JP2889557B1 - 長距離監視装置 - Google Patents

長距離監視装置

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JP2889557B1
JP2889557B1 JP10049716A JP4971698A JP2889557B1 JP 2889557 B1 JP2889557 B1 JP 2889557B1 JP 10049716 A JP10049716 A JP 10049716A JP 4971698 A JP4971698 A JP 4971698A JP 2889557 B1 JP2889557 B1 JP 2889557B1
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Abstract

【要約】 【課題】 撮像手段を用いてトンネル等の内部を長距離
にわたり一つの撮像装置で監視することができ、コスト
の安い長距離監視装置を得る。 【解決手段】 被監視体の画像を撮像する撮像手段1、
撮像手段1を走行ガイド手段に沿って走行させる駆動力
を与える駆動手段、走行ガイド手段に沿って走行する撮
像手段1により所定位置で被監視体の画像を撮像するた
めの位置検出手段、所定位置で撮像された被監視体の画
像を同じ位置で以前に撮像された被監視体の画像と比較
して被監視体の変化を検知する画像処理手段を備える。
走行ガイド手段がシリンダ2を具備し、駆動手段は、シ
リンダ内に圧縮空気を送り込むコンプレッサ10、20
と、圧縮空気によってシリンダ2内を移動するピストン
とを具備し、ピストンと磁気的に結合しピストンの移動
に伴いシリンダ2に沿って移動する移動体4を設け、移
動体4に撮像手段1取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長距離の被監視
体、例えば数百メートルから数キロメートルさらには数
十キロメートルにもおよぶ列車用、自動車用のトンネ
ル、坑道、下水道、地下道等を遠隔的に監視しながら、
異常が発生した場合はこれを発見することができるよう
にした長距離監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、列車用、自動車用のトンネル、
坑道、下水道、地下道等は、年月の経過に伴って崩落す
ることがあり得る。特に、岩盤の弱い地域では崩落の確
率が高い。これらトンネル等が崩落する場合、何の前触
れもなく崩落することは希で、多くの場合、崩落の前兆
として、壁面仕上げ層の脱落、壁面や天井の変形、変位
など、視覚的な変化として認識することができる変化が
発生する。そこで、人間が歩きながらトンネル等の内部
の異常の有無を肉眼で観察している。しかし、大規模な
トンネル等になると、長さが数キロメートルから数十キ
ロメートルにもおよぶものがあり、これを人間が目視で
点検するのは容易ではなく、人件費が嵩むとともに、1
回の点検に要する時間が長くなる難点がある。しかも、
短い時間間隔で頻繁に点検するのは不可能に近く、重大
な異常の発生を見逃して、重大な事故につながることも
あり得る。
【0003】そこで、人間の目視によることなく、例え
ばCCDカメラなどからなる撮像手段を設置して監視し
異常を発見することが考えられる。そして、被監視体が
長距離のトンネルなどの場合、1台の撮像手段ではトン
ネル全体を監視することはできないので、トンネル内に
多数の撮像手段を一定間隔で設置し、所定の時間間隔で
所定の視野範囲を撮像し、この撮像した画像データと、
前に撮像した同じ視野範囲での画像データとを画像処理
装置で処理して比較することにより、被監視体の変化を
検出し、この変化が一定以上の変化である場合は警告を
発するようにすることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、撮像手
段を用いてトンネル等の内部を監視するようにすれば、
人間の目視によって監視する必要がないから、短い時間
間隔で頻繁に監視することが可能であり、重大な事故に
つながる異常の発生も事前に容易に発見することができ
る利点がある。しかし、トンネル等の内部に撮像手段を
一定間隔で設置しようとすると多くの撮像手段を必要と
し、特に、長さが1キロメートル以上というように長い
トンネル等になると相当多数の撮像手段を必要とし、コ
ストが嵩む難点がある。
【0005】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、撮像手段を用いてトン
ネル等の内部を監視することができるようにするととも
に、トンネル等の内部を長距離にわたって一つの撮像装
置によって監視することができるようにし、もって、コ
ストの低廉化を図ることができる長距離監視装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる長距離監
視装置は、被監視体の画像を撮像する撮像手段と、被監
視体に沿って敷設され撮像手段の走行をガイドする走行
ガイド手段と、撮像手段を走行ガイド手段に沿って走行
させるための駆動力を与える駆動手段と、走行ガイド手
段に沿って走行する撮像手段により予め定められた位置
で被監視体の画像を撮像するための位置検出手段と、予
め定められた位置で撮像された被監視体の画像を同じ位
置で以前に撮像された被監視体の画像と比較することに
より被監視体の変化を検知する画像処理手段とを備え、
これによって上記の目的を達するものである。
【0007】請求項2記載の発明のように、上記走行ガ
イド手段がシリンダを具備し、上記駆動手段は、上記シ
リンダ内に圧縮空気を送り込むコンプレッサと、圧縮空
気によって上記シリンダ内を移動するピストンとを具備
し、ピストンと磁気的に結合しピストンの移動に伴いシ
リンダに沿ってこのシリンダの外側を移動する移動体を
設け、この移動体に撮像手段が取り付けるとよい。
【0008】請求項3記載の発明のように、上記駆動手
段は、位置検出手段によって予め定められた位置で駆動
力を停止して撮像手段を停止させるようにし、この停止
位置で撮像手段が被監視体の画像を撮像するようにする
とよい。請求項4記載の発明のように、請求項2記載の
発明におけるシリンダは、その両端から圧縮空気を導入
することができるようにし、弁の制御によって圧縮空気
の導入を制御することにより、ピストンの移動、停止、
移動の向きを制御するようにするとよい。
【0009】請求項5記載の発明のように、請求項2記
載の発明におけるシリンダには、複数箇所で固定バンド
を段差なく巻きつけ、各固定バンドを介してシリンダを
構造体に固定するとよい。また、請求項6記載の発明の
ように、請求項5記載の発明において、複数のシリンダ
を連結することによってシリンダを被監視体に沿って敷
設し、固定バンドの巻きつけ部においてシリンダを連結
するようにするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明にかかる長距離監視装置の実施の形態について説明す
る。まず、図1を参照しながら、本発明にかかる長距離
監視装置の実施の形態の全体の構成について概略的に説
明する。図1において、符号45は構造体としてのトン
ネルの天井を示している。天井45にはトンネルの長さ
方向に一定間隔で複数の吊りボルト46の一端部が埋め
込まれ、各吊りボルト46が天井45から垂下してい
る。図1では吊りボルト46は限られた数しか図示され
ていないが、トンネルの長さによっては相当多数の吊り
ボルト46が用いられる。各吊りボルト46の下端部に
は吊りフック47が連結され、吊りボルト46に続いて
吊りフック47が垂下している。吊りフック47の長さ
方向の中間部は、一端がトンネルの壁面に埋め込まれた
水平方向の補助固定ボルト49に結合され、吊りフック
47が安定に固定されている。
【0011】各吊りフック47に対しこれを水平方向に
横切るようにして横断面C字状のガイド3が配置され、
各吊りフック47とガイド3とが連結されている。ま
た、各吊りフック47の下端には各吊りフック47に対
しこれを水平方向に横切るようにして、従って、上記ガ
イド3と平行にシリンダ2が連結されている。シリンダ
2は非磁性材からなる。各吊りフック47とシリンダ2
との連結には固定バンド50と固定バンド押さえ48が
用いられているが、この固定構造の詳細はあとで説明す
る。シリンダ2の外側には移動体4がシリンダ2に沿っ
て移動可能に取り付けられている。移動体4は上方に延
びたステー5を有し、ステー5の上端部に設けられたロ
ーラ23が上記ガイド3に沿って転動することにより、
移動体4の移動をガイドするようなっている。移動体4
の下端部には例えばCCDカメラからなる撮像手段1が
取り付けられている。撮像手段1は移動体4に相対移動
不可能に取り付けられ、撮像手段1の撮像アングルは常
に一定となっている。撮像手段1は、被監視体としての
トンネルの壁面を撮像する。ガイド3とシリンダ2は、
被監視体としてのトンネルにその長さ方向に沿って敷設
され、撮像手段1の走行をガイドするガイド手段を構成
している。
【0012】撮像手段1を走行ガイド手段に沿って走行
させるための駆動力を与える駆動手段として、この実施
の形態では、シリンダ2内に圧縮空気を送り込むコンプ
レッサ10、20と、圧縮空気によって上記シリンダ2
内を移動するピストン(後で詳細に説明する)とを有し
てなる。シリンダ2の図1において左右両端部にはそれ
ぞれエンドカバー55、65が設けられるとともに、シ
リンダ2の両端部にはそれぞれプラグ56、66が嵌め
られてシリンダ2の内部が気密に保たれている。上記コ
ンプレッサ10からは右側のエンドカバー65を介して
シリンダ2内に圧縮空気が導入され、他方のコンプレッ
サ20からは左側のエンドカバー55を介してシリンダ
2内に圧縮空気が導入されるようになっている。コンプ
レッサ10とエンドカバー65とを結ぶエアチューブに
は、コンプレッサ10からエンドカバー65に向かって
順に電空レギュレータR1、常開型の3ポート電磁弁1
1、スピードコントローラ12が配置されている。同様
に、コンプレッサ20とエンドカバー55とを結ぶエア
チューブには、コンプレッサ20からエンドカバー55
に向かって順に電空レギュレータR2、常開型の3ポー
ト電磁弁21、スピードコントローラ22が配置されて
いる。前記移動体4は、後で詳細に説明するように、上
記ピストンと磁気的に結合し、ピストンの移動に伴って
移動体4も一体的に移動するようになっている。
【0013】上記コンプレッサ10、20は空気を圧縮
し一定の圧力Pを発生する。この圧力Pは上記電空レギ
ュレータR1、R2に一次圧力として加えられ、電空レ
ギュレータR1、R2は、それぞれコントローラ6で制
御されて上記一次圧力Pに対し二次圧力Aを無段階に制
御する。上記常開型の3ポート電磁弁11、21は、そ
れぞれ非励磁時に上記レギュレータR1、R2とシリン
ダ2との間の空気通路を連通し、励磁時に上記空気通路
を開放してシリンダ2からの戻り空気を大気に逃がすよ
うになっている。上記スピードコントローラ12、22
は、圧縮空気をシリンダ2に送り込むための通路とシリ
ンダ2からの戻り空気通路とを有し、戻り空気通路を絞
ることによって、駆動手段を起動したときの後述のビス
トンの急激な飛び出しを防止するものである。
【0014】上記電空レギュレータR1、R2、3ポー
ト電磁弁11、21は、コントローラ6によって制御さ
れる。コントローラ6は、監視室15に設置されたコン
トローラ16によって遠隔的に制御されるもので、コン
トローラ16によって入力信号r1、r2の電圧が制御
され、これに応じてコントローラ6から出力される励磁
信号S1,S2の電圧が増減するようになっている。励
磁信号S1はレギュレータR1内部の2方弁を制御し、
励磁信号S2はレギュレータR2内部の2方弁を制御し
てそれぞれの二次圧力Aを昇降させるようになってい
る。シリンダ2内の前記ピストンの移動方向の切り換え
は、双方の電空レギュレータR1、R2の二次圧力Aの
うちどちらを高くするかによって行う。二次圧力の高い
方から低い方に向かってピストンが移動し、これと一体
的に前記移動体4が移動する。また、二次圧力の低い方
のレギュレータは、シリンダ2からの戻り空気を排気ポ
ートRから大気に排出するようになっている。ただし、
この排気ポートRからの排気は、レギュレータのソレノ
イドに通電され、かつ、一次圧力Pが立ち上がっている
ことを条件として行われる。上記ピストンの移動速度
は、電空レギュレータR1、R2の二次圧力の差、従っ
て、コントローラ16への入力信号r1、r2の電圧差
によって行う。二次圧力の差が大きいほど移動速度は速
くなる。二次圧力を等しくすることによってピストンを
停止させることができる。
【0015】上記電磁弁11、21は、前述のように、
非励磁時はレギュレータR1,R2とシリンダ2との間
の空気通路を連通するため、レギュレータR1,R2の
動作を制御することによって、上記のようにピストンの
移動方向の切り換え、速度制御、停止を行わせることが
できる。3ポート電磁弁11、21の励磁時は、シリン
ダ2からの戻り空気を大気に開放するようになっている
が、その理由は次の通りである。ピストンをシリンダ2
の一端に寄せる場合、一方のコンプレッサのみを駆動
し、他方のコンプレッサを停止させることがあり、この
とき、他方のレギュレータの一次圧力Pが立たなくなる
ため、シリンダ2からの戻り空気をレギュレータから大
気に排出することはできなくなる。そこで、このような
ときは他方の3ポート電磁弁を励磁することによって、
シリンダ2からの戻り空気を大気に開放するようにした
ものである。
【0016】上記実施の形態の動作を概略的に説明す
る。いま、撮像手段1を有する移動体4が図1において
シリンダ2の右端側にある状態から左方に向かって移動
させながら被監視体としてのトンネルの壁面を撮影する
ものとすると、コントローラ6への入力信号r1,r2
によって励磁信号S1,S2を制御し、レギュレータR
1の二次圧力をレギュレータR2の二次圧力よりも高く
する。これによってシリンダ2内のピストンとともに移
動体4および撮像手段1が左方に移動する。予め定めら
れた撮影位置には位置検出手段が設けられており、この
位置検出手段の位置まで移動体4が移動したとき、位置
検出手段から出力される検出信号によって撮像手段が撮
像動作する。撮像動作は移動体4を停止させて行っても
よいし、撮像手段1が高速撮像可能なものであれば走行
しながら行うこともできる。また、トンネル内部の低輝
度の環境下で撮影するため、ストロボ発光器等を用いて
撮像動作に同期して照明光を照射するようにするとよ
い。撮像は、予め定められた複数箇所で行い、各撮像箇
所での画像データは、同じ位置で以前に撮像された比較
データと画像処理手段によって比較され、被監視体の変
化を検出する。この変化が所定の変化以上であれば、崩
落その他の事故につながる可能性があるものとして警報
を発する。以上の動作を、撮像手段1を往復移動させな
がら行う。
【0017】次に、上記実施の形態の各部を詳細に説明
する。走行ガイド手段としてのガイド3とシリンダ2の
固定構造を図9ないし図12に示す。図9、図10にお
いて、前記吊りフック47は上端に水平方向の折り曲げ
片47aを有し、この折り曲げ片47aが前記吊りボル
ト46の下端部にナットで締め付けられ、吊りフック4
7が吊りボルト46に連結されて共に垂下している。吊
りフック47の長さ方向の途中には、一端がトンネルの
壁部に埋め込まれた補助固定ボルト49に結合されて吊
りフック47が安定に固定されている。吊りフック47
の一面側には前記ガイド3がボルトとナットによって結
合され、ガイド3が水平方向に固定されている。吊りフ
ック47の下部の一面側には固定バンド押さえ板48が
重ねられ、吊りフック47と固定バンド押さえ板48と
の間で固定バンド50の両端平板部50aが挟み込まれ
て固定バンド50が固定されている。固定バンド50は
シリンダ2に巻きつけられるもので、図12に示すよう
に、帯状の金属板をほぼ円筒状に成形した本体部分と、
この本体部分に続いて平坦な板状に伸び出た両端平板部
50aからなる。この両端平板部50aが上記のように
吊りフック47と固定バンド押さえ板48との間に挟み
込まれ、吊りフック47と固定バンド押さえ板48とが
ボルトとナットで締め付けられることにより、固定バン
ド50の本体部分が吊りフック47と固定バンド押さえ
板48の下端に一体に結合された形になっている。吊り
フック47と固定バンド押さえ板48の下端部は、シリ
ンダ2の中心軸線方向から見て互いに外側が面取りさ
れ、下方に向かって順次幅が狭くなっている。
【0018】上記固定バンド50の本体部分はシリンダ
2の外周に巻きつけられてシリンダ2が固定されるが、
図11に示すように、シリンダ2は固定バンド50の本
体部分が巻きつけられる部分が固定バンド50の板厚分
だけ窪んでいる。従って、固定バンド50の本体部分が
シリンダ2の外周に段差なく巻きつけられている。これ
は移動体4をシリンダ2に沿って支障なく走行させるた
めである。シリンダ2は長距離のトンネルに沿って敷設
されるため、複数のシリンダが連結されることになる。
図11に示すように、一方のシリンダ2の一端部2aと
他方のシリンダ2の他端部2bとをインロー状に嵌め合
わせてシリンダ相互が連結されている。そして、このシ
リンダ相互の連結部において上記固定バンド50の本体
部分が巻きつけられ、シリンダ2が固定されている。シ
リンダ相互の連結部は機械的強度が不足しがちである
が、シリンダ相互の連結部に固定バンド50の本体部分
を巻きつけ、固定バンド50を前述のようにして吊りフ
ック47に固定したため、機械的強度が不足しがちなシ
リンダ相互の連結部が補強される効果がある。シリンダ
2は、非磁性材、例えば合成樹脂、18−8ステンレス
鋼などからなり、シリンダ2の内外間で磁束を通すこと
ができるようになっている。
【0019】図3、図10に示すように、吊りフック4
7の背面側にはアングル板51を介してセンサ52が固
定されている。センサ52は例えばフォトインタラプタ
からなり、移動体4に取り付けた遮光板53がセンサ5
2の位置に達したとき、センサ52から位置検出信号が
出力される。センサ52と遮光板53とによって位置検
出手段を構成している。センサ52は各吊りフック47
ごとに設けてもよいし、複数の吊りフック47を隔てて
設けてもよい。あるいは吊りフック47以外の保持体に
センサ52を設けてもよい。センサは、上記のような光
学的なものに限定されるものではなく、例えばスイッチ
を機械的に動作させる機械的なセンサ、あるいは磁気的
なセンサなどを用いてもよい。
【0020】次に、移動体4およびシリンダ2内のピス
トンについて説明する。図2〜図8において、移動体4
は横断面外形がほぼ正方形でシリンダ2の外周側に位置
するマグネットホルダ30を有する。マグネットホルダ
30の長さ方向中間部内周側にはリング状の複数のアウ
ターマグネット25とアウターヨーク26がマグネット
ホルダ30の長さ方向に交互に重ねられている。マグネ
ットホルダ30の両端にはダストシールホルダ27、2
7がインロー状に嵌合され、このダストシールホルダ2
7、27の外端にはさらにダストシール押さえ29、2
9がボルト等によって結合されている。ダストシールホ
ルダ27、27のマグネットホルダ30との嵌合部内周
側にはアウターウエアリング24、24がはめられてい
る。また、ダストシールホルダ27、27によってダス
トシール28、28が保持されている。上記アウターマ
グネット25、アウターヨーク26、アウターウエアリ
ング24、24、ダストシールホルダ27、27、ダス
トシール押さえ29、29の内周面とシリンダ2の外周
面との間には、移動体4がシリンダ2に沿って移動でき
る程度に僅かな隙間があり、ダストシール28、28が
シリンダ2の外周面に摺接することによって、移動体4
のシリンダ2との対向面に塵や埃が進入するのを防止し
ている。
【0021】マグネットホルダ30は、シリンダ4を保
持する前記吊りフック47と固定バンド押さえ48に対
する逃げとなる切り込み33が形成されている。この切
り込み33は、マグネットホルダ30の上部にその長手
方向に形成され、移動体4が上記吊りフック47と固定
バンド押さえ48の位置を通過するとき、吊りフック4
7と固定バンド押さえ48がマグネットホルダ30と干
渉しないようになっている。上記切り込み33の両側壁
に沿って押さえ板31、31が配置され、押さえ板3
1、31の折曲上端縁部がマグネットホルダ30の上面
にねじ止めされている。上記アウターマグネット25、
アウターヨーク26、アウターウエアリング24、2
4、ダストシールホルダ27、27、ダストシール押さ
え29、29は全体としては円筒状であるが、マグネッ
トホルダ30と同様に、吊りフック47と固定バンド押
さえ48との干渉を回避するために、一部が上記切り込
み33と重なる位置で切り込み33と同じ向きに切り欠
かれている。そして、アウターマグネット25、アウタ
ーヨーク26、アウターウエアリング24、24、ダス
トシールホルダ27、27の切欠き面は、図5、図6に
示すように上記押さえ板31、31の下端縁部に当た
り、あるいはこの下端縁部に固着されることにより、こ
れらの部材が周方向にずれることのないようになってい
る。
【0022】上記ダストシール押さえ29、29はロー
ラ19の保持部材を兼ねている。図8にも示すように、
ダストシール押さえ29は、それぞれシリンダ2の中心
軸線方向から見て周方向の3箇所でローラ19を保持し
ている。ダストシール押さえ29、29のローラ保持部
は摺り割り状になっていて、この摺り割り状の空間を横
切って固定された軸32によってローラ19が回転可能
に保持されている。各ローラ19の外周はシリンダ2の
横断面外周とほぼ同じ曲率の円弧の周溝になっていて、
この周溝がシリンダ2の外周面に当たり、3個のローラ
19でシリンダ2を挟み込む形になっている。各ローラ
19は移動体4の移動に伴い、軸32を中心にしてシリ
ンダ2の外周面をシリンダ2の長手方向に転動する。そ
して、これらのローラ19が移動体4の両端部に配置さ
れていることにより、移動体4がシリンダ2に対しがた
つくことなく円滑に移動することができるようになって
いる。
【0023】図3において、マグネットホルダ30の前
面側には前記ステー5の下部がボルト締めによって固着
されている。ステー5はガイド3の高さ位置まで立ち上
がっていて、このステー5の上端部には、軸34が水平
方向に固定され、軸34によってガイドローラ23が回
転可能に支持されている。ガイドローラ23は外周に周
溝を有し、この周溝が断面C字状のガイド3の開口部上
下縁に嵌まっている。ステー5、ガイド3、ガイドロー
ラ23を含む構成部分は、移動体4がシリンダ2の中心
軸線を中心として回転するのを防止する回転防止手段を
構成するとともに、移動体4の移動をガイドしている。
【0024】図4〜図8に示すように、シリンダ2内に
はロッドレスのピストン8が挿入されている。ピストン
8は全体の形がシリンダ2の内径とほぼ同じ外径の円柱
状で、この円柱の中心にガイド軸35を有してなる。軸
35の両端部にはパッキンホルダー39、39がねじ込
まれ、パッキンホルダー39、39間には軸35の外周
側に複数のインナーマグネット36とインナーヨーク3
7がマグネットホルダ30の長さ方向に交互に、かつ、
前記アウターマグネット25とアウターヨーク26の配
設ピッチと同じピッチで重ねられている。インナーマグ
ネット36の外周部とアウターマグネット25の内周側
は互いに異なった極性になるように着磁され、インナー
マグネット36とインナーヨーク37との間に磁気吸引
力が発生している。
【0025】上記パッキンホルダー39、39の外周に
は、内端側すなわちインナーマグネット36側にインナ
ーウエアリング38、38が、外端側にピストン用パッ
キン40、40がはめられ、ピストン用パッキン40、
40はシリンダ2の内周面に密着してピストン8を境に
したシリンダ2内の左右両側の空気の流通を遮断してい
る。各パッキンホルダー39、39の外端にはクッショ
ン軸41、41が嵌められている。クッション軸41、
41はピストン8が右端または左端まで走行してストッ
パに当接したときクッションとなって衝撃を吸収するも
のである。図1について説明したように、シリンダ2の
左側または右側から圧縮空気が導入されると、ピストン
8はその左右の圧縮空気圧の差によって左または右に走
行し、空気圧差がなくなることによって停止し、空気圧
差の大小によって走行速度が決まる。
【0026】インナーマグネット36とアウターマグネ
ット25は、前述のようにシリンダ2を隔てて同一のピ
ッチで対向していて、対向面が互いに異なった極性に着
磁されているため、磁気的吸引力が発生し、ピストン8
と移動体4とが磁気的に結合している。そのため、ピス
トン8が移動するとアウターマグネット25を有してな
る移動体4もピストン8と一体的に移動し、移動体に取
り付けられている前記撮像手段1も、シリンダ2、ガイ
ド3からなるガイド手段に沿って走行する。
【0027】シリンダ2の端部の具体的構成を図13、
図14に示す。図13において、シリンダ2の左側の端
部内周側には、クッションホルダ57が挿入されてい
る。シリンダ2の左側の端部外周にはエンドカバー55
が嵌められている。エンドカバー55の左端部はシリン
ダ2の左端から外方に突出しており、この突出した左端
部にプラグ56がねじ込まれ、プラグ56にはクッショ
ンホルダ57の左端部がねじ込まれている。クッション
ホルダ57の内端側すなわち図13において右端側には
上記ピストン8の左側のクッション軸41が入り込むこ
とができる穴が形成されている。この穴にはクッション
シール58が装着されており、クッション軸41が上記
穴に入り込む際に、クッション軸41が弾性を有する上
記クッションシール58に摺接して穴内に空気を閉じ込
め、ピストン8のストロークエンドにおけるショックを
吸収することによって、シリンダ2の破損や衝撃等を防
止するようになっている。クッションホルダ57はその
左端部を除いてシリンダ2の内径よりも小さく形成され
ていて、シリンダ2の内周とクッションホルダ57の外
周との間に空気通路60が形成されている。エンドカバ
ー55には肉厚方向に空気導入口59が形成され、空気
導入口59と上記空気通路60が連通している。図1に
示すコンプレッサ20からレギュレータR2、電磁弁2
1、スピードコントローラ22を介して上記空気導入口
59に圧縮空気が導入される。
【0028】シリンダ2の右側の端部の構成を図14に
示す。図14において、符号65はエンドカバー、66
はプラグ、67はクッションホルダ、68はクッション
シール、69は空気導入口、70は空気通路をそれぞれ
示しており、これらが図13に示すシリンダ2の左側の
端部と同様に構成されている。図1に示すコンプレッサ
10からレギュレータR1、電磁弁11、スピードコン
トローラ12を介して上記空気導入口69に圧縮空気が
導入される。
【0029】撮像手段1はガイド手段に沿って長距離走
行し、その間の予め定められた箇所で被監視体を撮像
し、撮像した画像は直ちに画像処理して被監視体の異常
の有無を判定する必要がある。そこで、図3に示すよう
に撮像手段1にアンテナ13を取り付けるととも送信手
段を取り付け、撮像した画像情報を電波に乗せて送信
し、これを図15に示すような監視室15に設置した受
信装置で受信し、画像処理する。図15において、撮像
手段から送信された電波はアンテナ14と受信装置で受
信され、送信されてきた画像情報信号はコントローラ1
6に入力される。コントローラ16は画像処理機能を有
し、所定の撮像箇所で撮像された最新の画像情報と、同
一箇所で撮像された以前の画像情報とを比較し、一定以
上の変化があるかどうかによって異常の有無を検出す
る。上記以前の画像情報は基準となる比較情報というべ
きもので、この比較情報は、被監視体の運用開始時の情
報であってもよいし、一定期間ごとに更新された情報で
もよく、また、前回の撮像情報であってもよい。コント
ローラ16は図1に示すコントローラ6との間で制御信
号のやり取りを行うようになっている。また、コントロ
ーラ16にはディスプレイ17が接続されていて、任意
の画像情報を表示することができるとともに、装置制御
画面を表示することもできる。
【0030】以上説明した図示の実施の形態では、撮像
手段を移動させるための駆動手段として圧縮空気を利用
していたが、電動モータ、リニアモータなどを用いるこ
とも可能である。電動モータの場合、例えばモータの回
転軸に設けたピニオンを、被監視体に沿って敷設したラ
ックに噛み合わせることによって移動体を直線移動させ
ることができる。その場合、パルスモータを用いれば、
駆動パルス数で移動体の移動位置を制御することができ
る。このように、電動モータ、リニアモータなどを用い
て撮像手段を走行させることもできるが、撮像手段を長
距離にわたって走行させようとすると、上記ラックを長
距離にわたって敷設する必要があり、リニアモータを用
いる場合はステータを長距離にわたって敷設する必要が
あるため、コストが高く、メンテナンス等の点でも不利
である。その点、図示の実施の形態のように圧縮空気を
利用すれば、単純な形のパイプ状のシリンダを被監視体
に沿って敷設するだけでよいため、コストが安く、メン
テナンスも容易であるという利点がある。
【0031】図3、図10で説明したセンサ52は、撮
像手段1による撮像位置を設定するためのもので、セン
サ52が検出信号を出力した位置で撮像手段1を有する
移動体4を停止させ、あるいは停止させることなく被監
視体を撮像する。センサ52の位置で移動体4を停止さ
せようとするとき、移動体4の慣性力や、電磁弁動作の
タイムラグ等によってセンサ52が検出信号を出力した
位置から移動体4が行き過ぎることがある。移動体4が
行き過ぎても、停止する位置が常に一定であればさして
問題はないが、移動体4が往動する場合の停止位置と復
動する場合の停止位置とがずれ、また、移動体4の速度
その他の条件によって停止位置がばらつき、撮像するご
とに画像がずれることになる。そこで、センサ52の前
後に第2のセンサを設け、移動体が第2のセンサによっ
て検知されたら移動体の速度を低下させ、センサ52の
位置で停止させるようにする。こうすれば、移動体の停
止位置精度を高めることができるし、停止時に撮像手段
1に与える衝撃を軽減できる。停止位置から移動体の移
動を開始する場合も、第2のセンサが検出信号を出力す
るまではスロースタートし、第2のセンサが検出信号を
出力したら定常の速度で走行させるようにするとよい。
こうすれば、撮像手段1に与える衝撃を軽減できる。ま
た、移動体を停止させることなく撮像する場合も、第2
のセンサの検出信号で速度を落とし、上記センサ52の
検出信号で撮像するようにすれば、撮像位置精度を高め
ることができるばかりでなく、撮像手段の振れも軽減す
ることができ、撮像手段の振れによる画像の鮮鋭度の低
下を回避することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載したよ
うに、被監視体の画像を撮像する撮像手段と、被監視体
に沿って敷設され撮像手段の走行をガイドする走行ガイ
ド手段と、撮像手段を走行ガイド手段に沿って走行させ
るための駆動力を与える駆動手段と、走行ガイド手段に
沿って走行する撮像手段により予め定められた位置で被
監視体の画像を撮像するための位置検出手段と、上記予
め定められた位置で撮像された被監視体の画像を同じ位
置で以前に撮像された被監視体の画像と比較することに
より被監視体の変化を検知する画像処理手段とを有して
いるため、距離の長い被監視体を人間の目視によること
なく任意の地点で、しかも短い時間間隔で頻繁に監視す
ることができ、重大な事故につながる異常の発生を事前
に容易にかつ確実に発見することができる。また、撮像
手段を駆動手段により走行ガイド手段に沿って走行させ
ながら予め定められた位置で撮像することができるた
め、1台の撮像手段があればよく、撮像しようとする位
置ごとにそれぞれ撮像手段を配置する必要がないから、
長距離の被監視体を複数の地点で撮像して変化を検出す
ることができるにもかかわらず、低コストの長距離監視
装置を提供することができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、上記走行ガ
イド手段はシリンダを有し、駆動手段は、上記シリンダ
内に圧縮空気を送り込むコンプレッサと、圧縮空気によ
って上記シリンダ内を移動するピストンとを有し、ピス
トンと磁気的に結合しピストンの移動に伴いシリンダに
沿ってこのシリンダの外側を移動する移動体を有し、こ
の移動体に撮像手段が取り付けられているため、シリン
ダに送り込む圧縮空気を制御することによって撮像手段
の走行、停止、走行の向き、速度を制御することがで
き、長距離にわたって撮像手段を走行させながら所定位
置で被監視体を撮像して被監視体の変化を検出すること
ができる長距離監視装置を安価に提供することができ
る。また、外観としてはシリンダと撮像手段が見えるだ
けで、そのほかに複雑な構成のあるいは複雑な形状の部
材が露呈するものではないため、メンテナンスが容易で
あるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる長距離監視装置の実施の形態の
全体を示す概要図である。
【図2】上記実施の形態中の移動体および撮像手段の部
分の正面図である。
【図3】図2中の線A−Aに沿う断面図である。
【図4】図3中の線B−Bに沿う断面図である。
【図5】図4中の線C1−C1に沿う断面図である。
【図6】図4中の線C2−C2に沿う断面図である。
【図7】図4中の線D−Dに沿う断面図である。
【図8】図4中の線E−Eに沿う断面図である。
【図9】上記実施の形態中のガイドとシリンダの固定部
を拡大して示す正面図である。
【図10】図9中の線F−Fに沿う断面図である。
【図11】図10中の線G−Gに沿う断面図である。
【図12】上記実施の形態中の固定バンドを示す斜視図
である。
【図13】上記実施の形態中のシリンダの左端部を拡大
して示す縦断面図である。
【図14】上記実施の形態中のシリンダの右端部を拡大
して示す縦断面図である。
【図15】本発明に用いることができる監視室の例を示
す概念図である。
【符号の説明】
1 撮像手段 2 シリンダ 3 走行ガイド手段としてのガイド 4 移動体 8 ピストン 10 コンプレッサ 16 画像処理手段を有するコントローラ 50 固定バンド 52 位置検出手段としてのセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 7/00 - 7/06 E21F 17/00 G01N 21/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長距離の被監視体を予め定められた複数
    の地点ごとに監視して被監視体の変化を検知する長距離
    監視装置であって、 被監視体の画像を撮像する撮像手段と、 被監視体に沿って敷設され撮像手段の走行をガイドする
    走行ガイド手段と、 撮像手段を走行ガイド手段に沿って走行させるための駆
    動力を与える駆動手段と、 走行ガイド手段に沿って走行する撮像手段により予め定
    められた位置で被監視体の画像を撮像するための位置検
    出手段と、 上記予め定められた位置で撮像された被監視体の画像を
    同じ位置で以前に撮像された被監視体の画像と比較する
    ことにより被監視体の変化を検知する画像処理手段とを
    有してなる長距離監視装置。
  2. 【請求項2】 走行ガイド手段はシリンダを有し、 駆動手段は、上記シリンダ内に圧縮空気を送り込むコン
    プレッサと、圧縮空気によって上記シリンダ内を移動す
    るピストンとを有してなり、 ピストンと磁気的に結合しピストンの移動に伴いシリン
    ダに沿ってこのシリンダの外側を移動する移動体を有
    し、 この移動体に撮像手段が取り付けられている請求項1記
    載の長距離監視装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段は、位置検出手段によって予め
    定められた位置で駆動力を停止して撮像手段を停止さ
    せ、この停止位置で撮像手段が被監視体の画像を撮像す
    る請求項1記載の長距離監視装置。
  4. 【請求項4】 シリンダの両端から圧縮空気を導入する
    ことができ、弁の制御によって圧縮空気の導入を制御す
    ることにより、ピストンの移動、停止、移動の向きを制
    御するようにした請求項2記載の長距離監視装置。
  5. 【請求項5】 シリンダには複数箇所で固定バンドが段
    差なく巻きつけられ、各固定バンドを介してシリンダが
    構造体に固定されている請求項2記載の長距離監視装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のシリンダが連結されることによっ
    てシリンダが被監視体に沿って敷設され、固定バンドの
    巻きつけ部においてシリンダが連結されている請求項5
    記載の長距離監視装置。
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