JP2891481B2 - レベル測定装置 - Google Patents

レベル測定装置

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賢治 斉藤
文明 金井
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液面の変化を利用して構造物等のレベルを測
定する装置の改良に関する。
(従来の技術) 比較的軟弱な地盤に建設した構造物等は時間の経過に
伴い各部が不同沈下を起こすが、基礎と構造物との間に
多数の支持ジャッキ等を介在させておき、各部の沈下量
を測定しながら支持ジャッキを伸縮させ、地盤が安定し
て沈下が沈静するまでの間、構造物の全体的な沈下量を
均一化させるような工法が最近注目を浴びている。
この場合、多数の箇所での基礎レベル変位を常時監視
するのに、液面変化を利用してレベル測定を行う測定方
法が本出願人等により特願昭63−269235号等で提案され
ている。
これは所定の液面レベルをオンオフ的に検出するたレ
ベル計を各基礎に取付けておき、相互に連通管により連
通させ、連通管に徐々に給水していくことにより液面を
上昇させ、各レベル計がオンとなるときの液面を基準液
面計の出力に基づいて比較算出することにより、相対的
なレベル変位を検出できるようにしたものである。
(発明が解決すべき課題) ところで、連通管にはレベル測定時に給水を行い、測
定終了後に排水しておき、次の測定に備えるのである
が、測定部位が数十箇所ないしはそれ以上及ぶ場合は、
連通配管を通して給水により液面を所定レベルまで上昇
させるのに多くの時間を要する。
これに対して、短時間のうちに急速(多量)に給水し
ようとすると、管路抵抗等により総ての測定部位で液面
レベルの上昇が均一に行なわれず、給水点に遠い部分の
液面が低くても、近い部分のレベル計からは水があふれ
出ることもあった。
オーバーフローを生じないように低流量で給水すれ
ば、総ての連通管に水を充満させるのに、かなりの時間
が必要となり、計測時間が非常に長くなる。
本発明はこのような問題を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) そこで本発明は、第1図に示すように、各測定点に設
置したレベル計に連通配管を介して水を供給し、各レベ
ル計の出力に基づいて各測定点のレベルを計測するよう
にした装置において、連通配管に急速に給水する手段50
並びに低速で給水する手段51と、連通配管から低速で排
水する手段52と、各レベル計のいずれか一つでもオンに
なるまで急速給水させた後一定の時間の範囲内で少なく
とも一つがオンを維持されるように給水と停止を繰り返
し、その後に総てのレベル計がオフになるまで低速排水
を行う測定準備給水手段53と、この給水後に低速で給水
を行いつつレベル測定を行う測定制御手段54とを備え
た。
(作用) レベル測定時にまず急速(大量)に給水が行なわれる
ため、各測定部位の液面レベルは急速に上昇していく。
給水点に近い管路抵抗の少ないレベル計の液面が規定値
まで上昇すると、いったん急速給水を停止させて、平均
水位が均一化するまで待つ。
その後、少なくとも1つのレベル計の液面が常時規定
値を越えるまで、所定の時間にわたり急速給水と停止が
繰り返される。その後、給水を停止して低速排水に移
る。低速排水は全レベル計がオフになるまで行なわれ、
このようにしてオフになったら排水を停止して、計測準
備を終了する。
次に、低速で給水を開始し、緩やかにかつ均一的に液
面を上昇させながらレベルの計測を行う。
レベル計を取付けた測定部位のレベルが低い所から順
にレベル計がオンになり、オンになったときの基準液面
を、別の基準レベル計で読み取ることにより、各レベル
が測定され、最後に最も高い位置のレベル計がオンにな
ったところで計測を終了する。
(実施例) 第2図に示す実施例について説明する。
1は所定の基準位置に取付られ、液面の変化を連続的
に検出して出力する基準レベル計、2a,2b,2c…は各測定
部位に取付けられ、所定の液面をオンオフ的に検出して
出力するレベル計で、これらの各出力はコントローラ4
に入力する。
基準レベル計1と各レベル計2a,2b,2c…は、相互に連
通配管3によって接続し、この連通配管3にはポンプ等
の給水源5から必要に応じてフィルタ12を通して給水が
行なわれる。
このため、給水回路13には高速給水手段を構成する大
径オリフィス6と電磁弁7が、また低速給水手段を構成
する小径オリフィス8と電磁弁9が、互いに並列に回路
接続される。
また、連通配管3に充満する水を排水するために排水
回路11が設けられ、この排水回路11には低速排水手段と
して小径オリフィス15と電磁弁16が、通常排水用の電磁
弁17と並列に回路接続される。
そして、これら各電磁弁7,9,10,16はコントローラ4
からの信号により開閉が制御され、これによって各レベ
ル計2a,2b,2c…に対して給水しつつ、各部のレベル計測
を行う。
すなわち、各レベル計2a,2b,2c…によるレベルの計測
は、液面が均一的に上昇するように連通配管3に徐一に
給水しながら行うのであり、この場合液面上昇に伴い、
低い位置にあるレベル計2a,2b,2c…から順にオンになっ
ていくので、各レベル計2a,2b,2c…がオンになるときの
基準レベル計1の液面を読み取ることにより、各測定部
位の相対レベルが計測できる。
この給水は精度のよいレベル測定のために、各レベル
計2a,2b,2c…の測定液面に近付いたら、液面上昇が均一
となるように徐々に行う必要があるが、測定精度に無関
係な、測定液面に近付くまでの間は急速に給水すること
で、全体的に給水時間の短縮を図る必要もある。
このような給水制御を実現するためのコントローラ4
による制御動作について、第3図のフローチャートを参
照しながら説明する。
まず、電磁弁7を開いて大径オリフィス6から急速給
水を行う。このとき、他の電磁弁9,10,16は閉じてお
く。この急速給水は各レベル計2a,2b,2c…のうち、いず
れか1つがオンになるまで行なわれる。急速給水時には
管路抵抗等の影響により液面の上昇は均一に行なわれ
ず、一般には給水源に近い方の液面が高くなる。
いずれか1つでもオンになったら、ひとまず電磁弁7
を閉じて給水を停止する。給水停止により液面が落ち着
き、全体的なレベルが平均化するため、その後、再びレ
ベル計2a,2b,2c…の出力を見て、ある一定の時間の間
は、いずれか1つでもがオンになるまで急速給水と停止
とを繰り返す。
このようにして一定時間が経過した時点、液面がほぼ
計測液面に近い状態でほぼ均一レベルとなる。
給水量が多いときほど連通管路における液面レベルの
傾きが大きく、最初に1つのレベル計2a,2b,2c…がオン
になっても平均水位は計測液面からほど遠い。したがっ
て、この後、一定時間内に急速給水と停止を繰り返すこ
とで、短時間のうちに最も効率よく平均水位を計測液面
付近まで到達させることができるのである。
そこで給水を停止してから、今度は電磁弁16を開いて
オリフィス15を経て少量づつ低速排水を行う。この低速
排水は各レベル計2a,2b,2c…の総てがオフになるまで継
続される。
このようにして計測準備のため、計測液面付近までの
給水が終了し、一定の安定時間が経過したら、電磁弁9
を開いて計測行程に入る。
この計測行程では小径オリフィス8を経由して給水が
行なわれ、均一レベルを保ったまま徐々に液面を上昇さ
せていく。
測定部位のレベルの低いところから、順にレベル計2
a,2b,2c…の出力がオンになっていき、これをそのとき
の基準レベル計1の出力と比較することにより、各部の
レベルが判明する。
このように、計測液面の付近までは急速に給水を行う
ことで給水時間を短縮し、また計測時には徐々に液面を
上昇させるように給水することで、精度の良いレベル測
定を可能とするのである。
総てのレベル計2a,2b,2c…がオンになったら計測は終
了し、終了後は電磁弁10を開いて連通管路3から排水す
る。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、所定の計測液面までは
急速に給水を行い、それ以後は低速給水に切換えるの
で、レベル測定精度を低下させることなく、計測時間の
短縮化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すクレーム対応図、第2図は
実施例を示す回路図、第3図はコントローラの制御動作
を示すフローチャートである。 1…基準レベル計、2a,2b,2c…レベル計、3…連通配
管、4…コントローラ、6,8,15…オリフィス、7,9,10,1
6…電磁弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−95209(JP,A) 特開 平2−115712(JP,A) 特開 平2−243915(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 5/04 G01C 9/18 - 9/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各測定点に設置したレベル計に連通配管を
    介して水を供給し、各レベル計の出力に基づいて各測定
    点のレベルを計測するようにした装置において、連通配
    管に急速に給水する手段並びに低速で給水する手段と、
    連通配管から低速で排水する手段と、各レベル計のいず
    れか一つでもオンになるまで急速給水させた後一定の時
    間の範囲内で少なくとも一つがオンを維持されるように
    給水と停止を繰り返し、その後に総てのレベル計がオフ
    になるまで低速排水を行う測定準備給水手段と、この給
    水後に低速で給水を行いつつレベル測定を行う測定制御
    手段とを備えたことを特徴とするレベル測定装置。
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