JP2902439B2 - ディジタル加入者線伝送の給電回路 - Google Patents
ディジタル加入者線伝送の給電回路Info
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- JP2902439B2 JP2902439B2 JP2069597A JP6959790A JP2902439B2 JP 2902439 B2 JP2902439 B2 JP 2902439B2 JP 2069597 A JP2069597 A JP 2069597A JP 6959790 A JP6959790 A JP 6959790A JP 2902439 B2 JP2902439 B2 JP 2902439B2
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- power supply
- circuit
- terminal
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- dsu
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル加入者線伝送におけるDSUの給電
回路に関する。
回路に関する。
従来のディジタル加入者線伝送における給電方式の一
例を第２図に示す。第２図に示すようにOCU（Officl Ch
annel Unit:局内回線終端装置）１内のPF（Power Feede
r:定電流源）４からDSU（Digital Servicl Unit:ディジ
タル回線終点装置）２に給電され,DSU2内の電源部６か
ら端末３に給電される。ここで、OCU1の極性反転スイッ
チ５により、通話時と待機時のL1−L2間の極性を反転す
ることにより、待機時におけるDSU2の電源部６の一部を
止めて省力化をはかっている。すなわち第３図に示すDS
U給電用の定電流源PF4出力電力は第３図に示すように待
機時には出力電流と共に小さくなっている。
例を第２図に示す。第２図に示すようにOCU（Officl Ch
annel Unit:局内回線終端装置）１内のPF（Power Feede
r:定電流源）４からDSU（Digital Servicl Unit:ディジ
タル回線終点装置）２に給電され,DSU2内の電源部６か
ら端末３に給電される。ここで、OCU1の極性反転スイッ
チ５により、通話時と待機時のL1−L2間の極性を反転す
ることにより、待機時におけるDSU2の電源部６の一部を
止めて省力化をはかっている。すなわち第３図に示すDS
U給電用の定電流源PF4出力電力は第３図に示すように待
機時には出力電流と共に小さくなっている。
第４図に従来のDSU2内の電源部６に給電回路の一例を
示す。第４図に示すように通話時にはL2が正極性になる
ように極性反転スイッチ５が切り替るため、電源７と電
源８が動作して電源９は停止するから、DSU2の内部には
DSU内の回路給電用5V電源７から給電され、端末３へは
端末給電用40V電源（通話時用）８から給電される。ま
た待機時にはL1が正極性になるように極性反転スイッチ
５が切り替るため、電源７と電源８は停止して電源９が
動作するから、DSU2の内部への電源７を止めることによ
り省力化がはかられており、端末３へは端末給電用40V
電源（待機時用）９から給電される。ここで通話時と待
機時における入力電圧が大きく異なるため、電源９は一
般にシリーズレギュレータSRを用いている。
示す。第４図に示すように通話時にはL2が正極性になる
ように極性反転スイッチ５が切り替るため、電源７と電
源８が動作して電源９は停止するから、DSU2の内部には
DSU内の回路給電用5V電源７から給電され、端末３へは
端末給電用40V電源（通話時用）８から給電される。ま
た待機時にはL1が正極性になるように極性反転スイッチ
５が切り替るため、電源７と電源８は停止して電源９が
動作するから、DSU2の内部への電源７を止めることによ
り省力化がはかられており、端末３へは端末給電用40V
電源（待機時用）９から給電される。ここで通話時と待
機時における入力電圧が大きく異なるため、電源９は一
般にシリーズレギュレータSRを用いている。
このように従来のディジタル加入者線伝送におけるDS
U2の給電回路は端末３の給電用電源回路として通話時用
と待機時用の電源8,9の２回路を必要としていた。
U2の給電回路は端末３の給電用電源回路として通話時用
と待機時用の電源8,9の２回路を必要としていた。
上記従来技術はディジタル加入者線伝送におけるDSU
の給電回路の経済の点について配慮がされておらず、端
末給電用電源として通話時用と待機時用の２回路を持つ
必要があったので、DSUの部品点数が多くて信頼性が悪
くなり製造原価も高くなるという問題があった。
の給電回路の経済の点について配慮がされておらず、端
末給電用電源として通話時用と待機時用の２回路を持つ
必要があったので、DSUの部品点数が多くて信頼性が悪
くなり製造原価も高くなるという問題があった。
本発明の目的は上記問題点を解決し、DSUの端末給電
用電源として通話時と待機時に使用される電源を１回路
で兼用可能にした経済的なディジタル加入者線伝送の給
電回路を提供することにある。
用電源として通話時と待機時に使用される電源を１回路
で兼用可能にした経済的なディジタル加入者線伝送の給
電回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のディジタル加入
者線伝送の給電回路は、第１図に例示するようにディジ
タル加入者線伝送におけるDSUの端末給電用電源11の入
力部に両極性入力に対して動作する整流回路12を設ける
ことにより、DSUの入力極性が通話時と待機時で反転し
ても１回路の端末給電用電源11で端末に給電できるよう
にし、また現行の給電方式では第３図に示すようにDSU
の入力条件が通話時と待機時で異なっていて、入力電圧
変化が大きい時には電源11の出力電圧を一定に保つのが
困難なため、この対策として電圧調整素子13を設けるよ
うにしたものである。
者線伝送の給電回路は、第１図に例示するようにディジ
タル加入者線伝送におけるDSUの端末給電用電源11の入
力部に両極性入力に対して動作する整流回路12を設ける
ことにより、DSUの入力極性が通話時と待機時で反転し
ても１回路の端末給電用電源11で端末に給電できるよう
にし、また現行の給電方式では第３図に示すようにDSU
の入力条件が通話時と待機時で異なっていて、入力電圧
変化が大きい時には電源11の出力電圧を一定に保つのが
困難なため、この対策として電圧調整素子13を設けるよ
うにしたものである。
上記ディジタル加入者線伝送の給電回路は、第１図に
例示するように通話時にはDSU入力L2が正極性となるた
め整流回路12内のD1,D2を介して端末給電用電源11に給
電され、待機時にはL1が正極性となるため整流回路12内
のD3,D4を介して電源11に給電されることによって、１
回路の電源11で通話時・待機時共に端末に給電可能とな
ってハード量が削減されるうえ、また第３図に例示する
ように通話時に対して待機時の入力電圧が上昇するが、
電圧調整素子13により電源11の入力を一定に保つことが
できる。
例示するように通話時にはDSU入力L2が正極性となるた
め整流回路12内のD1,D2を介して端末給電用電源11に給
電され、待機時にはL1が正極性となるため整流回路12内
のD3,D4を介して電源11に給電されることによって、１
回路の電源11で通話時・待機時共に端末に給電可能とな
ってハード量が削減されるうえ、また第３図に例示する
ように通話時に対して待機時の入力電圧が上昇するが、
電圧調整素子13により電源11の入力を一定に保つことが
できる。
以下に本発明の一実施例を第１図により説明する。
第１図は本発明によるディジタル加入者線伝送の給電
回路の一実施例を示すDSU2内電源部６の給電回路のブロ
ック図である。第１図において、10は第４図の電源７と
同じDSU2内の回路給電用5V電源で通話時のみ動作し、11
は端末給電用40V電源で通話時・待機時共に動作し、12
は整流回路で電源11の入力部に設けられラインL1,L2の
極性が反転しても電源11の入力極性を一定にし、13は電
圧調整素子で通話時／待機時におけるL1−L2間の電圧変
化を吸収して電源11の入力電圧を一定にする。
回路の一実施例を示すDSU2内電源部６の給電回路のブロ
ック図である。第１図において、10は第４図の電源７と
同じDSU2内の回路給電用5V電源で通話時のみ動作し、11
は端末給電用40V電源で通話時・待機時共に動作し、12
は整流回路で電源11の入力部に設けられラインL1,L2の
極性が反転しても電源11の入力極性を一定にし、13は電
圧調整素子で通話時／待機時におけるL1−L2間の電圧変
化を吸収して電源11の入力電圧を一定にする。
上記構成で、通話時にはOCU1のPF4と極性反転スイッ
チ５によりDSU2の入力のL2側に正極性でL1側が負極性と
なり、DSU2内の回路給電用5V電源10により回路内に5V電
源が給電されるとともに、整流回路12内のダイオード
D1,D2を介して端末給電用40V電源11に給電されることに
より端末３側に40V電源を給電する。また待機時には極
性反転スイッチ５によりDSU2の入力のL1側が正極性でL2
側が負極性に切り替わるので、DSU2内の回路給電用5V電
源10は停止して省力化がはかられるとともに、整流回路
12内のダイオードD3,D4を介して端末給電用40V電源11に
給電されることにより端末３側に40V電源を給電する。
チ５によりDSU2の入力のL2側に正極性でL1側が負極性と
なり、DSU2内の回路給電用5V電源10により回路内に5V電
源が給電されるとともに、整流回路12内のダイオード
D1,D2を介して端末給電用40V電源11に給電されることに
より端末３側に40V電源を給電する。また待機時には極
性反転スイッチ５によりDSU2の入力のL1側が正極性でL2
側が負極性に切り替わるので、DSU2内の回路給電用5V電
源10は停止して省力化がはかられるとともに、整流回路
12内のダイオードD3,D4を介して端末給電用40V電源11に
給電されることにより端末３側に40V電源を給電する。
ここで現行の給電方式では第３図に示すように通話時
と待機時ではDSU2の入力条件が異なり、通話時に対して
待機時には入力電圧が上昇する場合が多いため電源11の
出力電圧40Vを一定に保つのが困難となるから、その対
策として待機時の給電ループに電圧調整素子13を挿入し
て電源11の入力電圧の変動を小さくする。電圧調整素子
13としては通話時と待機時の電圧変化が一定でないた
め、その変動量ΔＶが大きい場合には例えば定電流ダイ
オードを用い、変動量ΔＶが小さい場合にはツェナーダ
イオードを用いるものも有効である。
と待機時ではDSU2の入力条件が異なり、通話時に対して
待機時には入力電圧が上昇する場合が多いため電源11の
出力電圧40Vを一定に保つのが困難となるから、その対
策として待機時の給電ループに電圧調整素子13を挿入し
て電源11の入力電圧の変動を小さくする。電圧調整素子
13としては通話時と待機時の電圧変化が一定でないた
め、その変動量ΔＶが大きい場合には例えば定電流ダイ
オードを用い、変動量ΔＶが小さい場合にはツェナーダ
イオードを用いるものも有効である。
なお第１図の電源10,11はDC/DCコンバータのイメージ
で図示されているが、シリーズレギュレータの方が有利
な場合もあるから、電源10,11の方式については限定し
ない。
で図示されているが、シリーズレギュレータの方が有利
な場合もあるから、電源10,11の方式については限定し
ない。
本実施例によれば、ディジタル加入者線伝送における
DSUの給電回路の端末給電用電源として、通話時用と待
機時用の電源8,9の２回路を持つ必要がなく、通話時・
待機時共用の電源11の１回路のほか電圧調整素子13を持
つ整流回路13でよくなるので、DSUの部品点数を削減し
て小型化できるうえ信頼度を向上して製造原価を安くで
きる。
DSUの給電回路の端末給電用電源として、通話時用と待
機時用の電源8,9の２回路を持つ必要がなく、通話時・
待機時共用の電源11の１回路のほか電圧調整素子13を持
つ整流回路13でよくなるので、DSUの部品点数を削減し
て小型化できるうえ信頼度を向上して製造原価を安くで
きる。
本発明によれば、ディジタル加入者線伝送におけるDS
Uの端末給電用電源の入力部に電圧調整回路（素子）を
持つ整流回路を設けることにより、通話時・待機時共に
１回路の電源で端末に給電できるので、そのハード量を
削減して装置の小型化と低価格化が実現できる効果があ
る。
Uの端末給電用電源の入力部に電圧調整回路（素子）を
持つ整流回路を設けることにより、通話時・待機時共に
１回路の電源で端末に給電できるので、そのハード量を
削減して装置の小型化と低価格化が実現できる効果があ
る。
第１図は本発明によるディジタル加入者線伝送の給電回
路の一実施例を示すDSU内の給電回路のブロック図、第
２図は従来のディジタル加入者線伝送における給電方式
の一例を示すブロック図、第３図は第２図のDSU給電用
定電流源PFの電圧・電流特性図、第４図は第２図の従来
のDSU内の給電回路のブロック図である。 １……ODU、２……DSU、３……端末、４……PF（定電流
源）、５……極性反転スイッチ、６……DSU内の電源
部、10……DSU内の回路給電用5V電源、11……通話時・
待機時共用の端末給電用40V電源、12……整流回路、13
……電圧調整素子。
路の一実施例を示すDSU内の給電回路のブロック図、第
２図は従来のディジタル加入者線伝送における給電方式
の一例を示すブロック図、第３図は第２図のDSU給電用
定電流源PFの電圧・電流特性図、第４図は第２図の従来
のDSU内の給電回路のブロック図である。 １……ODU、２……DSU、３……端末、４……PF（定電流
源）、５……極性反転スイッチ、６……DSU内の電源
部、10……DSU内の回路給電用5V電源、11……通話時・
待機時共用の端末給電用40V電源、12……整流回路、13
……電圧調整素子。
Claims (1)
- 【請求項１】ディジタル加入者線伝送におけるDSU内の
回路内給電用電源と、通話時用と待機時用の２種類の給
電を行う端末給電用電源とから成るDSUの電源におい
て、端末給電用電源の入力部に通話時と待機時に応じた
入力電圧調整手段を持つ両極性入力で動作する整流回路
を設けることにより、端末給電用電源を１回路の構成と
したことを特徴とするディジタル加入者線伝送の給電回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2069597A JP2902439B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ディジタル加入者線伝送の給電回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2069597A JP2902439B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ディジタル加入者線伝送の給電回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03272257A JPH03272257A (ja) | 1991-12-03 |
| JP2902439B2 true JP2902439B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=13407405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2069597A Expired - Lifetime JP2902439B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ディジタル加入者線伝送の給電回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2902439B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2069597A patent/JP2902439B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03272257A (ja) | 1991-12-03 |
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