JP2899581B1 - 砂場用天蓋装置 - Google Patents

砂場用天蓋装置

Info

Publication number
JP2899581B1
JP2899581B1 JP10017314A JP1731498A JP2899581B1 JP 2899581 B1 JP2899581 B1 JP 2899581B1 JP 10017314 A JP10017314 A JP 10017314A JP 1731498 A JP1731498 A JP 1731498A JP 2899581 B1 JP2899581 B1 JP 2899581B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sandbox
wire
roof
pulley
columns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10017314A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11206306A (ja
Inventor
雅之 新元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIIMOTO SHOTEN KK
Original Assignee
NIIMOTO SHOTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIIMOTO SHOTEN KK filed Critical NIIMOTO SHOTEN KK
Priority to JP10017314A priority Critical patent/JP2899581B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2899581B1 publication Critical patent/JP2899581B1/ja
Publication of JPH11206306A publication Critical patent/JPH11206306A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 この発明は、夜間等の砂場を開放する必要が
ないときに、犬、猫等の動物が砂場に侵入するのを防止
でき、このような動物の糞による人体への悪影響を回避
することができる砂場用天蓋装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 砂場100の周囲に立てられた複数の支
柱11〜14と、これらの支柱11〜14に昇降自在に
支持された屋根兼砂場覆い部材50と、屋根兼砂場覆い
部材50を昇降させるための昇降機構41、61〜7
8、79、81〜85とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、砂場用天蓋装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間等の砂場を開放する必要がないとき
に、犬、猫等の動物が砂場に侵入し、糞をまき散らすこ
とがある。このような動物の糞の中には、人間には有害
の菌が入っているため、砂場で遊ぶ子供等に悪影響を及
ぼすという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、夜間等の
砂場を開放する必要がないときに、犬、猫等の動物が砂
場に侵入するのを防止でき、このような動物の糞による
人体への悪影響を回避することができる砂場用天蓋装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明による砂場用天
蓋装置は、砂場の周囲に立てられた複数の支柱と、これ
らの支柱に昇降自在に支持された屋根兼砂場覆い部材
と、屋根兼砂場覆い部材を昇降させるための昇降機構と
を備えていることを特徴とする。
【0005】昇降機構は、たとえば、複数本のワイヤ、
複数の滑車および電動チェーンブロックから構成され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、こ
の発明の実施の形態について説明する。
【0007】図1〜図5は、砂場用天蓋装置を示してい
る。以下の説明において、前とは図2の右側を、後とは
図2の左側を、左とは図2の下側を、右とは図2の上側
をそれぞれいうものとする。
【0008】砂場100の周囲には、角パイプからなる
4本の支柱11、12、13、14が設置されている。
各支柱の下端部は、地中内に埋められている。右側の前
方にある支柱12の前面側には、角パイプからなるチェ
ーンブロック収納体15が設けられている。
【0009】左側の前後両支柱11、13の下端部間に
は、地中内において、角パイプからなる桟21が渡し止
められている。同様に、右側の前後両支柱12、14の
下端部間には、地中内において、角パイプからなる桟2
2が渡し止められている。
【0010】左側の前後両支柱11、13の上端部間に
は、横断形コ形のレール部材31が渡し止められてい
る。同様に、右側の前後両支柱12、14の上端部間に
は、横断形コ形のレール部材32が渡し止められてい
る。これらの両レール31、32には、左右方向に延び
た移動部材41が前後方向移動自在に支持されている。
【0011】前側の左右両支柱11、12の上端部間に
は、横断面コ形の桟42が渡し止められている。後側の
左右両支柱13、14の上端部間には、角パイプからな
る桟43が渡し止められている。
【0012】4本の支柱11、12、13、14によっ
て囲まれた空間内には、屋根兼砂場覆い部材50が昇降
自在に配されている。屋根兼砂場覆い部材50は、角パ
イプで構成された矩形枠51、矩形枠51の前後枠部材
間に左右方向に間隔をおいて渡し止められた複数のたる
木部材52と、たる木部材52上に張られたテント53
とからなる。テント53の下側において、複数の殺菌灯
56がたる木部材52に取り付けられている。
【0013】矩形枠51の前枠部材の左端部および右端
部にワイヤ取付部材が固定されている。矩形枠51の後
部材の左端部および右端部にも、ワイヤ取付部材が固定
されている。矩形枠51の前枠部材の左端部に固定され
たワイヤ取付部材を図3に符号54で示し、矩形枠51
の後枠部材の左端部に固定されたワイヤ取付部材を図3
に符号55で示す。以下、屋根兼砂場覆い部材50の昇
降機構について説明する。
【0014】前側の左右両支柱11、12の上端よりの
位置には、後側に突出した突出部11a、12aが形成
されており、その内部に、左右方向にのびた支軸を中心
として回転する滑車61、62がそれぞれ設けられてい
る。
【0015】後側の左右両支柱13、14の上端よりの
位置には、前側に突出した突出部13a、14aが形成
されており、その内部に、左右方向にのびた支軸を中心
として回転する滑車63、64がそれぞれ設けられてい
る。
【0016】前側の左側支柱11と桟21との連結部内
には、左右方向にのびた支軸を中心として回転する滑車
65が設けられている。前側の右側支柱12と桟22と
の連結部内には、左右方向にのびた支軸を中心として回
転する滑車66が設けられている。
【0017】後側の左右両支柱13、14の下端内部に
は、左右方向にのびた支軸を中心として回転する滑車6
7、68、69、70が2つずつそれぞれ設けられてい
る。後側の左右両支柱13、14の上端内部には、左右
方向にのびた支軸を中心として回転する滑車71、7
2、73、74が2つずつそれぞれ設けられている。
【0018】前側の左右両支柱11、12の上端部間に
渡し止められた桟41の中央内部には、上下方向にのび
た支軸を中心として回転する滑車75が設けられてい
る。右側の前方にある支柱12の上端部内には、上下方
向にのびた支軸を中心として回転する滑車76が設けら
れている。
【0019】チェーンブロック収納体15の上端内に
は、左右方向にのびた支軸を中心として回転する滑車7
7が設けられているとともに、電動チェーンブロック7
9が設けられている。チェーンブロック収納体15の下
端内には、前後方向にのびた支軸を中心として回転する
滑車78が設けられている。
【0020】移動部材41は、第1ワイヤ81によって
電動チェーンブロック79に接続されている。つまり、
第1ワイヤ81の一端は、2又状に分かれて、移動部材
41の前面に固定されている。第1ワイヤ81の他端
は、滑車75、滑車76、滑車77および滑車78に掛
けられた後、電動チェーンブロック79に固定されてい
る。なお、支柱12およびチェーンブロック収納体15
の外壁におけるワイヤ81の導入および導出経路には、
孔が開けられている。
【0021】移動部材41は、また、第2ワイヤ82、
第3ワイヤ83、第4ワイヤ84、第5ワイヤ85によ
って、屋根兼砂場覆い部材50に接続されている。第2
ワイヤ82の一端は、移動部材41の後面の左端に固定
されている。第2ワイヤ82の他端は、滑車71、滑車
67、滑車65および滑車61に掛けられた後、屋根兼
砂場覆い部材50の前側左端に設けられたワイヤ取付け
部材54に固定されている。なお、支柱13、桟21お
よび支柱11の外壁におけるワイヤ82の導入および導
出経路には、孔が開けられている。
【0022】第3ワイヤ83の一端は、移動部材41の
後面の左端よりに固定されている。第3ワイヤ83の他
端は、滑車72、滑車68および滑車63に掛けられた
後、屋根兼砂場覆い部材50の後側左端に設けられたワ
イヤ取付け部材55に固定されている。なお、支柱13
の外壁におけるワイヤ83の導入および導出経路には、
孔が開けられている。
【0023】第4ワイヤ84の一端は、移動部材41の
後面の右端に固定されている。第4ワイヤ84の他端
は、滑車74、滑車70、滑車66および滑車62に掛
けられた後、屋根兼砂場覆い部材50の前側右端に設け
られたワイヤ取付け部材に固定されている。なお、支柱
14、桟22および支柱12の外壁におけるワイヤ84
の導入および導出経路には、孔が開けられている。
【0024】第5ワイヤ85の一端は、移動部材41の
後面の右端よりに固定されている。第5ワイヤ85の他
端は、滑車73、滑車69および滑車64に掛けられた
後、屋根兼砂場覆い部材50の後側右端に設けられたワ
イヤ取付け部材に固定されている。なお、支柱14の外
壁におけるワイヤ85の導入および導出経路には、孔が
開けられている。
【0025】なお、各支柱11〜14の突出部11a〜
14aと、屋根兼砂場覆い部材50のワイヤ取付け部材
との間には、図5に示すように、ワイヤを被覆するジャ
バラ86が設けられている。
【0026】電動チェーンブロック79によって第1ワ
イヤ81が巻き上げられた状態で、電動チェーンブロッ
ク79がロックされている場合には、移動部材41は、
前後移動範囲内の前端位置に位置している。この場合に
は、第2ワイヤ82、第3ワイヤ83、第4ワイヤ84
および第5ワイヤ85によって、屋根兼砂場覆い部材5
0がその昇降範囲の上限位置に位置している。つまり、
この場合には、屋根兼砂場覆い部材50は砂場の屋根と
して機能し、砂場遊びが可能な状態となっている。
【0027】電動チェーンブロック79のロックが解除
されると、屋根兼砂場覆い部材50はその自重によっ
て、砂場100を覆う位置(下限位置)まで下降する。
屋根兼砂場覆い部材50の下降に伴って、移動部材41
は第2〜第5ワイヤ82〜85によって後方に引っ張ら
れ、その前後移動範囲の後端位置まで移動する。
【0028】屋根兼砂場覆い部材50が下限位置にある
状態から、上限位置に移動させる場合には、電動チェー
ンブロック79を駆動して第1ワイヤ81を巻き上げれ
ばよい。
【0029】上記のような砂場用天蓋装置では、たとえ
ば、日中においては屋根兼砂場覆い部材50を上限位置
に位置させておく。したがって、日中においては、従来
通り、砂場遊びができる。この場合には、屋根兼砂場覆
い部材50は、屋根として機能するので、雨天でも砂場
遊びができる。
【0030】そして、夜間等の砂場を開放する必要がな
いときには、屋根兼砂場覆い部材50を下限位置に位置
させておく。したがって、夜間等の砂場を開放する必要
がないときに、犬、猫等の動物が砂場に侵入し、糞をま
き散らすといったことが防止される。この結果、動物の
糞による人体への悪影響を回避することができる。ま
た、屋根兼砂場覆い部材50を下限位置に位置している
ときに、殺菌灯56を駆動して、砂場100の殺菌を行
うことができる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、夜間等の砂場を開放
する必要がないときに、犬、猫等の動物が砂場に侵入す
るのを防止でき、このような動物の糞による人体への悪
影響を回避することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレーム構造を鎖線で表した砂場用天蓋装置の
斜視図である。
【図2】砂場用天蓋装置の一部切り欠き平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3の一部拡大図である。
【符号の説明】
11、12、13、14 支柱 15 チェーンブロック収納体 21、22、42、43 桟 31、32 レール部材 41 移動部材 50 屋根兼砂場覆い部材 56 殺菌灯 61〜78 滑車 79 電動チェーンブロック 81〜85 ワイヤ 100 砂場

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂場の周囲に立てられた複数の支柱と、
    これらの支柱に昇降自在に支持された屋根兼覆い部材
    と、屋根兼砂場覆い部材を昇降させるための昇降機構と
    を備えた砂場用天蓋装置。
  2. 【請求項2】 昇降機構が、複数本のワイヤ、複数の滑
    車および電動チェーンブロックから構成されている請求
    項1に記載の砂場用天蓋装置。
JP10017314A 1998-01-29 1998-01-29 砂場用天蓋装置 Expired - Fee Related JP2899581B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10017314A JP2899581B1 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 砂場用天蓋装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10017314A JP2899581B1 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 砂場用天蓋装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2899581B1 true JP2899581B1 (ja) 1999-06-02
JPH11206306A JPH11206306A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11940563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10017314A Expired - Fee Related JP2899581B1 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 砂場用天蓋装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2899581B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112211434A (zh) * 2020-08-21 2021-01-12 苏州马尔萨斯文化传媒有限公司 一种用于草坪婚礼的下埋式升降雨棚及其控制方法
WO2022164476A1 (en) * 2021-01-26 2022-08-04 Universal City Studios Llc Systems and methods for sanitizing amusement park equipment

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106848856B (zh) * 2017-03-03 2018-08-31 国网浙江省电力公司金华供电公司 一种电站中防止小动物进入的挡板装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112211434A (zh) * 2020-08-21 2021-01-12 苏州马尔萨斯文化传媒有限公司 一种用于草坪婚礼的下埋式升降雨棚及其控制方法
CN112211434B (zh) * 2020-08-21 2022-12-20 苏州马尔萨斯文化传媒有限公司 一种用于草坪婚礼的下埋式升降雨棚及其控制方法
WO2022164476A1 (en) * 2021-01-26 2022-08-04 Universal City Studios Llc Systems and methods for sanitizing amusement park equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11206306A (ja) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3730196A (en) Storable vehicle canopy
JP2899581B1 (ja) 砂場用天蓋装置
US5701705A (en) Prefabricated modular portable livestock shelter
US5131631A (en) Portable pitless livestock gate
KR101947241B1 (ko) 벌통 받침용 구조물
US4278389A (en) Mobile vehicle invalid lift assembly
CN103960136B (zh) 一种母猪马桶
US7766755B2 (en) Sandbox cover apparatus
JP2008005815A (ja) ペット等動物の係留装置
ES2651297A1 (es) Establo modular auto-portable
JP2017079710A (ja) 散歩用ペット小屋
CN214421399U (zh) 一种免现场安装的预制型垃圾回收装置
JP3138389U (ja) 砂場設備
FR2573620A1 (fr) Construction mobile a usage d'etable et/ou logettes pour bovins et chevaux.
KR102629611B1 (ko) 담장을 이용한 주차장 구조물
KR0182243B1 (ko) 무기둥 3중 단동온실
JPH1193446A (ja) 横行パレットのケーブル振分け装置
CN103988781B (zh) 一种智能化母猪马桶
JP2002176902A (ja) 砂場保護装置
KR200142330Y1 (ko) 이중주차대
JP3085993U (ja) 砂 場
FR2887746A3 (fr) Systeme permettant de coiffer de facon aerienne un ou quelques bovins, en vue de l'isoler du reste du troupeau
JP2005278581A (ja) 換気効率に優れた温室天井換気窓
JPH0440547Y2 (ja)
KR920003095Y1 (ko) 가정용 공중 주차기

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees