JP2908124B2 - 半導体レーザ素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ素子およびその製造方法

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尚宏 須山
智彦 ▲吉▼田
進治 兼岩
雅文 近藤
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健 大林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ素子に関
し、特に、閾値電流が低く、高効率で発振でき、かつ高
出力の場合でも基本横モード動作することができる半導
体レーザ素子およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザ素子は多くの分野において
応用されており、より良好な光学特性が要求されてい
る。優れた光学特性を得るために、屈折率導波構造を採
用した半導体レーザ素子が数多く提案されており、例え
ば、図9に示されるような屈折率導波型ストライプレー
ザ素子が挙げられる。この半導体レーザ素子は、n型G
aAs電流阻止層92が積層形成されたp型GaAs半
導体基板91に断面V形状のストライプ状の溝93が形
成されており、その上にp型AlGaAs第1クラッド
層94、AlGaAs活性層95、n型AlGaAs第
2クラッド層96、n型GaAsコンタクト層97が積
層形成されている。
【0003】この半導体レーザ素子においては、電流阻
止層92に形成された上記溝93にて電流が狭窄され
る。上記電流阻止層92は、活性層95よりバンドギャ
ップが小さく、かつ光吸収作用を有する。よって、上記
溝93の両側面にて実効屈折率が低下し、この部分にお
いて実効屈折率導波路が形成されている。このような構
造を有する半導体レーザ素子では、上記電流阻止層92
の光吸収作用によって、高次横モードの利得が抑制さ
れ、安定な基本横モード動作が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示した
半導体レーザ素子では、上記電流阻止層92の光吸収作
用により基本横モードもある程度損失されるため、微分
効率の低下および発振閾値電流の増大を招くという欠点
がある。特にこの半導体レーザ素子を高出力で動作させ
る場合には、動作電流が増大したり、素子の信頼性が低
下するという欠点がある。
【0005】本発明は、上記欠点を解決しようとするも
のであり、その第1の目的は、閾値電流が低く、高出力
においても高い微分効率で安定して基本横モード発振す
ることができ、信頼性に優れる半導体レーザ素子を提供
することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、上記半導体レーザ
素子を好適に製造することができる方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体発光素子
は、AlyGa1-yAsからなる活性層(yは0以上1以
下)の上下方向両側をAlxGa1-xAsからなる第1ク
ラッド層(xは0以上1以下)とAlzGa1-zAsから
なる第2クラッド層(zは0以上1以下)とで挟んでな
る光発光用の積層部と、離隔された2つの電流阻止層の
間に電流狭窄用のストライプ溝が形成され、該ストライ
プ溝を含む該電流阻止層の上にAlwGa1-wAsからな
る第3クラッド層(wは0より大で1未満)を備えた電
流狭窄機構部とをGaAs基板の上に有し、該第3クラ
ッド層における該ストライプ溝の底の上方にある部分の
屈折率が、該ストライプ溝の両側面の上方にある部分の
屈折率より大きく、そのことにより上記第1の目的が達
成される。
【0008】さらに、前記第3クラッド層において、前
記ストライプ溝の底の上方にある部分の導電型と該スト
ライプ溝の両側面の上方にある部分の導電型が異なる構
成とすると好ましい。
【0009】本発明の半導体レーザ素子の製造方法は、
AlyGa1-yAsからなる活性層(yは0以上1以下)
の上下方向両側をAlxGa1-xAsからなる第1クラッ
ド層(xは0以上1以下)とAlzGa1-zAsからなる
第2クラッド層(zは0以上1以下)とで挟んでなる光
発光用の積層部と、離隔された2つの電流阻止層の間に
電流狭窄用のストライプ溝が形成され、該ストライプ溝
を含む該電流阻止層の上にAlwGa1-wAsからなる第
3クラッド層(wは0より大で1未満)を備えた電流狭
窄機構部とをGaAs基板の上に有する半導体レーザ素
子の製造方法であって、該光発光用の積層部を形成する
工程と、該ストライプ溝の底の面方位を(100)とし
かつその両側面の面方位を(n11)(nは1以上8以
下)となし、ストライプ溝を含む電流阻止層の上に第3
クラッド層を積層して、これにより第3クラッド層にお
けるストライプ溝の底の上方にある部分の屈折率が、該
ストライプ溝の両側面の上方にある部分の屈折率より大
きい該電流狭窄機構部を形成する工程とを行い、そのこ
とにより上記第2の目的が達成される。
【0010】この半導体レーザ素子の製造方法において
は、前記第3クラッド層は両性不純物をドーピングして
形成されてもよい。
【0011】本発明のもう1つの半導体レーザ素子は、
AlyGa1-yAsからなる活性層(yは0以上1以下)
の上下方向両側をAlxGa1-xAsからなる第1クラッ
ド層(xは0以上1以下)と電流狭窄用のリッジ部を有
するAlzGa1-zAsからなる第2クラッド層(zは0
以上1以下)とで挟んでなる光発光用の積層部と、該第
2クラッド層の上AlwGa1-wAsからなる第3クラ
ッド層(wは0より大で1未満)と、がGaAs基板の
上に形成された半導体レーザ素子であって該第3クラ
ッド層は、該リッジ部の両側面上に位置する第1の部分
と、該第2クラッド層の該リッジ部以外の部分の上に位
置する第2の部分と、を含んでおり、該リッジ部及び該
第3クラッド層の該第2の部分の屈折率が、該第3クラ
ッド層の該第1の部分の屈折率より大きく、そのことに
より上記第1の目的が達成される。
【0012】さらに、前記リッジ部の導電型と前記第3
クラッド層の前記第1の部分の導電型が異なる構成とす
ると好ましい。
【0013】本発明のもう1つの半導体レーザ素子の製
造方法は、AlyGa1-yAsからなる活性層(yは0以
上1以下)の上下方向両側をAlxGa1-xAsからなる
第1クラッド層(xは0以上1以下)と電流狭窄用のリ
ッジ部を有するAlzGa1-zAsからなる第2クラッド
層(zは0以上1以下)とで挟んでなる光発光用の積層
部と、該第2クラッド層の上AlwGa1-wAsからな
る第3クラッド層(wは0より大で1未満)と、がGa
As基板の上に形成された半導体レーザ素子の製造方法
であって、該リッジ部の両側面の面方位を(n11)
(nは1以上8以下)としかつリッジ部を挟む両側の第
2クラッド層部分の面方位を(100)となし、次いで
該第2クラッド層の上に第3クラッド層を形成する工程
を包含し該第3クラッド層は、該リッジ部の両側面上
に位置する第1の部分と、該第2クラッド層の該リッジ
部以外の部分の上に位置する第2の部分と、を含んでお
り、該リッジ部及び該第3クラッド層の該第2の部分
屈折率が、該第3クラッド層の該第1の部分の屈折率よ
り大きくなるようにし、そのことにより上記第2の目的
が達成される。
【0014】この半導体レーザ素子の製造方法において
は、前記第3クラッド層は両性不純物をドーピングして
形成されてもよい。
【0015】
【作用】本発明の半導体レーザ素子にあっては、電流狭
窄用のストライプ溝上に形成された第3クラッド層にお
いて、ストライプ溝の底の上方にある部分の屈折率が、
該ストライプ溝の両側面の上方にある部分の該屈折率よ
り大きく形成されているため、この部分において実効屈
折率差に基づく屈折率導波路が形成される。
【0016】また、もう1つの半導体レーザ素子にあっ
ては、電流狭窄用のリッジ部の屈折率が、第3クラッド
層の該リッジ部の両側面の上方にある部分の屈折率より
大きく形成されているため、この部分において実効屈折
率差に基づく屈折率導波路が形成される。
【0017】これら半導体レーザ素子のいずれにおいて
も活性層にて発生した光の基本横モードは、それぞれに
形成された上記屈折率導波路によって閉じ込められる。
【0018】本発明の製造方法にあっては、電流狭窄用
の溝またはリッジ部を備えた層が(n11)面(nは1
以上8以下)と(100)面を有し、AlwGa1-wAs
からなる第3クラッド層がこの層の上に積層される。G
a原子のマイグレーションは(100)面よりも(n1
1)面の方が大きいが、Al原子のマイグレーションの
大きさは、このように面方位が異なっていてもGa原子
程大きく変わらない。よって、第3クラッド層において
(n11)面上に形成された部分のAl混晶比は、(1
00)面上に形成された部分のAl混晶比より大きくな
るため、該(100)面上に形成された部分の屈折率
は、該第3クラッド層の該(n11)面上に形成された
部分より大きくなる。このように面方位の差をすること
で、第3クラッド層を積層すると同時に上記屈折率導波
路が作製される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1の半
導体レーザ素子の製造工程を示す図である。まず、図1
(a)に示すように、n型GaAs基板1の(100)
面上に、通常の方法を用いてAlxGa1-xAs第1クラ
ッド層2、AlyGa1-yAs活性層3、p型AlzGa
1-zAs第2クラッド層4からなる光発光用の積層部を
形成し、さらに、その上にp型GaAs第1保護層5、
n型AlsGa1-sAsエッチングストップ層6(sは0
より大で1以下である)、n型GaAs電流阻止層7を
順次形成する。以上は1回目の成長工程で作製される。
【0021】次に、上記で得られたエピタキシャルウェ
ハー上に、図1(b)に示すように、ホトリソグラフィ
技術によってストライプ状のホトレジストパターン11
1を形成する。その後、このホトレジストパターン11
1をエッチングマスクとして使用し、GaAs選択エッ
チング液を用いて上記電流阻止層7を上記エッチングス
トップ6の表面に達するまでエッチングする。これによ
り、電流阻止層77は離隔され、その間にストライプ溝
112が形成される。このストライプ溝112の両側面
113、113は対称な(n11)面となるようにす
る。ストライプ溝112の底114は(100)面とな
る。
【0022】続いて図1(c)に示すように、AlGa
As選択エッチング液を用いて上記エッチングストップ
層6を除去し、さらにホトレジストパターン111を除
去する。
【0023】上記エッチングストップ層6を除去した
後、MBE(分子線エピタキシー)法による2回目の成
長工程にて、上記ストライプ溝112を含む電流阻止層
7上にp型AlwGa1-wAs第3クラッド層9(wは0
より大で1未満である)を成長させる。ストライプ溝1
12を備えた電流阻止層7と第3クラッド層9により電
流狭窄機構部が形成される。
【0024】第3クラッド層9は、(n11)面である
ストライプ溝の側面113、113上に形成された側面
部116、116と、(100)面であるストライプ溝
の底114上に形成された中央部115を有し、該側面
部116のAl混晶比の方が該中央部115のAl混晶
比よりも大きい。よって、中央部115の屈折率の方が
側面部116の屈折率より大きくなっている。これは、
(100)面上と(n11)面上とではGaAs原子の
マイグレーションの度合が異なるため、(100)面上
と(n11)面とではGaAs層の厚さに差が生じるた
めである。
【0025】この現象は例えば、Appl.Phys.Lett.,56
(8),776(1990)において報告されている。図2に示すよ
うに、面方位が(100)面である水平面21と面方位
が(411)面である側面22では、その上に積層形成
されるGaAs層の厚さには差がある。このように、そ
れぞれの面方位の違いによってGaのマイグレーション
の度合が異なり、(n11)面においては(100)面
よりもGa原子のマイグレーションが大きいため、(1
00)面に積層される場合より、(n11)面に積層さ
れた場合の方がGaAs層は成長されにくくなる。Al
As層を積層する場合には、GaAs層ほど面方位の違
いによる層厚の差は見られない。
【0026】フラットな(100)面および(411)
面の上にGaAsとAlAsを積層すると、下記表1に
示すように、(100)面上に積層した場合は、GaA
s層厚は70オングストローム、AlAs層厚は100
オングストロームであり、(411)面上に積層した場
合は、GaAs層厚は25オングストローム、AlAs
層厚は80オングストロームとなる。すなわち、(10
0)面に比べ、(411)面では、GaAs層厚は36
%まで減少するが、AlAs層厚は80%程度の減少に
留まっている。
【0027】図2に示したような凹凸のある形状におい
ても、GaAs層厚とAlAs層厚にはこのような傾向
がみられ、図2に示すような(411)面と(411)
面とで形成される頂点Aおよび、(411)面と(41
1)面とで挟まれ、(100)面である底部Bでも同様
に各層厚の差が生じる。同表1に各層厚を示す。
【0028】
【表1】
【0029】上述のように、溝の内面にAlGaAsを
成長させると、底21上に形成した層よりも側面22上
に形成した層の方がAlの混晶比が大きくなる。面方位
の差によるこのような効果は、上記nが1以上8以下の
範囲において得られる。
【0030】下記表2に、本実施例における溝の側面1
13を(111)面、(311)面、(411)面、
(811)面となるように形成した場合の、側面113
と底114におけるAl混晶比を示した。
【0031】
【表2】
【0032】MBE法で第2クラッド層4を成長させる
場合に、基板の温度を比較的高温にして行うと、Gaの
マイグレーションが増加しやすくなるので好ましい。例
えば720℃程度の温度で行う。また、Asフラックス
量を小さくする。例えばV/III=5とする。
【0033】第3クラッド層9の上にp型GaAsコン
タクト層10を形成し、さらに基板1側にn型電極11
7、コンタクト層10側にp型電極118を形成する。
【0034】実施例1では、溝112の幅w1を4μm
とし、溝112の側面113、113を(311)面と
した。この実施例で基板1上に積層した各半導体層の組
成および厚さは、例えば以下のように形成する。
【0035】第1クラッド層2:n型AlxGa1-x
s、x=0.50、厚さ1μm、活性層3:AlyGa
1-yAs、y=0.14、厚さ500オングストローム、第
2クラッド層4:p型AlzGa1-zAs、z=0.5
0、厚さ0.3μm、第1保護層5:p型GaAs、厚
さ50オングストローム、エッチングストップ層6:p
型AlsGa1-sAs、s=0.50、厚さ100オング
ストローム、電流阻止層7:n型GaAs、厚さ0.5
μm、第3クラッド層9:p型AlwGa1-wAs、w=
0.50、厚さ1.5μm、コンタクト層10:p型GaA
s、厚さ1μm。
【0036】第3クラッド層9の中央部115のAl混
晶比は0.50、側面部116のAl混晶比は0.60
である。中央部115のAl混晶比よりも側面部116
のAl混晶比が大きいため、側面部116の屈折率は中
央部115の屈折率より小さくなり、この部分で実効屈
折率差による導波構造が形成される。これにより、活性
層3で発生した光が閉じ込められるので、低しきい値電
流、高効率の半導体発光素子となる。さらに、実施例1
においては、電流阻止層7がGaAsでなるので、その
光吸収効果によって高出力でも安定した基本横モード発
振が得られる。また、上記導波構造により、従来の半導
体発光素子と比較して光吸収が少ないため、非点収差を
大幅に改善することができる。
【0037】なお、保護層5はGaAsでなるため、そ
の光吸収効果が上記導波構造における妨げとならないよ
うに、その厚さは100オングストローム以下であること
が好ましい。実施例1では保護層5の厚さは50オング
ストローム程度で十分薄く構成されており、光吸収効果
はほとんどなく上記導波構造の妨げとはならない。
【0038】実施例1の半導レーザ素子においては、従
来40mA程度であったしきい値電流を20mA程度減
少可能である。また、50℃にて70mWで動作させた
場合に、50000時間以上動作可能であり、高い信頼
性が得られた。
【0039】また、上記製造方法を用いることにより、
上記半導体レーザ素子を2回の成長工程で作製すること
ができる。
【0040】(実施例2)図3に示される半導体レーザ
素子は、n型GaAs基板31上に、n型AlxGa1-x
As第1クラッド層32、AlyGa1-yAs活性層3
3、p型AlzGa1- zAs第2クラッド層34、p型G
aAs第1保護層35、n型AlsGa1-sAsエッチン
グストップ層36、n型AluGa1-uAs電流阻止層3
7(uは0より大で1以下である)が積層形成されてい
る。
【0041】実施例2においては、電流阻止層37はA
lGaAsで形成されており、電流阻止層37の上にn
型GaAs保護層38が形成されている。本実施例にお
いては、電流阻止層37がAlGaAsで形成されてい
るため、後記AlwGa1-wAs第3クラッド層39をM
BE法にて成長させる場合に、この保護層38が必要と
なる。
【0042】電流阻止層37は、実施例1と同様にスト
ライプ溝312が形成されており、該ストライプ溝31
2の側面313、313は(n11)面、底314は
(100)面となっている。n型GaAs保護層38の
上には、実施例1と同様にMBE法によって第3クラッ
ド層39、コンタクト層310が形成されている。電極
317、318も実施例1と同様である。
【0043】この実施例では、電流阻止層36および第
2保護層38以外の構造は実施例1と同様であり、スト
ライプ溝312上の第3クラッド層39の中央部315
の屈折率は、側面部316、316の屈折率よりも大き
い。
【0044】電流阻止層37はn型AluGa1-uAsで
形成し、混晶比uは0.20、厚さ1μmであり、第2
保護層38はp型GaAsで形成し、その厚さは0.0
05μmとした。
【0045】実施例2においては、電流阻止層37がA
lGaAsで形成されているため、電流阻止層での光吸
収が実施例1よりも少ない。これにより、さらに低い閾
値電流および高い微分効率を得ることができた。
【0046】本実施例の半導体レーザ素子は、200m
wで動作させた場合でも、安定して基本横モード発振し
た。
【0047】また、本実施例の半導体レーザ素子におい
て、電流阻止層37を第3クラッド層39と同じ半導体
で形成した場合、例えば、それぞれのAl混晶比uとw
とを同じ0.5とした場合も上記と同様の効果が得られ
た。
【0048】(実施例3)図4に示される半導体レーザ
素子は、GaAs基板41および該基板41上に積層形
成された各半導体層の導電型が実施例2と反対の導電型
に形成されている。すなわち、この半導体レーザ素子
は、p型基板41上に、p型AlxGa1-xAs第1クラ
ッド層42、AlyGa1-yAs活性層43、n型Alz
Ga1-zAs第2クラッド層44、n型GaAs第1保
護層45、p型AlsGa1-sAsエッチングストップ層
46、電流阻止層47が積層形成されている。この実施
例においても、電流阻止層47はAlGaAsで形成さ
れており、電流阻止層47の上にn型GaAs保護層4
8が形成されている。電流阻止層47には、実施例1と
同様にストライプ溝412が形成されており、該ストラ
イプ溝412の側面413、413は(n11)面、底
414は(100)面となっている。n型GaAs保護
層48の上には、第3クラッド層49、コンタクト層410
が形成されている。
【0049】この半導体レーザ素子においても、ストラ
イプ溝412における第3クラッド層49の中央部415の
屈折率は側面部416、416の屈折率よりも大きい。
【0050】第3クラッド層49には、例えば、Si等
の両性不純物がドーピングされている。これにより、第
3クラッド層49においては、図中斜線で示した(n1
1)面である上記ストライプ溝412の側面413、4
13上に積層された溝の側面部416、416の導電型
はp型となり、(100)面上に形成された中央部41
5および側面部416、416の外側の部分420、4
20の導電型はn型となる。上記両性不純物は、第3ク
ラッド層49が積層される面の面方位の違いにより、ア
クセプタまたはドナーとして作用するため、側面部41
6、416と中央部415は反対の導電型となる。両性
不純物としてSiを用い、このような性質を有効に利用
するためには、溝412の側面413の面方位(n1
1)におけるnは1以上3以下であることが好ましい。
実施例3では、溝412の側面413を(311)面と
した。
【0051】この半導体レーザ素子においては、電流阻
止層47によって狭窄される幅w1よりも狭いストライ
プ溝の中央部415の幅w2で狭窄されるため、狭窄幅
がさらに狭くなり、さらに閾値電流を低くすることが可
能になる。
【0052】このように、導電型を反対にして第3クラ
ッド層の中央部で電流をさらに狭窄する構成とすること
は、電流阻止層をGaAsで形成した実施例1の半導体
レーザ素子においても適用可能である。
【0053】(実施例4)図5に示される半導体レーザ
素子は、基板51上に、n型AlxGa1-xAs第1クラ
ッド層52、AlyGa1-yAs活性層53、p型Alz
Ga1-zAs第2クラッド層54、p型GaAs第1保
護層55、n型AlsGa1-sAsエッチングストップ層
56、n型GaAsあるいはn型AlGaAsでなる電
流阻止層57、第3クラッド層59、コンタクト層51
BR>0を有し、電流阻止層57に形成されたストライプ
溝512の断面の形状が異なること以外は、実施例1と
ほぼ同様な構造を有する。ストライプ溝512の側面は
それぞれ異なった面方位(n111)、(n211)を有
する面513a、513bからなる。本実施例において
は、下側の側面513b、513bを(311)面、上
側の側面513a、513aを(111)面とした。底
514は(100)面である。
【0054】このように、ストライプ溝512の側面5
13、513をそれぞれ面方位の異なる複数の面513
a、513bで構成することにより、第3クラッド層5
9のストライプ溝512内部の側面部516a、516
bのAl混晶比がそれぞれ変化する。
【0055】(実施例5)本発明は、基板側に電流狭窄
機構部を形成した半導体レーザ素子においても適用可能
である。その例を図6に示す。
【0056】この半導体レーザ素子は、p型GaAs基
板61の(100)面上にn型GaAs電流阻止層62
が積層形成され、該電流阻止層62にはストライプ溝6
12がエッチングによって形成されている。このストラ
イプ溝612の側面613、613は(n11)面であ
り、底614は(100)面である。その上に、Alw
Ga1-wAs第3クラッド層69がMBE法により成長
され、電流狭窄機構部が形成されている。
【0057】かかる構成の上に、LPE(液相エピタキ
シー)法によりp型GaAs第1保護層68、p型Al
xGa1-xAs第1クラッド層63、AlyGa1-yAs活
性層64、n型AlzGa1-zAs第2クラッド層65、
GaAsコンタクト層66が形成されている。さらに、
基板61側にn型電極617、コンタクト層66側にp
型電極618が形成されている。
【0058】実施例5の基板61上に形成された各半導
体層を構成する材料は実施例1においてそれぞれに相当
する部分と同様のものを使用することができる。
【0059】本実施例でも、第3クラッド層69におけ
るAl混晶比は、側面部616、616の方が中央部6
15より大きくなり、この部分で導波構造が形成され
る。
【0060】(実施例6)図7に示されたレーザ素子
は、n型GaAs基板71の上に、n型AlxGa1 -x
s第1クラッド層72、AlyGa1-yAs活性層73お
よびストライプ状のリッジ部720が形成されたp型A
zGa1-zAs第2クラッド層74からなる光発光用の
積層部と、GaAs保護層75、GaAsあるいはAl
GaAsからなる電流阻止層77が積層形成されてい
る。この実施例においては、第2クラッド層74に形成
されたストライプ状のリッジ部720において電流狭窄
が行われる。第2クラッド層74の上には、リッジ部7
10の上方部分を除いて、AlwGa1-wAs第3クラッ
ド層79、コンタクト層710が形成されている。基板
71側にはn型電極717、コンタクト層710側には
p型電極718が形成されている。リッジ部の720の
屈折率は、第3クラッド層79の該リッジ部側面71
3、713上にある側面部716、716より大きく、
この部分において導波構造が形成される。
【0061】この半導体レーザ素子は、以下のようにし
て作製することができる。まず、基板71の(100)
面上に通常の方法による1回目の成長工程にて保護層7
5まで積層し、該保護層75の上に例えばAl23等か
らなる誘電体膜(図示せず)をストライプ状に形成す
る。このストライプをマスクとして、第2クラッド層7
4を側面713、713の面方位が(n11)となるよ
うにエッチングして、リッジ部720を形成する。第2
クラッド層74には、図中破線で示したようなp型Ga
Asからなるエッチングストップ層76が備えられてい
ると、リッジ部720をエッチング形成する際に過剰に
エッチングされることを防止することができる。
【0062】リッジ部720形成後、第3クラッド層7
9および電流阻止層77をMBE法よる2回目の成長工
程にて形成する。上記リッジ部側面713、713の面
方位が(n11)であり、該リッジ部を挟む第2クラッ
ド層部分714、714の面方位は(100)である。
そのため、第3クラッド層79のリッジ部側面713、
713上にある側面部716、716の混晶比は、該部
分714、714の上に積層された部分715、715
よりもAl混晶比が大きくなり、その屈折率が該部分7
15より小さくなる。よって、上記第2クラッド層74
と上記第3クラッド層79とが同じ材料、すなわち上記
混晶比z、wがほぼ等しい材料を用いて形成された場合
でも、リッジ部720の屈折率が上記側面部716、7
16の屈折率よりも大きくなるように構成することがで
きる。
【0063】また、本実施例においては、実施例3と同
様に第3クラッド層79にSi等の両性不純物をド−ピ
ングすることによって、側面部716の導電型と該部分
715の導電型とが異なるように構成することができ
る。これにより、実施例3と同様に電流狭窄幅をさらに
狭くすることができる。
【0064】(実施例7)図8に示される半導体レーザ
素子は、GaAs基板81の上に積層されたAlxGa
1-xAs第1クラッド層82、AlyGa1-yAs活性層
83、リッジ部820が形成されたp型AlzGa1-z
s第2クラッド層83、GaAs保護層85を有し、実
施例6の半導体レーザ素子とほぼ同様の構造を有する
が、この実施例においては、AlwGa1-wAs第3クラ
ッド層89がリッジ部820全体を覆って形成されてお
り、電流阻止層がない。リッジ部の820の屈折率は、
第3クラッド層89のリッジ部側面813、813上に
ある側面部816、816より大きく、この部分におい
て導波構造が形成される。
【0065】この半導体レーザ素子は、実施例7と同様
の成長方法およびエッチング法を用いて作製することが
できる。また、この半導体レーザ素子には、実施例6と
同様の理由で第2クラッド層84に、図中想像線で示し
たようなGaAsエッチングストップ層85が設けられ
ていると好ましい。
【0066】この実施例においても、上記側面813、
813の面方位が(n11)であり、リッジ部を挟む第
2クラッド層部分814、814の面方位は(100)
である。そのため、第3クラッド層89の該側面81
3、813上にある側面部816、816のAl混晶比
は、該リッジ部820の上方部分821および、リッジ
部を挟む第2クラッド層部分814、814上に積層さ
れた部分815、815のAl混晶比より大きくなり、
該側面部816の屈折率は上方部分821および部分8
15より小さくなる。
【0067】また、実施例7においては、GaAsから
なる電流阻止層がないため、光吸収がなく、これにより
さらに低閾値電流および高微分効率を得ることができ
た。本実施例では、200mwで出力動作させた場合で
も、安定して基本横モード発振した。
【0068】また、本実施例においても実施例3と同様
に第3クラッド層89にSi等の両性不純物をド−ピン
グすることによって、側面部816の導電型と該部分8
15の導電型とが異なるように構成することができ、こ
れにより、実施例3と同様に電流狭窄幅をさらに狭くす
ることができる。
【0069】各実施例中、光発光用の積層部を形成する
第1クラッド層および第2クラッド層は、成長方向にA
l混晶比を変化させた構成、例えば、光ガイド層を備え
たSCH(Separate Confinement Heterostructure)構
造、あるいはGRIN−SCH(Graded Index Separat
e Confinement Heterostructure)構造としてもよい。
また、活性層を量子井戸構造としてもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明の半導体レーザ素子によれば、基
本横モードに対して実効屈折率に基づく屈折率型導波路
が有効に作用するので、閾値電流が低く、高い効率で発
振できる半導体レーザ素子を提供することができる。
【0071】さらに、本発明の半導体レーザ素子によれ
ば、高出力動作する場合でも高次横モード発振すること
なく、安定した基本横モード発振が得られ、信頼性の高
い半導体レーザ素子を提供することができる。
【0072】本発明の製造方法によれば、面方位の差を
利用することにより、本発明の半導体レーザ素子を容易
に作製することができる。また、本発明の半導体レーザ
素子を2回の成長工程で作製することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半導体レーザ素子の製造工
程を説明する図である。
【図2】異なる面方位を有する面上に、AlGaAs層
を積層した状態を示す図である。
【図3】本発明の実施例2の半導体レーザ素子を示す模
式図である。
【図4】本発明の実施例3の半導体レーザ素子を示す模
式図である。
【図5】本発明の実施例4の半導体レーザ素子を示す模
式図である。
【図6】本発明の実施例5の半導体レーザ素子を示す模
式図である。
【図7】本発明の実施例6の半導体レーザ素子を示す模
式図である。
【図8】本発明の実施例7の半導体レーザ素子を示す模
式図である。
【図9】従来の半導体レーザ素子の縦断面図である。
【符号の説明】
1、31、41、51、61、71、81 基板 2、32、42、52、62、72、82 第1クラッ
ド層 3、33、43、53、63、73、83 活性層 4、34、44、54、64、74、84 第2クラッ
ド層 9、39、49、59、69、79、89 第3クラッ
ド層 112、312、412、512、612 ストライプ
溝 113、313、413、513、613 ストライプ
溝側面 114、214、314、414、514 ストライプ
溝底 115、215、315、415、515 中央部 116、216、316、416、516、616、7
16 側面部 720、820 リッジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼岩 進治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 近藤 雅文 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 幡 俊雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 大林 健 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−322482(JP,A) 特開 平5−167174(JP,A) 特開 平2−260586(JP,A) J.Crystal Growth 124(1992)p.235 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AlyGa1-yAsからなる活性層(yは
    0以上1以下)の上下方向両側をAlxGa1-xAsから
    なる第1クラッド層(xは0以上1以下)とAlzGa
    1-zAsからなる第2クラッド層(zは0以上1以下)
    とで挟んでなる光発光用の積層部と、離隔された2つの
    電流阻止層の間に電流狭窄用のストライプ溝が形成さ
    れ、該ストライプ溝を含む該電流阻止層の上にAlw
    1-wAsからなる第3クラッド層(wは0より大で1
    未満)を備えた電流狭窄機構部とをGaAs基板の上に
    有し、該第3クラッド層における該ストライプ溝の底の
    上方にある部分の屈折率が、該ストライプ溝の両側面の
    上方にある部分の屈折率より大きい半導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 前記第3クラッド層において、前記スト
    ライプ溝の底の上方にある部分の導電型と該ストライプ
    溝の両側面の上方にある部分の導電型が異なる請求項1
    記載の半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 AlyGa1-yAsからなる活性層(yは
    0以上1以下)の上下方向両側をAlxGa1-xAsから
    なる第1クラッド層(xは0以上1以下)とAlzGa
    1-zAsからなる第2クラッド層(zは0以上1以下)
    とで挟んでなる光発光用の積層部と、離隔された2つの
    電流阻止層の間に電流狭窄用のストライプ溝が形成さ
    れ、該ストライプ溝を含む該電流阻止層の上にAlw
    1-wAsからなる第3クラッド層(wは0より大で1
    未満)を備えた電流狭窄機構部とをGaAs基板の上に
    有する半導体レーザ素子の製造方法であって、 該光発光用の積層部を形成する工程と、 該ストライプ溝の底の面方位を(100)としかつその
    両側面の面方位を(n11)(nは1以上8以下)とな
    し、ストライプ溝を含む電流阻止層の上に第3クラッド
    層を積層して、これにより第3クラッド層におけるスト
    ライプ溝の底の上方にある部分の屈折率が、該ストライ
    プ溝の両側面の上方にある部分の屈折率より大きい該電
    流狭窄機構部を形成する工程とを行う半導体レーザ素子
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第3クラッド層は両性不純物をドー
    ピングして形成されている請求項3記載の半導体レーザ
    素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 AlyGa1-yAsからなる活性層(yは
    0以上1以下)の上下方向両側をAlxGa1-xAsから
    なる第1クラッド層(xは0以上1以下)と電流狭窄用
    のリッジ部を有するAlzGa1-zAsからなる第2クラ
    ッド層(zは0以上1以下)とで挟んでなる光発光用の
    積層部と、該第2クラッド層の上AlwGa1-wAsか
    らなる第3クラッド層(wは0より大で1未満)と、が
    GaAs基板の上に形成された半導体レーザ素子であっ
    該第3クラッド層は、該リッジ部の両側面上に位置する
    第1の部分と、該第2クラッド層の該リッジ部以外の部
    分の上に位置する第2の部分と、を含んでおり、 該リッ
    ジ部及び該第3クラッド層の該第2の部分の屈折率が、
    該第3クラッド層の該第1の部分の屈折率より大きい半
    導体レーザ素子。
  6. 【請求項6】 前記リッジ部の導電型と前記第3クラッ
    ド層の前記第1の部分の導電型が異なる請求項5記載の
    半導体レーザ素子。
  7. 【請求項7】 AlyGa1-yAsからなる活性層(yは
    0以上1以下)の上下方向両側をAlxGa1-xAsから
    なる第1クラッド層(xは0以上1以下)と電流狭窄用
    のリッジ部を有するAlzGa1-zAsからなる第2クラ
    ッド層(zは0以上1以下)とで挟んでなる光発光用の
    積層部と、該第2クラッド層の上AlwGa1-wAsか
    らなる第3クラッド層(wは0より大で1未満)と、が
    GaAs基板の上に形成された半導体レーザ素子の製造
    方法であって、 該リッジ部の両側面の面方位を(n11)(nは1以上
    8以下)としかつリッジ部を挟む両側の第2クラッド層
    部分の面方位を(100)となし、次いで該第2クラッ
    ド層の上に第3クラッド層を形成する工程を包含し該第3クラッド層は、該リッジ部の両側面上に位置する
    第1の部分と、該第2クラッド層の該リッジ部以外の部
    分の上に位置する第2の部分と、を含んでおり、 該リッ
    ジ部及び該第3クラッド層の該第2の部分の屈折率が、
    該第3クラッド層の該第1の部分の屈折率より大きくな
    るようにする半導体レーザ素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第3クラッド層は両性不純物をドー
    ピングして形成されている請求項7記載の半導体レーザ
    素子の製造方法。
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