JP2894715B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規にして、かつ安全で有効なる生薬含有
皮膚外用剤に関するもので、特にニキビまたは肌荒れの
予防、治療または処置に有効に働く。
皮膚外用剤に関するもので、特にニキビまたは肌荒れの
予防、治療または処置に有効に働く。
ニキビは主として思春期に発現する皮膚疾患で病名を
尋常性座瘡といい、臨床的には「毛曩脂腺系を中心に毛
孔に起こる慢性の炎症性変化」と定義されてりる。
尋常性座瘡といい、臨床的には「毛曩脂腺系を中心に毛
孔に起こる慢性の炎症性変化」と定義されてりる。
ニキビの病因は現在まだ明らかではなく、種々の要因
が複雑にからみあっている皮膚疾患であるが、一般に
は、皮脂分泌過剰、毛嚢角化または毛嚢内細菌が重要な
役割を果たしているものと考えられている。
が複雑にからみあっている皮膚疾患であるが、一般に
は、皮脂分泌過剰、毛嚢角化または毛嚢内細菌が重要な
役割を果たしているものと考えられている。
現在、ニキビ治療効果のある外用剤は少なく、また効
果の面に於いても十分とは言いがたく、治療面でも満足
できる効果を発揮するものは得られていない。
果の面に於いても十分とは言いがたく、治療面でも満足
できる効果を発揮するものは得られていない。
本発明者らは、安全性に優れた天然由来の物質の中か
ら、特に肌荒れまたはニキビの予防、治療または処置に
有効な化合物を研究していたところ、オトギリソウ科植
物の生薬もしくはその抽出物の一種以上又はモクセイ科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上と、ボタン科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上とを併用する
ことにより、肌荒れ又はニキビの予防、治療又は処置に
著しい相乗効果があることを見い出した。
ら、特に肌荒れまたはニキビの予防、治療または処置に
有効な化合物を研究していたところ、オトギリソウ科植
物の生薬もしくはその抽出物の一種以上又はモクセイ科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上と、ボタン科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上とを併用する
ことにより、肌荒れ又はニキビの予防、治療又は処置に
著しい相乗効果があることを見い出した。
本発明に従えば、オトリギソウ科植物の生薬またはそ
の抽出物の一種以上とボタン科植物の生薬またはその抽
出物の一種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用
剤が提供される。
の抽出物の一種以上とボタン科植物の生薬またはその抽
出物の一種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用
剤が提供される。
本発明に従えば、また、モクセイ科植物の生薬または
その抽出物の一種以上とボンタ科植物の生薬またはその
抽出物の一種以上とを含有することを特徴とする皮膚外
用剤が提供される。
その抽出物の一種以上とボンタ科植物の生薬またはその
抽出物の一種以上とを含有することを特徴とする皮膚外
用剤が提供される。
かかる皮膚外用剤は、特に肌荒れまたはニキビの予
防、治療または処置に有効である。
防、治療または処置に有効である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明において、オトギリソウ科植物又はモクセイ科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上と、ボタン科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上とを併用す
る。モクセイ科(Oleaceae)植物としては、レンギョウ
(Forsythis suspensa Vahl.)、サトトリネコ(Fraxin
us japonica Blume)、アオダモ(Fraxinus lanuginosa
Koidzumi)、オウバイ(Jasminum nudiflorum Lind
l.)、キソケイ(Jasminun odora TISSIMUM L.)、シオ
ジ(Fraxinuspaethiana Lingelsheim.)、ヤダチモ(Fr
axinus mandshurica Rupr.)、キンモクセイ(Osmanthu
s fragrans Lour.)、ヒイラギ(Osmanthus ilicifoliu
s Mouillefert)、ソケイ(jasminum officinale
L.)、ヤマトレンギョウ(Forsythia Japonica Makin
o)、ハシドイ(Syringa reticulata Hara)、ライラッ
ク(Syringa vulgaris L.)、モクセイ(Osmanthus asi
aticus Nakai)、ネズミモチ(Ligustrum japonicum Th
unb)、ミヤマイボタ(Ligustrum tschonoskii Decaisn
e)、ヒトツバタゴ(Chionanthus retusus Lindl.)、
イボタノキ(Ligustrum obtusifolium Sieb.)またはオ
オバイボタ(Ligustrum ovalifolium Hassk)を用い
る。オトギリソウ科(Hypericaceae)植物としては、例
えばキンシバイ(Hypericum patulun Thun b.)、ビョ
ウヤナギ(Hypericum chinense L.)、トモエソウ(Hyp
ericum Ascyron L.)、オトギリソウ(Hypericum erect
um Thunb.)、コオトギリ(Hypericum hakonense Franc
h.et Sav.)、イワオトギリ(Hypericum kamtschaticum
Ledeb.)、エゾオトギリ(Hypericum yezoenseMaxi
m.)、アゼオトギリ(Hypericum oliganthum Franch.et
Sav.)、ヒメオトギリ(Hypericum japonicum Thun
b.)またはコケオトギリ(Hypericum laxum Koidz.)を
用いる。ボタン科(Paeoniaceae)植物の例としてはボ
タン(Paeonia suffruticosa,Andr.)またはシャクヤク
(Paeonia lactiflora Pall.)が挙げられる。
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上と、ボタン科
植物の生薬もしくはその抽出物の一種以上とを併用す
る。モクセイ科(Oleaceae)植物としては、レンギョウ
(Forsythis suspensa Vahl.)、サトトリネコ(Fraxin
us japonica Blume)、アオダモ(Fraxinus lanuginosa
Koidzumi)、オウバイ(Jasminum nudiflorum Lind
l.)、キソケイ(Jasminun odora TISSIMUM L.)、シオ
ジ(Fraxinuspaethiana Lingelsheim.)、ヤダチモ(Fr
axinus mandshurica Rupr.)、キンモクセイ(Osmanthu
s fragrans Lour.)、ヒイラギ(Osmanthus ilicifoliu
s Mouillefert)、ソケイ(jasminum officinale
L.)、ヤマトレンギョウ(Forsythia Japonica Makin
o)、ハシドイ(Syringa reticulata Hara)、ライラッ
ク(Syringa vulgaris L.)、モクセイ(Osmanthus asi
aticus Nakai)、ネズミモチ(Ligustrum japonicum Th
unb)、ミヤマイボタ(Ligustrum tschonoskii Decaisn
e)、ヒトツバタゴ(Chionanthus retusus Lindl.)、
イボタノキ(Ligustrum obtusifolium Sieb.)またはオ
オバイボタ(Ligustrum ovalifolium Hassk)を用い
る。オトギリソウ科(Hypericaceae)植物としては、例
えばキンシバイ(Hypericum patulun Thun b.)、ビョ
ウヤナギ(Hypericum chinense L.)、トモエソウ(Hyp
ericum Ascyron L.)、オトギリソウ(Hypericum erect
um Thunb.)、コオトギリ(Hypericum hakonense Franc
h.et Sav.)、イワオトギリ(Hypericum kamtschaticum
Ledeb.)、エゾオトギリ(Hypericum yezoenseMaxi
m.)、アゼオトギリ(Hypericum oliganthum Franch.et
Sav.)、ヒメオトギリ(Hypericum japonicum Thun
b.)またはコケオトギリ(Hypericum laxum Koidz.)を
用いる。ボタン科(Paeoniaceae)植物の例としてはボ
タン(Paeonia suffruticosa,Andr.)またはシャクヤク
(Paeonia lactiflora Pall.)が挙げられる。
本発明では、前記植物の生薬、すなわち前記植物の全
体または一部分(例えば、全草、根、根茎、茎、根皮、
葉、花)を簡単に加工処理(例えば、乾燥、切断、粉末
化)したもの、またはその抽出物を用いる。
体または一部分(例えば、全草、根、根茎、茎、根皮、
葉、花)を簡単に加工処理(例えば、乾燥、切断、粉末
化)したもの、またはその抽出物を用いる。
本発明で用いる生薬抽出物の製造方法としては、前記
の生薬を溶媒、例えば、熱水やメタノール、エタノール
等の低級アルコールあるいは含水低級アルコールあるい
はプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等
の多価アルコールであるいは含水多価アルコール等の含
水アルコール等で抽出して得ることができる。本発明の
皮膚外用剤におけるモクセイ科植物あるいはオトギリソ
ウ科植物の生薬またはその抽出物の配合量は、皮膚外用
剤全量中、乾燥物として0.005〜10重量%、好ましくは
0.01〜5重量%である。0.005重量%未満であると、本
発明が目的とする効果が十分に得られない。また、10重
量%を越えると製剤上または皮膚刺激の上からも好まし
くない。ボタン科植物の生薬またはその抽出物の配合量
は、皮膚外用剤全量中、乾燥物として、0.005〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%の量で配合する。0.005
重量%未満であると本発明が目的とする効果が十分に得
られない。また、10重量%を越えると製剤上または皮膚
刺激の上からも好ましくない。
の生薬を溶媒、例えば、熱水やメタノール、エタノール
等の低級アルコールあるいは含水低級アルコールあるい
はプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等
の多価アルコールであるいは含水多価アルコール等の含
水アルコール等で抽出して得ることができる。本発明の
皮膚外用剤におけるモクセイ科植物あるいはオトギリソ
ウ科植物の生薬またはその抽出物の配合量は、皮膚外用
剤全量中、乾燥物として0.005〜10重量%、好ましくは
0.01〜5重量%である。0.005重量%未満であると、本
発明が目的とする効果が十分に得られない。また、10重
量%を越えると製剤上または皮膚刺激の上からも好まし
くない。ボタン科植物の生薬またはその抽出物の配合量
は、皮膚外用剤全量中、乾燥物として、0.005〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%の量で配合する。0.005
重量%未満であると本発明が目的とする効果が十分に得
られない。また、10重量%を越えると製剤上または皮膚
刺激の上からも好ましくない。
本発明の皮膚外用剤は前記の必須成分の他に、必要に
応じて、本発明の効果を損なわない範囲内で、化粧品、
医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる各種成分、水
性成分、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、
色剤、薬剤等を配合することができる。また本発明の皮
膚外用剤の剤型は任意であり、例えばクリーム、乳液、
化粧水等の剤型をとることができる。本発明の皮膚外用
剤は特にニキビ治療剤または肌荒れ治療剤として有効で
ある。本発明の皮膚外用剤は、ヒトの皮膚200cm2当たり
に一般に有効成分である生薬またはその抽出物(乾燥重
量)が0.00001〜0.02g/day、好ましくは0.00002〜0.01g
/dayとなる量で適用する。
応じて、本発明の効果を損なわない範囲内で、化粧品、
医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる各種成分、水
性成分、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、
色剤、薬剤等を配合することができる。また本発明の皮
膚外用剤の剤型は任意であり、例えばクリーム、乳液、
化粧水等の剤型をとることができる。本発明の皮膚外用
剤は特にニキビ治療剤または肌荒れ治療剤として有効で
ある。本発明の皮膚外用剤は、ヒトの皮膚200cm2当たり
に一般に有効成分である生薬またはその抽出物(乾燥重
量)が0.00001〜0.02g/day、好ましくは0.00002〜0.01g
/dayとなる量で適用する。
本発明による皮膚外用剤は肌荒れまたはニキビの予
防、治療および処置に有効である。
防、治療および処置に有効である。
以下の例によって本発明をより具体的に説明するが、
これらは本発明の理解を容易にするために提供するもの
である。
これらは本発明の理解を容易にするために提供するもの
である。
比較例1:化粧水 水部 ソリブトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g アラントイン 0.1g 水 70.8g アルコール部 ベルベリン 0.02g レンギョウ(モクセイ科)抽出物(乾燥物) 0.1g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例1:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g アラントイン 0.1g 水 70.8g アルコール部 ベルベリン 0.02g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物) 0.5g シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.5g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例2:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g アラントイン 0.1g 水 70.8g アルコール部 ベルベリン 0.02g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物) 3.0g ボタン(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.5g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例3:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g 水 69.5g アルコール部 シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 1.0g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)1.0g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例4:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g 水 69.5g アルコール部 オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)1.5g ボタンピ(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.5g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例5:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g 水 69.5g アルコール部 シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.7g レンギョウ(モクセイ科)抽出物(乾燥物) 1.3g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例6:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g 水 69.5g アルコール部 シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.3g ボタンピ(ボンタ科)抽出物(乾燥物) 1.0g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)0.7g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
実施例7:化粧水 水部 ソルビトール(70%) 3.0g グリセリン 5.0g 水 69.5g アルコール部 シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 1.0g ボタンピ(ボンタ科)抽出物(乾燥物) 0.3g レンギョウ(モクセイ科)抽出物(乾燥物) 0.7g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.5g エタノール 20.0g 香料 適量 水部の各成分を混合溶解して調製した液に、アルコー
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
ル部の各成分を混合溶解して調製した液を攪拌下に加え
て均一な溶液として化粧水を得た。
比較例2:クリーム ミツロウ 10.0g パラフィンワックス 6.0g ラノリン 3.0g イソプロピルミリステート 6.0g スクワラン 8.0g 流動パラフィン 25.0g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)0.5g イオウ 2.0g ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート 1.7g ソルビタンモノステアレート 4.2g 防腐剤 適量 前記の各成分を混合し、約75℃で加熱して溶解させて
油相部を調製した。
油相部を調製した。
プロピレングリコール 2.0g ホウ砂 0.7g 精製水 残余 これらの各成分からなる混合物液に、約75℃に加熱し
た前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香
料を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリー
ムを得た。
た前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香
料を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリー
ムを得た。
実施例8:クリーム ミツロウ 10.0g パラフィンワックス 6.0g ラノリン 3.0g イソプロピルミリステート 6.0g スクワラン 8.0g 流動パラフィン 25.0g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)0.3g ボタンピ(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.2g イオウ 2.0g ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート 1.7g ソルビタンモノステアレート 4.2g 防腐剤 適量 前記の各成分を混合し、約75℃で加熱して溶解させて
油相部を調製した。
油相部を調製した。
プロピレングリコール 2.0g ホウ砂 0.7g 精製水 残余 これらの各成分からなる混合液に、約75℃に加熱した
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
実施例9:クリーム ミツロウ 10.0g パラフィンワックス 6.0g ラノリン 3.0g イソプロピルミリステート 6.0g スクワラン 8.0g 流動パラフィン 25.0g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)0.3g シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.2g イオウ 2.0g ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート 1.7g ソルビタンモノステアレート 4.2g 防腐剤 適量 前記の各成分を混合し、約75℃で加熱して溶解させて
油相部を調製した。
油相部を調製した。
プロピレングリコール 2.0g ホウ砂 0.7g 精製水 残余 これらの各成分からなる混合物液に、約75℃に加熱し
た前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香
料を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリー
ムを得た。
た前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香
料を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリー
ムを得た。
実施例10:クリーム ミツロウ 10.0g パラフィンワックス 6.0g ラノリン 3.0g イソプロピルミリステート 6.0g スクワラン 8.0g 流動パラフィン 25.0g キンシバイ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物) 0.2g ボタンピ(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.3g イオウ 2.0g ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート 1.7g ソルビタンモノステアレート 4.2g 防腐剤 適量 前記の各成分を混合し、約75℃で加熱して溶解させて
油相部を調製した。
油相部を調製した。
プロピレングリコール 2.0g ホウ砂 0.7g 精製水 残余 これらの各成分からなる混合液に、約75℃に加熱した
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
実施例11:クリーム ミツロウ 10.0g パラフィンワックス 6.0g ラノリン 3.0g イソプロピルミリステート 6.0g スクワラン 8.0g 流動パラフィン 25.0g シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.2g ボタン(ボタン科)抽出物(乾燥物) 0.1g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)0.2g イオウ 2.0g ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート 1.7g ソルビタンモノステアレート 4.2g 防腐剤 適量 前記の各成分を混合し、約75℃で加熱して溶解させて
油相部を調製した。
油相部を調製した。
プロピレングリコール 2.0g ホウ砂 0.7g 精製水 残余 これらの各成分からなる混合液に、約75℃に加熱した
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
実施例12:軟膏 固体パラフィン 10.0g ビースワックス 10.0g スクワラン 10.0g シャクヤク(ボタン科)抽出物(乾燥物) 1.0g ボタンピ(ボタン科)抽出物(乾燥物) 1.0g オトギリソウ(オトギリソウ科)抽出物(乾燥物)1.0g イオウ 2.0g 香料 適量 ワセリン 66.5g 前記の各成分を混合し、混合物を80℃に加熱して溶解
させた後、攪拌冷却を行い、軟膏を得た。
させた後、攪拌冷却を行い、軟膏を得た。
薬理試験例 次に臨床例を挙げて本発明の皮膚外用剤の効果を更に
詳細に説明する。実施例で得られた化粧用クリームのニ
キビ、肌あれに対する効果を次の通り試験した。尚、対
照用として以下の配合のクリームを使用した(比較例は
生薬抽出物抜去品である)。
詳細に説明する。実施例で得られた化粧用クリームのニ
キビ、肌あれに対する効果を次の通り試験した。尚、対
照用として以下の配合のクリームを使用した(比較例は
生薬抽出物抜去品である)。
対照例:クリーム ミツロウ 10.0g パラフィンワックス 6.0g ラノリン 3.0g イソプロピルミリステート 6.0g スクワラン 8.0g 流動パラフィン 25.0g イオウ 2.0g ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート 1.7g ソルビタンモノステアレート 4.2g 防腐剤 適量 前記の各成分を混合し、約75℃で加熱して溶解させて
油相部を調製した。
油相部を調製した。
プロピレングリコール 2.0g ホウ砂 0.7g 精製水 残余 これらの各成分からなる混合液に、約75℃に加熱した
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
前記の油相部を攪拌しながら加え、冷却し、55℃で香料
を適量加え、45℃まで攪拌をつづけ、放置してクリーム
を得た。
(被験者) 各被験者に試験試料を塗布し、使用前後で比較し、下
記判定基準にて効果を検定した。被験者は肌あれのある
男子60名および女子40名、ニキビのある男子60名、およ
び女子40名で、年齢は15〜35才であった。
記判定基準にて効果を検定した。被験者は肌あれのある
男子60名および女子40名、ニキビのある男子60名、およ
び女子40名で、年齢は15〜35才であった。
(テスト方法) 被験者に毎回2回、洗顔後にクリームを少量(約0.2g
/200cm2)塗り、2週間後にその症状改善効果を評価し
た。
/200cm2)塗り、2週間後にその症状改善効果を評価し
た。
(評価) 各症状の程度を次の4つに区分した。
全治;全部症状が無くなった。
著効;著しく効果がある。
有効;全て軽くなる。
無効;使用前後で変化無し。
結果を第1表に示す。
第1表の結果から明らかなごとく、本発明の生薬成分
含有皮膚外用剤は肌荒れおよびニキビの改善に優れた効
果を発揮した。
含有皮膚外用剤は肌荒れおよびニキビの改善に優れた効
果を発揮した。
また、第1表に示したもの以外の実施例の皮膚外用剤
についても同様に有効な効果が得られた。
についても同様に有効な効果が得られた。
フロントページの続き (72)発明者 チョン ジードン 中華人民共和国,ベイジンシ チョンウ ェンチュー ドンスー クァイユー ナ ンジエ 32ハオ ベイジン リーヨン フアシュエ イエンジュウスオ (72)発明者 ヤン ナンジャン 中華人民共和国,ベイジンシ チョンウ ェンチュー ドンスー クァイユー ナ ンジエ 32ハオ ベイジン リーヨン (72)発明者 コン スーボー 中華人民共和国,ベイジンシ チョンネ イ ダージェ 96ハオ ベイジンシ ト ンレンビンユエン (72)発明者 駒崎 久幸 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社資生堂研究所内 (72)発明者 川尻 康晴 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社資生堂研究所内 (72)発明者 富田 建一 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社資生堂研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−60935(JP,A) 特開 昭63−166815(JP,A) 特開 昭61−72715(JP,A) 特開 昭63−27425(JP,A) 赤松金芳著「新訂 和漢薬」,医歯薬 出版株式会社,昭和55年10月15日第1版 第5刷発行,第35,155−162,228− 229,457−459頁 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 A61K 35/78
Claims (2)
- 【請求項1】オトギリソウ科植物の生薬またはその抽出
物の一種以上とボタン科植物の生薬またはその抽出物の
一種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。 - 【請求項2】モクセイ科植物の生薬またはその抽出物の
一種以上とボタン科植物の生薬またはその抽出物の一種
以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058040A JP2894715B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 皮膚外用剤 |
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-
1989
- 1989-03-13 JP JP1058040A patent/JP2894715B2/ja not_active Expired - Fee Related
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赤松金芳著「新訂 和漢薬」,医歯薬出版株式会社,昭和55年10月15日第1版第5刷発行,第35,155−162,228−229,457−459頁 |
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