JP2906876B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP2906876B2
JP2906876B2 JP4297550A JP29755092A JP2906876B2 JP 2906876 B2 JP2906876 B2 JP 2906876B2 JP 4297550 A JP4297550 A JP 4297550A JP 29755092 A JP29755092 A JP 29755092A JP 2906876 B2 JP2906876 B2 JP 2906876B2
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幸太郎 ▲吉▼永
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCMOSプロセスで作成
する出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一例を示す回路図である。
同図において、符号1は入力端子、符号2は出力端子、
符号3,4はCMOSで構成されるインバータ、符号5
は出力トランジスタ、符号13は地気、符号14は負電
源であり、インバータ3,4は縦続接続され、入力端子
1はインバータ3の入力に接続され、インバータ4の出
力は出力トランジスタ5のゲートに接続され、出力トラ
ンジスタのソースは地気13に接続され、ドレインは出
力端子2に接続され、地気13と負電源14はCMOS
インバータ3,4に供給されている。
【0003】出力トランジスタ5は−2V電源に接続さ
れる図示していない50オームの抵抗を駆動し、ECL
レベル(ECL論理回路の論理レベル)を出力するため
に非常に大きな駆動能力を必要とするので非常に大きな
トランジスタサイズが必要であり、この出力トランジス
タ5を駆動するためにも大きな駆動能力が必要になる。
入力端子1と出力トランジスタ5の間にインバータ3,
4を縦続接続し、インバータ3,4の駆動能力を段階的
に増加させることにより入力端子を駆動するのに必要な
駆動能力を小さくし、出力端子は非常に大きな駆動能力
を持った出力回路を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力回
路は、出力トランジスタのドレインを出力端子に接続し
ているため、デバイスパラメータ,電源電圧の変動が生
じた場合に、出力端子の高レベル(以下“H”)の変動
幅が大きくなり、デバイスパラメータ,電源電圧がデバ
イスの駆動能力が下がる方向に変化した場合に出力端子
の“H”の規格に入るように出力トランジスタの駆動能
力を大きくすると、デバイスパラメータ,電源電圧がデ
バイスの駆動能力を上げる方向に変化した場合に出力端
子の“H”の規格を大幅に上回ってしまうという問題点
があった。
【0005】また、出力端子の低レベル(以下“L”)
が−2Vまで下がるため、出力端子を“L”から“H”
に駆動する際に振幅が大きくなり、高速動作に制限を受
けるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の出力回路は、C
MOSで構成されるインバータを2段縦続接続し、初段
のインバータの入力を入力端子に接続し2段目のインバ
ータの出力を出力トランジスタのゲートに接続し、前記
出力トランジスタのソースとドレインをそれぞれ地気と
出力端子に接続し、地気側に接続した第1のカレントミ
ラーと第1の負電源側に接続したN個のダイオードを有
するダイオードアレイとを縦続接続し、第2のカレント
ミラーを前記第1のカレントミラーの第1の出力端子と
前記第1の負電源との間に接続し、ゲートを第2の負電
源に接続したP型バッファトランジスタを前記第1のカ
レントミラーの第2の出力端子と前記第1の負電源との
間に接続し、ゲートを前記第2の負電源に接続したN型
バッファトランジスタを前記第2のカレントミラーの出
力端子と地気との間に接続し、前記第1のカレントミラ
ーの第2の出力端子を第1のダイオードのアノード端子
に接続し、前記第1のダイオードのカソード端子を前記
2段目のインバータの出力に接続し、前記第2のカレン
トミラーの出力端子を第2のダイオードのカソード端子
に接続し、前記第2のダイオードのアノード端子を前記
初段のインバータの出力に接続することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の出力回路の一実施例を示す回路図で
ある。
【0008】図1に示すように本実施例の出力回路は、
入力端子1、出力端子2、インバータ3,4、出力トラ
ンジスタ5、ダイオードアレイ6、カレントミラー7,
8、P型バッファトランジスタ9、N型バッファトラン
ジスタ10、ダイオード11,12、地気13および負
電源14,15で構成される。
【0009】インバータ3,4は縦続接続され、入力端
子1はインバータ3の入力に接続され、インバータ4の
出力は出力トランジスタ5のゲートに接続され、出力ト
ランジスタ5のソースは地気13に接続され、ドレイン
は出力端子2に接続され、カレントミラー7とダイオー
ドアレイ6が地気13と負電源14との間に縦続接続さ
れ、カレントミラー7の第1の出力端子と負電源14の
間にカレントミラー8が接続され、ゲートを負電源15
に接続したP型バッファトランジスタ9がカレントミラ
ー7の第2の出力端子と負電源14との間に接続され、
ゲートを負電源15に接続したN型バッファトランジス
タ10がカレントミラー8の出力端子と地気13との間
に接続され、カレントミラー7の第2の出力端子がダイ
オード11のアノード端子に接続され、このダイオード
11のカソード端子がインバータ4の出力に接続され、
カレントミラー8の出力端子がダイオード12のカソー
ド端子に接続され、このダイオード12のアノード端子
がインバータ3の出力に接続されている。
【0010】本実施例では、カレントミラー7とダイオ
ードアレイ6が地気13と負電源14との間に縦続接続
されているので、N+1個のダイオードが地気13と負
電源14との間に縦続接続されていることになる。よっ
てカレントミラー7内のダイオードのゲート・ソース間
電圧をVGSとすると、このダイオードを流れる電流は次
式のようになる。 ID =A(VGS−VT 2 (VGS−VT <0の場合、ID =0) このとき、VGS=VS /(N+1)となるので、 ID =A(VS /(N+1)−VT 2 ここで、A:定数、VT :閾値電圧、VS :負電源14
の電圧の絶対値である。
【0011】標準状態において、ID =0となるような
最小のNの値に設定することにより、デバイスパラメー
タ,電源電圧がデバイスの駆動能力が上がる方向に変化
した場合は電流が流れ、デバイスパラメータ,電源電圧
がデバイスの駆動能力が下がる方向に変化した場合は電
流が流れないようにすることができる。
【0012】デバイスパラメータ,電源電圧がデバイス
の駆動能力が下がる方向に変化した場合に、カレントミ
ラー7,8の出力電流は流れないので、インバータ3,
4の出力電圧は地気13まで上がり、負電源14まで下
がる。出力端子が“H”になる場合に、出力端子の
“H”の規格に入るように出力トランジスタの駆動能力
を大きくする。
【0013】デバイスパラメータ,電源電圧がデバイス
の駆動能力が上がる方向に変化した場合に、インバータ
3の出力が“L”から“H”に変化するとき、インバー
タ3の出力からダイオード12を経由してカレントミラ
ー8に電流が流れ込む。この電流によりインバータ3の
出力電圧は地気までは上がらない。よって、インバータ
4のN型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が
制限されるので、インバータ4の“L”の駆動能力が下
がる。
【0014】これによりインバータ4の出力が“H”か
ら“L”に変化するとき、カレントミラー7からダイオ
ード11を経由して流れ込む電流によりインバータ4の
出力電圧が負電源14の電圧まで下がるのを容易に制限
できる。この場合、カレントミラー7,8のミラー比に
より、インバータ3,4に流し込む電流を適切な値に設
定することにより、出力トランジスタのゲート・ソース
間電圧が大きくなり過ぎないように制限して出力トラン
ジスタの駆動能力を下げることができる。通常のECL
バッファの出力負荷は50オームと一定なので、出力ト
ランジスタの駆動能力が下がることにより、出力端子の
“H”が大きくなり過ぎることを制限できる。
【0015】また図1に示すように、ダイオード11を
カレントミラー7の第2の出力端子とインバータ4の出
力との間に挿入し、P型バッファトランジスタ9をカレ
ントミラー7の第2の出力端子と負電源14との間に挿
入することによって、インバータ4の出力が“H”から
“L”に変化するときに、カレントミラー7の第2の出
力端子からダイオード11を経由してインバータ4の出
力に流れる電流の流れ込み始める時間を遅くできる。さ
らにインバータ4の出力が“L”から“H”に変化する
ときに、上記の流れ込んでいた電流が流れ込まなくなる
までの時間を短くできる。
【0016】同様にダイオード12をインバータ3の出
力とカレントミラー8の第2の出力端子との間に挿入
し、N型バッファトランジスタ10を地気13とカレン
トミラー8の第2の端子との間に挿入することによっ
て、インバータ3の出力が“L”から“H”に変化する
ときに、インバータ3の出力からダイオード12を経由
してカレントミラー8の第2の出力端子に流れ出る電流
の流れ始める時間を遅くできる。またインバータ3の出
力が“H”から“L”に変化するときに、上記の流れ出
ていた電流が流れ出なくなるまでの時間を短くできる。
よって、出力端子2からの出力信号のデューティ劣化を
抑制でき、より高速な動作が可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、縦続接続
された2個のインバータの初段入力を入力端子に接続
し、2段目出力を出力トランジスタのゲートに接続し、
出力トランジスタのソースを地気、ドレインを出力端子
にそれぞれ接続し、第1のカレントミラーとN個のダイ
オードを有するダイオードアレイを地気と負電源との間
に縦続接続し、第1のカレントミラーの第1の出力端子
と第1の負電源との間に第2のカレントミラーを接続
し、ゲートを第2の負電源に接続したP型バッファトラ
ンジスタを第1のカレントミラーの第2の出力端子と第
1の負電源との間に接続し、ゲートを第2の負電源に接
続したN型バッファトランジスタを第2のカレントミラ
ーの出力端子と地気との間に接続し、第1のカレントミ
ラーの第2の出力端子を2段目のインバータの出力に接
続し、第2のカレントミラーの出力端子を初段のインバ
ータの出力に接続することによって、デバイスパラメー
タ変動,電源変動がデバイスの駆動能力を大きくする方
向に変動した場合に、出力信号のデューティ劣化を抑制
し、出力端子の“H”が大きくなるのを制限できるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力回路の一実施例を示す回路図であ
る。
【図2】従来の出力回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3,4 インバータ 5 出力トランジスタ 6 N個のダイオードから成るダイオードアレイ 7,8 カレントミラー 9 P型バッファトランジスタ 10 N型バッファトランジスタ 11,12 ダイオード 13 地気 14,15 負電源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMOSで構成されるインバータを2段
    縦続接続し、初段のインバータの入力を入力端子に接続
    し2段目のインバータの出力を出力トランジスタのゲー
    トに接続し、前記出力トランジスタのソースとドレイン
    をそれぞれ地気と出力端子に接続し、地気側に接続した
    第1のカレントミラーと第1の負電源側に接続したN個
    のダイオードを有するダイオードアレイとを縦続接続
    し、第2のカレントミラーを前記第1のカレントミラー
    の第1の出力端子と前記第1の負電源との間に接続し、
    ゲートを第2の負電源に接続したP型バッファトランジ
    スタを前記第1のカレントミラーの第2の出力端子と前
    記第1の負電源との間に接続し、ゲートを前記第2の負
    電源に接続したN型バッファトランジスタを前記第2の
    カレントミラーの出力端子と地気との間に接続し、前記
    第1のカレントミラーの第2の出力端子を第1のダイオ
    ードのアノード端子に接続し、前記第1のダイオードの
    カソード端子を前記2段目のインバータの出力に接続
    し、前記第2のカレントミラーの出力端子を第2のダイ
    オードのカソード端子に接続し、前記第2のダイオード
    のアノード端子を前記初段のインバータの出力に接続す
    ることを特徴とする出力回路。
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JPH06152371A JPH06152371A (ja) 1994-05-31
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