JP2906115B2 - カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構 - Google Patents

カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構

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JP2906115B2
JP2906115B2 JP30369394A JP30369394A JP2906115B2 JP 2906115 B2 JP2906115 B2 JP 2906115B2 JP 30369394 A JP30369394 A JP 30369394A JP 30369394 A JP30369394 A JP 30369394A JP 2906115 B2 JP2906115 B2 JP 2906115B2
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カ−ドをチェ−ンで搬
送するカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来リンクチェ−ン等でカ−ドが搬送さ
れるカ−ドリ−ダの搬送機構では図13のように、リンク
チェ−ン1′の1つのリンク1″側面にカ−ド搬送爪9
を取り付けまたは一体に形成されている。このカ−ドリ
−ダでカ−ドが搬送される時、カ−ドはカ−ド搬送爪9
に当接されて搬送される。図14のように、変形カ−ド等
が搬送されて搬送路6内でトラブルが発生するとカ−ド
搬送爪9とリンクチェ−ン1′に強い力を受け、カ−ド
搬送爪9は2点鎖線のように後方に大きく傾斜すること
になる。この時カ−ド搬送爪9は後方への傾斜を係止す
る機構がないので、リンクチェ−ン1′の1つのリンク
1″の長さとリンクチェ−ンの張力で発生するモ−メン
トとカ−ド搬送爪9にカ−ドが当接する搬送路のリンク
チェ−ンからの高さでカ−ド搬送爪に作用する搬送力と
で発生するモ−メントとがバランスする角度が大きくな
る。このようにカ−ド搬送爪9が後方に大きく傾斜する
とカ−ド3の搬送が困難になり、ひいてはカ−ドが搬送
爪からはずれてしまうといった恐れが生ずる欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、カ−ド搬送爪が後方への傾斜を係止する機構がな
い搬送機構では、カ−ド搬送爪が後方に大きく傾斜して
カ−ドの搬送が困難になると共に、カ−ドが搬送爪から
はずれてしまうといった恐れが発生することである。本
発明の目的は前記欠点に鑑み、カ−ド搬送爪部材に設け
た下降阻止部で後方への傾斜を少なくしてカ−ド搬送を
確実にすることができるカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構
を提案することである。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は、駒部材を相互
に連結したチェ−ンの少なくとも一部に、カ−ドに当接
してカ−ドを搬送するカ−ド搬送爪部材を連結し、前記
チェ−ンとともに該カ−ド搬送爪部材を回動することに
よってカ−ドを搬送するようにしたカ−ドリ−ダのカ−
ド搬送機構であって、前記カ−ド搬送爪部材に下降阻止
部を設け、該下降阻止部を後方の駒部材の上部に当接さ
せたことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】搬送スプロケット5の回転でチェ−ン1の駒部
材2とカ−ド搬送爪部材4が回動されると、搬送路6上
に挿入されたカ−ド3はカ−ド搬送爪部材4の搬送爪部
4bで押されて前進される。この時カ−ド搬送爪部材4の
搬送爪部4bは図1のように当接面4jが略垂直の状態で前
進される。変形カ−ド等が挿入されて搬送路内でトラブ
ルが発生すると、カ−ド搬送爪部材4とチェ−ン1が強
い力を受け、カ−ド搬送爪部材4は図9のように後方に
傾斜することになる。しかし、カ−ド搬送爪部材4の下
降阻止部4cは下側の駒部材2′の連結部2b、2bの上部に
当接されているので、それ以上の後方への傾斜が阻止さ
れる。この時カ−ド搬送爪部材4の実質的長さは駒部材
2の長さLの2倍に形成されているので、カ−ド搬送爪
部材4の搬送爪部4bで発生するモ−メントを上記実質的
長さで受けるので、前記モ−メントとチェ−ン1の張力
で発生するモ−メントとがバランスする角度が従来のバ
ランスする傾斜角度の約半分となる。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例で本発明を説明する。図
1から図9はラダ−チェ−ンを用いたカ−ドリ−ダのカ
−ド搬送機構の第1実施例で、図1はカ−ドリ−ダのカ
−ド搬送機構の側面図、図2はカ−ドリ−ダのカ−ド搬
送機構の平面図、図3はカ−ド搬送爪部材の内側断面側
面図、図4はカ−ド搬送爪部材の平面図、図5はカ−ド
搬送爪部材の背面図、図6は搬送スプロケットの側面
図、図7は搬送スプロケットの平面図、図8は搬送スプ
ロケットの断面平面図、図9はカ−ドリ−ダのカ−ド搬
送機構の動作側面図である。
【0007】図1、図2でカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機
構は、ラダ−チェ−ン1の駒部材2を相互に連結してラ
ダ−チェ−ン1の少なくとも一部に、カ−ド3に当接し
てカ−ドを搬送するカ−ド搬送爪部材4を連結し、ラダ
−チェ−ン1とともにカ−ド搬送爪部材4を搬送スプロ
ケット5で回動することによってカ−ド3を搬送路6上
で搬送する。ラダ−チェ−ン1の複数の駒部材2は、夫
々線材を屈曲して直線部2aと連結部2b、2bに形成されて
いる。相互に連結した駒部材2の直線部2aの間隔長さは
Lに形成されている。
【0008】カ−ド搬送爪部材4は断面下向きコ字形の
本体4aの上の一側に搬送爪部4bが形成され、本体4aの後
方下側に下降阻止部4cが形成されている。本体4aの両側
から前方に連結腕4d、4eが伸びて連結腕4d、4eの内側に
凹部からなる前方連結部4f、4gが形成されている。本体
4aの前方の連結腕4d、4eの下側に横向きU字形の凹部か
らなる他の後方連結部4h、4hが形成されている。搬送爪
部4bのカ−ド3の当接面4jの上端には前方に向けて凸部
4kが形成されている。搬送爪部4bの後方は外形が曲面4m
に形成されている。カ−ド搬送爪部材4の前方連結部4
f、4gから後方連結部4h、4hまでの長さはLに形成さ
れ、後方連結部4h、4hからカ−ド搬送爪部材4の後方ま
での長さは駒部材2の長さLに近い長さに形成されてい
る。従ってカ−ド搬送爪部材4の実質的長さは駒部材2
の長さLの2倍に形成されている。カ−ド搬送爪部材4
の搬送爪部4bは搬送路6の上方に突出されている。
【0009】ラダ−チェ−ン1の駒部材2と駒部材2′
にカ−ド搬送爪部材4が組み立てられる時は、カ−ド搬
送爪部材4より前方の駒部材2の連結部2b、2bに軸部7
が通されて軸部7の両端がカ−ド搬送爪部材4の凹部か
らなる前方連結部4f、4gに係合される。カ−ド搬送爪部
材4の下側の駒部材2′の直線部2aはカ−ド搬送爪部材
4の横向きU字形の凹部からなる後方連結部4h、4hに係
合される。両者が組み立てられると、カ−ド搬送爪部材
4の下降阻止部4cは下側の駒部材2′の連結部2b、2bの
上部に当接される。カ−ド搬送爪部材4の搬送爪部4bの
後方外形が半径Rの曲面4mに形成されていると、図1の
2点鎖線のように傾斜面に形成される時に比較して強度
が向上される。又、図1の1点鎖線のように搬送爪部4b
の後方外形が四角形に形成されると、カ−ド搬送爪部材
4が回動中に搬送スプロケット5の横位置にある時、搬
送スプロケット5の半径方向の突出量が大きくなる。更
にカ−ド搬送爪部材4の長さを実質的に3Lとしてもよ
いが、前記突出量が更に大きくなるので好ましくない。
【0010】カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の動作は、
搬送スプロケット5の回転でラダ−チェ−ン1の駒部材
2とカ−ド搬送爪部材4が回動されると、搬送路6上に
挿入されたカ−ド3はカ−ド搬送爪部材4の搬送爪部4b
で押されて前進される。この時カ−ド搬送爪部材4の搬
送爪部4bは図1のように当接面4jが略垂直の状態で前進
される。変形カ−ド等が挿入されて搬送路内でトラブル
が発生すると、カ−ド搬送爪部材4とラダ−チェ−ン1
が強い力を受け、カ−ド搬送爪部材4は図9のように後
方に傾斜することになる。しかし、カ−ド搬送爪部材4
の下降阻止部4cは下側の駒部材2′の連結部2b、2bの上
部に当接されているので、それ以上の後方への傾斜が阻
止される。この時カ−ド搬送爪部材4の実質的長さは駒
部材2の長さの2倍に形成されているので、カ−ド搬送
爪部材4の搬送爪部4bで発生するモ−メントを上記実質
的長さで受けるので、前記モ−メントとラダ−チェ−ン
1の張力で発生するモ−メントとがバランスする角度が
従来のバランスする傾斜角度の約半分となる。
【0011】前記のようにカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機
構が構成されると、変形カ−ド等が挿入されて搬送路内
でトラブルが発生すると、カ−ド搬送爪部材4とラダ−
チェ−ン1が強い力を受け、カ−ド搬送爪部材4は図9
のように後方に傾斜することになる。しかし、カ−ド搬
送爪部材4の下降阻止部4cは下側の駒部材2′の連結部
2b、2bの上部に当接されているので、それ以上の後方へ
の傾斜が阻止される。この時カ−ド搬送爪部材4の実質
的長さは駒部材2の長さの2倍に形成されているので、
カ−ド搬送爪部材4の搬送爪部4bで発生するモ−メント
を上記実質的長さで受けるので、前記モ−メントとラダ
−チェ−ン1の張力で発生するモ−メントとがバランス
する角度が従来のバランスする傾斜角度の約半分とな
り、傾斜角度が少ないのでカ−ド3の搬送を確実にする
ことができる。更にラダ−チェ−ン1はカ−ド搬送爪部
材4の前方連結部4f、4gと後方連結部4h、4hに容易に係
合することが出来る。
【0012】図10はラダ−チェ−ンを用いたカ−ドリ−
ダのカ−ド搬送機構のカ−ド搬送爪部材の変形例で、図
10はカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の側面図である。
【0013】カ−ド搬送爪部材の変形例では、カ−ド搬
送爪部材4の搬送爪部4bの後方外形が短い曲面4nに形成
されている。他の構成、作用効果は前記第1実施例と略
同一である。
【0014】図11、図12はリンクチェ−ンに実施した第
2実施例で、図11はカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の側
面図、図12はカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の動作側面
図である。
【0015】第2実施例では、リンクチェ−ン1′の複
数の駒部材2の1つの駒部材2″の側面にカ−ド搬送爪
部材4′が取り付けまたは一体に形成されている。カ−
ド搬送爪部材4′には前記第1実施例と同様に搬送爪部
4bと下降阻止部4cが形成されている。他の構成、作用効
果は前記第1実施例と略同一である。
【0016】前記説明におけるカ−ドの種類は問わな
い。
【0017】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
カ−ド搬送爪部材とチェ−ンが強い力を受け、カ−ド搬
送爪部材は後方に傾斜しても、カ−ド搬送爪部材の下降
阻止部は下側の駒部材の上部に当接されているので、後
方への大きな傾斜が阻止され、従来の傾斜角度の約半分
となり、傾斜角度が少ないのでカ−ドの搬送を確実にす
ることが出来る。更にラダ−チェ−ンを用いた場合はカ
−ド搬送爪部材を容易に係合することが出来る等優れた
効果を奏するカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構を提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構
の側面図である。
【図2】同カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の平面図であ
る。
【図3】同カ−ド搬送爪部材の内側断面側面図である。
【図4】同カ−ド搬送爪部材の平面図である。
【図5】同カ−ド搬送爪部材の背面図である。
【図6】同搬送スプロケットの側面図である。
【図7】同搬送スプロケットの平面図である。
【図8】同搬送スプロケットの断面平面図である。
【図9】同カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の動作側面図
である。
【図10】カ−ド搬送爪部材の変形例で、カ−ドリ−ダの
カ−ド搬送機構の側面図である。
【図11】第2実施例で、カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構
の側面図である。
【図12】同カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の動作側面図
である。
【図13】従来のカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の側面図
である。
【図14】同カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構の動作側面図
である。
【符号の説明】
1 ラダ−チェ−ン 1′ リンクチェ−ン 2、2′、2″ 駒部材 3 カ−ド 4、4′ カ−ド搬送爪部材 4c 下降阻止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駒部材を相互に連結したチェ−ンの少な
    くとも一部に、カ−ドに当接してカ−ドを搬送するカ−
    ド搬送爪部材を連結し、前記チェ−ンとともに該カ−ド
    搬送爪部材を回動することによってカ−ドを搬送するよ
    うにしたカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構であって、前記
    カ−ド搬送爪部材に下降阻止部を設け、該下降阻止部を
    後方の駒部材の上部に当接させたことを特徴とするカ−
    ドリ−ダのカ−ド搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記チェ−ンをラダ−チェ−ンとした請
    求項1記載のカ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構。
JP30369394A 1994-12-07 1994-12-07 カ−ドリ−ダのカ−ド搬送機構 Expired - Fee Related JP2906115B2 (ja)

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