JP2898864B2 - 光コネクタプラグ - Google Patents

光コネクタプラグ

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JP2898864B2
JP2898864B2 JP28661893A JP28661893A JP2898864B2 JP 2898864 B2 JP2898864 B2 JP 2898864B2 JP 28661893 A JP28661893 A JP 28661893A JP 28661893 A JP28661893 A JP 28661893A JP 2898864 B2 JP2898864 B2 JP 2898864B2
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正美 齋藤
博之 柳瀬
淳 山川
真二 長沢
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの接続の際
に使用する光コネクタプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光コネクタプラグは、図2(A)
に示すように、ガイドピン穴20を有する第1のフェル
ール21が嵌合している第1のハウジング22と、ガイ
ドピン穴20を有する第2のフェルール23が嵌合して
いる第2のハウジング24とをガイドピン25を用いて
接続してなるものである。第1および第2のハウジング
22,24の接続は、ガイドピン25の一端を一方のハ
ウジングのガイドピン穴20に挿入し、ガイドピン25
の他端を他方のハウジングのガイドピン穴20の挿入
し、第1および第2のフェルール21,23の接続端面
を突き合わせる。これにより第1および第2のフェルー
ルに内挿された光ファイバを接続する。
【0003】通常、第1のフェルール21のガイドピン
穴20の厚さ方向における位置と、第2のフェルール2
3のガイドピン穴20の厚さ方向における位置との間に
は、僅かにずれがある。したがって、第1および第2の
フェルール21,23を円滑に接続するためには、例え
ば、第2のフェルール23のトータルクリアランスC1
+C2 、すなわち第2のハウジング24のフェルール挿
入口の高さAと第2のフェルール23の厚さBとの差A
−Bが、ガイドピン25の中心の位置と第2のフェルー
ル23のガイドピン穴20の中心の位置とのずれEを吸
収できる程度に大きくなければならない。なお、図2
(A)中、d1 はガイドピン25の外径を示し、d2
第2のフェルール23のガイドピン穴20の内径を示
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、ハ
ウジングを用いず、クランプスプリング26を用いて第
1および第2のフェルール21,23を接続する方式の
場合には、けん引端またはクロージャ内への実装が高密
度になるために、フェルールの大きさを小さくする必要
がある。このフェルールの小型化は、ハウジングを用い
る方式の場合にも同様に要求される。したがって、フェ
ルールの厚さ、図2(A)における寸法Dは、小さくな
る傾向にある。
【0005】この寸法Dが小さくなると、それに対応し
て、ハウジングのフェルール挿入口の寸法も、コネクタ
を保持するために、小さくならざるを得ない。従って、
寸法Dが小さくなったからと言って、トータルクリアラ
ンスC1+C2を大きくすることができなくなる。このた
め、ずれEが大きくなったときに、トータルクリアラン
スC1+C2がずれEを吸収できなくなり、図2(B)に
示すように、ガイドピン25がガイドピン穴20に完全
に挿入できなくなり、第1および第2のフェルール2
1,23の接続端面を突き合わせることができなくな
る。この結果、第1および第2のフェルールに内挿され
た光ファイバを接続することが出来なくなる。本発明は
かかる点に鑑みてなされたものであり、円滑に光ファイ
バを接続することができる光コネクタプラグを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファイバ挿入
穴およびガイドピン穴が形成されており、一端にフラン
ジ部を有するフェルールのそれぞれの前記ファイバ挿入
穴にファイバ端面が露出するように光ファイバを内挿し
たコネクタと、前記コネクタを挿入できる開口部が形成
されたハウジングと、前記コネクタの前記ガイドピン穴
に嵌合され、コネクタ同士を固定するガイドピンと、前
記コネクタを挿入できる挿入穴を有し、一方の主面が前
記フランジ部と当接し、他方の主面が前記ハウジングの
内面と当接するスペーサとを具備し、前記スペーサの挿
入穴の前記コネクタの厚さ方向に対応する幅をdで表わ
し、前記スペーサの前記コネクタの厚さ方向に対応する
幅をaで表わし、前記スペーサの厚さをtで表わし、前
記コネクタの接続端面における厚さをBで表わし、前記
コネクタのフランジ部の厚さをDで表わし、前記ハウジ
ングの開口部の前記コネクタの厚さ方向に対応する幅を
Aで表わし、前記コネクタのフランジ部を除いた部分の
長さをLで表わしたときに、0≦(d−B)<1/2
(D−B)、0<(A−B)<1/2(a−d)、L>
tを満足することを特徴とする光コネクタプラグを提供
する。ここで、スペーサの材料としては、金属等を用い
ることができる。
【0007】
【作用】本発明の光コネクタプラグは、コネクタを挿入
できる挿入穴を有し、一方の主面がフランジ部と当接
し、他方の主面がハウジングの内面と当接するスペーサ
を具備し、スペーサの挿入穴の幅をd、スペーサの幅を
a、スペーサの厚さをt、コネクタの接続端面における
厚さをB、コネクタのフランジ部の厚さをD、ハウジン
グの開口部の幅をA、コネクタのフランジ部を除いた部
分の長さをLで表わしたときに0≦(d−B)<1/2
(D−B)、0<(A−B)<1/2(a−d)、L>
tを満足することを特徴とする。
【0008】このような構成においては、スペーサを介
してコネクタがハウジング内に確実に保持され、しかも
ガイドピンの中心の位置とコネクタのガイドピン穴の中
心の位置とのずれが充分に吸収される。このため、円滑
にコネクタ接続を行うことができ、確実に光ファイバ同
士を接続することができる。すなわち、上述のように、
スペーサを介在させ、スペーサの寸法との関係でコネク
タの各部寸法を規定することにより、コネクタが小型化
し、トータルクリアランスを充分に維持したとしても、
コネクタは、スペーサを介してハウジング内に確実に保
持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。 実施例 図1(A)は、本発明にかかる光コネクタプラグの一実
施例を示す概略図である。図中10は、ガイドピン穴1
1を有する第1のフェルールを示す。第1のフェルール
10は、一端にフランジ12が形成されている。また、
第1のフェルール10には、図示しない光ファイバが第
1のフェルール10の接続端面において露出するように
内挿されており、第1のコネクタが構成されている。
【0010】第1のコネクタのフランジ12を除く部分
は、当該部分を挿入できる程度の大きさの開口部を有す
る第1のハウジング13の開口部に挿入されている。第
1のハウジング13と第1のコネクタのフランジ12と
の間には第1のスペーサ14が配置されている。すなわ
ち、第1のスペーサ14は、その一方の主面が第1のハ
ウジング13の内面に当接され、他方の主面が第1のコ
ネクタのフランジ12に当接されるように配置されてい
る。これにより、第1のスペーサ14が第1のコネクタ
のフランジ12と係合し、それによって第1のコネクタ
が、第1のスペーサ14を介してフランジ12内に保持
される。
【0011】一方、第2のフェルール15、第2のハウ
ジング16、および第2のスペーサ17が、上記と同様
に構成されている。また、第2のフェルール15、第2
のハウジング16、および第2のスペーサ17は、第2
のスペーサ17の挿入穴の第2のコネクタの厚さ方向に
対応する幅をdで表わし、第2のスペーサ17の第2の
コネクタの厚さ方向に対応する幅をaで表わし、第2の
スペーサ17の厚さをtで表わし、第2のコネクタの接
続端面における厚さをBで表わし、第2のコネクタのフ
ランジ18の厚さをDで表わし、第2のハウジングの開
口部の第2のコネクタの厚さ方向に対応する幅をAで表
わし、第2のコネクタのフランジ18を除いた部分の長
さをLで表わしたときに、0≦(d−B)<1/2(D
−B)、0<(A−B)<1/2(a−d)、L>tを
満足するように寸法が設定されている。
【0012】第1および第2のコネクタのガイドピン穴
にガイドピンを嵌合して両者を接続する場合、ガイドピ
ン穴の位置がずれているので、第2のコネクタが上方に
移動する。すなわち、上方のクリアランスC2 が下方の
クリアランスC1 よりも小さくなる。この場合に、第2
のコネクタのフランジ18と係合している第2のスペー
サ17も上方に移動する。第2のスペーサ17が上方に
移動しても、第2のハウジング16の内面に当接できる
程度の大きさを有するので、ガイドピン19の中心の位
置と第2のコネクタのガイドピン穴の中心の位置とのず
れを充分に吸収できる。このため、第2のコネクタは固
定された状態を維持することができ、傾くことがない。
【0013】したがって、図1(B)に示すように、第
1および第2のコネクタの接続端面同士を突き合わせる
ことにより、第1および第2のフェルール10,15に
内挿された光ファイバ同士を確実に接続することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の光コネクタプ
ラグは、ガイドピンの中心の位置とフェルールのガイド
ピン穴の中心の位置とのずれを充分に吸収できるので、
円滑に光ファイバを接続することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は本発明の光コネクタプラグの
一実施例を示す概略図。
【図2】(A),(B)は従来の光コネクタプラグを示
す概略図。
【図3】光コネクタプラグの締結状態を示す概略図。
【符号の説明】
10…第1のフェルール、11…ガイドピン穴、12,
18…フランジ、13…第1のハウジング、14…第1
のスペーサ、15…第2のフェルール、16…第2のハ
ウジング、17…第2のスペーサ、19…ガイドピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 淳 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイバ挿入穴およびガイドピン穴が形成
    されており、一端にフランジ部を有するフェルールのそ
    れぞれの前記ファイバ挿入穴にファイバ端面が露出する
    ように光ファイバを内挿したコネクタと、 前記コネクタを挿入できる開口部が形成されたハウジン
    グと、 前記コネクタの前記ガイドピン穴に嵌合され、コネクタ
    同士を固定するガイドピンと、 前記コネクタを挿入できる挿入穴を有し、一方の主面が
    前記フランジ部と当接し、他方の主面が前記ハウジング
    の内面と当接するスペーサとを具備し、 前記スペーサの挿入穴の前記コネクタの厚さ方向に対応
    する幅をdで表わし、前記スペーサの前記コネクタの厚
    さ方向に対応する幅をaで表わし、前記スペーサの厚さ
    をtで表わし、前記コネクタの接続端面における厚さを
    Bで表わし、前記コネクタのフランジ部の厚さをDで表
    わし、前記ハウジングの開口部の前記コネクタの厚さ方
    向に対応する幅をAで表わし、前記コネクタのフランジ
    部を除いた部分の長さをLで表わしたときに、0≦(d
    −B)<1/2(D−B)、0<(A−B)<1/2
    (a−d)、L>tを満足することを特徴とする光コネ
    クタプラグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016154233A1 (en) * 2015-03-22 2016-09-29 Nanoprecision Products, Inc. Axial preload for demountable connectors
US9851511B2 (en) 2012-03-05 2017-12-26 Nanoprecision Products, Inc. Axial preload for demountable connectors

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9851511B2 (en) 2012-03-05 2017-12-26 Nanoprecision Products, Inc. Axial preload for demountable connectors
US10274683B2 (en) 2012-03-05 2019-04-30 Nanoprecision Products, Inc. Axial preload for demountable connectors
WO2016154233A1 (en) * 2015-03-22 2016-09-29 Nanoprecision Products, Inc. Axial preload for demountable connectors

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