JP2901510B2 - ロール紙の胴巻き包装方法及びホットメルト接着剤 - Google Patents

ロール紙の胴巻き包装方法及びホットメルト接着剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙の胴巻き包装
方法及びホットメルト接着剤に係り、特に、包装材の開
封後、ホットメルト接着剤を被包装のロール紙から容易
に剥離することができるロール紙の胴巻き包装方法及び
該ロール紙の胴巻き包装方法に使用される剥離性が良好
なホットメルト接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包装材をロール紙の胴部に巻き付
けるロール紙の胴巻き包装方法においては、包装材の先
端にしわが生じないようにすることが重要で、例えば、
特開昭55−116521号公報記載のロール紙等の包
装装置がある。
【0003】この包装装置においては、ロール紙の回り
に包装材を導入する支持フレームの機構及びそれに伴う
制御等が必要で、設備が複雑で、しかも、コスト高にな
るという問題点があった。
【0004】この問題点を除去するものとして、包装材
に接着剤を塗布し、該接着剤を塗布した包装材をロール
紙の胴部に巻き付ける方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によれば、包装材を開封した際、接着剤の剥離強度が
強いために、多くの場合、製品で有るロール紙に損傷を
来し、該部分は傷となり製品で有るロール紙から除去し
なければならない。
【0006】そのため、傷が生じているか否かの確認
と、傷が生じていた場合、該部分の紙を除去する作業が
伴うと共に該部分の紙が不経済であるという問題点があ
った。
【0007】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るようにしたロール紙の胴巻き包装方法を提供すること
を目的としている。
【0008】又、本発明は、上記ロール紙の胴巻き包装
方法等に最適なホットメルト接着剤を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のロール紙の胴巻き包装方法においては、被
包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材で覆うロール紙
の胴巻き包装方法において、前記包装材の巻き始め始端
側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗布し、該ホット
メルト接着剤を塗布した前記包装材を回転する前記ロー
ル紙に供給して、前記包装材で前記ロール紙の胴部を覆
うものであり、前記ホットメルト接着剤は前記ロール紙
の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪断引っ張り
強度を有し、かつ、剥離強度が極端に小さく、接着硬化
後、前記ホットメルト接着剤と前記ロール紙とが手で容
易に界面剥離できるものである。
【0010】又、本発明のロール紙の胴巻き包装方法に
おいては、被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材で
覆うロール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材の
巻き始め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗布
し、該ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回転
する前記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロール
紙の胴部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤は
前記ロール紙の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得る
剪断引っ張り強度が約3Kg/cm2以上を有し、かつ、剥離
強度が約80g/2.5cm 幅以下と小さく、接着硬化後、前
記ホットメルト接着剤と前記ロール紙が手で容易に界面
剥離できるものである。
【0011】又、本発明のロール紙の胴巻き包装方法に
おいては、被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材で
覆うロール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材の
巻き始め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗布
し、該ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回転
する前記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロール
紙の胴部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤
は、エチレン酢酸ビニル共重合体を70〜95重量%、
可塑剤を4〜15重量%、ワックスを1〜15重量%か
らなり、前記ホットメルト接着剤は前記ロール紙の胴部
に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪断引っ張り強度を
有し、かつ、剥離強度が極端に小さく、接着硬化後、前
記ホットメルト接着剤と前記ロール紙とが手で容易に界
面剥離できるものである。
【0012】又、本発明のホットメルト接着剤は、エチ
レン酢酸ビニル共重合体を70〜95重量%、可塑剤を
4〜15重量%、ワックスを1〜15重量%からなるも
のである。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1乃至図4において、1は包装機で、包装機1
は、概略的に、回転ローラ2、2に支持されたロール紙
3に包装材4(例えば、クラフト紙、ポリエチレンラミ
ネート紙)を供給してロール紙3を包装するものであ
る。
【0014】回転ローラ2、2に支持されるロール紙3
は、包装機1の側方に設けられたコンベヤー20等の適宜
手段により回転ローラ2、2に支持される包装位置に供
給される。
【0015】包装材4がロール紙3に供給する途中に
は、順次、案内ローラ5、包装材4を所定長さに切断す
るカッター6、傾斜型コンベヤー7、包装材4を吸引し
て包装材4のしわを伸ばすサクションボックス8が設け
られている。
【0016】傾斜型コンベヤー7の上方には、ホットメ
ルト塗布装置10、ホットメルト塗布装置10’が設けら
れ、このホットメルト塗布装置10には溶融状態のホット
メルト接着剤11が逐次供給されている。
【0017】このホットメルト接着剤11は、剪断引っ張
り強度をある程度有し、剥離性が極めて良好なもので、
ロール紙3の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪
断引っ張り強度が約3Kg/cm2以上を有し、かつ、接着硬
化後、ホットメルト接着剤11とロール紙3とが手で容易
に剥離(界面剥離)できるように剥離強度が約80g/2.
5cm 幅以下となるように形成されている。
【0018】ホットメルト接着剤11は、組成的には、例
えば、以下のものである。
【0019】 エチレン酢酸ビニル共重合体 70〜95重量% ワックス(パラフィン系、ポリエチレン系) 1〜15重量% 可塑剤(DOP、ポリブテン) 4〜15重量% エチレン酢酸ビニル共重合体としては、例えば、三井・
デュポンポリケミカル株式会社製 商品名 EVAFL
EX 200W 又は、EVAFLEX 500Wを、
ワックスとしては、例えば、日本精蝋株式会社製 商品
名 パラフィン155°F(融点)を、可塑剤として
は、例えば、昭和エーテル株式会社製DOP、又は、古
川化学工業株式会社製 商品名 ポリブテン HV−1
5をそれぞれ使用した。
【0020】なお、ホットメルト塗布装置10’には溶融
状態の一般的な紙系のホットメルト接着剤11’が逐次供
給されている。
【0021】一般的な紙系のホットメルト接着剤11’
は、組成的には、例えば、以下のものである。
【0022】 エチレン酢酸ビニル共重合体 35〜55重量% 天然系樹脂(ロジン系、テルペン系) 30〜55重量% 石油系樹脂(C5 系、C9 系、水添系) 30〜55重量% ワックス(パラフィン系、ポリエチレン系) 10〜25重量% 上述のことより、本実施例のホットメルト接着剤11が一
般的な紙系ホットメルト接着剤11’に比較して、天然系
樹脂(ロジン系、テルペン系)、石油系樹脂(C5 系、
9 系、水添系)が含まれておらず、逆に、可塑剤が多
く含まれていることが特徴付けられる。
【0023】
【表1】
【0024】なお、実施例1の物性値は、軟化点は約8
0℃、粘度は180℃で約4000CPS、硬度は23
℃でスプリング式硬さ試験は42であった。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】なお、実施例1〜実施例4においては、包
装材4として多用されているクラフト紙とロール紙3を
ホットメルト接着剤11を介して接着し、クラフト紙とロ
ール紙3をホットメルト接着剤11の剪断方向に引っ張
り、ロール紙3の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得
る剪断引っ張り強度を約3Kg/cm2としても破損しない場
合を○と判定した。また、剥離強度はホットメルト接着
剤11とロール紙3が手で容易に界面剥離できるものを○
と判定した。測定器としては、株式会社島津製作所製A
UTOGRAPH P−100を使用した。
【0029】次に、ロール紙の胴巻き包装方法について
説明する。
【0030】コンベヤー20等の適宜手段によりロール紙
3が包装位置に供給されると、図示しない駆動手段によ
り回転ローラ2、2が回転し、回転ローラ2、2の回転
に伴いロール紙3も回転し、ロール紙3の両端部に、図
5に示すように、端部形状に合致した円形の段ボール製
の内側当板30が図示しない手段(例えば、特開平2−2
58520号公報に開示された押付け手段B)により当
接されて待機している。
【0031】包装材4が図示しない駆動手段により、案
内ローラ5、傾斜型コンベヤー7、サクションボックス
8を介してロール紙3へ供給される。
【0032】その際、包装材4の巻き始め始端側の幅方
向に、ホットメルト塗布装置10によりホットメルト接着
剤11が塗布される(図4参照)。
【0033】そして、包装材4がロール紙3へ供給され
て、ホットメルト接着剤11が塗布された部分がロール紙
3の胴部に当接する。当接し押圧された時点で、ホット
メルト接着剤11は薄く広がって冷却されて硬化し、ホッ
トメルト接着剤11を介してロール紙3と包装材4が接着
する。そして、この接着した部分が起点となり、ロール
紙3の胴部は、長尺状の包装材4で覆われる。
【0034】なお、長尺状の包装材4は、所定長さに達
すると、カッター6により切断され、また、包装材4の
巻き終りの終端側に相当する部分の幅方向に、ホットメ
ルト塗布装置10’により一般的な紙系のホットメルト接
着剤11’が塗布されるから、ロール紙3の胴部は、長尺
状の包装材4で覆われることとなる(図4参照)。
【0035】包装材4の巻き終りの終端側においては、
包装材4の巻き始めと異なり、包装材4と包装材4とが
当接するため、望ましくは、強度的に強い一般的な紙系
のホットメルト接着剤11’で良いが、場合により、包装
材4の巻き終りの終端側においても、一般的な紙系のホ
ットメルト接着剤11’に代えて、包装材4の巻き始めと
同様なホットメルト接着剤11を使用して、包装材4同士
を接着しても良い。
【0036】また、ロール紙3の胴部を長尺状の包装材
4で覆う際、図6に示すように、耳折部材31により包装
材4の両側を折り込んで内側当板30を固定している。
【0037】その後、ロール紙3の両端部に、図7及び
図8に示すように、ポリエチレンラミネート紙で形成さ
れた外側当板32、32を接着剤により熱圧着させてロール
紙3の包装を完了する(図9参照)。
【0038】このロール紙の胴巻き包装方法によれば、
被包装のロール紙3の胴部を長尺状の包装材4で覆うも
のにおいて、包装材4の巻き始め始端側の幅方向に、ホ
ットメルト接着剤11を塗布し、該ホットメルト接着剤11
を塗布した包装材4を回転するロール紙3に供給して、
包装材4でロール紙3の胴部を覆うものであり、(カッ
ター6により切断された包装材4の巻き終りの終端側の
幅方向には、ホットメルト接着剤11’又は、ホットメル
ト接着剤11を塗布し、包装材4同士を接着してロール紙
3の胴部を覆う。)ホットメルト接着剤11はロール紙3
の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪断引っ張り
強度を有し(引っ張り方向は、例えば、図12に示すS方
向である。)、かつ、剥離強度が極端に小さく、接着硬
化後、ホットメルト接着剤11とロール紙3とが手で容易
に剥離(界面剥離)できるものであるから(剥離方向
は、例えば、図13に示すT方向で、剥離した状態が図14
に示されている。)、従来のように、包装材を開封した
際、接着剤によりロール紙に損傷を来たすこともなく、
それに伴い、該当部分の紙の除去も不要となり、設備的
にもコスト高にならず、作業能率を向上させることがで
きる。
【0039】なお、本発明のロール紙の胴巻き包装方法
は、あくまでも、包装材4の巻き始め始端側の接着を如
何にするかであり、包装材4の巻き終りの終端側におい
ては、包装材4の巻き始め始端側と同様な剥離性のホッ
トメルト接着剤11を使用しても、また、一般的な紙系の
ホットメルト接着剤11’を使用しても良い。
【0040】また、ロール紙3の両端部は、本実施例の
ように、内側当板30、30及び外側当板32、32と二重に包
装しても良いし、また、ロール紙3の両端部を内側当板
30、30か、又は、外側当板32、32の一つで包装するよう
にしても良い。
【0041】又、本実施例においては、図14に示すよう
に、ホットメルト接着剤11がロール紙3側と包装材4側
で界面剥離し、ロール紙3、ホットメルト接着剤11、包
装材4と3個に分離されたが、本発明にあっては、少な
くとも、ホットメルト接着剤11とロール紙3とが手で容
易に界面剥離できるものであれば良い。
【0042】
【発明の効果】本発明のロール紙の胴巻き包装方法は、
被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材で覆うロール
紙の胴巻き包装方法において、前記包装材の巻き始め始
端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗布し、該ホッ
トメルト接着剤を塗布した前記包装材を回転する前記ロ
ール紙に供給して、前記包装材で前記ロール紙の胴部を
覆うものであり、前記ホットメルト接着剤は前記ロール
紙の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪断引っ張
り強度を有し、かつ、剥離強度が極端に小さく、接着硬
化後、前記ホットメルト接着剤と前記ロール紙とが手で
容易に界面剥離できるものであるから、従来のように、
包装材を開封した際、接着剤によりロール紙に損傷を来
たすこともなく、それに伴い、該当部分の紙の除去も不
要となり、設備的にもコスト高にならず、作業能率を向
上させることができる。
【0043】又、本発明のロール紙の胴巻き包装方法
は、被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材で覆うロ
ール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材の巻き始
め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗布し、該
ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回転する前
記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロール紙の胴
部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤は前記ロ
ール紙の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪断引
っ張り強度が約3Kg/cm2以上を有し、かつ、剥離強度が
約80g/2.5cm 幅以下と小さく、接着硬化後、前記ホッ
トメルト接着剤と前記ロール紙が手で容易に界面剥離で
きるものであるから、従来のように、包装材を開封した
際、接着剤によりロール紙に損傷を来たすこともなく、
それに伴い、該当部分の紙の除去も不要となり、設備的
にもコスト高にならず、作業能率を向上させることがで
きる。
【0044】又、本発明のロール紙の胴巻き包装方法
は、被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材で覆うロ
ール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材の巻き始
め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗布し、該
ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回転する前
記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロール紙の胴
部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤は、エチ
レン酢酸ビニル共重合体を70〜95重量%、可塑剤を
4〜15重量%、ワックスを1〜15重量%からなり、
前記ホットメルト接着剤は前記ロール紙の胴部に巻つけ
る際の引っ張りに耐え得る剪断引っ張り強度を有し、か
つ、剥離強度が極端に小さく、接着硬化後、前記ホット
メルト接着剤と前記ロール紙とが手で容易に界面剥離で
きるものであるから、従来のように、包装材を開封した
際、接着剤によりロール紙に損傷を来たすこともなく、
それに伴い、該当部分の紙の除去も不要となり、設備的
にもコスト高にならず、作業能率を向上させることがで
きる。
【0045】又、本発明のホットメルト接着剤は、エチ
レン酢酸ビニル共重合体を70〜95重量%、可塑剤を
4〜15重量%、ワックスを1〜15重量%からなるも
のであるから、引っ張り強度をある程度有し、剥離性が
極めて良好な、例えば、上述したロール紙の側面包装方
法に最適な接着剤を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示すロール紙の胴
巻き包装方法を実施するためのロール紙の包装装置を概
略的に示す側面図である。
【図2】図2は、図1のロール紙の包装装置の概略的正
面図である。
【図3】図3は、図1のロール紙の包装装置の概略的平
面図である。
【図4】図4は、図1のロール紙の包装装置の概略的斜
視図である。
【図5】図5乃至図8は、ロール紙の包装を工程的に説
明した説明図で、図5はロール紙の両端部に内側当板を
当接する状態を示すものである。
【図6】図6は、耳折部材により包装材の両側を折り込
んでロール紙の側面を包装すると共に内側当板を固定し
ている状態を示す説明図である。
【図7】図7は、耳折部材により包装材の両側を折り込
んでロール紙の側面を包装すると共に内側当板を固定し
た状態を示す説明図である。
【図8】図8は、ロール紙の両端部に外側当板を当接す
る状態を示す説明図である。
【図9】図9は、包装を完了したロール紙の概略的断面
図である。
【図10】図10は、図9のA−A線による概略的断面
図である。
【図11】図11は、図10のB部を拡大して示す概略
的一部断面図である。
【図12】図12は、ホットメルト接着剤により、包装
材とロール紙とが接着された状態を示すもので、包装材
とロール紙を引っ張り方向Sに引っ張っている状態の説
明図である。
【図13】図13は、包装材とロール紙とを剥離方向T
で剥離している状態の説明図である。
【図14】図14は、ホットメルト接着剤が界面剥離し
た状態の説明図である。
【符号の説明】
3 ロール紙 4 包装材 11 ホットメルト接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 25/14 C09J 11/08 C09J 131/04 C09J 147/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材
    で覆うロール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材
    の巻き始め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗
    布し、該ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回
    転する前記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロー
    ル紙の胴部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤
    は前記ロール紙の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得
    る剪断引っ張り強度を有し、かつ、剥離強度が極端に小
    さく、接着硬化後、前記ホットメルト接着剤と前記ロー
    ル紙とが手で容易に界面剥離できるものであることを特
    徴とするロール紙の胴巻き包装方法。
  2. 【請求項2】被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材
    で覆うロール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材
    の巻き始め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗
    布し、該ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回
    転する前記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロー
    ル紙の胴部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤
    は前記ロール紙の胴部に巻つける際の引っ張りに耐え得
    る剪断引っ張り強度が約3Kg/cm2以上を有し、かつ、剥
    離強度が約80g/2.5cm 幅以下と小さく、接着硬化後、
    前記ホットメルト接着剤と前記ロール紙が手で容易に界
    面剥離できるものであることを特徴とするロール紙の胴
    巻き包装方法。
  3. 【請求項3】被包装のロール紙の胴部を長尺状の包装材
    で覆うロール紙の胴巻き包装方法において、前記包装材
    の巻き始め始端側の幅方向に、ホットメルト接着剤を塗
    布し、該ホットメルト接着剤を塗布した前記包装材を回
    転する前記ロール紙に供給して、前記包装材で前記ロー
    ル紙の胴部を覆うものであり、前記ホットメルト接着剤
    は、エチレン酢酸ビニル共重合体を70〜95重量%、
    可塑剤を4〜15重量%、ワックスを1〜15重量%か
    らなり、前記ホットメルト接着剤は前記ロール紙の胴部
    に巻つける際の引っ張りに耐え得る剪断引っ張り強度を
    有し、かつ、剥離強度が極端に小さく、接着硬化後、前
    記ホットメルト接着剤と前記ロール紙とが手で容易に界
    面剥離できるものであることを特徴とするロール紙の胴
    巻き包装方法。
  4. 【請求項4】エチレン酢酸ビニル共重合体を70〜95
    重量%、可塑剤を4〜15重量%、ワックスを1〜15
    重量%からなることを特徴とするホットメルト接着剤。
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