチメント80とで、H形
になっている。ウエブ80は、半径方向外向きに、ウエブ
81より多く延びている。リング78のウエブ81の、ウエブ
80から離れた面には、ランプ状のコーン82が形成されて
いる。ランプ82の半径方向に延びる面84は、外側ピーク
83で終わっている。ウエブ79、80、81で、凹部85を画し
ている。
Tの第1ウエブを形成する、半径方向外向きの突起81
(以下、アタッチメントという)と、Tの第2ウエブを
形成する、ブッシュ状部79(以下、ブッシュという)
と、を有している。金属リング78は、これもウエブと呼
ばれる、半径方向外向きのアタッチメント80とで、H形
になっている。ウエブ80は、半径方向外向きに、ウエブ
81より多く延びている。リング78のウエブ81の、ウエブ
80から離れた面には、ランプ状のコーン82が形成されて
いる。ランプ82の半径方向に延びる面84は、外側ピーク
83で終わっている。ウエブ79、80、81で、凹部85を画し
ている。
第7図は、カム74がランプ83を越えて滑り、ウエブ81
の後に自動的に係合する組立て状況を示している。この
際、リング78は、ガイドピン21にしっかり固定されてい
る。このピン21の上をハウジング2が滑り、ダンピング
ブッシュ24を収容する。プリーツカップ50は、リング78
のエッジ83、カム74及びプリーツグランド62、70が軸方
向に互いに突当たるまで、軸方向に圧縮され、カム74及
びプリーツグランド62、70のピン21への接触が保たれ
る。エッジ83及びピーク71の剪断力により、カム74は半
径方向外側に動かされ、ランプ82を滑り越える。この
際、最大径を有する部77がエッジ83に当接し、ウエブ81
のエッジ83の所の軸方向に延びる面84を乗り越える。更
に、リング78及びダンピングブッシュ24を圧縮すると、
プリーツグランド70もランプ82を滑り越え、カム74がウ
エブ81の後に係脱可能に係合するに至る。ハウジング2
がバックすると、カムがリング78の凹部85内でねじれ、
小さい直径のところが、軸方向に延びる面86及びブッシ
ュ79の周方向面87に接触するようになる。この際の、プ
リーツ壁64及びカム74の動きは、一点鎖線で示すように
なる。ダンピングブッシュは、外向きの大きな曲率半径
と内向きの小さな曲率半径とを有するトーラスの特殊形
状と、トーラス74に近接して設けられた鋭いコーナのロ
ック効果と、保護板から作られたリング78のランプと、
により自動組立てがなされる。
の後に自動的に係合する組立て状況を示している。この
際、リング78は、ガイドピン21にしっかり固定されてい
る。このピン21の上をハウジング2が滑り、ダンピング
ブッシュ24を収容する。プリーツカップ50は、リング78
のエッジ83、カム74及びプリーツグランド62、70が軸方
向に互いに突当たるまで、軸方向に圧縮され、カム74及
びプリーツグランド62、70のピン21への接触が保たれ
る。エッジ83及びピーク71の剪断力により、カム74は半
径方向外側に動かされ、ランプ82を滑り越える。この
際、最大径を有する部77がエッジ83に当接し、ウエブ81
のエッジ83の所の軸方向に延びる面84を乗り越える。更
に、リング78及びダンピングブッシュ24を圧縮すると、
プリーツグランド70もランプ82を滑り越え、カム74がウ
エブ81の後に係脱可能に係合するに至る。ハウジング2
がバックすると、カムがリング78の凹部85内でねじれ、
小さい直径のところが、軸方向に延びる面86及びブッシ
ュ79の周方向面87に接触するようになる。この際の、プ
リーツ壁64及びカム74の動きは、一点鎖線で示すように
なる。ダンピングブッシュは、外向きの大きな曲率半径
と内向きの小さな曲率半径とを有するトーラスの特殊形
状と、トーラス74に近接して設けられた鋭いコーナのロ
ック効果と、保護板から作られたリング78のランプと、
により自動組立てがなされる。
第8図は、カップ50のトーラス74がリング78の凹部85
に係合した状態のスポットタイプ・ディスクブレーキ1
を示す。ブッシュ22とリング78との両者に当接するディ
スク88により、前面89、90が軸方向で同じ高さになるま
で、リング78はブッシュ22に押圧される。
に係合した状態のスポットタイプ・ディスクブレーキ1
を示す。ブッシュ22とリング78との両者に当接するディ
スク88により、前面89、90が軸方向で同じ高さになるま
で、リング78はブッシュ22に押圧される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セイラン、アーメット・ディ ドイツ連邦共和国 6000 フランクフル ト/エム,ベツスマンシユトラーセ 15 (72)発明者 ウェイデンウェバー、ミカエル ドイツ連邦共和国 6000 フランクフル ト/エム 70,ビツシホフスヴエグ 53 (56)参考文献 実開 平2−128831(JP,U) 西独国特許3309644(DE,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 65/02 F16D 55/224 111
Claims (7)
- 【請求項1】第1端部がハウジング(2)に柔軟性を有
して接続され、第2端部がガイドピン(21)の外周に案
内されるブッシュ(22)の外周に対して柔軟性を有して
接続される弾性プリーツカップ(50)と、上記第2端部
に係合し、上記ブッシュ上に位置し、半径方向外方に突
出するウエブ(81)を有するリング(78)とを備え、上
記プリーツカップの上記第2端部が部分的に上記リング
(78)上に位置されている、スポットタイプ・ディスク
ブレーキのピンガイドのダストカバーにおいて、 上記第2端部で、前記プリーツカップ(50)はリング状
トーラス(74)を有し、このトーラスは、軸方向で外側
に向く部分(77)の表面が軸方向で内側に向く部分(7
6)の湾曲した表面の曲率半径(76′)よりも大きな曲
率半径(77′)を有するように湾曲し、また、上記弾性
プリーツカップ(50)は、複数の半径方向に向くプリー
ツ(51、52、53)を備えており、これらプリーツのうち
で上記トーラス(74)に一番近いプリーツ(51)は、上
記第1端部の方向に向いて続くプリーツ(52)の直径よ
り小さい直径(59、61)になっていることを特徴とする
ダストカバー。 - 【請求項2】上記トーラス(74)は、広がり且つ伸びる
ことができ、大きな曲率半径(77′)を有する上記部分
(77)が、上記リング(78)の上記ウエブ(81)を越え
て、上記リング(78)のブッシュ状部(79)の上に滑り
込めるようになっていることを特徴とする請求項1に記
載のダストカバー。 - 【請求項3】上記ウエブ(81)の、上記ブッシュ状部
(79)から離れた側に、円錐面(82)が形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のダストカバ
ー。 - 【請求項4】上記トーラス(74)に近接するプリーツグ
ランド(70)には、上記トーラス(74)の下側と当接す
るエッジ(71)が形成されていることを特徴とする請求
項1ないし3のいずれか1に記載のダストカバー。 - 【請求項5】上記プリーツカップ(50)の上記第1端部
は、ピンガイドブッシュ(24)になっていることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のダストカ
バー。 - 【請求項6】上記リング(78)の、上記プリーツカップ
(50)とは反対側の面には、ディスク(88)がこの面と
当接するようにして設けられていることを特徴とする請
求項1ないし5のいずれか1に記載のダストカバー。 - 【請求項7】上記リング(78)は、プリーツカップ(5
0)とは反対側で、半径方向外方に延びるリング状の円
周アタッチメント(80)を有することを特徴とする請求
項1ないし6のいずれか1に記載のダストカバー。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19893903744 DE3903744A1 (de) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | Bolzenfuehrungs- bzw. daemfpungshuelse |
DE3903744.4 | 1989-02-09 | ||
DE3940276.2 | 1989-12-06 | ||
DE19893940276 DE3940276C2 (de) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | Schutzkappe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03504759A JPH03504759A (ja) | 1991-10-17 |
JP2918685B2 true JP2918685B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=25877571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2502325A Expired - Lifetime JP2918685B2 (ja) | 1989-02-09 | 1990-01-12 | ダストカバー |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0414839B1 (ja) |
JP (1) | JP2918685B2 (ja) |
DE (1) | DE59002626D1 (ja) |
ES (1) | ES2044553T3 (ja) |
WO (1) | WO1990009534A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102498198B1 (ko) * | 2022-07-26 | 2023-02-08 | 오관식 | 종이 호일 제조 공정 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3309644A1 (de) | 1982-03-19 | 1983-09-29 | Aisin Seiki K.K., Kariya, Aichi | Dichtungsmanschette |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1184741A (fr) * | 1956-10-19 | 1959-07-24 | Magneti Marelli Spa | Cylindre télescopique de commande pour installation de freinage pneumatique |
GB1447284A (en) * | 1973-10-04 | 1976-08-25 | Chrysler Uk | Slide assemblies |
DE3032513A1 (de) * | 1980-08-29 | 1982-04-29 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Schwimmsattel-teilbelagscheibenbremse, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
DE3610018A1 (de) * | 1986-03-25 | 1987-10-01 | Teves Gmbh Alfred | Schutzmanschette fuer zylindrische teile, insbesondere fuer eine bolzenfuehrung einer teilbelag-scheibenbremse |
-
1990
- 1990-01-12 ES ES90902184T patent/ES2044553T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-12 DE DE90902184T patent/DE59002626D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-12 EP EP90902184A patent/EP0414839B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-12 JP JP2502325A patent/JP2918685B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-12 WO PCT/EP1990/000064 patent/WO1990009534A1/de active IP Right Grant
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3309644A1 (de) | 1982-03-19 | 1983-09-29 | Aisin Seiki K.K., Kariya, Aichi | Dichtungsmanschette |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1990009534A1 (de) | 1990-08-23 |
EP0414839B1 (de) | 1993-09-08 |
JPH03504759A (ja) | 1991-10-17 |
EP0414839A1 (de) | 1991-03-06 |
DE59002626D1 (de) | 1993-10-14 |
ES2044553T3 (es) | 1994-01-01 |
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