JP2900958B2 - 字幕移動回路 - Google Patents
字幕移動回路Info
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- JP2900958B2 JP2900958B2 JP4093418A JP9341892A JP2900958B2 JP 2900958 B2 JP2900958 B2 JP 2900958B2 JP 4093418 A JP4093418 A JP 4093418A JP 9341892 A JP9341892 A JP 9341892A JP 2900958 B2 JP2900958 B2 JP 2900958B2
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- vertical
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比16:9
のディスプレイを備えた画像再生装置に主に用いられる
字幕移動回路に関する。そして、この発明は特に、映画
ソフト等の字幕の表示サイズを垂直方向に1/2に圧縮
して、その字幕の表示位置を垂直方向に移動した際の、
字幕の表示品位を改善する字幕移動回路を提供すること
を目的としている。
のディスプレイを備えた画像再生装置に主に用いられる
字幕移動回路に関する。そして、この発明は特に、映画
ソフト等の字幕の表示サイズを垂直方向に1/2に圧縮
して、その字幕の表示位置を垂直方向に移動した際の、
字幕の表示品位を改善する字幕移動回路を提供すること
を目的としている。
【0002】
【従来の技術】最近登場したアスペクト比16:9のデ
ィスプレイを備えたTV受像機(以下、ワイドTVと記
すこともある)に、ビスタサイズや、シネマモードの映
像信号(アスペクト比4:3の画面用の信号)の映像領
域のみを画面一杯に表示する場合、映像領域外に字幕が
存在すると(例えば、アスペクト比4:3の画面上の黒
帯部分に字幕が挿入されていると)、その字幕は16:
9の画面外に出てしまい表示されなくなってしまう。そ
こで、映像領域外に存在する字幕信号を、映像領域内に
移動させて字幕を画面上に表示する字幕移動回路が必要
となる。字幕移動回路の基本動作や目的については本出
願人による実願平3-99365 ,特願平4-28988 に示した通
りである。また、本出願人は、字幕の表示サイズを水平
方向や垂直方向に圧縮し、字幕の表示位置を移動できる
字幕移動回路を、平成4年3月13日出願の特許願:整
理番号H04000162 として出願している。
ィスプレイを備えたTV受像機(以下、ワイドTVと記
すこともある)に、ビスタサイズや、シネマモードの映
像信号(アスペクト比4:3の画面用の信号)の映像領
域のみを画面一杯に表示する場合、映像領域外に字幕が
存在すると(例えば、アスペクト比4:3の画面上の黒
帯部分に字幕が挿入されていると)、その字幕は16:
9の画面外に出てしまい表示されなくなってしまう。そ
こで、映像領域外に存在する字幕信号を、映像領域内に
移動させて字幕を画面上に表示する字幕移動回路が必要
となる。字幕移動回路の基本動作や目的については本出
願人による実願平3-99365 ,特願平4-28988 に示した通
りである。また、本出願人は、字幕の表示サイズを水平
方向や垂直方向に圧縮し、字幕の表示位置を移動できる
字幕移動回路を、平成4年3月13日出願の特許願:整
理番号H04000162 として出願している。
【0003】図4に垂直方向の表示サイズを1/2に圧
縮して、字幕を垂直方向に移動する従来の字幕移動回路
のブロック図を示す。入力端子1に入来する、映像領域
外に字幕信号含んだ映像信号は、A/D変換器2でデジ
タル映像信号に変換され、垂直フィルタ3を介して、メ
モリ4に供給される。メモリ4は、字幕信号が存在する
タイミングでメモリコントローラ5により書込み制御さ
れ、メモリ4に字幕信号が書込まれる。書込まれた字幕
信号は、書込みとは異なったタイミング(即ち、映像領
域内のタイミング)で、メモリコントローラ5によりメ
モリ4から読出される。読出された字幕信号は、文字検
出回路6で得られる文字エリア信号によって、ミキサ
(マルチプレクサで構成されている)7でデジタル映像
信号に混合される。このデジタル映像信号は、D/A変
換器8でアナログ映像信号に変換され、出力端子9に送
られる。出力端子9から得られる信号をディスプレイ上
に再生すれば、映像部分に字幕が重畳された、字幕の欠
落のない画像が得られる。字幕の垂直方向の移動位置
は、メモリ4からの読出しタイミングで決まる。
縮して、字幕を垂直方向に移動する従来の字幕移動回路
のブロック図を示す。入力端子1に入来する、映像領域
外に字幕信号含んだ映像信号は、A/D変換器2でデジ
タル映像信号に変換され、垂直フィルタ3を介して、メ
モリ4に供給される。メモリ4は、字幕信号が存在する
タイミングでメモリコントローラ5により書込み制御さ
れ、メモリ4に字幕信号が書込まれる。書込まれた字幕
信号は、書込みとは異なったタイミング(即ち、映像領
域内のタイミング)で、メモリコントローラ5によりメ
モリ4から読出される。読出された字幕信号は、文字検
出回路6で得られる文字エリア信号によって、ミキサ
(マルチプレクサで構成されている)7でデジタル映像
信号に混合される。このデジタル映像信号は、D/A変
換器8でアナログ映像信号に変換され、出力端子9に送
られる。出力端子9から得られる信号をディスプレイ上
に再生すれば、映像部分に字幕が重畳された、字幕の欠
落のない画像が得られる。字幕の垂直方向の移動位置
は、メモリ4からの読出しタイミングで決まる。
【0004】次に、メモリ4の制御について説明する。
ここでは、メモリ4に、Fastin Fast ou
tのDualポートメモリ(FiFoメモリ)を用い
る。メモリコントローラ5は、第nフィールドの映像信
号を1ラインごとに間引いて前記メモリに書込む書込み
制御部(ライトコントロール部)と、その書込んだ信号
を第(n+1)フィールドに前記メモリから読出す読出
し制御部(リードコントロール部)とより成る。1ライ
ンごとに間引いて書込むことで、表示サイズの垂直方向
の1/2圧縮を実現している。メモリコントローラ5の
メモリ4に対する制御の一例を図6に示す。図6におい
て、メモリコントローラ5から出力されるWE(ライト
イネーブル)信号は、1水平走査期間(1ライン)おき
に1水平走査期間連続して書込み許可をメモリ4に与え
ている。また、メモリコントローラ5から出力されるR
E(リードイネーブル)信号は、WE信号により書込み
許可を与えた水平走査期間数(6H)と同じ水平走査期
間数(6H)にわたって、連続して読出し許可をメモリ
4に与えている。こうすれば、垂直方向に1/2に字幕
サイズを圧縮できる。
ここでは、メモリ4に、Fastin Fast ou
tのDualポートメモリ(FiFoメモリ)を用い
る。メモリコントローラ5は、第nフィールドの映像信
号を1ラインごとに間引いて前記メモリに書込む書込み
制御部(ライトコントロール部)と、その書込んだ信号
を第(n+1)フィールドに前記メモリから読出す読出
し制御部(リードコントロール部)とより成る。1ライ
ンごとに間引いて書込むことで、表示サイズの垂直方向
の1/2圧縮を実現している。メモリコントローラ5の
メモリ4に対する制御の一例を図6に示す。図6におい
て、メモリコントローラ5から出力されるWE(ライト
イネーブル)信号は、1水平走査期間(1ライン)おき
に1水平走査期間連続して書込み許可をメモリ4に与え
ている。また、メモリコントローラ5から出力されるR
E(リードイネーブル)信号は、WE信号により書込み
許可を与えた水平走査期間数(6H)と同じ水平走査期
間数(6H)にわたって、連続して読出し許可をメモリ
4に与えている。こうすれば、垂直方向に1/2に字幕
サイズを圧縮できる。
【0005】ここで、メモリ4に書込まれた信号は、次
のフィールドで読出されるので、奇数(Odd)フィー
ルドと、偶数(Even)フィールドとに応じて、書込
み及び読出しのラインコントロールを的確に行って、表
示される文字の品位を正しく保つようにする必要があ
る。このラインコントロールを的確に行うために、フィ
ールド判別回路10が設けられている。フィールド判別
回路10は、映像信号の水平同期信号(HD)と垂直同
期信号(VD)とが供給され、映像信号の奇数フィール
ドと、偶数フィールドとを判別する。フィールド判別回
路10からの判別信号に応じて、書込み制御部及び読出
し制御部の内の少なくとも一方のタイミング発生用カウ
ンタのラインカウント値を補正してフィールド補正を行
い、文字の品位を正しく保つようにしている。また、前
記垂直フィルタ3は、垂直折返し現象を除去するために
挿入されている。垂直折返し現象とは、垂直方向に1ラ
インごとにライン間引きを行うことによって、字幕サイ
ズを垂直方向に1/2に圧縮した場合、字幕の垂直方向
の情報が1/2欠落することにより、再生された字幕が
識別しにくくなる現象である。
のフィールドで読出されるので、奇数(Odd)フィー
ルドと、偶数(Even)フィールドとに応じて、書込
み及び読出しのラインコントロールを的確に行って、表
示される文字の品位を正しく保つようにする必要があ
る。このラインコントロールを的確に行うために、フィ
ールド判別回路10が設けられている。フィールド判別
回路10は、映像信号の水平同期信号(HD)と垂直同
期信号(VD)とが供給され、映像信号の奇数フィール
ドと、偶数フィールドとを判別する。フィールド判別回
路10からの判別信号に応じて、書込み制御部及び読出
し制御部の内の少なくとも一方のタイミング発生用カウ
ンタのラインカウント値を補正してフィールド補正を行
い、文字の品位を正しく保つようにしている。また、前
記垂直フィルタ3は、垂直折返し現象を除去するために
挿入されている。垂直折返し現象とは、垂直方向に1ラ
インごとにライン間引きを行うことによって、字幕サイ
ズを垂直方向に1/2に圧縮した場合、字幕の垂直方向
の情報が1/2欠落することにより、再生された字幕が
識別しにくくなる現象である。
【0006】以上の原理に従って、NフィールドとN+
1フィールドとに存在する各字幕信号を、それぞれ1フ
ィールド後のN+1フィールド、N+2フィールドに移
動する場合のアルゴリズムを図5に示す。Nフィールド
をOdd(奇数)フィールド、N+1フィールドをEv
en(偶数)フィールドとし、字幕信号は、それぞれの
フィールドに3ライン毎に輝度レベル1として存在する
ものとする。この字幕信号は、画面上では、レベル1で
白線、レベル0で黒線であり、2つのフィールドで1画
面を構成するので、白黒白黒の横線が12ラインごとに
繰返すものである。
1フィールドとに存在する各字幕信号を、それぞれ1フ
ィールド後のN+1フィールド、N+2フィールドに移
動する場合のアルゴリズムを図5に示す。Nフィールド
をOdd(奇数)フィールド、N+1フィールドをEv
en(偶数)フィールドとし、字幕信号は、それぞれの
フィールドに3ライン毎に輝度レベル1として存在する
ものとする。この字幕信号は、画面上では、レベル1で
白線、レベル0で黒線であり、2つのフィールドで1画
面を構成するので、白黒白黒の横線が12ラインごとに
繰返すものである。
【0007】図4において、上記字幕信号を入力信号
(図4のA点での信号)とする。入力信号は、垂直フィ
ルタ3(ここでは(1/2,1/2)の係数を有する垂
直フィルタとする)を通過すると、通過後のB点におい
て、NフィールドのラインOn,On+1,On+3,
On+4,…(nは偶数)では、それそれ輝度レベルが
1/2となり(図5参照)、N+1フィールドのライン
En,En+1,En+3,En+4,…でもそれぞれ
輝度レベルが1/2となる。ここでは、1/2圧縮を例
に説明するので、メモリ4ではB点の信号に対する垂直
方向の書き込みが偶数ラインごとに行われる(情報量を
1/2とするために奇数ラインは書き込まれない)もの
とする。B点のNフィールドの偶数ラインOn,On+
2,On+4,…がメモリ4に書き込まれる。メモリ読
み出し後は1フィールド遅れることになるので、メモリ
4に書き込まれたNフィールドの偶数ラインOn,On
+2,On+4,…は、C点においてはN+1フィール
ドの全ラインEn,En+1,En+2,…に 順次読
出される。同様にして、B点のN+1フィールドの偶数
ラインEn,En+2,En+4,…は、C点における
N+2フィールドの全ラインOn+1,On+2,On
+3,…に順次読出される。このとき、N+1フィール
ドの読出しに対して、N+2フィールドの読出し時のラ
イン読出しを1ラインだけ加算して行っている(B点の
N+1フィールドのラインEnを、C点のN+2フィー
ルドのラインOn+1に読出している。)。これは、フ
ィールド判別回路10からの判別信号に応じて、読出し
制御部内のリードタイミング発生用カウンタのラインカ
ウント値を補正して行っている。なお、上記した例とは
逆にB点の信号に対する垂直方向の書き込みが奇数ライ
ンごとに行われる(偶数ラインは書き込まれない)もの
とした場合でも、同様な動作が得られる。
(図4のA点での信号)とする。入力信号は、垂直フィ
ルタ3(ここでは(1/2,1/2)の係数を有する垂
直フィルタとする)を通過すると、通過後のB点におい
て、NフィールドのラインOn,On+1,On+3,
On+4,…(nは偶数)では、それそれ輝度レベルが
1/2となり(図5参照)、N+1フィールドのライン
En,En+1,En+3,En+4,…でもそれぞれ
輝度レベルが1/2となる。ここでは、1/2圧縮を例
に説明するので、メモリ4ではB点の信号に対する垂直
方向の書き込みが偶数ラインごとに行われる(情報量を
1/2とするために奇数ラインは書き込まれない)もの
とする。B点のNフィールドの偶数ラインOn,On+
2,On+4,…がメモリ4に書き込まれる。メモリ読
み出し後は1フィールド遅れることになるので、メモリ
4に書き込まれたNフィールドの偶数ラインOn,On
+2,On+4,…は、C点においてはN+1フィール
ドの全ラインEn,En+1,En+2,…に 順次読
出される。同様にして、B点のN+1フィールドの偶数
ラインEn,En+2,En+4,…は、C点における
N+2フィールドの全ラインOn+1,On+2,On
+3,…に順次読出される。このとき、N+1フィール
ドの読出しに対して、N+2フィールドの読出し時のラ
イン読出しを1ラインだけ加算して行っている(B点の
N+1フィールドのラインEnを、C点のN+2フィー
ルドのラインOn+1に読出している。)。これは、フ
ィールド判別回路10からの判別信号に応じて、読出し
制御部内のリードタイミング発生用カウンタのラインカ
ウント値を補正して行っている。なお、上記した例とは
逆にB点の信号に対する垂直方向の書き込みが奇数ライ
ンごとに行われる(偶数ラインは書き込まれない)もの
とした場合でも、同様な動作が得られる。
【0008】こうして、入力字幕信号は、垂直方向の表
示サイズが1/2に圧縮されて出力される。なお、C点
における読出しライン位置(画面上での字幕の垂直方向
の表示位置)は、図示したものは一例であり、前述した
ように、メモリ4からの読出しタイミングを調整すれば
任意に変えられる(後述する図2も同様)。
示サイズが1/2に圧縮されて出力される。なお、C点
における読出しライン位置(画面上での字幕の垂直方向
の表示位置)は、図示したものは一例であり、前述した
ように、メモリ4からの読出しタイミングを調整すれば
任意に変えられる(後述する図2も同様)。
【0009】上述のようにして表示サイズを垂直方向に
1/2に圧縮できるが、この従来の方法では次に説明す
るような問題があった。通常の映像信号は、奇数フィー
ルドと偶数フィールドとの2フィールドで1画面を構成
しているので、入力信号のNフィールドとN+1フィー
ルドとで1画面となる。図5に示す例では、入力ライン
A点でのNフィールドのラインOn,On+3,On+
6がそれぞれ輝度レベルが1であり、N+1フィールド
のラインEn,En+3,En+6がそれぞれ輝度レベ
ルが1である。よって、NフィールドとN+1フィール
ドとよりなる1画面では、ラインOnとラインEnとで
白線1本、ラインOn+3とラインEn+3とで白線1
本、ラインOn+6とラインEn+6とで白線1本とな
り残りのラインは黒線となる。これは、黒地に横方向の
白線3本の表示状態であり、ここでは文字が黒地に白抜
きで画面表示され場合の”日”という文字と考える。図
示しないが、ラインOn+7とラインEn+7とは輝度
レベル0である。図5において、入力信号(A点)のラ
インOn〜ラインEn+7が(ラインEn+7は図示せ
ず)、出力信号(C点)ではラインEn〜ラインOn+
4に圧縮されて1/2圧縮となっている。1/2圧縮さ
れたC点でのN+1フィールドとN+2フィールドとよ
りなる1画面での表示状態をみると、ラインEnとライ
ンOn+1で白線1本、ラインEn+1とラインOn+
2で黒線1本、ラインEn+2、ラインOn+3、ライ
ンEn+3、ラインOn+4の4ラインで白線1本とな
っている。すなわち、白線、黒線、白線の3本の線の並
びとなる。これは”日”という文字ではなく、”口”と
いう文字であり、圧縮表示された文字が非常に読みにく
くなることを意味する。このように、字幕の表示サイズ
を垂直方向に1/2に圧縮できても、圧縮された字幕
は、品位がかなり劣化する場合があり、文字の読みにく
い字幕となることがあった。
1/2に圧縮できるが、この従来の方法では次に説明す
るような問題があった。通常の映像信号は、奇数フィー
ルドと偶数フィールドとの2フィールドで1画面を構成
しているので、入力信号のNフィールドとN+1フィー
ルドとで1画面となる。図5に示す例では、入力ライン
A点でのNフィールドのラインOn,On+3,On+
6がそれぞれ輝度レベルが1であり、N+1フィールド
のラインEn,En+3,En+6がそれぞれ輝度レベ
ルが1である。よって、NフィールドとN+1フィール
ドとよりなる1画面では、ラインOnとラインEnとで
白線1本、ラインOn+3とラインEn+3とで白線1
本、ラインOn+6とラインEn+6とで白線1本とな
り残りのラインは黒線となる。これは、黒地に横方向の
白線3本の表示状態であり、ここでは文字が黒地に白抜
きで画面表示され場合の”日”という文字と考える。図
示しないが、ラインOn+7とラインEn+7とは輝度
レベル0である。図5において、入力信号(A点)のラ
インOn〜ラインEn+7が(ラインEn+7は図示せ
ず)、出力信号(C点)ではラインEn〜ラインOn+
4に圧縮されて1/2圧縮となっている。1/2圧縮さ
れたC点でのN+1フィールドとN+2フィールドとよ
りなる1画面での表示状態をみると、ラインEnとライ
ンOn+1で白線1本、ラインEn+1とラインOn+
2で黒線1本、ラインEn+2、ラインOn+3、ライ
ンEn+3、ラインOn+4の4ラインで白線1本とな
っている。すなわち、白線、黒線、白線の3本の線の並
びとなる。これは”日”という文字ではなく、”口”と
いう文字であり、圧縮表示された文字が非常に読みにく
くなることを意味する。このように、字幕の表示サイズ
を垂直方向に1/2に圧縮できても、圧縮された字幕
は、品位がかなり劣化する場合があり、文字の読みにく
い字幕となることがあった。
【0010】このように、入力信号に対して出力信号が
変形される信号パターンは、他にも種々あり、例えば、
入力信号よりも出力信号の方が横線の情報が増大する場
合もあり、この場合は横線が二重となって表示されるな
ど、やはり、字幕品位が劣化する問題があった。
変形される信号パターンは、他にも種々あり、例えば、
入力信号よりも出力信号の方が横線の情報が増大する場
合もあり、この場合は横線が二重となって表示されるな
ど、やはり、字幕品位が劣化する問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、従来回路の構成を大きくは変更すること
なく、表示サイズを垂直方向に1/2に圧縮して移動し
た字幕の品位を改善できる字幕移動回路とするために
は、どのような手段を講じればよいかという点にある。
とする課題は、従来回路の構成を大きくは変更すること
なく、表示サイズを垂直方向に1/2に圧縮して移動し
た字幕の品位を改善できる字幕移動回路とするために
は、どのような手段を講じればよいかという点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、字幕信号を含んだ映像信号が供給
される垂直フィルタと、前記垂直フィルタの出力が供給
されるメモリと、前記映像信号の奇数フィールドと、偶
数フィールドとを判別するフィールド判別回路と、第n
フィールドの前記映像信号を1ラインごとに間引いて前
記メモリに書込む書込み制御部と、前記書込んだ信号を
第(n+1)フィールドに前記メモリから読出す読出し
制御部とより成るメモリコントローラとを備え、前記字
幕信号の垂直方向の表示サイズを1/2に圧縮すると共
に、前記字幕信号の表示位置を垂直方向に移動する字幕
移動回路において、前記垂直フィルタを第1の垂直フィ
ルタと、その第1の垂直フィルタとは遅延時間が1水平
走査期間の1/2異なる第2の垂直フィルタとの2つの
フィルタとし、前記第1及び第2の垂直フィルタにそれ
ぞれ前記映像信号を供給し、前記第1及び第2の垂直フ
ィルタの出力を、前記フィールド判別回路からの判別信
号に応じて、フィールド毎に切換えて前記メモリに供給
する切換回路を設けたことを特徴とする字幕移動回路を
提供するものである。
するために本発明は、字幕信号を含んだ映像信号が供給
される垂直フィルタと、前記垂直フィルタの出力が供給
されるメモリと、前記映像信号の奇数フィールドと、偶
数フィールドとを判別するフィールド判別回路と、第n
フィールドの前記映像信号を1ラインごとに間引いて前
記メモリに書込む書込み制御部と、前記書込んだ信号を
第(n+1)フィールドに前記メモリから読出す読出し
制御部とより成るメモリコントローラとを備え、前記字
幕信号の垂直方向の表示サイズを1/2に圧縮すると共
に、前記字幕信号の表示位置を垂直方向に移動する字幕
移動回路において、前記垂直フィルタを第1の垂直フィ
ルタと、その第1の垂直フィルタとは遅延時間が1水平
走査期間の1/2異なる第2の垂直フィルタとの2つの
フィルタとし、前記第1及び第2の垂直フィルタにそれ
ぞれ前記映像信号を供給し、前記第1及び第2の垂直フ
ィルタの出力を、前記フィールド判別回路からの判別信
号に応じて、フィールド毎に切換えて前記メモリに供給
する切換回路を設けたことを特徴とする字幕移動回路を
提供するものである。
【0013】
【実施例】本発明は、従来の垂直フィルタ3を、第1の
垂直フィルタと、その第1の垂直フィルタとは遅延時間
が1水平走査期間(1H)の1/2異なる第2の垂直フ
ィルタとの2つのフィルタとし、第1及び第2の垂直フ
ィルタにそれぞれ字幕信号を含んだ映像信号を供給す
る。そして、第1及び第2の垂直フィルタの出力を、前
記フィールド判別回路10からの判別信号に応じて、フ
ィールド毎に切換えてメモリに供給する切換回路を設け
た字幕移動回路である。他の構成は従来例と同一であ
り、また、メモリ4の制御等も従来例と同一であるの
で、ここでは、第1及び第2の垂直フィルタと切換回路
とを中心に説明する。
垂直フィルタと、その第1の垂直フィルタとは遅延時間
が1水平走査期間(1H)の1/2異なる第2の垂直フ
ィルタとの2つのフィルタとし、第1及び第2の垂直フ
ィルタにそれぞれ字幕信号を含んだ映像信号を供給す
る。そして、第1及び第2の垂直フィルタの出力を、前
記フィールド判別回路10からの判別信号に応じて、フ
ィールド毎に切換えてメモリに供給する切換回路を設け
た字幕移動回路である。他の構成は従来例と同一であ
り、また、メモリ4の制御等も従来例と同一であるの
で、ここでは、第1及び第2の垂直フィルタと切換回路
とを中心に説明する。
【0014】図1にこの発明の一実施例の要部を示す。
第1の垂直フィルタ21は(1/4,1/2,1/4)型垂直フィル
タであり、第2の垂直フィルタ22は(1/2,1/2) 型垂直
フィルタである。第1の垂直フィルタ21と第2の垂直
フィルタ22とは、遅延時間が(1/2)H異なる。垂
直フィルタ21、22のそれぞれに、A/D変換器2
(図4参照)でデジタル映像信号に変換された映像信号
(映像領域外に字幕信号含んでいる)が供給される。切
換回路23は、フィールド判別回路10からの判別信号
に応じて、映像信号の奇数(Odd)フィールドでは、
(1/4,1/2,1/4)型垂直フィルタ21の出力を選択してメ
モリ4に供給する。また、切換回路23は、フィールド
判別回路10からの判別信号に応じて、映像信号の偶数
(Even)フィールドでは、(1/2,1/2) 型垂直フィル
タ22の出力を選択してメモリ4に供給する。
第1の垂直フィルタ21は(1/4,1/2,1/4)型垂直フィル
タであり、第2の垂直フィルタ22は(1/2,1/2) 型垂直
フィルタである。第1の垂直フィルタ21と第2の垂直
フィルタ22とは、遅延時間が(1/2)H異なる。垂
直フィルタ21、22のそれぞれに、A/D変換器2
(図4参照)でデジタル映像信号に変換された映像信号
(映像領域外に字幕信号含んでいる)が供給される。切
換回路23は、フィールド判別回路10からの判別信号
に応じて、映像信号の奇数(Odd)フィールドでは、
(1/4,1/2,1/4)型垂直フィルタ21の出力を選択してメ
モリ4に供給する。また、切換回路23は、フィールド
判別回路10からの判別信号に応じて、映像信号の偶数
(Even)フィールドでは、(1/2,1/2) 型垂直フィル
タ22の出力を選択してメモリ4に供給する。
【0015】図1のA点における入力信号を、図5に示
した入力信号と同様のものとしたときの本実施例のアル
ゴリズムを図2に示す。このアルゴリズムも従来例と同
様、入力信号のNフィールドとN+1フィールドとに存
在する各字幕信号を、それぞれ1フィールド後のN+1
フィールド、N+2フィールドに移動し、垂直方向の表
示サイズを1/2に圧縮する場合のアルゴリズムであ
る。
した入力信号と同様のものとしたときの本実施例のアル
ゴリズムを図2に示す。このアルゴリズムも従来例と同
様、入力信号のNフィールドとN+1フィールドとに存
在する各字幕信号を、それぞれ1フィールド後のN+1
フィールド、N+2フィールドに移動し、垂直方向の表
示サイズを1/2に圧縮する場合のアルゴリズムであ
る。
【0016】Nフィールドは奇数フィールドであるの
で、Nフィールドの信号は(1/4,1/2,1/4)型垂直フィル
タ21を通過した信号がB点に出力される。A点におけ
るNフィールドのOnラインの輝度レベル1の信号は、
B点において、On,On+1 ,On+2 の各ラインに、そ
れぞれ輝度レベル1/4,1/2,1/4 の信号となって現れる。
偶数フィールドであるN+1フィールドの信号は、(1/
2,1/2) 型垂直フィルタ22を通過した信号がB点に出
力される。A点におけるN+1フィールドのEnライン
の輝度レベル1の信号は、B点において、En,En+1
の各ラインに、それぞれ輝度レベル1/2,1/2 の信号とな
って現れる。
で、Nフィールドの信号は(1/4,1/2,1/4)型垂直フィル
タ21を通過した信号がB点に出力される。A点におけ
るNフィールドのOnラインの輝度レベル1の信号は、
B点において、On,On+1 ,On+2 の各ラインに、そ
れぞれ輝度レベル1/4,1/2,1/4 の信号となって現れる。
偶数フィールドであるN+1フィールドの信号は、(1/
2,1/2) 型垂直フィルタ22を通過した信号がB点に出
力される。A点におけるN+1フィールドのEnライン
の輝度レベル1の信号は、B点において、En,En+1
の各ラインに、それぞれ輝度レベル1/2,1/2 の信号とな
って現れる。
【0017】メモリ4の出力であるC点での応答は、図
5と同一のアルゴリズムで得られ、入力信号(A点)の
ラインOn〜ラインEn+7が、出力信号(C点)では
ラインEn〜ラインOn+4に圧縮されて1/2圧縮と
なっている。1/2圧縮されたC点でのN+1フィール
ドとN+2フィールドとよりなる1画面での表示状態を
みると、ラインEnは輝度レベル1/4、ラインOn+
1は輝度レベル1/2、ラインEn+1は輝度レベル1
/4、ラインOn+2は輝度レベル0、ラインEn+2
は輝度レベル1/2、ラインOn+3は輝度レベル1/
2、ラインEn+3は輝度レベル1/4、ラインOn+
4は輝度レベル1/2となっている。人間の視覚におけ
る白線と黒線との認識はそのラインと前後のラインとの
輝度レベル差の相対的関係に基づくものである。出力信
号(C点)でのラインEn〜ラインOn+4の輝度レベ
ルは順に1/4,1/2,1/4,0,1/2,1/
2,1/4,1/2となっている。この輝度レベルの並
びで前後のラインの相対的な輝度レベル差を考慮する
と、輝度レベル1/2であるラインOn+1が1本の白
線(図2の)、輝度レベル1/2で並んでいるライン
En+2とラインOn+3とで1本の白線(図2の
)、輝度レベル1/2であるラインOn+4が1本の
白線(図2の)と認識され、他のラインが黒線(また
はグルーの線)と認識される。従って、出力信号(C
点)による表示文字は白線3本である”日”という文字
と認識されるものであり、入力信号(A点)による表示
文字と一致する。
5と同一のアルゴリズムで得られ、入力信号(A点)の
ラインOn〜ラインEn+7が、出力信号(C点)では
ラインEn〜ラインOn+4に圧縮されて1/2圧縮と
なっている。1/2圧縮されたC点でのN+1フィール
ドとN+2フィールドとよりなる1画面での表示状態を
みると、ラインEnは輝度レベル1/4、ラインOn+
1は輝度レベル1/2、ラインEn+1は輝度レベル1
/4、ラインOn+2は輝度レベル0、ラインEn+2
は輝度レベル1/2、ラインOn+3は輝度レベル1/
2、ラインEn+3は輝度レベル1/4、ラインOn+
4は輝度レベル1/2となっている。人間の視覚におけ
る白線と黒線との認識はそのラインと前後のラインとの
輝度レベル差の相対的関係に基づくものである。出力信
号(C点)でのラインEn〜ラインOn+4の輝度レベ
ルは順に1/4,1/2,1/4,0,1/2,1/
2,1/4,1/2となっている。この輝度レベルの並
びで前後のラインの相対的な輝度レベル差を考慮する
と、輝度レベル1/2であるラインOn+1が1本の白
線(図2の)、輝度レベル1/2で並んでいるライン
En+2とラインOn+3とで1本の白線(図2の
)、輝度レベル1/2であるラインOn+4が1本の
白線(図2の)と認識され、他のラインが黒線(また
はグルーの線)と認識される。従って、出力信号(C
点)による表示文字は白線3本である”日”という文字
と認識されるものであり、入力信号(A点)による表示
文字と一致する。
【0018】よって、この字幕移動回路は、表示サイズ
を垂直方向に1/2に圧縮して字幕を移動した場合で
も、その字幕の品位が従来に比べて大幅に向上する。
を垂直方向に1/2に圧縮して字幕を移動した場合で
も、その字幕の品位が従来に比べて大幅に向上する。
【0019】この字幕品位改善のポイントは、(1/4,1/
2,1/4)型垂直フィルタ21と、(1/2,1/2) 型垂直フィル
タ22との遅延時間が、0.5H異なる点にある。図3
に(1/2,1/2) 型垂直フィルタ22と(1/4,1/2,1/4)型垂
直フィルタ21とのブロック図を示す。図3において、
31,35,36は1Hディレイライン、32,33,
37〜39は乗算器、34,40は加算器である。図3
(a)に示す垂直フィルタ22の伝達関数ZTa,及び遅
延時間τa は、 ZTa=(1/2) +(1/2) Z-1 τa =0.5 H であり、図3(b)に示す垂直フィルタ21の伝達関数
ZTb,及び遅延時間τbは、 ZTb=(1/4) +(1/2) Z-1+(1/4) Z-2 τb =1.0 H である。
2,1/4)型垂直フィルタ21と、(1/2,1/2) 型垂直フィル
タ22との遅延時間が、0.5H異なる点にある。図3
に(1/2,1/2) 型垂直フィルタ22と(1/4,1/2,1/4)型垂
直フィルタ21とのブロック図を示す。図3において、
31,35,36は1Hディレイライン、32,33,
37〜39は乗算器、34,40は加算器である。図3
(a)に示す垂直フィルタ22の伝達関数ZTa,及び遅
延時間τa は、 ZTa=(1/2) +(1/2) Z-1 τa =0.5 H であり、図3(b)に示す垂直フィルタ21の伝達関数
ZTb,及び遅延時間τbは、 ZTb=(1/4) +(1/2) Z-1+(1/4) Z-2 τb =1.0 H である。
【0020】なお、2つの垂直フィルタは、遅延時間が
0.5H異なっているものであればよく、実施例に限定
されるものではない。例えば、第1の垂直フィルタをス
ルー、第2の垂直フィルタを(1/2,1/2)型垂直
フィルタとしてもよい。図7に、垂直フィルタ21とし
て(1/2,1/2)型垂直フィルタ、垂直フィルタ2
2として(1)型垂直フィルタ(スルー型垂直フィル
タ)を使用した場合のアルゴリズムを示す。入力信号は
図2の場合と同一である。出力信号(C点)でのライン
En〜ラインOn+4の輝度レベルは順に1/2,1,
0,0,1/2,0,1/2,1となっている。この輝
度レベルの並びで前後のラインの相対的な輝度レベル差
を考慮すると、輝度レベル1であるラインOn+1が1
本の白線(図7の)、輝度レベル1/2であるライン
En+2が1本の白線(図7の)、輝度レベル1であ
るラインOn+4が1本の白線(図7の)と認識さ
れ、他のラインが黒線(またはグレーの線)と認識され
る。従って、出力信号(C点)による表示文字は白線3
本である”日”という文字と認識されるものであり、入
力信号(A点)による表示文字と一致する。また、本発
明は、従来例に対して、垂直フィルタを2つの垂直フィ
ルタとし、その2つの垂直フィルタの出力を切換える切
換回路を設けるだけでよいので(切換制御信号には従来
のフィールド判別回路の判別信号を用いればよい)、低
コストで実現できる。
0.5H異なっているものであればよく、実施例に限定
されるものではない。例えば、第1の垂直フィルタをス
ルー、第2の垂直フィルタを(1/2,1/2)型垂直
フィルタとしてもよい。図7に、垂直フィルタ21とし
て(1/2,1/2)型垂直フィルタ、垂直フィルタ2
2として(1)型垂直フィルタ(スルー型垂直フィル
タ)を使用した場合のアルゴリズムを示す。入力信号は
図2の場合と同一である。出力信号(C点)でのライン
En〜ラインOn+4の輝度レベルは順に1/2,1,
0,0,1/2,0,1/2,1となっている。この輝
度レベルの並びで前後のラインの相対的な輝度レベル差
を考慮すると、輝度レベル1であるラインOn+1が1
本の白線(図7の)、輝度レベル1/2であるライン
En+2が1本の白線(図7の)、輝度レベル1であ
るラインOn+4が1本の白線(図7の)と認識さ
れ、他のラインが黒線(またはグレーの線)と認識され
る。従って、出力信号(C点)による表示文字は白線3
本である”日”という文字と認識されるものであり、入
力信号(A点)による表示文字と一致する。また、本発
明は、従来例に対して、垂直フィルタを2つの垂直フィ
ルタとし、その2つの垂直フィルタの出力を切換える切
換回路を設けるだけでよいので(切換制御信号には従来
のフィールド判別回路の判別信号を用いればよい)、低
コストで実現できる。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明になる字幕移動回路
は、表示サイズを垂直方向に1/2に圧縮して字幕を移
動する場合の、字幕品位を改善できる。さらに、この字
幕移動回路は、低コストで容易に製造できる。
は、表示サイズを垂直方向に1/2に圧縮して字幕を移
動する場合の、字幕品位を改善できる。さらに、この字
幕移動回路は、低コストで容易に製造できる。
【図1】一実施例の要部を示すブロック図である。
【図2】一実施例のアルゴリズムを説明するための図で
ある。
ある。
【図3】垂直フィルタの構成を示すブロック図である。
【図4】従来の字幕移動回路を示すブロック図である。
【図5】従来の字幕移動回路のアルゴリズムを説明する
ための図である。
ための図である。
【図6】表示サイズを垂直方向1/2に圧縮する方法を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図7】他の実施例のアルゴリズムを説明するための図
である。
である。
1 入力端子 2 A/D変換器 3 垂直フィルタ 4 メモリ 5 メモリコントローラ 6 文字検出回路 7 ミキサ 8 D/A変換器 9 出力端子 10 フィールド判別回路 21 第1の垂直フィルタ((1/4,1/2,1/4)型垂直フィ
ルタ) 22 第2の垂直フィルタ((1/2,1/2) 型垂直フィル
タ) 23 切換回路
ルタ) 22 第2の垂直フィルタ((1/2,1/2) 型垂直フィル
タ) 23 切換回路
Claims (1)
- 【請求項1】字幕信号を含んだ映像信号が供給される垂
直フィルタと、 前記垂直フィルタの出力が供給されるメモリと、 前記映像信号の奇数フィールドと、偶数フィールドとを
判別するフィールド判別回路と、 第nフィールドの前記映像信号を1ラインごとに間引い
て前記メモリに書込む書込み制御部と、前記書込んだ信
号を第(n+1)フィールドに前記メモリから読出す読
出し制御部とより成るメモリコントローラとを備え、 前記字幕信号の垂直方向の表示サイズを1/2に圧縮す
ると共に、前記字幕信号の表示位置を垂直方向に移動す
る字幕移動回路において、 前記垂直フィルタを第1の垂直フィルタと、その第1の
垂直フィルタとは遅延時間が1水平走査期間の1/2異
なる第2の垂直フィルタとの2つのフィルタとし、 前記第1及び第2の垂直フィルタにそれぞれ前記映像信
号を供給し、 前記第1及び第2の垂直フィルタの出力を、前記フィー
ルド判別回路からの判別信号に応じて、フィールド毎に
切換えて前記メモリに供給する切換回路を設けたことを
特徴とする字幕移動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093418A JP2900958B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 字幕移動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093418A JP2900958B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 字幕移動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268519A JPH05268519A (ja) | 1993-10-15 |
JP2900958B2 true JP2900958B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14081757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4093418A Expired - Lifetime JP2900958B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 字幕移動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2900958B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP4093418A patent/JP2900958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05268519A (ja) | 1993-10-15 |
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