JP2913226B2 - カメラの絞り制御装置 - Google Patents
カメラの絞り制御装置Info
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Description
カメラ等のカメラに用いて好適な絞り制御装置に係り、
特に、検出される絞りの開口度合いに応じた電圧と基準
電圧とを比較して絞り値を検出するカメラの絞り制御装
置に関する。
子の出力信号の信号量を検出し、この信号量に応じて絞
りを制御するカメラの絞り制御装置が知られており(例
えば、一体形ビデオカメラVM−C1(日立)のサービ
ス技術資料回路理論編第2章pp.5〜9、及び分解・
調整・回路図・基板図・部品表編第4章p.3)、かか
る技術においては、検出される絞りの開口度合いに応じ
た電圧(以下、検波電圧という)と予め設定された基準
電圧(以下、絞りの基準電圧という)とを比較し、その
差電圧でもってアイリスモータを駆動し、絞りの開閉速
度をこの差電圧に応じて制御する、いわゆる微分制御方
式が用いられている。なお、他の公知文献として、特開
平2ー187737号公報が挙げられる。
の基準電圧は、通常、カメラ毎に異なっており、このた
め、カメラ毎にかかる絞りの基準電圧を調整する必要が
ある。しかし、従来では、かかる絞りの基準電圧はカメ
ラの出荷前に人手によってカメラ毎に調整されており、
このため、調整工数が多く、さらに、調整誤差が生じて
絞り制御時の信号量が規定信号量からずれ、精度の高い
絞り制御ができないという問題があった。
絞りの基準電圧のずれを容易にかつ高精度に補正可能と
し、絞り制御時での信号量の規定信号量からのズレを低
減できるようにしたカメラの絞り制御装置を提供するこ
とにある。
に、本発明は、通常モードと自動調整モードとが選択可
能であって、該通常モード時、受光量に応じた信号の光
量データと予め設定された光量基準データとを比較し、
その比較結果とに応じて絞り制御信号を形成し、該絞り
制御信号によって絞りを制御するようにしたカメラの絞
り制御装置において、該自動調整モードで該絞り制御信
号の形成のための該光量基準データもしくは他の所定の
基準データを変化させて絞り制御を行ない、規定の光量
データと光量基準データとが等しくなる該光量基準デー
タもしくは該所定の基準データを得る手段を設け、かか
るデータを通常モードでの該絞り制御信号の形成のため
の該光量基準データもしくは該所定の基準データとす
る。
光量基準データに一致する光量データが規定の値になら
なくても、上記の自動調整モードが実行されると、光量
基準データによりこのずれ分を補正し、光量データが光
量基準データと一致したときに形成される比較中心電圧
データが絞りの基準電圧のずれ分を吸収し、上記規定の
値の光量データが光量基準データと一致したときに上記
検波電圧が絞りの基準電圧と一致するようになる。これ
により、精度の高い絞り制御が行なえるようになるし、
カメラの人手による調整工程が少なくなる。
る。図1は本発明によるカメラの絞り制御装置の一実施
例を示す構成図であって、1はレンズ、2は絞り、3は
撮像素子、4は信号処理回路、5は撮像素子3の駆動回
路、6は検波回路、7はA/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器、8はマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンという)、9はEEPROM(エレクトリック・イレ
ーサブル・プログラマブル・リード・オンリー・メモ
リ)、10はパーソナルコンピュータ(以下、パソコン
という)、11はアイリスモータである。
た光は撮像素子3の受光面に入射し、この受光面に被写
体像が結像する。駆動回路5は撮像素子3を駆動し、N
TSC方式等の放送規格に沿った水平走査周期及び垂直
走査周期で撮像素子3の受光面に配列した光電変換素子
群を水平、垂直方向に順次走査させることにより、各光
電変換素子の被写体像に応じた蓄積電荷を読み出させ
る。これにより、撮像素子3から被写体像を表わす電気
信号が出力される。撮像素子3の出力信号は、信号処理
回路4で増幅等の所定の処理がなされた後、ビデオ信号
として出力される。撮像素子3の出力信号は検波回路6
にも供給されて検波され、撮像素子3の受光量に応じた
この検波出力信号がA/D変換器7でディジタルデータ
(以下、光量データという)aに変換されてマイコン8
に供給される。
量データaとEEPROM9から読み取った光量基準デ
ータbとが比較され、この比較結果に応じたPWM(パ
ルス幅変調)信号等の絞り制御信号cが形成されてアイ
リスモータ11に供給される。これにより、A/D変換
器7からの光量データaと光量基準データbとが等しく
なるように絞り2の開口度合いが制御される。
の出力信号が適正レベルにあるときの光量データaと等
しくなるように設定されたものであるが、また、後述す
る自動調整により、光量基準データbが光量データaと
一致するとき、マイコン8から得られる絞り制御信号c
が絞りの基準電圧と一致する。そこで、絞り2がある開
口状態にあって、このときの光量データaが光量基準デ
ータbと一致しないときには、マイコン8から得られる
絞り制御信号cは絞りの基準電圧と一致しない。このた
め、アイリスモータ11は動作して絞り2の開口状態が
変化し、遂には、光量データaが光量基準データbと一
致し、かつ絞り制御信号cが絞りの基準電圧に一致する
ことになり、この状態で絞り2は開閉しない。また、こ
のとき、信号処理回路4の出力信号は適正レベルとなっ
ている。
施例の絞り制御動作である。この実施例では、さらに、
マイコン8のRS232Cバス等の外部とのデータコミ
ニュケーションポートにパソコン10が接続されてお
り、パソコン10により、マイコン8の状態を変化させ
て上記の通常モードと以下に説明する自動調整モードと
を切り換えることができる。但し、かかるモードの切り
換えはパソコンの代りに所望のコントローラを用い、例
えばマイコン8の入力電圧を変えるようにしてもよい。
設定される自動調整モード、すなわち、絞り制御時に用
いる光量基準データの自動調整動作について説明する。
ータbが予め格納されている。この光量基準データb
は、上記のように、撮像素子3が適正な光量を受光して
信号処理回路4の出力信号が予め決められた適正レベル
にあるとき、A/D変換器7からの光量データaと一致
するように設計上決められた値のデータである。
一致したとき、マイコン8から出力される絞り制御信号
cが絞りの基準電圧と一致するように設計されている。
しかし、この絞りの基準電圧は装置毎のバラツキがあ
り、ずれを含んでいる。このような状態では、光量デー
タaが光量基準データbと一致しなくとも、絞り制御信
号cが絞りの基準電圧と一致し、絞り2が安定化してし
まい、信号処理回路4の出力信号のレベルは適正レベル
からずれてしまう。
bを調整してこの光量基準データbに絞りの基準電圧の
ずれ分を吸収させるようにしたものである。
撮影する(ステップ200)。その状態で、第1のフィ
ードバックループにより、すなわちこのときのA/D変
換器7からの光量データaとEEPROM9から読み出
したこの光量基準データbとを比較し、この比較結果に
応じた絞り制御信号cでアイリスモータ11を制御する
上記の通常モードでの絞り制御を行なう(ステップ20
1)。マイコン8は光量データaを監視しており、光量
基準データbが適正である場合には、この光量データa
がこの光量基準データbと一致したときには、この光量
データaは信号処理回路4の出力信号が適正レベルにあ
るときの値となる(ステップ202)。この場合には、
通常モードでの絞り制御にこの光量基準データbが使用
される(ステップ204)。
合には、光量データaがこの光量基準データbと一致し
たとき、この光量データaは信号処理回路4の上記の適
正レベルからずれた出力信号のレベルに対するものであ
る(ステップ202)。そこで、マイコン8は、第2の
フィードバックループにより、このずれ分だけ光量基準
データbを変化させ、信号処理回路4の出力信号が適正
レベルになるようにする(ステップ203)。これが適
正レベルになると、そのときの光量基準データbを適正
な光量基準データbとしてEEPROM9に書き替え
(ステップ204)、通常モードでの絞り制御の際の光
量基準データbとして用いるようにする。
量基準データbとの比較結果に応じたPWM信号が絞り
制御信号cとして出力される。以下では、光量データa
が光量基準データbに一致したときに得られる比較出力
電圧を、比較中心電圧ということにする。
である。即ち、いま、比較中心電圧をdとすると、絞り
制御信号cは次のように表される。
き、c=dである。また、絞りの基準電圧をVrとする
と、d=Vrのとき、絞り2は安定して開閉しない。か
かる条件の基に光量基準データbが信号処理回路4の出
力信号が適正なレベルにあるときの適正な光量データa
に等しく設定されているときには、絞り制御はこの適正
な光量データaが得られるように行なわれる。
分ΔVrがあると、 G(b−a)+d=Vr+ΔVr ……(2) (但し、b≠aである)で絞り2は安定化する。このた
めに、絞り制御は適正光量データaが得られない状態で
安定化してしまう。図2で説明したこの実施例の自動調
整動作は、光量基準データbを調整することにより、適
正な光量データaで上記式(2)を満たすようにするも
のである。
タbを変えて自動調整するものであったが、EEPRO
M9に予め記憶されている上記の光量基準データbを適
正光量での適正な光量基準データbと決め、上記の第2
のフィードバックループによる調整に際し、この光量基
準データbをそのまま固定にして、A/D変換器7から
の光量データaとこの光量基準データbとが一致したと
きの比較中心電圧dを変えて自動調整するようにしても
よく、同様の効果が得られる。
の他の実施例を示す構成図であって、12は絞り駆動回
路、13は電源であり、図1に対応する部分には同一符
号を付けて重複する説明を省略する。図1、図2で説明
した上記実施例は、上記式(1)において、光量基準デ
ータbを調整することにより、絞りの基準電圧Vrのず
れ分ΔVrを補正するものであったが、図3に示す実施
例は、上記式(1)において、比較中心電圧dを調整し
て絞りの基準電圧Vrのずれ分ΔVrを含ませることに
より、絞りの基準電圧Vrからこのずれ分ΔVrを補正
するものである。
量基準データを保持しており、また、EEPROM9に
は、上記の比較中心電圧を表わすデータ(以下、比較中
心電圧データという)dが格納されている。マイコン8
は、A/D変換器7からの光量データaとこの光量基準
データとを比較し、EEPROM9の比較中心電圧デー
タdから比較結果に応じた比較電圧を求め、この比較電
圧に応じた絞り制御信号cを形成して絞り駆動回路12
に供給する。絞り駆動回路12はマイコン8からの絞り
制御信号cと電源13からの基準電圧Vsに応じてアイ
リスモータ11を制御し、絞り2の開口度合いを変化さ
せる。このようにして、A/D変換器7からの光量デー
タaと光量基準データとが一致するように、絞り2が制
御される。
が、次に、パソコン10によって設定される比較中心電
圧データdの自動調整モードでの動作について図4を用
いて説明する。
て、光量データaを監視しながら、この光量データaと
光量基準データとを比較すること(ステップ200、2
01)は、図2に示した図1の実施例の動作と同様であ
る。信号処理回路4の出力信号が適正レベルであるとき
の適正な光量データaが光量基準データと一致するとき
には(ステッブ401)、このときの比較中心電圧デー
タdは正しいものとしてEEPROM9に格納されて保
持されるが(ステッブ403)、光量基準データに一致
する光量データaが適正でないときには(ステッブ40
1)、比較中心電圧データdを変化させ(ステップ40
2)、適正な光量データaが光量基準データと一致する
ときの比較中心電圧データdを得るようにする。このよ
うにして得られた比較中心電圧データdが絞りの基準電
圧のずれ分を吸収した求める比較中心電圧データであ
り、これがEEPROM9に格納されて(ステップ40
3)通常モードでの絞り制御に用いられる。
ツキがあっても、このバラツキが吸収されて精度の高い
絞り制御が可能となる。
のさらに他の実施例を示す構成図であって、14はD/
A(ディジタル/アナログ)変換器であり、図3に対応
する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略す
る。同図において、マイコン8は、図3に示した実施例
と同様に、光量データaと光量基準データとの比較結果
に応じた比較電圧で絞り制御信号cを形成し、絞り駆動
回路12に供給するが、さらに、EEPROM9には比
較中心電圧データしは別の所定の電圧データfが格納さ
れており、この電圧データfがEEPROM9から読み
出されてD/A変換器14でアナログ電圧に変換され、
電圧eして絞り駆動回路12に供給される。絞り駆動回
路12はマイコン8からの絞り制御信号cとこの電圧e
とに応じてアイリスモータ11を制御し、絞り2の開口
度合いを変化させる。
がある場合には、このずれ分の補正量が電圧データf
に、従って、D/A変換器14からの電圧eに含まれて
おり、これでもって、絞りの基準電圧のずれ分が補正さ
れる。即ち、図3に示した実施例では、絞り制御回路1
2に一定の基準電圧Vsを用い、絞り制御信号cの比較
中心電圧データdに絞りの基準電圧のずれ分の補正量を
含ませることにより、この絞りの基準電圧のずれ分を補
正するものであったが、この実施例では、この一定の基
準電圧Vsの代わりに絞りの基準電圧のずれ分の補正量
を含んだ電圧eを用いたものであり、これにより、絞り
駆動回路12での絞り制御信号cと電圧eとの比較結果
が絞りの基準電圧のずれ分をキャンセルする。
が、次に、パソコン10によって設定される絞りの基準
電圧のずれ分補正するための電圧データfの自動調整モ
ードでの動作について図6を用いて説明する。
401は、図4に示した図3の実施例の動作と同様であ
る。信号処理回路4の出力信号が適正レベルでの適正な
光量データaが光量基準データと一致するときには(ス
テッブ401)、このときの電圧データfは正しいもの
としてEEPROM9に格納されて保持されるが(ステ
ッブ602)、光量基準データに一致する光量データa
が適正なものでない場合には(ステッブ401)、マイ
コン8は電圧データfを変化させて電圧eを変化させ
(ステップ601)、適正な光量データaが光量基準デ
ータと一致するような電圧データfを求める。このよう
にして得られた電圧データfが絞りの基準電圧のずれ分
の補正量を含んだものであり、これがEEPROM9に
格納されて(ステップ602)通常モードでの絞り制御
に用いられる。
ツキがあっても、このバラツキが吸収されて精度の高い
絞り制御が可能となる。
動調整モード時に被写体照度が不足しているときには、
光量データaが光量基準データに達しない場合もあり、
このような場合には、上記のような光量基準データaや
比較中心電圧データd、電圧データfの調整ができなく
なる。図7はかかる問題をも解消できるようにした図5
に示した実施例に対する本発明によるカメラの絞り制御
装置のさらに他の実施例を示す構成図であって、15は
ホール素子、16は絞り値検出回路、17はA/D変換
器であり、図5に対応する部分には同一符号を付けて重
複する説明を省略する。
の絞り値を検出し、被写体照度の不足で絞り2がオープ
ン状態になると、被写体照度不足の警告を発するように
したものである。
が設けられている。このホール素子15はアイリスモー
タ11内に発生する磁界を検出し、アイリスモータ11
の回転角度、すなわち絞り2の絞り値に対応するアナロ
グ電圧(以下、絞り値電圧という)gを発生する。この
絞り値電圧gは絞り値検出回路16を介してA/D変換
器17に供給され、ディジタルデータ(即ち、絞り値電
圧データという)hに変換されてマイコン8に供給され
る。ホール素子15からの絞り値電圧gは、絞り2がオ
ープン状態からクローズ状態まで変化しても、その電圧
変化が微小であるため、絞り値検出回路16は、絞り値
電圧gの電圧変化幅が充分得られるように、この絞り値
電圧gを増幅する。マイコン8はA/D変換器17から
の現在の絞り値電圧データhとマイコン8内部の絞りオ
ープン時に対して設定された絞り値電圧データ(以下、
これをオープン時基準絞り値電圧データという)とを比
較し、絞り2がオープン状態にあるか否かを判定する。
が、次に、パソコン10によって設定される自動調整モ
ードでの動作について図8を用いて説明する。
00、801を付加したものである。すなわち、自動調
整モードにおいて、図6で説明したように、光量データ
aと光量基準データとか等しくなるように電圧データf
を変化させていくが(ステップ601)、これによって
アイリスモータ11が制御されて絞り2の開口度合いが
変化していく。ホール素子15はこの開口度合いに応じ
た絞り値電圧gを出力し、マイコン8はA/D変換器1
7から絞り値電圧データhを取り込んで上記のオープン
時基準絞り値電圧データと比較する(ステップ80
0)。
601、800の一連の動作が繰り返され、そのうちに
光量データaが光量基準データと等しくなれば、このと
きの電圧データfがEEPROM9に格納されるが(ス
テップ602)、被写体の照度が不足していて光量デー
タaが光量基準データと等しくなる前に絞り2がオープ
ン状態になり、A/D変換器17からの絞り値電圧デー
タhが上記のオープン時基準絞り値データと等しくなる
と、マイコン8は被写体照度不足の警告データをその出
力端子から警告手段にもしくはパソコン12に出力する
(ステップ801)。
るときには、自動調整が不完全であることを容易に判断
することができる。
例では、自動調整モード時に被写体照度が不足して光量
データaが光量基準データに達しない場合には、自動調
整ができない。これに対し、図9は被写体照度が不足し
た場合でも自動調整を可能とした図5に示した実施例に
対する本発明によるカメラの絞り制御装置のさらに他の
実施例を示す構成図であって、4´は信号処理回路であ
り、図7に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
信号処理回路4は利得が一定のものであったが、信号処
理回路4´は利得可変のものであり、この利得は自動調
整モード時にマイコン8によって制御される。
10により説明する。この動作は、図8でのステップ8
01の代りにステップ1000を設けたものである。す
なわち、図8で説明したように、絞り2の絞り値が変化
して遂に絞り2がオープン状態になると(ステップ80
0)、マイコン8は利得制御信号iを信号処理回路4´
に供給し、光量データaが光量基準データと等しくなる
ようにその利得を変化させる(ステップ1000)。こ
れにより、絞り2は常に駆動状態にあるので、被写体照
度がどのようなときでも、電圧データfを自動調整可能
となる。
写体照度が余りにも不足していて、信号処理回路4´の
利得がその可変範囲の最大値になった場合、被写体照度
不足の警告を発するようにすれば、さらに効果的であ
る。
図5に示した実施例のように、電圧データfの自動調整
についてのものであったが、図1や図3に示した実施例
のように、光量基準データbや比較中心電圧データdの
自動調整についても同様である。
絞りのアイリスモータを制御するための基準電圧にバラ
ツキがあっても、その絞りのアイリスモータに対して最
適なものに自動調整可能であるから、調整工数を削減で
きて、しかも、調整誤差を大幅に低減できる。
を示す構成図である。
を示すフローチャートである。
例を示す構成図である。
を示すフローチャートである。
の実施例を示す構成図である。
を示すフローチャートである。
の実施例を示す構成図である。
を示すフローチャートである。
の実施例を示す構成図である。
作を示すフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 通常モードと自動調整モードとが選択可
能であって、該通常モード時、受光量に応じた信号の光
量データと予め設定された光量基準データとを比較し、
その比較結果が絞りの基準電圧と等しくなるように絞り
を制御するようにしたカメラの絞り制御装置において、
該自動調整モード時、一定照度の被写体を撮影し、光量
データと比較しながら光量基準データを変化させて該絞
りを制御し、該光量データを規定の光量データに等しく
する手段を設け、該手段によって得られた該光量基準デ
ータを該通常モードでの上記光量基準データとすること
を特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 【請求項2】 通常モードと自動調整モードとが選択可
能であって、該通常モード時、受光量に応じた信号の光
量データと予め設定された光量基準データとを比較し、
その比較結果に応じて絞り制御信号を形成し、該絞り制
御信号によって絞りを制御するようにしたカメラの絞り
制御装置において、該自動調整モード時、一定照度の被
写体を撮影し、光量データと光量基準データと比較しな
がらその比較結果の比較中心電圧データを変化させて該
絞りを制御し、光量データが規定の光量データに等しく
なる比較中心電圧データを得る手段を設け、得られた該
比較中心電圧データを該通常モードでの上記比較結果の
比較中心電圧データとすることを特徴とするカメラの絞
り制御装置。 - 【請求項3】 通常モードと自動調整モードとが選択可
能であって、該通常モード時、受光量に応じた信号の光
量データと予め設定された光量基準データとを比較して
その比較結果に応じた絞り制御信号を形成し、絞り駆動
回路が該絞り制御信号と基準電圧とに応じて絞りを制御
するようにしたカメラの絞り制御装置において、該自動
調整モード時、一定照度の被写体を撮影し、光量データ
と光量基準データと比較しながら絞り駆動回路での基準
電圧を変化させて該絞りを制御し、光量データが規定の
光量データに等しくなる該基準電圧を得る手段を設け、
得られた該基準電圧を該通常モードでの該絞り駆動回路
の基準電圧とすることを特徴とするカメラの絞り制御装
置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3において、前記自
動調整モードで前記絞りがオープン状態になったことを
検出する第1の手段と、該手段によって前記絞りがオー
プン状態になったことが検出されたとき、被写体の照度
不足の警告信号を出力する第2の手段とを設けたことを
特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 【請求項5】 請求項1、2または3において、前記自
動調整モードで前記絞りがオープン状態になったことを
検出する第1の手段と、該第1の手段によって絞りがオ
ープン状態になったことが検出されたとき、前記受光量
に応じた信号を処理する信号処理回路の利得を制御する
第2の手段とを設けたことを特徴とするカメラの絞り制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171893A JP2913226B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | カメラの絞り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3171893A JP2913226B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | カメラの絞り制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04368924A JPH04368924A (ja) | 1992-12-21 |
JP2913226B2 true JP2913226B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15931766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3171893A Expired - Lifetime JP2913226B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | カメラの絞り制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2913226B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3171893A patent/JP2913226B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04368924A (ja) | 1992-12-21 |
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