JP2888958B2 - 部分書き換え可能な記憶媒体におけるファイル管理方式 - Google Patents

部分書き換え可能な記憶媒体におけるファイル管理方式

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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/211Discs having both read-only and rewritable or recordable areas containing application data; Partial ROM media

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 物理的に書き換え可能な領域と書き換え不可能な領域
とが混在する記憶媒体におけるファイル管理方式に関
し、 書き換え不可能なROM部と、書き換え可能なRAM部とを
有する記憶媒体に作成されるファイルを特別なファイル
管理システムを用意することなく、従来の単一の記憶媒
体のファイル管理方式で管理できるようにすることを目
的とし、 単一の記憶媒体上に書き換え可能なRAM部と書き換え
不可能なROM部とを有する部分書き換え可能な記憶媒体
におけるファイル管理方式において、前記記憶媒体の作
成時に、前記ROM部にファイルとそのファイルに係わる
管理情報を含む媒体管理情報を予め作成しておき、前記
記憶媒体の使用開始時に、その記憶媒体の使用形態に応
じて前記ROM部に作成されている前記媒体管理情報に基
づき、前記記憶媒体の使用に必要なファイル管理情報を
前記RAM部に作成するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、書き換え可能な領域と書き換え不可能な領
域とが混在する記憶媒体におけるファイル管理方式に関
する。
〔従来の技術〕
従来のランダムアクセス可能な記憶媒体は、全ての領
域においてデータの書き換え可能な記憶媒体(磁気ディ
スク、光磁気ディスク等)と全ての領域においてデータ
の書き換えが不可能な記憶媒体(追記型光ディスク、CO
−ROM等)に分類される。
したがって、従来のランダムアクセス可能な記憶媒体
におけるファイル管理方式は、一般に、全ての領域にお
いてデータの書き換えが可能な記憶媒体または全ての領
域においてデータの読み出しのみが可能でデータの書き
換えが不可能な記憶媒体のいずれかを前提にしたもので
あった。
ファイル管理においては、各ファイルのファイル管理
情報をファイルが作成されている記憶媒体そのものに作
成するのが基本原則である。
これは、そのようにしないと管理システムの構成が複
雑なものとなり、またそのために管理作業が非常に煩雑
なものとなり、ファイル管理を効率良く行えなくなるた
め、ファイルへのアクセスが遅くなり、その結果として
ファイル内のデータに係わる処理速度が遅くなってしま
うからである。
また、書き換え可能なファイルにおいては、そのファ
イル管理情報は当然書き換え可能である必要がある。す
なわち、ファイルの更新・削除、あるいはファイル名の
変更(改名)等が行われる毎にそのファイル管理情報を
書き換える必要があるからである。
書き換え可能な記憶媒体は、上記2つの条件を満足す
ることができるので、ファイル管理の効率化が可能であ
る。
一方、書き換え不可能な記憶媒体においても、そのフ
ァイル管理方式は、上記書き換え可能な記憶媒体と同様
な方式を適用している。
すなわち、その書き換え不可能な記憶媒体に作成され
るファイルの管理情報は、その書き換え不可能な記憶媒
体に作成される。
書き換え不可能な記憶媒体に作成されるファイルは、
データの読み出しのみが可能でデータの更新・削除はで
きない。したがって、そのファイルの管理情報の内容を
変更する必要がなく、逆にその管理情報が書き換えられ
てしまうと、ファイルからデータを読み出せなくなって
しまう。したがって、書き換え不可能な記憶媒体におい
てもファイルとその管理情報は同一の記憶媒体に作成す
るのが望ましく、ファイルに対するアクセスも高速に行
うことができる。
ところで、最近記憶媒体の製造技術の進歩により、記
憶媒体の任意の部分を書き換え不可能な領域に設定し、
その領域に媒体製造時に予めデータを書き込むことがで
きるようになった。このように、媒体製造時にデータを
書き込むため、単位枚数あたりのデータ書き込みコスト
は安くなる。そして、このようにして作られた記憶媒体
は、書き換え可能な領域と書き換え不可能な領域とを有
することになる。
このような記憶媒体に対し従来のファイル管理方式を
そのまま適用しようとした場合、記録媒体を書き換え不
可能な領域(以下、ROM部と記載する)と書き換え可能
な領域(以下、RAM部と記載する)とに分割して管理す
る方式と、全体を単一の記憶媒体として管理する方式の
いずれかの方式が考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記2つのファイル管理方式においては、
それぞれ以下に述べるような問題が生じる。
ROM部とRAM部を個別に管理する方式 物理的に単一の記憶媒体を、論理的に複数の記憶媒
体とみなして管理する必要がある。これは、OS(オペレ
ーティング・システム)がファイルアクセスを最適化す
る上での障害となる。例えば、あるOSにおいては、ディ
スクをドライブ名によって識別するようにしているが、
この方式の場合、同一のディスクであっても、ROM部とR
AM部に対して異なるドライブ名を割り当てる必要があ
る。したがって、シーク動作時等においてアクセス・ヘ
ッド(磁気ディスクの場合)もしくは光ピックアップ
(光ディスクの場合)の動きを最適化するような管理を
行う場合、ROM部とRAM部を異なる記憶媒体として管理す
ると、デバイスドライバの制御による実際のアクセスヘ
ッド(光ピックアップ)の動きと、OSのデバイスを管理
する状態とが相違することにより、意図した管理が行わ
れなくなる。また、この問題はOSのみならずアプリケー
ション・プログラムについても同様に発生する。
ROM部に書かれる管理情報は、特定のファイル管理
システムを想定したものにならざるを得ない。よって、
そのROM部に作成されるファイルは、特定のOSでしか使
用できない。
ROM部とRAM部の比率及び構成は、各記録媒体毎に異
なるので、ユーザがアプリケーションソフトを作成する
際のファイル処理が複雑なものとなる。
ROM部とRAM部を単一の記録媒体として管理する方式 RAM部に作成されるファイルの管理においては、ファ
イルの更新・削除及びファイル名の変更(改名)等に伴
って、そのファイルの管理情報を更新する必要が生じる
ので、記録媒体の管理情報はRAM部に作成する必要があ
る。したがって、ROM部に作成されるファイルの管理情
報もRAM部に作成されることになる。このため、ROM部の
ファイルに対しても削除が可能となる。しかしながら、
RAM部に作成されるROM部の各ファイルについての管理情
報も書き換え・消去可能となることから、誤ってROM部
の管理情報が消去された場合には、ROM部のファイルに
対するアクセスが不可能となってしまう欠点がある。
本発明は、書き換え不可能なROM部と、書き換え可能
なRAM部とを有する記憶媒体に作成されるファイルを特
別なファイル管理システムを用意することなく、従来の
単一の記憶媒体のファイル管理方式で管理できるように
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図(a)〜(d)は、本発明の原理説明図であ
る。
本発明は、単一の記憶媒体上に書き換え可能なRAM部
3と書き換え不可能なROM部2とを有する部分書き換え
可能な記憶媒体1におけるファイル管理方式を前提とす
る。
請求項1記載の発明は、第1図(a)に示すように前
記記憶媒体1の作成時に、前記ROM部2に1または複数
のファイル4とその(それらの)ファイル4に係わる管
理情報を含む媒体管理情報5を予め作成しておき、前記
記憶媒体1の使用開始時に、第1図(b)に示すように
その記憶媒体1の使用形態に応じて前記ROM部2に作成
されている前記媒体管理情報5に基づき、前記記憶媒体
1の使用に必要なファイル管理情報6を前記RAM部3に
作成する。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発
明において、さらに第1図(c)に示すように、前記RO
M部2の所定領域に対するデータ書き込み要求があった
場合、その書き込みデータが前記ROM部2の前記所定領
域に書き込み済みのデータと同一の場合にはそのデータ
書き込みを正常とみなす。
そして、上記請求項1または2記載の発明は、第1図
(d)に示すように、例えば請求項3記載のように、前
記RAM部3に作成されたファイル管理情報6の中の領域
管理情報6a(例えば、FAT:File Allocation Table等)
の管理において、前記ROM部2の前記領域管理情報6aに
おける管理対象の領域を例えば、媒体管理情報6aに対す
るアクセスが行われたときとか、ROM部2に対する書き
込み要求が発生したときなどの所定のタイミングで検査
して、その管理対象の領域が使用可能領域として割り当
てられている場合には、その領域を使用不可能な領域に
更新するようにしてもよい。
ところで、上記部分書き換え可能な記憶媒体1は、例
えば消去不可能な記録層(ROM部2に対応)とオーバー
・ライト可能な記録層(RAM部3に対応)とが円形状の
基板に形成された光ディスクから成る。
また、上記媒体管理情報5は、記憶媒体1の出荷時の
状態に関し、例えば以下のような情報を記録している。
(1) 記憶媒体1のどの領域がROM部2及びRAM部3に
対応しているか。
(2) 記憶媒体1上に使用できない領域があるか、も
しあればその領域はどこか。
(3) ROM部2において、どこにどのようなファイル
が書き込まれているか。
さらに、上記領域管理情報6aの管理対象の領域は、例
えば所定バイトから成るセクタ、あるいは複数個のセク
タから成るクラスタ等のファイルに対する領域割り当て
の最小単位である。
〔作用〕
請求項1記載の発明においては、前記記憶媒体1の作
成時において、ROM部2に予めファイル4とそのファイ
ル4の管理情報を含む媒体管理情報5を作成しておき、
前記記憶媒体1の使用開始時に、その記憶媒体1の使用
形態に応じて、前記ROM部2に作成されている前記媒体
管理情報5に基づき、前記記憶媒体1を使用するファイ
ル管理システムが要求する形式で、そのファイル管理シ
ステムが使用する全てのファイル4を管理するために必
要なファイル管理情報6を前記RAM部2に作成する。
したがって、RAM部3に作成したファイル管理情報6
により、記憶媒体1を単一の媒体として管理できる。ま
た、ROM部2に多種類のシステムに対応する複数のファ
イル4を作成しておくことにより、記憶媒体1を用いて
複数の異なるファイル管理システムを構築できる。ま
た、ROM部2に作成されたファイル4及び媒体管理情報
5の内容は、消去されることは無いので、RAM部3に作
成した情報が誤って全て消去された場合でも、ROM部2
に作成されている上記ファイル4及び媒体管理情報5に
基づいて、ファイル管理システムの再構築が可能であ
る。
また、請求項2記載の発明においては、ROM部2の所
定領域に対するデータ書き込み要求があった場合、その
書き込みデータがそのROM部2の前記所定領域に書き込
み済みのデータと同一の場合には、そのデータ書き込み
を正常とみなす。換言すれば、書き込み済みのデータと
異なる場合には、エラーとみなす。
したがって、既存のファイル管理システムのように、
ファイル削除が行われたとき、そのファイルが使用して
いたROM部の領域を解放し、そのROM部の領域に対し「使
用可」の属性を付与したとしても、ROM部の領域の内容
は変更されない。したがって、ROM部2の解放領域には
実質的に「使用不可」の属性が付与されることになるの
で、既存のファイル管理システムを、そのまま使用する
ことができる。
さらに、請求項3記載の発明においては、RAM部3に
作成されたファイル管理情報6の中の領域管理情報6aの
管理において、ROM部2内の前記領域管理情報6aにおけ
る管理対象の領域を所定のタイミングで検査して、その
管理対象の領域が使用可能領域として割り当てられてい
る場合には、その領域を使用不可能な領域に更新する。
したがって、ROM部2が「使用不可」の領域として登
録されるので、ROM部2に対する書き込み要求に応じた
記憶媒体1に対するアクセスが未然に防止され、記憶媒
体1に対するアクセスが効率良く行われるようになる。
換言すれば、RAM部3内の使用可能領域に対する書き込
み要求のみが効率良く行われることになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説
明する。
第2図(a)は、本実施例で使用する記憶媒体10の出
荷時の構成を示す模式図である。この記憶媒体10は、例
えば光(磁気)ディスクから成る。
記憶媒体10は、データの読み出しのみが可能でデータ
の書き換えが不可能なROM部11とデータの読み出し及び
書き換えが可能なRAM部12とから成っている。
そして、この記憶媒体10の出荷時においては、そのRO
M部11に、以下の(1),(2),(3)に示す情報か
ら成る媒体管理情報11aが予め記録される。
(1) 記憶媒体10におけるROM部11とRAM部12の各領域
の区分を示す情報。
(2) 記憶媒体10における使用不可能な領域に関する
情報。
(3) ROM部11に記録されている1または複数のファ
イル11bの管理情報。
次に、この記憶媒体10の使用方法を説明する。
この記憶媒体10を使用する場合、まずその使用に先立
って、ROM部11に書き込まれている前記媒体管理情報11a
に基づいて、第2図(b)に示すようにこの記憶媒体10
を使用するコンピュータ・システム(OSを機種により指
定)またはOSのファイル管理システムに対応する形式
(フォーマット)で、RAM部12にファイル管理情報12aを
作成する。この処理は、従来の書きかえ可能なディスク
媒体を使う時のフォーマット処理(記憶媒体の初期化処
理)に対応する。以後、上記ファイル管理システムは、
このファイル管理情報12aを用いて、記憶媒体10のRAM部
12に新たに作成されるファイル、さらにはROM部11から
削除されるファイルの管理等の一連のファイル処理を行
う。
尚、上記ファイル管理情報12aは、ファイル管理シス
テムが管理する全てのファイルを階層構造で管理するデ
ィレクトリ、記憶媒体10の全てのセクタの使用状況を記
憶するFAT(File Allocation Table)等からなる。
そして、上述のようにして記憶媒体10のフォーマット
処理を行った後、記憶媒体10の使用が可能となるが、フ
ァイル管理の過程において例えばファイル削除等により
ROM部11の任意の領域を解放した場合、以後、その解放
されたROM部11の領域は「使用不可」の領域として管理
する。
このように、記憶媒体10の製造時においてROM部11に
前記媒体管理情報11aを予め作成しておき、その媒体管
理情報11aを基に、媒体の使用形態(ファイル管理シス
テム)に応じてファイル管理情報12aをRAM部12に作成
し、以後のファイル管理は、このRAM部12に作成したフ
ァイル管理情報12aに基づいて行う。
次に、上記記憶媒体10を用いたファイル管理の実現例
を説明する。
尚、以後の説明において記憶媒体10の物理特性を下記
のように想定する。
トラック数・・・10000から20000 セクタ数 ・・・25セクタ/トラック セクタ長 ・・・512バイト/セクタ 全容量 ・・・120M(メガ)ないし250M(メガ)バ
イト また、トラック単位に、そこが書き込み可であるか否
かを設定できるようになっている。
実現例1 この例は、1つの記憶媒体10のROM部11に、予め想定
する複数のシステム毎のファイル管理情報を記録してお
く例であり、このシステムは、OSとコンピュータの機種
との組み合わせにより分類される。
この場合、ROM部11には、下記の表1に示すような情
報が書き込まれる。
すなわち、トラック(Track)0のセクタ(Sector)
1の1バイト目〜8バイト目には、記憶媒体10における
データのフォーマット方式を示すID(識別ラベル)であ
るformat id(フォーマットID)が記録される。
また、それに続く9バイト目〜16バイト目は空き領域
となっている。
そして、次の17バイト目から32バイト目には、記憶媒
体10の記録フォーマット等を示すフォーマット情報が記
録されている。
下記の表2に、上記記録媒体10のフォーマット情報の
構成を示す。
すなわち、トラック0、セクタ1の17バイト目〜18バ
イト目には、記憶媒体10の全シリンダ数が記録される。
また、19バイト目には、記憶媒体10のデータが記録さ
れる面(ディスク面)の数が、20バイト目には1トラッ
クあたりのセクタ数が、21バイト目〜22バイト目には、
1セクタのバイト数(バイト長)を示すセクタ長が、23
バイト目〜24バイト目には、記録面の欠陥等によってデ
ータの再生ができないセクタ(欠陥セクタ)に書かれる
べきデータが代わって書き込まれる代替トラック(交代
トラック)の数が記録される。さらに、25バイト目〜26
バイト目には、記憶媒体10のファイル管理情報12aが書
き込まれるべき最初のトラック(通常は、前記RAM部12
の先頭トラック)を示す情報が記録される。
また、同じくトラック0、セクタ1の33バイト目〜48
バイト目には、対象システム1の名前(もしくはID)
が、49バイト目〜64バイト目にはその対象システム1用
の管理情報等が書かれたROM部11の前記媒体管理情報11a
内の格納領域を示す位置情報が記録される。
この位置情報は、(開始トラック、トラック数、ブー
トトラック・セクタ位置、ブートセクタ数、ロードアド
レス)から成っている。すなわち、開始トラックとトラ
ック数により、ROM部11の媒体管理情報11a内における上
記位置情報の書き込み領域(位置情報格納域)が示され
る。また、ブートトラック・セクタ位置は、システム立
ち上げ時にブートストラップ・ローダにより主記憶装置
に読み込まれるIPL(Initial Program Loader)レコー
ドが記録されているトラック及びセクタ位置を示す情報
である。また、ロードアドレスは,上記IPLレコードを
ロードする主記憶装置(メモリ)の先頭アドレスを示す
アドレス情報である。尚、IPLレコードは、周知のよう
にシステムを立ち上げ時に、オペレーティングシステム
やシステムプログラムの中核部を主記憶装置の所定領域
にロードするためのプログラムである。
このように1つの対象システムに対して、32バイトの
情報が記録されており、以下同様にして、対象システム
2以降の全ての対象システムについて、上記対象システ
ム1と同様な情報が、トラック0、セクタ1の65バイト
目以降に32バイト単位で記録されている。
ところで、上記対象システムの名前(あるいはID)
は、OS(オペレーティングシステム)とそのOSが稼働す
る機種との組み合わせで設定される。また、同じOSを異
なる機種で用いる場合には、対象システムの管理情報
は、そのOSを使用する他の対象システムの管理情報を共
通に使用することができるので、上記ブートトラック・
セクタ位置を別の位置に設定するだけで良い。
次に、トラック0のセクタ2には、ユーザが定義する
種々の情報が記録される。
さらにトラック0のセクタ3〜セクタ8には、記憶媒
体10の各トラックがROM部11またはRAM部12のいずれかに
属すかを示すビットマップ(Bit Map)が記録されてい
る。すなわち、記憶媒体10の全てのトラックについて、
そのトラックがROM部11、(例えば、ビットの値が
「0」)またはRAM部12(例えば、ビットの値が
「1」)のいずれかに属しているかがビット対応で記録
されている。
また、トラック0のセクタ9〜セクタ12には前記対象
システム1用のIPLレコードが、セクタ13〜セクタ24に
は、前記対象システム2用のIPLレコードが記録されて
いる。
さらに、トラック1〜トラック6には、対象システム
1,2の管理情報が書き込まれ、トラック7〜トラック12
には、対象システム3の管理情報が記録されている。そ
して、さらに、トラック13以降には、対象システム4以
降の各対象システムの管理情報、及び各種OSを構成する
複数のプログラムが格納されている複数のファイル11b
の内容が書き込まれる。
次に、上記構成の記憶媒体10を用いたシステムの立ち
上げ等の各種使用方法を説明する。
上述したように、この記憶媒体10のROM部11には、複
数のシステムで使用するファイルが予め記録されている
ので、使用するOSと機種により所望する対象システムを
指定することにより、種々の機種で所望するOSを有する
システムの立ち上げを行うことができる。
第3図は、任意のOSを使用する任意の機種のコンピュ
ータにおいて、記憶媒体10を初期化する場合の動作を説
明するフローチャートである。
まず、ROM部11のトラック0のセクタ1を読み出し、
続いてその読み出したセクタ1の1バイト目〜8バイト
目に記録されているformat idを読み出す(SAI)。そし
て、次にそのformat idに基づいて、この記憶媒体10の
フォーマット方式がこのコンピュータにおいて扱える方
式となっているか否かを判別する(SA2)。
そして、扱える方式でなければ直ちに処理を終了する
が、処理できる方式であれば、次に記憶媒体10が既に初
期化されているか否かの判別を行う(SA3)。この判別
は、RAM部12に既にファイル管理情報12aが作成されてい
るか否かを判別することにより行う。
そして、記憶媒体10が既に初期化されていれば、ユー
ザが再度記憶媒体10の初期化を指定したので、既にRAM
部12に作成されているファイル管理情報12aを読み出
し、その内容をディスプレイに表示する等の処理を行
い、ユーザに注意を促す(SA4)。
そして、上記処理SA4後、または上記処理SA3で記憶媒
体10がまだ初期化されていなければ、次に初期化を行お
うとしている対象システム(OS、機種)の名前(または
ID)が1トラック0のセクタ1の33バイト目以降に登録
されているかを調べるための検索を行う(SA5)。また
この検索においてOSかつ機種が共に一致する名前(また
はID)が無ければ、同じOSを有する対象システムの検索
を行う。
そして、当該対象システムが登録されていれば(SA
6)、その対象システムの為の管理情報が書かれている
位置情報の開始トラック及びトラック数に基づいて、そ
の指定されたシステムの管理情報をROM部11の当該領域
から読み込んだ後、その読み込んだ管理情報をRAM部12
の先頭領域に書き込み、RAM部12の先頭領域にファイル
管理情報12a(デイレクトリ等)を作成する。また、こ
のとき、上記位置情報(前記表1参照)におけるロード
アドレスも、ファイル管理情報12aに書き込む(SA7)。
続けて、上記処理SA5において対象とする機種が見つ
け出されたか、すなわち対象とする機種がROM部11に登
録されていたか否か判別し(SA8)、登録されていれ
ば、その対象機種に対応する管理情報のブートトラック
・セクタに位置及びブートセクタ数を参照して、その対
象機種に対応するIPLレコードを当該トラックの当該セ
クタから読み出し、RAM部12の所定領域に書き込む(SA
9)。
次に、ROM部11のトラック0のセクタ2に記録されて
いるユーザ定義の情報を読み出して、ユーザ・オプショ
ンとして指定される管理情報をファイル管理情報12aに
設定し(SA10)、さらに記憶媒体10の各セクタの使用状
況を示すファイル管理情報12aの一部であるFATについて
は、ROM部11のセクタが全て使用中であるように設定す
る(SA11)。
一方、上記処理SA8で、対象となるOSのみがROM部11に
登録されており、対象とする機種が登録されていなけれ
ば、上記処理SA9におけるIPLレコードのRAM部12への書
き込みは行わず、前記処理SA10及び処理SA11のみを行
う。すなわち、OSのみが登録され、対象機種が登録され
ていない場合には、RAM部12に対するIPLレコードの書き
込みは行わない。これは、IPLレコードが機種に依存す
るためである。
また、前記処理SA6で、対象とするシステム(該当す
るOSと機種の組み合わせ)のみならず当該OSも無けれ
ば、本記憶媒体10によるシステム立ち上げは不可能なの
で、直ちに処理を終了する。
このように、記憶媒体10の出荷時に、そのROM部11に
複数のシステム(機種とOSで指定)で用いられるプログ
ラム(ファイル)、IPLレコード、及び各システムのOS
で使用する全てのプログラム(ファイル)を管理するた
めの管理情報を各システム毎に記録しておき、記憶媒体
10を初期化する際、システム(機種とOS)を指定するこ
とにより、RAM部12にその対象システムで必要とされる
全てのプログラム(ファイル)を管理するためのファイ
ル管理情報12a(ディレクトリ、FAT)が自動的に作成さ
れる。また、対象システムROM部11に登録されていた場
合には、ROM部11に格納されている当該システムのIPLレ
コードもRAM部12の所定領域に書き込まれる。尚、対象
とするOSのみがROM部11に登録されていた場合には、上
記ファイル管理情報12bのみがRAM部12に作成され、IPL
レコードはRAM部12に書き込まれない。したがって、こ
のようにして記憶媒体10を初期化することにより、ROM
部10に記録されている複数のシステムの立ち上げをこの
記録媒体10を用いて行うことができる。
次に、上述のように初期化を行った記憶媒体10を用い
て、その記憶媒体10のRAM部12にファイル管理情報12aが
作成されたシステムに対応するIPLレコードを主記憶装
置(メモリ)にブート(ブートストラップ)する処理を
第4図のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、記憶媒体10のトラック0のセクタ1を読み込
み、次にそのセクタ1に書かれているformat idを読み
出し(SB1)、この記憶媒体10が処理可能なフォーマッ
ト方式であるか否かを判別する(SB2)。
そして、処理可能なフォーマット方式であれば、RAM
部12のファイル管理情報12a(ディレクトリ)が書かれ
ているか(初期化されているか)否か判別し(SB3,SB
4)、既にファイル管理情報12a(デイレクトリ)が書か
れていれば、次にそのディレクトリを基にIPLレコード
がRAM部12の所定領域に書かれているか否か判別する(S
B5)。
そして、IPLレコードが書かれていれば、ブートスト
ラップ・ローダによりそのIPLレコードを、ファイル管
理情報12a内のロードアドレスで指定される主記憶装置
の所定の領域にロードする。さらに、そのロードしたIP
Lレコードを用いて、ファイル管理情報12a(デイレクト
リ)に登録されている全てのファイル(システム・プロ
グラム等)を主記憶装置にロードする(SB6)。
一方、上記判別処理SB5で、RAM部12にIPLレコードが
書かれていない場合には、ROM部11のトラック0のセク
タ1に書かれた当該システムの為の管理情報の位置情報
(表1参照)から、当該システムで使用するROM部11内
のIPLレコードへのポインタ(ブートトラック/セクタ
位置)を得て、ブートストラップ・ローダによりそのポ
インタの示すトラック・セクタからIPLレコードを主記
憶装置の前記ロードアドレスの示す所定領域にロードす
る。そして、そのロードしたIPLレコードによりファイ
ル管理情報12a(デイレクトリ)に登録されている全て
のファイルを主記憶装置にロードする(SB7)。
このように、記憶媒体10の初期化を行った後(前記第
3図のフローチャート参照)、その初期化によりRAM部1
2に作成されたファイル管理情報12aを参照して、RAM部1
2に書き込まれているIPLレコードへのポインタを得、そ
のIPLレコードを用いて、主記憶装置にシステム・プロ
グラムをロードして、システムの立ち上げを行うことが
できる。また、RAM部12にファイル管理情報12aが書かれ
ているが、IPLレコードが書かれていない場合(ROM部11
に当該対象システムが登録されておらず、当該OSのみが
登録されている場合)にも、ROM部11に書き込まれてい
る当該OSに対応するIPLレコードを用いて、主記憶装置
にシステム・プログラムをロードして、システムの立ち
上げを行うことができる。
続いて、上述のようにして立ち上げられたシステムに
おけるファイル管理システム記憶媒体10への入出力処理
を説明する。
ファイルの作成 RAM部12のファイル管理情報12a(ディレクトリ)に、
新たに作成するファイルのディレクトリ・エントリを作
成する。また、この新規に作成するファイルの領域は、
ファイル管理情報12a(FAT)を参照して、確保する。
ファイルに対するレコードの追加 RAM部12のファイル管理情報12A(FAT)を参照して、
追加するレコードを書き込むために必要な領域をRAM部1
2内に確保し、その確保した領域に追加レコードを書き
込む。
ファイルの改名、属性変更 RAM部12のファイル管理情報12a(デイレクトリ)にお
けるその改名、属性変更を行うファイルのディレクトリ
・エントリのファイル名・属性を書き換える。
ファイルのデータの更新 まず、RAM部12のファイル管理情報12a(デイレクト
リ・FAT)を参照して、更新すべきレコードの記憶媒体1
0上の位置(セクタ)を求める。
次に、上記求めたセクタに指定データを書き込む。
この時点では、上記セクタがROM部11内にあるか、また
はRAM部12内にあるかの区別は行わず、ROM部11内のセク
タに対するデータの書き込みの場合には、OSのファイル
管理システムから呼ばれて実際にファイルに対するデー
タの入出力を行うI/Oサブシステム、あるいは記憶媒体1
0に対し直接データの入出力を行う駆動装置(ドライ
ブ)のファームウェアでエラーとする。
上述したようにデータの書き込みを行ったセクタが
ROM部11内にあった場合、通常I/Oサブシステムから書き
込みエラーとなって戻ってくるが、,この場合、ファイ
ル管理システムはそのセクタを以後「使用不可」として
ファイル管理情報12a(FAT)に登録(マーク)する。そ
して、次にファイル管理情報(FAT)を参照して空きセ
クタを得、その空きセクタに上記指定データの書き込み
を行う。(このとき、上記「使用不可」と登録されたRO
M部11のセクタは、以後の領域確保では使用されなくな
る) ところで、上記におけるI/Oサブシステムの処理に
おいて、I/Oサブシステムは、書き込み先のセクタがROM
部11内にあれば、そのセクタのデータと書き込みデータ
とを比較し、両方のデータが等しければ正常(ノーエラ
ー)、異なれば書き込み不可(エラー)の情報をファイ
ル管理システムに返す。一方、書き込み先のセクタがRA
M部12であれば、そのセクタにデータを書き込んだ後、
ベリファイ(VERIFY)を行い、 等しければ正常(ノーエラー) 異なれば、規定回数に達するまでのデータの書き込
みを行い、ベリファイ(VERIFY)を繰り返す。
尚、実際のプログラムでは、書き込みセクタがROM部1
1内にあるときは、上記規定回数を「0」として、直ち
にベリファイ(VERIFY)を行うようにする。
ファイルの削除 次に、第5図のフローチャートを参照しながらファイ
ルの削除処理を説明する。
まず、RAM部12のファイル管理情報12a(デイレクト
リ、FAT)により、削除するセクタの位置を求める(SC
1)。
次に、RAM部12のファイル管理情報12a(デイレクト
リ)における削除指定されたファイルのディレクトリ・
エントリのファイル名・属性を削除する(SC2)。この
処理は、例えばファイル名の先頭に‘deleted'マーク
(デリート・マーク)を書き込むことにより行う。
続いて、上記削除したファイルが使用していた領域が
ROM部11内にあるか否か判別し(SC3)、ROM部11内であ
れば、RAM部12のファイル管理情報12a(FAT)における
上記削除ファイルが使用していたROM部11内の当該領域
(セクタ)のエントリに対し「使用不可」のマークを書
き込む(SC4)。
一方、上記判別処理SC3で削除したファイルを使用し
ていた領域がRAM部12内にあれば、RAM部12のファイル管
理情報12a(FAT)における上記削除ファイルが使用して
いたROM部11内の当該領域(セクタ)のエントリを、
「使用中」から「使用可」に改め、上記当該領域の処理
を行う(SC5)。
このように、従来のファイル管理システムであれば、
削除ファイルが使用していた領域を全て解放して「使用
可」の属性にしていたが、本実施例では削除ファイルが
使用していた領域がROM部11内にある場合「使用不可」
の属性にする。
しかしながら、従来のファイル管理システムを改変せ
ずに、そのまま暖用することも可能である。
すなわち、ROM部11の領域の場合もRAM部12と同様に使
用していた領域を解放し、以後その解放されたROM部11
の領域が使用可能となるようにファイル管理情報12a(F
AT)を書き換えるが、実際にそのROM部11の領域に対す
る書き込み要求が行われた場合には、上述したようにI/
Oサブシステムが実際のデータ書き込みを行わずエラー
を返すようにする。このようにすれば、ファイル管理シ
ステムが上記解放したROM部11の領域に「使用可」とい
う属性を与えても、実質的には、I/Oサブシステムが処
理する段階で、ROM部12の削除ファイルの各セクタは
「使用不可」となり正しい処理が行われる。
しかしながら、このようにすると、ROM部11に対する
書き込み要求が頻発し、記憶媒体10へのアクセスが非効
率となってしまうので、I/Oサブシステムに対し以下の
ような処理を付加するのが好ましい。
すなわち、適当なタイミング(例えば、ファイル管理
処理12a(FAT)へのアクセスが行われるとき、任意のデ
ータ書き込みが行われるとき等)で、FATのROM部11の各
セクタの管理データを調べて、その管理データが解放さ
れていれば(「使用可」となっていれば)、「使用不
可」に書き直す。一方、データ書き込みのあったROM部1
1のセクタに対する管理データが既に「使用不可」と変
更されていれば、直ちにファイル管理システムに対し
て、例えば「記憶媒体10が交換された」旨の通知を行
う。このことにより、ファイル管理システムは、内部的
に保持している書き込みデータは無効であると判断す
る。尚、この通知は、ファイル管理システムからの要求
に応じて行う。このようにすれば、ファイル管理システ
ムがFATを参照した時点で、ROM部11のセクタに対する書
き込みを中止する頻度がしだいに高くなり、記憶媒体10
に対するアクセスが効率良く行われるようになる。
{第2の実施例} この実施例は、記憶媒体10の作成時に、前記第1の実
施例のようにROM部11にシステム毎に個別の管理情報を
用意することはせず、記憶媒体10独自の管理情報を用意
しておく例である。
まず、記憶媒体10の作成時、ROM部11には、下記の表
3に示すような管理情報を書き込む。
セクタ2..25 ファイル情報を、トラック0のセクタ1の前記記憶媒
体10に指定されたファイル数に達するまで繰り返す。
トラック:.. (必要ならば)トラック1と同様のファイル情報を繰
り返す。
上記表3に示すように、まず、トラック0のセクタ1
には、format id、媒体のフォーマット情報、及び対象
システム1〜14の名前(もしくはID)が記録される。
上記format idは、この記憶媒体10のフォーマット方
式を示すID(識別ラベル)である。
また、上記媒体のフォーマット情報は、下記の表4に
示すような形式となっている。
すなわち、第2実施例における媒体フォーマット情報
を前述した第1実施例の媒体フォーマット情報とほぼ同
様であり、トラック0のセクタ1の27〜28バイト目に、
ROM部11に書き込まれたファイル(このファイルは、任
意のオペレーティング・システムで使用されるプログラ
ムが格納されているファイル等である)の数が記録され
ている点だけが異なる。
続いて、トラック0のセクタ1の33バイト目から512
バイト目には、4バイト単位で、対象システム1〜対象
システム30までの30種類の対象システムの名前(あるい
はID)が記録される。
そして、次のセクタ2には、ユーザが定義する種々の
情報が記録される。
さらに、セクタ3からセクタ8には、記憶媒体10の全
てのトラックについて、そのトラックがROM部11に属し
ているかまたはRAM部12に属しているかを示す情報がビ
ット・マップ(Bit Map)形式で記録される。
そして、さらにトラック0のセクタ9以降には、上記
トラック0のセクタ1のバイト27〜28に書き込まれたフ
ァイル数に等しいだけの各ファイルに関する情報が記録
される。このファイルに関する情報は、上記ファイル数
に応じて、トラック2にも記録される場合がある。
ここで、上記ファイルn(n=1,2,・・・)の情報の
構成を下記の表4に示す。
尚、上記1〜48の各バイトは、ファイルnの情報の相
対的なバイト位置である。
ファイル名: 最大30バイトの英数字等から成る固有のファイル名 ファイルのグループ番号: 本実施例では、上記複数のファイルをグループ分けし
て管理するが、その場合のファイルnが属するグループ
の番号を示す。
ファイルを対象とするシステム(ビットマップ): トラック0,セクタ1の33バイト目から51バイト目に記
録されているシステム(対象システム)のそれぞれが、
ROM部11に記録されている全てのファイルを使用する訳
ではない。また、論理的には同じ処理を行うプログラム
も、システム毎に異なるプログラムを用意した場合があ
る。このような場合、両者をファイル名で区別するの
は、機種が変わるとコマンド入力等の操作が変わってし
まう等の理由により管理上望ましくない。そこで、ファ
イル名は同一としておき、動作する機種により、ファイ
ルを取捨選択して使用するための情報である。このビッ
トマップは、各ビットが、上記トラック0,セクタ1の33
バイト目から51バイト目に記録されたシステムに順に対
応しており、そのシステムで使用されるファイルである
か否かに応じて「1」(使用)または「0」(使用せ
ず)のフラグが設定される。
ファイルの属性(ビットマップ): ファイルnの属性をビット対応で示したもの。そのビ
ットマップの各ビットは、directory(ディレクト
リ)、text(テキストファイル)、executable(実行形
式ファイル)、read only(読出専用)、hidden,shearb
le,sysytem(システムファイル)・・・の順に対応して
いる。
ファイル名が書かれている位置: 本ファイルの格納領域の開始位置を、面(1バイ
ト),トラック(2バイト),セクタ(1バイト)で示
す。
ファイルが書かれている終了位置: 本ファイルの格納領域の終了位置を、面(1バイ
ト),トラック(2バイト),セクタ(1バイト)で示
す。
続いて、上記構成の第2実施例の記憶媒体10の使用方
法を説明する。
記憶媒体10の初期化 この初期化処理は、前述した第1実施例の場合とほぼ
同様であるので、簡単に説明する。
まず、ROM部11の0トラックの1セクタの1バイト目
〜8バイト目からformat idを読み出し、次にそのforma
t idに基づいて、この記憶媒体10のフォーマット方式が
このコンピュータにおいて処理可能なフォーマット方式
となっているか否かを判別する。
そして、フォーマット可能な方式でなければ直ちに処
理を終了するが、フォーマット可能な方式であれば、次
に記憶媒体10が既に初期化されているか否かの判別を行
う。この判別はRAM部12にファイル管理情報12aが既に作
成されているか否かを判別することにより行われる。
そして、既に記憶媒体10が初期化されていれば、ユー
ザが再度記憶媒体10の初期化を行ったので、既にRAM部1
2に作成されているファイル管理情報12aの内容をディス
プレイの表示する等の処理を行い、ユーザに注意を促
す。
続いて、フォーマットを行おうとしている対象システ
ム(OSと機種により設定されるID)を第1セクタの33バ
イト目以降を検索して探す。
そして、対象システムが見つかれば、その対象システ
ムに対応する前記ビットマップを作成する。
続いて記憶媒体10のフォーマット情報(セクタ1の17
〜32バイト)に応じて、ファイル管理情報12aの雛形を
作成した後、上記フォーマット情報からROM部11に書き
込まれているファイル数nを得る。
そして、前記作成したビットマップと、セクタ9以降
に書かれた全てのファイルn(n=1,2,・・・)の情報
中の対象とするシステムに対応するビットマップ(表4
参照)との論理積をとる論理演算を行い、対象システム
が使用する全てのファイルを見つけ、その見つけ出した
使用するファイルを管理するためのファイル管理情報12
a(デイレクトリ,FAT)を作成する。
次に、ROM部11の各セクタに対応するFATの管理データ
に「未使用」と設定されている管理データがあれば、そ
れらの管理データを「使用不可」に設定する。
そして、次に、以上のようにして作成したファイル管
理情報12aをRAM部12の所定領域の書き込む。
さらに、対象システムがこの記憶媒体10からのIPLが
可能なシステムであれば、別の媒体(例えば、磁気テー
プ等)に用意していたIPLレコードをRAM部12の所定領域
に書き込む。
以上の処理により、記憶媒体10のRAM部12に対象シス
テムが必要とするROM部11に書き込まれたファイルを管
理するためのファイル管理情報12aが書き込まれ、さら
には、対象システムに応じてIPLレコードも書き込まれ
る。
記憶媒体10からのIPL このIPLの処理は、IPLレコードがRAM部12に書き込ま
れていない場合には、IPLレコードの主記憶装置へのブ
ート(ブートストラップ)を行わないことを除いては、
前記第1実施例の記憶媒体10からのIPLと同様であるの
で詳しい説明は省略する。
また、ファイルの作成,ファイルへのデータの追加、
ファイルの改名・属性変更、ファイルの更新、及びファ
イルの削除等のファイル管理に係わる処理は、前記第1
実施例と同様であるので、詳しい説明は省略する。
このように、1つの記憶媒体10を用いて、種々のファ
イル管理システムを構築できる。
また、ROM部11に記録された情報は消去されることは
ないので、RAM部12に書き込んだ情報が全て消去されて
も、直ちに所望のファイル管理システムを再構築でき
る。
尚、本実施例においては、ROM部とRAM部を2分割して
いるが、ROM部とRAM部の配置構成は、これに限定される
ものではなく、ROM部とRAM部を交互に配置するなど、各
種の配置構成が考えられる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、書き
換え可能なRAM部と書き換え不可能なROM部とを有する記
憶媒体のファイル管理において、RAM部に作成されるフ
ァイルとROM部に作成されるファイルとを、RAM部に作成
するファイル管理情報により、従来の単一の記憶媒体の
ファイル管理システムと同様にして管理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本実施例の概略を説明する図、 第3図は第1実施例における記憶媒体の初期化処理を説
明するフローチャート、 第4図は第1実施例における記憶媒体からのIPL処理を
説明するフローチャート、 第5図は第1実施例におけるファイルの削除処理を説明
するフローチャートである。 1……記憶媒体、 2……ROM部、 3……RAM部、 4……ファイル、 5……媒体管理情報、 6……ファイル管理情報、 6a……領域管理情報.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−281437(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 G11B 7/00 G11B 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の記憶媒体上に書き換え可能なRAM部
    と書き換え不可能なROM部とを有する部分書き換え可能
    な記憶媒体におけるファイル管理方式において、 前記記憶媒体の作成時に、前記ROM部にファイルとその
    ファイルに係わる管理情報を含む媒体管理情報を予め作
    成しておき、前記記憶媒体の使用開始時に、その記憶媒
    体の使用形態に応じて前記ROM部に作成されている前記
    媒体管理情報に基づき、前記記憶媒体の使用に必要なフ
    ァイル管理情報を前記RAM部に作成することを特徴とす
    る部分書き換え可能な記憶媒体におけるファイル管理方
    式。
  2. 【請求項2】前記ROM部の所定領域に対するデータ書き
    込み要求があった場合、その書き込みデータが前記ROM
    部の前記所定領域に書き込み済みのデータと同一の場合
    にはそのデータ書き込みを正常とみなすことを特徴とす
    る請求項1記載の部分書き換え可能な記憶媒体における
    ファイル管理方式。
  3. 【請求項3】前記ROM部に作成されたファイル管理情報
    の中の領域管理情報の管理において、前記ROM部内の前
    記領域管理情報における管理対象の領域を所定のタイミ
    ングで検査して、その管理対象の領域が使用可能領域と
    して割り当てられている場合には、その領域を使用不可
    能な領域に更新することを特徴とする請求項1または2
    記載の部分書き換え可能な記憶媒体におけるファイル管
    理方式。
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