JP2889434B2 - 照光式スイッチ - Google Patents

照光式スイッチ

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JP2889434B2 JP17137892A JP17137892A JP2889434B2 JP 2889434 B2 JP2889434 B2 JP 2889434B2 JP 17137892 A JP17137892 A JP 17137892A JP 17137892 A JP17137892 A JP 17137892A JP 2889434 B2 JP2889434 B2 JP 2889434B2
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押圧時に点灯する照光式
スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図5を参照して説明
する。
【0003】図5は従来例による照光式スイッチの斜視
図、図6はその部品組み立て図である。
【0004】図5に示すように、スイッチ20を押すこ
とによって内蔵されたランプが発光し、スイッチ20表
面が発光する構造となっている。
【0005】また、その組み立て構造は、図6に示すよ
うに下部にスイッチユニットを内蔵したケース部21、
上部にはスイッチキャップ部20、ネームプレート2
2、光散乱用のフィルター23、反射のためのランプハ
ウス24を組み込んだオペレーションユニット25があ
り、その下にランプモジュール部26、さらに、オペレ
ーションユニット25とランプモジュール部26を固定
するフランジ部27からなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の照光
式スイッチでは、前述の通り構成パーツと部品点数が多
く、外形寸法が必然的に大きくなり、特に下部のスイッ
チユニットを内蔵したケース部11は、端子等のリード
フレームを樹脂にインサート成型した部品の組み合せに
より構成されており、部品点数が多く、その加工精度も
厳しい条件が要求され、コストも高くつく。
【0007】また、スイッチングのパーツとしては、複
数のリードフレーム端子部,バネ部,さらにそれらを押
えるオペレーション部から成るが、スイッチのON,O
FFは金属端子部の物理的接触によるため、接点の腐
蝕,摩耗による動作不良を生じる事がある。
【0008】また高温度環境で使用するには、スイッチ
接点部を密封する事が必要であるが、構造が複雑にな
り、さらにコストも上昇する。
【0009】そこで本発明の目的は、部品点数が少なく
構造が簡単で小型化でき、コストダウンも図れる照光式
スイッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、照光するための発光チップを有する照光式
スイッチであって、立体配線の施された凹状ケースの内
側底面部に形成された凹部に赤外発光チップ及び受光チ
ップが配置されてなるスイッチ部を有し、且つ、前記凹
状ケースの開口部内側に、前記赤外発光チップからの光
を反射する反射膜を形成した光透過性のスイッチパネル
部を、前記凹状ケースの内側底面部の間に弾性体を介し
た状態で、該弾性体が前記凹状ケースの内側底面部に接
触するように配置されてなることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の照光式スイッチは前述のように、立体
配線の施された凹状ケースに各チップを搭載しているの
で、部品点数の低減、小型化を図れ、コストダウンでき
る。
【0012】また、機械的なスイッチング部が無いの
で、寿命が長く高信頼性が得られる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について図1乃至図4を参
照して説明する。
【0014】図1(a)は本実施例による照光式スイッ
チの平面図、図1(b)は図1(a)のA−A′線断面
図、図1(c)は図1(a)のB−B′線断面図であ
る。但し、図1(a)は、チップ搭載部の平面図であ
り、後述するスイッチパネル部、弾力性樹脂は省略して
いる。
【0015】図1(a)乃至(c)に示すように、本実
施例の照光式スイッチは、Molded Interconnection Dev
ice (MID)法を用いたもので絶縁性のケース本体1
にパターン部となる金属層2が直接形成され、立体配線
が施されている。この金属層2は後述する各チップが接
着される各凹部底面からスルーホール3を経由し、ケー
ス本体1の裏面を通り、その側面にまで引き回されてい
る。
【0016】また、LEDチップ4及び14、赤外発光
ダイオードチップ5(以下、単にIRLEDと記す)、
フォトトランジスタチップ6(以下、単にPTと記す)
はそれぞれ、各凹部4′,14′,5′,6′に搭載さ
れ、金属層2に対し金属細線7で電気的に接続されてい
る。
【0017】この各凹部4′,14′,5′,6′は透
光性樹脂8で封止するが、特にIRLED5及びPT6
の凹部5′,6′には誤動作防止のため可視光カット樹
脂を使用する。
【0018】以上のケース本体1に対して、光透過性の
スイッチパネル部9を伸縮の可能な弾力性のある樹脂1
0と共に組み込む。この時、スイッチパネル部9が外部
に脱落しないようにロの字形状の表面パネル11で押さ
え込むようにして保持する。また、スイッチパネル部9
の内表面には、IRLED5より投射される赤外光を反
射するための反射膜12を形成している。
【0019】上記本実施例の照光式スイッチの外観を図
2(a)乃至(c)に示している。図2(a),
(b),(c)はそれぞれ、平面図、背面図、右側面図
を示している。
【0020】図3(a)及び(b)は上記図1及び図2
に示した構造の照光式スイッチの動作について説明する
ための断面図である。
【0021】図3(a)の状態では、IRLED5の赤
外光は散乱し、PT6には電流は生じない。
【0022】次にA部を押圧し、弾力性樹脂10が収縮
してスイッチパネル9がIRLED5及びPT6に接近
すると、そのパネルの反射膜12で赤外光が反射し、P
T6に光電流が生じる。実際には、パネル反射膜12の
接近につれてPT6の光電流が増加するため、図示しな
い外部の回路でしきい値に従って光電流の”High”
と“Low”を判断し、スイッチのON,OFFとす
る。このように、スイッチ(A部)を押さない時にはL
EDチップ14を点灯し、LEDチップ4を非点灯、そ
してスイッチ(A部)を押した時にはスイッチONと判
断して、LEDチップ4を点灯、LEDチップ14を非
点灯とさせるようにする。これにより、使用者はスイッ
チパネル部9を通して視認できるLEDチップ4或いは
14の発光を確認して、スイッチを押した時と押さない
時の区別を確実に知ることができる。また、ここで、L
EDチップ14と4との色を変えることにより、より明
確な視認性が得られる。
【0023】またPT6の入射光にノイズが入り誤作動
することを防止するため、IRLED5をパルス駆動あ
るいは変調を加えている。
【0024】以上図3(a)及び(b)に示した動作に
対応する電気的回路図をそれぞれ、図4(a)及び
(b)に示す。
【0025】以上のように本実施例による照光式スイッ
チは、MID法を用いて、IRLED5、PT6、LE
D4,14を金属層2を有するケース本体1に組み込ん
で一体化しているため、部品点数が少なく、小型化,低
コスト化が可能である。
【0026】また、従来の照光式スイッチは金属フレー
ム、バネなどによる物理的接触によるものであり、端子
部の腐蝕,摩耗による動作不良を生じる事があったが、
本実施例は、赤外光の反射を用いた無接触のスイッチン
グ方式なので寿命が長い。
【0027】さらに、各チップが樹脂封止されているこ
とから、高温,高湿度環境下でも(85℃/85%RH
まで)常温と変わらず使用可能であり、高信頼性が得ら
れる。
【0028】なお、本発明は、IRLEDとPTによっ
て赤外光の受発光をスイッチ機能として用いるのがポイ
ントであり、LEDなしのスイッチにも応用できる。ま
たLEDの数も任意である。
【0029】また、本実施例はIRLED5,PT6か
らなるスイッチ部、LEDチップ4、14、スイッチパ
ネル9、弾力性樹脂10、表面パネル11からなる単純
な構造であるが、スイッチとしてクリック感が必要な場
合には、メカニズム機構を組み込んでもよい。(但し、
IRLED5,PT6,LEDチップ4,14は同様の
構造とする)さらに、本実施例では外部リードなしのS
MD(面実装)タイプとしたが、従来からあるリード付
きタイプに応用してもよい。(1部フレームのインサー
ト成形は残っても、MID法により部品点数をかなり低
減できる。)
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明による照光式
スイッチは、部品点数が少なく、小型化、低コスト化を
図れる。
【0031】また、物理的に無接触の状態でスイッチン
グするので寿命が長くさらに、高温高湿環境下において
も高信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例による照光式スイッ
チの平面図、(b)は(a)のA−A′線断面図、
(c)は(a)のB−B′線断面図である。
【図2】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の
一実施例による照光式スイッチの外観の平面図、背面図
及び右側面図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の一実施例による照
光式スイッチの動作を説明するための断面図である。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ、図3(a)及び
(b)に対応する電気的回路図である。
【図5】従来例による照光式スイッチの斜視図である。
【図6】従来例による照光式スイッチの組み立て構造図
である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 金属層(配線部) 4,14 発光チップ 5 赤外発光チップ 6 受光チップ 9 スイッチパネル部 10 弾力性樹脂

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照光するための発光チップを有する照光
    式スイッチであって、立体配線の施された凹状ケースの
    内側底面部に形成された凹部に赤外発光チップ及び受光
    チップが配置されてなるスイッチ部を有し、 且つ、前記凹状ケースの開口部内側に、前記赤外発光チ
    ップからの光を反射する反射膜を形成した光透過性のス
    イッチパネル部を、前記凹状ケースの内側底面部の間に
    弾性体を介した状態で、該弾性体が前記凹状ケースの内
    側底面部に接触するように配置されてなることを特徴と
    する照光式スイッチ。
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JPS4926064U (ja) * 1972-06-07 1974-03-06
FR2271714B1 (ja) * 1973-11-22 1976-10-01 France Etat
JPS6087122U (ja) * 1983-11-15 1985-06-15 ソニー株式会社 光学式スイツチ装置
JPH02299111A (ja) * 1989-05-15 1990-12-11 Nippon Denyo Kk 発光型押ボタンスイッチ

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