JP2904461B2 - 写真作製装置 - Google Patents

写真作製装置

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JP2904461B2 JP22440492A JP22440492A JP2904461B2 JP 2904461 B2 JP2904461 B2 JP 2904461B2 JP 22440492 A JP22440492 A JP 22440492A JP 22440492 A JP22440492 A JP 22440492A JP 2904461 B2 JP2904461 B2 JP 2904461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旅券や免許証等の証明
用に用いる写真を作製する装置に関し、さらに詳しく
は、顔画像が規格サイズとなった写真を作製する写真作
製装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、機械読取り旅券(MRP)の導入
計画に伴い、旅券申請時に提出する写真の規格が検討さ
れている。この新しい規格は、図2に示すように、写真
のサイズは、縦Aが45mmで横Bが35mmである。写真上の
顔画像の大きさ(顎から頭の天辺までの長さ)Cが25〜
29mm、写真の左端から顔画像の中心までの長さDが16〜
19mm、写真の上端から顔画像の頭の天辺までの長さEが
5 〜9mm である。
【0003】従来の写真作製装置は、特開平1─193
824号公報に記載されているように、撮影室と写真作
製室とから構成されている。被撮影者は、撮影室内の椅
子に着座し、撮影窓に写った自分の顔の目が撮影窓の目
のマークとほぼ一致するように椅子の高さを調節する。
この椅子の高さを調節後に規定枚数のコインを投入し、
スタートボタンを操作すれば、写真撮影装置が作動す
る。この写真撮影によって、例えば、2行2列に配置し
たレンズクラスタによって4コマの顔画像が記録された
写真が作製される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
写真作製装置は、前述した規格を考慮して設計されてい
ないため、顔が小さすぎる場合や大きすぎる場合には、
顔画像の大きさが全て規格外となってしまう欠点があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、顔画像が所定の規格となっている写真を作製
できるようにした写真作製装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、被撮影者の顔を撮像する
撮像手段と、撮像した顔画像から顔サイズを判定する手
段と、この顔サイズに応じて撮影レンズの焦点深度内で
椅子又はヘッドレストを撮影レンズの光軸方向に沿って
前後動させる撮影位置調節手段とを設けたものである。
顔の大きさに応じて椅子又はヘッドレストの位置が自動
的に調節され、それによって像倍率が変更されるから規
格通りの写真が作製される。
【0007】請求項2記載の発明では、自動判定した顔
サイズに応じて、撮影露光部が光軸方向に移動され、被
写体距離を調節する。この調節は、焦点深度内で行われ
るから、ピント合っており、また被写体距離の変更に
よって、像倍率が変わるため、規格通りの写真を作製す
ることができる。
【0008】請求項3記載の発明では、自動判定した顔
サイズに応じて撮影レンズの焦点距離を自動調節するも
のである。この焦点距離の調節は、例えば、レンズクラ
スタの前後にコンバータレンズを入れたり、レンズクラ
スタのレンズを各々ズームレンズとし、これらのレンズ
を同時にズーミングすることで行う。この焦点距離の変
換によって像倍率が調節される。
【0009】
【実施例】顔画像が旅券用写真規格を満たすようにする
には、顔サイズに応じて写真上での像倍率を変えればよ
い。この像倍率の調節について研究したところ、現在使
用中のレンズクラスタの焦点距離f =117mm、レンズ倍率
0.11倍の場合に、図3に示すように、基準位置から前方
約10cm、後方約15cmまでが焦点深度内に入ることが分か
った。この焦点深度内で被写体位置を変えると、約21cm
〜29cmの顔サイズまで、規格通りの写真が得られ、ピン
トが合った状態で撮影できることが確認できた。
【0010】図4は、顔サイズを自動判定し、図3に示
すレンズ特性に応じて椅子を自動的に移動して像倍率を
変えるようにした実施例を示すものである。写真作製装
置10は、内部が仕切壁11を隔てて撮影室12と写真
作製室13とに分けられており、撮影室12には、この
入口の横の外壁に身だしなみを確認するための化粧用の
ミラー14が、また室内に椅子15が設けられている。
仕切壁11には、モニタとして白黒又はカラーのCRT
16が取り付けられており、椅子15に着座した撮影者
の顔が表示される。
【0011】正面の仕切壁11には、図5に示すよう
に、撮影窓17が設けられている。写真作製室13は暗
室となっているため、撮影窓17はミラーとして作用
し、これに着座したときの被撮影者の顔が写し出され
る。また、撮影窓17の両側には、撮影窓17に写る被
撮影者の顎の位置を示す線18が記されている。椅子1
5は、図6に示すように、撮影室12に固定されたネジ
筒15bに対し尻掛け部15aを回転させることにより
高さ調節を行うことができるようになっている。これに
より、被撮影者は、着座したときに高さ調節を行って撮
影窓17に写った自分の顎を線18に合わせる。なお、
従来と同様に、線18を目の位置に記してもよい。
【0012】写真作製室13には、熱現像用の感光材料
20をロール形態で収容したマガジン21が設けられて
いる。ロール状感光材料20は一対の引出しローラ22
でマガジン21から一回の撮影の分だけ引き出され、カ
ッター23で切断される。このシート状感光材料20a
は、撮影の前に撮影露光部24へ搬送される。撮影時に
は、撮影窓17の上に配置したストロボ装置26が作動
し拡散板26aを通して被撮影者を照明する。撮影露光
部24には、露光枠27、シャッタ装置28、及びレン
ズクラスタ29が設けられている。
【0013】レンズクラスタ29は、縦横2列に配置さ
れ、焦点距離の同じ4つの撮影用レンズ29a〜29d
と、これらの中心に配置されたモニタ用レンズ29eと
(図10参照)、これらの光軸L1〜L5が平行となる
ようにレンズ29a〜29eを保持するレンズボード3
2とからなる。4つのレンズ29a〜29dは、被撮影
者の顔画像を感光材料20aに写し込む。
【0014】撮影露光後の感光材料20aは、水塗布部
48で少量の水が塗布されてから、受像材料収容部49
から送られてくるシート状の受像材料50と共に熱現像
部51へ送られる。この熱現像部51では、感光材料2
0aと受像材料50とを密着した状態で加熱することに
より感光材料20aの画像を受像材料50に転写する。
熱現像転写後の感光材料20aと受像材料50とは、剥
離取出部52で互いに剥離され、ポジ画像が現れている
受像材料50が写真50aとして取出口54に排出さ
れ、感光材料20aは廃棄箱55内に廃棄される。取り
出された写真50aには、図8に示すように、マトリッ
クス状に区画された同じサイズの4コマに像倍率が同じ
顔画像が各々写っている。
【0015】図1に示すように、モニタ用レンズ29e
の背後には、これを通して入射した被写体光をイメージ
エリアセンサー33に入射させる全反射ミラー34が設
けられている。このイメージエリアセンサー33から出
力された映像信号は、階調及び色補正や画像合成を行う
画像処理部36に送られる。画像処理部36は、着座し
た状態の被撮影者の顔画像と、顎と頭の天辺の位置とを
示すための2本の基準線37a,37bからなる指標3
7とをCRT16に表示する。コントローラ39は、コ
イン投入信号が入力されると、画像処理部36を作動さ
せ、そしてスタートボタン58からのスタート信号が入
力されるまで、CRT16に顔画像を表示させる。ま
た、コントローラ39は、スタート信号が入力される
と、一定時間経過後に撮影を行うように制御する。
【0016】顔サイズ判定部38は、画像処理部36か
らの映像信号から顔の輪郭線を抽出してから、顔サイズ
を求める。メモリ35には、図3の直線Fで表された顔
サイズ(顔の大きさ)と、被写体位置との関係が記憶さ
れている。顔サイズ判定部38は、このメモリ35を参
照して、被写体位置を求め、次にこの被写体位置に椅子
15をセットするために、モータ41の回転方向と回転
量とを求める。このモータ41の回転方向及び回転量と
からなるモータ制御信号がドライバー40を介してモー
タ41に供給され、椅子15は、略中央の基準位置から
前方又は後方へ、顔サイズに応じて移動する。
【0017】モータ41は、ギヤ42を介してネジ軸4
3を回転させる。椅子15は、図7に示すように、ネジ
筒部15bの下端に水平な取付板44が固定されてい
る。この取付板44の両端には、ナット45とスリーブ
46とが固着されている。ナット45にはネジ軸43が
螺合しており、また、スリーブ46にはこれをスライド
自在に保持するガイド棒47が嵌合している。これらの
スリーブ46とネジ軸43とは、光軸L1〜L5に沿っ
て平行配置されている。
【0018】次に上記実施例の作用について説明する。
先ず、写真作製装置10の入口に取り付けられたミラー
14で身だしなみを整えて撮影室12に入る。撮影室1
2では、先ず、椅子15に座り、撮影窓17を見て、顎
の像が線18に一致しているかどうかを確認する。も
し、顎の像が線18より高い場合には、尻掛け部15a
を回して椅子15の高さを調節する。ここで、椅子15
は、ネジ軸43の略中央となる基準位置にセットされて
いる。
【0019】コインをコイン投入口57に投入するとコ
ントローラ39にコイン投入信号が送出される。コント
ローラ39は、画像処理部36を作動させ、基準位置に
着座した被撮影者の顔を撮像する。イメージエリアセン
サー33で撮像した顔画像は画像処理部36で階調補正
されてから、CRT16及び顔サイズ判定部38に送ら
れる。この顔サイズ判定部38は、顔画像から顔サイズ
を求め、次にメモリ35のデータを参照して被写体位置
を求める。この被写体位置に基づいてモータ制御信号を
発生してドライバー40に送る。このドライバー40は
モータ41の回転方向と回転量とを制御し、ギヤ42を
介してネジ軸43を回転させる。ネジ軸43の回転によ
ってナット45が前後動する。
【0020】ナット45の移動によって、ネジ軸43及
びガイド棒47に支持された椅子15が光軸L1〜L5
に沿った方向へ沿って前後動する。この前後動は、小さ
い顔画像の場合には基準位置から前に、また大きな顔画
像の場合には基準位置から後ろに、撮影用レンズ29a
〜29dの焦点深度内で移動する。このとき、椅子15
を顔サイズに応じた撮影位置に移動完了したことを知ら
せる表示、例えばランプ59等を点灯させるのが望まし
い。
【0021】CRT16には、被撮影者の顔画像と指標
37とが表示されている。椅子15の移動によって顔画
像の大きさが変化するから、2本の基準線37a,37
bに顔画像のうち顎と頭の天辺とが一致した状態となっ
ているかを確認する。もし、一致していない場合には、
顔だけを前後させてCRT16に表示された2本の基準
線37a,37bに顔画像を合わす。その後、スタート
ボタン58を操作すると、コントローラ39にスタート
信号が入力され、これから一定時間経過後に撮影が開始
される。なお、スタート信号がコントローラ39に入力
されると、モニタ表示が終了する。
【0022】撮影露光部24には、マガジン21から引
き出されて、シート状に切断された感光材料20aが予
めセットされているから、撮影が開始されると、この感
光材料20aに4個の顔画像が写される。この感光材料
20aは、水の添加後に、受像材料50と重ねられて熱
現像される。この熱現像された受像材料50は、証明用
写真50aとして取出口54に送り出される。この証明
用写真50aの4コマには、焦点深度内で撮影距離を変
えることにより、規格に合った顔画像が写っている。撮
影終了後にモータ41が回転して椅子15を自動的に基
準位置に復帰させる。
【0023】図9は、椅子の代わりにヘッドレストを顔
サイズに応じて光軸L1〜L5の方向へ移動させる実施
例を示す。ヘッドレスト87の背後には、ネジ軸88の
先端が回動自在に取り付けられ、そして、スライド棒8
9が固定されている。ネジ軸88は、壁90に固定され
たナット91に螺合するとともに、その後端に固定した
ギヤ92を介してモータ93で回転されるようになって
いる。ヘッドレスト87の回転を防止するためのスライ
ド棒89は、壁90の穴にスライド自在に嵌合してい
る。なお、高さ調整可能な椅子94は、固定されてい
る。
【0024】この例では、顔サイズに応じた位置にヘッ
ドレスト87がセットされるから、このヘッドレスト8
7に頭を当てることによって、顔画像の大きさが調節さ
れる。ここで、ヘッドレスト87は写真に写らないサイ
ズにすることが必要である。なお、壁90と同じ色にす
れば、ヘッドレスト87が頭から多少はみ出していても
支障がない。また、この例の場合にも撮影終了後には、
ヘッドレスト87が基準位置に復帰される。
【0025】顔画像の大きさを調節する別の実施例とし
ては、撮影光学系を調節する方法がある。図10に示す
ように、撮影露光部24のカメラハウジング100は、
送りネジ101とガイド棒102とに支持されており、
モータ103によって送りネジ101が回転すると、ハ
ウジング100が光軸L1〜L5の方向へ移動する。な
お、符号29a〜29dは撮影用レンズ、29eはモニ
用レンズであり、符号104はレンズボードである。
顔サイズ判定部38で顔サイズに応じた被写体距離が決
定され、この被写体距離に応じた信号がドライバー40
に送られる。ドライバー40によってモータ103の回
転方向と回転量が制御され、カメラハウジング100が
レンズクラスタ29と感光材料20aとともに光軸L1
〜L5の方向へ移動するから、焦点深度内で顔画像の大
きさが変えられる。また、この例の場合にも撮影終了後
には、カメラハウジング100を基準位置に復帰させ
る。
【0026】図11に示す例は、顔サイズに応じて、撮
用レンズの焦点距離を変えるために、3種類のレンズ
クラスタ110〜112を選択して使用するようにした
ものである。この実施例では、顔サイズ判定部38が顔
のサイズを、例えば「S」、「M」、「L」の3段階に
分類することで「S」の場合は、顔サイズが19〜22cm未
満、「M」の場合は、顔サイズが22〜27cm未満、「L」
の場合は、顔サイズが27〜30cm未満である。そして、
「S」サイズの場合にはレンズクラスタ112が、
「M」サイズの場合にはレンズクラスタ110が、
「L」サイズの場合にはレンズクラスタ111が選択さ
れる。
【0027】3種類のレンズクラスタ110〜112の
仕様は、レンズクラスタ110の各撮影用レンズ110
a〜110dが焦点距離f=117mm 、レンズクラスタ1
11の各撮影用レンズ111a〜111dが焦点距離f
=128.6mm 、レンズクラスタ112の各撮影用レンズ1
12a〜112dが焦点距離f=104.71mmである。そし
て、レンズクラスタ110〜112の各々には、4つ配
置した撮影用レンズの中心にモニタ用レンズ29eがそ
れぞれ設けられている。この3種類のレンズクラスタ1
10〜112を用いると、図12に示すグラフから分か
るように、19〜30cmの大きさの顔に対して規格どおりの
大きさに写し込むことができる。
【0028】前記レンズクラスタ110〜112は、プ
レート113に取り付けられている。このプレート11
3は、送りネジ114とガイド棒115とに移動自在に
支持されている。顔サイズ判定部38で顔サイズのラン
クを判定し、これに応じたモータ制御信号がドライバー
40に送られる。このドライバー40からの信号でモー
タ116が回転すると、送りネジ114によってプレー
ト113が矢線方向へ移動し、所望の焦点距離のレンズ
クラスタが選択される。このレンズクラスタによって、
所定の像倍率で顔画像が感光材料20aに露光される。
なお、レンズクラスタの種類としては、3種類に限定す
ることなく、例えば、図12に一点鎖線で示したように
焦点距離f=139.63mmのレンズクラスタを追加した4種
類のレンズクラスタを用いてもよい。この場合は、18.5
〜30cmの大きさの顔を規格どおりに写し込むことができ
る。
【0029】また、図13に示す実施例は、マスター用
レンズクラスタ120の背後で、且つ撮影用レンズ12
0a〜120dの光軸L1〜L4の上に2種類のコンバ
ータ用レンズクラスタ121,122を出入り自在に設
けたものである。各コンバータ用レンズクラスタ12
1,122は、撮影用レンズ121a〜121d,12
2a〜122dを持っている。マスター用レンズクラス
タ120と2種類のコンバータ用レンズクラスタ12
1,122との組み合わせにより、顔サイズのランクに
応じて3種類の焦点距離を選択することができる。
【0030】これらのコンバータ用レンズクラスタ12
1,122は、パネル123に設けられており、モータ
126の回転によって光軸L1〜L5と直交する方向に
移動する。なお、符号127は開口であり、マスター用
レンズクラスタ120だけを使用する場合に、光軸L1
〜L4上にセットされる。符号121e,122eは開
口であり、マスター用レンズクラスタ120と2種類の
コンバータ用レンズクラスタ121,122との何れか
1つを組み合わせたときに、モニタ用撮影レンズ29e
の光軸L5の上に位置する。
【0031】また、撮影光学系を調節する他の実施例と
しては、レンズクラスタの各撮影用レンズをズームレン
ズとし、これらのズームレンズを1個のモータで駆動
し、顔サイズに応じた焦点距離に変換してもよい。
【0032】なお、上記実施例で説明した写真作製装置
では、顔画像を2×2のマトリックス配置で写し込んだ
写真を作製されるが、縦4列に写し込んだ写真を作製し
てもよい。また、確認のためにCRT31を用いたが、
これはなくてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明によれば、被撮影者の顔を撮像手段で撮像して
顔サイズを求め、この顔サイズに応じて、椅子又はヘッ
ドレストを移動して、焦点深度内で被写体位置を変える
ようにしたから、規格通りの写真を簡単に作製すること
ができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、検出
した顔サイズに応じて撮影露光部を移動して焦点深度内
で被写体距離を自動的に調節するから、簡単な機構で規
格通りの写真を作製することができる。
【0035】さらに、請求項3記載の発明では、検出し
た顔サイズに応じて、撮影レンズの焦点距離を変えるよ
うにしたから、良好なピント状態となった写真を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す説明図である。
【図2】写真上における顔画像の規格寸法を示す説明図
である。
【図3】被撮影者の顔の大きさと顔画像の大きさとの相
関を示すグラフである。
【図4】写真作製装置の外観を示す斜視図である。
【図5】撮影室から仕切壁を見た説明図である。
【図6】写真作製装置の断面図である。
【図7】椅子の要部を示す斜視図である。
【図8】作製された写真を示す説明図である。
【図9】ヘッドレストの位置を自動的に変えるようにし
た実施例を示す断面図である。
【図10】カメラハウジングを移動して像倍率を変える
ようにした実施例の要部を示す斜視図である。
【図11】複数のレンズクラスタを選択して像倍率を変
えるようにした実施例の要部を示す斜視図である。
【図12】各レンズクラスタの焦点距離、顔の大きさ、
顔画像の相関を示すグラフである。
【図13】コンバータ用レンズクラスタを用いた実施例
の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 写真作製装置 15 椅子 29,110,111,112,120,121,12
2 レンズクラスタ 33 イメージエリアセンサー 34 全反射ミラー 36 画像処理部 38 顔サイズ判定部 39 コントローラ 40 ドライバー 50a 写真 87 ヘッドレスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 俊明 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 岩崎 信之 東京都港区西麻布2ー26ー30 富士写真 フイルム株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−103036(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/53 G02B 7/08 G03B 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子に着座した被撮影者又はヘッドレス
    トに頭を付けた被撮影者の顔画像を写真に撮影する撮影
    手段を備えた写真作製装置において、 前記顔画像を撮像する撮像手段と、撮像した顔画像から
    顔サイズを判定する手段と、この顔サイズに応じて前記
    写真に露光される顔画像がその写真の露光範囲よりも小
    さい規格範囲に被撮影者の顔の大きさに係わらず一定の
    大きさで写るように前記撮影手段の撮影レンズの焦点深
    度内で前記椅子又はヘッドレストを撮影手段の撮影光軸
    方向に沿って前後動させる撮影位置調節手段と、を設け
    たことを特徴とする写真作製装置。
  2. 【請求項2】 顔画像を写真に撮影する撮影手段を備え
    た写真作製装置において、 前記顔画像を撮像する撮像手段と、撮像した顔画像から
    顔サイズを判定する手段と、この顔サイズに応じて前記
    写真に露光される顔画像がその写真の露光範囲よりも小
    さい規格範囲に被撮影者の顔の大きさに係わらず一定の
    大きさで写るように前記撮影手段の撮影レンズの焦点深
    度内で前記撮影手段をその撮影光軸方向に移動して被写
    体距離を調節する被写体距離調節手段と、を設けたこと
    を特徴とする写真作製装置。
  3. 【請求項3】 顔画像を写真に撮影する撮影手段を備え
    た写真作製装置において、 前記顔画像を撮像する撮像手段と、撮像した顔画像から
    顔サイズを判定する手段と、この顔サイズに応じて前記
    写真に露光される顔画像がその写真の露光範囲よりも小
    さい規格範囲に被撮影者の顔の大きさに係わらず一定の
    大きさで写るように前記撮影手段の撮影レンズの焦点距
    離を調節する焦点距離調節手段と、を設けたことを特徴
    とする写真作製装置。
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