JP2893027B2 - 被加工材の連続被覆法 - Google Patents
被加工材の連続被覆法Info
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- JP2893027B2 JP2893027B2 JP1218107A JP21810789A JP2893027B2 JP 2893027 B2 JP2893027 B2 JP 2893027B2 JP 1218107 A JP1218107 A JP 1218107A JP 21810789 A JP21810789 A JP 21810789A JP 2893027 B2 JP2893027 B2 JP 2893027B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- crosshead
- extrusion
- feed conveyor
- conveyor
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は板材、管材などの被加工材を押出成形クロス
ヘッドを用いて連続して被覆する方法とその装置に関す
るものである。
ヘッドを用いて連続して被覆する方法とその装置に関す
るものである。
(従来の技術) この種被覆法及びその装置は、第3図に示すように、
複数の被加工材aを送りコンベヤbによって押出成形ク
ロスヘッドcに送り、この押出成形クロスヘッドc内で
ノズル(図示せず)から合成樹脂dを注出し前記被加工
材aのまわりを被覆する構成となっている。
複数の被加工材aを送りコンベヤbによって押出成形ク
ロスヘッドcに送り、この押出成形クロスヘッドc内で
ノズル(図示せず)から合成樹脂dを注出し前記被加工
材aのまわりを被覆する構成となっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし送りコンベヤbから出た被加工材aはその先端
部が押出成形クロスヘッドcに接近するに従って支持が
不安定となり、第3図に仮想線で示すように、前記送り
コンベヤbの振動を受けて上下左右方向に揺動したり、
自重によって垂下がり易いため、ノズルに当接してこれ
を磨滅させたり、合成樹脂dの層厚が不均一になるとい
う問題がある。
部が押出成形クロスヘッドcに接近するに従って支持が
不安定となり、第3図に仮想線で示すように、前記送り
コンベヤbの振動を受けて上下左右方向に揺動したり、
自重によって垂下がり易いため、ノズルに当接してこれ
を磨滅させたり、合成樹脂dの層厚が不均一になるとい
う問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、被加工材による押出成形
クロスヘッドのノズルの磨滅を回避すると共に、被覆層
の層厚を均一にすることができる被加工材の連続被覆法
とその装置を提供することを目的とする。
クロスヘッドのノズルの磨滅を回避すると共に、被覆層
の層厚を均一にすることができる被加工材の連続被覆法
とその装置を提供することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明の被加工材の連続被覆法は上記目的を達成する
ため、送りコンベヤと押出成形クロスヘッドとの間で、
前記送りコンベンヤから送られる被加工材の上下左右方
向の位置を上下ロールと左右ルールで規制しながら、こ
の被加工材を前記押出成形クロスヘッドに供給し、この
押出成形クロスヘッドによって前記被加工材に被覆を施
すことを特徴とする。
ため、送りコンベヤと押出成形クロスヘッドとの間で、
前記送りコンベンヤから送られる被加工材の上下左右方
向の位置を上下ロールと左右ルールで規制しながら、こ
の被加工材を前記押出成形クロスヘッドに供給し、この
押出成形クロスヘッドによって前記被加工材に被覆を施
すことを特徴とする。
(作 用) 上記構成によれば、送りコンベヤから出た被加工材の
上下左右方向のブレを送りコンベヤと押出成形クロスヘ
ッドとの間において規制し、この被加工材を押出成形ク
ロスヘッド内の正確な上下左右位置に案内することがで
きる。
上下左右方向のブレを送りコンベヤと押出成形クロスヘ
ッドとの間において規制し、この被加工材を押出成形ク
ロスヘッド内の正確な上下左右位置に案内することがで
きる。
この結果、被加工材が押出成形クロスヘッド内のノズ
ルに当接してこのノズルを磨滅させるという事態を回避
することができると共に、前記被加工材の被覆層の層厚
を均一にすることができる。
ルに当接してこのノズルを磨滅させるという事態を回避
することができると共に、前記被加工材の被覆層の層厚
を均一にすることができる。
(実施例) 本発明の実施例を、第1図及び第2図を用いて説明す
る。
る。
被加工材aを押出成形クロスヘッド1に送る送りコン
ベヤ2は、上下一対のエンドレスベルト2a、2aを組合せ
て構成している。この送りコンベヤ2は上下エンドレス
ベルト2a、2a間に被加工材aを挟んでこれを押出成形ク
ロスヘッド1に向け移行させる。押出成形クロスヘッド
1の反対側には図示しない引取りコンベヤを配して、押
出成形クロスヘッド1で合成樹脂層bが被覆された被加
工材aを抜取る方向にこれを移行するようにしている。
ベヤ2は、上下一対のエンドレスベルト2a、2aを組合せ
て構成している。この送りコンベヤ2は上下エンドレス
ベルト2a、2a間に被加工材aを挟んでこれを押出成形ク
ロスヘッド1に向け移行させる。押出成形クロスヘッド
1の反対側には図示しない引取りコンベヤを配して、押
出成形クロスヘッド1で合成樹脂層bが被覆された被加
工材aを抜取る方向にこれを移行するようにしている。
これら送りコンベヤ2及び引取りコンベヤは歯車伝
動、ベルト伝動など公知の手段により連動させ、且つ同
一速度を有するように構成すると好適であるが、送りコ
ンベヤ2のみを駆動しこの駆動力を被加工材aを介して
引取りコンベヤに伝え、この引取りコンベヤを従動させ
るように構成してもよい。この場合には例えば引取りコ
ンベヤの被加工材aに対する挟持力を強くすると共に、
引取りコンベヤの駆動力及び被加工材aに対する挟持力
を強くする必要がある。尚、これらコンベアとしてはエ
ンドレスベルトを使用したものの外、ローラ群を使用し
たものなどを採用することができる。
動、ベルト伝動など公知の手段により連動させ、且つ同
一速度を有するように構成すると好適であるが、送りコ
ンベヤ2のみを駆動しこの駆動力を被加工材aを介して
引取りコンベヤに伝え、この引取りコンベヤを従動させ
るように構成してもよい。この場合には例えば引取りコ
ンベヤの被加工材aに対する挟持力を強くすると共に、
引取りコンベヤの駆動力及び被加工材aに対する挟持力
を強くする必要がある。尚、これらコンベアとしてはエ
ンドレスベルトを使用したものの外、ローラ群を使用し
たものなどを採用することができる。
押出成形クロスヘッド1は公知のものを採用してお
り、被加工材aがその内部を通過する間に前記被加工材
aの外周面にノズル(図示せず)から合成樹脂を押出
し、被覆層bを形成し得るものであればその種類、寸法
の如何を問わない。
り、被加工材aがその内部を通過する間に前記被加工材
aの外周面にノズル(図示せず)から合成樹脂を押出
し、被覆層bを形成し得るものであればその種類、寸法
の如何を問わない。
押出成形クロスヘッド1と送りコンベヤ2との間に、
前後2組のガイド部(ガイド手段)3を配している。こ
れらガイド部3は、被加工材aの上下方向の動きを規制
する上下一対のローラ3a,3aと、被加工材aの左右方向
の動きを規制する左右一対のローラ3b、3bとを備えてい
る。これら3a、3bは、図示しない保持手段によって回転
可能に支持されている。各ローラ対は被加工材aを上下
方向又は左右方向から挟持し、且つ被加工材aの送りに
同期して自転することによりこれを送り方向に案内す
る。尚、各ローラ3a、3bの周面側部位をゴムなど弾性材
料で構成すると、被加工材aに対する規制やその送りを
円滑にすることができる。
前後2組のガイド部(ガイド手段)3を配している。こ
れらガイド部3は、被加工材aの上下方向の動きを規制
する上下一対のローラ3a,3aと、被加工材aの左右方向
の動きを規制する左右一対のローラ3b、3bとを備えてい
る。これら3a、3bは、図示しない保持手段によって回転
可能に支持されている。各ローラ対は被加工材aを上下
方向又は左右方向から挟持し、且つ被加工材aの送りに
同期して自転することによりこれを送り方向に案内す
る。尚、各ローラ3a、3bの周面側部位をゴムなど弾性材
料で構成すると、被加工材aに対する規制やその送りを
円滑にすることができる。
以上の構成において、先行する被加工材aの後端と、
後行する被加工材aの先端とを互いに当接させた状態で
移行させるか、又は両者間の隙間が僅少であるように移
行させると良い。
後行する被加工材aの先端とを互いに当接させた状態で
移行させるか、又は両者間の隙間が僅少であるように移
行させると良い。
送りコンベンヤ2に供給された被加工材aは拘束支持
されて押出成形クロスヘッド1に向けて移行させられ
る。このとき前記被加工材aの先端部が押出成形クロス
ヘッド1に接近するに従って、従来例では先端側部位の
支持が不安定となって上下左右方向にブレ易く(第3図
参照)なるが、本実施例では前後2組のガイド手段3に
よって被加工材aを上下左右方向にブレないよう規制す
ることができ、この状態で押出成形クロスヘッド1に向
けて移行させることができるので、被加工材aが押出成
形クロスヘッド1内のノズルに当接してこれを磨滅させ
るという事態を回避することができ、且つ合成樹脂bの
層厚を均一にすることができる。
されて押出成形クロスヘッド1に向けて移行させられ
る。このとき前記被加工材aの先端部が押出成形クロス
ヘッド1に接近するに従って、従来例では先端側部位の
支持が不安定となって上下左右方向にブレ易く(第3図
参照)なるが、本実施例では前後2組のガイド手段3に
よって被加工材aを上下左右方向にブレないよう規制す
ることができ、この状態で押出成形クロスヘッド1に向
けて移行させることができるので、被加工材aが押出成
形クロスヘッド1内のノズルに当接してこれを磨滅させ
るという事態を回避することができ、且つ合成樹脂bの
層厚を均一にすることができる。
又本実施例では、合成樹脂bを被覆すべき被加工材a
の長さ寸法が送りコンベヤ2と押出成形クロスヘッド1
との間の間隔寸法よりも小さく、被加工材aが両者間の
位置において何れからも支持されない場合でも、前後2
組のガイド部3によって支持され、且つ被加工材aの後
端部が送りコンベヤ2側のガイド部3から離れる直前に
その前端部を押出成形クロスヘッド1によって支持する
ように設定しているので、前記被加工材aを常時2箇所
において支持することができる。この結果、送りコンベ
ヤ2と押出成形クロスヘッド1との間の間隔寸法が前記
長さ寸法よりも小さくなるように両者の位置を変更する
ことなく、被加工材aの被覆を正確に行うことができ
る。
の長さ寸法が送りコンベヤ2と押出成形クロスヘッド1
との間の間隔寸法よりも小さく、被加工材aが両者間の
位置において何れからも支持されない場合でも、前後2
組のガイド部3によって支持され、且つ被加工材aの後
端部が送りコンベヤ2側のガイド部3から離れる直前に
その前端部を押出成形クロスヘッド1によって支持する
ように設定しているので、前記被加工材aを常時2箇所
において支持することができる。この結果、送りコンベ
ヤ2と押出成形クロスヘッド1との間の間隔寸法が前記
長さ寸法よりも小さくなるように両者の位置を変更する
ことなく、被加工材aの被覆を正確に行うことができ
る。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成する
ことができる。
ことができる。
上記実施例ではガイド手段を上下左右各一対のローラ
によって構成しているが、例えば被加工材に対する摩擦
の小さい摺動板などで構成することができる。
によって構成しているが、例えば被加工材に対する摩擦
の小さい摺動板などで構成することができる。
又上記実施例ではガイド手段を前後2箇所に設けてい
るが、送りコンベヤと押出成形クロスヘッドとの間の間
隔寸法が被加工材の長さ寸法に比べて小さい場合は1箇
所でもよく、逆に大きい場合は3箇所以上設けてもよ
い。
るが、送りコンベヤと押出成形クロスヘッドとの間の間
隔寸法が被加工材の長さ寸法に比べて小さい場合は1箇
所でもよく、逆に大きい場合は3箇所以上設けてもよ
い。
(発明の効果) 本発明の被加工材の連続被覆法とその装置は上記構
成、作用を有するので、被加工材が押出成形クロスヘッ
ド内のノズルに当接してこのノズルを磨滅させるという
事態を回避することができると共に、前記被加工材の被
覆層の層厚を均一にすることができる。
成、作用を有するので、被加工材が押出成形クロスヘッ
ド内のノズルに当接してこのノズルを磨滅させるという
事態を回避することができると共に、前記被加工材の被
覆層の層厚を均一にすることができる。
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図はその平
面図、第3図は従来例の側面図である。 1……押出成形クロスヘッド 2……送りコンベヤ 3……ガイド手段 a……被加工材
面図、第3図は従来例の側面図である。 1……押出成形クロスヘッド 2……送りコンベヤ 3……ガイド手段 a……被加工材
Claims (1)
- 【請求項1】送りコンベヤと引取りコンベヤとの間に押
出成形クロスヘッドを配置してなる被覆加工ラインにお
いて、送りコンベヤと押出成形クロスヘッドとの間で、
前記送りコンベヤから送られる被加工材の上下左右方向
の位置を上下ロールと左右ロールで規制しながら、この
被加工材を前記押出成形クロスヘッドに供給し、この押
出成形クロスヘッドによって前記被加工材に被覆を施す
ことを特徴とする被加工材の連続被覆法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1218107A JP2893027B2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 被加工材の連続被覆法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1218107A JP2893027B2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 被加工材の連続被覆法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379326A JPH0379326A (ja) | 1991-04-04 |
JP2893027B2 true JP2893027B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=16714742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1218107A Expired - Lifetime JP2893027B2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 被加工材の連続被覆法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893027B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239784A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Benex Corp | 管継手及びエルボ管の接続方法 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP1218107A patent/JP2893027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379326A (ja) | 1991-04-04 |
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