JP2916477B1 - コリオリ質量流量計 - Google Patents

コリオリ質量流量計

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JP2916477B1 JP23514798A JP23514798A JP2916477B1 JP 2916477 B1 JP2916477 B1 JP 2916477B1 JP 23514798 A JP23514798 A JP 23514798A JP 23514798 A JP23514798 A JP 23514798A JP 2916477 B1 JP2916477 B1 JP 2916477B1
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Abstract

【要約】 【課題】本発明は、比較的大型のコリオリ質量流量計に
有効に適用するために、性能低下を招くことなくフロー
チューブ上で配線可能にすることを目的としている。 【解決手段】本発明のコリオリ質量流量計は、並列2本
のフローチューブ1,2を互いに反対位相で共振駆動さ
せる駆動装置と、その左右両側に設置されてコリオリの
力に比例した位相差を検出する一対の振動検出センサと
を備えている。そして、駆動装置のコイル3への2本の
配線は、フローチューブ表面上で左右対称に1本づつフ
ローチューブ入口側及び出口側に向けて振り分けて配線
される。或いは、この2本の配線を、フローチューブ入
口側又は出口側に向けてまとめて配線すると共に、その
反対側で質量的にバランスをとるためのダミー配線がさ
れる。このようにして、フローチューブの重量バランス
だけでなく、ダンピングバランス、放熱バランスを各チ
ューブ及びチューブ入出口で最適化し、性能向上を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列2本のフロー
チューブを用いるタイプのコリオリ質量流量計に関し、
特に、各フローチューブ及びそれらの入出口で重量バラ
ンスだけでなく、ダンピングバランス、放熱バランスを
最適化し、性能向上を図ったコリオリ質量流量計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】被測定流体の流通する流管の一端又は両
端を支持し、該支持点回りに流管を該流管の流れ方向と
垂直な方向に振動したとき、流管(以下振動が加えられ
るべき流管を、フローチューブという)に作用するコリ
オリの力が質量流量に比例することを利用した質量流量
計(コリオリ質量流量計)は周知である。このコリオリ
質量流量計におけるフローチューブとしての形状は、湾
曲管と直管とに大別される。
【0003】直管式のコリオリ質量流量計は、両端を支
持された直管の中央部直管軸に垂直な方向に振動したと
き、直管の支持部と中央部との間でコリオリの力による
直管の変位差、即ち位相差信号として質量流量を検知す
る。このような直管式のコリオリ質量流量計は、シンプ
ル、コンパクトで堅牢な構造を有しているものの、高い
検出感度を得ることが困難である。
【0004】これに対して、湾曲管方式のものはコリオ
リの力を有効に取り出すための形状を選択できる面で高
感度の質量流量検出ができる。そして、この湾曲測定管
をより効率よく駆動するために、測定流体を流す湾曲管
を、並列2本の構成とすることも公知である。
【0005】図5は、このような従来の並列2本湾曲管
型のコリオリ質量流量計の概念図である。図示のよう
に、フローチューブ1、2は、2本の並列U字管によっ
て構成され、かつマニフォールド25に結合されてい
る。測定流体を、2本のフローチューブ1,2に等しく
流すことにより、流体の種類が変わっても、温度の変動
があっても、常に2本のフローチューブ1、2の固有振
動数を等しくすることができ、これによって、効率よく
安定に駆動することができると共に、外部振動や温度影
響の無いコリオリ質量流量計を構成できることが知られ
ている。そして、2本のフローチューブに測定流体を等
しく流すために、以下の方法が知られている。
【0006】その第一の方法は、図7の分岐、合流型の
コリオリ質量流量計の概念図に示すように、測定流体
は、マニフォールドにおける入口側の分岐部で、並列湾
曲管(U字管)によって構成される2本のフローチュー
ブに等しく分岐され、そしてフローチューブの出口側の
合流部で、合流する。
【0007】また、第2の方法は、図8のループタイプ
のコリオリ質量流量計に示すように、例えば、1本の管
を湾曲させることによりフローチューブを構成して、事
実上並列2本の湾曲管に測定流体を直列に流すものであ
る。
【0008】上記いずれのタイプのものであっても、並
列2本のフローチューブを用いるタイプのコリオリ質量
流量計において、図5に示すように、各フローチューブ
は、それぞれの両端がマニフォールド25に結合され、
かつこの結合点を振動支点として共振駆動される。
【0009】図6は、別の従来技術を示す並列2本湾曲
管型のコリオリ質量流量計の概念図である。この例にお
いて、並列2本の湾曲管から成るフローチューブ1、2
には、基板27、28が取り付けられていて、この基板
27,28を振動支点として、中央部で互いに反対位相
で共振駆動している。
【0010】図5,或いは図6(マグネットの図示を省
略)に例示したコリオリ質量流量計においては、互いに
反対位相で共振駆動するコイル3とマグネット6とから
成る駆動装置、及びこの駆動装置の取付位置に対して左
右両側の対称位置に設置されてコリオリの力に比例した
位相差を検知するコイル4とマグネット7、及びコイル
5とマグネット8からそれぞれ構成される一対の振動検
出センサが設けられる。そして、これらコイルとマグネ
ットは、2本のフローチューブに分散して配置されてい
る。
【0011】これらコイルに対する配線は、従来、コリ
オリ質量流量計の性能への影響を軽減するために、一方
端を筐体等に固定したフレキシブルプリント板を使って
(フローチューブ表面に沿わせることなく)、空間に浮
かせた状態で配線していた。しかし、この方法は、比較
的小型のコリオリ質量流量計では有効であるが、大型の
ものは、フレキシブルプリント板の生産性、コスト面の
制約から採用されておらず、フローチューブ上に配線を
行う方法を採っている。これが比較的大型のコリオリ質
量流量計の性能低下を招いている。
【0012】即ち、これらのコイルへの配線は、図5或
いは図6に示したように、左右対称に設けられている一
対の検出センサのコイル4、5に対しては、左右対称の
配線31、32によりフローチューブの表面に沿って行
われているものの、中央に設けられた駆動装置のコイル
3に対しては、配線35によって、フローチューブの左
右側のいずれかに沿って行われていた。従来のコリオリ
質量流量計は、このような配線が、フローチューブの振
動に及ぼす影響を考慮したものではなく、2つのフロー
チューブ間で、或いはフローチューブの左右両側で非対
称に行われていた。配線の質量及び張力が及ぼす影響は
コイルを取り付けたチューブのみ、さらには、配線を施
した側のみに集中し、そのため、フローチューブのバラ
ンスが悪くなり、コリオリ質量流量計の性能に悪影響を
及ぼしていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、か
かる問題点を解決して、比較的大型のコリオリ質量流量
計に有効に適用するために、性能低下を招くことなくフ
ローチューブ上で配線可能にすることを目的としてい
る。
【0014】また、本発明は、駆動装置及び一対のセン
サの各コイルへの配線をフローチューブ表面に沿って左
右側に分散かつバランスさせて行い、これによって、フ
ローチューブの重量バランスだけでなく、ダンピングバ
ランス、放熱バランスを保って、コリオリ質量流量計の
性能への悪影響を軽減させることを目的としている。
【0015】また、本発明は、駆動装置及び一対のセン
サの各コイルの取付を、2本のフローチューブに分散さ
せ、これによって、2本のフローチューブのバランスを
保つことを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のコリオリ質量流
量計は、並列2本のフローチューブ1,2を備えてい
る。その一方のフローチューブを他方のフローチューブ
に対して互いに反対位相で共振駆動させ、フローチュー
ブ中央部に取り付けられた駆動装置と、この駆動装置の
取付位置に対して左右両側の対称位置に設置されてコリ
オリの力に比例した位相差を検出する一対の振動検出セ
ンサとを備え、この駆動装置及び一対の振動検出センサ
がそれぞれ2本のフローチューブに分散して配置される
コイルとマグネットから構成されている。本発明は、こ
のようなコリオリ質量流量計において、駆動装置のコイ
ル3への2本の配線を、1つのフローチューブの表面上
で左右対称に1本づつフローチューブ入口側及び出口側
に向けて振り分けて配線したことを特徴としている。
【0017】また、本発明は、駆動装置のコイルへの2
本の配線を、1つのフローチューブの表面上で左右いず
れかのフローチューブ入口側又は出口側に向けてまとめ
て配線すると共に、該配線をした側と反対側で質量及び
ダンピング、放熱のバランスをとるためのダミー配線を
したことを特徴としている。
【0018】本発明は、これによって重量バランスだけ
でなく、ダンピングバランス、放熱バランスを各チュー
ブ及びチューブ入出口で最適化し、性能向上を図ること
ができる。
【0019】また、本発明は、駆動装置のコイル3を一
方のフローチューブ1に、かつ一対の振動検出センサの
それぞれのコイル4、5を他方のフローチューブ2に取
付ける。このように、駆動装置及び一対のセンサの各コ
イルを、2本のフローチューブに分散させ、同時に配線
による影響を分散させたことにより、2本のフローチュ
ーブのバランスを、より保つことができる。
【0020】また、本発明は、フローチューブ上の配線
を、金属線又は金属箔を絶縁耐熱テープで貼り付けるこ
とにより行うことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、以下、特に門形タイプ
に属し、かつ振動支点として基板27,28を有するコ
リオリ質量流量計を例にとって説明するが、その管形
状、2本のフローチューブに流れる流体の関係(直列又
は並列)、振動支点構造に依存することなく、並列2本
のフローチューブを有するいかなるタイプのコリオリ質
量流量計にも適用することができる。
【0022】図1は、本発明を適用するコリオリ質量流
量計の、特にフローチューブ部分の一例を概念的に示す
図である。ここに例示したコリオリ質量流量計は、本発
明の特徴とする駆動装置及び一対の振動検出センサのコ
イルとマグネットの配置及び配線を除いて、通常の構成
のものである。フローチューブ1、2は、門形に湾曲し
た同一形状の湾曲管であり、各々の両端部は、測定流体
流路を形成するように、例えば図5及び図6を参照して
前述した従来技術と同様に、マニフォールド(図示せ
ず)と接続されている。マニフォールドは、外部配管接
続部側に接続フランジを有することができ、これを介し
て入口側及び出口側の両方で配管接続される。そして、
測定流体は、外部配管から、接続フランジ及び入口側マ
ニフォールドを通り、さらに、2本の並列フローチュー
ブを直列又は並列に通り、そして、出口側マニフォール
ド及び接続フランジを通って、外部配管に流出する。ま
た、フローチューブ1、2の両端近傍には、音叉状に駆
動したとき振動の節部を形成させるための基板27、2
8が設けられ、さらに、フローチューブ1、2が並列に
維持されるように相互固着されている。
【0023】コイル3とマグネット6とから成る駆動装
置が、このような2本並列の湾曲管から成るフローチュ
ーブ1、2の中央部で、2本のフローチューブ1、2を
互いに反対位相で共振駆動し、かつコイル4とマグネッ
ト7及びコイル5とマグネット8から成る一対の振動検
出センサが、駆動装置の取付位置に対して左右両側の対
称位置に設置され、コリオリの力に比例した位相差を検
知している点でも、従来構成のものと相違はない。しか
し、図1に例示したコリオリ質量流量計は、それらの配
置及び配線に特徴を有している。
【0024】駆動装置は、フローチューブの入口側と出
口側の中央部において、そのコイル3が、一方のフロー
チューブ1に、かつ、そのマグネット6が他方のフロー
チューブ2にそれぞれ図示しない取付具を介して取り付
けられている。駆動装置コイル3への配線は、2本の線
を1本づつ配線33と配線34に分割して、左右両側に
対称にフローチューブ1の表面に沿わせて入口側及び出
口側に向けて行われる。
【0025】一対の振動検出センサは、一方のフローチ
ューブ1に、検出センサマグネット7、8が、他方のフ
ローチューブ2に検出センサコイル4、5がそれぞれ取
り付けられている。即ち、前述の駆動装置のコイル3を
取り付けた一方のフローチューブ1に、検出センサのマ
グネット7、8を、駆動装置のマグネット6を取り付け
た他方のフローチューブ2に、検出センサのコイル4、
5を取り付けている。検出センサへの各コイル4、5へ
の配線は、各コイル毎に2本の線をまとめて、それぞれ
配線31及び配線32により、入口側及び出口側に向け
て行われる。
【0026】そして、これら配線は、駆動装置のコイル
3及び振動検出センサのコイル4、5から、少なくとも
フローチューブ1、2の振動支点となる基板27,28
までは、フローチューブ表面に沿わせることにより行
う。この振動支点を越えると、配線によるフローチュー
ブの振動への影響は小さくなるので、格別バランスを考
慮する必要はない。また、フローチューブ表面の配線
は、チューブの内側、外側、或いはその側面のいずれの
側にすることもできるが、左右のチューブにおいて対称
になるように同じ側にすることが望ましい。フローチュ
ーブ表面での配線は、図3に示すように、銅等からなる
金属線又は金属箔による配線をテフロン等の絶縁耐熱テ
ープで被覆すると共に、フローチューブ表面に貼り付け
ることにより行われる。
【0027】このように、駆動装置のコイル3と、振動
検出センサのコイル4、5を、2本のフローチューブに
分散させただけでなく、本発明は、それぞれの配線を、
フローチューブの表面上で左右対称に配置したものであ
る。
【0028】図2は、本発明を適用して配線の影響を軽
減する別の例を示すコリオリ質量流量計の概念図であ
る。図2に例示したコリオリ質量流量計は、駆動装置の
コイル3への配線を除いて、図1に示したものと同じで
ある。
【0029】駆動装置のコイル3への配線は、2本の線
をまとめて、フローチューブの入口側又は出口側のいず
れかの側で配線35により行われる。そして、駆動装置
のコイル3への配線35を行った側と反対側において、
その配線35と質量的にバランスをとるように、駆動装
置のコイル3と振動支点となる基板28との間におい
て、ダミー配線36を行う。このダミー配線36は、配
線35と同一の材質にすることができるが、電気的には
電流を流す必要がないので、電気的導体を用いることな
く、単に配線固定用のテープ又はフレキシブルプリント
板を貼り付けるのみで十分に効果を挙げることができ
る。
【0030】図4は、本発明による性能向上を示すグラ
フである。図4は、駆動装置コイル配線を左右に振り分
けた構成(図1)、ダミー配線でバランスをとった構成
(図2)、及び従来技術(図6)についての温度特性を
示している。いずれの構成も温度20゜Cにおいて、流
量0のとき出力0となるように電気回路的に調整されて
いる。この状態で、温度が上昇すると、流量0にもかか
わらず、わずかの出力が発生する。図示したように、こ
の温度特性は、本発明の駆動装置のコイル配線を左右に
振り分けた構成が最も優れており(80℃で約+0.2
%)、図6に示した従来技術(80℃で約+4%)の2
0倍程度の安定性が得られた。
【0031】
【発明の効果】本発明は、駆動装置及び一対のセンサの
各コイルの配線を、フローチューブの表面上で左右対称
に分散させたことにより、そして、さらに、2本のフロ
ーチューブの間でも分散させたことにより、2本のフロ
ーチューブのバランスを保ち、コリオリ質量流量計の性
能への悪影響を軽減させることができるという効果を生
じる。
【0032】それ故、本発明は、性能低下を招くことな
くフローチューブ上に配線を行うことが可能となり、比
較的大型のコリオリ質量流量計に有効に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するコリオリ質量流量計の、特に
フローチューブ部分の一例を概念的に示す図である。
【図2】本発明を適用して配線の影響を軽減する別の例
を示すコリオリ質量流量計の概念図である。
【図3】フローチューブ表面で貼り付けて行われる配線
を例示する図である。
【図4】本発明による性能向上を示すグラフである。
【図5】従来の並列2本湾曲管型のコリオリ質量流量計
の概念図である。
【図6】図5とは別の従来技術を示す並列2本湾曲管型
のコリオリ質量流量計の概念図である。
【図7】従来の2本の並列湾曲管に分岐、合流するタイ
プのコリオリ質量流量計の概念図である。
【図8】従来のループタイプの並列湾曲管を有するコリ
オリ質量流量計の概念図である。
【符号の説明】
1 フローチューブ 2 フローチューブ 3 駆動装置コイル 4 検出センサコイル 5 検出センサコイル 6 駆動装置マグネット 7 検出センサマグネット 8 検出センサマグネット 25 マニフォールド 27 基板 28 基板 31〜35 配線 36 ダミー配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 糸 康 東京都新宿区上落合3丁目10番8号 株 式会社オーバル内 (56)参考文献 実開 昭62−69121(JP,U) 実開 昭63−29724(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列2本のフローチューブと、一方のフロ
    ーチューブを他方のフローチューブに対して互いに反対
    位相で共振駆動させる駆動装置と、該駆動装置の取付位
    置に対して左右両側の対称位置に設置されてコリオリの
    力に比例した位相差を検出する一対の振動検出センサと
    を備え、前記駆動装置及び一対の振動検出センサがそれ
    ぞれ2本のフローチューブに分散して配置されるコイル
    とマグネットから構成されるコリオリ質量流量計におい
    て、 前記駆動装置のコイルへの2本の配線を、1つのフロー
    チューブの表面上で左右対称に1本づつフローチューブ
    入口側及び出口側に向けて振り分けて配線した、 ことを特徴とするコリオリ質量流量計。
  2. 【請求項2】並列2本のフローチューブと、一方のフロ
    ーチューブを他方のフローチューブに対して互いに反対
    位相で共振駆動させる駆動装置と、該駆動装置の取付位
    置に対して左右両側の対称位置に設置されてコリオリの
    力に比例した位相差を検出する一対の振動検出センサと
    を備え、前記駆動装置及び一対の振動検出センサがそれ
    ぞれ2本のフローチューブに分散して配置されるコイル
    とマグネットから構成されるコリオリ質量流量計におい
    て、 前記駆動装置のコイルへの2本の配線を、1つのフロー
    チューブの表面上で左右いずれかのフローチューブ入口
    側又は出口側に向けてまとめて配線すると共に、該配線
    をした側と反対側の出口側又は入口側に向けて質量及び
    ダンピング、放熱のバランスをとるためのダミー配線を
    した、 ことを特徴とするコリオリ質量流量計。
  3. 【請求項3】前記駆動装置のコイルを一方のフローチュ
    ーブに、かつ前記一対の振動検出センサのそれぞれのコ
    イルを前記他方のフローチューブに取付けたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のコリオリ質量流量計。
  4. 【請求項4】前記フローチューブ上の配線は、少なくと
    もコイルからフローチューブの振動支点まで、金属線又
    は金属箔を絶縁テープで貼り付けることにより行うこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコリオリ
    質量流量計。
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KR102089741B1 (ko) * 2018-10-30 2020-03-17 주식회사 마르센 선박용 질량 유량계

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