JP2895799B2 - 固液分離方法 - Google Patents

固液分離方法

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    • B30B9/24Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using an endless pressing band
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体と液体との分
離効率が高く、しかも連続的に固液分離を行うことがで
きる固液分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固液分離操作は、廃水処理、醸造業など
の種々の産業に広く使用されている。従来、一般に知ら
れている固液分離方法としては、濾過式のものと遠心分
離式のものとがある。濾過式のものとしては、例えば固
形分を含む原液を濾過部に入れ、原液を加圧することに
よって原液中の液分を濾過部より強制的に排出するフィ
ルタープレスが知られている。また、遠心分離式のもの
としては、遠心力により原液中から液分を分離し、この
液分を排出口より連続的に排出するとともに、濃縮され
た固形分を別の排出口から連続的に排出するものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
フィルタープレス等の濾過式のものでは、ある程度濾過
部にケーキが溜まったら一旦これを取りだし、フィルタ
ーを洗浄した後再度濾過を行うという、回分式の固液分
離しかできず、これを連続的に行うことができないこと
から作業性が悪いといった問題がある。また、遠心分離
式のものでは、例えば連続式で行った場合得られる濾滓
は単に濃縮された程度にとどまり、固液分離率を高める
ことができず、一方、固液分離率を上げ固形分をケーキ
として取り出したい場合には、濾過式のものと同様回分
式で行わざるをえないといった不都合がある。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、固液分離率が高くしかも
連続的に処理が行える固液分離方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載の固液分離方法では、無端状の濾布体を1回以上ね
じって絞りローラに1回以上巻き付けしつつ周回させ、
この絞りローラを濾布体の周回方向に自転させるととも
に濾布体のねじれ方向と同一方向に公転させ、固液物を
濾布体の絞りローラの上流側に供給する方法を解決手段
とした。
【0006】また、請求項2記載の固液分離方法では、
絞りローラをその回転軸の一方の側に向かって漸次縮径
する円錐台状とし、その小径側にストッパーを設け、濾
布体をその絞りローラに至る側が絞りローラの大径側
に、絞りローラから出る側が絞りローラの小径側となる
ように絞りローラに巻回する方法を解決手段とした。
【0007】
【作用】本発明における請求項1記載の固液分離方法に
よれば、無端の濾布体が少なくとも1回ねじれた状態で
取り付けられ、かつねじれた状態で絞りローラに巻回さ
れていることから、絞りローラに向かう濾布体上に固液
物を供給すれば、濾布体が絞りローラに向かって進行す
るに連れてねじれることにより、濾布体上に供給された
固液物がねじれた濾布体に包まれる。そして、この状態
で絞りローラに巻回されることから、固液物は絞りロー
ラと濾布体との間で加圧され、固液物中の液分が濾布体
を通過し、固液分離がなされる。
【0008】請求項2記載の固液分離方法によれば、絞
りローラが円錐台状になっており、濾布体の、絞りロー
ラに至る側が大径側に、絞りローラから出る側が小径側
となるようそれぞれ位置せしめられて絞りローラに巻回
されていることから、絞りローラに至った部分の濾布体
が、絞りローラを回って該絞りローラから出る部分の濾
布体を常にストッパーヘ抑圧するようになり、濾布体中
の固液物への加圧がより大となる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明の固液分
離方法を実施するに好適な装置の一例を示す図であり、
この図において符号1は固液分離装置である。この固液
分離装置1は、各種食品の製造、例えば豆腐を作る際大
豆を絞って豆乳とおからとに分離する処理や、前処理に
よりある程度濃縮された廃液の固液分離処理、さらには
沈殿操作で生成した化合物からの液分離処理など、比較
的固形分が多い固液物の固液分離処理に好適なものであ
り、一対の回転体2a、2bと、これら回転体2a、2
bの間に周回するよう取り付けられた無端状の濾布体3
と、該濾布体3をその周面に巻回する絞りローラ4とを
具備してなるものである。
【0010】回転体2a、2bは、図2に示すようにい
ずれも溝が深い一対の滑車5a、5a(5b、5b)か
ら構成されたもので、互いに所定距離をおいて略水平に
配置され、この状態でそれぞれ回転軸6a、6bに固定
されたものである。これら回転軸6a、6bは、いずれ
も図示略の軸受けに回転可能に架けられており、さらに
軸受けは図示略のフレームに固定されている。
【0011】また、これら滑車5a、5a、5b、5b
のそれぞれの下方には、補助的な回転体となる滑車7
a、7a、7b、7bが配設されている。これら滑車7
a、7a、7b、7bは、前記滑車5a、5a、5b、
5bと同様にいずれも溝が深く、それぞれ対となる滑車
同士が同一の回転軸(図示略)に固定されたものであ
り、滑車5a、5a、5b、5bとともにこれらを周回
するよう濾布体3を取り付けたものである。
【0012】濾布体3は、一対の無端状ロープ体9、9
と、これらの間に取り付けられた無端状の濾布材10と
から構成されたもので、無端状ロープ体9、9がそれぞ
れ前記滑車5a、5b、滑車7a、7bに架け渡されて
いることにより、これら滑車5a、5b、滑車7a、7
bを周回するようになっている。無端状ロープ体9は、
比較的小径のロープや縄などからなるもので、十分に強
度があり、かつ柔軟性を有した材料からなっている。濾
布材10は、一般に使用されている濾布からなるもの
で、その目の細やかさについては被処理物である固液物
中の、固形分を形成する粒子等の大きさによって適宜選
択される。また、濾布材10への前記ロープ体9、9の
取り付けについては、図2に示すように濾布材10の側
縁部を折り返し、その中にロープ体9を挿通させるとい
った方法が採られる。
【0013】絞りローラ4は、図3に示すように円錐台
状のローラ本体11と、これの小径側の面に一体に取り
付けられた円盤状のストッパー12とからなるもので、
ローラ本体11の中心軸の軸回りに回転する自転と、後
述するようにローラ本体11の中心軸が同一平面を形成
するよう該中心軸の中心部を回転中心として回転する公
転とをなすものである。この絞りローラ4には、中心軸
上に回転軸13が挿通され、回転軸13には絞りローラ
4の公転機構20が連結されている。
【0014】公転機構20は、絞りローラ4を内部に収
容するとともにその回転軸13を回転自在に固定する筒
状の収容筒21と、この収容筒21を絞りローラ4ごと
回転せしめるモータ22と、モータ22の回転駆動を収
容筒21に伝達するための歯車23、24と、収容筒2
1の外周側に収容筒21と距離をおいて固定配設された
かさ車25と、絞りローラ4の回転軸13に取り付けら
れて前記かさ車25と歯合するかさ歯車26とからなっ
ている。ここで、収納筒21は一方を大径とし、一方を
小径とするテーパ状の筒体であり、小径側に歯車24を
設けたものである。また、収容筒21の下部には、該収
納筒21を回転自在に支持する支持車(図示略)が配設
されており、これに支持されることによって収容筒21
は回転可能になっている。また、かさ車25は、その中
心が収容筒21の回転軸と一致するように位置せしめら
れた状態で、脚体(図示略)によって支持固定されたも
のである。
【0015】このような構成のもとに、モータ22の回
転駆動がモータ22の軸に連結した歯車23から、収納
筒21の外周面に一体的に設けられた輪状の歯車24に
伝達され、これによって収容筒21が回転することによ
り、収容筒21の周壁に回転軸13の両端部が支持され
た絞りローラ4が公転する。なお、この公転の回転方向
は、後述するように絞りローラ4に巻回される濾布体3
の、絞りローラ4に入る側のねじれ方向と同一になって
いる。また、絞りローラ4は、その公転に伴い、回転軸
13の一方の側に連結されたかさ歯車26がかさ車25
上を走行することにより、回転軸13とともに自転す
る。
【0016】また、前記濾布体3は、前記一対の回転体
2a、2bの間にて少なくとも1回、図1に示した本実
施例では3回ねじれた状態となっており、このようなね
じれた状態にて絞りローラ4に1回巻回されている。こ
こで濾布体3は、絞りローラ4に至る側、すなわち回転
体2a側が絞りローラ4の大径側に、絞りローラから出
る側、すなわち回転体2b側が絞りローラ4の小径側と
なるようそれぞれ位置せしめられ、この状態で絞りロー
ラ4に巻回されている。なお、このような濾布体3は、
予め帯状に形成したものを所定回数ねじっておき、さら
にこのねじれ部を絞りローラ4に巻き付け、その後両端
部を縫い付け接合するなどによって作製されたものであ
る。
【0017】また、濾布体3の上方には、その絞りロー
ラ4に向かう側、すなわち滑車5a、5a側の上方に、
被処理物である固液物を収容しかつ連続的にこれを濾布
体3上に供給するフィーダー14が配設されている。さ
らに、滑車5a、5b、滑車7a、7bを周回する濾布
体3の内側で、かつ絞りローラ4の下方(収納筒21の
下方)には、絞りローラ4で絞られて固液分離され、そ
の自重により収納筒21から落下する液分を集め、さら
にこれを別の容器(図示略)に案内する液集め15が配
設されている。
【0018】また、この液集め15より滑車5b、5b
側には、濾布体3が絞りローラ4を出、滑車5b、5b
に向かうに連れてそのねじれが解けることにより、濾布
体3のねじれによって包まれていた固液分離後の固形分
がその自重により落下するのを受け、これを別の容器
(図示略)に搬送するコンベア16が配設されている。
すなわち、濾布体3は回転体2a、2b間にて3回ねじ
られ、その状態で絞りローラ4に巻回されていることか
ら、絞りローラ4を出てそのねじれが解けたとき、固液
物を受けた濾布体3の面(回転体2a側での上面)が下
方を向くようになり、これによって濾布体3上の固形分
は自動的に落下するのである。なお、このコンベア16
の上方には、濾布体3の下面に近接してスクレーパ17
が配設されており、これによって濾布体3に付着した固
形分がこそぎ落とされるようになっている。
【0019】このような構成の固液分離装置1によって
本発明の固液物の固液分離方法を実施するには、まずモ
ータ22を起動させて絞りローラ4の自転および公転を
なさしめ、これにより濾布体3をその回転方向に移動さ
せ、滑車5a、5a、5b、5bおよび滑車7a、7
a、7b、7b上に周回せしめる。すると、濾布体3は
図4中矢印Aで示す絞りローラ4の公転によってねじら
れることから、もともとあるねじれに加えて絞りローラ
4に入る側では順次ねじれが形成される。しかも、この
ねじれた状態で絞りローラ4に巻回されていることか
ら、回転体2a(滑車5a、5a)を出た濾布体3は絞
りローラ4に近づくにつれて濾布体3の一方の側が他方
の側に近づき、ポケソト状になる。そして、さらに進む
と、完全にねじれた状態となって絞りローラ4に至り、
さらに公転によってねじれた状態を解くようにしつつ、
自転によって絞りローラ4を周回し、絞りローラ4を出
る。
【0020】絞りローラ4を出る側では、絞りローラ4
の公転によってもたらされるねじれが、図5中矢印Bに
示すように濾布体3のねじれを解消する方向に作用する
ため、濾布体3は絞りローラ4を出ると漸次そのねじれ
を解き、回転体2b(滑車5b、5b)に近づくにつれ
て図1に示すように平坦状に広がる。そして、ついには
ねじれのない平坦な状態となって滑車5b、5bに至
り、さらにその状態で滑車7b、7b、滑車7a、7a
を経て再度滑車5a、5aに戻る。
【0021】ここで、滑車5a、5aあるいは滑車5
b、5bについては、濾布体3の流れによって連れ回り
することから、特にその回転駆動源を別に備える必要は
ないが、濾布体3の流れ円滑にするためその流れ速度に
応じた回転速度で回転するよう独自の駆動源を設けても
よく、またその場合には、絞りローラ4による固液分離
率を高めるため、あえて濾布体3の流れ速度と異なる速
度(例えば流れ速度より高い速度)で回転せしめ、これ
によって絞りローラ4により濾布体3に加えられる負荷
(圧力)を大きくするようにしてもよい。
【0022】次に、このように動作する濾布体3に対
し、その上にフィーダー14から固液物を供給する。す
ると、濾布体3上に供給された固液物は、絞りローラ4
に近づくにつれ、濾布体3がねじられることにより濾布
体3に包まれるようになり、さらにねじれが進むにつれ
てほぼ完全に濾布体3に包まれた状態になる。そして、
この状態で絞りローラ4に至ると、濾布体3のねじれが
さらに進み、これによって固液物が濾布体3に絞られ、
加えて絞りローラ4からの圧力も受けることにより、固
液物中の液分が濾布体3の濾布材10を通過して落下
し、収容筒21を伝って液集め15に集められる。ここ
で、濾布体3が絞りローラ4の大径側に入り、小径側か
ら出るようになっているため、絞りローラ4に入った部
分の濾布体3が出る部分の濾布体3をストッパー12に
押圧するようになり、したがって絞りローラ4上をある
程度周回し固液分離が進んだ(絞りローラ4を出る側
の)濾布体3中の固液物に対し、より大きな加圧が行え
るようになり、したがって固液分離率をより高めること
ができる。
【0023】このようにして固液分離がなされた後の固
液物(固形分)は、濾布体3が絞りローラ4を出、ねじ
れが解けることにより濾布体3に包まれた状態から開放
された状態になる。そして、濾布体3が3回ねじれた状
態となっていることから、固液物を受けた濾布体3の面
は絞りローラ4を出た際下方に向くようになり、したが
って固液分離がなされた固液物(固形分)はその自重に
より下方のコンベヤ16上に落下する。また、濾布体3
に付着した固形分も、スクレーパ17によってこそぎ落
とされ、コンベア16上に導かれる。
【0024】このような構成の固液分離装置1にあって
は、濾布体3上に供給された固液物がねじれた濾布体3
に包まれ、さらに絞りローラ4の公転によってそのねじ
れが絞られるかたちとなり、加えてこの状態で絞りロー
ラ4を周回せしめられることから、濾布体3で絞られて
加圧されるとともに、絞りローラ4と濾布体3との間で
も加圧され、これにより固液物中の液分が濾布体を通過
して固液分離がなされる。
【0025】なお、前記実施例では絞りローラ4に濾布
体3を1回巻回したが、2回以上巻回してもよいのはも
ちろんである。また、濾布体3のねじれの回数について
も1回以上あればよく、特に偶数回ねじった場合には、
固液物供給面が絞りローラ4を出た後も上を向くため、
滑車5b、5bを越えた後落下する固形分を集められる
よう、コンベアを滑車5b、5bの後方に配置すればよ
い。
【0026】また、前記実施例では絞りローラ4を円錐
台状にしたが、円筒状のものにしてもよく、その場合に
も濾布体3のねじれによる圧力が固液物に作用すること
から、十分に固液分離を行うことができる。さらに、濾
布体3として、濾布材10の両側部に一対の無端状ロー
プ体9、9を取り付けた構成としたが、濾布材10の中
央部に、無端状ロープ体をさらに加えて構成してもよ
く、その場合には中央部に加えられたロープ体により絞
り効果が一層向上する。
【0027】また、回転体2a、2bをそれぞれ一対の
滑車によって構成し、濾布体3を濾布材10と一対のロ
ープ体9、9とから構成したが、回転体2a、2bを円
筒(円柱)状のものとし、濾布体3を濾布材10のみか
ら構成してもよく、その場合には回転体にて濾布材10
が平坦状に広がるよう、例えば濾布材10の側縁部を押
さえる機構を回転体近傍に設ければよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明における請求
項1記載の固液分離方法は、絞りローラの公転によって
もたらされるねじれ力によって固液物をねじれた濾布体
中に漸次包み、この状態で自転および公転する絞りロー
ラを周回せしめるようにしたものであるから、固液物を
濾布体で絞って加圧するとともに、絞りローラと濾布体
との間でもこれを加圧することができ、これにより高い
固液分離率で固液物中から液分を除去することができ
る。また、ねじられた濾布体が絞りローラを出た際絞り
ローラの公転によって自動的に開くことにより、固液分
離処理後の固形分を自動的に排出することができ、よっ
て固液分離処理を自動的かつ連続的に行うことができ
る。
【0029】請求項2記載の固液分離方法は、絞りロー
ラを円錐台状とし、濾布体を、その絞りローラに至る側
が大径側に、絞りローラから出る側が小径側にそれぞれ
位置するよう絞りローラに巻回したものであるから、絞
りローラに至った部分の濾布体が、絞りローラを回って
該絞りローラから出る部分の濾布体を常にストッパーへ
押圧し、これにより濾布体中の固液物への加圧がより大
となるため、固液分離率をより一層高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固液分離方法を実施するに好適な装置
の一実施例の概略構成を示す斜視図。
【図2】濾布体が滑車に取り付けられた状態を示す要部
斜視図。
【図3】絞りローラとこれに付随する機構の概略構成を
示す斜視図。
【図4】絞りローラの回転とこれに伴う濾布体のねじれ
を説明するための側断面図。
【図5】絞りローラの回転とこれに伴う濾布体のねじれ
を説明するための側断面図。
【符号の説明】
1 固液分離装置 3 濾布体 4 絞りローラ 10 濾過材 11 ローラ本体 12 ストッパー 20 公転機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状の濾布体を1回以上ねじって絞り
    ローラに1回以上巻き付けしつつ周回させ、この絞りロ
    ーラを濾布体の周回方向に自転させるとともに濾布体の
    ねじれ方向と同一方向に公転させ、固液物を濾布体の絞
    りローラの上流側に供給することを特徴とする固液分離
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固液分離方法において、
    絞りローラをその回転軸の一方の側に向かって漸次縮径
    する円錐台状とし、その小径側にストッパーを設け、濾
    布体をその絞りローラに至る側が絞りローラの大径側
    に、絞りローラから出る側が絞りローラの小径側となる
    ように絞りローラに巻き付けることを特徴とする固液分
    離方法。
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