JP2911436B1 - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP2911436B1
JP2911436B1 JP10023346A JP2334698A JP2911436B1 JP 2911436 B1 JP2911436 B1 JP 2911436B1 JP 10023346 A JP10023346 A JP 10023346A JP 2334698 A JP2334698 A JP 2334698A JP 2911436 B1 JP2911436 B1 JP 2911436B1
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哲也 金子
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】本発明は従来例におけるスナップ係合方式を排
し、単にカバーを閉合方向へプッシュ操作するのみでワ
ンタッチでベースに対するカバーのロック状態が形成で
き、更にカバ−の上面を再プッシュするのみでワンタッ
チでベースに対するカバーのロック解除状態を形成でき
るようにしたカードコネクタを提供する。 【解決手段】コネクタハウジングを構成するベース1に
は同ハウジングに収容されたICカード4の外部接点8
と接触するコンタクト5を備える。更にベース1に対す
るカバー2の閉合を保持するロック機構として、例えば
上記ベース1側に設けたカム要素13と、カバー2に設
けた上記カム要素13によりロック位置とロック解除位
置に案内される係止片14とから成り、上記カバー2の
プッシュ操作により上記係止片14のカム要素13に対
するロック位置への案内がなされ、且つこのロック状態
における再プッシュ操作により上記係止片14のカム要
素13に対するロック解除位置への案内がなされるカー
ドコネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は現金の自動引出機、
パソコン、カメラ、電話機等の電子機器に装填して使用
されるICカード用のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−185973号公報はベース
と該ベースに対し開閉されるカバーとによりコネクタハ
ウジングを構成し、上記ベースには上記コネクタハウジ
ングに収容されたICカードの外部接点と接触すべく配
置されたコンタクトを備え、上記カバーのベースに対す
る閉合を保持するロック機構を備えたカードコネクタを
開示している。
【0003】そして上記ロック機構としては、カバーの
側板から係止爪を切り起こし、カバーをベースに対し閉
合する時に、この係止爪をベースに設けた弾性係止片の
係止孔にスナップ係合する構造を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記カードコ
ネクタにおいては、カバーを手指で摘持すると共に、開
方向へ引っ張り上げて上記スナップ係合を解除する操作
が必要であり、これがカバーを開きICカードを着脱す
る際の操作性を悪化している。
【0005】又係止爪又は係止片がスナップ係合又は係
合解除する際に、係止爪の永久変形又は欠落を引き起こ
しロック不全を招来する問題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記スナップ係
合方式を排し、単にカバーを閉合方向へプッシュ操作す
るのみでベースに対するカバーのロックとロック解除、
即ちカバーの開閉が行なえるようにしたカードコネクタ
を提供するものである。よって上記従来例に代表される
カバー開閉の操作性の悪さや、ロック不全の問題の解決
に資するものである。
【0007】要述すると、本発明に係るカードコネクタ
は、上記ベースに対するカバーの閉合をロックするため
の機構が、上記コンタクトを保有するベース側又はカバ
ー側の一方に設けられたカム要素と、他方に設けられた
上記カム要素によりロック位置とロック解除位置に案内
される係止片とから成る。
【0008】そして上記カバーのベースに対する閉合方
向への第1回目のプッシュ操作により上記係止片のカム
要素に対するロック位置への案内がなされ、且つこのロ
ック状態における上記閉合方向への第2回目のプッシュ
操作により上記係止片のカム要素に対するロック解除位
置への案内がなされるようにし、所謂既知のハートカム
機構の採用により、該ハートカム機構が有するプッシュ
アンドプッシュ操作でロックと解除が行なえる利点を活
用し、以ってカードコネクタにおいて懸案となっている
カバーの開閉操作性の改善に資するものである。
【0009】適例として上記カバーはその一端をベース
の一端に開閉可に枢結し、カバーの他端とベースの他端
間に上記ロック機構を設ける。即ち、カバーの自由端に
上記カム要素又は係止片の一方を、該カバー自由端に対
応するベースの端部に他方を夫々設ける。
【0010】上記コンタクトは上記ロック状態を維持す
る手段として兼用できる。即ち上記カバーに与えられた
第1回目のプッシュ操作によりコンタクトをその弾力に
抗し変位させ、該第1回目のプッシュ操作におけるプッ
シュ解除時に該コンタクトの反力で上記ICカードの外
部接点との加圧接触状態を形成すると共に、同反力で上
記カム要素に対する係止片のロック状態を維持する構成
とする。そして上記カバーに与えた上記第2回目のプッ
シュ操作におけるプッシュ解除時に上記コンタクトの反
力で上記カバー側に設けられたカム要素又は係止片を上
記カバー開放と一緒に上方へ離間させる。又上記カバー
自由端の両端とベース端部の両端の何れか一方に一対の
上記カム要素を設け、他方に一対の上記係止片を夫々設
け、上記第1回目と第2回目のプッシュ操作による上記
一対のカム要素と一対の係止片の係脱に要するバネ手段
を上記コンタクトで兼用した。
【0011】又上記係止片は弾性変位可能な構造にし、
該係止片の弾性変位を伴いつつ上記カム要素によるロッ
ク位置とロック解除位置への案内がなされるようにし、
よって係止片をベース又はカバーの定位置に固定しつ
つ、その弾性を利用して上記ロックと解除が図れるよう
にし、構造の簡素化を図った。
【0012】
【発明の実施の形態】図1,図2に示すように、カード
コネクタは絶縁材から成るベース1と絶縁材又は金属か
ら成るカバー2とから成る。上記カバー2はその一端が
ベース1の一端に軸3を以って枢結され、カバー2は該
軸3を支点として回動し、ベース1に対し開閉される。
【0013】
【0014】上記ベース1とカバー2によりICカード
4を収容する扁平で方形のコネクタハウジングが形成さ
れる。上記コネクタハウジングを形成するベース1はコ
ンタクト5を保有する。このコンタクト5は金属板より
打抜き曲げ加工された導電条片から成り、ICカード4
の外部接点8と対応して並設し、例えば図3,図4等に
示すように、コンタクト群の列を二列配置にする。
【0015】各コンタクト5は上記の通り導電条片から
成り、該導電条片の一部でベース1に対する植設部から
延びる弾性接片6を形成しており、該弾性接片6の自由
端にはベース内表面から突出する接点部7を形成してい
る。
【0016】又上記コンタクト5を形成する導電条片は
上記植設部から弾性接片6とは反対側へ延ばされた端子
11を形成しており、コンタクト5はこの端子11を以
って電子機器内回路基板12と接続される。
【0017】他方上記ICカード4は扁平で且つ略方形
を呈し、カード内に情報の記録又は読出し用のICチッ
プを保有しており、ICカード4の表面には該ICチッ
プの外部接点8が上記コンタクト5の接点部7と対応し
て並設されている。
【0018】上記ICカード4はカードコネクタを介し
電子機器内情報処理回路と接続し、ICカード4が保有
する情報を電子機器に付与するか、又は電子機器が保有
する情報をICカード4に取り込む。
【0019】上記ICカード4は例えば図2に示すよう
に、カバー2に挿入される。カバー2はカード挿入スペ
ース9を有し、該カード挿入スペース9は軸支部とは反
対側の自由端で開口する。ICカード4は該開口部10
を通じてカード挿入スペース9内へ挿入又は抜去され
る。
【0020】上記カバー2を軸3を支点として回動し、
ベース1に対し閉合することにより、上記ICカード4
の外部接点8をコンタクト5の接点部7に押し当て、こ
の押し当てによりコンタクト5の弾性接片6をその弾性
に抗し変位させ、その反力で接点部7を外部接点8に加
圧接触せしめる。
【0021】上記ICカード4はカバー2に挿入する
他、ベース1に装填し、カバー2をベース1に対し閉合
することにより、上記ICカード4を押圧して外部接点
8をコンタクト5の接点部7に押し当てる構成とするこ
とができる。
【0022】この場合、カバー2はICカード4を押圧
し、外部接点8を接点部7に押し当てる手段、ベース1
に収容されたICカード4を保護する手段として機能す
る。
【0023】上記カバー2は導電金属板にて形成して、
ICカード4を覆い、該導電カバー2を閉合した時に、
同カバー2の局部にベース1に設けたシールド用コンタ
クト要素を介して回路基板12のアースラインに接続
し、シールド構造を形成できる。
【0024】例えば後述する係止片14の端部に上記コ
ンタクト要素15を設け、回路基板12のアースライン
に接続しノイズに対するシールドを図る。
【0025】上記ベース1とカバー2間には、カバー2
のベース1に対する閉合を保持するロック機構を設け
る。上記カードコネクタのコンタクト5とICカード4
の外部接点8の加圧接触状態はこのロック機構によって
保持される。
【0026】又はカバー2によるICカード4の保護状
態を保持するために上記ロック機構が必要である。
【0027】上記ロック機構は上記ベース1側又はカバ
ー2側の一方に設けられたカム要素13と、他方に設け
られた上記カム要素によりロック位置とロック解除位置
に案内される係止片14とから成る。
【0028】上記カバー2のベース1に対する閉合方向
への第1回目のプッシュ操作により上記係止片14のカ
ム要素13に対するロック位置への案内がなされ、この
ロック状態における上記閉合方向への第2回目のプッシ
ュ操作により上記係止片14のカム要素13に対するロ
ック解除位置への案内がなされる。
【0029】適例として上記カバー2の一端をベース1
の一端に開閉可に枢結し、カバー2の他端とベース1の
他端間に上記ロック機構を設ける。即ち、カバー2の自
由端に上記カム要素13又は係止片14の一方を、該カ
バー2の自由端に対応するベース1の端部に他方を設け
る。
【0030】上記カム要素13は例えばハートカムと呼
称されているカムを用い、図面はこのカム要素13をカ
バー2の端部に設け、係止片14をベース1の端部に設
けた場合を示している。
【0031】上記係止片14はベース1の端縁部の両端
に一対設けられ、カム要素13はこの一対の係止片14
に対応してカバー2の端縁部の両端に一対設けられ、両
者はベース1に対しカバー2を開閉する時に協働してロ
ックとロック解除状態を形成する。
【0032】上記係止片14は弾性変位可能な構造に
し、該係止片14の弾性変位を伴いつつ上記カム要素1
3によるロック位置とロック解除位置への案内がなされ
るようにする。
【0033】以下カバー2を開閉操作する際の、上記ロ
ック機構の動作を図5乃至図12に基いて説明し構造を
説明する。図5乃至図9はカバー2に第1回目のプッシ
ュ操作を与えて、ロック機構のロック状態を形成する場
合を動作順に示し、図10乃至図12はカバー2に第2
回目のプッシュ操作を与えて、ロック機構のロック解除
状態を形成する場合を動作順に示している。
【0034】図5A,Bに示すように、カバー2は開放
状態にあり、この状態でカバー2内にICカード4を挿
入する。
【0035】この時、カム要素13と係止片14は上下
に離間し、ロック解除状態にある。
【0036】次に図6A,Bに示すように、上記カバー
2をベース1に対し閉合する過程において、先ず係止片
14がカム要素13の一側に形成された第1ガイド面1
6に当接する。
【0037】この時カバー2はコンタクト5の接点部7
に対するICカード4の外部接点8への押し当てを開始
している。
【0038】次に図7,図8に示すように、上記カバー
2の閉合操作を進行すると、係止片14は第1ガイド面
16に案内されつつその弾性に抗して一側方へ弾性変位
され、第1ガイド面16の終端においてカム要素13か
ら上方へ離間し、図8に示すように、カバー2の端縁部
の両端内面17に一旦当接し停止する。
【0039】図6から図8の状態までは手指によるカバ
ー2の上面に対する第1回目のプッシュを維持してい
る。
【0040】次に図9A,Bに示すように、カバー2に
対するプッシュを解除すると、カバー2がコンタクト5
の弾性接片6の反力により開方向へカム要素13と一緒
に若干押し上げられ、この押し上げに伴い係止片14が
その反力により他側方ヘ弾性変位しつつ上記上昇せるカ
ム要素13の突部18の一側に弾接係合する。これによ
りベース1に対するカバー2の閉合状態が保持される。
【0041】又コンタクト5の弾性接片6は図9Aに示
すように、カバー2により押圧されてその弾力に抗し下
方へ弾性変位されて弾力を蓄え、その反力によりICカ
ード4の外部接点8に接点部7を加圧接触せしめると同
時に、コンタクト5はその反力によりカバー2及びカム
要素13を開方向に付勢し、上記カム要素13に対する
係止片14のロック状態を維持する。
【0042】次に図10乃至図12に基づき、カバー2
に対し第2回目のプッシュ操作を与えてロック解除状態
を形成する場合について説明する。
【0043】図9A,Bに示すロック状態において、図
10A,Bに示すように、カバー2の上面に手指により
第2回目のプッシュ操作を与えると、カバー2がカム要
素13と一緒に若干閉合方向へ下降し、この結果、係止
片14が突部18より外れてカバー2の内面に当接す
る。
【0044】次に図11A,Bに示すように、上記カバ
ー2に与えていた第2回目のプッシュを解除すると、係
止片14は残留している弾力に従い他側方へ弾性変位し
て突部18を乗り超え、更にコンタクト5に蓄えられた
弾力によりカバー2がカム要素13と一緒に押し上げら
れると、係止片14はカム要素13の他側面に設けた第
2ガイド面19に案内されて他側方へ弾性変位し弾力を
蓄え、第2ガイド面19の終端に至る。
【0045】更にコンタクト5の押し上げ力によるカバ
ー2の開放が進行すると、図12A,Bに示すように、
カム要素13がカバー2と一緒に上方移動し、この結果
係止片14は図11により蓄えられた弾力により一側方
へ復元し、保有弾力は零の状態となって第1ガイド面1
6の始端と対向し離間した状態が形成される。
【0046】この図12の状態は図5の状態と全く同じ
である。この状態においてICカード4の差し換えが行
なわれる。
【0047】上記ICカード4はカバー2に挿入する場
合の他、ベース1に直接装填した場合にも上記図5乃至
図12の動作が得られる。
【0048】又上記カム要素13をベース1側に、係止
片14をカバー2側に設けても上記と同様のロック及び
ロック解除動作が得られる。
【0049】又上記カム要素13と係止片14はカバー
2及びベース1の側面に設けて上記と同様の動作を得る
ことができる。
【0050】上記係止片14は図面に例示の如き板バネ
片又は弾性線材等を用いる他、係止片を第1ガイド面1
6と第2ガイド面19に沿って移動できるように設ける
ことにより上記動作を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は従来例におけるスナップ係合方
式を排し、単にカバーを閉合方向へプッシュ操作するの
みでワンタッチでベースに対するカバーのロック状態が
形成できると共に、更にカバーの上面を再プッシュする
のみでワンタッチでベースに対するカバーのロック解除
状態を形成でき、ベースに対するカバーの開閉が簡便に
行なえる。よって上記従来例に代表されるカバー開閉の
操作性の悪さや、ロック不全の問題の解決に貢献するも
のである。
【0052】本発明は所謂既知のハートカム機構の採用
により、該ハートカム機構が有するプッシュアンドプッ
シュ操作でロックと解除が行なえる利点を活用し、以っ
てカードコネクタにおいて懸案となっているカバーの開
閉操作性の改善に資するものである。
【0053】又上記係止片は弾性変位可能な構造にし、
該係止片の弾性変位を伴いつつ上記カム要素によるロッ
ク位置とロック解除位置への案内がなされるようにする
ことにより、係止片をベース又はカバーの定位置に固定
しつつ、その弾性を利用して上記ロックと解除が図れる
ようにし、構造の簡素化を図った。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはカードコネクタの平面図、BはA図の破線
円で囲った部位に設けられたロック機構の斜視図。
【図2】上記カードコネクタの側面図。
【図3】上記カードコネクタのベースの平面図であり、
係止片のニュートラル位置からの弾性変位量と方向を示
す図。
【図4】上記ベースの側面図。
【図5】Aはカードコネクタのカバーを開放状態にし、
カム要素と係止片がロック解除されている状態を示す縦
断面図、Bは同状態を図1のA−A線断面を以って示す
横断面図。
【図6】Aはカードコネクタのカバーに第1回目のプッ
シュ操作を与えて閉合する初期過程において、コンタク
トの押圧を開始し且つカム要素による係止片の案内を開
始した状態を示す縦断面図、Bは同状態を図1における
A−A線断面を以って示すカードコネクタの概略横断面
図。
【図7】上記カバーの閉合が進行して係止片がカム要素
の第1ガイド面に案内されている状態を図1におけるA
−A線断面を以って示すカードコネクタの概略横断面
図。
【図8】上記カバーの閉合が更に進行してコンタクトの
押圧を進行すると共に係止片がカム要素の第1ガイド面
の終端に到達している状態を図1におけるA−A線断面
を以って示すカードコネクタの概略横断面図。
【図9】Aは上記カバーを完全に閉合してコンタクトが
ICカードの外部接点に加圧接触すると共に、カム要素
に係止片が係合してロック状態を完成しているカードコ
ネクタの縦断面図、Bは同状態を図1におけるA−A線
断面を以って示すカードコネクタの概略横断面図。
【図10】Aは図9に示すロック状態において、カバー
に対し第2回目のプッシュ操作を与えて係止片をカム要
素から離間している状態を示すカードコネクタの縦断面
図、Bは同状態を図1におけるA−A線断面を以って示
すカードコネクタの横断面図。
【図11】Aは第2回目のプッシュを解除してカバーが
開放を開始し、係止片をカム要素の第2ガイド面で案内
している状態を示すカードコネクタの縦断面図、Bは同
状態を図1のA−A線断面を以って示すカードコネクタ
の概略横断面図。
【図12】Aは上記ロックが完全に解除されてカバーが
完全に開放した状態を示すカードコネクタの縦断面図、
Bは同状態を図1のA−A線断面を以って示すカードコ
ネクタの概略横断面図。
【符号の説明】
1 ベース 2 カバー 3 軸 4 ICカード 5 コンタクト 6 弾性接片 7 接点部 8 外部接点 9 カード挿入スペース 10 開口部 11 端子 12 回路基板 13 カム要素 14 係止片 15 接地用コンタクト要素 16 第1ガイド面 17 内面 18 突部 19 第2ガイド面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/629 H01R 23/00 G06K 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースの一端に該ベースに対し開閉される
    カバーの一端を枢結してコネクタハウジングが構成さ
    れ、上記ベースには上記コネクタハウジングに収容され
    たICカードの外部接点と接触すべく配置されたコンタ
    クトを備え、上記カバーのベースに対する閉合を保持す
    るロック機構を備えたカードコネクタにおいて、上記ロ
    ック機構が上記ベース側又はカバー側の一方に設けられ
    たカム要素と、他方に設けられた上記カム要素によりロ
    ック位置とロック解除位置に案内される係止片とから成
    り、上記カバーのベースに対する閉合方向への第1回目
    のプッシュ操作により上記係止片のカム要素に対するロ
    ック位置への案内がなされ、且つこのロック状態におけ
    る上記コンタクトの反力に抗する閉合方向への第2回目
    のプッシュ操作により上記係止片のカム要素に対するロ
    ック解除位置への案内がなされ、上記カバーに与えた第
    1回目のプッシュ操作によりコンタクトがその弾力に抗
    し変位され、該第1回目のプッシュ操作におけるプッシ
    ュ解除時に該コンタクトの反力で上記ICカードの外部
    接点との加圧接触状態を形成すると共に、同反力で上記
    カム要素に対する係止片のロック状態を維持し、上記カ
    バーに与えた上記第2回目のプッシュ操作におけるプッ
    シュ解除時に上記コンタクトの反力で上記カバー側に設
    けられたカム要素又は係止片を上記カバー開放と一緒に
    上方へ離間させることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 【請求項2】ベースの一端に該ベースに対し開閉される
    カバーの一端を枢結してコネクタハウジングが構成さ
    れ、上記ベースには上記コネクタハウジングに収容され
    たICカードの外部接点と接触すべく配置されたコンタ
    クトを備え、上記カバーのベースに対する閉合を保持す
    るロック機構を備えたカードコネクタにおいて、上記ロ
    ック機構が上記ベース側又はカバー側の一方に設けられ
    たカム要素と、他方に設けられた上記カム要素によりロ
    ック位置とロック解除位置に案内される係止片とから成
    り、上記カバーのベースに対する閉合方向への第1回目
    のプッシュ操作により上記係止片のカム要素に対するロ
    ック位置への案内がなされ、且つこのロック状態におけ
    る上記閉合方向への第2回目のプッシュ操作により上記
    係止片のカム要素に対するロック解除位置への案内がな
    されるように構成し、上記カバー自由端の両端とベース
    端部の両端の何れか一方に一対の上記カム要素を設け、
    他方に一対の上記係止片を夫々設け、上記第1回目と第
    2回目のプッシュ操作による上記一対のカム要素と一対
    の係止片の係脱に要するバネ手段を上記コンタクトで兼
    用したことを特徴とするカードコネクタ。
  3. 【請求項3】上記係止片が弾性変位可能な構造を有し、
    該係止片の弾性変位を伴いつつ上記カム要素によるロッ
    ク位置とロック解除位置への案内がなされることを特徴
    とする請求項1又は2記載のカードコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101366182B1 (ko) * 2012-09-21 2014-02-25 히로세코리아 주식회사 카드 소켓 커넥터

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JPH11224724A (ja) 1999-08-17

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