JP2892282B2 - 樹脂押出機の濾過体 - Google Patents
樹脂押出機の濾過体Info
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- JP2892282B2 JP2892282B2 JP6151243A JP15124394A JP2892282B2 JP 2892282 B2 JP2892282 B2 JP 2892282B2 JP 6151243 A JP6151243 A JP 6151243A JP 15124394 A JP15124394 A JP 15124394A JP 2892282 B2 JP2892282 B2 JP 2892282B2
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- extruder
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂押出機（混練機・
成形機を含む）の濾過体に関する。
成形機を含む）の濾過体に関する。
【０００２】
【従来の技術】ポリオレフイン、コンパウンド等の樹脂
材料を押出す樹脂押出機（混練機・成形機を含む）に
は、樹脂材料中に含まれる不純物を濾過するために濾過
体が樹脂流路に組込まれている。この濾過体として、特
公昭５９−２７６９８号公報で開示されているように不
純物を濾過するためのスクリーンとこのスクリーンの背
後に装着され、これをバックアップするためのブレーカ
ープレートを組合わせてなるフラット形濾過体が公知で
ある。
材料を押出す樹脂押出機（混練機・成形機を含む）に
は、樹脂材料中に含まれる不純物を濾過するために濾過
体が樹脂流路に組込まれている。この濾過体として、特
公昭５９−２７６９８号公報で開示されているように不
純物を濾過するためのスクリーンとこのスクリーンの背
後に装着され、これをバックアップするためのブレーカ
ープレートを組合わせてなるフラット形濾過体が公知で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のブレーカープレ
ートに形成される多数の樹脂通路は、丸孔であって、該
ブレーカープレートがスクリーンのバックアップ機能を
有することから強度的に丸孔の開口率は５０％前後であ
った。これ故、限られた面積内での有効濾過面積が低下
し、濾過体全体も大形化となる課題があった。
ートに形成される多数の樹脂通路は、丸孔であって、該
ブレーカープレートがスクリーンのバックアップ機能を
有することから強度的に丸孔の開口率は５０％前後であ
った。これ故、限られた面積内での有効濾過面積が低下
し、濾過体全体も大形化となる課題があった。
【０００４】そこで本発明は、ブレーカープレートに形
成される樹脂通路をスリット形状（帯形状）にすること
によってスクリーンのバックアップ機能を損なうことな
く大きな開口率（７０〜８０％）にでき、延いては限ら
れた面積内での有効濾過面積が向上し、濾過体を小形化
できるようにしたことを目的とするものである。
成される樹脂通路をスリット形状（帯形状）にすること
によってスクリーンのバックアップ機能を損なうことな
く大きな開口率（７０〜８０％）にでき、延いては限ら
れた面積内での有効濾過面積が向上し、濾過体を小形化
できるようにしたことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、押出機１を流
動する樹脂材料中の不純物を濾過するスクリーン１０
と、該スクリーン１０の背後に装着されていて該スクリ
ーン１０をバックアップする多数の樹脂通路１２を有す
るブレーカープレート１１とを組合わせてなる濾過体に
おいて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段
を講じている。
動する樹脂材料中の不純物を濾過するスクリーン１０
と、該スクリーン１０の背後に装着されていて該スクリ
ーン１０をバックアップする多数の樹脂通路１２を有す
るブレーカープレート１１とを組合わせてなる濾過体に
おいて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段
を講じている。
【０００６】すなわち、本発明は、前記ブレーカープレ
ート１１が、上流側の第１プレート１１１と下流側の第
２プレート２１１とを重ね合わせてなり、各プレート１
１１，２１１の樹脂通路１２は、樹脂材料の流動方向Ｔ
と交差する方向の細長いスリット１４に形成され、前記
第１プレート１１１のスリット１１４と第２プレート２
１１のスリット２１４は一方が他方に対して幅広でかつ
互いに交差されていることを特徴とするものである。
ート１１が、上流側の第１プレート１１１と下流側の第
２プレート２１１とを重ね合わせてなり、各プレート１
１１，２１１の樹脂通路１２は、樹脂材料の流動方向Ｔ
と交差する方向の細長いスリット１４に形成され、前記
第１プレート１１１のスリット１１４と第２プレート２
１１のスリット２１４は一方が他方に対して幅広でかつ
互いに交差されていることを特徴とするものである。
【０００７】また、第１プレート１１１の樹脂通路１２
は樹脂材料の流動方向Ｔと交差する方向の細長いスリッ
ト１１４で、第２プレート２１１の樹脂通路１２は丸孔
３１４とされているものとすることができる。また、本
発明は、押出機１を流動する樹脂材料中の不純物を濾過
するスクリーン１０と、該スクリーン１０の背後に装着
されていて該スクリーン１０をバックアップする多数の
樹脂通路１２を有するブレーカープレート１１とを組合
わせてなる濾過体において、前記ブレーカープレート１
１は、上流側の第１プレート１１１と下流側の第２プレ
ート２１１とを重ね合わせてなり、前記ブレーカープレ
ート１１の少なくとも上流側の第１プレート１１１の樹
脂通路１２は、樹脂材料の流動方向Ｔと交差する方向の
細長いスリット１４に形成してあることを特徴と するも
のである。
は樹脂材料の流動方向Ｔと交差する方向の細長いスリッ
ト１１４で、第２プレート２１１の樹脂通路１２は丸孔
３１４とされているものとすることができる。また、本
発明は、押出機１を流動する樹脂材料中の不純物を濾過
するスクリーン１０と、該スクリーン１０の背後に装着
されていて該スクリーン１０をバックアップする多数の
樹脂通路１２を有するブレーカープレート１１とを組合
わせてなる濾過体において、前記ブレーカープレート１
１は、上流側の第１プレート１１１と下流側の第２プレ
ート２１１とを重ね合わせてなり、前記ブレーカープレ
ート１１の少なくとも上流側の第１プレート１１１の樹
脂通路１２は、樹脂材料の流動方向Ｔと交差する方向の
細長いスリット１４に形成してあることを特徴と するも
のである。
【０００８】また、本発明は、ブレーカープレート１１
の樹脂通路１２の形成面は、円形又は矩形とされている
ことを特徴とするものである。また、本発明は、スクリ
ーン１０およびブレーカープレート１１は、樹脂の押出
方向又は反押出方向に向かって単一の曲率による凸曲面
に形成されていることを特徴とするものである。
の樹脂通路１２の形成面は、円形又は矩形とされている
ことを特徴とするものである。また、本発明は、スクリ
ーン１０およびブレーカープレート１１は、樹脂の押出
方向又は反押出方向に向かって単一の曲率による凸曲面
に形成されていることを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】本発明によれば、押出機１から押出される樹脂
材料は、図１（Ａ）で示す矢印Ｔ方向に流動する過程で
濾過体９のスクリーン１０によってその不純物が濾過さ
れる。このとき、濾過体９におけるブレーカープレート
１１の樹脂通路１２は、矢印Ｔ方向と交差する細長いス
リット（帯形状）１４に形成されていて丸孔に比較して
開口率を大きくしてもバックアップ機能は充分に確保さ
れる。
材料は、図１（Ａ）で示す矢印Ｔ方向に流動する過程で
濾過体９のスクリーン１０によってその不純物が濾過さ
れる。このとき、濾過体９におけるブレーカープレート
１１の樹脂通路１２は、矢印Ｔ方向と交差する細長いス
リット（帯形状）１４に形成されていて丸孔に比較して
開口率を大きくしてもバックアップ機能は充分に確保さ
れる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明すると、第１実
施例を示している図１（Ａ）において、ポリオレフイ
ン、コンパウンド等の樹脂材料を押出す押出機１（混練
機・成形機を含む）は細長い筒状のバレル２にスクリュ
３を挿設してなり、スクリュ３の回転により樹脂材料は
矢印Ｔ方向に流動されて図外の成形ダイ等に押出され
る。
施例を示している図１（Ａ）において、ポリオレフイ
ン、コンパウンド等の樹脂材料を押出す押出機１（混練
機・成形機を含む）は細長い筒状のバレル２にスクリュ
３を挿設してなり、スクリュ３の回転により樹脂材料は
矢印Ｔ方向に流動されて図外の成形ダイ等に押出され
る。
【００１１】押出機１と成形ダイとの間には、濾過装置
４が設けられていて、この濾過装置４は通路５Ａを有す
る第１ボディ５と通路６Ａを有する第２ボディ６とを合
わせ面７で合致させて複数本のボルト８で締結するとと
もに、第２ボディ６には、濾過体９が備えられている。
濾過体９は樹脂材料の不純物を濾過するためのメッシュ
材よりなるスクリーン１０と、該スクリーン１０をバッ
クアップするためその背後に装着されているブレーカー
プレート１１とを組合わせてなる。
４が設けられていて、この濾過装置４は通路５Ａを有す
る第１ボディ５と通路６Ａを有する第２ボディ６とを合
わせ面７で合致させて複数本のボルト８で締結するとと
もに、第２ボディ６には、濾過体９が備えられている。
濾過体９は樹脂材料の不純物を濾過するためのメッシュ
材よりなるスクリーン１０と、該スクリーン１０をバッ
クアップするためその背後に装着されているブレーカー
プレート１１とを組合わせてなる。
【００１２】なお、スクリーン１０はメッシュ材の複数
枚を重ね合わせているものである。第１実施例のブレー
カープレート１１は、図１（Ｂ）で示すように多数の樹
脂通路１２を有し、その通路形成面１３は円形とされて
いて、前記通路は樹脂流動方向Ｔに対して交差する方向
に細長いスリット（帯状）１４に形成されていて、スリ
ット１４を区画するリブ１５の部分は極細く形成しても
充分にバックアップ機能を確保し、ここに、樹脂通路１
２の開口率は７０％〜８０％とすることができる。
枚を重ね合わせているものである。第１実施例のブレー
カープレート１１は、図１（Ｂ）で示すように多数の樹
脂通路１２を有し、その通路形成面１３は円形とされて
いて、前記通路は樹脂流動方向Ｔに対して交差する方向
に細長いスリット（帯状）１４に形成されていて、スリ
ット１４を区画するリブ１５の部分は極細く形成しても
充分にバックアップ機能を確保し、ここに、樹脂通路１
２の開口率は７０％〜８０％とすることができる。
【００１３】図２（Ａ）（Ｂ）は本発明の第２実施例を
示し、スクリーン１０およびブレーカープレート１１が
第１実施例では円形であったのに対しこれを矩形に形成
したものであり、この矩形に形成することで円形に比較
して有効濾過面積を広くすることが可能である。なお、
第２実施例において第１実施例と共通する部分は共通符
号を付している。
示し、スクリーン１０およびブレーカープレート１１が
第１実施例では円形であったのに対しこれを矩形に形成
したものであり、この矩形に形成することで円形に比較
して有効濾過面積を広くすることが可能である。なお、
第２実施例において第１実施例と共通する部分は共通符
号を付している。
【００１４】図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は本発明の第３実
施例を示し、スクリーン１０の背後に装着されるブレー
カープレート１１は第１プレート１１１と第２プレート
２１１を重ね合わせているとともに両者はボルト１６で
組付けており、第１プレート１１１のスリット１１４の
幅に対して第２プレート２１１のスリット２１４の幅が
広くされかつ両スリット１１４，２１４は互いに交差し
ているものである。但し、スリット１１４，２１４の幅
は図とは逆であってもよい。
施例を示し、スクリーン１０の背後に装着されるブレー
カープレート１１は第１プレート１１１と第２プレート
２１１を重ね合わせているとともに両者はボルト１６で
組付けており、第１プレート１１１のスリット１１４の
幅に対して第２プレート２１１のスリット２１４の幅が
広くされかつ両スリット１１４，２１４は互いに交差し
ているものである。但し、スリット１１４，２１４の幅
は図とは逆であってもよい。
【００１５】図４（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は本発明の第４実
施例を示し、前述した第３実施例と基本構成は同じであ
るも、該第３実施例のスクリーン１０およびブレーカー
プレート１１が円形であったのに対し第４実施例では矩
形に形成して有効濾過面積を広くした点が相違し、共通
部分は共通符号で示している。ここで、第３・４実施例
において第２プレート２１１のスリット２１４の幅を第
１プレート１１１のスリット１１４より広幅に形成する
ことで低圧損性を確保しているのである。
施例を示し、前述した第３実施例と基本構成は同じであ
るも、該第３実施例のスクリーン１０およびブレーカー
プレート１１が円形であったのに対し第４実施例では矩
形に形成して有効濾過面積を広くした点が相違し、共通
部分は共通符号で示している。ここで、第３・４実施例
において第２プレート２１１のスリット２１４の幅を第
１プレート１１１のスリット１１４より広幅に形成する
ことで低圧損性を確保しているのである。
【００１６】図５（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は本発明の第５実
施例を示しており、スクリーン１０の背後に装着される
ブレーカープレート１１は第１プレート１１１と第２プ
レート２１１を重ね合わせてボルト１６で組付けてお
り、第１プレート１１１はスリット１１４とされている
が第２プレート２１１は丸孔３１４とされていて低圧損
ブレーカとなっており、更に、第１プレート１１１のス
リット１１４はその長手方向の中央部分に隔壁４１４を
有し、該隔壁４１４は前面（正面）側と後面（背面）側
とでそれぞれへこんでいることによってスクリーン１０
の正味濾過面積を向上しているとともに第２プレート２
１１との間の流路面積を確保しているのである。
施例を示しており、スクリーン１０の背後に装着される
ブレーカープレート１１は第１プレート１１１と第２プ
レート２１１を重ね合わせてボルト１６で組付けてお
り、第１プレート１１１はスリット１１４とされている
が第２プレート２１１は丸孔３１４とされていて低圧損
ブレーカとなっており、更に、第１プレート１１１のス
リット１１４はその長手方向の中央部分に隔壁４１４を
有し、該隔壁４１４は前面（正面）側と後面（背面）側
とでそれぞれへこんでいることによってスクリーン１０
の正味濾過面積を向上しているとともに第２プレート２
１１との間の流路面積を確保しているのである。
【００１７】なお、図５（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）ではスクリ
ーン１０およびブレーカープレート１１は矩形としてい
るけれどもこれは丸形とすることができ、また、隔壁４
１４は前・後面のいずれか一方においてへこんでいるも
のであってもよい。図６及び図７は第２ボディ６に押出
方向と交差する円形ボア６Ａを形成し、このボア６Ａ
に、濾過体９を並設した摺動部材６Ｂを嵌合してシリン
ダ６Ｃによって濾過体９を交互に使用可能としてスクリ
ーンチェンジ機能を具備させたものである。
ーン１０およびブレーカープレート１１は矩形としてい
るけれどもこれは丸形とすることができ、また、隔壁４
１４は前・後面のいずれか一方においてへこんでいるも
のであってもよい。図６及び図７は第２ボディ６に押出
方向と交差する円形ボア６Ａを形成し、このボア６Ａ
に、濾過体９を並設した摺動部材６Ｂを嵌合してシリン
ダ６Ｃによって濾過体９を交互に使用可能としてスクリ
ーンチェンジ機能を具備させたものである。
【００１８】この図６・７の実施例における濾過体９は
既述した第１〜５のいずれの実施例における濾過体９を
採用することが可能であるが、これら各実施例に加え
て、スクリーン１０とブレーカープレート１１を単一曲
率による凸曲面にすることによってフラット形に比べて
より一層濾過面積を増大することができる。また、凸曲
面は図６・７で示す如く反押出方向の凸曲面でも図８で
示す押出方向の凸曲面のいずれであっても構わない。
既述した第１〜５のいずれの実施例における濾過体９を
採用することが可能であるが、これら各実施例に加え
て、スクリーン１０とブレーカープレート１１を単一曲
率による凸曲面にすることによってフラット形に比べて
より一層濾過面積を増大することができる。また、凸曲
面は図６・７で示す如く反押出方向の凸曲面でも図８で
示す押出方向の凸曲面のいずれであっても構わない。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によればスク
リーンのバックアップ機能を損なうことなくブレーカー
プレートの樹脂通路の開口率を大きくでき、限られた面
積内での有効濾過面積を向上できる。
リーンのバックアップ機能を損なうことなくブレーカー
プレートの樹脂通路の開口率を大きくでき、限られた面
積内での有効濾過面積を向上できる。
【図１】本発明の第１実施例を示し、（Ａ）は押出機の
断面図、（Ｂ）はブレーカープレートの正面図である。
断面図、（Ｂ）はブレーカープレートの正面図である。
【図２】本発明の第２実施例を示し、（Ａ）は正面図、
（Ｂ）は断面図である。
（Ｂ）は断面図である。
【図３】本発明の第３実施例を示し、（Ａ）は第１プレ
ートの正面図、（Ｂ）は濾過体の断面図、（Ｃ）は第２
プレートの正面図である。
ートの正面図、（Ｂ）は濾過体の断面図、（Ｃ）は第２
プレートの正面図である。
【図４】本発明の第４実施例を示し、（Ａ）は第１プレ
ートの正面図、（Ｂ）は濾過体の断面図、（Ｃ）は第２
プレートの正面図である。
ートの正面図、（Ｂ）は濾過体の断面図、（Ｃ）は第２
プレートの正面図である。
【図５】本発明の第５実施例を示し、（Ａ）は第１プレ
ートの正面図、（Ｂ）は濾過体の断面図、（Ｃ）は第２
プレートの正面図である。
ートの正面図、（Ｂ）は濾過体の断面図、（Ｃ）は第２
プレートの正面図である。
【図６】本発明の実施例に係る凸面濾過体を組込んだ押
出機の断面図である。
出機の断面図である。
【図７】図６のＡ−Ａ断面図である。
【図８】本発明の実施例に係る反凸面濾過体を組込んだ
押出機の断面図である。
押出機の断面図である。
１ 押出機 ９ 濾過体 １０ スクリーン １１ ブレーカープレート １２ 樹脂通路 １４ スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲田 好明 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目３番１号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (72)発明者 福水 伸一 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目３番１号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (72)発明者 池田 治 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目３番１号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (56)参考文献 特開 平２−243321（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−163958（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−89224（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−116426（ＪＰ，Ａ) 特公 昭59−3142（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭56−165222（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭36−1485（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 47/00 - 47/96
Claims (5)
- 【請求項１】 押出機（１）を流動する樹脂材料中の不
純物を濾過するスクリーン（１０）と、該スクリーン
（１０）の背後に装着されていて該スクリーン（１０）
をバックアップする多数の樹脂通路（１２）を有するブ
レーカープレート（１１）とを組合わせてなる濾過体に
おいて、 前記ブレーカープレート（１１）は、上流側の第１プレ
ート（１１１）と下流側の第２プレート（２１１）とを
重ね合わせてなり、 各プレート（１１１，２１１）の樹脂通路（１２）は、
樹脂材料の流動方向（Ｔ）と交差する方向の細長いスリ
ット（１４）に形成され、 前記第１プレート（１１１）のスリット（１１４）と第
２プレート（２１１）のスリット（２１４）は一方が他
方に対して幅広でかつ互いに交差されていることを特徴
とする樹脂押出機の濾過体。 - 【請求項２】 押出機（１）を流動する樹脂材料中の不
純物を濾過するスクリーン（１０）と、該スクリーン
（１０）の背後に装着されていて該スクリーン（１０）
をバックアップする多数の樹脂通路（１２）を有するブ
レーカープレート（１１）とを組合わせてなる濾過体に
おいて、 前記ブレーカープレート（１１）は、上流側の第１プレ
ート（１１１）と下流側の第２プレート（２１１）とを
重ね合わせてなり、 第１プレート（１１１）の樹脂通路（１２）は樹脂材料
の流動方向（Ｔ）と交差する方向の細長いスリット（１
１４）で、第２プレート（２１１）の樹脂通路（１２）
は丸孔（３１４）とされていることを特徴とする樹脂押
出機の濾過体。 - 【請求項３】 押出機（１）を流動する樹脂材料中の不
純物を濾過するスクリーン（１０）と、該スクリーン
（１０）の背後に装着されていて該スクリーン（１０）
をバックアップする多数の樹脂通路（１２）を有するブ
レーカープレート（１１）とを組合わせてなる濾過体に
おいて、 前記ブレーカープレート（１１）は、上流側の第１プレ
ート（１１１）と下流側の第２プレート（２１１）とを
重ね合わせてなり、前記ブレーカープレート（１１）の
少なくとも上流側の第１プレート（１１１）の樹脂通路
（１２）は、樹脂材料の流動方向（Ｔ）と交差する方向
の細長いスリット（１４）に形成してあることを特徴と
する樹脂押出機の濾過体。 - 【請求項４】 ブレーカープレート（１１）の樹脂通路
（１２）の形成面は、円形又は矩形とされていることを
特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の樹脂押出機
の濾過体。 - 【請求項５】 スクリーン（１０）およびブレーカープ
レート（１１）は、樹脂の押出方向又は反押出方向に向
かって単一の曲率による凸曲面に形成されていることを
特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の樹脂押出機
の濾過体。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6151243A JP2892282B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 樹脂押出機の濾過体 |
| US09/579,438 USRE37681E1 (en) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Filter member and screen changer for use in resin extruder |
| DE69534435T DE69534435T2 (de) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Filterwechsler für Harzextruder |
| EP01112411A EP1125713B1 (en) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Screen changer for use in resin extruder |
| DE69524210T DE69524210T2 (de) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Filter für Harzextruder |
| US08/600,930 US5756129A (en) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Filter member and screen changer for use in resin extruder |
| EP95923531A EP0744271B1 (en) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Filtermedium for resin extruders |
| PCT/JP1995/001283 WO1996001178A1 (fr) | 1994-07-01 | 1995-06-28 | Couche filtrante pour extrudeuses a resines et dispositif de remplacement d'ecrans pour extrudeuses a resines |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6151243A JP2892282B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 樹脂押出機の濾過体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811192A JPH0811192A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2892282B2 true JP2892282B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15514396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6151243A Expired - Lifetime JP2892282B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 樹脂押出機の濾過体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2892282B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100571149B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2006-04-17 | 엘에스전선 주식회사 | 압출기의 원형 슬릿타입 브레이커 플레이트 어셈블리 |
| KR100638838B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2006-10-27 | 김광휘 | 폐합성수지 재활용 시스템의 이물질제거장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54163958A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Synthetic resin extruding apparatus |
| US4918017A (en) * | 1989-02-03 | 1990-04-17 | Bridgestone/Firestone, Inc. | Screen assembly for screening elastomeric material |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6151243A patent/JP2892282B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
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| JPH0811192A (ja) | 1996-01-16 |
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