JP2907728B2 - 音声処理装置 - Google Patents

音声処理装置

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JP2907728B2
JP2907728B2 JP6188202A JP18820294A JP2907728B2 JP 2907728 B2 JP2907728 B2 JP 2907728B2 JP 6188202 A JP6188202 A JP 6188202A JP 18820294 A JP18820294 A JP 18820294A JP 2907728 B2 JP2907728 B2 JP 2907728B2
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博之 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離散的に発声された単
語を認識する音声処理装置に関し、特に本発明は、自動
車に搭載されるナビゲーション装置に設置される音声処
理装置の使用者の利便向上と共に安全性向上に寄与でき
る音声処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記音声処理装置は、特に本発明では自
動車に搭載されるナビゲーションへの目的位置の入力等
に使用する音声処理装置に関する。図32は、従来の音
声処理装置の構成を示す図である。本図に示すように、
音声処理装置は、前述のように離散的に発声された単語
を認識するものであり、運転者からの目的位置の音声を
入力して電気信号に変化するマイクロフォン1を有す
る。マイクロフォン1に接続される認識部2は、マイク
ロフォン1の出力信号を増幅する増幅器21と、増幅器
21の出力信号をアナログからディジタルに変換するA
/D変換器21(Analog To Digital Converter) と、入
力目標位置の単語をパターン認識しDSP(Digital Sig
nal Processor)で構成される候補認識部23と、目標位
置の単語候補の標準パターンを予め記憶するメモリから
なる辞書部24とを具備する。
【0003】候補認識部23では、マイクロフォン1か
らの入力目標位置と前記辞書部24に記憶されている標
準パターンの候補とを比較し最も似ているものを探し出
す。これをパターン照合又はパターンマッチングとい
い、このパターンマッチングには、例えば、非線形マッ
チング、ダイナミックプログラミング(DP)マッチン
グがある。このパターンマッチングでの入力目標位置と
標準パターンの候補の類似の度合いを図る尺度のことを
距離という。この距離から以下のようにして、認識結果
が求められる。
【0004】図33は図32のメモリ(辞書部24)か
らDSP(候補認識部23)により認識されてマイクロ
プロセッサ(制御部3)に出力される候補を説明する図
である。本図に示すように、辞書部24には、地域を複
数のブロックに、例えば地域(1)、(2)、…、
(m)に分けて、地域(1)には標準パターンの候補
(1,1)、(1,2)、…、(1,n1),地域
(2)には標準パターンの候補(2,1)、(2,
2)、…、(2,n2),…,地域(m)には標準パタ
ーンの候補(m,1)、(2,2)、…、(2,nm
が記憶されている。
【0005】例えば、標準パターンの候補は、候補認識
部23により、図示のように、第1番目に小さい距離3
26の候補(1,2)を第1の候補とし、第2番目に小
さい距離434の候補(2,n2 )を第2番目の候補と
し、最後に小さい距離1157の候補(2,n1 )を最
後の候補としてならべかえられる。図34は図33の音
声制御部4による音声処理の制御を示す図である。本図
に示すように、発声された目標位置「A」と辞書部24
の標準パターンの単語候補との認識が候補認識部23に
より行われ、第1の候補から複数の候補が認識結果とし
て、マイクロプロセッサである制御部3に出力される。
制御部3に接続される表示制御部4は第1の候補から複
数の上位候補をLCD5(Liquid Crystal Display)に上
位表示して「選んで下さい」との選択を求める表示を行
う。。LCD5に設けてあるタッチパネル6によるタッ
チ信号を表示制御部4は入力しこのタッチ信号により選
択された一の候補が制御部3に出力される。表示制御部
4では、タッチパネル6のスイッチ操作で、例えば、第
3番目の候補が選択されるた後に確定のスイッチ操作が
あると第3の候補がナビゲーション装置に出力される。
リセットのスイッチ操作あると前述の選択を求める表示
を再度行う。確定操作をやり直させるためである。この
ようにしてナビゲーション装置への目的位置の入力に使
用されて、認識率の不十分な面を補充して、自動車の運
転操作の支援に利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記音声処
理装置では、対象となる全ての辞書部24の中から発声
された内容とマッチングし、類似の度合いが高いものか
ら順に任意個数の候補を選出しているが、辞書部24の
候補が多くなると、前述の上位表示に正解が含まれる可
能性が低下する。このため、正解を得るため何度も言い
直しや、スイッチ操作等が必要となり、操作の際の視点
移動が伴う。しかしながら、自動車の運転中に、この視
点の移動は、使い勝手が悪いことを意味し、さらに安全
性の面からも好ましくないという問題がある。
【0007】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、視点移動が少なく使い易くかつ安全性が高い音声処
理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次に構成を有する音声処理装置を提供
する。本発明によれば入力音声を音声認識処理して、自
動車のナビゲーション装置への目標位置として設定する
音声処理装置において、入力音声と、各単語の標準パタ
ーンを比較して、その類似度を表す標準距離を求め、該
標準距離が小さい(類似度の高い)方から複数の標準パ
ターンの単語を認識候補として選択する認識候補選択手
段と、自動車の位置を検出する位置検出手段と、自動車
が走行する領域を複数の地域に区分し、前記位置検出手
段による検出位置により、自動車が各地域を通過する頻
度を求め、この頻度に応じて類似の度合いを表す認識距
離が小さくなる(類似度が高くなる)ような頻度係数を
各地域毎に形成して記憶する地域履歴管理手段と、前記
認識候補選択手段により選択された各認識候補につい
て、対応する標準距離と、前記地域履歴管理手段に記憶
され認識候補が存在する地域の頻度係数とを演算処理し
て認識距離を算出する演算手段と、前記演算手段により
算出された認識距離が最も小さい認識候補を目的位置と
して認識する再評価手段とを備える音声処理装置が提供
される。
【0009】また、自動車が走行する領域を複数の地域
に区分し、各地域について類似の度合いを表す距離が小
さくなるような頻度係数を予め記憶する地域優先地域情
報手段を設けるようにしてもよい。また、過去に得られ
た最も類似する候補から複数の候補を記憶する過去の認
識結果情報記憶手段と、過去に認識結果情報記憶手段に
より得られた各候補の認識頻度を求め、この頻度に応じ
て類似の度合いを表す距離が小さくなるような頻度係数
を各候補毎に形成して記憶する認識優先候補管理情報手
段とを設けるようにしてもよい。
【0010】過去に認識結果情報記憶手段により得られ
た各候補の認識頻度を、地名管理手段を介して、各地域
の認識頻度に変換し、この頻度に応じて類似の度合いを
表す距離が小さくなるような頻度係数を各地域毎に形成
して記憶する認識優先地域管理情報手段を設けるように
してもよい。過去に認識結果情報記憶手段により得られ
た各候補の認識頻度を、地名管理手段を介して、各地域
毎にまとめ、この頻度に応じて類似の度合いを表す距離
が小さくなる(類似度が高くなる)ような頻度係数を各
地域毎に形成して記憶する認識優先候補/地域管理情報
手段を設け、位置検出手段による位置検出があった地域
だけの候補を頻度係数だけを再評価するようにしてもよ
い。
【0011】前記認識優先候補/地域管理情報手段の地
域の頻度係数を前記最も類似する候補から複数の候補の
距離に前記候補の頻度係数を乗算し、さらに、地域優先
地域情報手段の各地域の頻度係数を乗算して新たに得ら
れる距離に基づき、前記最も類似する候補から複数の候
補を更新して、更新されたなかから1つの候補を目的位
置として認識するようにしてもよい。
【0012】前記地域履歴管理手段の各地域の頻度係数
より自動車が特定の地域を走行の有無を判断し、走行が
無いと判断される場合には、目標位置と標準パターンの
候補とを比較する際に標準パターンの候補から走行が無
い地域の候補を選択して削除する認識対象選択手段を設
けてもよい。前記認識対象選択手段は、前記認識優先候
補管理情報手段の各候補の頻度係数により特定の地域の
候補の過去の認識の有無を判断し、候補の過去の認識が
無いと判断される場合には、目標位置と標準パターンの
候補とを比較する際に標準パターンから候補の過去の認
識が無い地域の候補を選択して削除するようにしてもよ
い。
【0013】前記認識対象選択手段は、前記認識優先地
域管理情報手段の各地域の頻度係数により特定の過去の
地域の認識の有無を判断し、過去の地域の認識が無いと
判断される場合には、目標位置と標準パターンの候補と
を比較する際に標準パターン候補から過去の認識が無い
地域の候補を選択して削除するようにしてもよい。さら
に、イグニッションsw信号を入力し、このイグニッシ
ョンsw信号により認識対象選択手段の前記選択の削除
を解除し、外部から再選択信号により前記選択の削除を
有効にする選択制御手段を設けるようにしてもよい。
【0014】
【作用】本発明の音声処理装置によれば、各地域の頻度
係数が各地域に属する候補の頻度係数に変換され、前記
最も類似する候補から複数の候補の距離に前記頻度係数
が乗算され、新たに得られる距離に基づき、最も類似す
る候補から複数の候補を更新して、更新されたなかから
1つの候補が目的位置として認識することにより、上位
表示に正解が含まれる可能性が高くなる。この認識率の
向上のため、従来のように、正解を得るため何度も言い
直しや、スイッチ操作等が不要となり、操作の際の視点
移動がなくなる。したがって、自動車の運転中に、使い
勝手が改善され、さらに安全性の面からも好ましくな
る。
【0015】自動車が走行する領域を複数の地域に区分
し、各地域について距離が小さく(類似度が高く)なる
ような頻度係数を予め記憶するようにして、予め頻度係
数を予め設定することにより、位置検出手段がなくて
も、同様な作用効果を得ることができる。また、過去に
得られた最も類似する候補から複数の候補を記憶し、得
られた各候補の認識頻度を求め、頻度係数を各候補毎に
形成して記憶するようにして、位置検出手段を用いずに
も、さらに予め頻度係数を設定することなく、同様な作
用効果を得ることができる。
【0016】過去に認識結果情報記憶手段により得られ
た各候補の認識頻度より求めた頻度係数を各地域毎に形
成して記憶する認識優先地域管理情報手段を設けること
により、頻度係数の管理が簡単化する。過去に認識結果
情報記憶手段により得られた各候補の認識頻度より求め
た頻度係数を各地域毎に形成して記憶し、位置検出手段
による位置検出があった地域だけの候補を頻度係数だけ
を再評価することにより、同様な作用効果を得ることが
できる。
【0017】前記認識優先候補/地域管理情報手段の地
域の頻度係数を前記最も類似する候補から複数の候補の
距離に前記候補の頻度係数を乗算し、さらに、地域優先
地域情報手段の各地域の頻度係数を乗算して新たに得ら
れる距離に基づき、前記最も類似する候補から複数の候
補を更新して、更新されたなかから1つの候補を目的位
置として認識することにより、さらなる認識率の向上が
図れる。
【0018】各地域の頻度係数より自動車が特定の地域
の走行が無いと判断される場合には、標準パターンの候
補から走行が無い地域の候補を選択して削除することに
より、認識対象を減少させることにより、認識率を向上
できる。さらに、イグニッションsw信号を入力し、こ
のイグニッションsw信号により認識対象選択手段の前
記選択の削除を解除し、外部から再選択信号により前記
選択の削除を有効にすることにより、走行頻度が小さい
他の地域を走行中にも有効に動作するように、選択の削
除が行われていることをユーザに思い出させる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1,2は本発明の実施例に係る音声処理装
置における制御部3に設けられた音声認識性能向上手段
の構成であって地名認識の重み付け機能を有する例を示
す図である(その1,2)。本図に示すように、制御部
(マイクロプロセッサ)3には使用頻度の高い地域の候
補の認識を高める音声認識向上手段31が設けられる。
この音声認識向上手段31には、位置検出手段7から自
車の位置情報を受ける地域履歴管理手段32が設けられ
る。まず位置検出手段7は、GPS(GlobalPositioning
System) に使用される測位用アンテナからの信号から
測位処理を行って緯度、経度の自車位置を検出する。ま
た、この自車位置は自車の車輪回転パルスにより補完さ
れる場合もある。音声認識向上手段31は、位置検出手
段7からの自車位置情報を受ける制御・判断処理部40
を有する。制御・判断処理部40は、緯度・経度で区分
した複数の地域を記憶する領域記憶手段41から自車位
置情報に対応する地域を以下の如く判断する。
【0020】図3は図1,2の地域記憶手段41におい
て、例えば地域(1)を判断する例を示す図である。地
域記憶手段41においては、緯度線と経度線で囲まれる
格子状の複数の地域(i),i=1〜m;が形成されて
おり、本図に示すように、例えば、地域(1)は(緯
度、経度):ε(1,1)、ε(2,1)、ε(3,
1)、ε(4,1)で囲まれる範囲とする。自車位置情
報(緯度・経度)がこの範囲に入っていれば、自車が地
域(1)にあると判断する。
【0021】さらに音声認識性能向上手段31は、各地
域を走行するたびに、認識部2の認識結果として候補の
距離を小さく(類似度を高く)するために、各地域の頻
度係数を算出して記憶する地域走行頻度係数記憶手段4
2を有する。また、音声認識向上手段31は、認識部2
の認識結果の各候補と前記地域走行頻度係数記憶手段4
2により得られる頻度係数に地域との関係を付けるため
に、車両が走行する地域の地名を管理する地名管理手段
33を有する。地名管理手段33は制御・判断処理部4
0からの地名情報を受けるメモリ管理機能部50と、複
数の地域(1)、(2)、…、(m)のそれぞれに複数
の地名の候補(1)、(2)、…、を予め記憶しかつメ
モリ管理機能部50からの地域の情報に対応する地名の
候補を出力するメモリ51とを有する。この地域の候補
は、例えば、地名、名所旧跡名、ホテル、病院等の施設
名を含む。
【0022】なお、音声認識性能向上手段31は、前述
と同様に、車両の走行する地域の地名を管理する音声パ
ターン管理手段34を有する。音声パターン管理手段3
4は、地名管理手段33は制御・判断処理部40からの
地名情報を受けるメモリ管理機能部60と、音声認識の
ために保有する地名の辞書部24(音声関連の情報パタ
ーンや地名の読み出し情報などを含む辞書)に対応して
複数の地域のそれぞれに複数のパターンを記憶するメモ
リ61を有するようにしてもよい。この場合、地名管理
手段33及び音声パターン管理手段34は全く一致する
場合や一部共通する場合も存在する。このような場合、
地名そのものが音声認識用の辞書情報の一部となる。
【0023】また、音声認識性能向上手段31はマイク
ロフォン1及び認識部2を経て得られた音声認識結果の
候補を再評価する再評価手段35を有する。再評価手段
35は、認識部2からの候補の類似度を表す距離を記憶
する候補記憶手段71と、地域履歴管理手段32からの
地域走行頻度係数と地名管理手段33からの地域の情報
に対応する地名の候補を入力し地域の頻度係数を候補の
頻度係数に変換する候補係数算出手段72と、候補記憶
手段71からの候補の距離に候補の頻度係数を乗算する
乗算手段73と、この乗算結果を再評価し、図30の表
示制御部4に出力する再評価結果部74とを有する。
【0024】図4は図1,2の音声認識向上手段31を
実現するためにマイクロプロセッサ3に内蔵するプログ
ラムを示す図である。本図に示すように、制御部3を構
成するマイクロプロセッサ3には位置検出手段7とBU
S1で接続される。なお、位置検出手段7の出力は他に
も出力されて使用されている。また、マイクロプロセッ
サ3にはマイクロフォン1に接続される認識部2とBU
S2で接続され、認識部2より割込み要求(IRQ)を
入力する。マイクロプロセッサ3では、地域履歴管理手
段32を動作させるための履歴管理プログラム、地名管
理手段33を動作させるための地名管理プログラム、音
声パターン管理手段34を動作させるための音声パター
ン管理プログラム、再評価手段35を動作させるための
再評価プログラムがROM(Read Only Memory)などに内
蔵される。
【0025】図5は図1,2の再評価手段35を詳細に
説明する図である。本図に示すように、地域履歴管理手
段32では地域履歴情報が地域(1)では頻度係数が
0.56、地域(2)では頻度係数が0.04(よく使
用されている)と形成されているとする。地名管理手段
33では地名選択情報が、「C」は地域(1)、「D」
は地域(1)、「A」は地域(2)と選択されていると
する。マイクロフォン1では「A」という地名発声が捕
捉され、認識部2ではこれを以下の如く認識して、 1.候補「C」の距離は326、 2.候補「D」の距離は434、 3.候補「A」の距離は562、 … n.候補「X」の距離は1157 となったとする。この場合の距離は発声と類似した候補
の数値が小さくなっている。
【0026】再評価手段35では、各候補の距離に対応
する頻度係数を乗算して、以下の如く、各候補の再評価
が行われる。 1.候補「A」の距離は22、 2.候補「C」の距離は182、 3.候補「D」の距離は243、 … n.候補「X」の距離は1157 となる。このようにして、候補「C」ではなく、候補
「A」が出力される。
【0027】次に、前述したマイクロプロセッサ3に内
蔵するプログラムを詳細に説明する。図6は初期化を行
うメインルーチンのリスタートを説明するフローチャー
トである。ステップS1において、複数の地域の走行の
頻度係数w(1)〜w(m)の初期値を「1」に設定す
る。
【0028】ステップS2において、他の初期化を行
う。ステップS3において、その他の処理を行う。図7
は履歴管理プログラムを説明するフローチャートであ
る。ステップS11において、地域履歴管理手段32は
測位情報を読み込む。ステップS12において、地域番
号を表すθをθ=1に設定する。
【0029】ステップS13において、自車の現在位置
が地域(θ)にあるか否かを判断する。この判断が「N
O」なら後述するステップS17に進む。ステップS1
4において、上記判断が「YES」なら、地域(θ)で
の頻度係数w(θ)は、 w(θ)=w(θ)×α と更新される。ここに、αは任意の係数であるが、例え
ば、α=0.5である。
【0030】ステップS15において、 w(θ)≦Lim が成立するか否かを判断する。ここに、例えば、Lim
=0.01とする。この判断が「NO」ならステップS
17に進む。ステップS16において、上記判断が「Y
ES」なら、 w(θ)=Lim とする。ステップS17に進む。
【0031】ステップS17において、θ=mか否かを
判断する。ここに、mは対象となる地域番号を表す。こ
の判断が「YES」ならリターン処理に進む。ステップ
S18において、上記判断が「NO」なら θ=θ+1 として、ステップS13に進む。
【0032】図8は再評価プログラムのIRQ割込みル
ーチンを説明するフローチャートである。ステップS2
1において、候補番号を表すPをP=1に設定する。ス
テップS22において、領域の番号θをθ=1に設定す
る。ステップS23において、候補(P)は領域(θ)
に属するか否かを判断する。この判断が「NO」なら後
述するステップS25に進む。
【0033】ステップS24において、上記判断が「Y
ES」なら、認識部2により認識された候補Pの類似の
度合いを表す距離k(P)を以下のように補正する。ス
テップS25に進む。 k(P)=k(P)×w(θ) ステップS25において、θ=mか否かを判断する。こ
こに、前述のようにmは地域番号の最大値である。
【0034】ステップS26において、上記判断が「Y
ES」ならP=n1 か否かを判断する。この判断が「Y
ES」ならリターン処理する。地域(1)の候補番号の
最大値である。ステップS27において、ステップS2
5の判断が「NO」なら、 θ=θ+1 として、ステップS23に戻る。
【0035】ステップS28において、ステップS26
の判断が「NO」なら、 P=P+1 として、ステップS23に戻る。本実施例によれば、使
用者の行動範囲にある地名の認識率を高めることにより
誤認識を減少し、使用者の利便性、言い直しや、従来の
ようにスイッチを用いた修正による危険を未然に防止す
ることが可能になる。
【0036】図9は本発明の実施例に係る第1の変形例
を示す概念図であって地名識別の重み付け機能を有する
例を示す図である。本図に示すように、制御部3に、図
1の地域履歴管理手段41に代わり認識優先地域情報部
36を設ける。認識優先地域情報手段36は、走行の頻
度程度に応じて、例えば地域(1)について優先係数
0.5、地域(2)について最優先係数0.01、その
他の地域(i)について通常係数1.0を有する。これ
らの係数はユーザが選択設定可能にする。
【0037】前述のように、マイクロフォン1では
「A」という地名発声が捕捉され、認識部2ではこれを
以下の如く認識して、 1.候補「C」の距離は326、 2.候補「D」の距離は434、 3.候補「A」の距離は562、 … n.候補「X」の距離は1157 となったとする。これらのは、前述と同様に再評価手段
35の候補記憶手段71に記憶される。
【0038】再評価手段35には候補地域識別手段75
が設けられ、この候補識別手段71により、地名管理手
段33の地名選択情報を基に、候補記憶手段71の候補
がどの地域に属するかが識別される。このようにして、
地域が識別された候補の距離に認識優先地域情報手段3
6の優先係数を乗算手段76により乗算する。得られた
結果は再評価結果手段74において、 1.候補「A」の距離は5、 2.候補「C」の距離は163、 3.候補「D」の距離は217、 … n.候補「X」の距離は1157 となる。このようにして、候補「A」が出力される。図
9は第1の変形例に係るメインルーチンのリスタートを
説明するフローチャートである。
【0039】ステップS31において、複数の地域の走
行の頻度係数w(1)〜w(m)の初期値を「1」に設
定する。ステップS32において、他の初期化を行う。
ステップS33において、認識優先地域指定モードか否
かを判断する。この判断が「NO」なら後述するステッ
プS40に進む。
【0040】ステップS34において、上記判断が「Y
ES」なら、θ=1とする。ステップS35において、
地域(θ)は最優先地域か否かを判断する。ステップS
36において、上記判断が「YES」なら、頻度係数w
(θ)=0.01とする。ステップS39に進む。ステ
ップS37において、ステップS35の判断が「NO」
なら、地域(θ)は優先地域か否かを判断する。この判
断が「NO」ならステップS39に進む。
【0041】ステップS38において、上記判断が「Y
ES」なら、頻度係数w(θ)=0.5とする。ステッ
プS39に進む。ステップS39において、θ=mか否
かを判断する。この判断が「NO」ならステップS35
に戻る。ステップS40において、上記判断が「YE
S」ならその他の処理を行う。ステップS33に戻る。
【0042】なお、IRQ割込みは図8と同じであるの
で省略する。第1の変形例によれば、位置検出手段がな
くても、図1の構成と同様な作用効果が得られる。従
来、地域指定を行うものがあったが、この場合指定され
た地域以外は認識対象外になってしまい認識されること
はない。本例は再評価するのであって、従来認識対象外
になっていたものも認識される。すなわち、類似するも
のに対して頻度係数により認識率が高くなる。
【0043】図11は本発明の実施例に係る第2の変形
例を示す概念図であって使用頻度を考慮した認識重み付
け機能を有する例を示す図である。本図に示すように、
制御部3には、地域履歴管理手段32の変形として過去
の認識結果情報記憶手段60と認識優先候補履歴情報手
段61とが設けられる。過去の認識結果情報記憶手段6
0は認識部2により選択された過去の認識結果の情報を
記憶する。この場合数候補を選択しさらにその中から1
つの候補を選択した場合も含む。認識優先候補履歴情報
手段61は過去の認識結果の情報から候補g1(X)の出現
回数をカウントしてこのカウントg3(X)から候補g1(X)
の頻度係数g2(X)を求める。ここにx は認識候補の順位
1〜nを示す。再評価手段35では候補頻度係数算出手
段61により得られた頻度係数g2(X)が認識部2により
得られた候補h1(x)の距離h2(x)に乗算されて、候補h
1(x)、距離h2(x)の再評価結果が形成される。このよう
に、本例では図1の位置検出器7の情報を用いずにさら
に地名管理手段33を用いずに構成される。
【0044】図12は第2の変形に係るメインルーチン
のリスタートを説明するフローチャートである。ステッ
プS41において、候補の頻度係数g2(1)〜g2(n)を
「1」に設定する。ステップS42において、他のイニ
シャライズを行う。
【0045】ステップS43において、その他の処理を
行う。図13は第2の変形に係る再評価プログラムのI
RQ割込みルーチンを説明するフローチャートである。
ステップS50において、x=1に初期化する。ステッ
プS51において、g1(x)があるか否かを判断する。こ
の判断が「NO」なら後述するステップS56に進む。
【0046】ステップS52において、上記判断が「Y
ES」で順位x の認識候補g1(x)が出現すると、そのカ
ウントg3(x)を「1」だけカウントアップする。ステッ
プS53において、カウントg3(X)を基に、下記式によ
り候補頻度係数g2(X)を算出する。 g2(X)=0.9g3(x) ステップS54において、 h2(x)=h2(x)×g2(X) を求める。
【0047】ステップS55において、x=nの成立を
判断する。ステップS56において、上記判断が「N
O」ならステップS52に進む。ステップS57におい
て、ステップS55の判断が「YES」なら、h2(x)の
最小値を選択する。ステップS58において、h2(x)の
最小値を与えるxをselNと置く。
【0048】ステップS59において、h1(selN) を出
力する。本変形例によっても前述と同様な作用効果が得
られる。図14は本発明の実施例に係る第3の変形例の
概念を示す図であって使用頻度を特定区分ごとに考慮し
た認識重み付け機能を有する例を示す図である。本図に
示すように、認識優先地域履歴情報手段62は、地名管
理手段33による地名選択情報を基に、過去の認識結果
情報記憶部60の候補情報を地域毎にまとめ、地域
(1)、地域(2)、…、地域(m);g4(x)のカウン
トg3(x)に対して頻度係数g2(x)を求める。再評価手段
35では識別部2から選出された候補が属する地域を地
名管理手段33により識別し、識別された地域を基に、
認識優先地域履歴情報手段62からの頻度係数g2(x)を
候補の距離h2(x)に乗算して距離の再評価を行う。
【0049】図15は第3の変形例に係るメインルーチ
ンのリスタートを説明するフローチャートである。ステ
ップS61において、地域の頻度係数g2(1)〜g2(m)を
「1」に設定する。ステップS62において、他のイニ
シャライズを行う。
【0050】ステップS63において、その他の処理を
行う。図16は第3の変形例に係る再評価プログラムの
IRQ割込みルーチンを説明するフローチャートであ
る。本図は、12図と略同様であるので、説明を省略す
るが、異なるのは、ステップS75において、m<nで
あることである。本変形例によっても前述と同様の作用
効果を得ることができる。
【0051】図17は本発明の実施例に係る第4の変形
例の概念を示す図であって使用頻度を特定区分ごとに考
慮した認識重み付け機能を有する例を示す図である。第
4の変形例の認識優先地域/候補履歴情報部63は、第
2の変形例の認識優先候補履歴情報手段61と第3の変
形例の認識優先地域履歴情報手段62を組み合わせたも
のであり、地域(1)、地域(2)、…、地域(m)の
それぞれに属する複数の候補gi1(x) のカウント数gi3
(x) より頻度係数gi2(x) を求める。そして、認識優先
地域/候補履歴情報部63は、図1の位置検出手段7、
制御・判断手段40、地域記憶手段41により求められ
た地域(i)を入力し、この地域(i)に該当する候補
の頻度係数を出力する。これ以外の地域の候補の頻度係
数は「1」である。この候補の頻度係数は、再評価手段
35により、候補の距離に乗算され、そのうち最小の距
離をもつ候補が出力される。
【0052】図18は本発明の実施例に係る第5の変形
例の概念を示す図であって使用頻度を特定区分ごとに考
慮した認識重み付け機能を有する例を示す図である。本
変形例は、第4の変形例と比較して、認識優先地域/候
補履歴情報部63からの全ての頻度係数が候補の距離に
乗算することができ、さらに、図8の認識優先地域情報
手段36からの最優先係数、優先係数、通常係数wi(X)
を乗算する。前述と同様にそのうち最小の距離をもつ候
補が出力される。
【0053】図19,20は第5の変形例に係る再評価
プログラムのIRQ割込みルーチンを説明するフローチ
ャートである(その1,2)。ステップS81におい
て、x=1、と初期化する。ステップS82において、
g11(x) が有るか否かを判断する。この判断が「NO」
なら後述のステップS88に進む。
【0054】ステップS83において、上記判断が「Y
ES」なら、 g13(x) =g13(x) +1 を求める。ステップS85において、 g12(x) =0.9g13(x) を求める。
【0055】ステップS86において、 h12(x) =h12(x) ×g12(x) を求める。ステップS87において、 h12(x) =h12(x) ×w1(x) を求める。
【0056】ステップS88において、g21(x) が有る
か否かを判断する。この判断が「NO」なら後述のステ
ップS93に進む。ステップS89において、上記判断
が「YES」なら、 g23(x) =g23(x) +1 を求める。
【0057】ステップS90において、 g22(x) =0.9g23(x) を求める。ステップS91において、 h22(x) =h22(x) ×g22(x) を求める。
【0058】ステップS92において、 h22(x) =h22(x) ×w2(x) を求める。ステップS93において、g31(x) が有るか
否かを判断する。この判断が「NO」なら後述のステッ
プS99に進む。
【0059】ステップS94において、上記判断が「Y
ES」なら、 gm3(x) =gm3(x) +1 を求める。ステップS95において、 gm2(x) =0.9gm3(x) を求める。ここに、mは地域数の最大数である。
【0060】ステップS96において、 hm2(x) =hm2(x) ×gm2(x) を求める。ステップS97において、 hm2(x) =hm2(x) ×wm(x) を求める。
【0061】ステップS98において、x=kか否かを
判断する。ここに、kは各地域における候補数の最大値
である。ステップS99において、上記判断が「YE
S」なら、 x=x+1 として、ステップS82に進む。
【0062】ステップS100において、ステップS9
8の判断が「YES」ならhi2(x)の最大値を選択す
る。ステップS101において、hi2(x) の最大値を与
えるxをselNとする。ステップS102において、
hi1 (selN)を出力する。第4及び5変形例によっ
ても前述と同様な作用効果が得られる。
【0063】図21は本発明の実施例に係る第6の変形
例であって認識対象を選択する機能を有する例を示す図
である。本図は、図1,2の地域履歴管理手段32の地
域(x)の頻度係数を入力する認識対象選択手段64が
設けられる。認識対象選択手段64は、使用されていな
い地域を判断して、認識部3の辞書部24の該当する地
域の候補を認識の対象から削除する。
【0064】図22は認識部2の辞書部24における認
識対象の選択を説明する図である。本図(1)の辞書部
24の初期状態においては、地域(1)、地域(2)、
…、地域(m)のそれぞれの複数の候補が認識対象とな
る。この場合、地域選択メモリの認識対象を判断するフ
ラグj(x)に全ての地域で「1」を立たせる。本図
(2)の使用状態において、認識対象選択手段64が地
域(2)が使用されていないとすると前記フラグj
(2)を「0」として地域(2)の候補を認識の対象か
ら削除する。このようにして、対象選択メモリを更新す
る。
【0065】図23は第6の変形例に係るメインルーチ
ンのリスタートを説明するフローチャートである。ステ
ップS111において、j(1)〜j(m)=1、とす
る。ステップS112において、他のイニシャライズを
行う。ステップS113において、認識対象選択管理モ
ードにあるか否かを判断する。この判断が「NO」なら
後述するステップS119に進む。
【0066】ステップS114において、上記判断が
「YES」なら、w=1、とする。ステップS115に
おいて、地域(x)の対象を削除するか否かを判断す
る。この判断が「NO」なら後述するステップS116
に進む。ステップS116において、上記判断が「YE
S」なら、 j(x)=0 とする。
【0067】ステップS117において、x=mか否か
を判断する。ステップS118において、上記判断が
「NO」なら x=x+1 とする。ステップS119において、ステップS117
の判断が「YES」なら他の処理を行い、ステップS1
13に進む。
【0068】図24は第6の変形例に係る認識部2の処
理内容を行うIRQ割込みルーチンを説明するフローチ
ャートである。ステップS121において、x=1、と
する。ステップS122において、j(x)=0か否か
を判断する。この判断が「YES」なら後述のステップ
S124に進む。
【0069】ステップS123において、上記判断が
「NO」なら、候補の照合、距離計算、ならびかえを行
う。ステップS124において、x=mか否かを判断す
る。この判断が「YES」ならリターン処理を行う。ス
テップS125において、上記判断が「NO」なら、x
=x+1として、ステップS122に進む。
【0070】本変形例によれば、使用されていない地域
の候補が削除されるので、認識部2の認識率が向上す
る。なお、本変形例は第2の変形例、第3の変形例に
も、以下の如く、適用可能である。図25は本発明の実
施例に係る第7の変形例であって認識対象を選択する機
能を有する例である。本変形例7では、図21の地域履
歴管理手段32に代わり、図11,14の過去の認識結
果情報手段60、認識優先候補履歴情報手段61、認識
優先地域履歴手段62が設けられ、認識対象選択手段6
4に接続される。認識対象選択手段64はこれらの使用
頻度情報により認識部2の辞書部24の対象選択メモリ
を、以下の如く、更新する。
【0071】認識優先候補履歴情報手段61では、地域
に属する認識候補g4(x)の使用頻度g5(x)が全て「0」
の場合にその地域の候補を辞書部24の対象選択メモリ
から、以下の如く、削除する。図26は第7の変形例に
係るメインルーチンのリスタートであって認識優先候補
履歴情報手段61に関するものを説明するフローチャー
トである。
【0072】ステップS131において、他のイニシャ
ライズを行う。ステップS132において、g5(1)〜g
5(L)の一つが所定値よりも大きいか否かを判断する。こ
の判断が「NO」なら後述するステップS138に進
む。ステップS133において、上記判断が「YES」
なら、 x=x+1 とする。
【0073】ステップS134において、地域(x)は
g5(1)〜g5(L)の一つを含むか否かを判断する。この判
断が「YES」なら後述のステップS136に進む。ス
テップS135において、上記判断が「NO」なら地域
(x)の属する候補を削除する。ステップS136にお
いて、x=mか否かを判断する。
【0074】ステップS137において、上記判断が
「NO」なら、 x=x+1 とする。ステップS138において、上記判断が「YE
S」ならその他の判断を行う。次に、認識優先地域履歴
手段62では、地域(1)、地域(2)、…、地域
(m)であるg1(x)の使用頻度g3(x)が「0」である、
例えば地域(2)の候補を辞書部24の対象選択メモリ
から、以下の如く、削除する。
【0075】図27は第7の変形例に係るメインルーチ
ンのリスタートであって認識優先地域履歴情報手段62
に関するものを説明するフローチャートである。ステッ
プS141において、他のイニシャライズを行う。ステ
ップS142において、g3(1)〜g3(m)の一つが所定値
以上か否かを判断する。この判断が「NO」なら後述す
るステップS148に進む。
【0076】ステップS143において、上記判断が
「YES」なら、x=1、とする。ステップS144に
おいて、g3(x)=0か否かを判断する。この判断が「N
O」ならステップS146に進む。ステップS145に
おいて、g1(x)に属する候補を削除する。ステップS1
46において、x=mか否かを判断する。
【0077】ステップS147において、上記判断が
「NO」なら、 x=x+1 として、ステップS144に進む。ステップS148に
おいて、ステップS146の判断が「YES」ならその
他の処理を行う。
【0078】なお、第6及び7の変形例では自動的に候
補の削除を行ったが、手動で削除するようにしてもよ
い。図28は本発明の実施例に係る第8の変形例であっ
て認識対象の選択を解除し、再選択を行う機能を有する
例を示す図である。本図に示すように、図21の第6の
変形例の認識対象選択手段64に接続される選択限定解
除手段65が設けられる。この選択限定解除手段65
は、イグニッションsw信号を受け、イグニッションs
w信号により電源投入があったとき、認識対象選択手段
64の候補選択を解除する。そして、ユーザからの再選
択信号があったとき、それまでの選択を生かす。このよ
うにして、ユーザが認識対象を選択したことを忘れてし
まうのを防止する。以下に詳細に説明する。
【0079】図29は認識部2の辞書部24における認
識対象の選択解除/再選択を説明する図である。本図
(1)に示すように、イグニッションsw信号により、
対象となる選択が解除され、地域(1)、地域(2)、
…、地域(m)のそれぞれが認識を行う場合の対象とな
る。本図(2)に示すように、再選択信号により、例え
ば地域(2)が削除されて対象となる再選択される。
【0080】図30は第8の変形例に係るメインルーチ
ンのリスタートを説明する部分的フローチャートであ
る。ステップS151は図23のステップS112とS
113との間に設けられ、選択解除の判断が行われ、こ
の判断が「NO」ならステップS113に進み、この判
断が「YES」ならステップS119へ進む。
【0081】図31は第8の変形例に係る認識部2の処
理内容を行うIRQ割込みルーチンを説明する部分的フ
ローチャートである。ステップS161は図22のステ
ップS121とS122の間に設けられ、選択解除の判
断が行われ、この判断が「NO」ならステップS122
に進み、この判断が「YES」ならステップS124に
進む。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
地域の頻度係数が各地域に属する候補の頻度係数に変換
され、前記最も類似する候補から複数の候補の距離に前
記頻度係数が乗算され、新たに得られる距離に基づき、
最も類似する候補から複数の候補を更新して、更新され
たなかから1つの候補が目的位置として認識されるの
で、上位表示に正解が含まれる可能性が高くなる。この
認識率の向上のため、従来のように、正解を得るため何
度も言い直しや、スイッチ操作等が不要となり、操作の
際の視点移動がなくなる。したがって、自動車の運転中
に、使い勝手が改善され、さらに安全性の面からも好ま
しくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る音声処理装置における制
御部3に設けられた音声認識向上手段の構成であって、
地名認識の重み付け機能を有する例を示す図である(そ
の1)。
【図2】本発明の実施例に係る音声処理装置における制
御部3に設けられた音声認識向上手段の構成であって、
地名認識の重み付け機能を有する例を示す図である(そ
の2)。
【図3】図1の地域記憶手段41において、例えば地域
(1)を判断する例を示す図である。
【図4】図1,2の音声認識向上手段31を実現擦るた
めにマイクロプロセッサ3に内蔵するプログラムを示す
図である。
【図5】図1,2の再評価手段35を詳細に説明する図
である。
【図6】初期化を行うメインルーチンのリスタートを説
明するフローチャートである。
【図7】履歴管理プログラムのタイマ割り込みルーチン
を説明するフローチャートである。
【図8】再評価プログラムのIQR割り込みルーチンを
説明するフローチャートである。
【図9】本発明の実施例に係る第1の変形例であって地
名認識の重み付け機能を有する例の概念を示す図であ
る。
【図10】第1の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートを説明するフローチャートである。
【図11】本発明の実施例に係る第2の変形例であって
使用頻度を考慮した認識重み付け機能を有する例の概念
を示す図である。
【図12】第2の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートを説明するフローチャートである。
【図13】第2の変形例に係る再評価プログラムのIQ
R割り込みルーチンを説明するフローチャートである。
【図14】本発明の実施例に係る第3の変形例であって
使用頻度を特定区分ごとに考慮した認識重み付け機能を
有する例の概念を示す図である。
【図15】第3の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートを説明するフローチャートである。
【図16】第3の変形例に係る再評価プログラムのIQ
R割り込みルーチンを説明するフローチャートである。
【図17】本発明の実施例に係る第4の変形例であって
使用頻度を特定区分ごとに考慮した認識重み付け機能を
有する例の概念を示す図である。
【図18】本発明の実施例に係る第5の変形例であって
使用頻度を特定区分ごとに考慮した認識重み付け機能を
有する例の概念を示す図である。
【図19】第5の変形例に係る再評価プログラムのIQ
R割り込みルーチンを説明するフローチャートである。
【図20】本発明の実施例に係る第6の変形例であって
認識対象を選択する機能を有する例を示す図である(そ
の1)。
【図21】本発明の実施例に係る第6の変形例であって
認識対象を選択する機能を有する例を示す図である(そ
の2)。
【図22】認識部2の辞書部24における認識対象の選
択を説明する図である。
【図23】第6の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートを説明するフローチャートである。
【図24】第6の変形例に係る認識部2の処理内容を行
うIRQ割り込みルーチンを説明するフローチャートで
ある。
【図25】本発明の実施例に係る第7の変形例であって
認識対象を選択する機能を有する例を示す図である。
【図26】第7の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートであって認識優先候補履歴情報手段61に関するも
のを説明するフローチャートである。
【図27】第7の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートであって認識優先地域履歴情報手段62に関するも
のを説明するフローチャートである。
【図28】本発明の実施例に係る第8の変形例であって
認識対象を選択を解除し、再選択を行う機能を有する例
を示す図である。
【図29】認識部2の辞書部24における認識対象の選
択解除/再選択を説明する図である。
【図30】第8の変形例に係るメインルーチンのリスタ
ートを説明する部分的フローチャートである。
【図31】第8の変形例に係る認識部2の処理内容を行
うIRQ割り込みルーチンを説明する部分的フローチャ
ートである。
【図32】従来の音声処理装置の構成を示す図である。
【図33】図32のメモリ(辞書部24)からDSP
(候補認識部23)により選択されてマイクロプロセッ
サ(制御部3)に出力される候補を説明する図である。
【図34】図33の表示制御部4による音声処理の制御
を示す図である。
【符号の説明】
1…マイクロフォン 2…認識部 3…制御部(マイクロプロセッサ) 7…位置検出手段 31…音声認識向上手段 32…地域履歴管理手段 33…地名管理手段 35…再評価手段 36…認識優先地域情報手段 60…過去の認識結果情報記憶手段 61…認識優先候補履歴情報手段 62…認識優先地域履歴情報手段 63…認識優先地域/候補履歴情報手段 64…認識対象選択手段 65…選択制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G01S 5/14 G01S 5/14 (72)発明者 高橋 育恵 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−257485(JP,A) 特開 平6−66591(JP,A) 特開 平7−64480(JP,A) 特開 昭60−135999(JP,A) 特開 昭63−61300(JP,A) 特公 平3−73880(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 G10L 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声を音声認識処理して、自動車の
    ナビゲーション装置への目標位置として設定する音声処
    理装置において、 入力音声と、各単語の標準パターンを比較して、その類
    似度を表す標準距離を求め、該標準距離が小さい(類似
    度の高い)方から複数の標準パターンの単語を認識候補
    として選択する認識候補選択手段と、 自動車の位置を検出する位置検出手段、 自動車が走行する領域を複数の地域に区分し、前記位置
    検出手段による検出位置により、自動車が各地域を通過
    する頻度を求め、この頻度に応じて類似の度合いを表す
    認識距離が小さくなる(類似度が高くなる)ような頻度
    係数を各地域毎に形成して記憶する地域履歴管理手段
    前記認識候補選択手段により選択された各認識候補につ
    いて、対応する標準距離と、前記地域履歴管理手段に記
    憶され認識候補が存在する地域の頻度係数とを演算処理
    して認識距離を算出する演算手段と、 前記演算手段により算出された認識距離が最も小さい認
    識候補を 目的位置として認識する再評価手段とを備える
    ことを特徴とする音声処理装置。
  2. 【請求項2】 入力音声を音声認識処理して、自動車の
    ナビゲーション装置への目標位置として設定する音声処
    理装置において、 入力音声と、各単語の標準パターンを比較して、その類
    似度を表す標準距離を求め、該標準距離が小さい(類似
    度の高い)方から複数の標準パターンの単語を認識候補
    として選択する認識候補選択手段と、 自動車が走行する領域を複数の地域に区分し、各地域に
    ついて頻度係数を予め記憶する地域履歴管理手段と前記頻度係数をユーザが選択設定するための選択設定手
    段と、 前記認識候補選択手段により選択された各認識候補につ
    いて、対応する標準距離と、前記地域履歴管理手段に記
    憶され認識候補が存在する地域の頻度係数とを演算処理
    して認識距離を算出する演算手段と、 前記演算手段により算出された認識距離が最も小さい認
    識候補を 目的位置として認識する再評価手段とを備える
    ことを特徴とする音声処理装置。
  3. 【請求項3】 入力音声を音声認識処理して、自動車の
    ナビゲーション装置への目標位置として設定する音声処
    理装置において、 入力音声と、各単語の標準パターンを比較して、その類
    似度を表す標準距離を求め、該標準距離が小さい(類似
    度の高い)方から複数の標準パターンの単語を認識候補
    として選択する認識候補選択手段と、 過去の入力音声の認識結果を記憶する認識結果情報記憶
    手段前記 認識結果情報記憶手段に記憶された情報に基づき、
    各単語の認識頻度を求め、この認識頻度に応じて類似の
    度合いを表す距離が小さくなる(類似度が高くなる)よ
    うな頻度係数を各単語毎に形成して記憶する認識優先候
    補管理情報手段前記認識候補選択手段により選択された各認識候補につ
    いて、対応する標準距離と、前記認識優先候補管理情報
    手段に記憶され認識候補に対応する単語の頻度係数とを
    演算処理して認識距離を算出する演算手段と、 前記演算手段により算出された認識距離が最も小さい認
    識候補を 目的位置として認識する再評価手段とを備える
    ことを特徴とする音声処理装置。
  4. 【請求項4】 入力音声を音声認識処理して、自動車の
    ナビゲーション装置への目標位置として設定する音声処
    理装置において、 入力音声と、各単語の標準パターンを比較して、その類
    似度を表す標準距離を求め、該標準距離が小さい(類似
    度の高い)方から複数の標準パターンの単語を認識候補
    として選択する認識候補選択手段と、 過去の入力音声の認識結果を記憶する認識結果情報記憶
    手段前記 認識結果情報記憶手段に記憶された情報に基づき、
    各単語の認識頻度を求め、この認識頻度に応じて類似の
    度合いを表す距離が小さくなる(類似度が高くなる)よ
    うな頻度係数を各単語毎に形成して記憶する認識優先候
    補管理情報手段自動車の位置を検出する位置検出手段と自動車が走行する領域を複数の地域に区分し、前記位置
    検出手段により、自動車が各地域を通過する頻度を求
    め、この頻度に応じて類似の度合いを表す認識距離が小
    さくなる(類似度が高くなる)ような頻度係数を各地域
    毎に形成して記憶 する地域履歴管理手段と前記認識候補選択手段により選択された各認識候補につ
    いて、対応する標準距離と、前記地域履歴管理手段に記
    憶され認識候補が存在する地域の頻度係数と、前記認識
    優先候補管理情報手段に記憶され認識候補に対応する単
    語の頻度係数とを演算処理して認識距離を算出する演算
    手段と、 前記演算手段により算出された認識距離が最も小さい認
    識候補を 目的位置として認識する再評価手段とを備える
    ことを特徴とする音声処理装置。
  5. 【請求項5】 入力音声を音声認識処理して、自動車の
    ナビゲーション装置への目標位置として設定する音声処
    理装置において、 入力音声と、各単語の標準パターンを比較して、その類
    似度を表す標準距離を求め、該標準距離が小さい(類似
    度の高い)方から複数の標準パターンの単語を認識候補
    として選択する認識候補選択手段と、 過去の入力音声の認識結果を記憶する認識結果情報記憶
    手段と 、 自動車が走行する領域を複数の地域に区分し各地域に
    属する目的地を示す単語を記憶する地名管理手段前記 認識結果情報記憶手段に記憶された情報に基づき、
    各単語の認識頻度を求めると共に該認識頻度を各単語が
    属する地域毎にまとめ、このまとめられた認識頻度に応
    じて類似の度合いを表す認識距離が小さくなる(類似度
    が高くなる)ような頻度係数を各地域毎に形成して記
    憶する認識優先候補/地域管理情報手段前記認識候補選択手段により選択された各認識候補につ
    いて、前記地名管理手段に基づき該認識候補の単語が属
    する地域を求め、前記地域履歴管理手段に記憶された該
    地域の頻度係数と、該認識候補に対応する標準距離とを
    演算処理して認識距離を算出する演算手段と、 前記演算手段により算出された認識距離が最も小さい認
    識候補を 目的位置として認識する再評価手段とを備える
    ことを特徴とする音声処理装置。
  6. 【請求項6】 入力音声を音声認識処理して、自動車の
    ナビゲーション装置への目標位置として設定する音声処
    理装置において、 入力音声と、各単語の標準パターンを比較して、その類
    似度を表す標準距離を 求め、該標準距離が小さい(類似
    度の高い)方から複数の標準パターンの単語を認識候補
    として選択する認識候補選択手段と、 過去の入力音声の認識結果を記憶する認識結果情報記憶
    手段と 、 自動車が走行する領域を複数の地域に区分し各地域に
    属する目的地を示す単語を記憶する地名管理手段と前記 認識結果情報記憶手段に記憶された情報に基づき、
    各単語の認識頻度を求めると共に該認識頻度を各単語が
    属する地域毎にまとめ、このまとめられた認識頻度に応
    じて類似の度合いを表す認識距離が小さくなる(類似度
    が高くなる)ような頻度係数を各地域毎に形成して記
    憶する認識優先候補/地域管理情報手段自動車が走行する領域を複数の地域に区分し、各地域に
    ついて頻度係数を予め記憶する地域履歴管理手段と、 前記頻度係数をユーザが選択設定するための選択設定手
    段と、 前記認識候補選択手段により選択された各認識候補につ
    いて、前記地名管理手段に基づき該認識候補の単語が属
    する地域を求め、前記地域履歴管理手段に記憶された該
    地域の頻度係数と、該認識候補に対応する標準距離と、
    前記地域履歴管理手段に記憶され認識候補が存在する地
    域の頻度係数とを演算処理して認識距離を算出する演算
    手段と、 前記演算手段により算出された認識距離が最も小さい認
    識候補を 目的位置として認識する再評価手段とを備える
    ことを特徴とする音声処理装置。
  7. 【請求項7】 前記地域履歴管理手段に記憶された頻度
    係数が所定の頻度以下を示す値である地域に属する認識
    候補に対応する標準パターンを、前記認識候補選択手段
    が選択対象とする標準パターンから削除する認識対象選
    択手段設けたことを特徴とする請求項1、請求項4ま
    たは請求項6のいずれか一つに記載の音声処理装置。
  8. 【請求項8】 前記認識優先候補管理情報手段に記憶さ
    れた頻度係数が所定の頻度以下を示す値である認識候補
    に対応する標準パターンを、前記認識候補選択手段が選
    択対象とする標準パターンから削除する認識対象選択手
    設けたことを特徴とする請求項3、請求項4または
    請求項6に記載の音声処理装置。
  9. 【請求項9】 前記認識優先候補/地域管理情報手段に
    記憶された頻度係数が所定の頻度以下を示す値である地
    域に属する認識候補に対応する標準パターンを、前記認
    識候補選択手段が選択対象とする標準パターンから削除
    する認識対象選択手段設けたことを特徴とする請求項
    5又は請求項6記載の音声処理装置。
  10. 【請求項10】 自動車のイグニッションsw信号を入
    力し、前記認識対象選択手段の標準パターンの削除動作
    を無効とし、ユーザ操作に基づく再選択信号により前記
    認識対象選択手段の標準パターンの削除動作を有効とす
    選択制御手段設けたことを特徴とする請求項7、請
    求項8又は請求項9のいずれか一つに記載の音声処理装
    置。
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