JP2893215B2 - 多連式弁 - Google Patents

多連式弁

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愿二 岡田
章伸 蓬▲らい▼
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高い減圧が必要な場合に用いられる多連式
弁に関する。
(従来の技術) 従来より、第2図に示す管路1の1次側(上流側)1A
と2次側(下流側)1Bの差圧を相当に大きく取って減圧
させる手段として、例えば、2つの多孔可変オリフイス
弁2,3を管路1に直列に介設した2連式弁が知られてい
る。
多孔可変オリフイス弁2,3は、弁箱4に組み込まれて
いる弁部材5が弁体5Aと該弁体5Aの上部に連結された弁
棒5Bによってなる弁部材可動部5Xと、弁座として機能す
る弁部材固定部5Yとから構成されており、弁棒5Bの上端
部を例えばモータによってなる弁開閉手段6に接続して
弁部材可動部5Xを昇降させるように構成されている。
また、弁体5Aと弁部材固定部5Yには口径が等しい複数
の小孔h1,h2が所定の間隔を有して貫通形成され、これ
によって多孔可変オリフイスを構成しており、弁部材可
動部5Xの弁体5Aおよび弁棒Bがストローク下端位置にあ
るとき、弁体5Aに形成されている複数の小孔h1が弁部材
固定部5Yの小孔h2に対してそれぞれ同心に対応した全開
状態を呈し、弁開閉手段6の作動によって弁棒5Bおよび
弁体5Aが上昇すると、弁体5Aの小孔h1と弁部材固定部5Y
の小孔h2とに相対変位を生じて弁開度が漸次小さくな
り、弁体5Aがストローク上端位置に到達した時点で、弁
体5Aの小孔h1が弁部材固定部5Yの小孔h2の径外直上位置
に変位した全閉状態(閉弁状態)になる。
また、弁開閉手段6の逆作動によって弁棒5Bおよび弁
体5Aが下降すると、弁体5Aの小孔h1と弁部材固定部5Yの
小孔h2とに逆向きの相対変位を生じて弁開度が漸次大き
くなり、弁体5Aがストローク下端位置に到達することに
よって、前述のような全開状態になる。
(発明が解決しようとする課題) したがって、従来の2連式弁では、多孔可変オリフイ
ス弁2,3のそれぞれに弁開閉手段6を設けなければなら
ないので弁開閉手段6の設置台数が多くなる。また、2
台の弁開閉手段6,6を各別に電気的に制御する必要があ
るため制御系も比較的複雑になる上、多孔可変オリフイ
ス弁2,3相互の開度差をなくすための開度制御機構(ポ
ジショナ)を設けなければならない。そのために構造が
複雑になり、開度制御機構の劣化によって誤動作を招
き、多孔可変オリフイス弁2,3相互間に開度差を生じさ
せるおそれがあり、減圧精度を低下させる問題点を有し
ている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、2連
式弁および2連以上の多連式弁において、1台の弁開閉
手段によって各弁を同時に同じ方向およびストローク量
で作動させるように構成して、電気的制御系の簡略化お
よび開度制御機構の不要化を達成して構造を簡単にし、
しかも高精度で減圧させることのできる多連式弁の提供
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明は、複数の弁の中
から選択された1つの弁の弁棒が駆動側シリンダ装置を
介設して弁開閉手段に接続され、該弁を除いた他の弁の
弁棒に従動側シリンダ装置が介設され、前記駆動側シリ
ンダ装置と従動側シリンダ装置が駆動側シリンダ装置の
往復動によって出入する流体で従動側シリンダ装置を駆
動側シリンダ装置と同じ方向およびストローク量で従動
させるように配管した連通管で互いに接続されているも
のである。
(作用) 本発明によれば、弁開閉手段の作動によって複数の弁
の中から選択された1つの弁を開閉させることで、この
弁の弁棒に介設されている駆動側シリンダ装置が往復動
し、駆動側シリンダ装置に出入する流体が連通管を介し
て従動側シリンダ装置に出入して、従動側シリンダ装置
を駆動側シリンダ装置と同じ方向およびストローク量で
従動させ、前記選択された1つの弁と同様に他の弁を開
閉させる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す縦断側面図である。な
お、前記第2図の従来例と同一もしくは相当部分には同
一の符号を付いてその詳しい説明は省略する。
第1図において、管路1には2つの多孔可変オリフイ
ス弁2,3が直列に介設されており、上流側の多孔可変オ
リフイス弁2における弁棒5Bの上部端に弁開閉手段6が
接続され、弁棒5Bの中間部に駆動側シリンダ装置7が介
設されている。
一方、下流側の多孔可変オリフイス弁3の弁棒5Bに従
動側シリンダ装置8が介設されており、駆動側シリンダ
装置7と従動側シリンダ装置8が連通管9を介して互い
に同じ方向およびストローク量で往復移動するように連
通接続されている。
即ち、駆動側シリンダ装置7は弁棒5Bに取付けられた
ピストン7Aと、このピストン7Aを嵌合して弁箱4の上部
に固着されているシリンダ7Bによって構成され、従動側
シリンダ装置8は弁棒5Bに取付けられたピストン8Aと、
このピストン8Aを嵌合して弁箱4の上部に固着されてい
るシリンダ8Bによって構成され、両シリンダ装置7,8の
ストローク量は同じ大きさに設定されている。
また、連通管9はシリンダ7Bの上室7b1とシリンダ8B
の下室8b2とを互いに連通させる管路9Aと、シリンダ7B
の下室7b2とシリンダ8Bの上室8b1とを互いに連通させる
管路9Bによって構成されている。
前記構成において、多孔可変オリフイス弁2がストロ
ーク下端位置にあるとき、多孔可変オリフイス弁3もス
トローク下端位置にあって、それぞれの弁体5Aに形成さ
れている複数の小孔h1が弁部材固定部5Yの小孔h2に対し
てそれぞれ同心に対応した全開状態を呈している。
弁開閉手段6の作動によって多孔可変オリフイス弁2
の弁棒5Bおよび弁体5Aを上昇させると、弁体5Aの小孔h1
と弁部材固定部5Yの小孔h2とに相対変位を生じて弁開度
が漸次小さくなり、弁体5Aがストローク上端位置に到達
した時点で、弁体5Aの小孔h1が弁部材固定部5Yの小孔h2
の径外直上位置に変位した全開状態(閉弁状態)にな
る。
前述の作動時には、駆動側シリンダ装置7のピストン
7Aが上昇して上室7b1内の流体を押し出し、連通管9に
おける管路9Aを通して従動側シリンダ装置8の下室8b2
内に流体を送り込んで、ピストン8Aを同じストローク量
で上昇させ、上室8b1内の流体を押し出し、連通管9に
おける管路9Bを通して駆動側シリンダ装置7の下室7b2
内に流体を送り込むことになり、多孔可変オリフイス弁
3が多孔可変オリフイス弁2に同期して全閉される。
また、弁開閉手段6の逆作動によって多孔可変オリフ
イス弁2の弁棒5Bおよび弁体5Aが下降すると、弁体5Aの
小孔h1と弁部材固定部5Yの小孔h2とに逆向きの相対変位
を生じて弁開度が漸次大きくなり、弁体5Aがストローク
下端位置に到達することによって、前述のような全開状
態になる。
この場合、駆動側シリンダ装置7のピストン7Aが下降
して下室b2内の流体を押し出し、連通管9における管路
9Bを通して従動側シリンダ装置8の上室8b1内に流体を
送り込んで、ピストン8Aを同じストローク量で下降さ
せ、下室8b2内の流体を押し出し、連通管9における管
路9Aを通して駆動側シリンダ装置7の上室7b1内に流体
を送り込むことになり、多孔可変オリフイス弁3が多孔
可変オリフイス弁2に同期して全開される。
このように、1台の弁開閉手段6の作動によって多孔
可変オリフイス弁2を開閉させることで、この弁2の弁
棒5Bに介設されている駆動側シリンダ装置7が往復動
し、駆動側シリンダ装置7に出入する流体が連通管9を
介して従動側シリンダ装置8に出入して、従動側シリン
ダ装置8を駆動側シリンダ装置7と同じ方向およびスト
ローク量で従動させ、多孔可変オリフイス弁2と同様に
多孔可変オリフイス弁3を開閉させることができるの
で、従来のこの種の2連式弁と比較して、電気的制御系
の簡略化および開度制御機構の不要化を達成して構造を
簡単にすることができる。しかも誤動作を生じないか
ら、高精度で減圧させることが可能になる。
なお、前記実施例では、管路1に2つの多孔可変オリ
フイス弁2,3を直列に介設した2連式弁について説明し
ているが、本発明は前記実施例にのみ限定されるもので
はなく、管路1に2つ以上の多孔可変オリフイス弁もし
くは他の減圧弁を直列に介設した多連式弁にも適用可能
である。
(発明の効果) 本発明は、前述のように構成されているので、以下に
記載されているような効果を奏する。
即ち、弁開閉手段の作動によって複数の弁の中から選
択された1つの弁を開閉させることで、この弁の弁棒に
介設されている駆動側シリンダ装置が往復動し、駆動側
シリンダ装置に出入する流体が連通管を介して従動側シ
リンダ装置に出入して、従動側シリンダ装置を駆動側シ
リンダ装置と同じ方向およびストローク量で従動させ、
前記選択された1つの弁と同様に他の弁を開閉させるこ
とができるので、従来のこの種の多連式弁と比較して、
電気的制御系の簡略化および開度制御機構の不要化を達
成して構造を簡単にすることができるとともに、高精度
で減圧させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例をす縦断側面図、第2図は従来
例の縦断側面図である。 1……管路 2,3……弁(多孔可変オリフイス弁) 5A……弁体 5B……弁棒 6……開閉手段 7……駆動側シリンダ 8……従動側シリンダ 9……連通管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管路に少なくとも2つ以上の弁が直列に介
    設された多連式弁において、前記複数の弁の中から選択
    された1つの弁の弁棒が駆動側シリンダ装置を介設して
    弁開閉手段に接続され、該弁を除いた他の弁の弁棒に従
    動側シリンダ装置が介設され、前記駆動側シリンダ装置
    と従動側シリンダ装置が駆動側シリンダ装置の往復動に
    よって出入する流体で従動側シリンダ装置を駆動側シリ
    ンダ装置と同じ方向およびストローク量で従動させるよ
    うに配管した連通管で互いに接続されていることを特徴
    とする多連式弁。
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