JP2903528B2 - インクリボン走行検出装置 - Google Patents

インクリボン走行検出装置

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JP2903528B2
JP2903528B2 JP1032241A JP3224189A JP2903528B2 JP 2903528 B2 JP2903528 B2 JP 2903528B2 JP 1032241 A JP1032241 A JP 1032241A JP 3224189 A JP3224189 A JP 3224189A JP 2903528 B2 JP2903528 B2 JP 2903528B2
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JP
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ink ribbon
roller
sensor
guide
support shaft
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JP1032241A
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JPH02209287A (ja
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吉兼 松本
俊男 比気
真一 綿引
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は本出願人が先に出願した実開昭58−166473
号、同59−48862号に改良したインクリボン走行検出装
置に関するものである。
〔発明の背景〕
印字行に沿ってほぼ水平方向に走行するテープ状イン
クリボンの上下動や折れまたは折れた結果紐状になった
ことを検出するものとして、上記出願を提案した。すな
わち、永久磁石を装着した2個のセンサローラを各々独
立して回転可能に取付け、少なくとも1方のセンサロー
ラが回転しなくなったことを検出してインクリボンが折
りたりする異常を検出するようにしたものである。
しかし、上記出願においてはインクリボンとセンサロ
ーラがラップする量すなわちインクリボンがセンサロー
ラに接触する幅が大きく、インクリボンの上下動や折れ
が相当量にならなければ検出できないという問題があっ
た。
このため、インクリボンとセンサローラのラップ量
を、インクリボンの上下動の許容値とほぼ等しくなるよ
うに、センサローラがインクリボンの幅方向両端に接触
させると共にこれらセンサローラの間にガイドを設ける
ものを考案した。この構成によれば、インクリボンとセ
ンサローラのラップ量を小さくできるので、検出精度を
向上させることが可能となったが、以下に示すような問
題があることが分かった。
通常インクリボンは、幅方向に対して中央部の50〜80
%を使用し、幅方向両端部は使用していない。このため
インクリボンを長く使用していると、中央部のみにしわ
がよってインクリボンがわかめ状となり、両端部の張力
が中央部の張力より小さくなる。この結果、インクリボ
ンとセンサローラのラップ量が少ないこととも相俟っ
て、センサローラの回転が不安定となり、インクリボン
が正常に走行しているにも拘らず走行していないと誤検
出しやすくなる。かかる問題を解消するため、インクリ
ボンのセンサローラへの巻付力(押付力)を強くすると
誤検出することは少なくなるが、センサローラとガイド
ローラとの隙間にインクリボンが入り込んでしわが発生
し、該しわは、インクリボンが寿命に近づくにつれてイ
ンクリボン基布の腰が弱くなるため、更にひどくなり、
前記隙間でインクリボンの折れが発生する等の新たな問
題が生じる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
安価で信頼性の高いインクリボン走行検出装置を提供す
ることである。
〔発明の概要〕
本発明は、インクリボンが長く使用されるにつれ、未
使用部である幅方向両端部の張力が中央部に対して小さ
くなることに着目し、センサローラとリボンガイドとの
位置関係を工夫したものである。以下実施例図面を参照
して本発明を説明する。
〔発明の実施例〕
図示しない印字行に沿って走行するインクリボン8が
その走行方向を変換する例えば印字行両端の位置に本発
明静止固定部を構成するリボンガイド部1が設けられ、
該リボンガイド1には支持軸が取付けられている。該支
持軸7には2個のセンサローラ3及び該センサローラ3
の間に位置するガイドローラ5が夫々回転可能に装着さ
れている。また該ガイドローラ5および両センサローラ
3の間の支持軸7には仕切り板6が取付けられ、ガイド
ローラ5とセンサローラ3間のギャップにインクリボン
8が入り込むのを防止するようにしている。前記センサ
ローラ3には少なくとも1個の永久磁石2が埋設され、
センサローラ3がインクリボン8の走行と共に回転した
時に、リボンガイド部1に装着された夫々のリードスイ
ッチ4の接点を開または閉じるようにしている。従っ
て、該リードスイッチ4の接点はセンサローラ3が1回
転する毎に1回開閉される。
インクリボン8がセンサローラ3と接触する量すなわ
ちラップ量Wはインクリボン8の上下移動量の許容値と
ほぼ等しくなるように設定されている。夫々第3図及び
第4図に示す前記センサローラ3の半径R及びガイドロ
ーラ5の半径rは、R>rとなるように設定されてい
る。従って、インクリボン8が図中時計方向に走行して
いるとすると、リボンガイド部1の入口端Pと出口端Q
間での、センサローラ3及びガイドローラ5の外周を通
る長さL及びlはL>lとなり、P、Q間のセンサロー
ラ3を通るインクリボン8両端部の張力をT、ガイドロ
ーラ5を通るインクリボン8中央部の張力をtとする
と、T>tとなる。またインクリボン8が長く使用され
て寿命近くになり、インクリボン8がわかめ状になって
両端部の張力が小さくなった時でも、前記張力T、tが
T≧tとなるように、前記センサローラ3及びガイドロ
ーラ5の半径R、rが夫々設定されている。
この結果、センサローラ3はインクリボン8が寿命近
くなってわかめ状になってもインクリボン8の走行に伴
って確実かつ安定して回転するようになるので、インク
リボン8の走行異常を確実に検出できるようになる。す
なわちインクリボン8が走行しているのに拘らず、走行
していないと誤検出する恐れは無くなる。
なお上記実施例においては、ガイドローラ5を回転す
るものとしたが、回転しない固定式とし、インクリボン
8が摺動するものとしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、インクリボンが
寿命近くになってわかめ状になっても、センサローラの
回転不良を防止できるので、誤検出の恐れがなく信頼性
の高い走行検出装置を提供できるようになる。特に、セ
ンサローラおよびガイドローラを円筒状とした場合に
は、インクリボンと各ローラとの面接触の割合が最も高
くなるため、センサローラの回転不良を皆無とすること
ができ、最も信頼性の高い走行検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明検出装置の一実施例を示すもので、第1図は
要部を示す正面図、第2図は斜視図、第3図及び第4図
は夫々第1図のIII−III、IV−IV線断面図である。 図において、1はリボンガイド部、2は永久磁石、3は
センサローラ、4はリードスイッチ、5はガイドロー
ラ、6は仕切り板、7は支持軸、8はインクリボンであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−166473(JP,U) 実開 昭57−39763(JP,U) 実開 昭63−170149(JP,U) 実開 昭55−140458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 35/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字行に沿ってほぼ水平方向に走行するテ
    ープ状インクリボンを使用する印刷装置において、 インクリボンの走行経路近傍の静止固定部に取付けられ
    た支持軸と、少なくとも1個の永久磁石を装着し、イン
    クリボンの幅方向両端部に接触する如く、支持軸の上下
    端近傍に回転可能に支持された少なくとも2個のセンサ
    ローラ及びこれらセンサローラの間に位置する如く支持
    軸に支持されたガイドとを備え、前記センサローラの外
    周面を前記ガイドの外周面より僅かにインクリボン側に
    突出させたことを特徴とするインクリボン走行検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記センサローラを円筒状とし、かつ前記
    ガイドを支持軸に回転可能に取付けた円筒状のガイドロ
    ーラとし、該ガイドローラの半径を前記センサローラの
    半径より僅かに小さくしたことを特徴とする請求項1記
    載のインクリボン走行検出装置。
JP1032241A 1989-02-10 1989-02-10 インクリボン走行検出装置 Expired - Lifetime JP2903528B2 (ja)

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JPH02209287A JPH02209287A (ja) 1990-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5739763U (ja) * 1980-08-19 1982-03-03
JPS58166473U (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 日立工機株式会社 インクリボン走行検出装置

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