JP2894287B2 - 電話交換機の保守・運用情報収集方式 - Google Patents

電話交換機の保守・運用情報収集方式

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JP2894287B2
JP2894287B2 JP19214796A JP19214796A JP2894287B2 JP 2894287 B2 JP2894287 B2 JP 2894287B2 JP 19214796 A JP19214796 A JP 19214796A JP 19214796 A JP19214796 A JP 19214796A JP 2894287 B2 JP2894287 B2 JP 2894287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換機におけ
る保守・運用関連情報の収集方式に関し、特に、課金情
報、トラヒック測定情報、監査情報等のすべての呼で必
ずしも収集を必要としない保守・運用関連情報を選択的
に収集する保守・運用関連情報の収集方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電話交換機において、呼接続中に収集す
る各種の保守・運用に関連する情報で、すべての呼接続
には必ずしも必要の無い情報として、課金、トラヒック
測定等の情報がある。従来、これらの情報は、呼制御毎
に使用されるコールメモリ上に定義されてすべての呼接
続処理において必ず収集される構成となっていた。
【0003】それは、呼の生起から消滅までのすべての
過程で一環してその呼のために使用されるメモリがコー
ルメモリなので、コールメモリ上に収集情報を定義して
収集する方式が簡単に構成できるからであった。
【0004】従って、すべての呼で必ずしも収集を必要
としない課金、トラヒック測定等の情報をコールメモリ
に定義している為、メモリエリアを無駄に使用してしま
うという問題、更に、(このエリアの定義があるため
に、)課金やトラヒック測定等の情報収集を必要としな
い呼に関しても、これらの情報の収集処理を行っている
ため、メモリエリアのアクセスが増えることにより電話
交換機全体の処理性能を低下させてしまうという問題が
ある。
【0005】また、加入者からの苦情にもとづいてその
加入者に関する呼接続の詳細情報(以降、監査情報と称
す)を収集するために、あらかじめ保守コマンド投入で
登録される保守・運用関連情報の収集対象呼登録テーブ
ルを発呼検出時にチェックし、発呼加入者が監査対象で
あるかどうかの判定を行い、登録されている監査対象の
加入者からの発呼である場合にはコールメモリに収集情
報出力表示を持たせていた。そして、切断又は終話によ
る呼の終了時、収集情報掃き出し機能が起動され、その
収集情報掃き出し機能の内部処理で上述のコールメモリ
上の出力表示を判定し、出力が必要であれば、コールメ
モリの内容から必要な情報を編集して出力していた。
(特開平3−179858号公報参照) しかし、この場合、情報収集対象呼であるかのチェック
処理は、発呼時にしか行っていなかったため、呼制御の
途中で収集をやめる手段をもっておらず、呼接続の途中
で情報の収集が必要でなくなった場合でも、呼の終了時
まで必要の無い情報収集をおこなってしまうという問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の電話交換機においては、呼毎の呼制御情報とし
て、コールメモリ上に課金やトラヒック等の情報を定義
しているため、課金やトラヒック等のすべての呼では必
ずしも必要でない情報をすべての呼に対して収集してし
まうという問題があった。
【0007】また、発呼検出時に情報収集対象呼登録テ
ーブルをチェックするだけでその後、呼の終了時まで、
これを再度判定する契機が無いため、発呼検出時に情報
収集対象呼登録テーブルに登録されていれば、以降、呼
の終了時まで情報収集をおこなっていたため、呼の途中
から情報収集をやめることができないという問題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話交換機に
おいて、すべの呼の接続処理中に必ずしも必要としない
保守・運用関連の情報を、必要な時にのみ情報収集し、
かつ、情報収集エリアを必要な時にのみ確保する方式を
提供する。
【0009】本発明は、課金/監査/トラヒック等の保
守・運用関連の情報(以降、O&M呼情報と称す)をメ
モリ上に定義し、呼接続中にこれらのO&M呼情報を収
集するポイントをO&M呼情報トリガとして定義し、呼
接続中にこのトリガを検出し、さらに、O&M呼情報収
集対象呼であったときのみこれらのO&M呼情報を収集
する。より具体的には、呼接続処理中で、O&M呼情報
を収集する為の持ち回り情報(以降、コールトレース情
報と称す)として、呼識別情報(CR)を定義し、O&
M呼情報収集判定対象呼の判定を必要なO&M呼情報ト
リガで、O&M呼情報収集対象呼チェックを行い、コー
ルトレース情報を編集するO&M呼情報収集手段を有す
る。更に、O&M呼情報収集手段は、O&M呼情報対象
呼となったときのみ、O&M呼情報メモリを捕捉/収集
し、非対象呼となったときには、O&M呼情報メモリを
捕捉しない/解放する手段を有する。
【0010】また、本発明は、コールトレース情報にO
&M呼情報を収集したい制御(課金/監査/トラヒック
等)毎にO&M呼情報内の情報収集を判定可能な情報を
持ち、また、O&M呼情報内の情報を各制御で必要な情
報毎に分類し、O&M呼情報を収集する。より具体的に
は、コールトレース情報にO&M呼情報を必要とする制
御(課金/監査/トラヒック)毎に制御別収集詳細情報
を定義し、O&M呼情報トリガ検出時、O&M呼情報収
集対象呼であったとき、そのトリガで収集可能なO&M
呼情報内に定義されている各制御の個別情報を必要とす
る制御の、コールトレース情報内の制御別収集詳細情報
を参照し、該O&M呼情報収集登録がされていたときO
&M呼情報を収集する、O&M呼情報収集手段を有す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、電話機端末や対向局からの信号を受信する呼制御信
号受信装置1、プログラム制御により呼接続動作を行う
呼制御装置2、情報を記憶するメモリ装置3、電話機端
末や対向局へ信号を送出する呼制御信号送信装置4、呼
制御装置が収集した情報を出力する保守端末5および呼
制御装置で収集した情報を蓄積するハードディスク装置
6を含む。
【0013】メモリ装置3は、呼接続で必要となり得る
呼毎の情報としてすべての呼接続で必ず必要な情報とな
るコールメモリ31、すべての呼接続に必ずしも必要で
なく課金対象呼のときに必要な課金情報、監査情報収集
対象呼であるとき必要な監査情報、あるいは、トラヒッ
ク観測対象呼のとき必要なトラヒック情報等の保守・運
用関連情報の収集エリアを持つO&M呼情報メモリ3
3、更に、コールメモリ31とO&M呼情報メモリ33
の関連を表すO&M呼情報管理メモリ32を構成してい
る。
【0014】コールメモリ31、O&M呼情報管理メモ
リ32は、呼制御装置内で制御中の各呼を識別する情報
として発呼検出時に割り当てられる呼識別子(以降、C
Rと称す)でリンケージが組まれている。従って、コー
ルメモリ31やO&M呼情報管理メモリ32は、CR毎
に存在し、CRが捕捉されてから解放されるまでCRを
キー入力として参照可能な情報である。一方、O&M呼
情報メモリ33は、このメモリで定義される情報が必要
とされるだけ捕捉される情報である。
【0015】更に、メモリ装置3内には、あらかじめ保
守コマンド投入により登録されるO&M呼情報収集対象
呼の判定条件情報となるO&M呼情報収集対象呼登録メ
モリ34を有している。
【0016】呼制御装置2は、呼制御信号分析手段21
と、呼接続制御手段22と、呼制御信号編集手段23
と、更に、O&M呼情報収集手段24を備える。
【0017】呼制御信号分析手段21は、電話機端末や
対向局から受信した信号情報を分析し、分析した情報を
呼接続制御手段22に通知する。
【0018】呼接続制御手段22は、電話機端末や対向
局から受信した信号情報の分析結果にもとづいて呼接続
制御を行う。呼制御装置2には呼接続制御を行うための
機能を含んでいる。
【0019】呼制御信号編集手段23は、呼制御手段2
2で得られた情報を電話機端末や対向局へ送信する信号
フォーマットに編集して呼制御信号送信装置4に通知す
る。
【0020】O&M呼情報収集手段24は、呼接続制御
手段22の制御動作における発呼検出契機等の呼接続制
御手段22中に埋め込まれたO&M呼情報を収集する可
能性のあるポイントを示すO&M呼情報トリガから起動
される。ここでは、O&M呼情報を収集するだけでな
く、O&M呼情報を収集するかどうかの判定を受信した
信号情報、あらかじめ登録されているO&M呼情報収集
対象呼登録メモリ34、更に、呼接続制御手段22内で
得られた情報から判断し、この判定結果を、図2に示す
ような、呼を識別する呼識別情報71を含むコールトレ
ース情報7として生成する。呼接続制御手段22の処理
では、このコールトレース情報7を持ち回り、O&M呼
情報トリガ検出時の入力情報として定義し、どのポイン
トでもO&M呼情報が獲得できるようになっている。
【0021】O&M呼情報メモリ33へ情報を保存する
ための判断情報として、コールメモリ31、あるいは、
呼接続中に過渡的に得られた情報や、受信した/送信す
る信号情報を参照して決定する。更に、呼解放時に起動
されたときは、コールメモリ31、O&M呼情報制御メ
モリ33を参照し、課金対象呼であれば課金に必要な情
報を、監査情報収集対象呼であるときは監査に必要な情
報を、あるいは、トラヒック観測対象呼であればトラヒ
ック観測に必要な情報を各情報エリアに保存する。
【0022】以上説明したように、本発明の実施の形態
の特徴は、呼制御手段22に埋め込まれた任意のポイン
トとなるO&M呼情報トリガからO&M呼情報収集手段
24を起動して、呼制御手段22中で収集したいO&M
呼情報を呼制御手段22で判断することなく、O&M呼
情報収集手段24がO&M呼情報メモリ33を必要な情
報、必要な期間(時間)、保有することを可能にするこ
とにある。
【0023】次に、図1〜図7を参照して、本発明の実
施の形態の動作について説明する。
【0024】図3は、図1における呼接続制御手段22
の制御動作を示すフローチャートである。
【0025】呼制御信号受信装置1より信号を受信し、
呼制御信号分析手段21で受信信号を識別し、呼接続制
御手段22が起動される。
【0026】受信した信号が発呼信号であると(30
1:Yes)、以降、その呼を解放するまで制御上その
呼を識別するための呼識別子(CR)を割り当て(30
2)、そのCRに対応して存在するコールメモリ31を
初期化する。発呼として定義されたO&M呼情報トリガ
を検出すると、付与されたCRを入力としてO&M呼情
報収集手段24を起動する(303)。
【0027】O&M呼情報収集手段24は、発呼検出で
起動されると、図4に示すフローの動作を行う。まず、
CR対応に存在するO&M呼情報管理メモリ32を初期
化する(401)。そして、O&M呼情報収集対象呼登
録情報34を参照し、発呼信号に含まれる情報と登録情
報を比較し(402)、O&M呼情報収集対象呼と判断
した場合(403:Yes)、以降、O&M呼情報を収
集する為の持ち回り情報として、図2に示すコールトレ
ース情報7に呼識別情報71としてCRを書き込み、編
集する(404)。そして、O&M呼情報メモリ33を
捕捉し、O&M呼情報管理メモリ32に捕捉したO&M
呼情報メモリ33の識別番号(ID)をセーブし、更
に、このO&M呼情報メモリ33の初期化を行う(40
5)。そして、発呼時刻、受信発番号等の発呼時に収集
する情報としてO&M呼情報メモリ33に定義されてい
る情報を保存する(406)。
【0028】一方、呼接続手段22では、その後、図3
のフローにおいて呼を接続する為の処理として、発側加
入者データ読み出し(304)、入り側リソース捕捉
(305)、着信先対地決定(306)、着信先ルート
決定(308)、出側リソース捕捉(309)等を行っ
ている。これらの処理中に、O&M呼情報として定義す
る情報を収集するポイントとして定義されたO&M呼情
報トリガを通過の際、O&M呼情報収集手段24を起動
する。
【0029】着信先対地決定(306)の処理終了時に
は、着信先が決定されるので、着信先対応のO&M呼情
報収集対象呼判定を行う為に設定された着信先対地決定
O&M呼情報トリガを検出し、O&M呼情報収集手段2
4を起動(307)して図5に示す動作フローを行う。
【0030】O&M呼情報収集手段24は、着信先がO
&M呼情報収集対象呼かを判定する為、O&M呼情報収
集対象呼登録情報34を参照し(501)、着信先対地
決定情報に含まれる情報と登録情報を比較し、O&M呼
情報収集対象呼と判断した場合(502:Yes)、着
信先対地決定時に得られる情報を、O&M呼情報メモリ
33に保存する(503)。もし、O&M呼情報収集手
段24起動時、コールトレース情報7が編集されていな
かった場合は、図4における404,405と同様の処
理を行う。また、このチェックで、O&M呼情報収集非
対象呼と判定した場合、O&M呼情報メモリを解放し、
O&M呼情報管理メモリ内のO&M呼情報メモリ捕捉情
報を初期化する。
【0031】呼接続制御手段22において発呼信号受信
に伴う制御が完了し、その後、例えば、呼制御信号受信
装置1より更なる信号を受信して呼制御信号分析手段2
1がこれを応答メッセージと認識して呼接続制御手段2
2を起動する。この場合、図3の動作フローにおいて応
答信号受信にともなう制御を行う(310:Yes)。
まず、O&M呼情報トリガ(応答)が定義されているの
で、O&M呼情報収集手段24を起動し(311)、図
6に示す動作フローを行う。図6において、O&M呼情
報収集対象呼と判定したとき(601:Yes)、O&
M呼情報メモリ33に、応答時刻などの、応答時に収集
する情報を保存する(602)。
【0032】更に、呼制御信号受信装置1より次の信号
を受信し、呼制御分析手段21において、呼切断信号を
認識して呼接続制御手段22を起動すると、呼接続制御
手段22において、図3の動作フローにおいて、呼切断
にともなう制御を行う(312)。呼切断の処理(31
2:Yes)として、リソース解放を行い(313)、
O&M呼情報トリガとして情報収集完了が定義(31
4)されているので、O&M呼情報収集手段24を起動
して図7の動作を行う。図7において、O&M呼情報収
集対象呼であったとき(701:Yes)、情報収集完
了ポイントなので、O&M制御(課金/監査/トラヒッ
ク制御)を起動する(702)。各制御は、コールメモ
リ31、及び、O&M呼情報メモリ33より、必要とな
る情報をそれぞれ保存し、保守端末へ出力したり、ハー
ドディスクに記憶したりする処理を行い、情報収集完了
トリガであるので、捕捉したO&M呼情報を解放し、O
&M呼情報管理メモリ32を初期化する(703)。
【0033】そして、呼接続制御手段22では、呼の切
断処理が完了したので、図3のフローにおいて与えられ
たCRを解放する(315)処理を行い、制御を終了さ
せる。
【0034】次に、図8と図9を参照して、本発明の第
2の実施の形態について説明する。
【0035】図8を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、O&M呼情報を収集する為の持ち回り情報であ
るコールトレース情報7に、呼識別情報71としてのC
R711に加え、課金、監査、トラヒック制御などのO
&M制御部個々のO&M呼情報収集判定情報を示すO&
M呼情報収集判定詳細情報72を定義する。従って、O
&M呼情報収集判定詳細情報72は、課金を収集したい
情報の詳細情報となる課金判定情報721、同様に、監
査判定情報722、トラヒック制御判定情報723を有
する。
【0036】更に、図9を参照すると、O&M呼情報メ
モリ33の構成として、課金収集情報331、監査収集
情報332、トラヒック制御収集情報333を有する。
【0037】この場合の動作について、図3の発呼信号
受信(301)と応答信号受信(310)の処理を例に
して説明する。(図4と図5も参照)呼制御信号受信装
置1より信号を受信し、呼制御信号分析手段21で受信
信号を識別し、呼接続制御手段22を起動する。受信し
た信号が発呼信号であると(301)、以降、呼を解放
するまで、呼制御上その呼を識別する呼識別子(CR)
を割り当て(302)、CR対応に存在するコールメモ
リ31を初期化する。そして、発呼として定義されたO
&M呼情報トリガを検出すると、付与されたCRを入力
としてO&M呼情報収集手段24を起動する(30
3)。
【0038】O&M呼情報収集手段24は、発呼検出で
起動された場合、図4の動作フローにおいてCR対応に
存在するO&M呼情報管理メモリ32を初期化する(4
01)。そして、O&M呼情報収集対象呼登録メモリ3
4を参照し、発呼信号に含まれる情報と登録情報を比較
し(402)、O&M呼情報収集対象呼と判断した場合
(403:Yes)、以降、O&M呼情報を収集する為
の持ち回り情報として、コールトレース情報7に呼識別
情報71としてCRを書き込み、編集する。更に、課
金、監査、トラヒック制御等のO&M呼情報の収集を必
要とするO&M制御を起動し、各制御でO&M呼情報を
収集するために詳細判定手段(72)をそれぞれ編集す
る(404)。そして、O&M呼情報メモリ33を捕捉
し、O&M呼情報管理メモリ32に捕捉したO&M呼情
報メモリ33のIDをセーブし、更に、このO&M呼情
報メモリ33の初期化を行う(405)。そして、コー
ルトレース内のO&M呼情報収集詳細情報を参照し、発
呼時刻、受信発番号等の発呼時に収集する情報として必
要としている情報だけを、O&M呼情報メモリ33内
の、各制御別に定義されている情報(331、332、
333)にそれぞれ保存する(406)。
【0039】その後、例えば、呼制御信号受信装置1よ
り信号を受信し、呼制御信号分析手段21でこれを応答
信号と認識して呼接続制御手段22を起動すると、応答
信号認識(310:Yes)の後にO&M呼情報トリガ
(応答)が定義されているので、O&M呼情報収集手段
24を起動する(311)。
【0040】図5の動作フローにおいて、O&M呼情報
収集対象呼でかつ、このトリガでの情報収集をコールト
レース情報7内のO&M呼情報収集詳細情報72の各O
&M制御の個別判定情報を参照し(501)、O&M呼
情報収集対象呼と判断したとき(502:Yes)、O
&M呼情報メモリ33の、各制御別に、必要な情報を収
集し、該O&M呼情報エリア(331/332/33
3)に保存する(503)。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、O&
M呼情報として定義した情報について、O&M呼情報の
収集判定を行い、この判定結果情報(コールトレース情
報)を呼接続処理中持ち回り、このコールトレース情報
を参照してO&M呼情報の収集を行うO&M呼情報収集
手段により、O&M呼情報が必要であるか否かを判断
し、必要と判断したときに、O&M呼情報メモリを捕捉
し、必要な情報だけを収集しているため呼接続に必ずし
も必要でないO&M呼情報を、必要な時にだけ確保/収
集することができる。
【0042】また、O&M呼情報トリガを基本呼接続処
理中の任意のポイントに定義し、また、O&M呼情報収
集判定詳細情報をコールトレース情報として持ち回るこ
とにより、呼接続中のどのポイントでも、O&M呼情報
収集判定を行い、情報収集不要となったとき、O&M呼
情報メモリを解放することができるためO&M呼情報メ
モリの捕捉/解放が、呼接続制御処理中の任意のポイン
トでいつでも可能なため、O&M呼情報メモリの保留時
間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明のコールトレース情報を示す図である。
【図3】本発明の呼接続制御手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明のO&M呼情報収集手段が、呼接続制御
手段の動作の中に設定されたO&M呼情報トリガ検出処
理で起動される発呼検出時の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明のO&M呼情報収集手段が、呼接続制御
手段の動作の中に設定されたO&M呼情報トリガ検出処
理で起動される着信先対地決定時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明のO&M呼情報収集手段が、呼接続制御
手段の動作の中に設定されたO&M呼情報トリガ検出処
理で起動される応答検出時の動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明のO&M呼情報収集手段が、呼接続制御
手段の動作の中に設定されたO&M呼情報トリガ検出処
理で起動される情報収集完了時の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の他の実施の形態で用いるコールトレー
ス情報の構成を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態で用いるO&M呼情報
メモリの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 呼制御信号受信装置 2 呼制御装置 3 メモリ装置 4 呼制御信号送信装置 5 保守端末 6 ハードディスク装置 7 コールトレース情報 21 呼制御信号分析手段 22 呼接続制御手段 23 呼制御信号編集手段 24 O&M呼情報収集手段 31 コールメモリ 32 O&M呼情報管理メモリ 33 O&M呼情報メモリ 34 O&M呼情報収集対象呼登録メモリ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/08 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 1/20 - 1/26 H04Q 3/54 - 3/56

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換機の呼制御装置が呼接続制御の
    過程で保守・運用情報を収集してメモリに蓄積する保守
    ・運用情報収集方式において、 前記呼制御装置は、保守・運用情報の収集制御を行うO
    &M呼情報収集手段と、呼接続制御の過程で当該O&M
    呼情報収集手段を起動するトリガ条件を設定した呼接続
    制御手段を含み、 前記メモリは、前記O&M呼情報収集手段が収集した保
    守・運用情報を蓄積するO&M呼情報メモリと、保守・
    運用情報収集を対象とする呼をあらかじめ登録したO&
    M呼情報収集対象呼登録メモリを含み、 前記呼接続制御手段は呼接続処理の過程で前記トリガ条
    件に達すると、当該トリガ条件に対応する前記O&M呼
    情報収集手段を起動し、起動されたO&M呼情報収集手
    段は当該呼が前記O&M呼情報収集対象呼登録メモリに
    登録されている情報収集対象呼であることを確認する
    と、前記トリガ条件に対応する保守・運用情報を収集し
    て前記O&M呼情報メモリに蓄積することを特徴とする
    電話交換機の保守・運用情報収集方式。
  2. 【請求項2】 前記メモリは前記O&M呼情報メモリを
    呼毎に管理するO&M呼情報管理メモリをさらに含み、
    前記呼接続制御手段は呼接続処理に際して当該呼を識別
    する呼識別子を捕捉して前記O&M呼情報管理メモリと
    のリンケージをとり、さらに、前記O&M呼情報収集手
    段を起動する際は当該捕捉した呼識別子を入力し、前記
    O&M呼情報収集手段は保守・運用情報を収集して蓄積
    した前記O&M呼情報メモリの識別番号を前記呼識別子
    に対応する前記O&M呼情報管理メモリに記録すること
    を特徴とする電話交換機の保守・運用情報収集方式。
  3. 【請求項3】 前記O&M呼情報収集手段に入力された
    呼識別子は、前記呼接続制御手段の当該呼の接続処理の
    過程で持ち回られるコールトレース情報に書き込まれる
    ことを特徴とする電話交換機の保守・運用情報収集方
    式。
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