JP2913551B1 - ニットネクタイ及びその製造方法 - Google Patents
ニットネクタイ及びその製造方法Info
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- D04B1/22—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
- D04B1/24—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
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Abstract
【要約】
【課題】 三角形状の剣先部の形成を編成工程において
自動で行い、縫製工程を省略すると共に後工程を簡素化
することが可能なニットネクタイ及びその製造方法を得
る。 【解決手段】 全体が筒状編地で連続的に編成され、そ
の一端に三角形状の剣先部を有するニットネクタイであ
って、前記剣先部は、筒状編地を編成する円形編機の半
周の針を非編成レベルに上げ、シリンダの正逆回転する
半周編立てに移行すると共に、正逆1回転毎に左右両側
各1目ずつ編目を減らし、この減少行程を中央の2目の
みとなるまで続け、次いで、シリンダの正逆1回転毎に
左右両側各1目ずつ編目を増やし、この増加行程を半周
の針全部が編成位置となるまで続けることによってなる
三角形の袋状編地で形成する。
自動で行い、縫製工程を省略すると共に後工程を簡素化
することが可能なニットネクタイ及びその製造方法を得
る。 【解決手段】 全体が筒状編地で連続的に編成され、そ
の一端に三角形状の剣先部を有するニットネクタイであ
って、前記剣先部は、筒状編地を編成する円形編機の半
周の針を非編成レベルに上げ、シリンダの正逆回転する
半周編立てに移行すると共に、正逆1回転毎に左右両側
各1目ずつ編目を減らし、この減少行程を中央の2目の
みとなるまで続け、次いで、シリンダの正逆1回転毎に
左右両側各1目ずつ編目を増やし、この増加行程を半周
の針全部が編成位置となるまで続けることによってなる
三角形の袋状編地で形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニットネクタイ
及びその製造方法に関するものである。
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に行われているニットネクタイ
の製造では、シングルシリンダの小型円形編機を用い、
編糸及び編組織を切替えて小剣部,衿回り部,大剣部を
夫々幅の異なる筒状編地に連続して編成し、後行程で大
剣側の端部開口部を中表に縫合して閉鎖すると同時に三
角形、若しくは平形の剣先部を形成していた。
の製造では、シングルシリンダの小型円形編機を用い、
編糸及び編組織を切替えて小剣部,衿回り部,大剣部を
夫々幅の異なる筒状編地に連続して編成し、後行程で大
剣側の端部開口部を中表に縫合して閉鎖すると同時に三
角形、若しくは平形の剣先部を形成していた。
【0003】このため、ネクタイの先端部が他の部分に
比べて厚手になり、尖鋭な剣先部を形成し難い上に、上
記の特別な縫製工程を経なければならず、製造工程が煩
雑であった。
比べて厚手になり、尖鋭な剣先部を形成し難い上に、上
記の特別な縫製工程を経なければならず、製造工程が煩
雑であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のニット
ネクタイの上記の点に鑑みて、三角形状の剣先部の形成
を編成工程において自動で行い、縫製工程を省略すると
共に後工程を簡素化することが可能なニットネクタイ及
びその製造方法を得ることを目的としてなされたもので
ある。
ネクタイの上記の点に鑑みて、三角形状の剣先部の形成
を編成工程において自動で行い、縫製工程を省略すると
共に後工程を簡素化することが可能なニットネクタイ及
びその製造方法を得ることを目的としてなされたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】全体が筒状編地で連続的
に編成され、その一端に三角形状の剣先部を有するニッ
トネクタイであって、前記剣先部は、筒状編地を編成す
る円形編機の半周の針を非編成レベルに上げ、シリンダ
の正逆回転による半周編立てに移行すると共に、正逆1
回転毎に左右両側各1目ずつ編目を減らし、この減少行
程を中央の2目のみとなるまで続け、次いで、シリンダ
の正逆1回転毎に左右両側各1目ずつ編目を増やし、こ
の増加行程を半周の針全部が編成位置となるまで続ける
ことによってなる三角形の袋状編地で形成されているよ
うにした。また、剣先部の裏面側編地端と、剣先部に連
続しない筒状編地の裏面側編地端とが、リンキングによ
って連結され、閉鎖されることが好ましい。そして、上
記ニットネクタイの製造方法として、靴下編機を用い、
小剣部,衿回り部,大剣部を筒状編地により連続的に編
成し、次いで、大剣部裏面側に相当する半周の針を非編
成レベルに上げ、シリンダの正逆回転による半周編立て
に移行すると共に、正逆1回転毎に左右両側各1目ずつ
編目を減らし、この減少行程を中央の2目のみとなるま
で続け剣先部の表側部分を編成し、次いで、シリンダの
正逆1回転毎に左右両側各1目ずつ編目を増やし、この
増加行程を半周の針全部が編成位置となるまで続けるこ
とによって前記剣先部表側部分と一体の剣先部裏側部分
を編成し、それらによって三角形の袋状編地からなる剣
先部を形成した後、前記非編成レベルに上げた半周の針
を編成レベルに戻し、剣先部裏側部分と大剣部裏面側部
分とに連なる短い筒状編地からなる捨て編部分を全回転
により編成した後、捨て編部分に連なる上記の本件編地
部分をリンキング機にセットし、前記捨て編部分を切除
すると共に、本件編地部分をリンキングする方法を採用
した。
に編成され、その一端に三角形状の剣先部を有するニッ
トネクタイであって、前記剣先部は、筒状編地を編成す
る円形編機の半周の針を非編成レベルに上げ、シリンダ
の正逆回転による半周編立てに移行すると共に、正逆1
回転毎に左右両側各1目ずつ編目を減らし、この減少行
程を中央の2目のみとなるまで続け、次いで、シリンダ
の正逆1回転毎に左右両側各1目ずつ編目を増やし、こ
の増加行程を半周の針全部が編成位置となるまで続ける
ことによってなる三角形の袋状編地で形成されているよ
うにした。また、剣先部の裏面側編地端と、剣先部に連
続しない筒状編地の裏面側編地端とが、リンキングによ
って連結され、閉鎖されることが好ましい。そして、上
記ニットネクタイの製造方法として、靴下編機を用い、
小剣部,衿回り部,大剣部を筒状編地により連続的に編
成し、次いで、大剣部裏面側に相当する半周の針を非編
成レベルに上げ、シリンダの正逆回転による半周編立て
に移行すると共に、正逆1回転毎に左右両側各1目ずつ
編目を減らし、この減少行程を中央の2目のみとなるま
で続け剣先部の表側部分を編成し、次いで、シリンダの
正逆1回転毎に左右両側各1目ずつ編目を増やし、この
増加行程を半周の針全部が編成位置となるまで続けるこ
とによって前記剣先部表側部分と一体の剣先部裏側部分
を編成し、それらによって三角形の袋状編地からなる剣
先部を形成した後、前記非編成レベルに上げた半周の針
を編成レベルに戻し、剣先部裏側部分と大剣部裏面側部
分とに連なる短い筒状編地からなる捨て編部分を全回転
により編成した後、捨て編部分に連なる上記の本件編地
部分をリンキング機にセットし、前記捨て編部分を切除
すると共に、本件編地部分をリンキングする方法を採用
した。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明実施形態のニット
ネクタイを示す概略図である。図において、ニットネク
タイは、小剣部1,衿回り部2,大剣部3、及び、大剣
部先端の剣先部4から主に構成され、全体が筒状編地に
より連続的に編成されている。以下、その詳細な構成に
ついて、編成手順に沿って説明する。
ネクタイを示す概略図である。図において、ニットネク
タイは、小剣部1,衿回り部2,大剣部3、及び、大剣
部先端の剣先部4から主に構成され、全体が筒状編地に
より連続的に編成されている。以下、その詳細な構成に
ついて、編成手順に沿って説明する。
【0007】本発明のニットネクタイは、フルコンピュ
ータ制御のシングルシリンダ靴下編機によって編成され
る。編成手順としては、小剣部1の端部1aからゴム糸
を挿入しながら編み始め、続いてゴム糸の挿入を停止
し、小剣部1を編成する。該小剣部1は、先端側部分1
bにおいては、中程度の度目により一定の編幅で平行に
編成するが、基端部側部分1cにおいては、度目を漸次
小さく変化させ、図示の如く編地の幅を徐々に狭めテー
パ状に編成する。
ータ制御のシングルシリンダ靴下編機によって編成され
る。編成手順としては、小剣部1の端部1aからゴム糸
を挿入しながら編み始め、続いてゴム糸の挿入を停止
し、小剣部1を編成する。該小剣部1は、先端側部分1
bにおいては、中程度の度目により一定の編幅で平行に
編成するが、基端部側部分1cにおいては、度目を漸次
小さく変化させ、図示の如く編地の幅を徐々に狭めテー
パ状に編成する。
【0008】次いで、編糸を相対的に細い番手の糸に切
替えて、最小度目に保ち、一定の細幅で衿回り部2を編
成した後、編糸を小剣部1と同程度の番手の糸に切替え
て大剣部3の基端側部分3aを編成する。該部分3aで
は、先述した小剣部基端側部分1cとは逆に度目を漸次
大きく変化させ編地の幅を徐々に拡げテーパ状に編成す
る。
替えて、最小度目に保ち、一定の細幅で衿回り部2を編
成した後、編糸を小剣部1と同程度の番手の糸に切替え
て大剣部3の基端側部分3aを編成する。該部分3aで
は、先述した小剣部基端側部分1cとは逆に度目を漸次
大きく変化させ編地の幅を徐々に拡げテーパ状に編成す
る。
【0009】次いで、大剣部3の中央部3bに至り、編
糸を更に相対的に太い番手の糸に切替える一方、一旦、
度目を小さくして切替部分の急激な寸法変化を抑え、そ
の後、漸次度目を大きくしてテーパ状に編成する。この
ような度目調節及び糸番手の切替によってボトルネック
或るいはセミボトルネック形状のネクタイも編成でき
る。
糸を更に相対的に太い番手の糸に切替える一方、一旦、
度目を小さくして切替部分の急激な寸法変化を抑え、そ
の後、漸次度目を大きくしてテーパ状に編成する。この
ような度目調節及び糸番手の切替によってボトルネック
或るいはセミボトルネック形状のネクタイも編成でき
る。
【0010】以上の編成は全てシリンダの全回転により
編成されるが、剣先部4との境界部分に至り、大剣部3
の裏面側に相当するシリンダ半周分の針(例えば長バッ
ト針)をスイッチカム(図示せず)により非編成レベル
(センターカムの上面)に上げると同時に、シリンダの
回転は、全回転から正逆回転に変わり、残り半周分の針
による半周編立てに移行する。
編成されるが、剣先部4との境界部分に至り、大剣部3
の裏面側に相当するシリンダ半周分の針(例えば長バッ
ト針)をスイッチカム(図示せず)により非編成レベル
(センターカムの上面)に上げると同時に、シリンダの
回転は、全回転から正逆回転に変わり、残り半周分の針
による半周編立てに移行する。
【0011】そして、以後、靴下のヒールポケット形成
時と同様にシリンダの正逆1回転毎に左右両側各1の針
をアップピッカによって非編成レベルに上げ、1目ずつ
編目を減らしながら、編針が中央の2本のみとなるまで
編成し、剣先部4の表側部分4aを編成する。
時と同様にシリンダの正逆1回転毎に左右両側各1の針
をアップピッカによって非編成レベルに上げ、1目ずつ
編目を減らしながら、編針が中央の2本のみとなるまで
編成し、剣先部4の表側部分4aを編成する。
【0012】次いで、上記アップピッカの動作と並行し
て、ダウンピッカを作動させ、該ダウンピッカにより、
非編成レベルの針をシリンダの正逆1回転毎に左右両側
で各2本ずつ下げ、アップピッカにより上げられる針と
差し引き、1目ずつ編目を増やしながら、半周の針全部
が編成位置となるまで編成を続け、剣先部4の表側部分
4aと一体の裏側部分4bを編成する。
て、ダウンピッカを作動させ、該ダウンピッカにより、
非編成レベルの針をシリンダの正逆1回転毎に左右両側
で各2本ずつ下げ、アップピッカにより上げられる針と
差し引き、1目ずつ編目を増やしながら、半周の針全部
が編成位置となるまで編成を続け、剣先部4の表側部分
4aと一体の裏側部分4bを編成する。
【0013】図2は、剣先部4の基端側(正面左側部分
A)の編組織を拡大した図であり、シリンダの正逆1回
転毎即ち、シリンダの往復により2コース毎に目減ら
し、目増やしを行い、三角形の表側部分4aと裏側部分
4bとが両側で一体に連結されることによって三角形の
袋状編地からなる剣先部4を形成している。
A)の編組織を拡大した図であり、シリンダの正逆1回
転毎即ち、シリンダの往復により2コース毎に目減ら
し、目増やしを行い、三角形の表側部分4aと裏側部分
4bとが両側で一体に連結されることによって三角形の
袋状編地からなる剣先部4を形成している。
【0014】上記剣先部4の編成後、スイッチカムによ
り非編成レベルに上げられているシリンダ半周分の針を
下ろし、全ての編針を用いシリンダ全回転により図3に
示す如く捨て編部分5を編成する。この捨て編部分5
は、靴下の爪先部分の編成と同様に、数コースを細い糸
で編成した後、ネクタイ本体と同じ編糸で編成する。そ
して、捨て編部分5に連なるネクタイ本体部分即ち、大
剣部3の裏側部分先端と、剣先部4の裏側部分4bの端
部とをリンキングマシンのポインタにセットし、リンキ
ングマシンを作動させ捨て編部分5を切除すると共に、
開口部分を自動的にリンキングする。そして、アイロン
プレス仕上げによって全体の形状を平坦に整えれば、ニ
ットネクタイは完成する。
り非編成レベルに上げられているシリンダ半周分の針を
下ろし、全ての編針を用いシリンダ全回転により図3に
示す如く捨て編部分5を編成する。この捨て編部分5
は、靴下の爪先部分の編成と同様に、数コースを細い糸
で編成した後、ネクタイ本体と同じ編糸で編成する。そ
して、捨て編部分5に連なるネクタイ本体部分即ち、大
剣部3の裏側部分先端と、剣先部4の裏側部分4bの端
部とをリンキングマシンのポインタにセットし、リンキ
ングマシンを作動させ捨て編部分5を切除すると共に、
開口部分を自動的にリンキングする。そして、アイロン
プレス仕上げによって全体の形状を平坦に整えれば、ニ
ットネクタイは完成する。
【0015】以上の如く形成されたニットネクタイの剣
先部4は、従来の縫製によるもののように編地が厚くな
ったりせず、また、三角形の端縁部も編地自体の編成に
よって折り返されているため、従来のように編組織とは
無関係に縫製して折り返す場合に比べてシャープであり
ながら自然な仕上りとなっている。
先部4は、従来の縫製によるもののように編地が厚くな
ったりせず、また、三角形の端縁部も編地自体の編成に
よって折り返されているため、従来のように編組織とは
無関係に縫製して折り返す場合に比べてシャープであり
ながら自然な仕上りとなっている。
【0016】尚、上記実施形態においては、度目調節や
糸番手の変更により小剣部1,大剣部3を夫々2段にテ
ーパ状とした場合を示したが、本発明はこれに限定され
るものではない。
糸番手の変更により小剣部1,大剣部3を夫々2段にテ
ーパ状とした場合を示したが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明のニットネクタイは上述の通り構
成されているので、三角形状の剣先部を編成工程におい
て自動編成により形成でき、従来のように後工程で特別
な縫製を行う必要が無い。また、剣先部裏側の開口部分
の閉鎖も、靴下の編成工程において一般的なリンキング
で行うことができ、作業性が良好である上、縫製の場合
のように縫合部が厚くなってしまうようなこともなく、
外観上も良好である。
成されているので、三角形状の剣先部を編成工程におい
て自動編成により形成でき、従来のように後工程で特別
な縫製を行う必要が無い。また、剣先部裏側の開口部分
の閉鎖も、靴下の編成工程において一般的なリンキング
で行うことができ、作業性が良好である上、縫製の場合
のように縫合部が厚くなってしまうようなこともなく、
外観上も良好である。
【図1】本発明実施形態のニットネクタイを示す概略正
面図である。
面図である。
【図2】剣先部基端部の編組織を示す部分拡大図ある。
【図3】編成後のネクタイ剣先部の裏面側を示す要部斜
視図である。
視図である。
1 小剣部 2 衿回り部 3 大剣部 4 剣先部
Claims (3)
- 【請求項1】 全体が筒状編地で連続的に編成され、そ
の一端に三角形状の剣先部を有するニットネクタイであ
って、前記剣先部は、筒状編地を編成する円形編機の半
周の針を非編成レベルに上げ、シリンダの正逆回転によ
る半周編立てに移行すると共に、正逆1回転毎に左右両
側各1目ずつ編目を減らし、この減少行程を中央の2目
のみとなるまで続け、次いで、シリンダの正逆1回転毎
に左右両側各1目ずつ編目を増やし、この増加行程を半
周の針全部が編成位置となるまで続けることによってな
る三角形の袋状編地で形成されていることを特徴とする
ニットネクタイ。 - 【請求項2】 剣先部の裏面側編地端と、剣先部に連続
しない筒状編地の裏面側編地端とが、リンキングによっ
て連結され、閉鎖されている請求項1記載のニットネク
タイ。 - 【請求項3】 靴下編機を用い、小剣部,衿回り部,大
剣部を筒状編地により連続的に編成し、次いで、大剣部
裏面側に相当する半周の針を非編成レベルに上げ、シリ
ンダの正逆回転による半周編立てに移行すると共に、正
逆1回転毎に左右両側各1目ずつ編目を減らし、この減
少行程を中央の2目のみとなるまで続け剣先部の表側部
分を編成し、次いで、シリンダの正逆1回転毎に左右両
側各1目ずつ編目を増やし、この増加行程を半周の針全
部が編成位置となるまで続けることによって前記剣先部
表側部分と一体の剣先部裏側部分を編成し、それらによ
って三角形の袋状編地からなる剣先部を形成した後、前
記非編成レベルに上げた半周の針を編成レベルに戻し、
剣先部裏側部分と大剣部裏面側部分とに連なる短い筒状
編地からなる捨て編部分を全回転により編成した後、捨
て編部分に連なる上記の本件編地部分をリンキング機に
セットし、前記捨て編部分を切除すると共に、本件編地
部分をリンキングすることを特徴とするニットネクタイ
の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121510A JP2913551B1 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ニットネクタイ及びその製造方法 |
IT1999RM000207A IT1306125B1 (it) | 1998-04-30 | 1999-04-07 | Cravatta a maglia e metodo di produzione della stessa. |
US09/302,873 US6164093A (en) | 1998-04-30 | 1999-04-30 | Knit necktie and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121510A JP2913551B1 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ニットネクタイ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2913551B1 true JP2913551B1 (ja) | 1999-06-28 |
JPH11315409A JPH11315409A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14812995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10121510A Expired - Fee Related JP2913551B1 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ニットネクタイ及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6164093A (ja) |
JP (1) | JP2913551B1 (ja) |
IT (1) | IT1306125B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20080599A1 (it) * | 2008-04-07 | 2009-10-08 | Artexbiella S R L | Cravatta in maglia a sagoma predefinita |
US8377536B2 (en) * | 2009-02-20 | 2013-02-19 | Under Armour, Inc. | Seam fabrication method and article made by the method |
ITMI20120998A1 (it) * | 2012-06-08 | 2013-12-09 | Canepa S P A | Capo di abbigliamanto |
JP6127237B2 (ja) * | 2012-10-16 | 2017-05-17 | 株式会社トリコ・ダァール | ニットピース |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1219084A (en) * | 1913-03-20 | 1917-03-13 | Reinforced Cravat Corp | Knitted and crocheted article of wearing-apparel. |
US1073050A (en) * | 1913-03-24 | 1913-09-09 | Franklin Knitting Mills | Bias-lace knitted necktie. |
US1516931A (en) * | 1924-02-27 | 1924-11-25 | Seidman Charles | Knitted tie |
IT1269062B (it) * | 1994-05-17 | 1997-03-18 | Golden Lady Spa | Dispositivo per chiudere l'estremo iniziale di un manufatto a maglia, come un calzino od altro |
IT1277395B1 (it) * | 1995-07-28 | 1997-11-10 | Matec Srl | Procedimento per la produzione di calze o simili a punta chiusa con una macchina circolare monocilindrica |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10121510A patent/JP2913551B1/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-04-07 IT IT1999RM000207A patent/IT1306125B1/it active
- 1999-04-30 US US09/302,873 patent/US6164093A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ITRM990207A1 (it) | 2000-10-07 |
US6164093A (en) | 2000-12-26 |
IT1306125B1 (it) | 2001-05-30 |
JPH11315409A (ja) | 1999-11-16 |
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