JP2910381B2 - プラズマ装置 - Google Patents

プラズマ装置

Info

Publication number
JP2910381B2
JP2910381B2 JP4041566A JP4156692A JP2910381B2 JP 2910381 B2 JP2910381 B2 JP 2910381B2 JP 4041566 A JP4041566 A JP 4041566A JP 4156692 A JP4156692 A JP 4156692A JP 2910381 B2 JP2910381 B2 JP 2910381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
plasma
magnetic field
discharge
ecr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4041566A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05242997A (ja
Inventor
正敏 ▲徳▼島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP4041566A priority Critical patent/JP2910381B2/ja
Publication of JPH05242997A publication Critical patent/JPH05242997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2910381B2 publication Critical patent/JP2910381B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plasma Technology (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ装置の構造、
特にECRプラズマ装置の放電開始を容易にする装置構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】ECRプラズマ装置はマグネトロン発振
管などで発生させたマイクロ波(通常、工業用周波数
2.45GHzを用いる)を導波管を用いてプラズマ発
生室内に導入し、プラズマ発生室内に形成された外部磁
場(マイクロ波の周波数が2.45GHzの場合875
G)中で電子を電子サイクロトロン共鳴(ECR)によ
り連続加速し、それによって発生した高エネルギー電子
の衝突電離作用(α作用)によってプラズマを維持する
プラズマ装置である。電子は旋回運動を行いながら加速
し続けるため、電子がプラズマ発生室壁面等に衝突する
までにガス分子に衝突する確率が高く、平行平板電極形
のプラズマ装置では困難な10-3〜10-1Paの比較的
低いガス圧においても安定にプラズマが生成する。ま
た、電子はマイクロ波の1周期以上にわたって連続的に
加速されうるため、低いマイクロ波電界強度でも効率的
にプラズマが生成する。更に、シース電圧が比較的小さ
ためイオン照射による基板へのダメージが小さい、電
極をプラズマ発生室内に挿入する必要が無く電極金属に
よる汚染が無いなどの特徴がある。これらの特徴を活か
してECRプラズマ装置は低ダメージで異方性加工が行
えるドライエッチング装置や、低ダメージで被覆性良好
なプラズマCVD装置等に応用されている。
【0003】図5に従来のECRプラズマ装置の装置構
造を示す。ECRに必要な外部磁場15は、永久磁石や
電磁コイルによって形成するが、磁場形状や磁場強度を
自由に変えられるという利点から電磁コイル6が多用さ
れている。磁場形状を発散磁場形にした場合は、電子の
ドリフトによって生ずる電界により正イオンの引出しが
行われる。この場合は通例、基板支持台7はECRに必
要な外部磁場の形成されている位置、即ちECRポイン
ト16から離れた位置に置かれる。また、磁場形状をほ
ぼ平行磁場形にし、発散磁場による正イオンの引出しを
利用せず、基板8の表面に生ずるシース電圧によるイオ
ンの加速のみを利用する場合もある。この場合には磁場
勾配によるイオンの加速を極力抑制するため、プラズマ
が最も生成し易いECRポイント16を基板8の直上に
配置する。この様に、ECRポイント16の基板支持台
7に対する相対位置は、その目的に応じて微妙に調整さ
れる。
【0004】なお図5において、1はマイクロ波発振
管、2は導波管、3はテーパ導波管、4はマイクロ波導
入窓、5はプラズマ発生室、9はマイクロ波、10は定
在波である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにECR
プラズマ装置は、一旦放電を開始するとECRポイント
で効率的にマイクロ波電力が電子のエネルギに変換さ
れ、低ガス圧,低電界強度でも安定にプラズマを生成し
続ける。しかし、ガス圧が特に低い場合、印加マイクロ
波電力が小さい場合など、条件によっては放電の開始自
体がなかなか起こらない場合がある。
【0006】本発明の目的は、低ガス圧,低マイクロ波
電力では放電開始が起こりにくい場合があるという問題
を解決したプラズマ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、磁場中を
運動する電子とマイクロ波の電子サイクロトロン共鳴に
よりプラズマを生成するプラズマ装置において、マイク
ロ波を反射する材料からなる基板支持台を備え、放電開
始前に、前記磁場の形成と前記マイクロ波の印加を行い
ながら前記基板支持台の位置が磁界に対し相対的に
動することを特徴とする。
【0008】第2の発明は、磁場中を運動する電子とマ
イクロ波の電子サイクロトロン共鳴によりプラズマを生
成するプラズマ装置において、マイクロ波の反射板を備
え、放電開始前に、前記磁場の形成と前記マイクロ波の
印加を行いながら前記反射板の位置がマイクロ波の入
射方向に沿って移動することを特徴とする。
【0009】第3の発明は、磁場中を運動する電子とマ
イクロ波の電子サイクロトロン共鳴によりプラズマを生
成するプラズマ装置において、放電開始前に、前記マイ
クロ波を印加しながら電子サイクロトロン共鳴を起こす
磁場強度を持つ位置を、電流変化により移動させる電気
的手段を有することを特徴とする。
【0010】第4の発明は、磁場中を運動する電子とマ
イクロ波の電子サイクロトロン共鳴によりプラズマを生
成するプラズマ装置において、放電開始前に、前記磁場
の形成と前記マイクロ波の印加を行いながら、前記マイ
クロ波の周波数が変化することを特徴とする。
【0011】
【作用】図5の従来の装置構造に示したように、プラズ
マ発生室5内に導入されたマイクロ波9は、放電開始前
はプラズマ発生室内で反射されて定在波を形成する。多
くの場合、マイクロ波導入窓4に対面して位置する基板
支持台7で殆どのマイクロ波が反射され、基板支持台7
の前面に定在波10を形成する。図5の様に定在波の節
12,14の辺りにECRポイント16があると、EC
Rポイント16にある電子に作用する電界の強度は小さ
く、効率よく電子が加速されない。逆に、腹11,13
の位置にECRポイントがあると、入射波のみの場合の
2倍の電界がECRポイントにある電子に作用するた
め、効率よく電子の加速が行われ、放電が開始し易くな
る。従って、あらゆる場合にプラズマの放電を容易にす
るためにはECRポイントを定在波の腹の位置付近に設
定すればよい。一方、一旦放電が開始して、プラズマを
利用したエッチングやCVDを行っている最中のECR
ポイントの位置は、プラズマ電位,プラズマ密度,電子
温度,イオン温度等のプラズマパラメータを制御すると
いう観点から設定するものであり、必ずしも放電開始前
のマイクロ波の定在波の腹の位置と一致しているとは限
らない。例えば、低エネルギーのイオン用いて低ダメ
ージ異方性エッチングを行うECRドライエッチング装
置ではECRポイントを基板上1cm程度の所に置くこ
とによって磁場勾配によるイオン引出しの効果を極力抑
え、イオンの加速をイオンシースポテンシャルによる加
速のみにする場合がある。これによってイオン衝撃によ
るダメージを低減し、しかも高いイオン電流密度により
高速エッチングを実現している。しかし、放電前のマイ
クロ波の定在波の腹の位置は基板上3cm,9cm等の
位置にあり、エッチング中のECRポイントの位置と一
致していない。この様な場合においても安定して放電が
開始するよう、放電開始時に一時的にECRポイントを
定在波の腹付近に移動させる機構を備えた装置構造を考
案した。
【0012】定在波の腹の位置は、入射マイクロ波の波
長をλとすると、図6に示した様に、マイクロ波が反射
した位置からλ(2n+1)/4(n=0,1,2,・
・・)の距離の点となる。第1の発明の様に基板支持台
をマイクロ波を反射する材料で構成すれば、基板支持台
前面に定在波が形成されるから、放電開始前に基板支持
台をマイクロ波の入射方向に移動させることによって定
在波の腹をECRポイントに移動させることができる。
また、第2の発明の装置構造は定在波の腹を移動させる
ためのマイクロ波反射波を基板支持台とは別に設けたも
のであり、放電開始前に、マイクロ波反射板をマイクロ
波の入射方向に移動させることによって反射板前面に形
成される定在波の腹の位置をECRポイントに移動させ
ることができる。一旦プラズマが生成してしまえば、導
入されたマイクロ波はECRポイントで吸収されるた
め、基板支持台や反射板に到達して反射されるマイクロ
波は無くなり、定在波を生じない(図6参照)。
【0013】マイクロ波の定在波の腹の位置をECRポ
イントの位置に一時的に重ねるには、ECRポイントを
定在波の腹の位置に移動させてもよい。マイクロ波の周
波数がf[Hz]であるとき、ECRを起こす磁場の強
度は3.57×10-7f[G]であるから、磁場強度が
3.57×10-7f[G]の位置を放電前だけ定在波の
腹の位置と重ねることによって実現される。この方式を
用いた装置が第3の発明のプラズマ装置である。
【0014】放電開始前のプラズマ発生室内でのマイク
ロ波の伝播は真空と同等と見なせるから、プラズマ発生
室が導波管と見なせない場合には、マイクロ波の周波数
fと波長λの関係はλ=c/f(cは光速度)で表され
る。従って、定在波の腹の位置は反射板からc(2n+
1)/(4f)(n=0,1,2,・・・)の距離の位
置となり、マイクロ波の周波数fを大きくすると反射板
に近付く方向に、また、fを小さくすると反射板から遠
ざかる方向に移動することが分かる。一方、上述したよ
うにECRポイントの磁場強度は3.57×10-7
[G]であるからECRポイントの位置も移動する。図
7に示したようにプラズマ発生室内の外部磁場強度分布
は通例、ECRポイント付近ではマイクロ波導入窓から
遠ざかる(基板支持台に近付く)につれて減衰する向き
の勾配をもっている。マイクロ波周波数fを大きくする
と定在波の腹の位置は強磁場側、即ち基板支持台から遠
ざかる方向に移動し、fを小さくすると基板支持台に近
付く方向に移動する。結局、マイクロ波の周波数fを変
化させることによって定在波の腹とECRポイントは逆
方向に移動し、ある周波数で重ねることができる。この
仕組みを利用した装置が第4の発明のプラズマ装置であ
る。
【0015】
【実施例】図1は第1の発明の実施例を説明する図で、
放電開始前の状態を示している。プラズマ発生室5内に
ガス導入管17を通して水素ガスが導入され、プラズマ
発生室5内は5×10-2Paの水素ガスで満たされてい
る。マグネトロンマイクロ波発振管1で発生した2.4
5GHz,100Wのマイクロ波9は導波管2およびテ
ーパ導波管3で導かれてマイクロ波導入窓4からプラズ
マ発生室5内に導入される。マイクロ波9はAl製の基
板支持台7で反射されて基板支持台7前面に定在波10
を形成する。基板支持台7に最も近い定在波の腹(第1
の腹11)の位置は基板支持台から3cm離れた位置
で、以後6cm間隔で腹が存在する。歯車19によって
駆動棒18をマイクロ波の入射方向に6cm以上動かす
と、6cm間隔で並ぶ定在波の腹の内の1つはECRポ
イント16と重なり、その時点でECRポイント16に
ある電子は効率よく加速されて放電が開始する。放電開
始後は、再び歯車19により駆動棒18を動かし、基板
8をECRポイント16の直下1cmの所に移動させ
る。
【0016】図2は第2の発明の実施例を説明する図
で、放電開始前の状態を示している。プラズマ発生室5
内にガス導入管17を通して水素ガスが導入され、プラ
ズマ発生室5内は5×10-2Paの水素ガスで満たされ
ている。マグネトロンマイクロ波発振管1で発生した
2.45GHz,100Wのマイクロ波9は導波管2お
よびテーパ導波管3で導かれてマイクロ波導入窓4から
プラズマ発生室5内に導入される。マイクロ波9はAl
製の反射板20で反射されて反射板20前面に定在波1
0を形成する。反射板20に最も近い定在波の腹(第1
の腹11)の位置は反射板から3cm離れた位置で、以
後6cm間隔で腹が存在する。歯車22で駆動棒21を
マイクロ波9の入射方向に6cm以上動かすと、6cm
間隔で並ぶ定在波の腹の内の一つはECRポイント16
と重なり、その時点でECRポイント16にある電子は
効率よく加速されて放電が開始する。放電開始後は、再
び歯車22により駆動棒20を動かし、更に歯車23で
駆動棒21を回転させて反射板20を基板支持台7の上
から除けることにより基板8への水素プラズマ処理を開
始する。これは反射板20にシャッタの役割をも具備さ
せた装置である。
【0017】図3は第3の発明の実施例を説明する図
で、放電開始前の状態を示している。プラズマ発生室5
内にガス導入管17を通して水素ガスが導入され、プラ
ズマ発生室5内は5×10-2Paの水素ガスで満たされ
ている。マグネトロンマイクロ波発振管1で発生した
2.45GHz,100Wのマイクロ波9は導波管2お
よびテーパ導波管3で導かれてマイクロ波導入窓4から
プラズマ発生室5内に導入される。マイクロ波9はAl
製の基板支持台7で反射されて基板支持台7前面に定在
波10を形成する。基板支持台7に最も近い定在波の腹
(第1の腹11)の位置は基板支持台から3cm離れた
位置で、以後6cm間隔で腹が存在する。コイル6に流
す電流は電流制御回路24によってコントロールされ
る。電流制御回路24によってコイル6に流す電流を増
加させて磁場15の発散形の磁場形状を保ったまま全体
の磁場強度を上げていくと、875GのECRポイント
16はマイクロ波9の入射方向に沿ってマイクロ波導入
窓の向きに移動する。ECRポイント16を6cm以上
移動させると、6cm間隔で並ぶ定在波の腹の内の一つ
はECRポイント16と重なり、その時点でECRポイ
ント16にある電子は効率よく加速されて放電が開始す
る。放電開始後は、電流制御回路24によりコイル6を
流れる電流をECRポイント16が基板8から1cmの
位置に来るように調整する。ECRポイント16を移動
させる方法としては、この様にコイル電流を変化させる
回路を具備する方法の他に、磁場15を発生させるコイ
ル6や磁石自体を機械的に移動させる方法が考えられ
る。
【0018】図4は第4の発明の実施例を説明する図
で、放電開始前の状態を示している。プラズマ発生室5
内にガス導入管17を通して水素ガスが導入され、プラ
ズマ発生室5内は5×10-2Paの水素ガスで満たされ
ている。クライストロンマイクロ波発振管27で発生し
た2.45GHz,100Wのマイクロ波9は導波管2
およびテーパ導波管3で導かれてマイクロ波導入窓4か
らプラズマ発生室5内に導入される。マイクロ波9はA
l製の基板支持台7で反射されて基板支持台7前面に定
在波10を形成する。基板支持台7に最も近い定在波の
腹(第1の腹11)の位置は基板支持台から3cm離れ
た位置で、以後6cm間隔で腹が存在する。周波数制御
回路28によりクライストロンマイクロ波発振管27の
発振周波数を2.45GHzから上昇させていくとマイ
クロ波の波長が小さくなり、定在波10は定在波28へ
と定在波の腹の間隔が6cmから狭まる。その結果、第
2の腹13は第2の腹25の位置へと移動する。磁場1
5は発散磁場形状となっているため、マイクロ波周波数
の上昇と共に、ECRポイント16は基板支持台7より
離れたECRポイント26の位置に移動する。第2の腹
25とECRポイント26は一致しており、ECRポイ
ント26にある電子は効率よく加速されて放電が開始す
る。放電開始後は、マイクロ波の周波数を2.45GH
zに戻し、基板8に対してプラズマ処理を行う。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によればEC
Rプラズマ装置における放電の開始を、低ガス圧時や低
マイクロ波電力時を含めて常に安定に行うことができ、
プラズマプロセスの高制御化が図られる。その結果、こ
のプラズマ装置を用いたドライエッチング工程やCVD
工程の高制御化,安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明によるECRプラズマ装置の実施例
の説明図である。
【図2】第2の発明によるECRプラズマ装置の実施例
の説明図である。
【図3】第3の発明によるECRプラズマ装置の実施例
の説明図である。
【図4】第4の発明によるECRプラズマ装置の実施例
の説明図である。
【図5】従来のECRプラズマ装置の実施例の説明図で
ある。
【図6】本発明の効果を示した説明図である。
【図7】本発明の効果を示した説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロ波導入管 2 導波管 3 テーパ導波管 4 マイクロ波導入窓 5 プラズマ発生室 6 コイル 7 基板支持台 8 基板 9 マイクロ波 10 定在波 11 第1の腹 12 第1の節 13,25 第2の腹 14 第2の節 15 外部磁場 16,26 ECRポイント 17 ガス導入管 18 駆動棒 19,22,23 歯車 20 反射板 21 駆動棒 24 電流制御回路 27 マイクロ波発振管 28 周波数制御回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁場中を運動する電子とマイクロ波の電子
    サイクロトロン共鳴によりプラズマを生成するプラズマ
    装置において、 マイクロ波を反射する材料からなる基板支持台を備え、
    放電開始前に、前記磁場の形成と前記マイクロ波の印加
    を行いながら前記基板支持台の位置が磁界に対し相対
    的に移動することを特徴とするプラズマ装置。
  2. 【請求項2】磁場中を運動する電子とマイクロ波の電子
    サイクロトロン共鳴によりプラズマを生成するプラズマ
    装置において、 マイクロ波の反射板を備え、放電開始前に、前記磁場の
    形成と前記マイクロ波の印加を行いながら前記反射板
    の位置がマイクロ波の入射方向に沿って移動することを
    特徴とするプラズマ装置。
  3. 【請求項3】磁場中を運動する電子とマイクロ波の電子
    サイクロトロン共鳴によりプラズマを生成するプラズマ
    装置において、 放電開始前に、前記マイクロ波を印加しながら電子サイ
    クロトロン共鳴を起こす磁場強度を持つ位置を、電流変
    化により移動させる電気的手段を有することを特徴とす
    るプラズマ装置。
JP4041566A 1992-02-27 1992-02-27 プラズマ装置 Expired - Lifetime JP2910381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041566A JP2910381B2 (ja) 1992-02-27 1992-02-27 プラズマ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041566A JP2910381B2 (ja) 1992-02-27 1992-02-27 プラズマ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05242997A JPH05242997A (ja) 1993-09-21
JP2910381B2 true JP2910381B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=12611998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4041566A Expired - Lifetime JP2910381B2 (ja) 1992-02-27 1992-02-27 プラズマ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2910381B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5824158A (en) * 1993-06-30 1998-10-20 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Chemical vapor deposition using inductively coupled plasma and system therefor
JP4585574B2 (ja) * 2008-02-26 2010-11-24 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP5214774B2 (ja) 2010-11-19 2013-06-19 株式会社日立国際電気 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP6022392B2 (ja) * 2013-03-28 2016-11-09 ブラザー工業株式会社 成膜装置
JP6459017B2 (ja) * 2014-01-17 2019-01-30 国立研究開発法人産業技術総合研究所 ドライエッチング装置及びプラズマスパッタリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05242997A (ja) 1993-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Benford et al. Survey of pulse shortening in high-power microwave sources
Conrads et al. Plasma generation and plasma sources
JP4607073B2 (ja) マイクロ波共鳴プラズマ発生装置、該装置を備えるプラズマ処理システム
US5639519A (en) Method for igniting low pressure inductively coupled plasma
KR100291152B1 (ko) 플라즈마발생장치
KR0156011B1 (ko) 플라즈마 처리장치 및 방법
US5435886A (en) Method of plasma etching
JP2706546B2 (ja) 内周面円筒状体のコーティング方法
Price et al. Diode plasma effects on the microwave pulse length from relativistic magnetrons
JP4152135B2 (ja) 導電体近接領域で表面波励起プラズマを発生する方法と装置
JP2910381B2 (ja) プラズマ装置
Teng et al. Design and efficient operation of a coaxial RBWO
KR100325404B1 (ko) 플라스마 처리 장치
JP2581386B2 (ja) 高周波磁場励起処理装置
JP2871266B2 (ja) プラズマ装置
Loza et al. Relativistic Cherenkov plasma maser of microsecond pulse duration
JP2913131B2 (ja) マイクロ波プラズマ装置
JP3174699B2 (ja) 磁場中の高周波放電の点火装置
JP3080471B2 (ja) マイクロ波プラズマ発生装置
JP2629610B2 (ja) マイクロ波プラズマ処理装置
KR100284499B1 (ko) 전자레인지의 전자파 차단장치
JP2727747B2 (ja) マイクロ波プラズマ発生装置
Miyoshi et al. Microwave Ion Thruster with Electron Cyclotron Resonance Discharge
JPH0221296B2 (ja)
JPH0831443B2 (ja) プラズマ処理装置