JP2909493B2 - コイン払出し器のコインリフタ - Google Patents

コイン払出し器のコインリフタ

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JP2909493B2
JP2909493B2 JP2162042A JP16204290A JP2909493B2 JP 2909493 B2 JP2909493 B2 JP 2909493B2 JP 2162042 A JP2162042 A JP 2162042A JP 16204290 A JP16204290 A JP 16204290A JP 2909493 B2 JP2909493 B2 JP 2909493B2
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JP
Japan
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coin
endless belt
lifter
thickness
present
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哲也 阿部
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Fuji Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコイン払出し器のコインリフタに係り、特に
コインの大小に拘わらず適用できるベルト式のコインリ
フタに関する。
〔従来の技術〕 従来のコインリフタはコインを押上げる押上げ方式の
もので、その概要を第7図及び第8図に示す。同図に示
すように、スペーサを兼ねたガイド板1,2を、平板3,4の
間にはさんで一体となし、そのとき生じる間隙をコイン
5の通路6としたものである。通路6を押上げられたコ
イン5はセンサ7によりカウントされ払出されるように
なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例では、通路6の厚み及び幅
はコイン5の厚み及び直径とおおいに関係があり、小さ
めにしても大きめにしてもコイン5の流れが円滑にいか
なくなるという問題があった。
今、使用するコインの種類が変更され、厚みが変わっ
た場合は、ガイド板1,2の厚みを変更しなければなら
ず、更にコイン径まで変わった場合は、ガイド板1,2の
形状まで変更して、コイン通路6の長さを調整し、また
コインカウント用のセンサ7の位置までも調整しなけれ
ばならなかった。そのため、従来例ではコインの変更に
あたり、速やかに対処することが非常に繁雑であるとい
う欠点があった。
本発明の目的は上記問題点を解決するためになされた
もので、コインの大小、厚みの変更に拘わらず、コイン
を1枚づつ上方に搬送することのできるコインリフタを
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、プーリにより
回転してコインを上方に搬送するエンドレスベルトであ
って、該エンドレスベルトをコイン払出し器に上下方向
に勾配をもたせて配設し、該エンドレスベルトの表面に
前記コインを載置して係止する係止部を設け、該係止部
は該エンドレスベルトの幅方向に傾斜して設けた帯状突
起物と、該傾斜の下端側に設けたコイン1枚分以下の厚
みを有する突起物とからなるものである。
〔作用〕
上記構成によれば、コインはエンドレスベルトの表面
に係止して上方に搬送され、係止部に2枚重なって載っ
たコインは帯状突起物が傾斜しているので、上側のコイ
ンは落下し、下側のコインのみ一端の突起物に係止して
搬送される。
また、コインの大小、種類等に制約されない。
〔実施例〕
以下、本発明のいくつかの実施例を、図面を参照して
説明する。
第1図は本発明の一実施例の要部を示すもので、第1
図(a)はエンドレスベルト30の上面図、第1図(b)
は第1図(a)のB−B矢視側面図、第1図(c)は同
様に第1図(a)のC−C矢視側面図である。図におい
て、エンドレスベルト30の表面に帯状突起32がやや傾斜
して並んでいる。プーリ34は払出し器(第2図参照)自
体のモータでも、あるいは別個のモータで駆動してもよ
い。
帯状突起32の厚みは図示するように、t1,t2の2種に
なっている。t1は最小コイン厚に等しく、t2はt1より厚
めになっている。t2をt1より厚くしたのは、コインを係
止するひっかけ率をよくするためであって、もし2枚ひ
っかけたとしても帯状突起32が傾斜していることと、こ
の傾斜の下端側に設けた三角形状突起36が最小コイン1
枚分の厚みに等しいことによって、上に重なった2枚目
のコインは搬送される途中で図中矢印に示すように帯状
突起32の傾斜に沿って落下する。この落下したコインは
払出し器のホッパ(第3図参照)内に戻されるのであ
る。
尚、本実施例では、帯状突起32、三角形状突起36はエ
ンドレスベルト30と同じ合成ゴムで一体形成されている
が、エンドレスベルト30とは別のものであってもよい。
本図に示すように、係止したコイン40はその大小40A,
40Bに拘わらず搬送される。
次に、第2図及び第3図において本実施例の概要を説
明する。本実施例のコインリフタは、プーリ34により回
転してコイン40を上方に搬送するエンドレスベルトで30
あって、該エンドレスベルト30をコイン払出し器本体42
に上下方向に勾配をもたせて配設し、該エンドレスベル
ト30の表面に前記コイン40を載置して係止する係止部44
を設け、該係止部44は該エンドレスベルト30の幅方向に
傾斜して設けた帯状突起物32と、該傾斜の下端側に設け
たコイン1枚分以下の厚みを有する突起物36とからなる
ものである。そして、払出し器本体42にはホッパ46が設
けられ、また、エンドレスベルト30の側面にはベルト機
構を保持するための側板48が設けられている。図中のコ
イン排出口50からでてきたコインは側板48とガイド板52
とに囲まれた空間に落下し、エンドレスベルト30の係止
部44にひっかけられて上方に搬送され、最上端から自然
落下する。そのとき、光電スイッチ、近接スイッチ等の
反射型センサ54により枚数がカウントされる。
第4図ないし第6図は他の実施例を示すものである
が、これらの図を参照して払出し器を除いたコインリフ
タ部のみの詳細な説明を行う。
ガイド板52は側板48に回動可能に固定され、一端にお
もり56が固定されているので、他端は常にエンドレスベ
ルト30を軽く押し付けるようになっており、コイン40が
こぼれるのを防止する。なお、ガイド板52の動きはスト
ッパ57で規制される。
コイン払出し器本体から矢印58のように落下して来た
コイン40は、ガイド板52でせき止められて、エンドレス
ベルト30の係止部44に係止される。もしも2枚以上コイ
ンが重なったとしても、係止部44が帯状突起32と三角形
状突起36とからなり、しかも三角形状突起36は帯状突起
32に較べて薄く、コイン1枚分以下の厚みしかなく、且
つ帯状突起32が斜めになっているので、重なった2枚目
以上のコインは自然にエンドレスベルト30から転がり落
ちる。
本実施例では、重なった2枚目以上のコインの転落を
より確実にするために、エンドレスベルト30の表面との
間にコイン1枚分の通過可能な間隙をあけて、補助板ば
ね60を設け、重なった上側のコインはこれに当接して強
制的に転落するようになっている(第5図の矢印62を参
照)。本実施例のようにすれば、帯状突起32の傾斜は必
ずしも必要ではなく、コイン40を係止できる突起物であ
ればよい。
このようにしてエンドレスベルト30によって上方に搬
送されたコインは上端でコイン押え板ばね64によって導
かれ、センサ54によりカウントされた後、矢印66のよう
に落下する。そのためコインの大小のサイズに拘わら
ず、1枚づつ確実に搬送することができる。
尚、図中の符号70は側板48の反対側の一部に設けた副
側板、72はセンサ54の保持金具、74はプーリ34の保持金
具である。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、コインのサイズ変更に
際して何んらの調整も必要とせず、汎用的であるので、
量産効果を図ることができる。また、従来の押上げ方式
ではリフタを長くした場合、コインとガイド板との摩擦
が増大し、大きな駆動力を必要としたが、本発明によれ
ばベルトのすべり摩擦が非常に少ないため、コイン搬送
距離を長くしても、モータへの負担増を少なくおさえる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の要部を示す図で、(a)は上面図、
(b)及び(c)はそれぞれ側面図、第2図及び第3図
は本発明の一実施例を示し、第2図は正面図、第3図は
側面図、第4図、第5図及び第6図は本発明の他の実施
例を示し、第4図は第5図のIV−IV矢視図、第5図は上
面図、第6図は第5図のVI−VI矢視図、第7図及び第8
図は従来例を示し、第7図は側面図、第8図は第7図の
VIII−VIII矢視図である。 30……エンドレスベルト、32……帯状突起、34……プー
リ、36……三角形状突起、40……コイン、42……コイン
払出し器本体、44……係止部、60……補助板ばね。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プーリにより回転してコインを上方に搬送
    するエンドレスベルトであって、該エンドレスベルトを
    コイン払出し器に上下方向に勾配をもたせて配設し、該
    エンドレスベルトの表面に前記コインを載置して係止す
    る係止部を設け、該係止部は該エンドレスベルトの幅方
    向に傾斜して設けた帯状突起物と、該傾斜の下端側に設
    けたコイン1枚分以下の厚みを有する突起物とからなる
    ものであるコイン払出し器のコインリフタ。
JP2162042A 1990-06-20 1990-06-20 コイン払出し器のコインリフタ Expired - Lifetime JP2909493B2 (ja)

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JPH0455208A JPH0455208A (ja) 1992-02-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102708619A (zh) * 2012-06-12 2012-10-03 上海华铭智能终端设备股份有限公司 用于自动售票装置的硬币传送处理机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102708619A (zh) * 2012-06-12 2012-10-03 上海华铭智能终端设备股份有限公司 用于自动售票装置的硬币传送处理机构
CN102708619B (zh) * 2012-06-12 2014-02-05 上海华铭智能终端设备股份有限公司 用于自动售票装置的硬币传送处理机构

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JPH0455208A (ja) 1992-02-21

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