JP2909010B2 - 自転車用ギヤクランク - Google Patents
自転車用ギヤクランクInfo
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- JP2909010B2 JP2909010B2 JP7242004A JP24200495A JP2909010B2 JP 2909010 B2 JP2909010 B2 JP 2909010B2 JP 7242004 A JP7242004 A JP 7242004A JP 24200495 A JP24200495 A JP 24200495A JP 2909010 B2 JP2909010 B2 JP 2909010B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- plate
- mounting
- crank
- bicycle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/105—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like involving front sprocket chain-wheels engaged by the chain, belt or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
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- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギヤクランク、特
に、複数のギヤ板が取り付けられる自転車用ギヤクラン
クに関する。
に、複数のギヤ板が取り付けられる自転車用ギヤクラン
クに関する。
【０００２】
【従来の技術】ロードレーサやマウンテンバイク（以
下、ＭＴＢという）には、状況に応じて最適のギヤ比が
得られるように複数のギヤ板が取り付けられたギヤクラ
ンクが用いられている。この種のギヤクランクを装着し
た自転車は、主にロードレースやオフロードレースのよ
うな自転車競技に使用されるため、強度および剛性を維
持しつつ軽量化を図る必要がある。このため、ギヤクラ
ンクの素材としてアルミニウム合金等の軽合金が主に用
いられている。このギヤクランクは、先端にペダルが取
り付けられ、クランク軸を取り付けるために基端に形成
された筒状のボス部を有するクランクアームと、ボス部
から星形に放射状に延びてボス部と一体でたとえば鍛造
により形成された片持ち構造のギヤ取付部とを有してい
る。
下、ＭＴＢという）には、状況に応じて最適のギヤ比が
得られるように複数のギヤ板が取り付けられたギヤクラ
ンクが用いられている。この種のギヤクランクを装着し
た自転車は、主にロードレースやオフロードレースのよ
うな自転車競技に使用されるため、強度および剛性を維
持しつつ軽量化を図る必要がある。このため、ギヤクラ
ンクの素材としてアルミニウム合金等の軽合金が主に用
いられている。このギヤクランクは、先端にペダルが取
り付けられ、クランク軸を取り付けるために基端に形成
された筒状のボス部を有するクランクアームと、ボス部
から星形に放射状に延びてボス部と一体でたとえば鍛造
により形成された片持ち構造のギヤ取付部とを有してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
ギヤ取付部が片持ち構造のため、剛性や強度を維持する
にはある程度の厚みが必要であり、さらなる軽量化を図
るうえでの障害になっている。本発明の課題は、強度と
剛性とを維持しつつギヤクランクのさらなる軽量化を図
ることにある。
ギヤ取付部が片持ち構造のため、剛性や強度を維持する
にはある程度の厚みが必要であり、さらなる軽量化を図
るうえでの障害になっている。本発明の課題は、強度と
剛性とを維持しつつギヤクランクのさらなる軽量化を図
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】発明１に係る自転車用ギ
ヤクランクは、少なくとも１枚のギヤ板が取り付けられ
る自転車用ギヤクランクであって、クランクアームと、
ギヤ取付部と、補強部とを備えている。クランクアーム
は先端にペダルを取付可能であり、クランク軸を取り付
けるために基端に形成された筒状のボス部を有してい
る。ギヤ取付部は、ボス部の軸方向一端側外周に係合す
るように中心部に形成された第１係合部を有し、その側
面に少なくとも１枚のギヤ板を取付可能な板状の部材で
ある。補強部は、ギヤ取付部の第１係合部とクランク軸
の軸方向に間隔を隔ててボス部に係合する第２係合部を
有し、周辺部がギヤ取付部に固定され、内周部のギヤ取
付部に対する間隔が周辺部に比較して広い板状の部材で
ある。
ヤクランクは、少なくとも１枚のギヤ板が取り付けられ
る自転車用ギヤクランクであって、クランクアームと、
ギヤ取付部と、補強部とを備えている。クランクアーム
は先端にペダルを取付可能であり、クランク軸を取り付
けるために基端に形成された筒状のボス部を有してい
る。ギヤ取付部は、ボス部の軸方向一端側外周に係合す
るように中心部に形成された第１係合部を有し、その側
面に少なくとも１枚のギヤ板を取付可能な板状の部材で
ある。補強部は、ギヤ取付部の第１係合部とクランク軸
の軸方向に間隔を隔ててボス部に係合する第２係合部を
有し、周辺部がギヤ取付部に固定され、内周部のギヤ取
付部に対する間隔が周辺部に比較して広い板状の部材で
ある。
【０００５】このような構成のギヤクランクでは、ギヤ
板を板状のギヤ取付部により構成するとともに、その周
辺部がギヤ取付部の周辺部に固定されかつ内周部のギヤ
取付部に対する間隔が周辺部より広い板状の補強部を設
けているので、補強部により強度および剛性が確保され
る。しかもギヤ取付部および補強部を板状にすることで
より軽量化を図れる。とくに、これらを金属ではなくそ
れより軽い合成樹脂や繊維強化樹脂（ＦＲＰやＣＦＲ
Ｐ）の板状部材によって構成することで、さらに軽量化
を図れる。
板を板状のギヤ取付部により構成するとともに、その周
辺部がギヤ取付部の周辺部に固定されかつ内周部のギヤ
取付部に対する間隔が周辺部より広い板状の補強部を設
けているので、補強部により強度および剛性が確保され
る。しかもギヤ取付部および補強部を板状にすることで
より軽量化を図れる。とくに、これらを金属ではなくそ
れより軽い合成樹脂や繊維強化樹脂（ＦＲＰやＣＦＲ
Ｐ）の板状部材によって構成することで、さらに軽量化
を図れる。
【０００６】発明２に係る自転車用ギヤクランクは、発
明１記載のクランクにおいて、ギヤ取付部は、インナギ
ヤ板とセンタギヤ板とアウタギヤ板とを取付可能であ
る。発明３に係る自転車用ギヤクランクは、発明１記載
のクランクにおいて、ギヤ取付部は、インナギヤ板とセ
ンタギヤ板とを取付可能であり、補強部の周縁部にアウ
タギヤ歯が形成されている。
明１記載のクランクにおいて、ギヤ取付部は、インナギ
ヤ板とセンタギヤ板とアウタギヤ板とを取付可能であ
る。発明３に係る自転車用ギヤクランクは、発明１記載
のクランクにおいて、ギヤ取付部は、インナギヤ板とセ
ンタギヤ板とを取付可能であり、補強部の周縁部にアウ
タギヤ歯が形成されている。
【０００７】発明４に係る自転車用ギヤクランクは、発
明１記載のクランクにおいて、ギヤ取付部は、インナギ
ヤ板とセンタギヤ板とを取付可能であり、ギヤ取付部の
周縁部にアウタギヤ歯が形成されている。発明５に係る
自転車用ギヤクランクは、発明１から４のいずれかに記
載のクランクにおいて、ギヤ取付部および補強部は、そ
れぞれ係合部を有する中心リング部と、中心リング部か
ら放射状に延びる複数のリブ部と、リブ部の先端に形成
された周辺リング部とを有しており、周辺リング部の一
部または全部が互いに固定されている。
明１記載のクランクにおいて、ギヤ取付部は、インナギ
ヤ板とセンタギヤ板とを取付可能であり、ギヤ取付部の
周縁部にアウタギヤ歯が形成されている。発明５に係る
自転車用ギヤクランクは、発明１から４のいずれかに記
載のクランクにおいて、ギヤ取付部および補強部は、そ
れぞれ係合部を有する中心リング部と、中心リング部か
ら放射状に延びる複数のリブ部と、リブ部の先端に形成
された周辺リング部とを有しており、周辺リング部の一
部または全部が互いに固定されている。
【０００８】発明６に係る自転車用ギヤクランクは、発
明５記載のクランクにおいて、ギヤ取付部のリブ部と補
強部のリブ部とは互いに周方向に半ピッチずれて配置さ
れている。発明７に係る自転車用ギヤクランクは、発明
１から４のいずれかに記載のクランクにおいて、ギヤ取
付部および補強部は、それぞれ係合部を有する中心リン
グ部と、中心リング部から放射状に延びる複数のリブ部
とを有しており、リブ部の先端が互いに固定されてい
る。
明５記載のクランクにおいて、ギヤ取付部のリブ部と補
強部のリブ部とは互いに周方向に半ピッチずれて配置さ
れている。発明７に係る自転車用ギヤクランクは、発明
１から４のいずれかに記載のクランクにおいて、ギヤ取
付部および補強部は、それぞれ係合部を有する中心リン
グ部と、中心リング部から放射状に延びる複数のリブ部
とを有しており、リブ部の先端が互いに固定されてい
る。
【０００９】発明８に係る自転車用ギヤクランクは、発
明１から７のいずれかに記載のクランクにおいて、ギヤ
取付部および補強部の少なくとも一方は、合成樹脂また
は繊維強化合成樹脂で形成されている。
明１から７のいずれかに記載のクランクにおいて、ギヤ
取付部および補強部の少なくとも一方は、合成樹脂また
は繊維強化合成樹脂で形成されている。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施形態を採
用したＭＴＢの側面図である。図１において、ＭＴＢは
車体の骨格をなすダイヤモンド形のフレーム１を備えて
いる。フレーム１は、たとえばアルミニウムパイプのＴ
ｉｇ溶接構造のフレーム体２と、フレーム体２の前部に
斜め縦軸回りに回転自在に支持され、下部が２股に分か
れた前ホーク３とを有している。また、ＭＴＢは、前ホ
ーク３に連結されたハンドル部４と、フレーム体２の下
部に取り付けられ、踏み力を駆動力に変換する駆動部５
と、前ホーク３の下端に回転自在に支持された前輪６
と、フレーム体２の後部に回転自在に支持された後輪７
と、前後の制動装置８，９とを備えている。
用したＭＴＢの側面図である。図１において、ＭＴＢは
車体の骨格をなすダイヤモンド形のフレーム１を備えて
いる。フレーム１は、たとえばアルミニウムパイプのＴ
ｉｇ溶接構造のフレーム体２と、フレーム体２の前部に
斜め縦軸回りに回転自在に支持され、下部が２股に分か
れた前ホーク３とを有している。また、ＭＴＢは、前ホ
ーク３に連結されたハンドル部４と、フレーム体２の下
部に取り付けられ、踏み力を駆動力に変換する駆動部５
と、前ホーク３の下端に回転自在に支持された前輪６
と、フレーム体２の後部に回転自在に支持された後輪７
と、前後の制動装置８，９とを備えている。
【００１１】フレーム体２は、三角形状の前三角１０
と、前三角１０の後方に配置された後三角１１とを有し
ている。前三角１０は、横方向に配置された上パイプ１
５と、上パイプ１５の下方に前上がりに配置された下パ
イプ１６と、上パイプ１５および下パイプ１６の前端を
接合するヘッドパイプ１７と、上パイプ１５および下パ
イプ１６の後端を接合し、斜め上方に延びる立パイプ１
８とから構成されている。立パイプ１８にはサドル２２
を固定したシートポスト２３が上下位置を調節可能に固
定されている。立パイプ１８と下パイプ１６との接合部
には、ハンガ部１９（図３）が形成されている。後三角
１１は、立パイプ１８に前端が接合され２股に分かれて
斜め下方に延びるバックホーク２０と、立パイプ１８の
下端から後方に２股に分かれて延び、バックホーク２０
の後端に接合されたチェーンスティ２１とから構成され
ている。
と、前三角１０の後方に配置された後三角１１とを有し
ている。前三角１０は、横方向に配置された上パイプ１
５と、上パイプ１５の下方に前上がりに配置された下パ
イプ１６と、上パイプ１５および下パイプ１６の前端を
接合するヘッドパイプ１７と、上パイプ１５および下パ
イプ１６の後端を接合し、斜め上方に延びる立パイプ１
８とから構成されている。立パイプ１８にはサドル２２
を固定したシートポスト２３が上下位置を調節可能に固
定されている。立パイプ１８と下パイプ１６との接合部
には、ハンガ部１９（図３）が形成されている。後三角
１１は、立パイプ１８に前端が接合され２股に分かれて
斜め下方に延びるバックホーク２０と、立パイプ１８の
下端から後方に２股に分かれて延び、バックホーク２０
の後端に接合されたチェーンスティ２１とから構成され
ている。
【００１２】前ホーク３の上部にはハンドル部４を構成
するハンドルステム２５が上下に移動可能に固定されて
いる。ハンドルステム２５の上端には、左右に延びるハ
ンドルバー２６が固定されている。ハンドルバー２６の
両端外周にはグリップ２７が嵌め込まれている。このグ
リップ２７の内側には、チェンジレバー付のブレーキレ
バー２８が取り付けられている。
するハンドルステム２５が上下に移動可能に固定されて
いる。ハンドルステム２５の上端には、左右に延びるハ
ンドルバー２６が固定されている。ハンドルバー２６の
両端外周にはグリップ２７が嵌め込まれている。このグ
リップ２７の内側には、チェンジレバー付のブレーキレ
バー２８が取り付けられている。
【００１３】駆動部５は、ハンガ部１９に設けられたギ
ヤクランク部３１と、後輪７のフリーハブに回転不能に
取り付けられた小ギヤ部３３と、ギヤクランク部３１と
小ギヤ部３３との間に架け渡されたチェーン３４と、変
速用のフロントディレーラ３５およびリアディレーラ３
６とを有している。ギヤクランク部３１は、図２および
図３に示すように、先端にペダル４０（図１）が取り付
けられた右クランク４１および左クランク（図示せず）
と、右クランク４１に、それぞれ同芯に取り付けられた
アウタギヤ板４３，センタギヤ板４４およびインナギヤ
板４５と、両端に両クランクが取り付けられたクランク
軸４６と、クランク軸４６を回転自在に支持するボトム
ブラケット４７とを有している。ボトムブラケット４７
はカートリッジタイプであり、ハンガ部１９に取り付け
られている。
ヤクランク部３１と、後輪７のフリーハブに回転不能に
取り付けられた小ギヤ部３３と、ギヤクランク部３１と
小ギヤ部３３との間に架け渡されたチェーン３４と、変
速用のフロントディレーラ３５およびリアディレーラ３
６とを有している。ギヤクランク部３１は、図２および
図３に示すように、先端にペダル４０（図１）が取り付
けられた右クランク４１および左クランク（図示せず）
と、右クランク４１に、それぞれ同芯に取り付けられた
アウタギヤ板４３，センタギヤ板４４およびインナギヤ
板４５と、両端に両クランクが取り付けられたクランク
軸４６と、クランク軸４６を回転自在に支持するボトム
ブラケット４７とを有している。ボトムブラケット４７
はカートリッジタイプであり、ハンガ部１９に取り付け
られている。
【００１４】右クランク４１は、基端に挿入された六角
穴付ボルト４８によりクランク軸４６に固定されてい
る。右クランク４１は、クランクアーム５０と、クラン
クアーム５０の基端に取り付けられたギヤ取付板５１
と、ギヤ取付板５１を補強する補強板５２とを有してい
る。クランクアーム５０は棒状の部材であり、補強板５
２をかわして径方向外方に延びている。クランクアーム
５０は、基端にクランク軸４６が取り付けられるボス部
５５を有し、先端にペダル４０を取り付けるためのネジ
孔（図示せず）を有している。ボス部５５はほぼ円筒状
の部材であり、その中心部には、図５に示すように、ク
ランク軸４６に装着するための四角孔５６が形成されて
いる。また、ボス部５５の外周両端部には、ギヤ取付板
５１および補強板５２を取り付けるためのセレーション
用外歯５７，５８がそれぞれ形成されている。さらに、
ボス部５５の外歯５７の内側外周にはギヤ取付板５１を
固定するための雄ネジ部５９が、ボス部５５の外側内周
には補強板５２を固定するための雌ネジ部６０がそれぞ
れ形成されている。
穴付ボルト４８によりクランク軸４６に固定されてい
る。右クランク４１は、クランクアーム５０と、クラン
クアーム５０の基端に取り付けられたギヤ取付板５１
と、ギヤ取付板５１を補強する補強板５２とを有してい
る。クランクアーム５０は棒状の部材であり、補強板５
２をかわして径方向外方に延びている。クランクアーム
５０は、基端にクランク軸４６が取り付けられるボス部
５５を有し、先端にペダル４０を取り付けるためのネジ
孔（図示せず）を有している。ボス部５５はほぼ円筒状
の部材であり、その中心部には、図５に示すように、ク
ランク軸４６に装着するための四角孔５６が形成されて
いる。また、ボス部５５の外周両端部には、ギヤ取付板
５１および補強板５２を取り付けるためのセレーション
用外歯５７，５８がそれぞれ形成されている。さらに、
ボス部５５の外歯５７の内側外周にはギヤ取付板５１を
固定するための雄ネジ部５９が、ボス部５５の外側内周
には補強板５２を固定するための雌ネジ部６０がそれぞ
れ形成されている。
【００１５】補強板５２は軽合金製の皿状の板部材であ
り、図２および図３に示すように、中心リング部６２
と、中心リング部６２から十字に放射状に延びる中抜き
されたリブ部６３と、リブ部６３の先端に形成された周
辺リング部６４とを有している。補強板５２は、雌ネジ
部６０に螺合する２面取りされた鍔７２を有する中空の
押さえ金具７１によりボス部５５に固定されている。中
心リング部６２の中心部には、図４に示すように、セレ
ーション用外歯５８に噛み合うセレーション用内歯６１
が形成されている。なお、補強板５２は弾性を有してお
り、装着状態でギヤ取付板５１を内方（図３の左方）に
付勢している。
り、図２および図３に示すように、中心リング部６２
と、中心リング部６２から十字に放射状に延びる中抜き
されたリブ部６３と、リブ部６３の先端に形成された周
辺リング部６４とを有している。補強板５２は、雌ネジ
部６０に螺合する２面取りされた鍔７２を有する中空の
押さえ金具７１によりボス部５５に固定されている。中
心リング部６２の中心部には、図４に示すように、セレ
ーション用外歯５８に噛み合うセレーション用内歯６１
が形成されている。なお、補強板５２は弾性を有してお
り、装着状態でギヤ取付板５１を内方（図３の左方）に
付勢している。
【００１６】ギヤ取付板５１は軽合金製の皿状の板部材
であり、補強板５２と同様の中心リング部６５と、リブ
部６６と、周辺リング部６７とを有している。ギヤ取付
板５１は、雄ネジ部５９に螺合するリング状の押さえ金
具７０によりボス部５５に固定されている。ギヤ取付板
５１のリブ部６６は、補強板５２のリブ部６３と半ピッ
チずれて配置されている。ギヤ取付板５１の周辺リング
部６７は、補強板の周辺リング部６４にアウタギヤ板４
３とともにボルト６９により締結されている。中心リン
グ部６５の中心部には、セレーション用外歯５７に噛み
合うセレーション用内歯６８が形成されている。ギヤ取
付板５１のリブ部６６には、センタギヤ板４４およびイ
ンナギヤ板４５を取り付けるための取付部７３，７４が
径が異なる２つの円周上にそれぞれ形成されている。
であり、補強板５２と同様の中心リング部６５と、リブ
部６６と、周辺リング部６７とを有している。ギヤ取付
板５１は、雄ネジ部５９に螺合するリング状の押さえ金
具７０によりボス部５５に固定されている。ギヤ取付板
５１のリブ部６６は、補強板５２のリブ部６３と半ピッ
チずれて配置されている。ギヤ取付板５１の周辺リング
部６７は、補強板の周辺リング部６４にアウタギヤ板４
３とともにボルト６９により締結されている。中心リン
グ部６５の中心部には、セレーション用外歯５７に噛み
合うセレーション用内歯６８が形成されている。ギヤ取
付板５１のリブ部６６には、センタギヤ板４４およびイ
ンナギヤ板４５を取り付けるための取付部７３，７４が
径が異なる２つの円周上にそれぞれ形成されている。
【００１７】なお、補強板５２のセレーション用外歯５
７およびセレーション用内歯６１には、図４に示すよう
に、他の歯と歯幅が異なる周方向の位置決め用の外歯７
６と、それのみに噛み合う内歯７５とが形成されてい
る。また、同様な位置決め用の内歯および外歯は、ギヤ
取付板５１のセレーション用外歯５８およびセレーショ
ン用内歯６８にも形成されており、周方向の位置決めに
より補強板５２のリブ部６３とギヤ取付板５１のリブ部
６６とが半ピッチずれるように配置される。
７およびセレーション用内歯６１には、図４に示すよう
に、他の歯と歯幅が異なる周方向の位置決め用の外歯７
６と、それのみに噛み合う内歯７５とが形成されてい
る。また、同様な位置決め用の内歯および外歯は、ギヤ
取付板５１のセレーション用外歯５８およびセレーショ
ン用内歯６８にも形成されており、周方向の位置決めに
より補強板５２のリブ部６３とギヤ取付板５１のリブ部
６６とが半ピッチずれるように配置される。
【００１８】アウタギヤ板４３，センタギヤ板４４，イ
ンナギヤ板４５は、この順に径が徐々に小さいリング状
の部材であり、その外周にそれぞれ４２Ｔ，３２Ｔ，２
２Ｔのギヤ歯が形成されている。このように構成された
ギヤクランク部３１は、以下のようにして組み立てられ
る。
ンナギヤ板４５は、この順に径が徐々に小さいリング状
の部材であり、その外周にそれぞれ４２Ｔ，３２Ｔ，２
２Ｔのギヤ歯が形成されている。このように構成された
ギヤクランク部３１は、以下のようにして組み立てられ
る。
【００１９】まず、ギヤ取付板５１にセンタギヤ板４４
とインナギヤ板４５とを取り付ける。そして、クランク
アーム５０のボス部５５にギヤ取付板５１を位置決め用
の内歯および外歯により周方向に位置決めしてセレーシ
ョン用内歯６８と外歯５７とを噛み合わせて装着する。
つづいて、押さえ金具７０を雄ネジ部５９にネジ込むこ
とで、ギヤ取付板５１をボス部５５に固定する。
とインナギヤ板４５とを取り付ける。そして、クランク
アーム５０のボス部５５にギヤ取付板５１を位置決め用
の内歯および外歯により周方向に位置決めしてセレーシ
ョン用内歯６８と外歯５７とを噛み合わせて装着する。
つづいて、押さえ金具７０を雄ネジ部５９にネジ込むこ
とで、ギヤ取付板５１をボス部５５に固定する。
【００２０】ギヤ取付板５１をボス部５５に固定した
後、クランクアーム５０をリブ部６３の間でかわして補
強板５２をギヤ取付板５１に対向配置する。このとき、
位置決め用内歯７５と外歯７６とにより補強板５２を位
置決めすることで、リブ部６３がギヤ取付板５１のリブ
部６６と半ピッチずれるように対向配置される。このよ
うにリブ部同士を半ピッチずらすことで、バランスよく
軽量化を図れる。そして、補強板５２の周辺リング部６
４をボルト６９によりギヤ取付板５１の周辺リング部６
７に固定する。このとき、アウタギヤ板４３を一緒に固
定する。この状態では、補強板５２の中心リング部６２
はボス部５５に装着されず、ボス部５５の外方（図３の
右方）に位置している。最後に、押さえ金具７１を雌ネ
ジ部６０にネジ込むことで、補強板５２の中心リング部
６２を図３左方に押圧し、セレーション用内歯６０をボ
ス部５５の外歯５８に噛み合わせ、補強板５２をボス部
５５に固定する。これで右クランク４１が完成する。
後、クランクアーム５０をリブ部６３の間でかわして補
強板５２をギヤ取付板５１に対向配置する。このとき、
位置決め用内歯７５と外歯７６とにより補強板５２を位
置決めすることで、リブ部６３がギヤ取付板５１のリブ
部６６と半ピッチずれるように対向配置される。このよ
うにリブ部同士を半ピッチずらすことで、バランスよく
軽量化を図れる。そして、補強板５２の周辺リング部６
４をボルト６９によりギヤ取付板５１の周辺リング部６
７に固定する。このとき、アウタギヤ板４３を一緒に固
定する。この状態では、補強板５２の中心リング部６２
はボス部５５に装着されず、ボス部５５の外方（図３の
右方）に位置している。最後に、押さえ金具７１を雌ネ
ジ部６０にネジ込むことで、補強板５２の中心リング部
６２を図３左方に押圧し、セレーション用内歯６０をボ
ス部５５の外歯５８に噛み合わせ、補強板５２をボス部
５５に固定する。これで右クランク４１が完成する。
【００２１】右クランク４１および左クランクをＭＴＢ
に装着する際には、最初にハンガ部１９にボトムブラケ
ット４７をねじ込んで装着する。このボトムブラケット
４７にはクランク軸４６が回転自在に支持されている。
ボトムブラケット４７を装着すると、右クランク４１お
よび左クランクを六角穴付ボルト４８でクランク軸４６
に固定する。
に装着する際には、最初にハンガ部１９にボトムブラケ
ット４７をねじ込んで装着する。このボトムブラケット
４７にはクランク軸４６が回転自在に支持されている。
ボトムブラケット４７を装着すると、右クランク４１お
よび左クランクを六角穴付ボルト４８でクランク軸４６
に固定する。
【００２２】このようにして、装着された右クランク４
１は、各ギヤ板４３〜４５を板状のギヤ取付板５１によ
り取り付けるとともに、ギヤ取付板５１の周辺部に固定
された板状の補強板５２を取り付けているので、補強板
５２により強度および剛性が確保され、かつ板状のギヤ
取付板５１および補強板５２によりクランクの軽量化を
図れる。
１は、各ギヤ板４３〜４５を板状のギヤ取付板５１によ
り取り付けるとともに、ギヤ取付板５１の周辺部に固定
された板状の補強板５２を取り付けているので、補強板
５２により強度および剛性が確保され、かつ板状のギヤ
取付板５１および補強板５２によりクランクの軽量化を
図れる。
【００２３】〔他の実施形態〕 （ａ） アウタギヤ４３を別体にする構成に代えて、図
６に示すように、ギヤ取付板５１の周縁部にアウタギヤ
歯４３ａを形成してもよく、図７に示すように補強板５
２の周縁部にアウタギヤ歯４３ｂを形成してもよい。こ
のような構成では、部品点数を削減でき、組立コストを
低減できる。 （ｂ） ギヤ取付板５１および補強板５２に、図８に示
すように、周辺リング部を設けずにリブ部６３，６６だ
けを設け、リブ部６３，６６を対向配置し、リブ部６
３，６６の内方にアウタギヤ板４３を取り付ける構成と
してもよい。この構成の場合にはさらなる軽量化を図れ
る。 （ｃ） ギヤ取付板５１や補強部材５２を軽合金製では
なくそれより軽い合成樹脂や繊維強化樹脂（ＦＲＰやＣ
ＦＲＰ）の板状部材によって構成してもよい。この構成
では、さらに軽量化を図れる。
６に示すように、ギヤ取付板５１の周縁部にアウタギヤ
歯４３ａを形成してもよく、図７に示すように補強板５
２の周縁部にアウタギヤ歯４３ｂを形成してもよい。こ
のような構成では、部品点数を削減でき、組立コストを
低減できる。 （ｂ） ギヤ取付板５１および補強板５２に、図８に示
すように、周辺リング部を設けずにリブ部６３，６６だ
けを設け、リブ部６３，６６を対向配置し、リブ部６
３，６６の内方にアウタギヤ板４３を取り付ける構成と
してもよい。この構成の場合にはさらなる軽量化を図れ
る。 （ｃ） ギヤ取付板５１や補強部材５２を軽合金製では
なくそれより軽い合成樹脂や繊維強化樹脂（ＦＲＰやＣ
ＦＲＰ）の板状部材によって構成してもよい。この構成
では、さらに軽量化を図れる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ギヤ板を板状のギヤ取付部により取り付けるとともに、
ギヤ取付部の周辺部に固定された板状の補強部を設けて
いるので、補強部により強度および剛性が確保され、か
つギヤ取付部及び補強部を板状にすることでより軽量化
を図れる。とくに、これらを金属ではなくそれより軽い
合成樹脂や繊維強化樹脂（ＦＲＰやＣＦＲＰ）の板状部
材によって構成することで、さらに軽量化を図れる。
ギヤ板を板状のギヤ取付部により取り付けるとともに、
ギヤ取付部の周辺部に固定された板状の補強部を設けて
いるので、補強部により強度および剛性が確保され、か
つギヤ取付部及び補強部を板状にすることでより軽量化
を図れる。とくに、これらを金属ではなくそれより軽い
合成樹脂や繊維強化樹脂（ＦＲＰやＣＦＲＰ）の板状部
材によって構成することで、さらに軽量化を図れる。
【図１】本発明の一実施形態を採用したＭＴＢの側面
図。
図。
【図２】右クランクの正面図。
【図３】右クランクの側面図。
【図４】右クランクの正面部分図。
【図５】右クランクの側面部分図。
【図６】他の実施形態の図３に相当する図
【図７】他の実施形態の図３に相当する図。
【図８】他の実施形態の図４に相当する図。
３１ ギヤクランク部 ４０ ペダル ４１ 右クランク ４３ アウタギヤ板 ４３ａ，４３ｂ アウタギヤ歯 ４４ センタギヤ板 ４５ インナギヤ板 ４６ クランク軸 ５０ クランクアーム ５１ ギヤ取付板 ５２ 補強板 ６２，６５ 中心リング部 ６３，６６ リブ部 ６４，６７ 周辺リング部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ１６Ｈ 55/30 Ｆ１６Ｈ 55/30 Ａ (56)参考文献 特開 昭57−195547（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−15074（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−92793（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−139887（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−113598（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−110729（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−104890（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−112055（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−135668（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭48−43792（ＪＰ，Ｙ２) 特許99160（ＪＰ，Ｃ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62M 3/00 B62M 9/00 B62M 9/04 B62M 9/10 F16H 55/12 F16H 55/30
Claims (8)
- 【請求項１】少なくとも１枚のギヤ板が取り付けられる
自転車用ギヤクランクであって、 先端にペダルを取付可能であり、クランク軸を取り付け
るために基端に形成された筒状のボス部を有するクラン
クアームと、 前記ボス部の軸方向一端側外周に係合するように中心部
に形成された第１係合部を有し、その側面に少なくとも
１枚のギヤ板を取付可能な板状のギヤ取付部と、 前記ギヤ取付部の第１係合部と前記クランク軸の軸方向
に間隔を隔てて前記ボス部に係合する第２係合部を有
し、周辺部が前記ギヤ取付部に固定され、内周部の前記
ギヤ取付部に対する間隔が周辺部に比較して広い板状の
補強部と、 を備えた自転車用ギヤクランク。 - 【請求項２】前記ギヤ取付部は、インナギヤ板とセンタ
ギヤ板とアウタギヤ板とを取付可能である、請求項１記
載の自転車用ギヤクランク。 - 【請求項３】前記ギヤ取付部は、インナギヤ板とセンタ
ギヤ板とを取付可能であり、前記補強部の周縁部にアウ
タギヤ歯が形成されている、請求項１記載の自転車用ギ
ヤクランク。 - 【請求項４】前記ギヤ取付部は、インナギヤ板とセンタ
ギヤ板とを取付可能であり、前記ギヤ取付部の周縁部に
アウタギヤ歯が形成されている、請求項１記載の自転車
用ギヤクランク。 - 【請求項５】前記ギヤ取付部および補強部は、それぞれ
係合部を有する中心リング部と、中心リング部から放射
状に延びる複数のリブ部と、リブ部の先端に形成された
周辺リング部とを有しており、周辺リング部の一部また
は全部が互いに固定されている、請求項１から４のいず
れかに記載の自転車用ギヤクランク。 - 【請求項６】前記ギヤ取付部のリブ部と前記補強部のリ
ブ部とは互いに周方向に半ピッチずれて配置されてい
る、請求項５記載の自転車用ギヤクランク。 - 【請求項７】前記ギヤ取付部および補強部は、それぞれ
係合部を有する中心リング部と、中心リング部から放射
状に延びる複数のリブ部とを有しており、前記リブ部の
先端が互いに固定されている、請求項１から４のいずれ
かに記載の自転車用ギヤクランク。 - 【請求項８】前記ギヤ取付部および補強部の少なくとも
一方は、合成樹脂または繊維強化樹脂で形成されてい
る、請求項１から７のいずれかに記載の自転車用ギヤク
ランク。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242004A JP2909010B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自転車用ギヤクランク |
| TW084112323A TW319750B (ja) | 1995-09-20 | 1995-11-20 | |
| US08/705,866 US5772547A (en) | 1995-09-20 | 1996-08-28 | Bicycle crankset |
| DE69631437T DE69631437T2 (de) | 1995-09-20 | 1996-09-13 | Fahrradtretkurbel |
| EP96306658A EP0764575B1 (en) | 1995-09-20 | 1996-09-13 | Bicycle crank set |
| DE69605263T DE69605263T2 (de) | 1995-09-20 | 1996-09-13 | Fahrradtretkurbel |
| EP99101520A EP0909700B1 (en) | 1995-09-20 | 1996-09-13 | Bicycle crankset |
| CN96119985A CN1069276C (zh) | 1995-09-20 | 1996-09-19 | 自行车用齿轮曲柄 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242004A JP2909010B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自転車用ギヤクランク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986471A JPH0986471A (ja) | 1997-03-31 |
| JP2909010B2 true JP2909010B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17082832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7242004A Expired - Lifetime JP2909010B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自転車用ギヤクランク |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5772547A (ja) |
| EP (2) | EP0909700B1 (ja) |
| JP (1) | JP2909010B2 (ja) |
| CN (1) | CN1069276C (ja) |
| DE (2) | DE69605263T2 (ja) |
| TW (1) | TW319750B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3749904B2 (ja) | 2003-06-16 | 2006-03-01 | 株式会社スギノテクノ | ローラチェーン用スプロケット |
| JP2006007799A (ja) | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Shimano Inc | 自転車用スプロケット |
| US20060094550A1 (en) * | 2004-11-01 | 2006-05-04 | Shimano Inc. | Bicycle crankset |
| US7686721B2 (en) * | 2005-05-11 | 2010-03-30 | Shimano Inc. | Bicycle chainring |
| ITMI20061549A1 (it) | 2006-08-03 | 2008-02-04 | Campagnolo Srl | Assieme di pedivella destro per bicicletta e relative pedivella e corona |
| EP2222541A1 (fr) * | 2007-11-22 | 2010-09-01 | DELALE, Jean-Yves | Pedalier a plateaux interchangeables |
| FR2924088A1 (fr) * | 2007-11-22 | 2009-05-29 | Jean Yves Delale | Pedalier a plateaux interchangeables |
| NL2001372C2 (nl) | 2007-12-17 | 2009-06-18 | 3T Design Ltd | Fiets-hoekverstelinrichting voor het in rotatie verstellen van een eerste fietsonderdeel ten opzichte van een tweede fietsonderdeel. |
| DE102008010904B4 (de) * | 2008-02-23 | 2021-10-21 | Sram Deutschland Gmbh | Mehrfach-Kettenzahnrad für ein Fahrrad |
| US20090243250A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | Tien Hsin Industries Co., Ltd. | Bicycle sprocket assembly |
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| TWM365897U (en) | 2009-03-11 | 2009-10-01 | Shimano Kk | Chain ring for bicycle |
| DE202009013652U1 (de) | 2009-10-28 | 2010-01-07 | Cengiz, Cesur | Fahrradtretkurbel |
| WO2012066396A2 (en) * | 2010-06-28 | 2012-05-24 | Twdt Precision Co. , Ltd. | Integrated bicycle chainring assembly |
| TWI522276B (zh) | 2011-10-05 | 2016-02-21 | Shimano Kk | Bicycle sprockets |
| TWI503258B (zh) * | 2012-04-25 | 2015-10-11 | Shimano Kk | 自行車用之鏈輪 |
| CN103419893A (zh) * | 2012-05-18 | 2013-12-04 | 株式会社岛野 | 自行车用链轮 |
| US20140001728A1 (en) * | 2012-06-28 | 2014-01-02 | Specialized Bicycle Components, Inc. | Sensor apparatus for determining forces applied to a pedal of a bicycle |
| EP2746620A1 (en) * | 2012-12-18 | 2014-06-25 | Chang Hui Lin | Sprocket wheel for bicycle |
| US10407126B2 (en) * | 2015-08-28 | 2019-09-10 | Shimano Inc. | Bicycle rear sprocket assembly and bicycle rear sprocket |
| CN106184580A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-12-07 | 雷明久 | 自行车直装式中空曲柄组件及中空曲柄的加工方法 |
| WO2019171860A1 (ja) | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 本田技研工業株式会社 | 自転車用電動アシスト装置及び自転車 |
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| WO2021178457A1 (en) * | 2020-03-03 | 2021-09-10 | Nelson William W | Kits to convert single-speed bicycles to multi-speed bicycles |
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|---|---|---|---|---|
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| US4331043A (en) * | 1979-05-10 | 1982-05-25 | Shimano Industrial Company, Limited | Gear crank for a bicycle |
| US4916974A (en) * | 1987-02-21 | 1990-04-17 | Bridgestone Cycle Co., Ltd. | Stepless speed change device |
| JP2529262B2 (ja) * | 1987-05-21 | 1996-08-28 | 株式会社シマノ | 自転車用駆動ギヤ |
| US5067370A (en) * | 1989-06-13 | 1991-11-26 | Lemmens Joseph R | Variable crank pedal drive for bicycles and the like |
| JPH0378694U (ja) * | 1989-12-05 | 1991-08-09 | ||
| IT1245431B (it) * | 1991-03-04 | 1994-09-20 | Campagnolo Srl | Gruppo pedivella-ingranaggi per una bicicletta |
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| JPH0667289U (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-22 | 株式会社シマノ | 自転車用フロントギヤ装置とこのフロントギヤ装置に使用する自転車用クランク |
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-
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- 1995-09-20 JP JP7242004A patent/JP2909010B2/ja not_active Expired - Lifetime
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-
1996
- 1996-08-28 US US08/705,866 patent/US5772547A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-13 EP EP99101520A patent/EP0909700B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-13 DE DE69605263T patent/DE69605263T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-13 EP EP96306658A patent/EP0764575B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-13 DE DE69631437T patent/DE69631437T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-19 CN CN96119985A patent/CN1069276C/zh not_active Expired - Fee Related
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