JP2906501B2 - X線イメージ管 - Google Patents

X線イメージ管

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JP2906501B2
JP2906501B2 JP33928589A JP33928589A JP2906501B2 JP 2906501 B2 JP2906501 B2 JP 2906501B2 JP 33928589 A JP33928589 A JP 33928589A JP 33928589 A JP33928589 A JP 33928589A JP 2906501 B2 JP2906501 B2 JP 2906501B2
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JP
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anode
mask
vacuum
ray image
image tube
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衛 竹内
和憲 衣川
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Shimazu Seisakusho KK
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Shimazu Seisakusho KK
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  • X-Ray Techniques (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はイメージセンサの分野で利用される。
本発明はX線イメージ管に関し、とくにその陽極部の
改良に関する。
(ロ)従来技術 一般に、X線イメージ管、例えばX線蛍光増幅管は第
2図に示すように構成され、主としてガラスよりなる真
空外囲器10の入力側内部には、入力面14が配設され、出
力側内部には、陽極18が配設されると共に、出力面20が
配設されている。また、真空外囲器10内の側壁に集束電
極16が沿設されている。なお、12は入力窓である。
X線源から放射されたX線は被写体を透過して入力面
14に入射する。この入射面14により被写体による透過X
線像は光電子像に変換され、さらにこの光電子像は陽極
19、集束電極16により加速、集束され、出力面20に入射
して光電子像が可視像に変換される。
ところで、出力面20は図示例のように真空外囲器10の
後部より構成されていたが、これでは出力面20の発光の
反射が多く、コントラストが悪い。このため、近年では
出力面を形成する基板を真空気密窓として別体のものを
用い、これを支持するために窓支持環を必要としたX線
イメージ管が開発されており、そのうち特開昭64−7664
5号公報に開示されたものが第4図に図示されている。
この図面において、24が真空気密窓、26が窓支持環な
いしコバールリング、22は出力蛍光体層であり、窓支持
環26が2つにより構成されており、その1つは真空外囲
器10に接続され、他のものは真空気密窓24と接続されて
いる。
ところで、前記特許公開公報は出力面の改良につい
て、いわゆる真空気密型X線イメージ管を提案している
が、陽極とくにアノードを光電子の軌道を規制するマス
クとの関係からどのように構成ないし固定するかについ
て言及していない。
真空気密型X線イメージ管以前のもの、つまり出力面
を真空外囲器(バルブ)の後部により構成したものにつ
いては、従来例として第2図、第3図のものが存在す
る。
第2図の図示例では、矢視部Aのところでバルブ10の
ネック部とアノード18間にばね板を入れてアノード18を
固定している。
第3図の図示例では、集束電極18bよりセラミック棒1
8dをつるし、アノード18aはセラミック棒18dにより固定
されている。また、光電子の軌道を規制するマスク18c
はアノード18aの内部に入れられて固定されている。
このような従来例については、アノード18aは電子レ
ンズの一部として入力面側からの光電子線を結像させる
部分として使われており、またマスク18cはアノード18a
の内部に入れられ、結像部以外で光る不要な散乱電子線
などによる画像をとり除く手段として使われている。
なお、第4図に示すような真空気密型X線イメージ管
では、図示していないが、マスクは2つ支持環26a、26b
間にはさみ込まれているらしい。
本発明の目的は、発光の反射が少ない出力面を構成す
る真空気密窓を用いる型式において、集束電極及びマス
クとの固定配置について組立て精度の高い、X線イメー
ジ管を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段 前記した目的は、真空外囲器内のX線入力側に入力面
が設けられ、出力側にアノートが配設され、また外囲器
内側壁に集束電極が配設され、出力側後部に設けた2つ
の支持環のうち1つが真空気密窓を支持して、その真空
気密窓の内面に出力蛍光体層が形成されているX線イメ
ージ管において、不要な散乱電子線などによる画像をと
り除くためのマスクにアノードと同様の水平拡がり部を
形成し、そのマスクをもう1つの支持環により固定し、
またマスクにアノードをそれぞれの水平拡がり部を介し
てねじにより固定することにより、達成される。
(ホ)作用 従来のマスクをアノードの延長としてその形状の一部
として構成させる。アノード形状の一部をなすマスクを
真空気密窓ないしガラス出力端の窓支持体ないしコバー
リングを利用して固定する。このようなマスクに対して
主たるアノード形状を連結、固定する。
(ヘ)実施例 本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明され
る。
第5図は従来例のものを示しており、アノード18aは
2つの支持環26a、26bの間にはさみ込むようにして固定
されている。
図中に11、12で示した電極間距離、電極間の同軸関係
が精密に保つことができないため、電子レンズの組立て
精度も上らないという問題を生じている。精密に保つこ
とが全く不可能なわけでないが、そのような部品を作る
ことは割高なコストがかかることになる。
そこで、第1図は本発明の一実施例を示した要部断面
図である。
本発明によれば、バルブ側支持環ないしコバーリング
26aに対してアノード形状の一部も兼ねるマスク18c′を
ねじ18eにより固定して、集束電極18bとの距離L1を保
ち、距離11を一定にする。マスク側のねじ孔はねじ軸よ
り大きく余裕があり、マスク18c′とアノード18aとを固
定するときに同軸関係12を一定に保つようにする。
幸いにも、マスク18c′の開孔と集束電極18bの位置関
係は、集束電極18bとアノード18aの位置関係ほどの精度
を要求されないため、本発明の構成により電子レンズの
精度ないしイメージ・インテンシフアイアの解像度を乱
すことがない。しかも、部品精度を一体もの程に求めら
れることもない。
(ト)効果 本発明によれば、アノード部を主たるアノード部とア
ノード部の一部形状を負担するマスク部との2つに分
け、それを組合わせることによりアノード部として機能
を果たすようにすることで、電極間相互の組立て精度、
つまり電子レンズとしての精度を容易に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示した要部断面図、第2図
は一般のX線イメージ管の半断面図、第3図は集束電極
を有するX線イメージ管の破断要部断面図、第4図は真
空気密型式の要部断面図、第5図は従来例の要部断面図
である。 18aはアノード、18bは集束電極、18cはマスク、18eは固
定ねじ、22は出力蛍光体、24は真空気密窓ないしガラス
基体、26は支持環である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−101847(JP,A) 特開 昭63−69132(JP,A) 実開 昭60−10263(JP,U) 実開 昭63−73853(JP,U) 特公 昭48−19503(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 31/26 - 31/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空外囲器内のX線入力側に入力面が設け
    られ、出力側にアノードが配設され、また外囲器内側壁
    に集束電極が配設され、出力側後部に設けた2つの支持
    環のうち1つが真空気密窓を支持して、その真空気密窓
    の内面に出力蛍光体層が形成されているX線イメージ管
    において、不要な散乱電子線などによる画像をとり除く
    ためのマスクにアノードと同様の水平拡がり部を形成
    し、そのマスクをもう1つの支持環により固定し、また
    マスクにアノードをそれぞれの水平拡がり部を介してね
    じにより固定していることを特徴とする、X線イメージ
    管。
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