JP2895763B2 - 雌型コネクター - Google Patents
雌型コネクターInfo
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- JP2895763B2 JP2895763B2 JP6297200A JP29720094A JP2895763B2 JP 2895763 B2 JP2895763 B2 JP 2895763B2 JP 6297200 A JP6297200 A JP 6297200A JP 29720094 A JP29720094 A JP 29720094A JP 2895763 B2 JP2895763 B2 JP 2895763B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの車両用ガ
ラスあるいは建築用窓ガラスに、二つの給電部に接続さ
れる複数のアンテナを設け、一方の給電部には同軸ケー
ブルの内部導線を、他方の給電部には同軸ケーブルの外
部導線を接続するようにした非接地タイプ型のガラスア
ンテナの接続構造に関し、特に第１と第２の給電部には
雄型端子を半田付けしたときの、該雄型端子に嵌め込む
雌型端子を収納する雌型コネクターの構造にに関する。
ラスあるいは建築用窓ガラスに、二つの給電部に接続さ
れる複数のアンテナを設け、一方の給電部には同軸ケー
ブルの内部導線を、他方の給電部には同軸ケーブルの外
部導線を接続するようにした非接地タイプ型のガラスア
ンテナの接続構造に関し、特に第１と第２の給電部には
雄型端子を半田付けしたときの、該雄型端子に嵌め込む
雌型端子を収納する雌型コネクターの構造にに関する。
【０００２】
【従来技術とその問題点】従来、車両用ガラスアンテナ
の接続は、給電部が１個所であり、同軸ケーブルの外部
導線の接地を給電部近傍の車体に接続することにより行
うので同軸ケーブルの内部導線を直接接続せずにビニ―
ル電線などのリ―ド線を介して行っていたが、近年、複
数のアンテナを設けて２個の給電部から給電する非接地
式のアンテナも提案されており、その接続構造について
も、実開平１−５７８０７号、実開平４−６１９１３
号、実開平４−１１６３６６号、実開平５−１５５１５
号など、本出願人も実願平２−１０２７１５号、実願平
３−１９４８０号、実願平３−３９４４７号、実願平３
−５００２６号、実願平４−４０３６０号などとして出
願している。
の接続は、給電部が１個所であり、同軸ケーブルの外部
導線の接地を給電部近傍の車体に接続することにより行
うので同軸ケーブルの内部導線を直接接続せずにビニ―
ル電線などのリ―ド線を介して行っていたが、近年、複
数のアンテナを設けて２個の給電部から給電する非接地
式のアンテナも提案されており、その接続構造について
も、実開平１−５７８０７号、実開平４−６１９１３
号、実開平４−１１６３６６号、実開平５−１５５１５
号など、本出願人も実願平２−１０２７１５号、実願平
３−１９４８０号、実願平３−３９４４７号、実願平３
−５００２６号、実願平４−４０３６０号などとして出
願している。
【０００３】しかしながら、同軸ケーブルあるいはリー
ド線付きの端子を半田付けする場合には、熱の影響によ
り同軸ケーブルなどの外被が損傷する恐れもある。さら
に嵌め込み式の場合には、外れ易いという問題点もあ
り、雌型端子をハウジングに収納する場合に、具体的に
記載したものはほとんど提案されていない。
ド線付きの端子を半田付けする場合には、熱の影響によ
り同軸ケーブルなどの外被が損傷する恐れもある。さら
に嵌め込み式の場合には、外れ易いという問題点もあ
り、雌型端子をハウジングに収納する場合に、具体的に
記載したものはほとんど提案されていない。
【０００４】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、接続作業を容易にするとともに、同軸ケーブ
ルの接続を強固にし、さらに半田付け作業の際に、熱の
影響を受けないようにしたアンテナ用の雌型コネクター
を提供することを目的とする。
のであり、接続作業を容易にするとともに、同軸ケーブ
ルの接続を強固にし、さらに半田付け作業の際に、熱の
影響を受けないようにしたアンテナ用の雌型コネクター
を提供することを目的とする。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】本発明は、窓ガラスに
設けられた複数のアンテナの第１と第２の給電部に半田
付けされる雄型端子に嵌め込む雌型端子を収納する雌型
コネクターであって、四角形状の筒により空隙部を形成
し、一方の空隙部を雄型端子への嵌合部とし、嵌合部と
反対側の筒の先端部には嵌合方向とは直角方向に同軸ケ
ーブルの内部導線が接続されるリング部を具備した第１
の雌型端子と、四角形状の筒により空隙部を形成し、一
方の空隙部を雄型端子への嵌合部とし、嵌合部と反対側
の筒の先端部には嵌合方向とは直角方向に同軸ケーブル
の外部導線が接続されるリング部を具備した第２の雌型
端子とをそれぞれの嵌合部が直線上に並ぶように収納す
るハウジング部から構成され、ハウジングは上下に２分
割された絶縁性ハウジングあるいは２側面を開口したハ
ウジングから構成され、２分割されたそれぞれのハウジ
ングには同軸ケーブルの外被を嵌合する半円弧状の切り
欠き部を具備し、少なくとも一方のハウジングには前記
雌型端子の筒が嵌合する仕切り部を具備し、２側面を開
口したハウジングには、前記雌型端子の筒が嵌合する仕
切り部と、嵌合部分とは反対側の端面には同軸ケーブル
が嵌入される切り欠き部を具備するようにしたことを特
徴とするものであり、ハウジングに複数の孔を形成し、
係止具を具備する側板によりハウジングに冠着すると好
ましく、雄型端子が垂直部に連設され水平に延びる端子
部を有する場合に、第１の雌型端子と第２の雌型端子の
四角形状の嵌合部側には雄型端子に係止する楔型の突設
部を具備すると雌型コネクターが雄型端子から外れにく
くなるので好ましい。
設けられた複数のアンテナの第１と第２の給電部に半田
付けされる雄型端子に嵌め込む雌型端子を収納する雌型
コネクターであって、四角形状の筒により空隙部を形成
し、一方の空隙部を雄型端子への嵌合部とし、嵌合部と
反対側の筒の先端部には嵌合方向とは直角方向に同軸ケ
ーブルの内部導線が接続されるリング部を具備した第１
の雌型端子と、四角形状の筒により空隙部を形成し、一
方の空隙部を雄型端子への嵌合部とし、嵌合部と反対側
の筒の先端部には嵌合方向とは直角方向に同軸ケーブル
の外部導線が接続されるリング部を具備した第２の雌型
端子とをそれぞれの嵌合部が直線上に並ぶように収納す
るハウジング部から構成され、ハウジングは上下に２分
割された絶縁性ハウジングあるいは２側面を開口したハ
ウジングから構成され、２分割されたそれぞれのハウジ
ングには同軸ケーブルの外被を嵌合する半円弧状の切り
欠き部を具備し、少なくとも一方のハウジングには前記
雌型端子の筒が嵌合する仕切り部を具備し、２側面を開
口したハウジングには、前記雌型端子の筒が嵌合する仕
切り部と、嵌合部分とは反対側の端面には同軸ケーブル
が嵌入される切り欠き部を具備するようにしたことを特
徴とするものであり、ハウジングに複数の孔を形成し、
係止具を具備する側板によりハウジングに冠着すると好
ましく、雄型端子が垂直部に連設され水平に延びる端子
部を有する場合に、第１の雌型端子と第２の雌型端子の
四角形状の嵌合部側には雄型端子に係止する楔型の突設
部を具備すると雌型コネクターが雄型端子から外れにく
くなるので好ましい。
【０００６】
【作用】同軸ケーブルの雌型コネクターへの接続は、同
軸ケーブルの内部導線、外部導線ともリングに挿入し
て、半田付けするか、軽く圧着した後に半田付けするこ
とにより強固に接続することができ、接続は内部導線、
外部導線ともリングに通して行うので容易に行うことが
できる。
軸ケーブルの内部導線、外部導線ともリングに挿入し
て、半田付けするか、軽く圧着した後に半田付けするこ
とにより強固に接続することができ、接続は内部導線、
外部導線ともリングに通して行うので容易に行うことが
できる。
【０００７】また、雌型端子のハウジングへの収納は雄
型端子の四角形状の筒をハウジング内に形成された仕切
り部内に嵌合させるだけでよいので、容易に装着するこ
とができ、後述する実施例１のようにハウジングを２分
割した場合にも、実施例２のように２側面を開口したハ
ウジングと絶縁性側板に分割した場合にも、掛止具と孔
による掛着などの方法によりワンタッチで重着すること
ができる。
型端子の四角形状の筒をハウジング内に形成された仕切
り部内に嵌合させるだけでよいので、容易に装着するこ
とができ、後述する実施例１のようにハウジングを２分
割した場合にも、実施例２のように２側面を開口したハ
ウジングと絶縁性側板に分割した場合にも、掛止具と孔
による掛着などの方法によりワンタッチで重着すること
ができる。
【０００８】また、雄型端子を給電部に半田付けした後
に、同軸ケーブルが接続された雌型端子コネクターを雄
型端子に嵌め込むので、同軸ケーブルは半田付け時の熱
の影響を全く受けず、さらに嵌合するだけであるので容
易に行うことができる。さらに、雄型端子が垂直部に連
設され水平に延びる端子部を有する場合に、第１の雌型
端子と第２の雌型端子の四角形状の嵌合部側には雄型端
子の垂直部に係止する楔型の突設部を具備すると雌型コ
ネクターが雄型端子から外れにくくすることができる。
に、同軸ケーブルが接続された雌型端子コネクターを雄
型端子に嵌め込むので、同軸ケーブルは半田付け時の熱
の影響を全く受けず、さらに嵌合するだけであるので容
易に行うことができる。さらに、雄型端子が垂直部に連
設され水平に延びる端子部を有する場合に、第１の雌型
端子と第２の雌型端子の四角形状の嵌合部側には雄型端
子の垂直部に係止する楔型の突設部を具備すると雌型コ
ネクターが雄型端子から外れにくくすることができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に
説明する。図１は実施例における接続構造を示す車両用
後部窓ガラスの要部正面図、図２は第１の雄型端子と第
２の雄型端子を示す斜視図、図３と図４はそれぞれ実施
例１と実施例２を示す雌型コネクターと同軸ケーブルを
示す分解斜視図である。
説明する。図１は実施例における接続構造を示す車両用
後部窓ガラスの要部正面図、図２は第１の雄型端子と第
２の雄型端子を示す斜視図、図３と図４はそれぞれ実施
例１と実施例２を示す雌型コネクターと同軸ケーブルを
示す分解斜視図である。
【００１０】実施例１ 雌型コネクターのハウジングを２分割した場合について
例示する。単板ガラスを車両用後部窓ガラスとして装着
した例であり、図１に示すように、板ガラス１の車内側
表面には、複数の加熱線条２の下部余白部のほぼ中央部
に配設される第１のアンテナ３、第２のアンテナ４から
なる非接地型アンテナ、第１の給電部５、第２の給電部
６を導電ペ―ストによりスクリーン印刷、焼成して形成
する。
例示する。単板ガラスを車両用後部窓ガラスとして装着
した例であり、図１に示すように、板ガラス１の車内側
表面には、複数の加熱線条２の下部余白部のほぼ中央部
に配設される第１のアンテナ３、第２のアンテナ４から
なる非接地型アンテナ、第１の給電部５、第２の給電部
６を導電ペ―ストによりスクリーン印刷、焼成して形成
する。
【００１１】その後、図２に示すような、一対の台座７
1 、７1 を連結するブリッジ部７2から上方に垂直に延
びる垂直部７3 を介して水平に延びる端子部７4 を具備
する第１の雄型端子７、同形、同寸法の一対の台座
８1 、８1 を連結するブリッジ部８2 から上方に垂直に
延びる垂直部８3 を介して水平に延びる端子部８4 を具
備する第２の雄型端子８をそれぞれ第１の給電部５、第
２の給電部６に半田付けする。
1 、７1 を連結するブリッジ部７2から上方に垂直に延
びる垂直部７3 を介して水平に延びる端子部７4 を具備
する第１の雄型端子７、同形、同寸法の一対の台座
８1 、８1 を連結するブリッジ部８2 から上方に垂直に
延びる垂直部８3 を介して水平に延びる端子部８4 を具
備する第２の雄型端子８をそれぞれ第１の給電部５、第
２の給電部６に半田付けする。
【００１２】次いで、同軸ケーブル１３の内部導線が接
続された第１の雌型端子９、外部導線が接続された第２
の雌型端子１０をハウジング１１と側板１２に収納され
た雌型コネクター１６を図１に示すように、第１の雄型
端子と第２の雄型端子に嵌め込んで接続作業は終了す
る。
続された第１の雌型端子９、外部導線が接続された第２
の雌型端子１０をハウジング１１と側板１２に収納され
た雌型コネクター１６を図１に示すように、第１の雄型
端子と第２の雄型端子に嵌め込んで接続作業は終了す
る。
【００１３】ここで雌型コネクターは、図３に示すよう
に四角形状の筒９1 により空隙部９ 2 を形成し、一方の
空隙部を雄型端子への嵌合部９3 とし、嵌合部９3 と反
対側の筒の先端部には同軸ケーブルの内部導線が挿入、
接続されるリング部９4 を、四角形状の筒９の嵌合部側
には第１の雄型端子７の垂直部７3 に係止する楔形の突
設部９5 を具備した第１の雌型端子９と、四角形状の筒
１０1 により空隙部１０2 を形成し、一方の空隙部を雄
型端子への嵌合部１０3 とし、嵌合部１０3 と反対側の
筒の先端部には同軸ケーブルの外部導線が挿入、接続さ
れるリング部１０4 を、嵌合部１０3 側には第２の雄型
端子８の垂直部８3 に係止する楔形の突設部１０5 を具
備した第２の雌型端子１０とをそれぞれの嵌合部が直線
上に並ぶように（図３では横方向に）収納するハウジン
グから構成され、２分割されたハウジング１１、１２は
それぞれ半円弧状の切り欠き部１１1 、１２1 が形成さ
れ、円弧部分に先端が尖った形状の突起物１１2 （ハウ
ジング１２にも同様の突起物が設けられているが図示し
ない）を設けるとともに、ハウジング１１内に前記雌型
端子の筒が嵌合する仕切り部１１3 （ハウジング１２に
も同様の仕切り部があるが図示しない）を具備しそれぞ
れのハウジングを掛止具１２4 、１２5 と孔１１4 、１
１5 による掛着する構造になっている。
に四角形状の筒９1 により空隙部９ 2 を形成し、一方の
空隙部を雄型端子への嵌合部９3 とし、嵌合部９3 と反
対側の筒の先端部には同軸ケーブルの内部導線が挿入、
接続されるリング部９4 を、四角形状の筒９の嵌合部側
には第１の雄型端子７の垂直部７3 に係止する楔形の突
設部９5 を具備した第１の雌型端子９と、四角形状の筒
１０1 により空隙部１０2 を形成し、一方の空隙部を雄
型端子への嵌合部１０3 とし、嵌合部１０3 と反対側の
筒の先端部には同軸ケーブルの外部導線が挿入、接続さ
れるリング部１０4 を、嵌合部１０3 側には第２の雄型
端子８の垂直部８3 に係止する楔形の突設部１０5 を具
備した第２の雌型端子１０とをそれぞれの嵌合部が直線
上に並ぶように（図３では横方向に）収納するハウジン
グから構成され、２分割されたハウジング１１、１２は
それぞれ半円弧状の切り欠き部１１1 、１２1 が形成さ
れ、円弧部分に先端が尖った形状の突起物１１2 （ハウ
ジング１２にも同様の突起物が設けられているが図示し
ない）を設けるとともに、ハウジング１１内に前記雌型
端子の筒が嵌合する仕切り部１１3 （ハウジング１２に
も同様の仕切り部があるが図示しない）を具備しそれぞ
れのハウジングを掛止具１２4 、１２5 と孔１１4 、１
１5 による掛着する構造になっている。
【００１４】同軸ケーブルを接続し、雌型コネクターを
組み立てる手順は、まず第２の雌型端子のリング部１０
4 に同軸ケーブル１３の外部導線１３2 と内部導線１３
1 を挿入し、同軸ケーブルの内部導線１３1 はさらに第
１の雌型端子のリング部９4に通して同時に半田付け
し、外部導線１３2 はリング部１０4 に半田付けし、そ
の後ハウジング１１とハウジング１２をそれぞれの雌型
端子の嵌合部に矢印の方向に嵌合させ、同時に掛止具を
孔に入れて重着することにより同軸ケーブルは雌型コネ
クターに強固に接続することができる。
組み立てる手順は、まず第２の雌型端子のリング部１０
4 に同軸ケーブル１３の外部導線１３2 と内部導線１３
1 を挿入し、同軸ケーブルの内部導線１３1 はさらに第
１の雌型端子のリング部９4に通して同時に半田付け
し、外部導線１３2 はリング部１０4 に半田付けし、そ
の後ハウジング１１とハウジング１２をそれぞれの雌型
端子の嵌合部に矢印の方向に嵌合させ、同時に掛止具を
孔に入れて重着することにより同軸ケーブルは雌型コネ
クターに強固に接続することができる。
【００１５】実施例２ 図４に示すように、雌型コネクターをハウジングに収納
し、側板を冠着した以外は実施例１と同じ構成にしたも
のであり、同じ部分は同符号で示す。
し、側板を冠着した以外は実施例１と同じ構成にしたも
のであり、同じ部分は同符号で示す。
【００１６】第１の雌型端子９の嵌合部９3 と第２の雌
型端子１０の嵌合部１０3 が横方向に並ぶように収納す
る部分は２側面を開口したハウジング１４と側板１５か
ら構成され、ハウジング１４と側板１５にはそれぞれ半
円弧状の切り欠き部１４1 、１５1 が形成され、円弧部
分に先端が尖った形状の突起物１４2 、１５2 を設ける
とともに、ハウジング１４には雌型端子の筒が嵌合する
仕切り部１４3 を具備し、掛止具１５3 と孔１４4 によ
り掛着する構造になっており、実施例１と同様に同軸ケ
ーブルを雌型コネクターに強固に接続することができ
る。
型端子１０の嵌合部１０3 が横方向に並ぶように収納す
る部分は２側面を開口したハウジング１４と側板１５か
ら構成され、ハウジング１４と側板１５にはそれぞれ半
円弧状の切り欠き部１４1 、１５1 が形成され、円弧部
分に先端が尖った形状の突起物１４2 、１５2 を設ける
とともに、ハウジング１４には雌型端子の筒が嵌合する
仕切り部１４3 を具備し、掛止具１５3 と孔１４4 によ
り掛着する構造になっており、実施例１と同様に同軸ケ
ーブルを雌型コネクターに強固に接続することができ
る。
【００１７】以上、好適な実施例により説明したが、本
発明はこれらに限定されるものではなく、種々の応用が
可能である。雌型コネクターについて、それぞれの雌型
端子は平板を折り曲げて嵌合部より大きな二つの四角形
状を形成して空隙部（嵌合部）としたが、嵌合部の大き
さになるような四角形状を一つ形成するようにしても勿
論よい。また、楔形の突設部は必ずしもなくてもよい
が、実施例のように雄型端子が垂直部と水平に延びる端
子部を有する構造の場合には垂直部に係止することがで
きるので設けた方が好ましい。
発明はこれらに限定されるものではなく、種々の応用が
可能である。雌型コネクターについて、それぞれの雌型
端子は平板を折り曲げて嵌合部より大きな二つの四角形
状を形成して空隙部（嵌合部）としたが、嵌合部の大き
さになるような四角形状を一つ形成するようにしても勿
論よい。また、楔形の突設部は必ずしもなくてもよい
が、実施例のように雄型端子が垂直部と水平に延びる端
子部を有する構造の場合には垂直部に係止することがで
きるので設けた方が好ましい。
【００１８】ハウジングの半円弧状の切り欠き部に設け
る突起物はなくてもよいが、外力の影響を緩和すること
ができるので設けた方がよく、その高さは同軸ケーブル
の外被１３3 の厚さ、すなわち２．５Ｄ−２Ｖの場合に
は０．５ｍｍ、３．５Ｄ−２Ｖの場合には０．８ｍｍ、
１．５Ｄ−２Ｖの場合には０．４ｍｍであるのでそれぞ
れの外被厚さより高くすると内部導線まで突起物が貫入
してアンテナの受信性能を低下させる恐れがあるので、
外被厚さに等しいかそれ以下の高さにした方がよい。ま
たその配置も実施例のように外被の方向とは直角な円周
を形成してもよいが、同軸ケーブルの外被方向に設けて
もよい。
る突起物はなくてもよいが、外力の影響を緩和すること
ができるので設けた方がよく、その高さは同軸ケーブル
の外被１３3 の厚さ、すなわち２．５Ｄ−２Ｖの場合に
は０．５ｍｍ、３．５Ｄ−２Ｖの場合には０．８ｍｍ、
１．５Ｄ−２Ｖの場合には０．４ｍｍであるのでそれぞ
れの外被厚さより高くすると内部導線まで突起物が貫入
してアンテナの受信性能を低下させる恐れがあるので、
外被厚さに等しいかそれ以下の高さにした方がよい。ま
たその配置も実施例のように外被の方向とは直角な円周
を形成してもよいが、同軸ケーブルの外被方向に設けて
もよい。
【００１９】雄型端子について、その形状は実施例のよ
うに垂直部から端子部が水平に延びる端子は勿論、実施
例の垂直部をそのまま延ばして端子部を垂直に形成した
ようなものなど各種の端子を採用することができる。ま
た、第１の端子と第２の端子は同じ形状、同じ寸法にす
ると部品点数が少なくて済み、第１と第２の給電部への
配置も区別する必要がないなどの理由で好ましいが、必
ずしも同じでなくてもよく、端子部の寸法などが異なる
場合には雌型端子の嵌合部とハウジングの仕切り部を適
宜変えればよい。
うに垂直部から端子部が水平に延びる端子は勿論、実施
例の垂直部をそのまま延ばして端子部を垂直に形成した
ようなものなど各種の端子を採用することができる。ま
た、第１の端子と第２の端子は同じ形状、同じ寸法にす
ると部品点数が少なくて済み、第１と第２の給電部への
配置も区別する必要がないなどの理由で好ましいが、必
ずしも同じでなくてもよく、端子部の寸法などが異なる
場合には雌型端子の嵌合部とハウジングの仕切り部を適
宜変えればよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、接続作業が容易であ
り、さらに同軸ケーブルの接続を強固にすることがで
き、同軸ケーブルが熱の影響を受けないなどの著効を奏
するものである。
り、さらに同軸ケーブルの接続を強固にすることがで
き、同軸ケーブルが熱の影響を受けないなどの著効を奏
するものである。
【図１】実施例における接続構造を示す車両用後部窓ガ
ラスの要部正面図である。
ラスの要部正面図である。
【図２】第１の雄型端子と第２の雄型端子を示す斜視図
である。
である。
【図３】実施例１における雌型コネクターと同軸ケーブ
ルを示す分解斜視図である。
ルを示す分解斜視図である。
【図４】実施例２における雌型コネクターと同軸ケーブ
ルを示す分解斜視図である。
ルを示す分解斜視図である。
１ 板ガラス ２ 加熱線条 ３ 第１のアンテナ ４ 第２のアンテナ ５ 第１の給電部 ６ 第２の給電部 ７ 第１の雄型端子 ８ 第２の雄型端子 ９ 第１の雌型端子 １０ 第２の雌型端子 １１、１２、１４ ハウジング １３ 同軸ケーブル １５ 側板 １６ 雌型コネクター
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平８−148920（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−153841（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−57807（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−61913（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−116366（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−15515（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−59607（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−116411（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−132715（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−6918（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−2807（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01Q 1/00 - 1/52
Claims (5)
- 【請求項１】窓ガラスに設けられた複数のアンテナの第
１と第２の給電部に半田付けされる雄型端子に嵌め込む
雌型端子を収納する雌型コネクターであって、四角形状
の筒により空隙部を形成し、一方の空隙部を雄型端子へ
の嵌合部とし、嵌合部と反対側の筒の先端部には嵌合方
向とは直角方向に同軸ケーブルの内部導線が接続される
リング部を具備した第１の雌型端子と、四角形状の筒に
より空隙部を形成し、一方の空隙部を雄型端子への嵌合
部とし、嵌合部と反対側の筒の先端部には嵌合方向とは
直角方向に同軸ケーブルの外部導線が接続されるリング
部を具備した第２の雌型端子とをそれぞれの嵌合部が直
線上に並ぶように収納する上下に２分割された絶縁性ハ
ウジングから構成され、２分割されたそれぞれのハウジ
ングには同軸ケーブルの外被を嵌合する半円弧状の切り
欠き部を具備し、少なくとも一方のハウジングには前記
雌型端子の筒が嵌合する仕切り部を具備するとともに、
それぞれのハウジングを重着する構造にしたことを特徴
とする雌型コネクター。 - 【請求項２】窓ガラスに設けられた複数のアンテナの第
１と第２の給電部に半田付けされる雄型端子に嵌め込む
雌型端子を収納する雌型コネクターであって、四角形状
の筒により空隙部を形成し、一方の空隙部を雄型端子へ
の嵌合部とし、嵌合部と反対側の筒の先端部には嵌合方
向とは直角方向に同軸ケーブルの内部導線が挿入、接続
されるリング部を具備した第１の雌型端子と、四角形状
の筒により空隙部を形成し、一方の空隙部を雄型端子へ
の嵌合部とし、嵌合部と反対側の筒の先端部には嵌合方
向とは直角方向に同軸ケーブルの外部導線が挿入、接続
されるリング部を具備した第２の雌型端子とをそれぞれ
の嵌合部が直線上に並ぶように収納する絶縁性ハウジン
グから構成され、２側面を開口したハウジングには、前
記雌型端子の筒が嵌合する仕切り部と、嵌合部分とは反
対側の端面には嵌合方向とは直角方向に同軸ケーブルが
嵌入される切り欠き部を具備するようにしたことを特徴
とする雌型コネクター。 - 【請求項３】ハウジングに複数の孔を形成し、係止具を
具備する絶縁性側板によりハウジングに冠着するように
したことを特徴とする請求項２記載の雌型コネクター。 - 【請求項４】雌型コネクターの切り欠き部には同軸ケー
ブルの外被の厚さ以下の高さを有する、先端が尖った突
起物を具備するようにしたことを特徴とする請求項１あ
るいは２記載の雌型コネクター。 - 【請求項５】第１の雌型端子と第２の雌型端子の四角形
状の嵌合部側には雄型端子に係止する楔型の突設部を具
備するようにしたことを特徴とする請求項１あるいは２
記載の雌型コネクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297200A JP2895763B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 雌型コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297200A JP2895763B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 雌型コネクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08162824A JPH08162824A (ja) | 1996-06-21 |
| JP2895763B2 true JP2895763B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17843481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297200A Expired - Lifetime JP2895763B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 雌型コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2895763B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108206332A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-26 | 佛山市粤海信通讯有限公司 | 一种宽频高增益定向天线及加工方法 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6297200A patent/JP2895763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08162824A (ja) | 1996-06-21 |
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