JP2903348B2 - 電位治療器 - Google Patents

電位治療器

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JP2903348B2
JP2903348B2 JP3240560A JP24056091A JP2903348B2 JP 2903348 B2 JP2903348 B2 JP 2903348B2 JP 3240560 A JP3240560 A JP 3240560A JP 24056091 A JP24056091 A JP 24056091A JP 2903348 B2 JP2903348 B2 JP 2903348B2
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chair
electric potential
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昭邦 原
幸雄 小川
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HAKUJU SEIKAGAKU KENKYUSHO KK
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HAKUJU SEIKAGAKU KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電位(電界)治療装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すのは一般的な電位(電界)治
療器であり、(A) は治療用椅子[以下、単に椅子とい
う]、(1) は電位治療器本体、(2) は電位治療器の高電
圧出力端子、(3) は高耐電圧コード、(4) は人体、(5)
は電位治療器本体(1) に発生した治療用高電圧を、人体
(4) に印加するための通電台、(6) は椅子の枠、(7) は
椅子の座部、(8) は通電のための各部品を床面から絶縁
する絶縁体、(9) は滑り止めゴムである。ここで電位治
療器は高電圧を使用するため通電台(5) や高耐電圧コー
ド(3) の付近に埃が溜ると、床との間に埃を介して放電
が起こり、発火する恐れがあり危険である。そのため常
にその付近を清潔に保つことが必要であるが、従来の装
置では電位治療器本体(1) 、椅子(A) 、通電台(5) 、高
耐電圧コード(3) などに分かれているので、掃除のとき
にはこれらを個々に移動しなくてはならず、また高耐電
圧コード(3) が床に触れたりすると、その間で放電を起
こし発火の恐れがあるので、再設置の際には高耐電圧コ
ード(3) などの位置を整え、椅子(A) の背部に壁面があ
る場合にはその距離を調整しなくてはならず、このため
大変、手数がかかり移動が困難であった。そしてこの移
動の際には、一度、高耐電圧コード(3) を電位治療器本
体(1) の高電圧出力端子(2) から引き抜き、再度差し込
むことになるので、このとき差し込みが不完全になるこ
とがあり、その接触部分に間隙ができると放電が起こ
り、高周波の発生によるテレビ、ラジオなどへの受信障
害や、発火の原因となる。加えて昨今の住宅事情などか
らして、電位治療器は使用していないときには大変邪魔
になるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は電位治療器
において、安全性を確保するために、その設置個所周辺
の清掃を行えるように、全体を容易に移動できるように
し、また椅子と離れて置いた通電台を椅子の下に簡単に
収納できるようにし、そのときは通電を停止状態とす
る。またこのように通電台を椅子に簡単に収納できるよ
うにすることにより、電位治療器として使用しないとき
は、単なる椅子として使用できるようにし、さらにまた
壁面などとの間に適切な間隔を保持することのできるよ
うにした電位治療器を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】電位治療器本体と治療用
椅子が一体化され、通電台が治療用椅子から離れて設置
され、通電台は電位治療器本体に固定または着脱自在に
結線されており、通電時以外は通電台を椅子部分に収納
できるようにしたことを特徴とする電位治療器の構成と
する。
【0005】
【作用】この発明の電位治療器は、治療時において離し
て設置してある通電台が治療を終えたときにおいて、椅
子に収納されることによって、椅子を移動させると、電
位治療器本体に収納された通電台も同時に移動するよう
になり、全体を簡単に移動することができるので、その
設置場所および周囲を手軽に掃除でき、周辺の汚れによ
る電流の漏れや、放電を未然に防ぐことができる。通電
台を収納した場合は、高電圧出力が停止されるので、不
意の電撃や火災のおそれがない。高耐電圧コードを抜き
差しする機会が無くなるので、それの接触不良による障
害を無くすることができ、また椅子とその背部におい
て、壁面との距離を固定できるので、椅子と壁面との間
に放電による焦げや治療中の人体の感電を防ぐことがで
きる。
【0006】
【実施例】図2、図3に示すのはこの発明の電位治療器
の実施例を示すものである。図2、図3において
(A’)は椅子、(1’)は電位治療器本体、(2’)
は高電圧出力端子、(3’)は高耐電圧コード、
(5’)は通電台、(6’)は椅子の枠、(7’)は椅
子の座部、(8’)は絶縁体、(9’)は滑り止めゴ
ム、(10)はローラで通電台(5’)に取り付けられ
ている。(12)は椅子(A’)に設けたガイドレー
ル、(13)はガイドレール(12)前端に設けたロー
ラ突き当て部、(14)は通電台(’)に設けたボ
ス、(15)はガイドレール(12)に設けた通電台固
定溝、(16)はリミットスイッチ、(17)はキャス
ター、(18)は床、(19)は壁である。通電治療時
においては図1と同じように椅子(A’)に座つた人体
がその足を、椅子(A’)から離してた通電台
(5’)に載せて治療を行うが、通電の終了時にはこの
分離して設置した通電台(5’)を椅子(A’)の中に
入れると、通電台(5’)の側面はリミットスイッチ
(16)をOFFとし、通電台(5’)のローラー(1
0)はガイドレール(12)上を移動して、最後にロー
ラ突き当て部(13)に当たる。そして通電台(5’)
に設置されているボス(14)が通電台固定溝(15)
に嵌まり、通電台(5’)は椅子(A’)の下部に床
(18)面から遊離した状態で収納されて固定されるこ
ととなる[図2、図3における二点鎖線位置参照]。
【0007】電位治療器本体(1')は絶縁体でできてお
り、椅子(A')の背面と壁(19)の間には適当な空間を保て
るようになっているので、高電圧が印加される人体と椅
子(A')は壁(19)に触れることはない。なお電位治療器本
体(1')の大きさは自由であり、それに図2に示すように
スペースバー(1'a) を取り付けてもよい。ここにおいて
全体を移動するには椅子の座部(7')を持ち上げると、床
(18)との接触は電位治療器本体(1')の下部に設置してあ
るキャスター(17)のみになるので、電位治療器全体の移
動が容易となる。このキャスター(17)の位置は図示位置
に限定されず、同様の作用を行う個所に取り付けてもよ
い。図4は電位治療器本体(1')を椅子(A')内に取り付け
た例であり、図5は図4のII’−II’線断面図であ
る。そして図6はこの発明の電位治療器の回路の一実施
例を示し、図2〜図5と同一符号は同一部分を示す。こ
こで(20)はACプラグ、(21)は電源スイッチ、(22)は昇圧
トランス、(23)は電流制限素子である。通電台(5')の収
納時には通電台(5')の側面が、リミットスイッチ(16)を
押しOFF となる[仮線位置]ので、電位治療器は通電を
停止する。
【0008】
【発明の効果】この発明の電位治療器は、治療時におい
て離して設置してある通電台が治療を終えたときにおい
て、椅子に収納されることによって、椅子を移動させる
と、電位治療器本体に収納された通電台も同時に移動す
るようになり、さらに後部底面にキャスターを取り付け
たので、椅子の座部を持ち上げることにより、全体を簡
単に移動することができるので、その設置場所および周
囲を手軽に掃除でき、周辺の汚れによる電流の漏れや、
放電を未然に防ぐことができる。またこの移動の際に気
軽に模様替えすることができるので、室内を有効に活用
できる。椅子とその背部において、壁面との距離を固定
できるので、椅子と壁面との間に放電による焦げや治療
中の人体の感電を防ぐことができる。高耐電圧コードを
抜き差しする機会が無くなるので、それの接触不良によ
る障害を無くすることができる。電位治療器として使用
しないときは、通電台を簡単に収納できるので、通常の
安楽椅子として使用できる。通電台を収納した場合は、
高電圧出力が停止されるので、不意の電撃や火災のおそ
れがない。なお通電台が離れて設置されていることによ
り、使用者の体格に応じて、たとえば脚の長い人にはそ
の位置を自由に変えることができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電位治療器の説明図。
【図2】この発明の電位治療器の要部側面図。
【図3】図2のII−II線断面図。
【図4】この発明の電位治療器の他の実施例の要部側面
図。
【図5】図4のII’−II’線断面図。
【図6】この発明における電位治療器の電気回路の実施
例を示す図。
【符号の説明】
(A') 治療用椅子 (1') 電位治療器本体 (1'a) スペースバー (2')高電圧出力端子 (3')高耐電圧コード (4) 人体 (5') 通電台 (10) ローラー (12) ガイドレール (16) リミットスイッチ (17) キャスター

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電位治療器本体と治療用椅子が一体化さ
    れ、通電台が治療用椅子から離して設置され、この通
    電台は電位治療器本体に高耐電圧コードによって結線さ
    れており、通電時以外はこの通電台を椅子部分のスペー
    スに収納し、全体が一体化するように構成したことを特
    徴とする電位治療器。
  2. 【請求項2】通電台が椅子部分に収納されたときは、通
    電を停止するようにしたことをを特徴とする請求項1記
    載の記載の電位治療器。
  3. 【請求項3】通電台が椅子部分に収納されたときは、通
    電台と床とが接触しないように構成したことをを特徴と
    する請求項1または2記載の電位治療器。
  4. 【請求項4】電位治療器本体を背部壁面とのスペーサー
    としたことを特徴とする請求項1から3いずれか一項に
    記載の電位治療器。
  5. 【請求項5】電位治療器本体を椅子部分内に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の
    電位治療器。
  6. 【請求項6】電位治療器本体または治療用椅子と、背部
    壁面との間にスペースバーを取り付けるようにしたこと
    を特徴とする請求項1から5いずれか一項に記載の電位
    治療器。
  7. 【請求項7】後部底面にキャスターを取り付けたことを
    特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の電位治
    療器。
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