JP2904447B2 - スクランブルデコーダの試験方法及び試験装置 - Google Patents

スクランブルデコーダの試験方法及び試験装置

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JP2904447B2
JP2904447B2 JP3066083A JP6608391A JP2904447B2 JP 2904447 B2 JP2904447 B2 JP 2904447B2 JP 3066083 A JP3066083 A JP 3066083A JP 6608391 A JP6608391 A JP 6608391A JP 2904447 B2 JP2904447 B2 JP 2904447B2
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KONDEISHONARU AKUSESU TEKUNOROJII KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有料放送などに使用さ
れる、スクランブル方式の、デスクランブル装置、即ち
スクランブルされた信号デスクランブルするためのス
クランブルコーダの試験法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、我が国の現在の有料放送のシス
テム全体の構成を示す図であり、送信側1及び受信側2
より構成されている。この有料放送のシステムの詳細に
ついては、昭和63年11月28日の、昭和63年度電
気通信技術審議会答申(諮問第17号「放送衛星によ
るテレビジョン放送における有料方式に関する技術的条
件」の文献に記載されている。従来、デスクランブ
試験に関しては、スクランブを用いて試験用の信号を
発生せしめ、これを供試スクランブルデコーダに加えて
試験を行っていた。即ち、供試デコーダに対応した個別
鍵をスクランブに与え関連情報を発生させ、デコーダ
に与え、ワーク鍵をデコーダに入力し、これによってス
クランブルされた信号をデスクランブル動作させ、動作
試験を行ってた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の試験方法
では、製造工程中の現場にスクランブラを設置すること
になり、スクランブラに直接に厳重に秘匿されるべき個
別鍵(Km)を入力し、試験を行うことになる。又関連
情報暗号化する前の形と暗号化された形と、スクラ
ンブラ内部に存在するので、直接見ようとすれば、要員
が見たり記録を取る等、アクセス出来るため、要員に対
して厳重に守秘義務を課し、要員を厳重に管理して、ア
ルゴリズム、個別鍵等のセキュリテイを管理せねばなら
ない欠点があった。
【0004】衛星放送用スクランブルデコーダの製造出
荷試験等、大量に生産する場合に於いては、多数の工
にて製を試験することが必要となり、多数の要員がセ
キュリテイ上の秘匿情報にアクセスする機会を有するこ
とになり、それだけセキュリテイ保全上、危険が増大す
る欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、鍵を管理する
センターが鍵を管理すると共にデコーダ検査用の試験信
号を、記録媒体に記録した形で、デコーダ製造者に提供
することにより、製造工程中の試験に使用する試験信号
発生装置においては、秘匿されるべき生のデータ又は信
号を一切取り扱わず暗号化された状態に保ちそれら秘
匿されるべき信号、情報等は生の形では装置内部におい
ても一切現れることのない様にすることが出来る。又鍵
及びアルゴリズムについても、アクセス出来る機会をセ
ンターの一箇所に限定することが出来、有料方式全体の
セキュリテイの低下や、秘匿すべき情報、信号等の秘
の漏洩を防止することができる。
【0006】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。図
1は、本発明の1実施例を示す系統図であり、図2は、
有料放送システム全体の構成を示す図であり、表1は媒
体に記録する信号及び関連情報の内容を示す表である。
図1の参照番号は、図2のデコーダ2と同じもので、被
試験デコーダとして接続される。 スクランブルの基本動
作は図2に示される。スクランブル鍵KsをPN発生器
(疑似ランダム2進系列発生器)の初期値としてPN信
号を発生せしめ、これを使って信号をスクランブル及び
デスクランブルすることは、前記文献に詳細に記載され
ている通りである。スクランブルとデスクランブルに
は、同一のKsが使用される。ここでは、表1に示す様
に、Ksを比較的短い周期(例えば、1秒)で変化させ
て、秘匿を破られる困難さの度合いを増加させている。
送り側と受け側で同一のKsを得るため、及び、放送を
視聴する契約によりスクランブル解除の制御を可能にす
るため、2種類の関連情報が使用される。 第1の関連情
報は共通情報と呼ばれ、スクランブル鍵Ksと、放送局
識別、サービス、年月等の番組に関する情報を含む情報
であり、番組に重畳して送信される。共通情報の必要部
分は暗号化されて送信され、この暗号化の鍵はワーク鍵
Kwと呼ばれる。 第2の関連情報は個別情報と呼ばれ、
ワーク鍵Kwと、契約の内容、デコーダ識別番号等の情
報を含む情報であり、放送の受信に先立ってデコーダに
蓄積しておく。個別情報の送付方法は、電波、通信回
線、カード等の通常用いられる手段によることが出来
る。 受信側では、蓄積されているワーク鍵を使って共通
情報を復号し、スクランブル鍵Ksを入手してスクラン
ブルを解くことが出来る。また、契約条件と番組の条件
とを比較することにより、スクランブルを解除するか否
かの制御を行うことが出来る。 さらに、個別情報の必要
部分は、マスター鍵Kmにより暗号化されて送付され
る。マスター鍵は、デコーダに固有の秘密の符号であ
り、デコーダ製造時に設定され、秘匿が保たれる様構成
される。マスター鍵に対し明示される番号として、デコ
ーダにはデコーダ識別番号(図2ではデコーダIDと示
される)が付与され、製造時にデコーダに明示される。
デコーダ識別番号iに対応するマスター鍵をKmiと表
す。デコーダ識別番号とマスター鍵との対照は、鍵管理
センターのマスター鍵ファイルに格納されており、厳重
に秘匿管理されている。送付された個別情報は、デコー
ダに設定されている秘密の鍵Kmを使って復号され、ワ
ーク鍵を入手しデコーダに蓄積される。これを使って、
前記のスクランブル鍵の入手からスクランブル解除の動
作が行われ、契約の番組が視聴出来る。本発明は以上に
説明した様に動作するスクランブルデコーダの動作試験
を行う方法に関するものである。 図1で、記録媒体1に
は、映像、音声などのスクランブルされた信号と、番組
情報が記録されている。記録媒体IIには、個別情報が
記録されている。映像、音声信号は、表1に示される
クランブル鍵Ksjによりスクランブルされている。番
組情報は、スクランブル鍵Ksjを含むバケットで
り、その一部はワーク鍵Kwkにより暗号化されてい
る。個別情報はワーク鍵Kwkを含み、その一部はデコ
ーダ個別マスタ鍵Kmiにより暗号化されている。
【0007】試験信号発生器3にて記録媒体を再生する
ことにより、放送用電波と同じフォーマットの信号が出
力される。これを、マスター鍵が書き込まれている被試
験デコーダ(有料デコーダ)4に加える個別情報は、
映像、音声等信号と多重して加えても、またこれとは
別に入力ポートがある場合には、直接加えてもよい。図
1は、直接入力する場合を示す。被試験デコーダにくわ
える個別情報は、被試験デコーダのKmと同じ鍵で暗
号化されたものを加える。
【0008】
【表1】
【0009】供試デコーダに加えるべき適当な個別情報
明示する様にデコーダ識別番号を使用することが出来
る。個別情報に含まれるデコーダ識別番号は、暗号化さ
れずに明示した形で記録される。
【0010】試験信号発生器から再生される個別情報中
のデコーダ識別番号を参照して試験に適当な個別情報が
入力された供試デコーダは、暗号を復号出来、ワーク鍵
が入力されることになる。したがって、番組情報中のス
クランブル鍵を合化することが出来、入力されたスク
ランブルされた信号を復号することが出来る。即ち、秘
匿された情報を一切現場においては直接要がアクセス
する機会がない状態で目的とするデコーダの動作試験
を行うことができる。ここでは、媒体を2つに分離した
例を示したが、これらの内容を1つの媒体に記録して
も、個別情報が先に出力される様にすれば同様の効果が
得られることは明らかである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、試験信号
発生器に対して、スクランブルされた信号とその信号に
対応した番組情報、及び試験すべきデコーダに対応した
個別情報をそれぞれ対応した鍵により暗号化した形で
媒体に記録し、これを管理センターが供給することによ
り、デコーダの製造工程においては、秘匿された鍵等を
含む秘匿された情報一切は、要員に直接アクセスする機
会を与えることなく動作の試験を行うことができる効果
がある。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す系統図である。
【図2】我が国の現在の有料放送のシステム全体の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 有料放送のシステムの送信側 2 有料放送のシステムの受信側 3 試験信号発生器 4 被試験デコーダ(有料デコーダ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/167 H04N 7/167 Z (56)参考文献 特開 昭58−90849(JP,A) 特開 平2−256391(JP,A) 特開 昭64−49497(JP,A) 特開 昭62−185203(JP,A) 特開 昭64−49446(JP,A) 特開 平1−246979(JP,A) 特開 昭60−134643(JP,A) 特開 平1−220925(JP,A) 特開 平1−99341(JP,A) 実公 昭62−4891(JP,Y2) 特表 平3−500117(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04K 1/04 H04B 17/00 H04H 1/00 H04L 9/00 H04N 7/167 G06F 12/14 G06F 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の鍵を用いてスクランブルされた番
    組と、第2の鍵を用いて暗号化された第1の鍵を含む番
    組情報とを含む放送を放送供給側から送信するととも
    に、各スクランブルデコーダに予め設定されている第3
    の鍵と同一の鍵を用いて暗号化された第2の鍵を含む個
    別情報を放送供給側から視聴者側に供給し、これをスク
    ランブルデコーダに取り込み記憶させ、視聴者側受信端
    末において、前記放送を受信するとともに、受信した番
    組情報とスクランブルデコーダに先に供給されて記憶さ
    れている個別情報とを比較し、その比較結果に応じて、
    受信した前記番組を視聴可能にするか否かを制御する有
    料放送システムにおけるスクランブルデコーダの試験方
    法であって、 第1の鍵を用いてスクランブルされた信号と、第2の鍵
    を用いて暗号化された第1の鍵と、試験されるスクラン
    ブルデコーダに設定されている第3の鍵と同一の鍵を用
    いて暗号化された第2の鍵とが予め記録されている記録
    媒体を再生する段階と、 前記暗号化された第2の鍵を当該スクランブルデコーダ
    に供給し、当該スクランブルデコーダに設定されている
    第3の鍵を用いて、前記暗号化された第2の鍵を復号化
    させる段階と、 前記暗号化された第1の鍵をさらに当該スクランブルデ
    コーダに供給し、復号化された第2の鍵を用いて、前記
    暗号化された第1の鍵を復号化させる段階と、 前記スクランブルされた信号をさらに当該スクランブル
    デコーダに供給し、復号化された第1の鍵を用いて、前
    記スクランブルされた信号をデスクランブルさせる段階
    と、 を含む前記スクランブルデコーダの試験方法。
  2. 【請求項2】 第1の鍵を用いてスクランブルされた番
    組と、第2の鍵を用いて暗号化された第1の鍵を含む番
    組情報とを含む放送を放送供給側から送信するととも
    に、各スクランブルデコーダに予め設定されている第3
    の鍵と同一の鍵を用いて暗号化された第2の鍵を含む個
    別情報を放送供給側から視聴者側に供給し、これをスク
    ランブルデコーダに取り込み記憶させ、視聴者側受信端
    末において、前記放送を受信するとともに、受信した番
    組情報とスクランブルデコーダに先に供給されて記憶さ
    れている個別情報とを比較し、その比較結果に応じて、
    受信した前記番組を視聴可能にするか否かを制御する有
    料放送システムにおけるスクランブルデコーダの試験装
    置であって、 第1の鍵を用いてスクランブルされた信号と、第2の鍵
    を用いて暗号化された第1の鍵と、試験されるスクラン
    ブルデコーダに設定されている第3の鍵と同一の鍵を用
    いて暗号化された第2の鍵とが予め記録されている記録
    媒体を再生する手段と、 前記暗号化された第2の鍵を当該スクランブルデコーダ
    に供給し、当該スクランブルデコーダに設定されている
    第3の鍵を用いて、前記暗号化された第2の鍵を復号化
    させる手段と、 前記暗号化された第1の鍵をさらに当該スクランブルデ
    コーダに供給し、復号化された第2の鍵を用いて、前記
    暗号化された第1の鍵を復号化させる手段と、 前記スクランブルされた信号をさらに当該スクランブル
    デコーダに供給し、復号化された第1の鍵を用いて、前
    記スクランブルされた信号をデスクランブルさせる手段
    と、 を含む前記スクランブルデコーダの試験装置。
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