JP2893751B2 - 結石破砕装置 - Google Patents

結石破砕装置

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JP2893751B2
JP2893751B2 JP1255614A JP25561489A JP2893751B2 JP 2893751 B2 JP2893751 B2 JP 2893751B2 JP 1255614 A JP1255614 A JP 1255614A JP 25561489 A JP25561489 A JP 25561489A JP 2893751 B2 JP2893751 B2 JP 2893751B2
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直彦 高山
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Shimazu Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、衝撃波、超音波などの音響(振動)エネ
ルギーを生体外で発生し、これを生体内に生じた結石に
集束することによりその結石を破砕する、結石破砕装置
に関する。
【従来の技術】
結石破砕装置により生体内の結石を破砕するために
は、通常何回かの破砕エネルギー照射を繰り返す必要が
ある。そしてこの照射回数は、結石の種類、患者の体
形、体表からの結石深さ、破砕エネルギーの大きさ等に
より種々様々なものとなる。そこで、従来より、破砕エ
ネルギーの照射回数を表示したり、記録したりできる結
石破砕装置が提案されている(特開平1−185259号公
報)。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の破砕エネルギーの照射回数を表
示したり、記録したりできる結石破砕装置では、単に破
砕エネルギーの照射回数をカウントし、表示・記録する
のみであるから、患者の呼吸等の運動により目標とする
結石が移動してしまい、破砕エネルギーが結石に集束し
ないような有効でない照射の場合もカウントしてしまう
ため、記録自体の信頼性、有効性に欠けるという問題が
ある。 この発明は、目標とする結石に対して有効に作用した
破砕エネルギー照射のみをカウントできる結石破砕装置
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明による結石破砕装
置においては、生体に対して破砕エネルギーを照射する
手段と、該照射破砕エネルギーが集束する付近の、上記
照射手段に対して一定の位置関係にある部分の画像を撮
影する手段と、破砕エネルギー照射ごとに得られる画像
を比較して有効照射であるか否かを判定する手段と、有
効照射であると判定された回数をカウントする手段と、
カウントされた有効照射回数、上限として定めた最大照
射回数および現在までの照射回数を表示する表示手段と
が備えられる。
【作用】
破砕エネルギーを照射する手段に対して一定の位置関
係にある部分の画像が撮影される。そして、この部分は
照射された破砕エネルギーが集束する付近である。その
ため、この画像上でのエネルギー集束位置はつねに一定
の位置になっている。そこで、この画像に結石が写り、
且つその位置がエネルギー集束位置となるように、画像
を見ながら破砕エネルギー照射手段及び画像撮影手段に
対する生体の位置を調整すれば、結石の位置に破砕エネ
ルギーが集束するように生体をセットすることができ
る。 他方、この画像は破砕エネルギー照射ごとに撮影さ
れ、相互に比較される。生体が動けば撮影する部分が異
なるので画像も変化し、極端な場合は結石が写らなくな
る。換言すると、画像の変化がなければ、生体及び結石
が、破砕エネルギー照射手段及び画像撮影手段に対し
て、動かなかったということになるので、このときの破
砕エネルギーは最初にセットした通りに結石の位置に集
束したものと推定できる。また、破砕エネルギーが結石
に有効に働けば結石は割れたり、膨張したりして変化す
るので、結石の画像自体が変化したかどうかにより有効
な照射であったかどうかの判定ができる。そこで、この
ような画像の比較により、照射された破砕エネルギーが
結石に有効に作用したかどうかの判定が可能になる。 この有効と判定された破砕エネルギー照射回数がカウ
ントされ、しかもこのカウントされた有効照射回数に加
えて、上限として定めた最大照射回数および現在までの
照射回数が表示される。このような表示により、現在ま
でに実際に照射した回数、そのうちの有効に作用した回
数、上限の回数を直ちに知ることができ、その後、何回
程度発生させるかの判断、管理を正確に、且つ容易に行
うことができるので、実際に結石破砕治療を行う上で非
常に役立ち便利である。
【実施例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。第1図において、生体1が結石2を持って
いるとして、この結石2の付近に衝撃波発生源3が当て
られる。この衝撃波発生源3に対して超音波診断用トラ
ンスデューサ4が固定されている。衝撃波発生源3は制
御装置5によりその衝撃波発生が制御されている。 超音波診断用トランスデューサ4は、超音波像作成装
置6に接続されており、この超音波像作成装置6から駆
動パルスを受けて超音波ビームを発生し、その後戻って
くつ反射波を受信する。受信信号は超音波像作成装置6
によって処理される。超音波像作成装置6は、超音波ビ
ームの方向や位置が変わるように駆動パルスを制御し、
この超音波ビームで生体1の特定の断面を走査すること
により、各超音波ビームについての受信信号処理によっ
て上記の断面での超音波像を作成する。この超音波像は
画像表示装置7に送られて表示される。 この超音波診断用トランスデューサ4は衝撃波発生源
3に対して一定の位置関係に固定されている。そのた
め、衝撃波発生源3からの衝撃波の集束点は発生源3に
対して一定の位置関係にあるから、集束点位置は画像に
対してつねに一定の位置にある。すなわち、たとえば画
像の中心に集束点が位置する。 そこで、この超音波像を画像表示装置7で見ながら、
生体1をセットする。このとき画像の中心に結石2が写
っていれば、衝撃波集束点と結石2の位置とが一致した
状態にセットできたことになる。このように衝撃波集束
点と結石2の位置とが一致した状態の超音波像(つまり
画像の中心に結石2が位置している画像)が画像メモリ
8に格納される。 このようなセットが終了した後、制御装置5により衝
撃波発生源3を駆動し、衝撃波を発生させる。そして衝
撃波発生の直前または直後に超音波像を撮影する。この
画像は画像メモリ8に格納されていた画像と、画像比較
装置9において比較される。両画像がある程度一致して
いれば、セットしたときと衝撃波を発生したときとの間
で生体1があまり動かず、結石2も画像の中心に近い位
置に写っており、衝撃波集束点と結石2の位置は実質的
に一致していることになる。つまり、このときの照射衝
撃波は結石2に対して有効に働いたと判定できる。これ
に対して、両画像の変化が大きいときは、生体1の動き
が大きかったわけである。このとき結石2は画像上の中
心に写っていないこともある。そこで、この場合は照射
衝撃波は結石2の位置からは外れた位置に集束したと判
断でき、この衝撃波照射は有効でなかったと判定でき
る。 有効と判定されたとき画像比較回路9から制御装置5
に信号が送られ、制御装置5はこの信号をカウントし、
その計数値を記録装置10や文字表示装置11に送る。文字
表示装置11は少なくともその計数値を数字で表示するも
のであれば足り、画像表示装置7の一部を利用すること
もできるし、別個の液晶表示装置などでもよい。また、
必ずしも計数値を数字で表示する必要もなく、棒グラフ
などのようなもので表示することも可能である。この実
質的では、制御装置5に衝撃波の発生回数の上限を予め
定めるようにしており、このセットされた最大発生回数
が記録装置10に記録されるとともに、文字表示装置11に
おいて表示されるようになっている。また、制御装置5
は衝撃波発生源3に与えた駆動パルスのカウントも行っ
ており、これが現在の発生回数として文字表示装置11に
よって表示されるとともに記録装置10で記録される。す
なわち、最大発生回数、現在の発生回数、有効発生回数
が文字表示装置11で表示されるとともに記録装置10で記
録される。 そこで、この表示を見れば有効に作用した衝撃波発生
回数がただちに分かるため、その後何回程度発生させる
かの判断、管理を正確に、且つ容易に行うことが可能と
なる。また、これらが記録されるので、後に行われる結
石破砕治療における衝撃波発生回数等を判断するための
有効な資料となる。 なお、上記では、衝撃波発生時の超音波画像がセット
時の超音波画像に一致したかどうかで衝撃波照射の有効
性を判定したが、逆に照射衝撃波が結石2に有効に作用
したときは結石2が割れたり、膨張したりして結石画像
が変化するため、画像比較によりこれを捉えて有効・無
効を判定することも可能である。 また、この実施例では超音波画像を撮影するようにし
ているが、X線透視システムを用い、X線透視像を撮影
するようにしてもよい。 さらに破砕エネルギーとしては衝撃波だけてなく、超
音波その他の音響(振動)エネルギーを用いることも可
能である。
【発明の効果】
この発明の結石破砕装置によれば、結石に有効に作用
した破砕エネルギー照射のみがカウントされ、このカウ
ントされた有効照射回数に加えて、上限として定めた最
大照射回数および現在までの照射回数が表示されるの
で、現在までに実際に照射した回数、そのうちの有効に
作用した回数、上限の回数を直ちに知ることができ、そ
の後、何回程度発生させるかの判断、管理を正確に、且
つ容易に行うことができて、実際に結石破砕治療を行う
上できわめて便利であり非常に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図である。 1……生体、2……結石、3……衝撃波発生源、4……
超音波診断用トランスデューサ、5……制御装置、6…
…超音波像作成装置、7……画像表示装置、8……画像
メモリ、9……画像比較装置、10……記録装置、11……
文字表示装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体に対して破砕エネルギーを照射する手
    段と、該照射破砕エネルギーが集束する付近の、上記照
    射手段に対して一定の位置関係にある部分の画像を撮影
    する手段と、破砕エネルギー照射ごとに得られる画像を
    比較して有効照射であるか否かを判定する手段と、有効
    照射であると判定された回数をカウントする手段と、カ
    ウントされた有効照射回数、上限として定めた最大照射
    回数および現在までの照射回数を表示する表示手段とを
    備えることを特徴とする結石破砕装置。
JP1255614A 1989-09-30 1989-09-30 結石破砕装置 Expired - Lifetime JP2893751B2 (ja)

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JPH03118052A JPH03118052A (ja) 1991-05-20
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JPS6090345A (ja) * 1983-10-24 1985-05-21 Fuji Xerox Co Ltd 電子複写機の現像剤キヤリヤ
JP4764746B2 (ja) * 2006-03-06 2011-09-07 有限会社 エー・ジー・ケー パネル吊り装置及びバー吊り装置

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