JP2914761B2 - 検査用生体試料採取容器 - Google Patents

検査用生体試料採取容器

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JP2914761B2
JP2914761B2 JP2414166A JP41416690A JP2914761B2 JP 2914761 B2 JP2914761 B2 JP 2914761B2 JP 2414166 A JP2414166 A JP 2414166A JP 41416690 A JP41416690 A JP 41416690A JP 2914761 B2 JP2914761 B2 JP 2914761B2
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康志 岡田
智哉 松浦
征司 今谷
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KORYO KAGAKU KOGYO KK
SOODA NITSUKA KK
Shionogi and Co Ltd
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KORYO KAGAKU KOGYO KK
SOODA NITSUKA KK
Shionogi and Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0038Devices for taking faeces samples; Faecal examination devices

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Surgery (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検査用生体試料(例
えば糞便)を家庭にて採取し、当該採取した検査用生体
試料を検査機関に郵送するための検査用生体試料採取容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平1−66071号広報に記
載された従来の検査用生体試料採取容器を図4を用いて
説明する。図4は従来の検査用生体試料採取容器の構成
を示す断面図である。
【0003】一般に検査用生体試料(糞便)中の潜血を
抗ヒトヘモグロビン抗体等を用いて検出するためには、
検査前にあらかじめ所定量の当該試料を適当な液体に懸
濁させる必要がある。そのため、従来の検査用生体試料
採取容器は、検査用生体試料を付着させ保持するための
採取棒3と、容器2と、採取棒3を保持したつまみ部兼
キャップ4とパッキン5とを具備している。採取棒3の
先端部近傍には検査用生体試料の付着量を一定範囲内に
制限するための溝3aが形成されている。容器2の内部
に注入された、試料を懸濁させるための液体1は、パッ
キン5およびキャップ4と容器2の係合部に形成された
ねじにより密封されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の検査用生体試料
採取容器は、直接容器2内に液体1を注入するため、パ
ッキン5や容器2とキャップ4との係合部のねじ構造を
必要とする等構造が複雑で高価であるという問題点を有
していた。
【0005】一方、一般に検査用生体試料は家庭で採取
され、当該採取された試料を検査機関に送って検査され
るため、当該試料を懸濁させるための液体1は家庭では
注入されず、検査機関において注入される。そのため、
検査用生体試料を採取する段階では前述のパッキン5や
容器2とキャップ4との係合部のねじ構造等の密封構造
は必ずしも必要ではないこと、および密封構造とすると
検査用試料採取容器全体が大型となり、定形郵便封筒に
収納した状態で厚さ1cm以下にすることは事実上不可
能であり、定形郵便物として郵送できないという問題点
を有していた。
【0006】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、構造が簡単で小型であり定
形郵便物として郵送可能な検査用生体試料採取容器を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る検査用生
体試料採取容器は、定形郵便封筒に収納した状態で定形
郵便物として郵送可能な寸法限度以内の幅および厚さを
有する偏平つまみ部と、偏平つまみ部に連続して形成さ
れ、偏平つまみ部の幅および厚さよりもそれぞれ小さい
幅および厚さを有し、少くとも1対の係合凹凸部を有す
る係合部と、係合部に連続して棒状に形成され、先端部
近傍に設けられた検査用生体試料を付着させ保持するた
めの複数の凹部と、係合部近傍に設けられ前記偏平つま
み部および係合部と前記先端部とを分離するために応力
が集中されたとき容易に折断を生ずるための応力集中部
とを有する採取棒と、前記採取棒を内壁と接触すること
なく収納し、かつ偏平つまみ部とほぼ等しい幅および厚
さおよび前記つまみ部との合計の長さが定形郵便物とし
て郵送可能な長さを有し、前記係合部の凹凸部と係合す
る凸凹部を開口端部に設けた偏平筒状ケースと、偏平筒
状ケースの表面に貼付され、前記検査用生体試料に関す
るデータを記載するためのラベルと、を具備している。
【0008】
【作用】この発明に係る検査用生体試料採取容器におい
て、偏平つまみ部又は偏平筒状ケースの最大の幅および
厚さ、および偏平つまみ部の長さと偏平筒状ケース長さ
の合計した長さの各寸法が封筒等に収納した状態で定形
郵便物として郵送可能な寸法限度以内である。具体的に
は、これらの各寸法が、定形郵便封筒(長さ14〜2
3.5cmおよび幅9〜12cm)に収納可能であり、
封筒に収納した状態で厚さが1cm以下である。したが
って、定形郵便物として検査機関に郵送可能である。
【0009】採取棒の先端を糞便等の被採取生体試料に
突きさし、先端部に生体試料を付着させる。その後、採
取棒に余分に付着した生体試料をティッシュペーパ等で
軽くふき取ることにより、採取棒の先端部近傍に設けら
れた複数の凹部にほぼ所定量の検査用生体試料が残る。
【0010】検査機関においては、採取棒に応力を加え
て応力集中部から折断し、不必要な偏平つまみ部と検査
用生体試料を付着した採取棒とを分離する。そして試料
が付着した採取棒を適当な液体を満たした試験管等に入
れ当該液体を懸濁させる。
【0011】
【実施例】この発明に係る検査用生体試料採取容器を、
その好適な一実施例を示す図1、図2および図3を用い
て説明する。図1において(a)はこの発明に係る検査
用生体試料採取容器の構成を示す正面部分断面図、
(b)は同側面部分断面図、図2において(a)は偏平
つまみ部102および採取棒101からなる本体100
の構成を示す正面図、(b)は側面部分断面図、図3に
おいて(a)〜(f)はそれぞれ検査用生体試料の採取
手順を示す図である。
【0012】図1において、この発明に係る検査用生体
試料採取容器は、本体100と偏平筒状ケース110と
からなる。図1および図2に示すように、本体100は
さらに偏平つまみ部102と採取棒101とからなる。
さらに偏平つまみ部102の下部には採取棒101に隣
接して係合凹部102cおよび凸部102dが形成され
ている。棒状部101の係合凹部102cおよび凸部1
02dの近傍には環状の溝101b(切断用の応力集中
部)が形成されている。また図2に示すように、棒状部
101の先端部近傍101aには複数の凹部103,1
04,105が形成されている。偏平つまみ部102の
幅の広い方の面には、つかみやすくするために指の腹の
形状にあわせた凸部102aおよび凹部102bからな
るすべり止めが形成されている。
【0013】図1の(b)に示すように、偏平筒状ケー
ス110の開口部近傍の内壁には、凹部102cと係合
するための凸部110aが形成されている。偏平筒状ケ
ース110はその最大の幅および厚さが偏平つまみ部1
00の最大の幅および厚さがほぼ等しく、いずれも定形
郵便封筒に収納しうる寸法(具体的には幅約20mm、
厚さ約8mm)である。同様に、偏平筒状ケース110
と本体100の偏平つまみ部102の合計の長さも定形
郵便封筒に収納しうる寸法(具体的にはそれぞれ約53
mmおよび約17mmで、合計約70mm程度)であ
る。偏平筒状ケース110および本体100は共にポリ
プロピレン等の樹脂で成形されており、偏平筒状ケース
110および本体100の偏平つまみ部102の外形は
樹脂成形性やデザインを考慮してわずかなテーパーがつ
けられている。偏平筒状ケース110の幅の広い方の一
の面には、氏名、採取年月日等のデータを記載するため
のラベル111が貼付されている。
【0014】採取棒101の直径は約3mmであり、長
さは約45mm程度である。折損するための溝101b
は例えば先端から約37mmの位置に設けられている。
採取棒101の先端部近傍101aにおける凹部10
3,104,105はそれぞれ図2に示すように円柱の
外周面を切欠いたものであり、例えば十字状の横断面を
有するとともに1つ以上のリブ状部109を軸と垂直の
方向に有するように形成されている。
【0015】次に、図3を用いて、この発明に係る検査
用生体試料採取容器の使用方法を説明する。図3の
(a)に示すように、まずティッシュペーパー等の上に
若干量採便し、次に同(b)に示すように本検査用生体
試料採取容器から本体100を取り出す。そして、同
(c)に示すように本体100の採取棒101を糞便に
突きさし、採取棒101の先端部に検査用生体試料(糞
便)を付着させた後、同(d)に示すように新たなティ
シュペーパーで余分な生体試料をぬぐい取る。こうし
て、採取棒101先端部101aの凹部103,10
4,105(図2に示す)に検査用生体試料を付着させ
た本体を、同(e)に示すように偏平筒状ケース110
に戻す。そして被検査用生体試料に関するデータ、例え
ば被検査者の住所氏名、採取年月日、等をラベル111
に記載し、同(f)に示すように偏平筒状ケース110
の幅の広い面110bに貼付する。最後にラベル111
を貼付した検査用生体試料採取容器を、定形郵便封筒に
収納し、定形郵便物として検査機関に郵送する
【0016】検査機関においては、郵送されてきた検査
用生体試料採取容器から本体100を取り出し、図1又
は図2における採取棒101に力を加えて応力集中部で
ある溝101bに応力を集中させ、この部分から採取棒
101を折断し、偏平つまみ部102と検査用生体試料
を付着保持した先端部101aとを分離する。そして、
先端部101aを適当な液体を満たした試験管等に入
れ、試料の懸濁液を作る(上記各行程は自明につき図示
せず)。
【0017】なお、上記実施例において記載した検査用
生体試料採取容器の各寸法は、本出願人が試作したもの
の寸法を例示したものであり、各寸法はこれらに限定さ
れず、定形郵便物として取扱われうる寸法を満たしてお
ればよいことはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る検査用生
体試料採取容器は容器に懸濁液を作るための液体を注入
しないので、パッキン等のシール構造が不要であり、薄
型に形成できる。その結果、定形郵便封筒に収納した状
態で定形郵便物として検査機関に郵送することができ
る。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係る検査用生体試料採取容
器の一実施例の構成を示す正面部分断面図、(b)は同
側面部分断面図である。
【図2】(a)は偏平つまみ部102および採取棒10
1からなる本体100の詳細な構成を示す正面図、
(b)は同側面部分断面図である。
【図3】(a)〜(f)はそれぞれ検査用生体試料の採
取手順を示す図である。
【図4】従来の検査用生体試料採取容器の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
100. 本体 101. 採取棒
101a. 先端部 101b. 溝 102. 偏平つまみ
部 102c.係合凹部 110. 偏平筒状ケース 110a. 係合凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今谷 征司 大阪狭山市西山台2−7−12 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 33/48 G01N 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定形郵便封筒に収納した状態で定形郵便物
    として郵送可能な寸法限度以内の幅および厚さを有する
    偏平つまみ部と、 偏平つまみ部に連続して形成され、偏平つまみ部の幅お
    よび厚さよりもそれぞれ小さい幅および厚さを有し、少
    くとも1対の係合凹凸部を有する係合部と、 係合部に連続して棒状に形成され、先端部近傍に設けら
    れた検査用生体試料を付着させ保持するための複数の凹
    部と、係合部近傍に設けられ前記偏平つまみ部および係
    合部と前記先端部とを分離するために応力が集中された
    ときに容易に切断を生ずるための応力集中部とを有する
    採取棒と、 前記採取棒を内壁と接触することなく収納し、かつ偏平
    つまみ部とほぼ等しい幅および厚さおよび前記つまみ部
    との合計の長さが定形郵便物として郵送可能な長さを有
    し、前記係合部の凹凸部と係合する凸凹部を開口端部に
    設けた偏平筒状ケースと、 偏平筒状ケースの表面に貼付され、前記検査用生体試料
    に関するデータを記載するためのラベルと、 を具備した検査用生体採取容器。
JP2414166A 1990-12-07 1990-12-07 検査用生体試料採取容器 Expired - Lifetime JP2914761B2 (ja)

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