JP2889478B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP2889478B2
JP2889478B2 JP32464593A JP32464593A JP2889478B2 JP 2889478 B2 JP2889478 B2 JP 2889478B2 JP 32464593 A JP32464593 A JP 32464593A JP 32464593 A JP32464593 A JP 32464593A JP 2889478 B2 JP2889478 B2 JP 2889478B2
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裕幸 武部
裕彦 山本
洋 中野
智三 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信装置に関
し、特に、通信信号がスペクトラム拡散信号で行なわれ
るデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内、屋外でデータ通信を行なうと、電
波は建造物や樹木等で反射、回折しながら多重波として
伝搬するため、受信点では、受信電界強度はフェージン
グを伴なう。フェージング受信波の包絡線レベルは、受
信機の熱雑音レベルまで頻繁に落ち込んだり、直接波と
遅延波の符号間干渉により、高品質通信を実現する場合
の障害となる。従来、このようなデータ通信にはスペク
トラム拡散通信方式が用いられていた。スペクトラム拡
散方式には、直接拡散方式と、周波数ホッピング方式が
知られている。前者は拡散符号1チップ以上の遅延波を
除去するパスダイバシティ効果、後者は周波数ダイバシ
ティ効果があり、フェージングによる通信品質の劣化が
軽減される。
【0003】図10は、従来のスペクトラム拡散信号で
通信を行なうデータ通信装置の概略ブロック図である。
【0004】図10を参照して、通信装置は、アンテナ
101と、送受信を切換えるための切換スイッチ102
と、スペクトラム拡散信号を受信しデータを復調する受
信部103と、データをスペクトラム拡散方式で変調し
て送信する送信部104と、スペクトラム拡散を行なう
ために必要なPN符号を発生させるPN符号発生部10
5と、送受信のデータの入出力を行なうインタフェース
106とを有する。
【0005】図11は、図10の通信装置が送信側の場
合における動作を説明するためのフローチャートであ
り、図12は、図10の通信装置が受信側における動作
を説明するためのフローチャートである。以下、図10
の通信装置が通信側として用いられる場合には添付番号
にaを付け、受信側として用いられる場合には添付番号
にbを付けて動作について説明する。
【0006】送信側では、インタフェース106aから
通信しようとするデータが送信部104aに入力され、
PN符号発生部105aから入力されたPN符号により
スペクトラム拡散され、周波数変換が行なわれてRF
(無線周波数)信号となり、アンテナ101aから放出
される。ある一定のデータが送信された後、スイッチ1
02aは受信部103a側に接続され、ACK信号(通
信確認信号)受信待ちとなる。ACK信号が受信されな
いと、受信失敗と判断され、同じデータが再送信され
る。もし、ACK信号が受信されると、受信成功と判断
され、次のデータがインタフェース106aより出力さ
れ、アンテナ101aから受信側に送信される。
【0007】受信側では、スイッチ102bが受信部1
03bに接続され、受信待ち状態となっている。受信部
103bで信号が受信されると、復調が行なわれてイン
タフェース106bにデータが送られる。インタフェー
ス106bにデータが入力されると、ACK信号が送信
部104bを介して送信側に送信され、再び受信待ち状
態になる。
【0008】以上のように、フェージング等により伝搬
路が悪い場合は、データが再送されて通信が行なわれ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般にデー
タ通信が行なわれる場合には、フェージングにより通信
品質が劣化したときにデータが再送されるため、データ
伝送レートも劣化する。したがって、高速データ通信が
行なわれるためには、なるべくフェージングにより通信
品質が劣化しないことが望まれる。
【0010】直接スペクトラム拡散方式で通信が行なわ
れた場合、パスダイバシティ効果はあるものの、次の2
つの場合、通信品質が劣化すると考えられる。まず、第
1にPN符号1チップ以下の短い遅延波が到来した場
合、第2にPN符号のちょうど1周期当たりに比較的長
い遅延波が到来した場合である。前者の場合、スペクト
ラム拡散復調時の相関出力は短い遅延波の影響を受け、
後者の場合、スペクトラム拡散復調時の相関出力は、長
い遅延波の影響を受けて通信品質が劣化する。ここで、
短い、長いという表現は、通信に使用するPN符号1チ
ップの長さを基準としている。
【0011】ゆえに、本発明の目的は、係る問題に鑑み
てなされたものであり、スペクトラム拡散方式で通信を
行なうデータ通信装置において、1チップ以下の遅延
波、PN符号などの符号列のちょうど1周期当たりの遅
延波が存在する場合であっても、通信品質を改善するこ
とができるようなデータ通信装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るデ
ータ通信装置は、スペクトラム拡散で信号の通信を行な
うデータ通信装置であって、信号を送受信するための送
受信アンテナ手段と、送受信アンテナ手段から通信しよ
うとする信号をスペクトラム拡散して変調する送信手段
と、送受信アンテナ手段からのスペクトラム拡散された
信号を受信して復調する受信手段と、送信手段および受
信手段に接続され、かつ、スペクトラム拡散に必要な符
号列を発生する符号列発生手段とを備え、送受信アンテ
ナ手段は、円偏波または楕円偏波アンテナであることを
特徴としている。
【0013】
【0014】請求項の発明に係るデータ通信装置は、
スペクトラム拡散で信号の通信を行なうデータ通信装置
であって、信号を送受信するための送受信アンテナ手段
と、送受信アンテナ手段から通信しようとする信号をス
ペクトラム拡散して変調する送信手段と、送受信アンテ
ナ手段からスペクトラム拡散された信号を受信して復調
する受信手段と、受信手段で受信された信号の品質が所
定の基準以上であるか否かを計測する信号品質計測手段
と、送信手段および受信手段に接続され、かつ、スペク
トラム拡散に必要な符号列を発生するとともに、信号品
質計測手段の出力に応じて符号列の周期を変更できる拡
散符号発生および周期変更手段とを備え、送受信アンテ
ナ手段は、円偏波または楕円偏波アンテナであることを
特徴としている。
【0015】
【0016】請求項では、請求項またはの拡散符
号発生および周期変更手段で発生および周期が変更され
る符号列は、PN符号を含んでいる。
【0017】請求項では、請求項2または3の信号品
質計測手段で計測される信号の品質は誤り率、復調され
た信号の信号レベルを含んでいる。
【0018】
【作用】請求項1の発明に係るデータ通信装置は、送信
側として用いられた場合、通信しようとするデータを符
号列でスペクトラム拡散して変調し、円偏波または楕円
偏波として送信でき、受信側として用いられた場合、円
偏波または楕円偏波が受信され、それを符号列でスペク
トラム拡散して復調できる。
【0019】
【0020】請求項の発明に係るデータ通信装置は、
送信側として用いられた場合、通信しようとするデータ
をたとえば第1の周期の符号列でスペクトラム拡散して
変調し、円偏波または楕円偏波して受信側へ送信する。
そして、受信側は、送信側から送信されたスペクトラム
拡散信号を受信し、第1の周期の符号列を用いて復調し
てその信号の品質を計測する。基準値以下の品質のとき
は、それに応じた受信側からの信号を受けて、送信側は
たとえば第2の周期の符号列でスペクトラム拡散して変
調し、受信側へ送信する。
【0021】
【0022】請求項の発明に係るデータ通信装置は、
符号列としてPN符号を用いて請求項またはの発明
に係るデータ通信装置と同様な作用を得る。
【0023】請求項の発明に係るデータ通信装置は、
受信された信号の品質をたとえば誤り率や信号レベルで
測定する。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるデータ通信
装置の概略ブロック図である。図1のデータ通信装置
は、たとえば円偏波用のアンテナ18と、送受信切換ス
イッチ11と、受信部12と、誤り率測定部15と、イ
ンタフェース16と、異なる周期のPN符号を出力でき
るPN符号発生部17と、送信部13とを備える。
【0025】受信部12は、RFアンプ,ダウンコンバ
ータ,マッチドフィルタ等のスペクトラム拡散復調器、
位相,周波数復調などのデータ復調器で構成されてい
る。送信部13は、RFアンプ,アンプコンバータミキ
サ,位相,周波数変調などのデータ変調器で構成されて
いる。インタフェース16には、一般に、メモリやCP
U等のデータ処理部が接続されおり、各種データ処理が
行なわれる。
【0026】図2は、図1のデータ通信装置が受信側の
場合の動作について説明するためのフローチャートであ
り、図3は、図1のデータ通信装置が送信側の場合の動
作を説明するためのフローチャートである。以下、図1
のデータ通信装置が送信側の場合には添付番号にaを付
け、受信側の場合には添付番号にbを付けて図2および
図3に示すフローチャートを参照して動作を説明する。
【0027】送信側では、インタフェース16aから通
信しようとするデータが送信部13aに入力され、第1
の周期のPN符号によりスペクトラム拡散され、RF信
号となり、送受信切換スイッチ11aを介してアンテナ
18aから放射される。ある一定のデータが送信された
後、送受信切換スイッチ11aは、受信部12a側に接
続され、受信側からのACK信号(通信確認信号)受信
待ちとなる。そのACK信号が受信されないと、受信失
敗であると判断され、同じデータが再送信される。これ
に対して、そのACK信号が受信されると、受信成功で
あると判断され、次のデータがインタフェース16aよ
り出力され、アンテナ18aから受信側に送信される。
【0028】一方、後で詳しく説明するNAK信号(通
信確認信号+PN符号周期切換要請信号)が受信された
ときは、受信信号復調失敗であると判断され、インタフ
ェース16aよりPN符号周期切換信号がPN符号発生
部17aに送られ、PN符号周期が第2の周期に切換え
られる。これにより、インタフェース16aから再送さ
れるデータは、第2の周期のPN符号でスペクトラム拡
散され、アンテナ18aより受信側へ送信される。
【0029】受信側では送受信切換スイッチ11bが受
信部12b側に接続され、受信待ち状態となっている。
受信部12bで信号が受信されると、第1の周期のPN
符号を用いて復調が行なわれ、インタフェース16bお
よび誤り率測定部15bにデータが送られる。誤り率測
定部15bは、そのデータの誤り率を計測し、インタフ
ェース16bに出力する。誤り率測定部15bからの誤
り率は予め定められたしきい値と比較され、誤り率がし
きい値よりも良好な場合、PN符号周期切換必要なしと
判断され、送信部13bにACK信号(通信確認信号)
が出力されてアンテナ18bを介して送信側に送られ
る。逆に、誤り率がしきい値よりも悪い場合、PN符号
周期切換必要ありと判断され、送信部13bにNAK信
号(通信確認信号+PN符号周期切換要請信号)が出力
され、アンテナ18bを介して送信側に送られる。
【0030】NAK信号の送信が終わると、インタフェ
ース16bよりPN符号発生部17bにPN符号周期切
換信号が出力され、PN符号が第2の周期のPN符号に
切換えられる。さらに、ACKまたはNAK信号の送信
が終了すると、送受信切換スイッチ11bが受信部12
b側に接続されて再び受信待ち状態となる。
【0031】このように、受信側の誤り率がある値より
も悪くなった場合に、スペクトラム拡散時のPN符号の
周期を変えて通信が行なわれる。
【0032】なお、本実施例においては、通信品質計測
手段として、誤り率測定部15を使用したが、これに限
定されるものではなく、受信C/Nや受信包絡線振幅等
の通信品質が評価されるものであればよい。
【0033】また、スペクトラム拡散で用いられる符号
としてPN符号を用いたが、他の符号列が用いられて拡
散が行なわれてもよい。
【0034】さらに、円偏波用のアンテナ18の代わり
に、楕円偏波用のアンテナが用いられてもよい。
【0035】図4は、一般の遅延プロファイルを示した
図であり、図5は、円偏波アンテナを使用した場合の遅
延プロファイルを示した図である。横軸は時間を表わ
し、縦軸は電力を表わす。
【0036】ところで、屋内、屋外電波伝搬では、マル
チパス、フェージングによって、多くの遅延波が存在す
る。この遅延波の遅延プロファイルの形はその伝搬路に
依存するが、一般には直接波のレベルが最も大きく遅延
量(時間)が大きくなるに従いレベルが減衰していく。
そのようすが、図4に示されている。
【0037】図4を参照して、それぞれ個々の遅延波
は、反射等で異なる伝搬路で送信アンテナから受信アン
テナまで到来する。スペクトラム拡散データ復調時に影
響を及ぼす遅延波は、PN符号1チップ以下に存在する
遅延波42である。遅延波42の伝搬距離は、直接波4
1の伝搬距離に最も近いため、遅延波42の伝搬路は、
壁や物等での1回反射した遅延波であると考えられる。
【0038】ここで、実施例のように送受信アンテナと
して円偏波用のアンテナが用いられると、奇数回反射の
円偏波電波は交差偏波となるため受信されない。そのた
め、図4の遅延プロファイルは、図5に示すように離散
的となり、直接波51に最も近く1チップ以内の遅延波
がなくなり、次の遅延波は遅延波52となる。このよう
に、直接スペクトラム拡散方式で通信を行なうデータ通
信装置において、送受信アンテナに円偏波アンテナが用
いられると、直接波に最も近い遅延波が除去され、PN
符号1チップ以下の遅延波による通信品質の劣化が軽減
される。
【0039】図6は、スペクトラム拡散復調後の相関出
力を示した図であり、図7は、PN符号周期をずらした
場合のスペクトラム拡散復調後の相関出力を示した図で
ある。横軸は時間を表わし、縦軸は相関出力を表わす。
【0040】直接スペクトラム拡散復調時の相関出力
は、図6に示すようにPN符号1周期(T1)ごとに繰
返し出力される。そのため、PN符号1周期当たり(遅
延時間T1)に、1チップ以内で直接波61に比べて比
較的長い遅延波62が存在した場合、相関出力は、図6
に示すように1周期前のデータの長い遅延波62と直接
波61とが重なり合うので、符号間干渉が起き、通信品
質が劣化する。すなわち、周期内の1つの相関出力につ
いてのみ復調が行なわれるが、たとえば、最も大きいは
ずである直接波を選ぶとすると、遅延波62によって直
接波61が干渉されて通信品質が劣化する。このとき、
図7に示すように、PN符号の周期をT1からT2に変
えると、長い遅延波72は直接波71から1チップ以上
離れて影響を及ぼさなくなり、長い遅延波72による通
信品質の劣化が改善される。
【0041】このように、送受信アンテナとして円偏波
アンテナを用いること、PN符号周期を切換えることと
は、どちらもPN符号1チップ以内の遅延波を除去し、
それぞれ独立の動作する。
【0042】図8は、PN符号発生部17の第1の具体
例を示したブロック図である。図8のPN符号発生部1
7は、それぞれ周期の異なるシフトレジスタ等からなる
第1,第2のPN符号発生器82,83と、PN符号駆
動用のクロック81と、PN符号周期切換スイッチ84
と、第1の端子85と、第2の端子86とで構成され
る。
【0043】クロック81からのクロック信号は、第1
および第2のPN符号発生器82,83に入力され、そ
のクロック信号で駆動された周期の異なる2個のPN符
号をPN周期切換スイッチ84に出力する。第2の端子
86は、インタフェース16に接続されており、インタ
フェース16からのPN符号周期切換信号をPN符号周
期切換スイッチ84に出力する。PN符号周期切換スイ
ッチ84は、第1および第2のPN符号の切換を行なう
ことができる。第1の端子85は、送信部13および受
信部12に接続されており、PN符号周期切換スイッチ
84から出力されるPN符号を送信部13および受信部
12に出力する。
【0044】図9は、PN符号発生器17の第2の具体
例を示したブロック図である。図9のPN符号発生部1
7は、周波数の異なる第1および第2クロック91,9
2と、PN符号発生器93と、クロック切換スイッチ9
4と、第1の端子85と、第2の端子86とで構成され
る。
【0045】第2の端子86は、インタフェース16に
接続されており、PN符号周期切換信号をクロック切換
スイッチ94に出力する。クロック切換スイッチ94
は、そのPN符号周期切換信号によりPN符号駆動用ク
ロック91,92を切換える。クロック切換スイッチ9
4からのクロック信号は、PN符号発生器93に入力さ
れ、PN符号を第1の端子85に出力する。第1の端子
85は、送信部13および受信部12に接続されてお
り、そのPN符号を送信部13および受信部12に出力
する。
【0046】このように、同一のPN符号を異なる2個
のクロックで駆動することにより、2個の周期のPN符
号が発生する。
【0047】なお、図8および図9に示したPN符号発
生部の第1および第2の具体例では、2種の周期を持つ
PN符号としたが、3種以上の複数個であってもよい。
【0048】また、実施例に対し、アンテナブランチを
複数設けた公知の空間、指向性、偏波等のアンテナダイ
バシティ技術とを組合わせることもできる。
【0049】さらに、本発明に従うと、遅延波による符
号間干渉が急激に減少するため、システムによっては、
従来、アンテナダイバシティが必要であった通信装置に
おいても、アンテナダイバシティの必要がなくなり、通
信装置自体の簡素化が図られる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送受
信アンテナ手段として円偏波または楕円偏波アンテナが
用いられ、またはスペクトラム拡散時のPN符号の周期
を変化させて、マルチパスの遅延波の影響を除去し、良
好な通信品質が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ通信装置の概略
ブロック図である。
【図2】図1のデータ通信装置が受信側の場合における
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のデータ通信装置が送信側の場合における
動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】一般の遅延プロファイルを示した図である。
【図5】円偏波アンテナを使用した場合の遅延プロファ
イルを示した図である。
【図6】スペクトラム拡散復調後の相関出力を示した図
である。
【図7】PN符号周期をずらした場合のスペクトラム拡
散復調後の相関出力を示した図である。
【図8】PN符号発生部の第1の具体例を示したブロッ
ク図である。
【図9】PN符号発生部の第2の具体例を示したブロッ
ク図である。
【図10】従来のデータ通信装置の概略ブロック図であ
る。
【図11】図10のデータ通信装置が受信側の場合にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】図10のデータ通信装置が送信側の場合にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 送受信切換スイッチ 12 受信部 13 送信部 15 誤り率測定部 16 インタフェース 18 アンテナ 81,91,92 クロック 82,83,93 PN符号発生器 84 PN符号切換スイッチ 94 クロック切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 智三 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−45232(JP,A) 特開 平1−149627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散で信号の通信を行なう
    データ通信装置であって、 信号を送受信するための送受信アンテナ手段と、 前記送受信アンテナ手段から通信しようとする信号をス
    ペクトラム拡散して変調する送信手段と、 前記送受信アンテナ手段からのスペクトラム拡散された
    信号を受信して復調する受信手段と、 前記送信手段および前記受信手段に接続され、かつ、ス
    ペクトラム拡散に必要な符号列を発生する符号列発生手
    段とを備え、 前記送受信アンテナ手段は、円偏波または楕円偏波アン
    テナであることを特徴とする、データ通信装置。
  2. 【請求項2】 スペクトラム拡散で信号の通信を行なう
    データ通信装置であって、 信号を送受信するための送受信アンテナ手段と、 前記送受信アンテナ手段から通信しようとする信号をス
    ペクトラム拡散して変調する送信手段と、 前記送受信アンテナ手段からのスペクトラム拡散された
    信号を受信して復調する受信手段と、 前記受信手段で受信された信号の品質が所定の基準以上
    であるか否かを計測する信号品質計測手段と、 前記送信手段および前記受信手段に接続され、かつ、ス
    ペクトラム拡散に必要な符号列を発生するとともに、前
    記信号品質計測手段の出力に応じて前記符号列の周期を
    変更できる拡散符号発生および周期変更手段とを備え
    前記送受信アンテナ手段は、円偏波または楕円偏波アン
    テナであることを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記拡散符号発生および周期変更手段で
    発生および周期が変更される符号列は、PN符号を含
    む、請求項または記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記信号品質計測手段で計測される信号
    の品質は誤り率、復調された信号の信号レベルを含む、
    請求項2または3にいずれか記載のデータ通信装置。
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